JPH02300139A - 不飽和脂肪酸投与により癌の治療を増強させる方法 - Google Patents

不飽和脂肪酸投与により癌の治療を増強させる方法

Info

Publication number
JPH02300139A
JPH02300139A JP2050819A JP5081990A JPH02300139A JP H02300139 A JPH02300139 A JP H02300139A JP 2050819 A JP2050819 A JP 2050819A JP 5081990 A JP5081990 A JP 5081990A JP H02300139 A JPH02300139 A JP H02300139A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antibody
fatty acids
tumor
group
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2050819A
Other languages
English (en)
Inventor
Roberto L Ceriani
ロバート エル.セリアーニ
Jerry A Peterson
ジェリー エー.ピーターソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JPH02300139A publication Critical patent/JPH02300139A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K51/00Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo
    • A61K51/02Preparations containing radioactive substances for use in therapy or testing in vivo characterised by the carrier, i.e. characterised by the agent or material covalently linked or complexing the radioactive nucleus
    • A61K51/04Organic compounds
    • A61K51/08Peptides, e.g. proteins, carriers being peptides, polyamino acids, proteins
    • A61K51/10Antibodies or immunoglobulins; Fragments thereof, the carrier being an antibody, an immunoglobulin or a fragment thereof, e.g. a camelised human single domain antibody or the Fc fragment of an antibody
    • A61K51/1045Antibodies or immunoglobulins; Fragments thereof, the carrier being an antibody, an immunoglobulin or a fragment thereof, e.g. a camelised human single domain antibody or the Fc fragment of an antibody against animal or human tumor cells or tumor cell determinants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/185Acids; Anhydrides, halides or salts thereof, e.g. sulfur acids, imidic, hydrazonic or hydroximic acids
    • A61K31/19Carboxylic acids, e.g. valproic acid
    • A61K31/20Carboxylic acids, e.g. valproic acid having a carboxyl group bound to a chain of seven or more carbon atoms, e.g. stearic, palmitic, arachidic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K31/00Medicinal preparations containing organic active ingredients
    • A61K31/557Eicosanoids, e.g. leukotrienes or prostaglandins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K35/00Medicinal preparations containing materials or reaction products thereof with undetermined constitution
    • A61K35/56Materials from animals other than mammals
    • A61K35/60Fish, e.g. seahorses; Fish eggs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/395Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K39/00Medicinal preparations containing antigens or antibodies
    • A61K39/395Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum
    • A61K39/39533Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum against materials from animals
    • A61K39/39558Antibodies; Immunoglobulins; Immune serum, e.g. antilymphocytic serum against materials from animals against tumor tissues, cells, antigens
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2121/00Preparations for use in therapy

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Marine Sciences & Fisheries (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明の研究は、一部分は、 N11l−IJcIから
の補助金CA39932号と、生物医学研究援助基金(
IliomedicalResearch 5uppo
rt)からの補助金SO7RR05929号の援助を受
けて行なわれた。
(産業上の利用分野) この発明は、患者に不飽和脂肪酸を追加して投与するこ
とにより既存の癌の治療を増強する方法に関する。さら
に詳しくは、この発明は、特殊なタイプのポリ不飽和脂
肪酸を相伴なって患者に投与することにより、放射能で
標識したモノクローナル抗体を用いる。外科的、化学的
、ホルモン的およびラジオイムノ治療のような既存の乳
癌(breastcancer)の治療を増強する方法
に関する。この発明に特に関連があるのは、ω−3およ
び/またはω−6不飽和結合の含量が高い魚由来のタイ
プのポリ不飽和脂肪酸を含む油脂てあるさらに詳しくは
、この発明は、ヒトに魚油形の生成物を投与することに
よって、モノクローナル抗体のような放射能を結合させ
た抗胸部抗体(anti−breast antibo
dies)及び他の治療法を用いて、散在しているかい
ないかにかかわらず、乳腫fli1 (breas t
 tumors)を治療する他の治療法の効力を増強す
る方決に関する。
(従来の技術) モノクローナル抗体は、免疫化剤として、ヒトの乳脂肪
球とともに生じる(Taylor−r’apadimi
triouら、 Int、 J、 Cancer、 2
8巻、 17i(1981年);Cerianiら、 
Som、 Ce1l Gen、、  9巻、4l5頁、
  (1983年))。
これらのモノクローナル抗体はヒトの乳IlI瘍と結合
することが従来わかっていた(Cerianjら、 C
ancerRes、 44巻、 3033頁(1984
年) HPe Lersonら、夏mperialCa
ncer Res、 Fund、  ロンドン、 En
gland Conference(1981年))。
各種の乳腫用細胞も免疫化剤として用いられている(P
apsideroら、 Cancer Res、、43
巻、 1741−1747頁(1983年))。
上記のもののみならず他のモノクローナル抗体も免疫治
療法の研究に使用されている。これらの従来技術の研究
において、1種以上のモノクローナル抗体を、別個にも
しくは混合物として投与することにより、免疫を抑制さ
れたげっ歯頚に予め移植されたヒトの乳腫瘍を治療する
のに成功している(Caponeら、 J、 Nat、
 Cancer [nst、72巻、673頁、 19
84年; (:erianiら、 Cancer Rc
s、 47巻、532頁(1987年))。
上記したモノクローナル抗体以外に、特定の腫瘍に対し
て生じるモノクローナル抗体も、免疫不全マウスのもっ
ている標的腫瘍を治療するのに有効であることが証明さ
れている(Sharkeyら、 CancerRes、
 48巻、 327oH,1988年)。
放射性元素で標識した他の抗胸部モノクローナル抗体も
、免疫不全げっ歯頚に追加的に移植した乳癌細胞に対す
るラジオイムノ治療法に用いて成功している(Ceri
aniら、 Cancer Res、、48巻、 /1
664頁、  (1988年))。
免疫不全マウスに移植されたヒトの乳腫瘍の治療におい
て、放射能で標識された抗胸部モノクローナル抗体の方
が、放射能で標識されていないそれぞれの抗胸部モノク
ローナル抗体自体よりもはるかに有効であることがわか
っている(Cerianiら、 Cancer Res
、、 48巻、 4664頁、  (1988年))。
このように、抗胸部モノクローナル抗体の悪性細胞に対
する効果が、抗体分子に放射能標識を付加することによ
ってかなり増大することが証明された。抗体の活性のこ
のかなりの増大は、モノクローナル抗体に結合した放射
性元素によって与えられる放射線照射の結果であった。
放射性元素が、乳l1111!瘍に特異的に結合する能
力を有する抗体によって標的部位に運ばれたのてある 魚油から得られたMax EPAと称される不飽和脂肪
酸で食餌を補充することによって、同系のマウスに移植
されたマウス癌11i1! (carc ihoma)
の増殖速度を下げることができることもすでに知られて
いる(Karmali ら、 J、 Nat、 Can
cer In5t、+ 73(2)巻。
457頁(1984年))。さらに、魚油に豊富に含ま
れている例えばMax EPAのような不飽和脂肪酸が
組織培養の乳腫癌細胞に対する殺腫瘍作用を発揮しうる
ということも証明されている(Begin ら。
J、 Nat、 Cancer  In5t、、 77
 (5)巻、 1053g (1986年)  HBe
gin ら、 J、 Nat、 Cancer In5
t、+ 80(3)巻。
188頁(1988年))。
要約すると、従来の技術は、杭孔脂肪球モノクローナル
抗体がヒト乳腫瘍の増殖を抑制することができること、
及び放射性元素でモノクローナル抗体に標識をつけるこ
とによってヒト乳腫瘍の増殖に対するこの妨害作身を数
倍にも大きくすることができることを示している。
化学療法(Stantonら、 Cancer Res
、+ 45巻。
1862頁、  (1985年))、ホルモン療法(W
aXman。
J、、 J、R,、Soc、 Med、 78巻、12
9頁、  (1985年))および放射線療法(Bra
dy、 L、W、  ら、 Cancer、 55巻、
 2037頁、  (1985年))は、癌類の特に、
結腸・癌、乳癌、前立腺癌、膵臓癌、脳癌、肺癌のよう
な固形腫瘍の治療の最先端の要素として外科療法ととも
に利用されている。これらの治療法は、癌疾患の段階、
腫瘍の攻撃性または当該技術分野で知られている他の症
状によって、各々それ自体で。
順番にまたは同時に利用されている。
しかしこれらの公知の治療法は、乳III瘍に対して明
らかに有効であるが、完全には腫瘍を根絶できないこと
を示している。
したがって2重い、副作用なしで腫瘍細胞を抑制および
/または根絶する高度の効力を与える改良治療法が依然
として要求されている。
(発明の要旨) この発明は、悪性腫瘍細胞の増殖を阻害するインビボで
の方法に関し、該方法は1次の工程を包含する: 上記治療を必要とする被験者に、少なくとも1種の抗細
胞特異的抗原の抗腫瘍有効量を投与する工程;および ポリ不飽和脂肪酸、プロスタグランジン、プロスタサイ
クリン、トロンボキサン、ロイコトリエン、マロンアル
デヒド、トリエンエポキシド、これらの類似体、これら
の塩およびこれらの混合物からなる群から選択される薬
剤を含む少なくとも一種の生成物を前記被験者に投与す
る工程であって、抗体および該生成物は、該効果を得る
のに効果的な量および期間で投与される。
この発明には、化学療法剤、抗腫瘍ホルモン剤。
抗標的細胞抗体、外部照射、内部照射、温熱療法および
生体応答調整物質からなる群から選択された1つの抗腫
瘍剤;および ポリ不飽和脂肪酸、プロスタグランジン、プロスタサイ
クリン、トロンボキサン、ロイコi・ツエン。マロンア
ルデヒド、トリエンエポキシド、これらの′M偵体、こ
れらの薬学的な塩およびこれらの混合物からなる群から
選択された少なくとも1種の薬剤からなる物質の組成物
;を 個別の容器中に含有する製品もしくはキットが含まれる
本願に関わる生体応答調整物質とは、インターフェロン
、インターロイキン、 IIIJXNの壊死性因子など
のような分子を意味し、これらはT細胞リンパ球のよう
なリンパ球細胞および/またはその活性に影響を与える
ことは当該技術分野では公知てある またこの発明には、被験者に抗腫゛瘍治療剤を投与する
ことからなる。被験者の悪性腫瘍細胞の増殖を阻害もし
くは抑制するインビボでの方法の改良法が含まれ、該方
法は。
前記被験者に、ポリ不飽和脂肪酸、プロスタグランジン
、プロスクサイクリン、トロンボキサン。
ロイコトリエン、マロンアルデヒド!、トリエンエポキ
シド、それらの類似体、それらの薬学的塩およびそれら
の混合物からなる群から選択された薬剤を含む少なくと
も1種生成物を投与し、前記抗体と前記生成物とが前記
効果を得るのに効果的な量と期間で投与されることを包
含するように改良がなされた方法てある この発明に付随する多くの利点は、以下に述べる詳細な
説明とこれに関連する添付図面によって。
一層完全に理解される。
(以下余白) この発明の他の目的、利点および特徴は、当業者には、
下記の考察から明らかになるであろう。
(発明の構成) この発明は、なかでも外科的方法、化学療法。
ホルモン標的特異的抗体による治療法、および放射能で
標識した抗体による治療法を含む従来技術の癌治療法を
改良しようとする本願発明者の願望から生れたものてあ
る この発明は、被験者に抗1!l瘍剤を投与することを包
含する。被験者の悪性腫瘍細胞の増殖を阻害もしくは抑
制する改良されたインビボの方法を提供し; ポリ不飽和脂肪酸、プロストグランジン、プロスタサイ
クリン、トロンボキサン、ロイコトリエン、マロンアル
デヒド、トリエンエポキシド、それらの類似体、それら
の薬学的な塩およびそれらの混合物からなる群から選択
された薬剤を含む少なくとも1種の生成物を被験者に投
与することを包含し、前記抗腫瘍治療剤と前記生成物が
、前記効果を得るのに効果的な量と期間で投与される。
二の発明の方法によれば、この発明の生成物は。
悪性腫瘍細胞の増殖の壊滅(anihilation)
 、阻害もしくは抑制を目的として、各種の公知の抗腫
瘍治療剤段4の前、同時および後に投与してもよい。
これらの治療法は当該技術分野では公知であり。
技術者は、どの特定の治療法が、特定のタイプの111
1細胞に最も適しているのかを承知している。
実施例によれば7本発明の方法は、化学療法および/ま
たはンラジオイムノ治療法と組合わせてこの発明の生成
物を投与することによって実施できる。
化学療法は、経口もしくは全身的に、または他の経路で
、単一薬剤もしくは多数の薬剤を用いて投与される。代
表的な化学療法剤には、アルキル化剤1代謝拮抗剤、ア
ンスラサイクリンおよび他のタイプの抗生物質が含まれ
、これらは単独もしくは混合物で用いられる(Seig
er、 T、ら、 Cancerof the Bre
ast第3版、 Donagan W、ら、475真。
5aunders W、G、 kM集(1988年)こ
の文献の全内容を本願に援用する)。
ホルモン治療剤は、薬剤として2または被験者のホルモ
ン分泌器官を切除゛して投与される。一般に、利用され
うるホルモン薬剤としては、タモキシフェン(tamo
xifen)のようなエストロゲン類似体、アロマター
ゼ阻害剤類、プロゲステロン類似体および当該技術分野
で公知の他のタイプの競争ホルモン類似体が含まれる。
外科的切除法には。
卵巣摘出法、副腎摘出法および下垂体切除法のような方
法が含まれ、単独もしくは組合わせて行われる(Kar
dinal、C,、Cancer of the Br
east、 Donagan−,ら501頁、 5ou
nders W、G、 編集、第3版(1988年)こ
の文献の全内容を本願に援用する)。
放射線療法には、最も一般的に利用されている外部法も
しくは内部法がある。外部放射線療法は。
先に外科手術を受けた領域もしくは腋窩に局所的に、一
般に用いられる。時には、放射線療法は。
離れた転移部を治療するのにも利用される。この場合、
同時に内部放射線療法を用いることは少ない。しかし内
部放射線療法を用いる場合は、放射能を有する針を用い
て、治療すべき特定の障害部に挿入されることにより、
放射線が加えられる(Wilsonら、 Cancer
  of the Breast 、 Donagan
 H。
ら462頁、 5aundersW、GJ、Q、第3版
(’1988年)。
この文献の全内容を本願に援用する)。
この発明の生成物は、癌の一次腫瘍の治療、もしくは時
には転移障害部の治療1例えばとりわけ乳癌の治療のた
めに、腫瘍の外科手術の前後に投与してもよい(Car
ter S、、 Breast  Cancer : 
Diagnosisand Treatment、Ar
1el、  r、M、  とC1eary、 J、B、
&H集。
McGraw−11i11. ニューヨーク、  35
B−378頁(1987年)の、  ”tlorome
 and Chemotherapy  : Fund
amentalClinicalConcepts” 
)。
他の癌腫癌治療法としては、細胞療法がある。
この方法は1局所的もしくは全身的に行われる。
この治療は、従来、乳癌の治療にしばしば使われている
(Song c、l^Categorical Cou
rse in Rad−iation Therapy
 : Ilyperthermia、 5teeves
、 R,A。
ら、  Radiological  5ociety
  of  North  America。
17頁(1987年)この文献の全内容を本願に援用す
る)。
ラジオイムノ治療法は、特定のタイプの標的細胞に対し
て親和性および/または特異性を有するモノクローナル
抗体に放射性原子を結合させることによって、最も有効
に実施される。モノクローナル抗体は、 Kohler
とMilsteinによって開発された技術(Kohl
er、 G、と旧1stein、 C,、Nature
(London)。
256巻、 494−497頁、  (1975年) 
 ; llerzenbergとMilstein、 
l1andbook of Expermental 
Immunology。
25、1−25.7 IQ、 Weir編集(Blac
kwell 5cientific。
ロンドン)(1979年)これら文献の全内容は本願に
援用する)によって製造されるハイブリドーマによっ°
ζ一般に分泌される。
上記技術に利用される放射能で標識をつけた原子も当該
技術分野に公知のものであり、放射能で標識をつけた原
子を抗体分子に結合させて行う技術である(Ilunt
erら、 Nature、 194巻、495頁(19
62年)  F Hnatowich ら、 5cie
nce:220巻、613頁、  (1983年))。
一般に、抗体は lff11. ’loY、 !121
3i 、 +a6R。
!ZIAt、 99m 7cおよびこれらの混合物のよ
うな放射性原子で標識されている。しかし他の放射性原
子も、当該技術分野で公知のものは利用できる。
この発明の抗腫瘍治療法に利用される抗体は。
ポリクローナル抗体もしくはモノクローナル抗体であっ
てもよい。しかし、この抗体は、特定のタイプの腫瘍細
胞に対して親和性を有し、親和性を存する標的組織に結
合しうるちのでなければならない。
他の形態の癌腫癌治療法も、この発明の方法にしたがっ
て、この発明の生成物の投与と組合わせて利用すること
ができる。
他の抗腫瘍治療剤の投与の量と方法は、この発明の周辺
部分にすぎないが、その常法は公共の分野に見出すこと
ができる。
この発明の特に望ましい態様において、その方法で用い
られる薬剤は、特に脂肪酸、その類似体。
それらの薬学的に許容される塩、その混合物、およびこ
れらの薬剤と他の薬剤との混合物てある一般に上記の脂
肪酸は、ポリ不飽和脂肪酸であり、12〜30個の炭素
原子を有する。特に重要なのは、イコサノイド(eic
osanoids) 、またはプロスタグランジンの合
成に関与するアラキドン酸類を最終的に生成する脂肪酸
である(CRCl1andbook ofEicosa
noids、 : Prostaglandins a
nd Re1ated Lipids。
Vol、I  : Chemicaland  Bio
chemical  八5pects、  PartA
、 Willis A、L、+3−46i、 CRCl
’ress、 Inc、 BocaRaton 、 F
lorida  (1977年)この文献の全内容は本
願に援用する)。
この発明を実施するのに特に好ましいのは例えばMax
EPA (リノール酸 C18:2n−6(1,6%)
、α−リノール酸 C18:3n−3(2,8%) 、
 18:4n−3(2,6%) 。
アラキドン酸 C20:4n−6(2,7%)、イコサ
ベンクエン酸 C20:5n−3(17,6%) 、 
C22:5n−3(2,9%)およびドコサヘキサエン
酸 C22:6n−3(12,2%)〕のような魚油形
のポリ不飽和脂肪酸類、それらの誘導体、それらの類似
体、それらの薬学的に許容される塩、それらの混合物お
よびそれらの他の薬剤との混合物てある 上記の、イコサノイド類のCRC1landbookか
ら。
この発明に含まれる必須脂肪酸のタイプについて広範な
情報が得られる。臨床医は、異なる条件下で、この発明
を実施するの適切な特定の脂肪酸もしくはそれを含有す
る生成物を選択するためにその開示を参照するようにな
っている。
例えば本発明で利用される生成物は、ポリ不飽和脂肪酸
で、この中で好ましいのは必須脂肪酸であり、その中で
好ましいのは誘導された必須脂肪酸(例えば炭素原子数
20個の脂肪酸)およびさらに好ましいのは、イコサノ
イド類およびω−3とω−6のポリ不飽和脂肪酸、シク
ロオキシゲナーゼ製剤、 5−、12−、  もしくは
15−のりボキシゲナーゼ製剤、モノオキシゲナーゼ製
剤、プラスタグランジン、プロスタサイクリン類、トロ
ンボキサンロイコトリエン、マロンアルデヒド+cl?
−ヒドロキシ脂肪酸、 12−11pETE、その類似
体、 1211IETE 。
その類個体、トリエンエポキシド類、その誘導体1その
類似体、その薬学的な塩、そのγn合物およびこれらの
薬剤と他の残りの薬剤との混合物てあるこの発明を実施
するのに利用される最も好ましい製剤の1つば魚油てあ
る魚油は、偶数の炭素原子を有するほとんど直鎖の脂肪
酸部分の複雑な混合物を含有している。これらの部分は
、主としてそのグリセリドとして存在し、飽和されてい
るかまたはモノ不飽和かポリ不飽和の脂肪酸部分てある
植物油と陸生動物の脂肪は、主として、炭素原子が最大
18で2もしくは3個の2重結合を有する脂肪酸で構成
され、魚油と海生動物の油は。
20もしくは22個の炭素原子と、4.5もしくは6個
の2重結合を有する脂肪酸部分のかなりの量を含有する
(Stansby、  ”Fish 0ils” Av
i PublishingCompany 、 Inc
、 (1967年))。
魚油に固有の脂肪酸部分は、以下のn−3とn−6で1
8:  4. 20:  4. 20:  5. 22
  二 4. 22:  5. 22:6の化合物てあ
る一般に用いられているように。
n−3もしくはω−3,またはn−6もしくはω−6は
、連鎖のメチル末端基から数えて3番目または6番目か
ら第1の2重結合が始まっていることを意味する。数字
:数字の呼称において、1番目の数は連鎖の長さを示し
、2番目の数字は2重結合の数を示す。例えば18:4
は、直鎖が18個の炭素原子を有し、メチレン基を中断
する4個の2重結合を含んでいることを示す。
急止海生動物の油のポリ不飽和成分は5特に興味深い。
というのは、植物油もしくは陸生動物の脂肪に見出され
る成分とはかなり異なるからてある魚油に含有されてい
るような高級不飽和脂肪酸は5アステローム性動物硬化
障害の発生を減少させるのに有益な重要な食餌因子であ
ることが知られている(Dyerbergら、  ”N
utritional [EvaluaLio+of 
 Long−chain  Fatty  Ac1ds
  in  Fish  Oil”  、  245−
261頁、 Academic Press。ロンドン
(1982年)。
魚油中に存在するポリ不飽和脂肪酸も、より濃縮された
形態で利用することができる(米国特許第4 、675
.132号)。
この発明で用いるのに適切なものは上記生成物の誘導体
および類似体てあるこの発明の類似体は、C,、C6,
C,もしくはC3の位置に有機置換基を有し、ある態様
では第2の有機置換基が連鎖の末端から3番目の炭素原
子に結合していることを除いて、脂肪酸の対応する薬剤
と類似のものてある 上記の誘導体もしくは類似体の有機置換基はいずれも、
脂肪酸のβ−もしくはω−酸化プロセスに伴う第1の化
学的中間体が形成可能なように充分小さくなければなら
ない。置換基が大きすぎると、類似体の取り込みおよび
類似の挙動を望ましくない程度まで大きく変えることが
あるがらてある置換基としては、1〜3個の炭素原子を
有す1 る、アルキル基もしくはヘテロアルキル基(水
素もしくは炭素以外の1つ以上の原子を有するアルキル
基);各々6個以下の炭素原子を有する1つもしくは2
つの芳香環を有するアリール基もしくはヘテロアリール
基(水素もしくは炭素以外の1つ以上の原子を有するア
リール基);または各々6個以下の炭素原子を有する1
つもしくは2っの芳香環と1〜3個の炭素原子を有する
アルキル基とを有するアラルキル基もしくはヘテロアラ
ルキル基が好ましい。ハロゲン置換基も好ましいものて
ある いずれの置換基の化学特性も大きさも、誘導体もしくは
類似体の特性に影響を与える。一般に。
誘導体もしくは類似体は、これらを過度に極性にしない
置換基2例えば不飽和のアルキル基、または分極基例え
ばエーテルもしくはアルコールを有しているべきてある
一般に、ポリ不飽和脂肪酸として適切なのは、炭素原子
が7〜30個の連鎖長てある 薬剤の誘導体は、薬剤の示す活性を妨害しない限り、炭
素数が少なくても多くてもよく、および/またはいずれ
の種類の置換基をもっていてもよい。
他の特に好ましい態様においては、この発明の方法は、
ポリ不飽和脂肪酸を、誘導された必須脂肪酸、ω−3及
びω−6のポリ不飽和脂肪酸とその組合わせ、それらの
類似体、薬学的に許容しうるそれらの塩、それらの混合
物、およびそれらと他の薬剤との混合物からなる群から
選択して行われる。
この発明のさらに好ましい態様は、3個以上の不飽和結
合を有する脂肪酸(C6Cs。)、その類似体、その薬
学的に許容しうる塩、それらの混合物およびそれらと他
の薬剤との混合物が含まれる。
一般に被験者に投与される生成物の量は、被験者の体重
1 kg当り約0.3g〜6.0gであり、約1〜60
時間毎に投与され2約6〜24時間以上毎に体重1 k
g当り約0.9g〜2.5g投与するのが一層好ましい
。一般にこの発明の生成物は、経口、全身的。
非経口もしくは直腸の経路もしくはその組合わせで投与
することができる。経口投与する場合、生成物は、被験
者の食事に、その約1〜50重世%より好ましくは2〜
30重里%、そして最も好ましくは約5〜20重世%で
混合される。
すでに述べたように、外科処置、化学療法、未標識もし
くは放射能標識の標的特異的抗体治療法およびホルモン
療法のような他の抗腫瘍治療法を。
上記ですでに開示の生成物の投与と組合わせて。
被験者に対して行ってもよい。
この発明の生成物の投与は、他の治療法の前。
治療中または治療後に実施できる。例えば、被験者にま
ず外科処置を実施し、この処置に続いて。
被験者に、化学療法および/またはこの発明の生成物の
食餌が与えられる。ホルモン治療法を化学療法とともに
もしくは化学療法なしで行い、この療法に続いてもしく
は同時に、この発明の生成物を被験者に対して投与する
ことも同様に可能てある他の組合わせも可能であり、臨
床医の判断により利用され得る。
またこの発明は、悪性腫瘍細胞の増殖を阻害もしくは抑
制するためのインビボの方法であって、該方法は; 上記の治療を要する被験者に少なくとも1種の抗細胞抗
原特異的抗体を投与する工程;およびポリ不飽和脂肪酸
、プロスタグランジン、プロスタサイクリン、トロンボ
キサンン、ロイコトリエン、マロンアルデヒド、トリエ
ンエポキシド。
それらの類似体、それらの薬学的な塩およびそれらの混
合物からなる群から選択される薬剤を含む少なくとも1
種の生成物を前記患者に投与する工程であって、前記抗
体と前記生成物が前記の効果を得るのに有効な量と期間
で投与されること;を包含する。
一般に、この方法は、先に述べた方法と同じ指針にした
がって実施することができる。
抗体はポリクローナルもしくはモノク1コーナルの抗体
であってもよい。好ましくはモノクローナル抗体てある
さらに好ましくは、放射能で標識をしたモノクローナル
抗体てある抗体は +311゜90Y、 212[3i
 、 +86R,99mT、 2に1八tもしくはその
混合物のような放射性原子で標識することができる。し
かし他の放射性原子も利用され得る。
他の抗腫瘍治療法と併用される生成物は、その投与量と
投与経路については、上記したのと類似している。
またこの発明には、化学療法剤、抗腫瘍ホルモン剤、抗
標的細胞抗体、外部放射線治療剤、内部放射線治療剤、
温熱療法、および生体応答調整物質からなる群から選択
される抗腫瘍剤;およびポリ不飽和脂肪酸、プロスタグ
ランジン、プロスタサイクリン、トロンボキサン、ロイ
コトリエン、マロンアルデヒド、トリエンエポキシド、
それらの類似体、それらの薬学的な塩およびそれらの混
合物からなる群から選択される少なくとも1つの薬剤か
らなる組成物を1個別の容器に入れて構成されているキ
ットもしくは製品が含まれる。
この発明の特に有用な態様では、キットはさらに少なく
ともひとつの針つき注入器を備えているが、それは自己
投与するためのものてあるその他の抗1iffl瘍薬剤
は、前記の群から選択され。
一般に、化学療法剤、および抗腫瘍ホルモン剤。
外科的治療、ホルモン治療および/または温熱療法など
てあるこれらは、当業者には公知の技術であり、さらに
説明することを要しない。
この発明の好ましい実施態様において、抗体は。
1:111.911Y、 ZljBi 、 l!16p
e、 ttIAt、 99+vT、およびそれらの混合
物からなる群から選択される放射性原子で標識される。
この発明のさらに好ましい別の態様では、脂肪酸は、必
須脂肪酸、その誘導体、ならびに魚油膨脂肪酸、シクロ
オキシゲナーゼ生成物、 5−.12−および15−シ
クロオキシゲナーゼ生成物、モノオキシゲナーゼ生成物
、 C101211pETE 、 C1012tllE
TE。
その類似体、その薬学的に許容される塩類およびその混
合物からなる合成脂肪酸類からなる群から選択される。
この発明のさらに好ましい態様は、脂肪酸が。
誘導された必須脂肪酸、ω−3とω−6のポリ不飽和脂
肪酸およびその組合わせ、その類似体、それの薬学的に
許容される塩ならびにその混合物からなる群から選択さ
れる態様てある この発明のさらに好ましい態様では、脂肪酸は。
(C6−〇、。)脂肪酸類であり、さらに好ましいのは
・3個以上の不飽和結合を有する(C,□−02,)脂
肪酸。
その類似体、それらの薬学的に許容される塩てある この発明の最も好ましい態様は、抗体が、特に分化した
組織に関連するような特定タイプの細胞に対して特異性
を有する場合てある このような細胞の例としては、上皮細胞および/または
その腫瘍、結腸細胞および/またはその腫瘍、膵臓細胞
および/またはその腫瘍、乳房の細胞および/またはそ
の腫瘍、肺細胞および/またはその腫瘍、前立腺細胞お
よび/またはその腫瘍などてある特に好ましい抗体の群
には、特定のヒト標的組繊細胞に対して高い親和性を有
し、任意にこれら細胞例えば乳房の細胞に対して特異性
、 を有する抗体が含まれる。この場合の製品は、悪性
のヒトの乳腫癌細胞の増殖を阻害もしくは、抑制するの
を目的とするものてある この発明の特に有用な態様では、抗体は、密閉された滅
菌容器に入れて提供され、生成物は、とりわけ粉末、カ
プセル、糖衣錠1錠剤、溶液剤もしくは懸濁剤もしくは
座薬の形態で光不透過性容器中にいれて提供される。
この発明について一般的に説明したので、いくつかの具
体的な実施例を参照することによってこの発明は一層よ
く理解されるであろう。しかしこれらの実施例は、明示
しない限り、この発明もしくはその態様を限定するもの
ではない。
(以下余白) 実施例 の移植 雌のBALB/c nu/nuマウスに、細かくつぶし
たヒト乳腺アデノカルチノーマ(mammary ad
enocarcinoma)MX−1のダルベラ:] 
(Dulbecco)の最少培地(DMB)(Gibc
o Grand l5land、 NY)による懸濁液
50mm3を。
滅菌状態の16ゲージの注射針を用いて、右の#4乳腺
の近位の皮下に注射した。マウスは米国、フロリダ州、
セント・ピータースバーグのLife 5cience
s社から人手した。そして、温度が25.5〜27.8
℃に制御され、12:12時間の明:暗サイクルにした
部屋内に、滅菌したフィルター上蓋と、基床とが備えら
れた滅菌プラスチックかご内にマウスを収納した。食餌
とpH2,5の酸性にした蒸留水を動物が任意に利用で
きるようにした。マウスは、11重量%の脂肪を含有す
る標準の実験室(Purina MouseChow 
 #5015)で飼育した。
実施例2:移植したヒト乳腺腫瘍に対する種々の食餌の
効果 内移植してから5日後に、腫瘍の平均体積がほぼ90m
1n3になったので、12匹のマウスを3グループに分
け、各マウスに、11重量%の脂肪を含有する所定の半
M製した等力口lJ−の実験用食餌を与えた。
その脂肪成分は、ラード(グループ■)、とうもろこし
油(CO) (グループ■)、もしくはモノ飽和体とビ
タミンDが少なくビタミンEを補充した魚油膨油(Ma
x BPA) (グループ■)で構成されている。脂肪
成分は、脂肪の入っていない乾燥混合物に添加した。
脂肪なしの乾燥混合物は、下記の成分を重量基準で含有
している。
54.5%グルコース; 23.7%ビタミンなしのカゼイン; 3.4%の塩混合物(AIN #76)  :2.2%
ビタミン混合物(ビタミン食強化混合物、  ICN、
米国、オハイオ州、クリーブランド);0.3%メチオ
ニン; 4.9%セルロース;および 0.01%ブチル化ヒドロキシトルエン。
脂肪含有食餌は、上記の各脂肪もしくは油の11重量%
を乾燥混合物に添加して作製した。脂肪成分としては、
ラード(米国、ネブラス力州9オマハ、 Armour
 Food Co、)江0(米国、カリフォルニア州、
 C1ty of Industry、 Willse
y Foods社)またはMaxEPA (米国、フロ
IJダ州、クリアーウォーター、 R,P、5cher
er Carp、社)を含有している。
新鮮な食餌を一週間に2回作製し、乾燥し凍結した。脂
肪酸の摂取量を標準化し、かごの中に長期間放置した場
合に起こる可能性がある過酸化を防止するため、新しい
ペレットを毎日与えた。
各脂肪もしくは油の標準のガスー液体クロマトグラフィ
法で測定した脂肪酸の分析値を以下の第1表に示す。
(以下余白) 第1表二食餌中の脂肪の主な脂肪組成 16:0     24.7   11.7    1
0.316:1      2.9   0.1   
 8.818:0     14,6   1.9  
  3.818:1     45.0   25.2
    15.518:2.n−68,059,71,
218:3. n−31,41,42,818:4. 
n−30,12,6 20+4.  ロー6       0.2     
              2,720:5. n−
317,6 22:5. n−30,12,9 22:6. n−312,2 雌のBALB/c nu/nuマウスに、精製魚油の混
合物(Max 8PA)の形態でポリ不飽和脂肪酸(P
UFA)を含有する11重量%脂肪の等力ロIJ−食餌
を与えた場合には、とうもろこし油(CO)を含有する
ポリ不飽和脂肪酸(PUFA)食餌もしくはラードを含
有するほとんど飽和された脂肪の食餌の場合と比べて。
ヒト乳腺アデノカルチノーマMX−1の増殖が著しく大
きく減少した。これらのデータを第2図に示す。
MaxBPAの脂肪酸成分の1.2重量%はn−6の必
須脂肪酸(BFA)のリノール酸塩(C18:2)であ
り、17.6重量%と23.2重量%は、それぞれn−
3のPIIFAのイコサベンタエン酸塩(εPA; C
20:5)とn−6のPIJFAのドコサヘキサエン酸
塩(叶^; C22:6)てある一方、COの脂肪酸成
分の59.7重量%はリノール酸塩として存在している
。ラードは主に飽和脂肪酸(SFA)を含有している。
ラードは前記第1表に示すように8.5重量%のリノー
ル酸塩と少量の他の成分を含有している。
ラードまたはCDの食餌の効果と比べて、 MaxBP
Aは、第20日日及び22日目のそれぞれから実験が終
了するまで、腫瘍(neo plasm)の増殖を著し
く抑制した。したがって、動物にMaxBPAを与える
と実験期間中の腫瘍体積の増加は335%に過ぎなかっ
たが、−刃口0を与えた場合の腫瘍体積の増加は838
%であった。これらのデータを第2図に示す。
さらに、 MaxBPAによって生じた腫瘍増殖阻害の
観察結果は、実験動物の全成長の遅延が原因ではなかっ
た。逆にMaxBPAを与えると、マウスの重量が、 
Il’0もしくはラードを与えたマウスの重量と比べて
著しく増加した。これらの結果を第1図に示す。
さらに、たとえ海産の脂質が、COのような植物油より
も著しく多量のコレステロールを含有していても、 M
axEPAを与えたマウスの血清中の全コレステロール
と高密度リポタンパク質(HDL)−コレステロールと
トリグリセリド(TG)の濃度は、CDを与えたマウス
にみられた濃度の約172であった。これらのデータを
以下の第2表に示す。
ラード               89     
    85        1.1       1
25とうもδこム油        104     
    91        1.1       1
22MaxlEPA        58      
55     1.1     80同じ現象が、 M
axEPAを与えたマウスとラードを与えたマウスとの
間にも観察された。しかし、CDもしくはラードを与え
たグループ間に差は認められなかったので、上記の現象
は1食餌中の脂肪の飽和特性と不飽和特性とは無関係で
あると推定された。
要約すれば、 MaxBPAと呼ばれるポリ不飽和の魚
油混合物を与えられた実験用ヒト乳腫瘍の増殖は。
単独の脂肪源としてCDもしくはラードを含有する等カ
ロリー食餌で得られた増殖と比べて阻害された。
実験食餌にしてから5日後と、腫瘍を移植してから10
日後に、上記3グループの各々からの6匹のマウスに、
ヒト乳腺の上皮抗原に結合できる千ツクローナル抗体(
MoAb) 、 Mcl、 Mc3.5lc5および〜
忙8の等タンパク質量の混合物の2.4n+gのタンパ
ク質を含有する0、8mlの試料を注射した。これらの
モノクローナル抗体は、 Ceriani、 R,L、
らが報告したのと同様にして得た(Carianiら、
 ”Exper1mer+taIimmunother
apy of human breast carci
nomas implantedin nude m1
ce with a m1xture of mono
clonalantibodies against 
human m1lk fat globulecom
ponents”、 Cancer Re50. 47
巻、 532−540頁(1987年)この文献の全内
容を本願に援用する)。
各動物に対して、2.4mgのタンパク質を含有するM
oAb注射を、48時間隔で合計10回、i腔内(1、
p)に行った。MclとMc5のMoAbは400.0
00ダルトンの成分を認識し、 !、lc3とMc8の
MoAbは、  (Hλ1FG)膜タンパク質の45.
000ダルトンの成分を認識する(Ceriani、 
 R,L、ら、“Characterization 
of cellsurface  antigens 
 of  human  mammary  epit
helialcells with monoclon
al antibodies preparedaga
inst human m1lk fat globu
le”、 Somat、 Ce1l。
Genet、、 9巻、 415−427頁、  (1
983年)この文献の全内容を本願に援用する)。
実験動物の重量と腫瘍体積との変化を、各M’oAbを
注射する前と、 MX−11瘍細胞を内移植してから3
0日後まで測定した。これらのデータを第1図に示す。
腫瘍の体積は[1:eria旧らが報告したキャリパ−
で得た(Ceriani、 RlL、  らlllEx
perimental immunotherapyo
f human breast carcinomas
 implanted in nudemice wi
th a m1xture of monoclona
l antibodiesagainst human
 m1lk fat globule compone
nts”。
Cancer Res、、 47巻、 532−540
頁(1987年))。
増殖阻害百分率(16%)は下記式を使って計算した。
+G%= (1−Tn/To/Cn/Co)  x 1
00ここで。
ToとTnは、それぞれ、処置をしたグループの。
ゼロ日もしくは非結合MoAbを始めて注射した日と。
n口重とにおける平均腫瘍体積てある CoとCnは、それぞれ、対照グループの、ゼロ白目も
しくは非結合M o A bを始めて注射した日と、n
口重とおける平均腫瘍体積てある (Inoue、  Kら、  ”Antitumor 
efficacy of 5eventeenanti
cancer drugs in human bre
ast cancer xenograft(MX−1
)  transplanted  in  nude
  m1ce”、  Cancer  Chemoth
er。
Pharmacol、  10巻、 182〜186頁
(1983年))。
ハイブリドーマ細胞系、腹水の収集、および発熱性物質
の測定を、 Ceriani らが報告しているのと同
様にして行った(Ceriani、 R,L、ら’Bx
peri−mental immunotherapy
 of human breast carcinom
asmplanted in nude m1ce w
ith a m1xture of mono−clo
nal antibodies  against h
uman m1lk fatglobule comp
onents”、 Cancer Res、、  47
巻、  532−540頁(1987年))。
平均値の標準誤差(SE)とその統計的有意性は。
5nedecorらが発表しているスチューデントのt
検定法を用いて計算した(Snedecor、G、 W
、ら、 ”St、atistical Methods
”第6版、 Ames、 IA : lowa Sta
しe University Press(1967年
))。
CO0食餌、標準の実験用食餌と実験上等価であるので
、モノクローナル抗体混合物で実験動物を処置すれば、
CDを含有する食餌を与えられたマウス内で増殖する腫
瘍の大きさを有効に減少させるであろうと期待された。
実際には、 CDを与えたマウスをモノクローナル抗体
で処置した所、注射のゼロ白目から数えて30日目抜で
の同じ期間の対照グループの腫瘍体積は、365%増大
しているに過ぎなかった。これらのデータを第2図に示
す。
抗HMFG MoAbとの同時処理は、CDを与えたグ
ループは他2つの食餌補充グループには認められない明
確な治療利点を示す。この実験は、乳腫瘍の免疫療法に
おいて1食餌を操作することによって相乗効果がもたら
されることを示している(このことは、ポリ不飽和脂肪
酸源が実験動物に与えられた特定の場合に見られる)。
マウスをいfe 5ciences、  Inc、  
(米国、フロリダ州、セント・ビータ−バーブ)から人
手し、実験期間中飼育箱内で飼育した。フィルター上蓋
でカバーされ、温度を25.5〜27.8℃に制御して
12時間ずつの明:暗サイクルを行う、基床が設けられ
た。オートクレーブされたプラスチックかごに。
マウスを入れた。食餌とpH2,5に酸性にした蒸留水
を、実験動物が任意に利用できるようにした。
細かくつぶしたMX−1ヒト乳腺アデノ力ルチノーマ組
織35n+m3を細胞培養培地中に懸濁させ、滅菌状態
で16ゲージの注射針を用いて、雌のBALB/c (
nu/nu)マウスの右#4乳腺の近位の皮下に注射し
た。
移植可能なMX−’1ヒト乳癌腫は、−次乳腫瘍由来の
ものてあるこの癌の試料はEG&G Mason Re
5earchInstitute  (米国、マサチュ
ーセッツ州つ−スター)から人手した。
実施例5:移植腫瘍に対する各種食餌の効果マウスをF
A準の実験用食餌(Purina Mouse Cho
w# 5058)で飼育したが、この食餌は9重量%の
脂肪を含有し、その約50重量%がリノール酸塩の形態
の脂肪酸(FA)てある 内移植してから5日後に、第3図に示すようにして、1
1重量%の脂肪を含有する。指定の手積製した等カロリ
ーの実験用食餌を15匹の各マウスに与えた。脂肪成分
は、ラード、とうもろこし油(CD)もしくは(Max
EPA)で構成されている。
先の実施例の場合と同様に、全試験用食餌の主成分は、
下記成分を重量基準で含有する脂肪なしの乾燥混合物て
ある 53、75% ショ糖; 24.0% ビタミンなしのカセ゛イン;3.75% 
塩混合物(AIN #76)2.2% ビタミン混合物
(ビタミン食強化混合物、  ICN Nutriti
onal Biochemicals、米国。
オハイオ州、クリーブランド): 0.3% メチオニン; 5.0% セルロース;および 0.01% ブチル化ヒドロキシトルエン。
脂肪含有食餌は、各脂肪もしくは油を乾燥混合物に11
重遣%添加して作製した。脂肪成分としては、ラード(
Armour Food Co0社、米国、ネブラス力
州、オマハ)、 CD (Willsey Foods
、 Inc、社。
米国、カリフォルニア州、 C1ty of Indu
sutry)もしくはMaxEPA (R,P、 5h
erer Carp、社、米国。
フロリダ州、クリアウォーター)を含有している。
新鮮な食餌を一週間に2回作製し乾煙し凍結した。
新しいバッチのペレットで毎日取換えて、 FAの摂取
量を標準化し、かごの中に長期間放置した場合に起こる
可能性がある過酸化を防止した。
ラード、 CDおよびMaxEPAを単一の脂肪酸(F
A)源として含有する糖カロリー食餌を投与した場合。
腫瘍をもっているマウスの体重増加速度は低下しなかっ
た。
先の実施例で示したように、 MaxBP八食餌をへっ
ているグループは、実験終了時に、ラードやCDを与え
たグループよりも一層高い平均体重を示した。
さらに、これらの結果は、統計的に有意であることが決
定された。その上に、魚油のPt1FAが乳腫瘍の増殖
を妨害することがわかった。これらのデータは、以前の
研究結果(Begin、 M、 B、  ら、 ”Po
1y−unsaturated fatty acid
−induced cytotoxicityagai
nst tumor cells and its r
elationship t。
1ipid peroxidation”、 JNCI
、 80巻、 188〜194頁(1988年))を指
示している。
32日間でMaxEPAが奏する腫瘍増殖阻害効果(1
6%)は、 [’[+の効果と比べて64%で、ラード
の効果と比べて59%であることが測定された。これら
のデータを第2図と第1表に示す。一方、COを実験動
物に投与した場合2 ラードのグループと比べて効果を
示さなかった。その結果を以下の第3表に示す。
(以下余白) ラード    なし        32    11
36±182−       11.5”−MO^b 
    32  1262±663 −15.0’  
−5,5’  −15,0’1311−M。Ab  3
2  272±63  76.1978.3976.1
’MaxEiPA  なし    32  412±9
6   −  63.8h59.11″MoAb   
   32  605±70  51.3’  45.
2’   36.8’高含量のイコサペンクエン酸(ω
−3Pt1FA)を含有する不飽和脂肪酸は、ヌードマ
ウスにおいて。
移植可能なM X−1ヒト乳腫瘍の増殖を止める効果を
示すこの腫瘍の増殖は、ホルモンに対して非依存性であ
るという点で多種類のヒト乳腫瘍の増殖と似ていること
に留意すべきである(lnoue、に、  ら。
”Antitumour  efficacy  of
  5eventeen  anticancerdr
ugs in human breast cance
r xenograft (MX−1)transpl
anted  in  nude  m1ce”、  
 Cancer  Chemother。
Pharmacol、、  10巻、  182−18
6頁(1983年))。
したがってω−3とω−6のPUPAの作用は、乳腫瘍
細胞に影響するホルモンの制激による妨害作用が原因で
あるとはみなすことができない。乳腫瘍細胞の増殖を阻
害するの−3PUFAのこの能力とともに、腫瘍の宿主
が9本願における研究で示したような宿主としてリノー
ル酸(ω−6PUPA)からなる不飽和FAを高含量で
補充した等カロリーの食餌。
またはPAQのマウスの食餌(Beginらが示したよ
うに、 Beginらの方法による9重量%の脂肪を含
有するPurina 5058)を与えられた時に、明
らかに増殖阻害性である投与世により、非結合の杭孔腺
七皮MoAbによって増殖をさらに阻害されることがな
い細胞集団の増殖をPUFAは誘発する(Begin、
 M。
巳、ら、“Differential killing
 of human carcinomacells 
supplemented with n−3and 
n−6polyunsaturatedfatty a
cids”、 JNCI、 77巻、  1053−1
062頁(1986年))。
実施例6:モノクローナル抗体の製造 MoAbのMcl、 !Jc3. Mc5およびMc8
を生成するハイブリドーマ細胞系(C’eriani、
 R,L、  らIICharacterizatio
nof  cell  5urface  antig
ens  of  human  mammary  
epithelialcells with mono
clonal antibodiesρrepared
 againsthuman m1lk fat gl
obule”、 Somat、 Ce1l Genet
9巻、 415−427.頁(1983年) ; Ce
ria旧、 R,L、ら”Circulating h
uman mammary epithelial a
ntigens(HME−Ags)  in  bre
ast  cancer”、  Proc、  Nat
l、 Acad。
Sci、 (USA)、 79巻、 5421−542
4頁(1982年))を、2゜6、 10. 14−テ
トラメチルペンタデカンでプライムしたBALB/cマ
ウスに注射した。
腹水を滅菌状態で集め、 150xgで5分間遠心分離
して細胞を除いた。
得られた腹水の上澄液を、4℃で10分間、 20,0
00xgで遠心分離し、必要時に使うまで一80℃で凍
結した。
腹水の上澄液を、使用前に解凍し、 40.000x 
gで15分間遠心分離し、 0.05M IJン酸緩衝
液で1:1に希釈し、0,2uの酢酸セルロースフィル
ター(Nalgane。
3ybron、米国、ニューヨーク州、ロチェスター)
で濾過した。次に免疫グロブリン(Ig)を、ヒドロキ
シアパタイトの分取カラム (2,50m x 5. 
Ocm。
BioRad社、米国、カリフォルニア州、リッチモン
ド)を用い、 0.01nM [aCI2を含有するリ
シ酸ナトリウム勾配液(0,01〜0.3M)によって
分離した。
Igの積装画分をC5−301+m+nersible
 Membrane (Millipore社、米国、
マサチューセッツ州、ベッドホード)で濃縮し、 0.
2u  酢酸セルロースフィルター(Millipor
e社、米国、マサチューセッツ州。
ベッドホード)で濾過して滅菌した。
Limulus Amoebocyte Lysate
試験法(Mallinckrodt社、米国、ミズーリ
州、セントルイス)を用いて。
発熱性物質の試験を行い、最終のMoAbの精製をした
後のエンドトキシンの存在を測定した。エンドトキシン
の量が上記試験検出可能な濃度(0,06n g /−
)以下であれば発熱性物質なしとみなした。すべての溶
液は9発熱性物質なしの水(Abbott Labor
atories社、米国、イリノイ州、シカゴ)で調製
した。
実験用食餌にしてから5日後、したがって腫瘍を移植し
てから10日後、腫瘍の平均体積は約40mm’であっ
た。この時に、各グループからの5匹ずつのマウスに、
2.4mgの全タンパク質を含む試料を腹腔内に注射し
た。各注射は、第3図に示すように、ヒト乳脂肪球抗原
に対してMci、 Mc3. Mc5およびMc8のマ
ウスMoAb各々0.6mgずつからなる約2.4mg
の全タンパク質を含有していた。
合計10回の、 MoAbの腹腔内注射を、各実験動物
に48時間毎に行った。MclとMc5のMoAbは、
ヒト乳脂肪球膜400.000ダルトンの成分を認識し
、残り2つのMc3とMc8はヒト乳脂肪球膜の45.
000ダルトンの成分を君忍識する (Ceriani
、  R,L、ら、′Circulating hum
an mammary epithelial ant
igens()]Mε−Ags) in breast
 cancerllProc、 Natl、Acad。
Sci、  (USA)、 79巻、 5421−54
24頁(1982年);Ceriani ら、 Som
at、 Ce1l Gen、  9巻、415頁(19
83年)H5alinaSら、  Cancer Re
s、、  47巻、907頁(1987年))。
実験動物の重量と腫瘍体積の変化を、各MoAb注射の
前と、 MX−1を内移植してから32日目まで測定し
た。腫瘍の体積は、下記式により計算した。3つの垂直
方向の寸法はキャリパ−による測定値から計算した。
体積(mm3)=(長さX幅×深さ)/2実験動物は、
 MoAbの最初の注射をしてから20日後に重量を測
定し、採血して殺し、腫瘍を切取り。
トリミングして重量を測定した。
増殖阻害率(IG%)の計算は、下記式を用いて行った
IG%= (1−Tn/To/Cn/Co) x 10
0ここで。
ToとTnは、それぞれ、処置をしたグループの。
ゼロ日または非結合MoAbもしくは放射能を結合した
MoAbを最初に注射した日と、n口重とにおける腫瘍
の平均体積てある CoとCnは、それぞれ、対照グループの、ゼロ口重も
しくは初めて食餌を与えた日と、n口重とにおける腫瘍
の平均体積てある (Inoue、  K、ら、“Antitumor e
fficacy of 5eventeenantic
ancer  drugs  in  human  
breast  cancer  xenograft
(MX−1) transplanted in nu
de m1ce”、 CancerChemother
、 Pharmacol、、  10巻、  182−
186頁(1983年))。
この計算では負の値が得られることがある。このような
値は、  IGが欠けているか、または実験で得られた
ものの方が対照と比べて腫瘍体積が大きいことを意味す
る。
実施例8:モノクローナル抗体への1311の結合抗体
のヨウ素化を”’I(8〜12 Ci/mg、 NEN
 Re5earchProducts社、米国、マサチ
ューセッツ州、ボストン)を用いて実施した。Ceri
a、ni ら (1988年)およびGreenwoo
dら(1963年)が発表しているのと同様に0.5m
g/mlのクロラミン−Tを用い、4〜10mg/m7
!の濃度のMoAbを利用して、 MoAb混合物をヨ
ウ素化した。(Cerianiら、  J、Cance
r Res、、 48巻。
4664頁(1988年)HGreenwoodら、 
 Biochem、、  89巻。
144頁、 (1963年))。
等しいタンパク質世のMcl、 Mc3. Mc5およ
びMc8MoAbの混合物2mgに標識を行った。最終
結合体は。
Ig1分子当り”’I 1分子までを含有するように作
製した。試料をガンマカウンター(Multi−Pri
as4、 Packard Corporation、
−米国、イリノイ州、ダウナーズグローブ)で計数した
実施例9:放射能標識モノクローナル抗体の投与ラジオ
イムノ療法を実験するために、 500u Ciの標識
をつけたモノクローナル抗体(MoAb)の腹腔内注射
を、腫瘍を有するヌードマウスのグループに、16日目
に行った。次に実験動物を前記のように、別々のかごに
入れ9食餌を与え酸性にした水を与えた。この実験の手
順を第3図に示す。
リン酸緩衝食塩水(PBS)中のヨウ化カリウム2[l
Igを、放射性ヨウ素化MoAb注射の1時間前に腹腔
内に注射し、甲状腺の放射性ヨウ素の取込みをブロック
する。
平均値の標準誤差(SE)と、得られた結果の統計的有
意性を、スチューデントのt検定法(Snedecor
ら、  5tatistical Methods、 
 lowa 5tate University。
Ames、 I、 A、  (1967年))を用い、
先に報告したのと同様にして計算した。
(以下余白) +31 Iが結合したかまたは結合していない抗ヒト乳
脂肪球\+OAbを、腫瘍を有し3種の食餌を与えられ
た3つのグループのマウスに投与した。131■を結合
させた!、l OA bをCeriani ら(198
8年)の方法(Ceriani ら、 Cancer 
Res、、48巻、 4664頁、 (1988年))
で投与した。これらのデータを第4図に示す。
CDグループをその対照およびラードグループと比べた
時の32日間の16%(それぞれ49%と43%)によ
って、非結合MOAbの明確な切除効果が明らかになっ
た。これらの結果を第4図すおよび第4図Cに示す。し
かし、ラードとMaxEPAのグループについては、そ
れら自体の未処置の対照と比べると。
16%は、ゼロに近い(−15対−51%) (第4図
Cおよび第4図a)。
実験動物に非結合MoAbを注射して、COとラードの
未処置の対照と比較してみると、 MaXEPAグルー
プについて得られたいずれの16%も、 MaxEPA
によって、乳腫瘍の増殖が全般的に遅延させられたとみ
なすことができる。これらの結果前記第3表に示す。
(:eriani らの報告(Ceriani ら、 
Cancer Re5148巻4664頁、  (19
88年))に示されるように lff1 lが結合した
杭孔腺上皮MoAbのすでに確認された殺腫瘍効果にお
いて1食餌によって導入される改善を試験するために、
上記のMoAbの1500uCi  ” ’ 1標識混
合物を、 MX−1腫瘍を移植したヌードマウスに注射
し、CO,ラードおよびMaxEPAの食餌を前記のよ
うにして与えた。得られたデータを第4図に示す。体重
源もしくは毒性の外見上の徴候はいずれのグル−プにも
全くδ忍められなかっtこ。
腫瘍細胞の集団の破壊と細胞毒性を測定する簡単な方法
は、皮下に移植された腫瘍の体積が、以下にのべる13
11が結合したMoAbを注射することによって収縮す
るのを測定する方法てあるその結果、 1500uCi
の1311結合のMoAbを投与したところ、 Max
BPAグループに注射後12日目に、腫瘍の体積が47
.3mm’に(すなわち注射前の腫瘍の体積の42.3
%に)低下するのが観察された。これらのデータを第4
図aに示す。実際に、もとの腫瘍の体積は、注射後26
日目すなわち移植後42日目においても回復しなかった
く現在得られたデータ)。
これに対して、CDグループについての腫瘍体積の減少
は、ごく一時的なものであった。観察された最大の減少
は、処置前の体積の78.9%であったが、6日間だけ
続いて腫瘍は元の体積にもどった。
このことは第4図すでわかる。
ラードを与えたグループ(第4図C)では +311力
クテル複合体を注射しても、腫瘍の体積を 1311−
M o A b注射した場合の元の体積にもどすことが
できなかった(第4図C)。
ラードとCDのグループでは  +311結合体を注射
してから12〜14日目に腫口重増殖が着実に回復した
が、一方、  ”’ I−MoAbで処置されたMax
E、PAグループでは、注射後30日間までは上記のよ
うな腫瘍増殖速度の回復はなかった。
’ 3’ I−MoAb処置の効力の評価を、所定の食
餌を与えた未処置の対照動物を1311結合MoAbで
処置した動物の腫瘍体積を測定して16%を計算するこ
とによって実施した。
M X −1腫瘍を移植シテカラ32口重テ1311−
MO^b注射後16日目の、ラードを与えられたグルー
プの平均腫瘍体積は272±63mm3で、 CDを与
えられたグループは236±72mm’であり、 Ma
xEPAを与えられたグループはわずかに70±32m
m3であった。これらのデータを第4図に示す。Max
EPAを与えたグループの腫瘍体積は、前記の第3表か
られかるように、 CDを与えたグループ(p 0.0
5)とラードを与えたグループ(p 0.025)の腫
瘍体積とは統計的に有意差があった。
”’ I−MoAbで処置をしり、  ラ−1−’、 
CO#ヨUMaxEPAグループの実験開始後32日目
での、対応する未処置の対照と比べた場合の16%はそ
れぞれ76%、79%および83%であった。この結果
を前記第3表に示す。
MX−1腫瘍を有するBALB/cヌードマウスの体重
は。
グループによって幾分差があるので1体重の変化を計算
して統計的に分析した。MaxEPAの対照グループと
MaxEPAの非結合Mo八すを注射したグループは。
5〜32日の期間にわたって、各グループについてpo
、05の危険率で統計的に有意な重量増加を示した。一
方CDとラードの対照グループおよび非結合MoAb注
射グループは、統計的に有意な増加を全く示さなかった
その上、3つの食餌グループ全体について +311−
MoAb注射グループでは1体重に統計的に有意な変化
は全く起こらなかった。しかし、 MaxEPA対照グ
ループ対”’ I −MoAb注射グループについては
16〜32日に統計的に有意な増大が認められた。その
理由は、16〜32日目にMaxEPA対照グループが
体重増加を示したのに対して、  ′3’ I −Mo
Ab注射グループは9体重のわずかな減少を示したから
てある ラードおよびCDの食餌を与えたグループでは。
対照および13’ I −MoAb注射の両グループ間
に体重の統計的に有意な差を示さなかった。
最後に、 MaxEPA対照グループは、5〜32日の
期間わたって最大の体重増加を示したが、 MaxBP
Aを与えたグループ対ラードのグループの場合にのみ。
統計的に有意であった(po、05)。
移植可能なヒト乳腫瘍MX−1を移植されていて。
かつ、この研究の等カロリーのCD補充食餌に特に類似
しているPurina5058食餌を与えられたヌード
マウスは +311結合抗ヒト乳脂肪球MoAbが注射
されたときに(Ceriani ら、 Cancer 
Res、、 48巻。
4664頁(1988年))それらの腫瘍の連続的に大
きな10%で応答することを示した。
MaxEPAを与えた動物に、  ” I−MoAb処
置を行なった後に存在する腫瘍は9体積が、  ′3’
 I −MoAbで処置する前の値より低下し、注射後
26日目頃には最初の腫瘍体積以下になっている。しか
しCDを与えた動物の腫瘍は、4日間だけしか、処置前
の値以下の体積を保持せず、ラードを与えた動物の腫瘍
は減少反応を全く示さなかった。 1:11 I結合の
MoAbの注射後の腫瘍体積のこの急激な減少は。
その治療法によって実際に腫瘍が破壊されたことを示す
MaxEPA、 CDおよびラードをそれぞれ与えたグ
ループの” ’ I−MoAb処置による16日口の1
0%を比較する(未処置のグループを対照として用いる
)と、それぞれMaxtEPA (90,7%および8
9.7%)、CD(79,4および77.3%)および
ラード(78,3%および76、10%)であり、 M
axBPAを与えた動物の乳腫瘍の処置における +3
11結合体のより高い効率が証明される。これらのデー
タは前記第3表に示してある 上記の利点は2次のようにして証明される:(1)絶対
的な証明:  ”’ I−MoAbで処置された3種類
の食餌グループ間の最終腫瘍体積を比較することによる
;そして、(2)相対的な証明:  ”’ I −Mo
Abで処置したMayBPA食餌グループ対未処買のラ
ードもしくはCDを食餌とするグループを比較すること
による。
データを上記第3表に示す。
非常に興味深いことは、ラード食餌グループの動物が、
第4図Cと前記第3表とかられかるように、非結合Mo
Abによる処置に対しては反応しなかったが、  ”’
 I−MoAb結合体による処置には反応したというこ
とてある これに反してCD食餌グループでは  131 f結合
MoAbと非結合MoAbとの両者に反応したが、第4
図すかられかるように、後者の方に対して、より良好に
反応した。このような結果の原因は不明てあるしかしC
Dグループの+31 I結合MoAbの作用は。
高濃度のリノール酸塩59.7重量%(18:2.  
ω−6)の存在によって説明できる。この脂肪酸は、脂
質の過酸化反応機構と遊離ラジカルの形成による乳腫瘍
細胞に対する細胞毒性が、中間的なレベルにある (B
egin、  M、[E、  ら、  ”Po1yun
saturated fattyacid−induc
ed cytotoxicity against t
umor Ce1lsand its relatio
nst+ip to 1ipid peroxidat
ion”。
J、Nat、 Cancer In5t、、  80巻
、188頁(1988年))。
上記の仮説にしたがえば、 MaxEPAの高い効力は
1その高濃度のイコサベンタエン酸(20:5.  ω
−3)で説明することができる。この酸はMaxBPA
の高い過酸化反応性に寄与している(Begin、 M
、IE、  ら(1988年)前出)。
腫瘍体積の減少によって測定すると、  ”’ I −
MoAb療法の効力は、CD食餌グループ、および動物
性および植物性の脂肪の混合物を9重回%含有している
Purina505B (Ceriani ら、 Ca
ncer Res、、48巻。
4664頁(1988年))を与えられた動物よりも、
 MaxBPA食餌グループの方がより長期間およびよ
り高い10%で維持されていた。上記のように、魚油由
来の食餌脂肪源は、ヒト乳腫瘍MX−1に対する131
 I結合MoAbの攻撃の効率を増大することが判明し
た。
魚油中のω−3およびω−6のP[IFA (例えば2
0:5と22:6のPUFA)によって誘発される。乳
腫病増殖に対する継続的な阻害作用は 13+ [結合
!J o A bで処置された腫瘍の増殖を回復する能
力も低下させる。したがって、高含量でω−3P[IF
Aを含有する食餌を与えられると、  ”’ I −M
oAbに対する反応の大きさが高められ、またその期間
が長くなり。
その結果、適当に間隔をおいて治療投与量を投与するこ
とによって患者の腫瘍を根絶することができる。
これらの結果は、脂肪源としてMaxεPAを含有する
食餌が 1311が結合した抗ヒト乳脂肪球MoAbの
乳腫病に対する活性を、有毒な副作用を実質的に伴なわ
ずに増強するという見解を支持している。
実施例11:組織病理学的試験 ヒトの正常な組織と悪性の組織とを、凍結し/薄く切断
するか、または10%ホルムアルデヒドもしくは無水エ
タノールで固定して、パラフィンのブロックに包埋し、
5ミクロンの厚さに切断した。
これらの組織を組織病理学的試験に利用した。組織を上
記の手順で異なる器官から入手し、抗体の結合を調べる
ために、免疫ペルオキシダーゼ法によって添加した抗体
と組織を染色した(Battifora。
H,、Sen、 Diag、 Pathol、、  1
巻、251頁(1984年))。
得られたデータを以下の表に示す。第4表と第5表とは
、それぞれ正常組織と異常組織に対するMoAbMc5
の分布を示し、第6表は正常組織と異常組織に対する!
、(oAb Mc8の分布を示し、第7表は正常組織と
異常組織に対するMoAb Malの分布を示し、第8
表は正常組織と異常組織に対するIA o A b 1
.4c 3の分布を示す。
(以下余白) 乳(Breast)       +  −肺    
               十腎臓       
      十 食道             十 膵臓             十 だ液腺            十 甲状腺            千 支脂腺およびアボクリン汗腺  十 胃                       −
脳                   −膀胱  
           − 筋肉             − 心筋             − 皮膚(表皮)         − 小腸             − ひ臓              − リンパ節             −副腎     
        − 第5表:組織病理学的に異常な組織のMoAb !、I
c5の分布孔癌腫(ホリマリン固定)      15
5/163乳癌腫(エタノール固定)     48/
4g乳癌腫(凍結)          40/40頚
部癌腫            2/3胆道癌腫   
         1/1結腸癌腫         
   5/14Ret、胎生期癌腫         
1/1子宮内膜癌腫          12/13肝
癌腫             115肺癌腫    
         15/15卵巣癌腫       
     15/17膵臓癌腫           
 11/14前立腺癌腫           1/1
5腎細胞癌腫           5/15だ液癌腫
            1/2だ液腺腫      
      015ウオーシン腫瘍         
2/2だ液混合腫瘍          1/1胃癌腫
             4/6甲状腺腫     
       6/6未分化癌腫          
 10/29癌口重: (b)以下に示す他の全ての癌腫について陰性二頚部。
結腸。
十二指腸 子宮内膜。
腎臓。
肝臓。
肺。
卵巣。
膵臓。
副甲状腺。
前立腺。
胃、および 正常組織: 以下に示す組織は遠位細管により染色:腎臓、 肺胞、
膵臓胞、だ液腺。
皮脂腺、アポクリン汗腺、および 癌 腫二 乳(45/29’、 521542.38/403)。
頚部(3/3’、 3152)、  結腸(0/6’、
 115勺。
十二指腸(0/1’、 l/22);  子宮内膜(3
/3’、 415’)。
腎[(2/8’、 6/62) 、髄膜腫(0/1”)
卵巣(8/8’、 6/8”)、  膵癌(2/2’、
 2/2’)。
前立腺(0/2’、 1/3”)、  だ液腺(6/9
”、 1/12)。
胃(5/12’)、甲状腺<072’、 2/32)、
および(以下余白) 第8表:組織病理学的組織のMoAb Mc3の分布正
常組織: すべて陰性である1・2 癌腫: 以下の癌腫についてわずかに染色 乳腫瘍(24/29’、 14155’、 6/403
)。
!!!1部。
結腸。
十二指腸。
子宮内膜。
腎臓。
肝臓。
肺。
卵巣。
膵臓。
副甲状腺。
前立腺。
胃、および この発明は上記のように充分に説明がなされたので、当
業者は、上記の本発明の思想と範囲とを逸脱することな
く多くの変更と改変とを行うことが可能であることが明
らかてある
【図面の簡単な説明】
第1図は、移植可能なヒト乳腫瘍であるMX−1をもっ
ているBALD/cヌードマウスの体重に対する。 M a X E P^、とうもろこし油もしくはラード
からなる単独の食餌脂肪源の効果を示す。各点は6匹の
動物の平均値を示す。測定値の広がりは、縦線による標
準誤差で示してある 第2図は、 BALB/cヌードマウスのMX−1ヒト
乳腫瘍の増殖に対する。モノクローナル抗体、および(
1)MaxFiPA、 (2)とうもろこし油、もしく
は(3)ラードからなる食餌脂肪の効果を示す。標べt
誤差を縦線で示してある 第3図は、腫瘍移植の日、および(1)魚油(Ma荘P
A)。 (2)とうるもこし油もしくは(3)ラードからなる食
餌開始の日、およびヒトの移植可能な乳腫瘍MX−1を
もっているBALB/cヌードマウスに、非結合もしく
は131工で標識した(b)“モノクローナル抗体″°
 (MoAb)  (Mcl 、 Mc3 、 Mc5
およびMc8)カクテルを注射した日を示す実験計画を
示す。 第4図は、ヌードマウス内に定着した移植可能なヒト乳
腫瘍MX−1に対する9食餌と:非結合もしくは+31
 iで才票識したMoAb (Mcl 、 Mc3 、
 Mc5およびMc8 )カクテルを含有する免疫学的
治療との効果を示す。第4図aは1食餌賭肪源がMax
BPAである場合を示す。第4図すは1食餌源がとうも
ろこし油である場合を示す。5匹の動物について得た平
均測定値の標準誤差を示す。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、悪性腫瘍細胞の増殖をインビボで抑制もしくは遅延
    させる方法であって、該方法は次の工程を包含する: そのような処置を必要とする被験者に、化学療法剤、抗
    腫瘍ホルモン剤、抗標的細胞抗体、外部照射、内部照射
    、温熱療法、生体応答調整物質および抗細胞抗原特異的
    抗体でなる群から選択される少なくとも一種の薬剤(a
    gent)の抗腫瘍効果量を投与する工程;および ポリ不飽和脂肪酸、プロスタグランジン、プロスタサイ
    クリン、トロンボキサン、ロイコトリエン、マロンアル
    デヒド、トリエンエポキシド、それらの類似体、それら
    の薬学的な塩、およびそれらの混合物でなる群から選択
    される薬剤を含む少なくとも一種の生成物(produ
    ct)を被験者に投与する工程であって、該抗体および
    該生成物は、該効果を得るのに効果的な量および期間で
    投与される。 2、請求項1に記載の方法であって、前記抗体は放射能
    標識されている。 3、請求項1に記載の方法であって、前記ポリ不飽和脂
    肪酸は3個もしくはそれ以上の不飽和結合を有するC_
    6〜C_3_0の脂肪酸、それらの類似体、それらの薬
    学的に有効な塩およびそれらの混合物てある。 4、請求項1に記載の方法であって、前記抗体はモノク
    ローナル抗体である。 5、請求項1に記載の方法であって、前記抗体はヒト胸
    部細胞に対して親和性および特異性を有し、そして前記
    方法は、悪性ヒト乳癌細胞の増殖を抑制もしくは遅延さ
    せる方法である。 6、個別の容器中に次のものを含有する製品:化学療法
    剤、抗腫瘍ホルモン剤、抗標的細胞抗体、外部照射、内
    部照射、温熱療法、生体応答調整物質および抗細胞抗原
    特異的抗体でなる群から選択される抗腫瘍剤;および ポリ不飽和脂肪酸、プロスタグランジン、プロスタサイ
    クリン、トロンボキサン、ロイコトリエン、マロンアル
    デヒド、トリエンエポキシド、それらの類似体、それら
    の薬学的な塩、およびそれらの混合物でなる群から選択
    される少なくとも一種の薬剤を含む組成物。 7、請求項6に記載の製品であって、該製品は、さらに
    、自己投与用の少なくとも1個の注射器および針を含む
    。 8、請求項6に記載の製品であって、前記抗体はモノク
    ローナル抗体である。 9、請求項6に記載の製品であって、前記抗体は放射能
    標識されている。 10、請求項6に記載の製品であって、前記脂肪酸は、
    3個もしくはそれ以上の二重結合を有するC_6〜C_
    5_0の脂肪酸、それらの類似体、それらの薬学的に受
    容され得る塩およびそれらの混合物であり、そして前記
    抗体はヒト胸部細胞に特異的である。
JP2050819A 1989-03-01 1990-03-01 不飽和脂肪酸投与により癌の治療を増強させる方法 Pending JPH02300139A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US31741189A 1989-03-01 1989-03-01
US317,411 1989-03-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02300139A true JPH02300139A (ja) 1990-12-12

Family

ID=23233523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2050819A Pending JPH02300139A (ja) 1989-03-01 1990-03-01 不飽和脂肪酸投与により癌の治療を増強させる方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5766571A (ja)
EP (1) EP0385859A1 (ja)
JP (1) JPH02300139A (ja)
CA (1) CA2010511A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04295423A (ja) * 1991-03-26 1992-10-20 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 制がん剤および制がん増強剤
WO1995030413A1 (fr) * 1994-05-10 1995-11-16 The Kitasato Institute Accelerateur de proliferation de cellules souches hematopoietiques
JP2019508476A (ja) * 2016-03-18 2019-03-28 ガイストリッヒ・ファルマ・アーゲーGeistlich Pharma Ag トリプルネガティブ乳癌の治療方法
JP2020520385A (ja) * 2017-05-16 2020-07-09 アビリティ ファーマシューティカルズ エス.エル. 癌治療のための薬剤の組み合わせ

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8906369D0 (en) * 1989-03-20 1989-05-04 Tisdale Michael J Eicosapentaenoic acid
IT1238231B (it) * 1989-12-18 1993-07-12 Consiglio Nazionale Ricerche Impiego di immunomodulanti come agenti sinergici di chemioterapici nella terapia dei tumori
DE69114304T2 (de) * 1990-12-12 1996-06-20 Du Pont Canada Inc., Mississauga, Ontario Copolyamide aus terephthalsäure.
DE4135193C1 (ja) * 1991-10-22 1993-03-11 Schering Ag Berlin Und Bergkamen, 1000 Berlin, De
US6309636B1 (en) * 1995-09-14 2001-10-30 Cancer Research Institute Of Contra Costa Recombinant peptides derived from the Mc3 anti-BA46 antibody, methods of use thereof, and methods of humanizing antibody peptides
US7381413B1 (en) * 1998-04-17 2008-06-03 University Of Vermont And State Agricultural College Methods and products related to metabolic interactions in disease
MY133346A (en) * 1999-03-01 2007-11-30 Biogen Inc Kit for radiolabeling ligands with yttrium-90
US20020102208A1 (en) 1999-03-01 2002-08-01 Paul Chinn Radiolabeling kit and binding assay
WO2000064439A1 (en) * 1999-04-26 2000-11-02 Center For Molecular Medicine And Immunology Use of antioxidants to mitigate radioimmunotherapy-induced radiation toxicity
AU5594700A (en) * 1999-06-01 2000-12-18 Ocean Spray Cranberries, Inc. Cranberry seed oil extract and compositions containing components thereof
WO2000076496A1 (fr) * 1999-06-14 2000-12-21 Toray Industries, Inc. Composes facilitant l'accumulation de medicaments dans des tissus tumoraux
GB9930026D0 (en) * 1999-12-21 2000-02-09 Univ Sheffield Novel compounds of unsaturated fatty acids
US6291496B1 (en) 1999-12-27 2001-09-18 Andrew J. Dannenberg Treating cancers associated with overexpression of class I family of receptor tyrosine kinases
US6355446B1 (en) * 2000-03-24 2002-03-12 Ludwig Institute For Cancer Research DocosahexAenoic acid as retinoid X-receptor ligand and uses thereof
JP2006507239A (ja) * 2002-08-13 2006-03-02 バイオポリマー エンジニアリング,インコーポレイテッド 放射線防護剤としてのベータグルカンの使用方法
US20060165700A1 (en) * 2002-09-04 2006-07-27 Ostroff Gary R Cancer therapy using whole glucan particles and antibodies
WO2004021994A2 (en) * 2002-09-04 2004-03-18 Biopolymer Engineering, Inc. Cancer therapy using whole glucan particles and antibodies
JP2004171733A (ja) * 2002-11-06 2004-06-17 Alps Electric Co Ltd 磁気ヘッドおよびそれを備えた磁気テープ装置ならびに磁気ヘッドの製造方法
WO2004062722A2 (en) * 2003-01-08 2004-07-29 Sloan Kettering Institute For Cancer Research Prevention of systemic toxicity during radioimmunotherapy for intravascularly disseminated cancers
JP2007524674A (ja) * 2004-01-19 2007-08-30 マーテック・バイオサイエンシーズ・コーポレーション リーリン欠損症または機能障害およびそれに関連する方法
US20050215640A1 (en) 2004-03-26 2005-09-29 Baxter Jeffrey H HMB compositions and uses thereof
US20060099208A1 (en) * 2004-11-08 2006-05-11 Undurti Das N Method of potentiating the therapeutic action of monoclonal and polyclonal antibodies
US8431165B2 (en) * 2004-12-13 2013-04-30 Swing Aerobics Licensing, Inc. Medicament for treatment of cancer and other diseases
US8092839B2 (en) * 2004-12-13 2012-01-10 Swing Aerobics Licensing, Inc. Medicament for treatment of cancer and other diseases
US7798764B2 (en) 2005-12-22 2010-09-21 Applied Materials, Inc. Substrate processing sequence in a cartesian robot cluster tool
US20060130767A1 (en) 2004-12-22 2006-06-22 Applied Materials, Inc. Purged vacuum chuck with proximity pins
NZ568611A (en) 2005-12-19 2011-11-25 Abbott Lab Use of beta-hydroxy-beta-methylbutyrate to modulate the imbalance in type 1 and type 2 cytokine production
US20100160275A1 (en) * 2006-09-26 2010-06-24 Lee Eva Y H P Methods and compositions for cancer prevention and treatment
US9517240B2 (en) 2006-09-26 2016-12-13 The Regents Of The University Of California Methods and compositions for cancer prevention and treatment
CA2716321A1 (en) * 2008-02-21 2009-08-27 The Regents Of The University Of Colorado Methods for treating cancer using combination therapy
CA2730773A1 (en) 2008-07-14 2010-01-21 Martha Karen Newell Methods and products for treating proliferative diseases
MY145791A (en) * 2009-05-25 2012-04-30 Liang Woon San A method for producing a nutraceutical composition and the nutraceutical produced by the method
AU2011210691A1 (en) 2010-01-29 2012-07-12 Abbott Laboratories Nutritional emulsions comprising calcium HMB
US9693577B2 (en) 2010-01-29 2017-07-04 Abbott Laboratories Method of preparing a nutritional powder comprising spray dried HMB
AU2011210682A1 (en) 2010-01-29 2012-07-05 Abbott Laboratories Aseptically packaged nutritional liquids comprising HMB
TWI526161B (zh) 2010-06-10 2016-03-21 亞培公司 包含鈣hmb及可溶性蛋白質之實質上透明營養液
US20140271453A1 (en) 2013-03-14 2014-09-18 Abbott Laboratories Methods for the early detection of lung cancer
CA3038327C (en) 2016-10-03 2024-03-12 Houn Simon Hsia Compositions and methods for enhancing cancer radiotherapy
US10905724B2 (en) * 2017-06-13 2021-02-02 Houn Simon Hsia Compositions and methods for enhancing hyperthermia therapy
CA3066713A1 (en) 2017-06-13 2018-12-20 Houn Simon Hsia Compositions and methods for enhancing cancer chemotherapy
WO2018231937A2 (en) 2017-06-13 2018-12-20 Houn Simon Hsia Compositions and methods for enhancing cancer radiotherapy

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0004770B1 (en) * 1978-04-11 1984-06-13 Efamol Limited Pharmaceutical and dietary composition comprising gamma-linolenic acids
IE53332B1 (en) * 1980-03-14 1988-10-26 Efamol Ltd Pharmaceutical compositions
IT1213453B (it) * 1985-08-02 1989-12-20 Merz & Co Gmbh & Co Composizione farmaceutica.
US4894227A (en) * 1986-08-01 1990-01-16 Cetus Corporation Composition of immunotoxins with interleukin-2

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04295423A (ja) * 1991-03-26 1992-10-20 Dai Ichi Kogyo Seiyaku Co Ltd 制がん剤および制がん増強剤
WO1995030413A1 (fr) * 1994-05-10 1995-11-16 The Kitasato Institute Accelerateur de proliferation de cellules souches hematopoietiques
JP2019508476A (ja) * 2016-03-18 2019-03-28 ガイストリッヒ・ファルマ・アーゲーGeistlich Pharma Ag トリプルネガティブ乳癌の治療方法
JP2020520385A (ja) * 2017-05-16 2020-07-09 アビリティ ファーマシューティカルズ エス.エル. 癌治療のための薬剤の組み合わせ

Also Published As

Publication number Publication date
US5766571A (en) 1998-06-16
CA2010511A1 (en) 1990-09-01
EP0385859A1 (en) 1990-09-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02300139A (ja) 不飽和脂肪酸投与により癌の治療を増強させる方法
Scheinberg et al. Tumor imaging with radioactive metal chelates conjugated to monoclonal antibodies
Sauer et al. Mechanism for the antitumor and anticachectic effects of n-3 fatty acids
US9795647B2 (en) Compositions and methods for modulating inflammatory potential
JP2722227B2 (ja) 脂肪酸組成物
Thornton et al. Moderate alcohol intake reduces bile cholesterol saturation and raises HDL cholesterol
Sarkar et al. A new and superior adrenal scanning agent, NP-59
Iddamaldeniya et al. Protection against diethylnitrosoamine-induced hepatocarcinogenesis by an indigenous medicine comprised of Nigella sativa, Hemidesmus indicus and Smilax glabra: a preliminary study
JP5246833B2 (ja) アディポネクチン産生増強剤
Buchegger et al. Ablation of human colon carcinoma in nude mice by 131I-labeled monoclonal anti-carcinoembryonic antigen antibody F (ab') 2 fragments.
Jäntti et al. Evening primrose oil and olive oil in treatment of rheumatoid arthritis
JPS6038324A (ja) 脂肪酸組成物
Breil et al. Alteration of n-3 fatty acid composition in lung tissue after short-term infusion of fish oil emulsion attenuates inflammatory vascular reaction
Lesser et al. Chylous ascites: newer insights and many remaining enigmas
JPS62265222A (ja) 細胞膜の脂質構造および機能の修飾法並びにこれに使用する製剤組成物
Panossian et al. Plant adaptogens. II. Bryonia as an adaptogen
Glascock Recent research on the origin of milk fat
Gabor et al. Effect of dietary fat and monoclonal antibody therapy on the growth of human mammary adenocarcinoma MX-1 grafted in athymic mice
Amarù et al. The role of conjugated linoleic acid in breast cancer growth and development
AU604226B2 (en) Method of modifying the lipid structure function and expression of cell membranes and pharmaceutical compositions for use therein
Blank et al. Fish oil enhancement of 131I-conjugated anti-human milk fat globule monoclonal antibody experimental radioimmunotherapy of breast cancer
JPH01156922A (ja) 悩疾患治療用薬剤の製造方法と治療用化合物
Hidiroglou et al. Effect of feeding cod liver oil on the fate of radiotocopherol in sheep
JP2001258505A (ja) 食品組成物
JPH1036387A (ja) Hsp27ファミリーに属するタンパク質のジンセノサイド類含有合成抑制剤