JPH02299862A - サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置 - Google Patents

サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置

Info

Publication number
JPH02299862A
JPH02299862A JP12014889A JP12014889A JPH02299862A JP H02299862 A JPH02299862 A JP H02299862A JP 12014889 A JP12014889 A JP 12014889A JP 12014889 A JP12014889 A JP 12014889A JP H02299862 A JPH02299862 A JP H02299862A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
correction data
thermal head
drive data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12014889A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Asai
保 浅井
Tsuyoshi Yasutomi
強 安富
Takuji Hashiguchi
拓二 橋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP12014889A priority Critical patent/JPH02299862A/ja
Publication of JPH02299862A publication Critical patent/JPH02299862A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、サーマルヘッド、それを用いた記録装置およ
びサーマルヘッドに入力されるよう記録濃度を補正する
補正データを作成する装置に関する。
従来の技術 感熱記録を行う構成として広く用いられているサーマル
ヘッドには、多数の微小な発熱素子が一直線上に配列さ
れ、各発熱素子を発熱させる駆動電力を別途入力される
駆動データに対応して発生する駆動回路が備えられる。
こめようなサーマルヘッドは、感熱記録紙または感熱リ
ボンと記録紙とをプラテンローラとの間で挾圧し記録を
行っている。
このようなサーマルヘッドを用いる記録装置において、
記録濃度の均質化を図るために従来では、■各Q熱素子
の電気抵抗値のばらつきを可及的に小さくする。
■個々の発熱素子め電気抵抗値のばらつきを補正するた
めに、各発熱体の断面積を調整する。
0発熱素子が形成される基板表面の平坦性を向上する。
■上記基板上において発熱抵抗層との間に形成される蓄
熱用層(グレーズ層)の平坦性ならびに発熱素子毎の体
積を均一1ヒする。
などの手段を講じている。
一方、サーマルヘッドを用いる記録装置の装置本体側で
は、印字品質を向上させるための手段はほとんど用いら
れておらず、採用されている手段としては発熱素子の電
気抵抗値を予め計測し、サーマルへ/ドを駆動する駆動
データに前記電気抵抗値の偏差量に基づく補正データを
加算する構成である。
発明が解決しようとする課題 上述したようにサーマルヘッドを用いて感熱印字を行う
印字装置において、いわゆる昇華形の印字方式である場
合や、中間調印字方式である場外などのように、発熱素
子に印加する電力を変イヒすることにより階調表現を行
う方式の場な、各発熱素子毎の電気抵抗値のばらつき、
発熱体の断面積、基板表面の平坦性、およびグレーズ層
の形状などに関するばらつきなどの要素は、そのまま印
字濃度ムラとなってしまう。
このような印字濃度ムラを防止するために、上記各要素
についてvJ造上の精度を向上させる場合、多分野の製
造技術の精度を常時向上させることが必要となり、実際
には困難である。またこのようなtJ造精度の向上は、
製造における工数の増大およびtlil造時間造兵間間
化を招き、生産性が低下するという課題がある。また前
述したような補正データを用いる場き、補正データを記
憶する記憶手段を、たとえばサーマルヘッドに搭載した
り、または前記記録装置本体側に設けられる各種記憶装
置に記憶したりする構成は採用されていない。
本発明の目的は、上述の技術的課題を解消し、製造上の
精度を比較的緩和することができるとともに、印字品質
を格段に向上させたサーマルヘッド、それを用いた記録
装置および記録濃度補正データ作成装置を提供すること
である。
課題を解決するための手段 請求項第1項記載の発明は、外部から入力される駆動デ
ータに対応する駆動電力がそれぞれ印加される複数の発
熱素子と、 各発熱素子毎の記録媒体における記録濃度の偏差量に対
応し、基準駆動データとの間で前記駆動データが演算さ
れる補正データを記憶する記憶手段とを一体的に含むこ
とを特徴とするサーマルヘッドである。
請求項第2項記載の発明は、サーマルへ・ソドを用いて
感熱記録を行う記録装置において、サーマルヘッドに配
置される複数の発熱素子毎の記録媒体における記録濃度
の偏差量に対応し、基本駆動データとの間で駆動データ
が演算される補正データを記憶する記憶手段と。
基本駆動データ発生手段と、 基本駆動データと補正データとの間で前記I′i1M−
を行い、駆動データをサーマルヘッドに出力する演算制
御手段とを含むことを特徴とするサーマルヘッドを用い
た記録装置である。
請求項第3項記載の発明は、複数の発熱素子が配列され
ているサーマルヘッドを用いて記録が行われた記録媒体
上を走査して記録濃度を検出ずろ濃度検出手段と、 濃度検出手段による検出結果に対応し、該検出結果と基
準濃度との1扁差を解消する駆動データが基準駆動デー
タとの間の予め定める演算にて算出される補正データを
出力する演算手段と、該演算手段からの補正データをサ
ーマルヘッドまたはサーマルヘッドを用いる記録装置の
装置本体のいずれか少なくとも一方に備えられろ記憶手
段に記憶さ仕る記憶制御手段とを含むことを特徴とする
記録濃度補正データイヤ成装置である。
作用 M求項1項記載の発明のサーマルヘッドに8−よれる発
熱素子に印加される駆動電力は、外部から入力される駆
動データに対応する。この駆動データは、基本駆動デー
タと各発熱素子毎の記録媒体における記録濃度の偏差量
に対応して定められる補正データとの間で演算されて算
出される。前記補正データは、サーマルヘッドに一体的
に含まれる記憶手段に記憶される。したがってサーマル
ヘッドによる印字品質を向上させるに当たって、従来の
技術の欄において■項一0項で説明したように、製造上
の精度をむやみに向上する必要が解消される。
請求項第2項の発明の記録装置によれば、サーマルヘッ
ドによって感熱記録を行うに当たって、基本駆動データ
発生手段から基本駆動データが発生され、記#j!装置
に備えられる記憶手段から補正データが発生される。こ
れら基本駆動データと補正データとは演算制御手段にて
相互の間に演算が行われ、駆動データがサーマルヘッド
に出力される。前記補正データはサーマルヘッドに配置
される複数の発熱素子毎の記録媒体にわける記j!濃度
グ)偏差量に対応しており、このような駆動データで感
熱印字が行われることにより、印字濃度を均一化し印字
品質を格段に向上させることができる。
しかもこのような印字品質の向上を前述した補正データ
を設定することにより行うので、従来技術の項で■項一
0項で説明したような調造における精度をむやみに向上
する必要が解消される。
請求項3項の発明に従えば、サーマルヘッドを用いて記
録が行われた記録媒体上を、検出手段で走査して記録濃
度を検出する。検出手段による検出結果に基づいて演算
手段により補正データが演算され、この補正データはサ
ーマルヘッド、またはサーマルヘッドを用いる記録装置
の装置本体のいずれか少なくとも一方に備えられる記憶
手段に、記憶制御手段によって記憶される。このように
記録媒体上の記録濃度を検出することにより、前記補正
データを決定するようにするので、たとえば発熱素子の
電気抵抗値など記録濃度を決定する複数種類の要素を個
別に測定する゛必要が解消され、補正データの決定をさ
らに容易に行うことができる。
実施例 第1図は請求項第1項および第2項記載の発明の一実施
例の記録装置であるビデオプリンタ1の構成例を示すブ
ロック図である。第1図を参照して、本実施例について
説明する。ビデオプリンタ1は、たとえば感熱記録紙I
\の印字や、感熱リボンによる記録紙への印字を行うサ
ーマルヘッド2と、サーマルヘッド2を制御811A動
する装置本体3とを含んで構成される。サーマルヘッド
2は基板4上で一仮想直線上に配列された多数の発熱素
子R1,R2,・・・、Rr+(総称するときは参照符
Rで示す)を含む印字手段5と、各発熱素子R毎に設け
られたとえばパワートランジスタなどを含んで構成され
、各発熱素子Rに印字に必要な駆動電力を供給する駆動
回路6と、前記サーマルヘッド2に一体的に搭載され、
後述するようなサーマルヘッド2における補正データを
記録するたとえばリードオンリメモリ(ROM>などか
ら成る記憶手段である補正データ記録部7とを含む。
前記装置本体3は、サーマルヘッド2で印字される印字
信号が入力される入力端子8をmえ、前記印字信号はア
ナログ/デジタル変換器(辺上、A/D変換器と略す)
9にてデジタル信号に変換された擾、たとえばランダム
アクセスメモリ(RAM)などから成る印字信号記憶部
10に記憶される。印字信号記憶部10からの印字信号
はデジタル/アナログ変換器(以下、D/Ag:換器と
略す)11にてアナログ信号に変換され、デコーダ12
によってアナログ信号からたとえばシアン色に閃する色
信号C、マゼンタ色に関する色信号M、および黄色に関
する色信号Yが分離され、マトリクス回路13において
輝度信号が付加された色信号C,M、Yが出力される。
これらマトリクス回路13からの色信号C,M。
Yは切換スイッチ14によって時間順次的に選択され、
A 7.、−’ D変換器15に入力されてデジタル信
号に変換される。上記参照符8こ15で示す構成が基準
駆動データ発生手段を構成する。
A/D変換器15の出力は、演算制御手段であるデータ
制御回路16に入力され、前記補正データ記録部7から
読出される補正データとの間で後述するような演算処理
が行われ、補正データを加えた駆動データであるデータ
信号がサーマルヘッド2の前記駆動回路6に出力される
。一方、前記データ制御回路16は、A/D変換器15
からの印字信号および補正データに基づいて、通電パル
ス制御回路17を制御し、通電パルス制御回路17から
駆動回路6にパルス状に供給される駆動電力を制御する
第2図は装置木本3からサーマルヘッド2/\供給され
る信号を示すタイムチャートであり、第3目はこの信号
による前記印字手段5の動作状形を説明する図である。
これらの1面を参照して、ビデオプリンタ1の動作状態
に′)いて説明する。第2図(1)はデータ制御回路1
Gから駆動回路6に供給されるデータ信号の一部の階調
データを表しており、本実施例のビデオプリンタ1にお
いて実現される印字のlIl調数rnに対応した数のデ
ータSII、SI2.・・・、SImを一単位とする時
系列データを有する。すなわちビデオプリンタ1がたと
えば64階調の印字動作を実現しようとすると、前記添
字m = 64となる。
第2図(2)はたとえば階調データSIIの内容を示し
ており、本実施例の印字手段5がたとえば[1個の発熱
素子R1,R2,・、!(riから構成される1rIJ
な、各発熱素子R海の通電の有無を表す通電データDr
i j (i=1.2.−、rl、j=1.2.・・・
、m)を含んで構成される。前記データ制御回路16か
らのデータ信号には第2図く3)に示すように、各階調
データSlに同期してサーマルヘッド2を動作させるた
めのクロック信号CKや、上記′f4!調データSIを
、駆動回路6において明々の発熱素子R毎に設けられる
ラッチ回路(図示せず)にラッチさせるための第2図く
4)に示すラッチ信号LTや、駆動回路6を動作させる
ためのストローブ信号SBなどが供給される。
前述したような実現される111調数たとえば6411
J調が実現されるための一連の階調データSI 1゜S
T2.  ・・、S I mの印加は、たとえば時間的
には33 rn s毎に行われる。また第2図(5)の
ス1− o−プ信号に付した記号T o n 1 、 
T o n 2 。
・=、Tonrnは、前記階調データS11〜SImに
おいて全て発熱すべきデータが印加される発熱素子Rを
想定すると、各階調データS I j毎の印加エネルギ
を表している。
本実施例では、64階調を実現するに必要なデータ81
1〜5164に対し、前記時間33 rn s閏のデー
タをSll−5I28の128階調分準備する。このう
ち64mのデータに°よ6て基本的な641Il調の印
字を実現する。このとき、残余の64個のデータは電圧
無印加のデータとなる。ずなわち前記残余の64四のデ
ータが濃度補正用に用いられ得ることになり、本実施例
では+i+る発熱素子Riへの最大印加エル本ギは、 Ton(Ri)= ΣTonk         −(
1)k=1 となる。
したがって第3図の例では、前記申請データ811には
発熱素子R1,、R2、n 3、R5,・・を発熱駆動
させ、残余の発熱素子Fj4.R6,・・。
Rrlにはエネルギを与えないデータが含まれているこ
とになる。同様にして階調データSL2〜SI m (
m = 128 >が供給され終わると、印字手段5の
発熱素子R1には印加エネルギ Ton (R1) = Ton! + Ton3   
   ・・・(2)が印加され、たとえば発熱体R3に
は印加エネルギ To+1(R3)  = Tonl  + Ton2 
 + Tons     −(3)が印加されることに
なる。したか−)て階調データS I 1 ”SI r
rtがたとえば33m5t7jにサーマルヘッドに入力
されることにより、発熱素子R1〜Rr1は第3図く1
)〜第3図<m)に示される状態、にj順次的に電力は
勢され、基本的な64階調を含み、全体として128附
調をを実現する印字動作が行われる9 上述したようなサーマルヘッド2/\のデータ信号を装
置本体3のデータ制御回路16において作成するに当な
り、各発熱素子Riの印字濃度ムラに起因する印字品質
の低下を回避する必要がある。
このなめ本実施例では、以下のような配慮を行う。
(A)抵抗値のばら−)きに関する補正サーマルヘッド
2の各発熱素子Ri (i=1゜2、・・・、「l)は
!!!遣時における組成!、うなどに起因してその電気
抵抗値が、たとえば第4図のグラフに示すようにばらつ
< 3% 6が多い。第4図の縦軸は抵抗値変化率ΔR
/ R(Rは設計上の抵抗値、ΔRは実測抵抗値と設計
抵抗値との差)であり、横軸はサーマルヘッド2の主走
査方向である。ここで前記抵抗値変化率ΔR/Rが正の
渇きには、各発熱素子Rtの上記第1式および第2式に
示すような印加エネルギT o n (Ri )が増大
するように補正された前記データ信号が発生され、抵抗
値変化率ΔR、/ Rが負のJ′%会には、前記印加ニ
オ・ルギTon(Ri)が減少するように補正が行われ
る。
すなわち印加電圧が同一ならば発熱量は電気抵抗値に反
比例して変化することになり、電気抵抗値が前記設計抵
抗値より増大(i14i少)すれば、発熱量は減少(増
大)することになる。したがってこのような発熱量の不
所望な変動を補正するために、印加エネルギT o r
i (Ri )に閃する前述のような補正が行われる。
(B)基板平坦度に関する補正 サーマルヘッド2の各発熱素子Riなどが形成された基
板4の表面には、第5図に示されるようにたとえば高低
差15μrn程度の凹凸18が存在している。この凹凸
18にはさらに微細な微小凹凸19が形成されている。
第5図のグラフの縦軸は前記凹凸18の基板4がらの突
出量である。したがって前記凹凸18における突出量が
大きい程、このような部分に対応する発熱素子Riはプ
ラテンローラに、より強く圧接することになり、サーマ
ルヘッド2による印字濃度が濃くなる。したがって前記
凹凸18は印字ムラを引き起こす、したがって本実施例
では、前記突出量が正の場かには印加エネルギT Or
I (Ri )が減少するように制御し、前記凹凸18
が負方向の渇きには印加エネルギT (l rlを増加
するような処理を行う。
(C)基板上のM熱用層(グレーズ層)に関する補正 基板4上において、印字手段5に対応する部分にのみ前
記グレーズ層が、印字手段5の主走査方向と交差する断
面が略り字状に形成されるとき5基板4と反対側に臨む
円弧面の曲率が比較的小さい渇きの印加エネルギと印字
濃度との関係が第6図ライン12に示され、前記曲率半
径が比較的大きいJ11合の例が第6図ライン11に示
される。すなわち印字手段5と基板4との間にあるグレ
ーズ層が平板状に近いほど、同−印加エネルギによる印
字濃度は低くなることになる、したがって前記グレーズ
層の発熱素子R毎V)体積が大きくなるに従い、印字濃
度が薄くなることになり、この点においても印字ムラ4
の発生が想定される。
したがってサーマルヘッド2の製造f、&、グレーて層
の各発熱素子Ri毎の曲率を計測すれば、曲率が小さい
程前記印加エネ・ルギT c+ rI (Ri )が減
少し、グレーズ層の曲率が比較的大きければ前記印加ニ
オ・ルギT o rI(Ri )が増大するような補正
を行う。
上述したような電気抵抗値のばら−)き、基板4表面の
平坦性およびグレーズ層による蓄熱量のばら−)きにそ
れぞれ起因する印字ノ、うに関する補正データが得られ
、このような補正データと第1図に示すA/D変換器1
5がらグ)印字信号とに基づいてデータ信号を発生する
場き、下記のように行われる。すなわちある発熱素子R
i ’Xグ〉印加エネ・ルギが。
Ton(R4) = ΣTonk         −
(4)k=1 である堝な、印加エネルギを減少して濃度を低下さ古る
1%訃、印加ニオ・ルギはたとえば、Ton (Ri 
) = Ton 1モTOI+2 + Ton3  −
 (5)のように選ばれ、増大するP4キにはたとえば
、Ton(Ri、)= ΣToI+k        
 −(6)のように選ばれる。
前述の実施例では、第4121〜第6図を参照して説明
した印字濃度ムラを発生させる3種類の要因に′)いて
、設計値からの偏差をそれぞれ測定して、測定結果を総
計して前記印加エネルギT o rt (R1)が変化
するようにしている。
第7Iffiに請求項第3項の発明の一実施例の構成を
示す。本実施例は、本発明の目的がビデオプリンタ1等
の昇華型プリンタにおける印字ムラの解消であることに
鑑み、サーマルヘッド2による印字結果における濃度ム
ラを測定し、これを解消するデータをサーマルヘッド2
の補正データ記録部7に記録するようにしている。すな
わち本実施例では前記第4図〜第613に示される印字
ムラを発生させる3要素を個別的に考察するのに代えて
、印字媒体における濃度ムラを考察するものである。
第7図に示される駆動データfヤ成装置21は、第1図
に示されるサーマルヘッド2による印字結果が印字され
ている記録紙22における印字結果を光学的に検出する
たとえばレーザ発振器や、記録紙22からの反射光のレ
ベルをたとえば電圧レベルに変換して検出信号として出
力する受光装置などを含んで構成される濃度検出手段で
ある検出装置23と、前記検出信号をサーマルヘッド2
の補正データ記録部7に記録するに当たって、設計上凛
準とされる印字濃度を実現する電力や当該電力の印加タ
イミングなどの基本動作データを記憶する基本動作デー
タ記憶部24と、前記検出信号と基本動作データとの間
に演算を施し、補正データ記録部7に書込まれる補正デ
ータを出力する演算手段である演算装置25と、演算装
置25の出力をたとえばROMなどから成る補正データ
記録部7に記録する記憶制御手段である補正データ書込
み装置26とを含んで構成される。
第8図は前記記録紙22の拡大図である。記録紙22に
は、サーマルヘッド2の全ての光熱素子t”(iを発熱
させた状態で記録が行われ、主走査方向A1および副走
査方向A2に沿い、複数の画素27が行列状に印刷され
た状1.どなる。このような記録紙22において、検出
装置23はたとえば発生されるレーザ光を記録紙22上
において、たとえば最大直径10μrn程度に集光し、
このレーザ光によって記録紙22上を走査する。これに
よりサーマルヘッド2 t’s各発熱素子Rite)の
印字状態が確認される。
これらにより第9図に示されるような、補正データ出力
が得られる。このような補正データを前記補正データ記
録部7に記録して、第1図に示すデータ制御回路16に
より前記印字動作に必要なデータ信号を得ることにより
、各発熱素子R1毎の印字濃度のばらつきを解消した印
字動作を得ることができる。
前述の実施例において、サーマルヘッド2による印字ノ
\うの解消を図るに当たって、前記第4図〜第6図を参
照して説明した要素に限らず、さらに他の要素を加味し
てこれに関するデータを計測して、これを加味した補正
データを作るようにしてもよい。また補正データが記録
されるグ)は、前記サーマルヘッド2に一体的に装着さ
れるROMに限らず、ビデオプリンタ1の装置本体3側
に備えられる各種記録装置、たとえばフロッピーディス
クを用いる記録装置などの記録装置であってもよい。
発明の効果 以上のように請求項1項記載・の発明に従えば、サーマ
ルヘッドの駆動データは、基本駆動データと各発熱素子
毎の記録媒体における記録濃度の偏差量に対応して定め
られる補正データとの間で演算されて算出される。前記
補正データは、サーマルへ・・Iドに一体的に含まれる
記憶手段に記憶される。したがってサーマルヘッドによ
る印字品質を向上するに当たって、従来技術の項におい
て■項一〇項で説明したように、製造上の精度をむやみ
に向上する必要が解消される。
請求項第2項の発明の記録装置によれば、サーマルヘッ
ドによって感熱記録を行うに当たって、基本駆動データ
発生手段から基本駆動データが発生され、記録装置に備
えられる記憶手段から補正データが発生される。前記補
正データはサーマルヘッドに配置される複数の発熱素子
毎の記録媒体における記録濃度の偏差量に対応しており
、このような駆動データで感熱印字が行われることによ
り、印字濃度を均一化し印字品質を格段に向上すること
ができる。しかもこのような印字品質の向上を、前述し
た補正データを設定することにより行うので、従来技術
の項で■項一0項で説明したように、製造における精度
をむやみに向上する必要が解消される。
請求項3項の発明に従えば、記録媒体上の記録濃度を検
出することにより、記録濃度の補正データを決定するに
当たり、たとえば発熱素子の電気抵抗値など記録濃度を
決定する複数種類の要素を個別に測定する必要が解消さ
れ、補正データの決定をさらに容易に行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は請求項第1項および第2項の発明の一実施例の
ビデオプリンタ1の構成例を示すブロック図、第2図は
ビデオプリンタ1の動作状態を説明するタイムチャート
、第3図は発熱素子Riの駆動例を示す図、第4図は発
熱素子Ri毎の電気抵抗値のばらつきの状態例を示すグ
ラフ、第5図はサーマルヘッド2の基板4の平坦度を示
すグラフ、第6図は曲率の異なるグレーズ層における印
加エネルギと印字濃度との関係を示すグラフ、第7図は
請求項第2項の発明の一実施例の駆動データ作成装置2
1の構成例を示すブロツク図、第8図は記録紙22の平
面図、第9図は補正データ例を示すグラフである。 1・・・ビデオプリンタ、2・・・サーマルヘッド、3
・・・装置本体、4・・・基板、5・・・印字手段、7
・・・補正データ記録部、10・・・印字信号記憶部、
】−6・・・データ制御回路、18・・・凹凸、21・
・・駆動データ作成装置、22・・・記録紙、23・・
・検出゛装置、Ri・・発熱素子 32 図 113 図 (m)○○O○○○・ ・ ・ ・ ○第 4図 工之V瀾 第 5図 番 第6図 印加工事ルイ 第7図 第 8 口 第 93 工之斎方阿

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部から入力される駆動データに対応する駆動電
    力がそれぞれ印加される複数の発熱素子と、各発熱素子
    毎の記録媒体における記録濃度の偏差量に対応し、基準
    駆動データとの間で前記駆動データが演算される補正デ
    ータを記憶する記憶手段とを一体的に含むことを特徴と
    するサーマルヘッド。
  2. (2)サーマルヘッドを用いて感熱記録を行う記録装置
    において、 サーマルヘッドに配置される複数の発熱素子毎の記録媒
    体における記録濃度の偏差量に対応し、基本駆動データ
    との間で駆動データが演算される補正データを記憶する
    記憶手段と、 基本駆動データ発生手段と、 基本駆動データと補正データとの間で前記演算を行い、
    駆動データをサーマルヘッドに出力する演算制御手段と
    を含むことを特徴とするサーマルヘッドを用いた記録装
    置。
  3. (3)複数の発熱素子が配列されているサーマルヘッド
    を用いて記録が行われた記録媒体上を走査して記録濃度
    を検出する濃度検出手段と、 濃度検出手段による検出結果に対応し、該検出結果と基
    準濃度との偏差を解消する駆動データが基準駆動データ
    との間の予め定める演算にて算出される補正データを出
    力する演算手段と、 該演算手段からの補正データをサーマルヘッドまたはサ
    ーマルヘッドを用いる記録装置の装置本体のいずれか少
    なくとも一方に備えられる記憶手段に記憶させる記憶制
    御手段とを含むことを特徴とする記録濃度補正データ作
    成装置。
JP12014889A 1989-05-13 1989-05-13 サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置 Pending JPH02299862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014889A JPH02299862A (ja) 1989-05-13 1989-05-13 サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12014889A JPH02299862A (ja) 1989-05-13 1989-05-13 サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02299862A true JPH02299862A (ja) 1990-12-12

Family

ID=14779152

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12014889A Pending JPH02299862A (ja) 1989-05-13 1989-05-13 サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02299862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002032659A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Couche barrière et procédé de fabrication

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334160A (ja) * 1986-07-29 1988-02-13 Canon Inc 熱記録ヘッド
JPS63209954A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Oki Electric Ind Co Ltd 熱転写式カラ−記録装置の濃度補正方式
JPS6463171A (en) * 1987-09-02 1989-03-09 Victor Company Of Japan Thermal transfer printer

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334160A (ja) * 1986-07-29 1988-02-13 Canon Inc 熱記録ヘッド
JPS63209954A (ja) * 1987-02-27 1988-08-31 Oki Electric Ind Co Ltd 熱転写式カラ−記録装置の濃度補正方式
JPS6463171A (en) * 1987-09-02 1989-03-09 Victor Company Of Japan Thermal transfer printer

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002032659A1 (fr) * 2000-10-13 2002-04-25 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Couche barrière et procédé de fabrication
GB2372999A (en) * 2000-10-13 2002-09-11 Dainippon Printing Co Ltd Barrier film and method for production thereof
GB2372999B (en) * 2000-10-13 2004-09-29 Dainippon Printing Co Ltd Barrier-forming film and manufacturing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02286341A (ja) 画像記録装置
US6351276B1 (en) Thermal recording apparatus
US5089831A (en) Block-divided driving apparatus of gradation thermal printhead
JPH02299862A (ja) サーマルヘッド、それを用いた記録装置および記録濃度補正データ作成装置
JP3040407B2 (ja) 画像記録装置
JP4366489B2 (ja) 多階調記録方法
US5079564A (en) Recording apparatus using a time varying distribution of heat element driving pulses
US6045275A (en) Thermal head controller
JP2000108296A (ja) 感熱孔版の製版装置
JP2635470B2 (ja) 熱転写プリンタの補正回路
JP2994855B2 (ja) 多階調熱記録方法
JPS61108255A (ja) 階調記録方法
JP3038969B2 (ja) サーマルヘッド
JP2000108399A (ja) 多階調画像の感熱記録方法と感熱記録装置
JPS59179363A (ja) カラ−熱転写記録方法
JPH01216860A (ja) 感熱記録装置
JPH02283462A (ja) 記録ヘツド及び前記記録ヘツドを用いた熱記録装置
JP3002800B2 (ja) プリンタの記録濃度補正方法及び装置
JPS58161573A (ja) 感熱記録装置
JPH11277783A (ja) サーマルプリンタ
JPH02153755A (ja) 記録ヘツド及び前記記録ヘッドを用いた熱記録装置
JPH0548184B2 (ja)
JPS6027564A (ja) カラ−熱転写記録方法
JPH06198940A (ja) 画像記録装置
JPH02145353A (ja) サーマルヘッド及び該サーマルヘツドを用いた熱転写記録装置