JPH02300729A - カメラの自動露出装置 - Google Patents

カメラの自動露出装置

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JPH02300729A
JPH02300729A JP12179789A JP12179789A JPH02300729A JP H02300729 A JPH02300729 A JP H02300729A JP 12179789 A JP12179789 A JP 12179789A JP 12179789 A JP12179789 A JP 12179789A JP H02300729 A JPH02300729 A JP H02300729A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、シャドー基準測光およびハイライト基準測光
が可能なカメラの自動露出装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 写真撮影における測光方法の一つに、撮影画面全域の被
写体を測光する平均測光がある。この平均測光では、逆
光で撮影する場合や、主要被写体に対して極端なコント
ラスト差がある被写体を撮影する場合には、主要被写体
がオーバー露出またはアンダー露出となってしまう。こ
のような問題を解決できる測光方法として、主要被写体
のみを測光できる、つまり、撮影画面の狭い範囲のみを
測光できるスポット測光がある。
しかし、スポット測光においても、測光範囲の被写体の
反射率が極端に高い場合(真っ白の場合)や、逆に反射
率が極端に低い場合(真っ黒の場合)には、白い被写体
はグレーに、黒い被写体もグレーに撮影されてまう。つ
まり、従来の露出装置の適正露出値Evは、標準反射板
の反射率を基準に設定されているので、従来の自動露出
装置を備えたカメラで撮影すると、白い被写体および黒
い被写体はどちらもグレーに露光されてしまう。そのた
め、撮影白い被写体をより白く、黒い被写体をより黒(
撮影するためには、撮影者の経験に基づいて、マニュア
ルで露出値Evの補正をしなければならなかった。
そこで従来の自動露出装置では、スポット測光モード中
にハイライト基準測光およびシャドー基準測光ポジショ
ンを設け、このポジションにセットすることにより、ハ
イライト基準測光時には、スポット測光値に対して一定
値を露出オーバーに補正(ハイライト基準補正)し、ま
た、シャドー基準測光時にはスポット測光値に対して一
定値を露出アンダーに補正(シャドー基準補正)してい
た。
しかし、上記従来の露出補正方法は、フィルムの種類に
よらず一定値のため、フィルムによっては適切に補正さ
れない場合があった。
「発明の目的」 本発明は、フィルムの特性に応じて自動的に最適な露出
補正ができる、カメラの自動露出装置を提供することを
目的とする。
「発明の概要」 本発明は、DXコード付きフィルムにはラチチュード情
報があることに着目してなされたもので、被写体を測光
する測光手段と、該測光手段の測光値により露出値を演
算する露出演算手段と、該露出演算手段による露出値を
、ハイライト基準側またはシャドー基準側に補正する補
正手段と、上記ハイライト基準補正とシャドー基準補正
とを択一的に選択するスイッチ手段と、フィルムのラチ
チュード情報を入力するラチチュード情報入力手段とを
備えたカメラの自動露出装置において、上記補正手段は
、上記ラチチュード情報人力手段によるラチチュード情
報に基づいて補正量を決定することに特徴を有する。
上記構成によれば、シャドー基準補正またはハイライト
基準補正による補正値をフィルムのラチチュードに応じ
てオーバー側またはアンダー側に補正するので、より効
果的なローキー撮影またはハイキー撮影が可能になる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。
第1図は、本発明を適用した一眼レフカメラカメラのフ
ィルム収納室部分を示す背面図、第2図は、同カメラの
操作部を示す平面図、第3図には、パトローネの外観を
示しである。
カメラボディ10に設けられたフィルム装填室11には
、フィルムのパトローネ20の表面に設けられたDXコ
ード21の中から、ラチチュード情報を読取るためのD
X接点ピン12.13と、GNDに落されるDX接点ビ
ン14と、ISO感度を読取るためのDX接点ビン15
.16.17.18.19とが設けられている。各ビン
13〜19は、パトローネ20がフィルム装填室11に
装填されたときに、それぞれDXコード21の対応する
ビット22〜29と接触する位置に設けられている。
パトローネ20の各ビット22〜29は、導通部および
絶縁部(図においては白抜きおよび黒塗で示しである。
)から形成されていて、ビット22および23はフィル
ムのラチチュード情報を、ビット25〜29は、ISO
感度情報を表わしている。ラチチュードに関する値は、
次の表1に示す通りである。
表1 なお、通常のネガカラーフィルムとモノクロフィルムは
IV、スライドフィルムは■である。
カメラボディ10の上面には、カメラの操作スイッチ類
として露出補正/ISOレバー31、モード/ドライブ
レバー33、パワー/測光モードレバー35、セレクト
レバー37およびシャツターボクン39が設けられてい
る。露出補正/ISOレバー31は、ISO感度を変更
するISO感度スイッチ5WISOおよび露出補正値を
変更する露出補正スイッチ5WEFとを有し、これらの
スイッチは、セレクトレバー37との協働操作により、
ISO感度のマニュアル設定および露出補正値の設定が
できる。
モード/ドライブレバー33は、シャッターボタン39
が1回押される毎に1回露出およびフィルム巻き上げ処
理を実行するシングルモード、シャッターボタン39が
押されている間は露出およびフィルム巻き上げ処理を繰
り返すコンティニュアスモードまたはタイマーモードな
どの撮影モードを変更できるドライブスイッチS W 
DRIVEと、プログラム露出、マニュアル露出などの
露出モードを変更できるモードスイッチSWMODEと
を有し、セレクトレバー37との協働操作により上記モ
ードの変更ができる。
パワー/測光モードレバー35は、メインスイッチSW
P、スポット測光スイッチ5w5p、ハイライト基準測
光スイッチ5w5p旧およびシャドー基準測光スイッチ
5WSPLOWを0N10FFするスライドレバーであ
る。
セレクトレバー37は、アップスイッチswupとダウ
ンスイッチ5WDOWNとを択一的に0N10FFする
スライドレバーで、上記露出補正/I SOレバー31
、モード/ドライブレバー33の各スイッチとの協働操
作により、各種モードおよび設定値を変更できる。
シャッターボタン39は二段押しボタンスイッチであり
、半押しで測光スイッチSWSがオンして測光および自
動焦点処理が実行され、全押しでレリーズスイッチSW
Rがオンして露出処理が実行される。
なお、図中41は、撮影枚数、上記カメラの各種選択お
よび設定情報などの情報を表示する液晶パネルである。
次に、上記カメラの制御系の構成について、第4図を参
照して説明する。このカメラは2個のCPUを有し、メ
インCPU43は、このカメラの動作全体を統括的に制
御、サブCPU45は、主にモードスイッチなどのスイ
ッチ入力を受けて撮影モード等の選択、および液晶パネ
ル41の表示制御を行なう。メインCPU43とサブC
PU45とは、データバスを介して相互に情報の授受を
行なう。
メインCPU43の入力ボートS P 、 5PLOW
、5PHI、SWS、SWRには、それぞれスイッチ類
としてスポット測光スイッチ5w5p、シャドー基準測
光スイッチS WSPLOW 、ハイライト基準測光ス
イッチ5WSPHI、測光スイッチSWS、レリーズス
イッチSWRが接続され、さらに入力ボートDX12〜
19には、それぞれDX接点ビン12〜19が接続され
ている。
フィルム装填室11内にパトローネ20が装填され、裏
蓋が閉じられると、メインCPU43は、入力ボートD
X12〜19のレベルを入力し、入力したレベルをDX
コード情報に変換する。そして、その変換したラチチュ
ード情報およびISO感度情報を内部RAMにメモリす
る。また、この情報は、サブCPU45に送られる。
サブCPU45の入力ボートISO,EF、DRIVE
 、 MODE、 U P 、 DOWNにはそれぞれ
、スイッチ類としてISO感度スイッチ5WISO1露
出補正スイッチ5WEF、ドライブスイッチ5WDRI
VE 、モードスイッチSWMODE、アップスイッチ
swupおよびダウンスイッチ5WDOWNが接続され
ている。サブCPU45は、上記各スイッチの入力を受
けて、モードの変換などを実行する。
レギュレータ47.49は安定化回路を内蔵していて、
メインスイッチSWPを介して接続されたバッテリ51
の電力をメインCPU43およびサブCPU45に供給
する。メインCPU43に電力を供給するレギュレータ
49は、メインCPU43自身(ボートC0NTのレベ
ル)によって0N10FF制御されている。
さらにメインCPU43の人力ボートには測光回路55
が接続され、また出力ボートには露出回路57およびモ
ータドライバ59が接続されている。
測光回路55には、受光素子53の出力が接続されてい
る。受光素子53は、スポット測光可能に形成されてい
るが、その−例を第5A図に示した。この受光素子53
は、中央に円形の中央受光部53Aを有し、その周囲に
輪郭が矩形の周辺受光部53Bを有し′ている。この受
光素子53による撮影画面63における感度範囲は、第
5B図に示す通りになる。つまり、中央受光部53Aは
、撮影画面63の中央測光範囲63Aを測光し、周辺受
光部53Bはその周辺測光範囲63Bを測光するのであ
る。なお、中央受光部53Aのみを用いるか、中央およ
び周辺受光部53A、53Bの双方を用いるかは、スポ
ットスイッチ5w5pによって選択される。なお、本発
明は、平均測光のみ、あるいは他の測光方式の測光装置
にも適用できる。
測光回路55は、受光素子53の出力信号を対数圧縮、
A/D変換など所定に加工して測光値としてメインCP
U43に出力する。露出回路57は、メインCPU43
からの絞り値AV倍信号シャッター速度TV信号および
レリーズ信号に基づいて絞りおよびシャッターを起動し
てフィルムを露光する。
モータドライバ59は、メインCPU43からの駆動信
号によって、巻き上げモータ61を巻き上げまたは巻き
戻し方向に起動してフィルムの巻き上げ、巻戻しを行な
う。
上記制御回路によれば、測光スイッチswsがオンされ
ると、メインCPU43および測光回路55がオンして
測光を開始する。ここで、スポットスイッチ5w5pが
オンしているときには、受光素子53の中央受光部53
Aのみによって測光し、中央の被写体輝度BVIを求め
る。スポットスイッチ5w5pがオフしているときには
、中央受光部53Aおよび周辺受光部53Bを使用して
測光し、これらの測光値を所定の関数で演算して平均被
写体輝度B vaを求める。
そして、メインCPU43は、測光回路55の出力信号
(被写体輝度Bv)と、DXコードによるISO感度感
度S上基に露出演算を実行し、絞り値AVおよびシャッ
ター速度TVを算出する。
その後レリーズスイッチSWRがオンされると、メイン
CPU43は前記設定絞り値AVおよびシャッター速度
TVに基づいて露出回路57を起動し、フィルムに露光
する。露光が終了すると、モータドライバ59を介して
巻き上げモータ61を起動してフィルムを1コマ分巻き
上げる。
以上は、通常の撮影動作である。
次に、本発明の特徴である露出動作について、第7図に
示したフローチャートを参照して説明する。この動作は
、メインCPU43により、その内部ROMにメモリさ
れたプログラムにしたがって実行される。
測光スイッチSWSがオンすると、このプログラムがス
タートする。先ずメインCPU43は、ボートおよびラ
ムのイニシャライズを行ない、ボートC0NTをHI(
rlJ)にセットしてレギュレータ49から電力が供給
されるようにする(S71.72.73)。
次に、入力ボートDX12〜19のレベルを入力し、そ
れらをそれぞれDXラチチュードおよびISO感度感度
S上換する(S74.75)。
フィルム情報の読み込みが終了したら、測光回路55を
起動して測光データを入力し、中央被写体輝度Bv+お
よび周辺被写体輝度Bv□としてそれぞれメモリする(
S76)。そして、これらの被写体輝度Bv+、Bv□
と、ISO感度感度S上びシフト量Xvをそれぞれ所定
の式、 B v+++ = B v++ 7、 B V112 = B V2+ 7. 5vl)=sv−i、 Xvo  ”7  Xv。
により、演算用の中央被写体補正輝度BVDl+周辺被
写体補正輝度BVD2+補正ISO感度Svoおよび補
正シフト量XVDに置き換える(S77)。
このような置き換えを行なうのは、演算途中において、
各個が負にならないようにするためである。
上記演算結果の一例を、次頁の表2.3および4に示し
た。なお、シフト量XVは、マニュアル露出補正により
設定される、露出倍数系列におけるシフト量である。
(以下余白) 表2       表3        表4次に、ス
ポット測光スイッチ5w5pがオンしているかどうかを
チェックし、オフであれば通常の測光なので、被写体輝
度BVI、Bv□に基づいて平均化式、B vo” (
B vo+ + B V[]2 ) / 2によって平
均被写体輝度Bvoを求めてS85に進む(S78.5
79)。
スポット測光スイッチ5w5pがオンしていればスポッ
ト測光なので、補正中央被写体輝度Bvn+を平均被写
体輝度Bvoとしく580)、ハイライト基準測光スイ
ッチ5w5p旧がオンしているかどうかをチェックする
(S81)。オンしていればハイライト基準測光なので
、フィルムのプラスラチチュードによる補正シフトlX
V[lを求めてからS85に進む(S82)。
ハイライト基準測光スイッチ5WSPHIがオンしてい
なければ、シャドー基準測光スイッチ5WSPLOWが
オンしているかどうかどうかをチェックする(S83)
。オンしていればシャドー基準測光なので、フィルムの
マイナスラチチュードによる補正シフト量X voを求
めてからS85に進み、オンしていなければスポット測
光なのですぐにS85に進む(S84)。
S82、S84において、シフト量xVをキャンセルし
ない場合の補正シフト量Xvoの計算式を第8A図およ
び第8B図のフローチャートに、同キャンセルする場合
の補正シフト量XVDの計算式を第9A図および第9B
図のテーブルに示した。
シフト量XVをキャンセルしない場合は、あらかじめシ
フト量Xvが設定されている場合がある。例えば、X 
vmax” 4の場合、Xvo” 7  Xv = 3
、となり、第8A、第8B図のサブルーチンによっても
補正シフト量XVDの値が負になることがない。なお、
この場合、表4によれば補正シフト量X VDに対応す
るシフト量Xvの値は存在しないが、演算上は問題なく
処理をすることができる。
S85およびS86では、所定の式に基づいて、前記S
77およびS79、S82またはS84の処理で求めた
各個に基づいて補正露出値EVDを求め、さらにこの補
正露出値E voから露出値Evを求める(S85.8
6)。
露出値Evは、式、 Ev ”Bv +Sv Xv、 で表わされる。この式に377の式、 Bvo=Bv+7. 5vD=Sv−1、 XVD=7  XV。
を代入すると、 Ev ”(Bvo  7)  +(Svo+1)  +
  (Xva   7)=B vo+ S vo+ X
 VD  13、となる。
そこで補正シフト量EVDを、 E vo ” B vn + S vo + X vo
−とおくと(S85)、シフト量Evは、Ev=EVD
−13、 となり、露出値Evを求めることができる(886)。
この露出値Evを基に、所定のプログラム露出演算式に
より、シャッタ速度TVおよび絞り値AVを算出する(
S87.588)、第6図に、S87、S88で求めた
露光プログラム線図の一例を示す。そして、レリーズス
イッチSWRがオンしているかどうかをチェックし、オ
ンしていなければS92に飛ぶ(S89)。
レリーズスイッチSWRがオンすると、絞り値Avに基
づいて絞りを絞込み、シャッター速度TVに基づいてシ
ャッターを駆動して露出値Evでフィルムに露光し、フ
ィルムを1コマ分巻き上げる(S90.591)。
そして、測光スイッチSWSがオンしているかどうかを
チェックし、オンしていればS74に戻って前記処理を
繰り返し、オンしていなければボートC0NTをHIに
設定してレギュレータ49の電力供給をオフし、エンド
処理に入る(S92.593)。
本発明の特徴であるハイライト基準測光およびシャドー
基準測光について、第8A、8B、9Aおよび9B図を
参照して詳細に説明する。
S82またはS84において、マニュアルで露出値Ev
が補正されている場合、つまり、シフト量XvがOでな
い場合がある。この場合には、マニュアル設定によるシ
フト量Xvをラチチュードによるシフト量f (shi
ft )に加えなければならない。そこで、S77で求
めた補正シフト量X v。
からラチチュードによるシフト量f (shift )
を、ハイライト基準測光の場合は第8A図に示す通り減
算しくXvo=Xvo  f (shift ) ) 
、シャドー基準測光の場合は第8B図に示す通り加算す
る(X vo” X vo+ f (shift ) 
)。
前記ラチチュードテーブルにおいて、ハイライト基準測
光におけるシフト量とシャドー基準測光におけるシフト
量が異なるのは、フィルムのプラスラチチュードとマイ
ナスラチチュードとが異なるからである。例えば、一般
のスライドフィルムの有効露光域(ラチチュード)はお
よそ5Evあるが、ISO感度は、通常ラチチュードの
中央に設定されていない。例えば、高輝度側には+2.
3Ev、低輝度側には−2,7Evのラチチュードがあ
る。そこで本実施例では、第8A、8B図のラチチュー
ドテーブルの最下欄に示した通り、ハイライト基準測光
時には、f (shift ) = 2 2/8とし、
シャドー基準測光時には、f (shift ) ”2
678とした。
またネガカラーフィルムの場合には、プラス側のラチチ
ュードの方がマイナス側のラチチュードよりも大きい。
そこで、ネガカラーフィルムの場合、ハイライト基準測
光時には、f (shift ) =3078とし、シ
ャドー基準測光時には、スライドフィルムと同様に、f
 (shift ) = 2 6/8とした。
一方、マニュアル設定による露出補正量であるシフト量
Xvをキャンセルする場合にはXv=0とすればよいの
で、S77の式、Xv、=7−XvにおいてXv”Oと
すると、補正シフト量V vnは7となる。したがって
、ハイライト基準測光の場合は、X vn= 7  f
 、(shift ) 、シャドー基準測光の場合は、
Xvn= 7 + f (shift )となり、第8
A図、第8B図のf (shift’)を代入して、シ
フト量xVをキャンセルした場合の補正シフト量Xvo
は、第9A図および第9B図のようになる。
以上本実施例によれば、シャドー基準測光またはハイラ
イト基準測光を行なう場合に、フィルムのラチチュード
に基づいた補正分だけ、ハイライト測光の場合にはオー
バー露出に、またシャドー基準測光の場合はアンダー露
出になるように補正をするので、より効果的なシャドー
撮影またはハイライト撮影が可能になる。
なお、フィルムのラチチュードに応じたシフト量は上記
実施例に限られず、変更可能である。また、S77に示
した変換式の係数も一例であり、任意に変更可能である
「発明の効果」 以上の説明から明らかなように本発明の自動露出装置に
よれば、シャドー基準測光またはハイライト基準測光に
おいて、フィルムのラチチュードに応じて測光値、つま
り露出値を補正するので、誰でもがより効果的なシャド
ー基準測光またはハイライト基準測光に基づく撮影をす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の露出装置を適用したカメラの実施例
の要部を示す背面図、第2図は、同カメラの平面図、第
3図は、パトローネのDXコードを示す図、第4図は、
本実施例の制御系の構成をブロックで示す回路図、第5
A図は、受光素子の要部を示す拡大正面図、第5B図は
、撮影画面における受光感度分布を示す図、第6図は、
本実施のプログラム線図、第7A図および第7B図は、
本実施例の動作フローヂャート、第8A図および第9A
図は、ハイライト基準測光のサブルーチン、第8B図お
よび第9B図は、シャドー基準測光のサブルーチンであ
る。 10・・・カメラボディ、11・・・フィルム装填室、
12.13・・・DX接点ビン、20・・・パトローネ
、21・・・DXコード、22.23・・・ラチチュー
ドビット、43・・・メインCPU、53・・・受光素
子、53A・・・中央受光部、53B・・・周辺受光部
、55・・・測光回路 第8A図 第8B図 第9A図 第9B図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体を測光する測光手段と、該測光手段の測光
    値により露出値を演算する露出演算手段と、該露出演算
    手段による露出値を、ハイライト基準側またはシャドー
    基準側に補正する補正手段と、上記ハイライト基準補正
    とシャドー基準補正とを択一的に選択するスイッチ手段
    と、フィルムのラチチュード情報を入力するラチチュー
    ド情報入力手段とを備えたカメラの自動露出装置におい
    て、 上記補正手段は、上記ラチチュード情報入力手段による
    ラチチュード情報に基づいて補正量を決定することを特
    徴とするカメラの自動露出装置。
  2. (2)請求項1において、ラチチュード入力手段は、フ
    ィルムのラチチュードに関するDXコードを読み込むD
    Xコード読取装置であることを特徴とするカメラの自動
    露出装置。
  3. (3)請求項1において、補正手段は、ラチチュード情
    報入力手段によるラチチュードに基づいて、測光値を露
    出倍数系列内における異なる値にシフトすることを特徴
    とするカメラの自動露出装置。
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