JPH04223655A - 電話回線を使用した非常自動通報装置 - Google Patents

電話回線を使用した非常自動通報装置

Info

Publication number
JPH04223655A
JPH04223655A JP41428090A JP41428090A JPH04223655A JP H04223655 A JPH04223655 A JP H04223655A JP 41428090 A JP41428090 A JP 41428090A JP 41428090 A JP41428090 A JP 41428090A JP H04223655 A JPH04223655 A JP H04223655A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automatic
telephone line
polarity reversal
call
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP41428090A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3118591B2 (ja
Inventor
Masahiro Kikuchi
正浩 菊地
Tatsuo Inukai
辰生 犬飼
Kiyoshi Shibata
清 柴田
Takeshi Kuno
久野 毅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP02414280A priority Critical patent/JP3118591B2/ja
Publication of JPH04223655A publication Critical patent/JPH04223655A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3118591B2 publication Critical patent/JP3118591B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話回線を使用した非
常自動通報装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、防犯システムや防災システムなど
のセキュリティーシステムの開発に伴って、住戸人が不
在であっても、非常事態が生じたときには所定の通報先
に自動的に非常通報を行なわせて速やかに対処できるよ
うにした非常自動通報装置が開発され使用されるように
なって来た。
【0003】図8は、このような自動非常通報装置10
0の一例を示したもので、図において、101はフォト
カプラPC(電話回線に逆並列に挿入されたダイオード
D1,D2とフォトトランジスタPT1,PT2で構成
)で検出された電話回線L1,L2の電流を受けて電話
回線が使用中であるか否かを判別する通話検出回路、1
02はタイマー102aで定められた所要時間だけリレ
ーRyを駆動して(リレー接点ry1,ry2を駆動し
て)一旦電話回線を接続し、タイマー102aがタイム
アップすると電話回線を所要時間だけ開放させる回線自
動切断手段、103はセキュリティーセンサーS1,S
2・・Snの発報信号を受けて自動発呼を行なう自動通
報回路、104は電話回線を介して伝送されて来る呼出
信号(16Hz、1秒ON、2秒OFF)を受けて呼出
信号の有無を検出する呼出検出回路である。
【0004】このような自動非常通報装置100では、
図9のフローチャートに示したように、いずれかのセキ
ュリティーセンサーS1,S2・・Snが発報して自動
通報回路103から発信要求があると、通話検出回路1
01で回線使用中の有無を判別し、電話機TELによる
通話によって回線が使用されているときには回線の使用
が終了するまで待機し、この後に、呼出検出回路104
によって呼出信号の到来の有無の判別を行い、呼出信号
が到来しないときには自動通報回路103から自動通報
を行わせる一方、呼出信号が到来したときには、回線自
動切断手段102で一旦所要時間だけ回線を接続した後
に所要時間だけ回線を開放して強制的に呼出を切断した
後に、自動通報回路103から自動通報を行わせるよう
になっているので、自動通報が行なわれる直前に他局か
ら呼出がかかった場合であっても、その呼出を直ちに終
了させて速やかに自動通報に移行できるようになってい
る。ところが、このような自動非常通報装置では、呼出
信号の検出を行なうために、呼出検出回路104で16
Hz(1秒ON、2秒OFF)の呼出信号の検出を行わ
なければならず、回路構成及び処理が複雑になり信頼性
の低下の要因になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記事情に鑑みて提案
される本発明は、呼出信号の検出によって呼出の有無を
判別する構成に代えて、自動通報に先だって、呼出の有
無にかかわらず電話回線を一旦接続した後に切断して呼
出を強制的に排除したり、あるいは、電話回線の電圧極
性の変動によって呼出の有無を判別し、呼出が判別され
たときには電話回線を一旦接続した後に切断して呼出を
強制的に排除するようにして、回路構成及び処理を簡略
化させ信頼性を向上させた非常自動通報装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、電話回線に流
れる直流ループ電流の有無を監視して電話回線の使用状
態を判別する通話検出回路と、電話回線を所要時間閉結
した後所要時間開放させる回線自動切断手段と、予め設
定された監制本部などに自動ダイアルする自動発呼手段
を有し、防災センサーなどから発報信号を受けたときに
は防災情報を通報するため発信要求を行なう自動通報回
路と、上記自動通報回路から発信要求を受けたときには
、上記通話検出回路によって電話回線が非使用状態にな
ったことを確認してから上記回線自動切断手段を作動さ
せ、この後に、自動通報回路を作動させて監制本部に防
災情報を通知させる制御手段とを備えた構成とされてい
る。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の構成における通話検出回路に代えて、電話回線に生
起される電圧の極性反転を検出するとともに、電話回線
に流れる直流ループ電流の有無を監視して電話回線の使
用状態を判別する極性反転/通話検出回路を備えた構成
とされており、制御手段は、自動通報回路からの発信要
求を受けたときには、上記極性反転/通話検出回路を参
照して電話回線が非使用状態になったことを確認した時
点で、上記電話回線の極性反転のないことを確認するま
では、上記回線自動切断手段を作動させた後に極性反転
の有無を検出する動作を繰り返し行わせ、極性反転のな
いことを確認した時点で上記自動通報回路を作動させる
ようにされている。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項2に記
載の構成と同一の構成とされており、制御手段は、所定
の時間間隔で極性反転/通話検出回路を参照する基本動
作を繰返し行い、その参照時に、自動通報回路から発信
要求を受けたときには、上記極性反転/通話検出回路を
参照して電話回線が非使用状態になったことを確認した
時点で、再び電話回線の極性反転を判別し、このとき極
性反転が検出されなかったときには上記自動通報回路を
作動させる一方、極性反転が検出されたときには、極性
反転のないことが確認されるまでは上記回線自動切断手
段を作動させた後に極性反転の有無を検出する動作を繰
り返し行わせ、極性反転のないことを確認した時点で上
記自動通報回路を作動させるようにされている。
【0009】
【作用】請求項1に記載の本発明では、セキュリティー
センサーが発報して自動通報回路から制御手段に発信要
求が行われると、制御手段では、通話検出回路を参照し
て電話回線が非使用状態になったことを確認してから、
回線自動切断手段によって一旦電話回線を所要時間だけ
閉結した後所要時間開放させ、この後に、自動通報回路
に発信指令を送出して非常通報を行わせる。
【0010】請求項2に記載の本発明では、セキュリテ
ィーセンサーが発報して自動通報回路から制御手段に発
信要求が行われると、制御手段では、極性反転/通話検
出回路を参照して電話回線が非使用状態になったことを
確認してから、回線自動切断手段で一旦電話回線を所要
時間だけ閉結した後所要時間開放させ、この後に、極性
反転/通話検出回路を参照して電話回線の極性反転の有
無を検出し、極性反転が検出されないときには、直ちに
自動通報回路に発信指令を送出して非常通報を行わせる
が、極性反転が判別されたときには、極性反転がないこ
とが確認されるまで繰り返して回線自動切断手段を作動
させて極性反転の有無を判別する動作を行い、極性反転
がないことが確認された時点で自動通報回路に発信指令
を送出して非常通報を行わせる。
【0011】請求項3に記載の本発明では、制御手段は
、所定の時間間隔で極性反転/通話検出回路を参照して
電話回線の極性反転の有無を監視しており、この監視時
に、セキュリティーセンサーが発報して自動通報回路か
ら発信要求が行われると、極性反転/通話検出回路によ
って電話回線が非使用状態になったことを確認してから
、再度極性反転/通話検出回路によって極性反転の有無
を判別する。そして、極性反転が検出されなかったとき
には、自動通報回路に発信指令を送出して非常通報を行
わせるが、極性反転が検出されたときには、極性反転が
ないことが確認されるまで繰り返して回線自動切断手段
を作動させて極性反転の有無を判別する動作を行い、極
性反転がないことが確認された時点で自動通報回路に発
信指令を送出して非常通報を行わせる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は請求項1に記載の本発明の非常自動通報
装置Aの構成例をブロック図をもって示したもので、図
において、10はフォトカプラPCによって端子L1,
L2に接続された電話回線に流れる直流ループ電流の有
無を監視して電話回線の使用状態を判別する通話検出回
路、11は後述する制御手段からセット信号を受けて電
話回線を所要時間閉結した後に更に所要時間開放させる
回線自動切断手段、12は予め設定された監制本部など
に自動ダイアルする自動発呼手段(不図示)を有し、セ
キュリティーセンサーS1,S2・・Snから発報信号
を受けたときに発信要求を行なう自動通報回路、13は
自動通報回路12から発信要求を受けて必要な処理を行
なう制御手段である。フォトカプラPCは、逆並列接続
された発光ダイオードD1,D2を電話回線に直列に挿
入し、フォトトランジスタPT1,PT2によって電話
回線の電圧極性及び電流レベルを検出するようになって
いる。回線自動切断手段11は、制御手段13からセッ
ト信号を受けると、タイマー11aで予め定められた所
要時間(着信したことを交換器が認識するために充分な
時間)だけリレーRYにセット信号を伝送し、リレー接
点ry1,ry2を自動通報回路12側に接続して電話
回線を閉結させ、この後に、更に、所要時間(回線が遮
断されたことを交換器が認識するために充分な時間)だ
けタイマー11aからリレーRYにリセット信号を伝送
し、電話回線を電話機TEL側に接続して開放(電話機
のハンドセットが戻されているので回線は接続されない
)するようになっている。制御手段13は、自動通報回
路12から発信要求信号を受けたときには、通話検出回
路10を参照して電話回線が非使用状態になったことを
確認してから回線自動切断手段11を作動させ、この後
に、自動通報回路12を作動させて監制本部に防災情報
を通知させるようにされている。
【0013】このような構成の本発明の非常自動通報装
置Aの動作を、図2及び図3のフローチャートを参照し
て説明する。■いずれかのセキュリティーセンサーS1
(S2・・Sn)が発報すると、自動通報回路12から
制御手段13に発信要求信号が送出される(図2ステッ
プ1000,1001参照)。■自動通報回路12から
発信要求信号が伝送されて来ると、制御手段13では、
通話検出回路10を参照し、通話検出信号が出力されて
いるときには、電話機TELなどによって回線が使用中
であるので、通話検出信号の出力が停止するまで待機す
る(図3ステップ2000,2001参照)。■通話検
出信号の出力が停止すると、制御手段13では、回線自
動切断手段11にセット信号を伝送し、タイマー11a
によってリレーRYを駆動してリレー接点ry1,ry
2を自動通報回路12側に所要時間だけ接続して電話回
線を閉結させ、この後に、タイマー11aによってリレ
ーRYの駆動を所要時間だけ停止し、リレー接点ry1
,ry2を電話機TEL側に接続して電話回線を開放さ
せる(図3ステップ2002,2003参照)。■この
後、制御手段13では、自動通報回路12に発信指令信
号を送出し、自動通報回路12では、発信指令信号を受
けて、自動発呼手段によって予め設定された監制本部な
どへ自動発呼して必要な非常通報を行なう(図3ステッ
プ2004参照)。このように、本発明の非常自動通報
装置Aによれば、非常通報を行なう時点で、呼出信号の
到来の有無にかかわらず、一旦、電話回線を閉結した後
に開放させているので、他局から呼出がかかった場合で
も、その呼出に応じて着信した後に直ちに遮断させるこ
とが可能となり、呼出信号を検出する必要がなくなるた
めに回路構成を簡略化させることができる。
【0014】図4は請求項2に記載の本発明の非常自動
通報装置Bの構成例をブロック図をもって示したもので
、上述した非常自動通報装置Aの構成において、通話検
出回路10に代えて、極性反転/通話検出回路10’を
設けた点が異なっており、他の構成については同一であ
るので同一の符号を付して説明を省略する。極性反転/
通話検出回路10’は、フォトカプラPCから伝送され
る信号によって、電話回線に生起する電圧の極性反転を
検出し、これによって、呼出信号到来時の極性反転を検
出することによって等価的に呼出信号の到来を検出する
とともに、電話機TELのハンドセットの取上による電
話回線の電流レベルの変動を検出することによって通話
検出を行なうようになっている。
【0015】このような構成の本発明の非常自動通報装
置Bの動作を、図5のフローチャートを参照して説明す
る。■いずれかのセキュリティーセンサーS1(S2・
・Sn)が発報すると、自動通報回路12から制御手段
13に発信要求信号が送出される(上述した図2ステッ
プ1000,1001参照)。■自動通報回路12から
発信要求信号が伝送されて来ると、制御手段13では、
極性反転/通話検出回路10’を参照し、通話検出信号
が出力されているときには、電話機TELなどによって
回線が使用中であるので、通話検出信号の出力が停止す
るまで待機する(図5ステップ3000,3001参照
)。■通話検出信号の出力が停止すると、制御手段13
では、回線自動切断手段11にセット信号を伝送し、タ
イマー11aによってリレーRYを駆動してリレー接点
ry1,ry2を自動通報回路12側に所要時間だけ接
続して電話回線を閉結させ、この後に、タイマー11a
によってリレーRYの駆動を所要時間だけ停止してリレ
ー接点ry1,ry2を電話機TEL側に接続して電話
回線を開放させる(図5ステップ3002,3003参
照)。■同時に、制御手段13では、電話回線の開放中
に、極性反転/通話検出回路10’から極性反転信号が
出力されるか否かを監視する(図5ステップ3004参
照)。■極性反転/通話検出回路10’から極性反転信
号が出力されないときには、制御手段13は、直ちに自
動通報回路12に発信指令信号を送出し、自動通報回路
12では、発信指令信号を受けて、自動発呼手段によっ
て予め設定された監制本部などへ自動発呼して必要な非
常通報を行なう(図5ステップ3005参照)。■しか
し、電話回線の開放中に、極性反転/通話検出回路10
’から極性反転信号が出力されたときには、制御手段1
3は、極性反転信号が出力されないことが確認されるま
で上記■■の動作を繰り返し行い、極性反転信号の出力
がないことが確認された時点で自動通報回路12に発信
指令信号を送出し、自動通報回路12では、発信指令信
号を受けて自動発呼手段によって予め設定された監制本
部などへ自動発呼して必要な非常通報を行なう(図5ス
テップ3002〜3005参照)。このように、本発明
の非常自動通報装置によれば、非常通報の直前まで、極
性反転の有無を監視して呼出信号の到来が無いことを確
認しているので、非常通報の直前に他局から呼出信号が
到来しているにもかかわらず非常通報を開始してしまう
ような不都合を未然に防止することができ、しかも、呼
出信号を検出する必要が無いので回路構成を簡略化させ
ることができる。
【0016】図6は、請求項3に記載の本発明の非常自
動通報装置Cの構成例をブロック図をもって示したもの
で、上述した非常自動通報装置Bとは制御手段13の動
作が異なっており、構成は同一であるので同一の符号を
付して説明を省略する。制御手段13は、内部プログラ
ム処理によって、起動されてから所定時間後にタイムア
ップするタイマー(不図示)を内蔵しており、タイマー
がタイムアップする毎に極性反転/通話検出回路10’
から出力される信号を監視するとともに、自動通報回路
12から伝送される発信要求信号を監視するようになっ
ている。
【0017】このような構成の本発明の非常自動通報装
置Cの動作を、図7のフローチャートを参照して説明す
る。■制御手段13では、タイマーがタイムアップする
毎に極性反転/通話検出回路10’から極性反転検出信
号が伝送されるか否か監視するとともに、自動通報回路
12から発信要求信号が伝送されるか否か監視する(図
7ステップ4000〜4003参照)。■自動通報回路
12から発信要求信号が伝送されて来ないときには、再
び■の動作に戻るが、発信要求信号が伝送されて来たと
きには、制御手段13では、極性反転/通話検出回路1
0’を参照し、通話検出信号が出力されているときには
電話機TELによって回線が使用中であるので、通話検
出信号の出力が停止するまで待機する(図7ステップ4
003,4004参照)。■通話検出信号の出力が停止
すると、制御手段13では、極性反転/通話検出回路1
0’を参照して極性反転信号が出力されているか否か監
視し、極性反転信号が出力されていなければ、自動通報
回路12に発信指令信号を送出し、自動通報回路12で
は、発信指令信号を受けて、自動発呼手段によって予め
設定された監制本部などへ自動発呼して必要な非常通報
を行なう(図7ステップ4005,4009参照)。■
しかし、極性反転/通話検出回路10’から極性反転信
号が出力されているときには、回線自動切断手段11に
よって電話回線を一旦所要時間閉結した後に所要時間だ
け開放し、この開放中に極性反転信号が検出されるか否
かを判別する動作を繰り返して行い、極性反転信号が検
出されないことが確認された時点で、自動通報回路12
に発信指令信号を送出し、自動通報回路12では発信指
令信号を受けて自動発呼手段によって予め設定された監
制本部などへ自動発呼して必要な非常通報を行なう(図
7ステップ4005〜4009参照)。このように、本
発明の非常自動通報装置によれば、自動通報回路からの
発信要求の有無を定期的に監視し、発信要求があるとき
には、非常通報の直前まで、極性反転の有無を監視して
呼出信号の到来が無いことを確認するので、非常通報の
直前に他局から呼出信号が到来したのに、非常通報を開
始するような不都合を未然に防止することが出来、しか
も、呼出信号を検出する必要が無いので回路構成を簡略
化させることができる。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、非常
通報を行なう時点で、一旦、電話回線を閉結した後に開
放させているので、他局から呼出がかかった場合でも、
その呼出を強制的に遮断させることが可能となり、呼出
信号の検出が不要になるので回路構成を簡略化させ信頼
性を向上させた非常自動通報装置を提供できる。請求項
2に記載の本発明によれば、非常通報の直前まで、極性
反転の有無を監視して呼出信号の到来が無いことを確認
するので、非常通報の直前に他局から呼出信号が到来し
ているにもかかわらず非常通報を開始してしまうような
不都合を未然に防止することができ、呼出信号の検出が
不要になるので回路構成を簡略化させ信頼性を向上させ
た非常自動通報装置を提供できる。請求項3に記載の本
発明によれば、自動通報回路からの発信要求の有無を定
期的に監視し、発信要求があるときには、非常通報の直
前まで、極性反転の有無を監視して呼出信号の到来が無
いことを確認するので、請求項2に記載の効果と同様の
効果を奏する非常自動通報装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の本発明の非常自動通報装置の
内部構成例図である。
【図2】請求項1、2、3に記載の本発明の非常自動通
報装置の発信要求の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図3】請求項1に記載の本発明の非常自動通報装置の
自動通報動作を説明するフローチャートである。
【図4】請求項2に記載の本発明の非常自動通報装置の
内部構成例図である。
【図5】請求項2に記載の本発明の非常自動通報装置の
自動通報動作を説明するフローチャートである。
【図6】請求項3に記載の本発明の非常自動通報装置の
内部構成例図である。
【図7】請求項3に記載の本発明の非常自動通報装置の
自動通報動作を説明するフローチャートである。
【図8】従来の非常自動通報装置の構成例図である。
【図9】従来の非常自動通報装置の自動通報動作を説明
するフローチャートである。
【符号の説明】
10    通話検出回路 10’  極性反転/通話検出回路 11    回線自動切断手段 12    自動通報回路 13    制御手段 A,B,C  非常自動通報装置 S1,S2,Sn  防災センサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電話回線に流れる直流ループ電流の有
    無を監視して電話回線の使用状態を判別する通話検出回
    路と、電話回線を所要時間閉結した後所要時間開放させ
    る回線自動切断手段と、予め設定された監制本部などに
    自動ダイアルする自動発呼手段を有し、防災センサーな
    どから発報信号を受けたときには防災情報を通報するた
    め発信要求を行なう自動通報回路と、上記自動通報回路
    から発信要求を受けたときには、上記通話検出回路によ
    って電話回線が非使用状態になったことを確認してから
    上記回線自動切断手段を作動させ、この後に、自動通報
    回路を作動させて監制本部に防災情報を通知させる制御
    手段とを備えたことを特徴とする電話回線を使用した非
    常自動通報装置。
  2. 【請求項2】  電話回線に生起される電圧の極性反転
    を検出するとともに、電話回線に流れる直流ループ電流
    の有無を監視して電話回線の使用状態を判別する極性反
    転/通話検出回路と、電話回線を所要時間閉結した後所
    要時間開放させる回線自動切断手段と、予め設定された
    監制本部などに自動ダイアルする自動発呼手段を有し、
    防災センサーなどから発報信号を受けたときに防災情報
    を通報するために発信要求を行なう自動通報回路と、こ
    れらの各回路と手段を制御する制御手段とを備え、上記
    制御手段は、上記自動通報回路からの発信要求を受けた
    ときには、上記極性反転/通話検出回路を参照して電話
    回線が非使用状態になったことを確認した時点で、上記
    電話回線の極性反転のないことを確認するまでは、上記
    回線自動切断手段を作動させた後に極性反転の有無を検
    出する動作を繰り返し行わせ、極性反転のないことを確
    認した時点で上記自動通報回路を作動させる構成とした
    電話回線を使用した非常自動通報装置。
  3. 【請求項3】  電話回線に生起される電圧の極性反転
    を検出するとともに電話回線に流れる直流ループ電流の
    有無を監視して電話回線の使用状態を判別する極性反転
    /通話検出回路と、電話回線を所要時間閉結した後所要
    時間開放させる回線自動切断手段と、予め設定された監
    制本部などに自動ダイアルする自動発呼手段を有し、防
    災センサーなどから発報信号を受けたときに防災情報を
    通報させるため発信要求を行なう自動通報回路と、これ
    らの各回路と手段を制御する制御手段とを備え、上記制
    御手段は、所定の時間間隔で極性反転/通話検出回路を
    参照する基本動作を繰返し行い、その参照時に、上記自
    動通報回路から発信要求を受けたときには、上記極性反
    転/通話検出回路を参照して電話回線が非使用状態にな
    ったことを確認した時点で、再び電話回線の極性反転を
    判別し、このとき極性反転が検出されなかったときには
    上記自動通報回路を作動させる一方、極性反転が検出さ
    れたときには、極性反転のないことが確認されるまでは
    上記回線自動切断手段を作動させた後に極性反転の有無
    を検出する動作を繰り返し行わせ、極性反転のないこと
    を確認した時点で上記自動通報回路を作動させる構成と
    した電話回線を使用した非常自動通報装置。
JP02414280A 1990-12-25 1990-12-25 電話回線を使用した非常自動通報装置 Expired - Lifetime JP3118591B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02414280A JP3118591B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 電話回線を使用した非常自動通報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02414280A JP3118591B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 電話回線を使用した非常自動通報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04223655A true JPH04223655A (ja) 1992-08-13
JP3118591B2 JP3118591B2 (ja) 2000-12-18

Family

ID=18522776

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02414280A Expired - Lifetime JP3118591B2 (ja) 1990-12-25 1990-12-25 電話回線を使用した非常自動通報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3118591B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723128A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Nec Corp 警備端末装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102083006B1 (ko) * 2018-10-04 2020-03-02 (주)에스에므 비상시 전화발신장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0723128A (ja) * 1993-06-29 1995-01-24 Nec Corp 警備端末装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3118591B2 (ja) 2000-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1040485A (ja) 留守宅監視装置
JPH04223655A (ja) 電話回線を使用した非常自動通報装置
JP2823966B2 (ja) 火災報知システム
JP3104947B2 (ja) 昇降機遠隔監視装置
JPH0252468B2 (ja)
JP3857375B2 (ja) 通信システム及び通信システムに使用する受信装置
JPS58219695A (ja) 自動通報装置
JPH10232990A (ja) 遠隔監視システム、及び、異常通報装置の監視装置
JP3004156B2 (ja) 自動情報送信装置
JPH0158557B2 (ja)
JP2848363B2 (ja) 警備監視システム
JPH0498964A (ja) 自動通報装置の回線異常検出装置
JPH07193652A (ja) 防犯通報装置
JPH05276279A (ja) ホームバスシステム
JP2546988Y2 (ja) 機械警備装置
JPS63182950A (ja) 監視装置
JPH0577227B2 (ja)
JPS59158696A (ja) 衝突防止方式
WO1993010621A1 (en) Method and apparatus for adding voice communications to telephone alarm system
KR970000460B1 (ko) 무인 감지 자동 통보 장치 및 그 제어방법
JP3834150B2 (ja) 転送電話装置
JPH0795318A (ja) 情報送信装置
JPH0638521Y2 (ja) 非常通報装置
JPH044652A (ja) ホームコントロール装置
JPH0543300U (ja) 機械警備装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000815

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071013

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081013

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091013

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101013

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111013

Year of fee payment: 11