JPH0230045A - 円図形用荷電ビーム描画方法および装置 - Google Patents

円図形用荷電ビーム描画方法および装置

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JPH0230045A
JPH0230045A JP1030812A JP3081289A JPH0230045A JP H0230045 A JPH0230045 A JP H0230045A JP 1030812 A JP1030812 A JP 1030812A JP 3081289 A JP3081289 A JP 3081289A JP H0230045 A JPH0230045 A JP H0230045A
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JP
Japan
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charged beam
circular
deflection
scanning
beam drawing
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JP1030812A
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English (en)
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Taisan Goto
後藤 泰山
Kuniyoshi Wakasaki
若崎 邦義
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Shibaura Machine Co Ltd
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Toshiba Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野ン 本発明は、荷電ビーム描画方法および装置に係り、特に
円図形(楕円図形を含む、以下同じ)の描画に関するも
のである。
(従来の技術) 荷電ビーム描画装置には、ビーム形状として円形ガウン
ャンビームと可変成形ビーム(矩形、三角形等)があゆ
、また走査方式としてはラスク型とベクトル型がある。
これらの方式は、おおむね基軸に対して平行および直角
方向の辺を持つ形状の描画に対しては形状、精度(エツ
ジラフネス)ともにほぼ満足できる結果を得ている。
(発明が解決しようとする課題) ところが上記のような従来の荷電ビーム描画装置によっ
て、基軸に対し傾きのある辺を持つ形状を描画する場合
、例えば第9図に示すように、本質的に形状・精度とも
に満足な結果を得ることができない。この欠点は、第1
0図に例示するように、描画図形が円形の場合に顕著に
現われ、さらに円図形は形状の定義方法の関係上、デー
タ量の増大を招く。また、円図形の形状、精度が円中心
に対して非対称になるなどの欠点もある、なお、第9図
、第10図は円形ガウンャンビーム2aを用いたラスク
型の例を示したが、矩形の可変成形ビームを用いたベク
トル型の場合でも、描画された図形の形状は、第9図、
第1O図の円形ガウシャンビーム2aを四角形あるいは
三角形にしたものとなり、はぼ同様の外郭を示す。
本発明は、円図形の形状、精度の向上を図ると共に、デ
ータtを減少させるための円図形用荷電ビーム描画方法
およびそのための装置を提供することを目的としている
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段〉 本発明は、上記目的を達成するため、荷電ビームの走査
偏向用X、Y電極に対し、一方には正弦波成分を有し、
他方には余弦波成分を有する偏向電圧Vx 、 Vyを
同期して印加することにより、荷電ビームに円周方向の
移動を付与するようにした円図形用荷電ビーム描画方法
にある。
上記偏向電圧Vx 、 Vyとしては、(1)  Vx
 = a房αt−(2)βtVy = b *αt−何
βt ただし、a、bは楕円の式(大22+(五)2=lのA
、Bに応じて決められる定数で、真円図形の場合はa=
bで半径に応じた値、tは時間、βはαに円図形の円周
長官を荷電ビームの径で割りた値もしくはそれに近い値
を掛合わせた値、(2)  また上記式中のcm / 
tを、Cog /l (ただし、n≧2)としたもの、 さらには、 (3)  Vx = f(す・(2)αを対応するもの
で、αtが2π増加する毎に荷電ビームの径に近い値ず
つ増加または減少する関数、tは時間、 を用いることが好ましい。
かつ前記パターンを帯状のストライプに分割し、イブ幅
内に中心を有する円図形が荷電ビームの振り幅内に納ま
るようにして、円図形をストライプの境界で分割するこ
となく描画することが好ましいO また、上記方法を実施するため、本発明の円図形用荷電
ビーム描画装置は、上記のような偏向電圧Vx 、 V
yを生ずる円図形用偏向電源と、円図形の中心座標Xi
 、 Ylの少なくともいずれか一方に対応する所定値
の偏向電圧を生ずる位置決め用偏向電源とを具備し、両
電源の偏向電圧をそれぞれ対応する走査偏向用X−Y電
極に印加するようにしたものである。
(作 用] 走査偏向用X−Y電極に対し、一方には正弦波成分を有
し、他方には余弦波成分を有する偏向電圧Vx 、 V
yを同期して印加すると、荷電ビームはsin 、 c
osの合成によって円運動を行なう。そこで、円図形の
描画が簡単かつ正確に行なわれる。
説明を簡略にするため真円図形の描画について述べると
、偏向電圧Vx 、 Vyの具体例として示した上記(
1)によれば、荷電ビームは、第4図に示すように、円
周方向へ移動しつつ円中心を通って円周間を往復して円
周内を塗りつぶし、また上記(2]によれば荷電ビーム
の移動速度が円の外周付近より中心付近の方がより速く
な・りて、ビームの重なりが多い中心側の照射密度の増
加を緩和する0また、上記(3)によれば、荷電ビーム
は、fa6図に示すように移動して円周内を塗りつぶす
上記のような偏向電圧Vx 、 Vyを生ずる円図形用
偏向電源と、円図形の中心座標X1. Ylの少なくと
もいずれか一方に対応する所定値の偏向電圧を生ずる位
置決め用偏向電源とを具備させて、両偏向電圧を対応す
る走査偏向用X−Y電極に印加すれば、所望の位置に円
図形を描画することができる◇なお、位置決め用偏向電
源は、Xl、 Ytの一方についてのみの偏向電圧を生
じ、他方はステージの移動により描画される試料の位置
を描画位置へ移動させるようにしてもよい。
(実施例) 以下本発明の一実施例・を示す第1図ないし第5図につ
いて説明する。第1図において、1は荷電ビーム源、2
は荷電ビーム、3はブランキング電極、4はコンデンサ
レンズ、5x 、 syは走査偏向用X−Y電極、6は
対物レンズ、7は試料、8はステージである。
ブランキング電極3には、CPUl0によりてコントロ
ールされるデータ変換回路11からのビットデータに基
づいて荷電ビーム2をON 、 OFFするブランキン
グ電圧がブランキング電源12から与えられるようにな
りている。走査偏向用X−Y電極5X 、 5)’には
、図形データの種類に基づいてCPU10によりコント
ロールされる偏向切換回路13によって、円図形用偏向
電源14、位置決め用偏向電源15、テスク走査用偏向
電源16および連続移動補正用偏向電源17の各電源が
選択されて印加される。
これらの偏向電源のうち、テスク走査用偏向電源16は
通常のラスク走査方式の描画に用いられているものでち
ゃ、また連続移動補正用偏向電源17は、ステージ8を
例えばXY座標のうちのX方向へ連続的に移動させつつ
描画する場合に、荷電ビーム2をステージ8のX方向移
動速度に合わせてX方向へ偏向させるため鋸歯状電圧を
発生する。
他方、円図形用偏向電源14は、第2図(a) (b)
に示すように、 Vx = a−axαt”amβt −・・・−・(1
)vy = b−幽αt−囲βt ・・曲(2)で表さ
れる2種の電圧Vx 、 Vyを発生し、電圧VxをX
方向の走査偏向用X電極5xに与え、電圧vyをX方向
の走査偏向用Y電極5yに与える。
上記式(1) 、 (2)中、a、bは、楕円の式(λ
)+(首)2=1のA、B(第3図(b)参照)に応じ
て決められる定数、また第3図(a)に示すように真円
図形の場合はa = bで半径R1に応じて定められる
定数であり、cosαtおよびsinαtは荷電ビーム
2を円周方向へ回転移動させるためのものであり、co
sptは荷電ビーム2を半径方向へ往復移動させるため
のものであり、前記電圧Vx 、 Vyを走査偏向用X
−Y電極5x・、5yに同期して与えることにより、例
えばa = bの場合には荷電ビーム2を第4図に争呻
曲線Sで示すように走査させ、aとbが異なる場合には
楕円内を同様に走査させる。
なお、第4図中の符号■〜■は荷電ビーム2の走査の流
れを示す矢印、aは上記式(1) 、 (2)中のa。
b(a=b)によって定まる半径を示す◇第4図は、α
tを0〜180°まで変化させた状態を示すもので、さ
らに180〜360°まで変化させれば、円周を等分(
図示の例では20等分)した形を取り、この等分の数は
αとβの比によって与えられる。
この等分の数すなわちαとβの比は、第5図に示すよう
に、描画する円図形の外周に沿って荷電ビーム2の円形
ガウシャンビーム2aが少なくともすき間なく位置する
ように、円図形の円周長官をビーム2aの太さで割った
値もしくはそれに近い値をαに掛合わせた値をβとする
ように定められる0 円図形を描画するためのデータは、真円図形の場合には
中心座標XI 、 Ytと円図形データ(R1゜R12
、θ1.θ2)(第3図(a)参照)、また楕円図形の
場合には中心座標X1. Ysと円図形データ(A1゜
Bl 、 A2 、θ1.θ2ン(第3図(b)参照)
で与えられ、この円図形データが第1図に示すデータ変
換回路11に与えられると、それに基づいて円図形用偏
向電源14の前記a、b、α、βを決定するようになっ
ている。
また、前記データ変換回路11は、これに与えられた図
形データが、上記(R1、R2、θ1.θ2)または(
Al、 Bt 、 A2 、θ1.θ2)で与えられる
円図形データの場合は、前記式(1) 、 (2)のt
に基づいてブランキング用電源12をON 、 OFF
させるようなビットデータに変換する機能を有しており
、例えば、真円図形の場合で、R1がある値を有し、R
2=0、θ1==Q、θ2 = 360°の中実完全真
円図〔 形を描画する場合にはαtがO〜360°の範囲でビッ
トデータを111として描画するが、第3図(a)に示
す二重の斜線部の扇形円図形を描画する場合は、第4図
に示したように荷電ビーム2が走査されるとき、前記扇
形部に対応した部分においてのみビットデータを111
とし、他はαtがO〜3600の範囲内であってもデー
タを1lOlとするような演算を行なうように構成され
ている。
なお、このデータ変換回路11は、これに与えられた固
形データが矩形データの場合は、通常のラスタ型の荷電
ビーム描画装置に用いられているデータ変換と同様の変
換を行なう機能をも有している。
前記位置決め用偏向電源15は、円図形の中心座標Xi
、YlのうちXIに対応した量だけ荷電ビーム2を偏向
させるのに必要な所定の偏向電圧を発生するようになっ
ている。
18はレーザ干渉を用いたステージ位置測定装置で、C
PUl0から与えられる描画位置に関連した位置にステ
rジ8が達したとき、各偏向電源14゜15 、16 
、17に選択的に偏向開始指令を出すと共に、データ変
換回路11ヘデータ送出指令を出すようになっている。
また、このステージ位置測定装置18はCPUl0によ
りてコントロールされるステージ駆動装置19にフィー
ドバックを与えるようになりている。
次いで本装置の作用について真円図形の描画を例にとっ
て説明する。試料7上の所定の座標X1゜Ylを中心と
する真円図形データ(R1,R2,θ1゜θ2)の描画
を行なう場合、図示しないディスクなどからCP U 
10によりて上記データが取込まれる。上記中心座標X
1. YtのうちXlはステージ位置測定装置18およ
び位置決め用偏向電源15へ与えられ、Ylはステージ
位置測定装置18へ与えられる。また、上記真円図形デ
ータ(R1,R2、θ1゜θ2)はデータ変換回路11
へ与えられ、上記式(1)、(2)のtに基づき101
と01mのドツトデータに変換されると共に、円図形用
偏向電源14に上式(1)。
伐)のa、b(a=b)、α、βを与える。なお、α、
lは一定にしておいてもよい。
ステージ8は、X方向には前記中心座標X1を含む上記
円図形が描画される範囲にあって、X方向に一端から他
端へ向けて連続移動されているものとする。ステージ位
置測定装置18tIi、X方向のステージ位置を測定し
ており、該位置が中心座標Y1に対応する位置を検知す
ると、位置決め用偏向電源15に前記中心座標X1に応
じた電圧を発生させると共に(円図形用偏向電源14と
データ変換回路11に指令を送る。このとき、偏向切換
回路13は、CPUl0の指令により各偏向電源14 
、15 、16 、17のうちテスク走査用偏向電源1
6を除く3つの偏向電源の偏向電圧を加算して走査偏向
用X−Y電極5x 、 syへ与えるようになっている
。そこで、前記ステージ位置測定装置18からの指令に
より、荷電ビーム2が座標X1. Ytを中心とし、R
1に応じたaを半径として第4図に示すように走査され
る。このとき、ステージ8がY方向へ連続移動すること
によるY方向の描画形状の変化は連続移動補正用偏向電
源17からの偏向電圧によって補正される。荷電ビーム
2が第4図に示すように走査される間、ブランキング用
電源12は式(1) 、 (2)のtを基準としてデー
タ変換回路11によって変換されたl11′lとIlO
″のドツトデータによってON 、 OFFされ、真円
図形データ(R1,R2、θ1.θ2)の各位に応じた
中実真円図形2円環図形または扇形図形を描画する。
この方法によれば、少なくとも円図形の外周に対しては
、第4図および第5図に示すように荷電ビーム2すなわ
ちそのスボツ)2aが該外周に沿って移動することにな
り、より完全に近い形の円図形の描画が行なわれる。
ただし、この方法による場合は、円図形の中心側はどス
ポット2aの重なりが多くなるため、中心部と外周部と
で露光量が変わる。これは、半径方向への走査速度が外
周付近で遅く、中心付近で速いことによって緩和されて
はいるが、この露光量の差が一問題となる描画において
は、上記式(1)。
(2)のCO5/ tをcosn/l (ただしn≧2
)とすれば、半径方向への走査速度を外周側でさらに遅
く、中心側でさらに速くできるため、上記露光量の差を
一層緩和することができる。なお中心付近での描画を一
層カットしてもよい。
また、前記円図形の描画に続いて矩形図形を描画する場
合は、その矩形図形データがCP U 10によって取
込まれることにより、データ変換回路11を円図形用か
ら矩形図形用に切換えると共に、偏向切換回路13がラ
スク走査用と連続移動補正用の2つの偏向電源16 、
17のみを選択する。そして、ステージ8が描画位置に
達したとき、それをステージ、位置測定装置17によっ
て検知することにより、通常のラスク型の荷電ビーム描
画装置と同様に描画を行なう。
第6図は、円図形描画のための他の荷電ビーム走査方法
を示すものである。これは、円図形用偏向電源14の発
生電圧Vx 、 Vyを、上記式(1)、(2)に代え
て、下記(3F 、 (4)式で与えることにより行わ
れる。
Vx=f(す・(2)αt・・・・・・・・・(3)V
y = g(t)  ・画αt ・・・・・・・・・(
4)上記式(3) 、 (4)中、cosαtとsin
αtは、荷電ビ〒、ム2を円周方向へ移動させるための
ものであり、f(す、 g(りは移動半径を表わすもの
で、式(1)。
C)のa、bに相当する。そして、f(すt g(t)
は、荷電ビーム2が円周方向へ一周する毎すなわちαt
が2π増加する毎に荷電ビーム2の径に相当する寸法ず
つ増加(減少でもよい]する函数である。
第7図(a) (b)は、真円図形でf(t) = g
(t)とした場合の式(3) (4)のVxとvyを示
す曲線図である。この場合には、円図形の中心側と外周
側の露光量の差をなくすため、f(すe g(りの段階
的な増加または減少に合わせてαを変化させ、荷電ビー
ム2の円周方向の移動速度を一定にすることが好ましい
第8図は、円図形CI、C2・・・・・・が複数配置さ
れたパターンを帯状のストライプDI 、 D2・・・
・・・に分割し、それらの長手方向に試料7を連続送り
しながら描画する場合の好ましい描画方法を示すもので
ある。
同図に示すように、円図形C1,C2と円図形C3゜C
4が試料7の移動方向に一部うツブして配置されている
場合、これらの円図形Ct 、 C2、C3、C4・・
・はストライプDI、D2・・・・・・の境界で分割さ
れてしまう。そこで、通常のように荷電ビームをストラ
イプ幅1等の幅mと等しい振り幅にして描画した場合に
は、前記境界で分割して描画することになり、合わせ目
による精度低下を招くと共に描画時間が長くなる。そこ
で、前記ストライプ幅mに対し、荷電ビームの振り幅n
を第8図に示すように大きく設定し、描画すべき例えば
ストライプD1の中に中心座標が存在する円図形C1,
C2を分割することなく、それぞれ1回で描画すること
が好ましいO 前述した実施例は、荷電ビーム2に円周方向の移動を付
与するため、走査偏向用X、Y電極5x。
5yに式(1) 、 (2)または式(3) 、 (4
) テ示す電圧Vx 、 Vyを印加する例を示したが
、これに限らず、正弦波成分と余弦波成分を有して円周
方向の移動を付与できるならば適宜選択して用いること
ができる◇また、前述した実施例は、描画部分がエツチ
ング等によりて最終図形となる場合を想定して説明した
が、試料7が薄い金属板等でありて描画部分が描画自身
またはその後に行なわれるエツチング等によし消失する
場合には、最終図形が中実の円図形であっても必らずし
も円図形の内部全体を描画する必要はなく、円図形の外
周のみを描画すればよい。さらにまた、前述した実施例
は、ステージ8をY方向へ連続移動させつつ描画する例
を示したが、これに限らず、ステージ8=iX−Y方向
へそれぞれステップ送りして、ステージ8を所定位置に
停止させて描画してもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、荷電ビームの走査が
円周方向移動を含み、円中心に対して対称であるため、
円としての形状、精度(エツジラフネスンを大巾に向上
させることができると共に、円図形に対するデータ記述
を大幅に簡素化でき、データ容量を圧縮できる効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す荷電ビーム描画装置の
概要構成図、第2図(a) (b)は円図形偏向電源の
発生電圧Vx 、 Vyの波形成分の一例を示す曲線図
、第3図(a) (b)は円図形とその記述データとの
関係を示す図、第4図は第2図(a) (b)に示す偏
向電圧Vx 、 Vyによる荷電ビームの走査経路を示
す曲線図、第5図は第4図による走査の場合の荷電ビー
ムの照射状態を示す図、第6図は他の実施例による荷電
ビームの走査経路を示す曲線図、第7図(,1)(b)
は第6図に対応した円図形偏向電源の発生電圧Vx 、
 Vyを示す曲線図、第8図は複数の円図形を有するパ
ターンをストライプに分割して描画する場合の一例を示
す図、第9図、第10図は従来の矩形データによシラス
タ型で描画した例を示す図である。 2・・・荷電ビーム、 3・・・ブランキング電極、4
・・・コンデンサレンズ、 5x・・・走査偏向用X電
極、5y・・・走査偏向用Y電極、 6・・・対物レン
ズ、7・・・試料、 8・・・ステージ、 13・・・
偏向切換回路、14・・・円図形用偏向電源、 15・
・・位置決め用偏向電源、 S・・・偏向経路、 Vx
 、 Vy・・・円図形用の偏向電圧。 第1 B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、荷電ビームによって試料上に円図形を描画するに際
    し、荷電ビームの走査偏向用X・Y電極に対し、一方に
    は正弦波成分を有し、他方には余弦波成分を有する偏向
    電圧Vx、Vyを同期して印加することにより、前記荷
    電ビームに円周方向の移動を付与するようにしたことを
    特徴とする円図形用荷電ビーム描画方法。 2、偏向電圧Vx、Vyが Vx=a_c_o_sαt・_c_o_sβtVy=b
    _s_i_nαt・_c_o_sβtただし、a、bは
    楕円の式(x/A)^2 +(y/B)^2=1のA、
    Bに応じて決められる定数で、真円図形の場合はa=b
    で半径に応じた値、tは時間であり、βはαに前記円図
    形の円周長官を荷電ビームの径で割った値もしくはそれ
    に近い値を掛合わせた値、であることを特徴とする請求
    項1記載の円図形用荷電ビーム描画方法。 3、Vx、Vyの式中の_c_o_sβtが、_c_o
    _s^nβt(ただし、n≧2)であることを特徴とす
    る請求項2記載の円図形用荷電ビーム描画方法。 4、偏向電圧Vx、Vyが、 Vx=f(t)・_c_o_sαt Vy=g(t)・_s_i_nαt ただし、f(t)、g(t)は請求項2のa、bに対応
    するものでαtが2π変化する毎に荷電ビームの径に近
    い値ずつ増加または減少する関数、tは時間、 であることを特徴とする請求項1記載の円図形用荷電ビ
    ーム描画方法。 5、複数個の円図形が配置されたパターンを請求項1な
    いし4のうちのいずれかの方法により、かつ前記パター
    ンを帯状のストライプに分割し、1ストライプの描画は
    被描画材を前記ストライプの長手方向に連続送りしなが
    ら描画するに際し、前記ストライプ幅を荷電ビームの振
    り幅より小さく設定し、前記ストライプ幅内に中心を有
    する円図形が前記荷電ビームの振り幅内に納まるように
    して、円図形をストライプの境界で分割することなく描
    画することを特徴とする円図形用荷電ビーム描画方法。 6、円図形用荷電ビーム描画装置であって、請求項1、
    2、3または4記載の偏向電圧Vx、Vyを生ずる円図
    形用偏向電源と、円図形の中心座標X1、Y1の少なく
    ともいずれか一方に対応する所定値の偏向電圧を生ずる
    位置決め用偏向電源とを具備し、両電源の偏向電圧をそ
    れぞれ対応する走査偏向用X・Y電極に印加するように
    したことを特徴とする円図形用荷電ビーム描画装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090844A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Jeol Ltd 試料加工方法及び試料加工装置
US8166781B2 (en) * 2008-05-23 2012-05-01 Lg Electronics Inc. Detergent supply apparatus and washing machine

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