JPH0229911Y2 - - Google Patents

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JPH0229911Y2
JPH0229911Y2 JP10789283U JP10789283U JPH0229911Y2 JP H0229911 Y2 JPH0229911 Y2 JP H0229911Y2 JP 10789283 U JP10789283 U JP 10789283U JP 10789283 U JP10789283 U JP 10789283U JP H0229911 Y2 JPH0229911 Y2 JP H0229911Y2
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frame
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は両軸受型リールの改良に関する。
従来、リール側板内側の左右一対のフレーム基
板とこれに架設した支持杆とを軽合金ダイカスト
で一体の枠体に成形することが、実公昭57−
26624号公報で知られている。
しかしながらこの枠体は使用中において砂、
岩、コンクリート等に衝接して傷が付いたり、海
水が付着したりしている間に腐蝕すると共に表面
処理を必要とし、更に軽量化の面でも合成樹脂に
及ばないのが現状である。
ところでこの枠体を合成樹脂で一体成形する
と、腐蝕防止、表面処理の不要、軽量化等を図る
ことができるが強度的にハンドル駆動及び釣糸の
捲き上げ時の応力に充分に対応することができ
ず、特に下部のリール固定脚部分に応力が集中し
て亀裂を生じ易い等の欠陥があり未だ実用化でき
ない。
本考案はこのような欠陥を改善するようにした
もので、左右一対のフレーム基板とその下部に架
設したリール固定脚を有する支持柱とを合成樹脂
で一体の枠体に形成し、前記支持柱には軸方向に
前後一対の取付孔を貫通穿設し、前記フレーム基
板の一方には金属フレームと外側板とからなる駆
動装置セツト用リール側板を、他方にはスプール
軸受部を有するリール側板を夫々当着して前記取
付孔に嵌挿した取付杆で緊締固着し、前記駆動装
置セツト用リール側板の金属フレームにはハンド
ル軸筒を支承した主軸とフレーム基板に嵌合した
スプール軸受を有する軸受板を固着し、リール側
板のスプール軸受部と軸受板のスプール軸受にス
プールを固定したスプール軸を支承せしめたこと
を要旨とするものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、左
右一対のフレーム基板1,1とその下部に架設し
たリール固定脚2を有する前後一対の支持柱3,
3と上部に架設した連結杆4とからなる枠体5は
炭素ガラス繊維等の補強材を混合した合成樹脂で
一体に形成されると共に前記支持杆3,3には軸
方向に取付孔6,6が貫通穿設されている。
前記枠体5の一方のフレーム基板1には金属フ
レーム7と皿状外側板8とからなる駆動装置セツ
ト用のリール側板9が、また他方のフレーム基板
1にはスプール軸受部10を設けたリール側板1
1が夫々当着され、前記支持柱3,3の取付孔
6,6に嵌挿された取付杆12,12で緊締固着
されると共に更に枠体5の上部においてもリール
側板9,11とが取付杆13で緊締固着されてい
る。
また前記金属フレーム7にはハンドル軸筒14
を支承する主軸15が突出固定されると共に中心
部にスプール軸受部16を、周縁に鍔縁17を
夫々設けた金属板18がフレーム基板1に嵌合す
るように固着され、軸受部10,16間にスプー
ル19を固着したスプール軸20を回転自在に支
承し、更にリール側板9内の主軸15及びスプー
ル軸20には公知の駆動歯車21、ピニオン22
等の駆動機構、クラツチ機構が収容されている。
しかして前記支持柱3は取付孔6毎に前後一対
設けているが、巾広く形成してその前後部に一対
の取付孔6,6を形成しても差支えなく、また外
側板8は合成樹脂又はアルミ合金等の軽金属で、
リール側板11は合成樹脂で夫々形成するのが好
適である。なお図中23はリール側板11側のフ
レーム基板1に嵌着された金属製環状リング、2
4は釣糸のレベルワイド装置、25は釣糸のバツ
クラツシユ防止装置、26はクラツチ操作レバー
である。
本考案は左右一対のフレーム基板とこれらを連
結する支持杆とをリール固定脚と共に合成樹脂で
一体に形成することにより、腐蝕防止、表面処理
の省略、軽量化を図ることができるのは勿論、特
に魚釣り操作でハンドル回転軸筒及びスプール軸
に作用する応力はリール側板の金属フレームに突
設固着された主軸とこれに固定した金属板の軸受
部によつて負荷して合成樹脂の枠体に集中応力が
生じないようにすると共に枠体のリール固定脚部
に作用する応力はリール固定脚部に架設した支持
柱に嵌挿せるリール側板を緊締する取付杆で負荷
して枠体のリール固定脚部を補強し、しかも枠体
には取付杆固定用の螺合部は設けずにリール側板
を固定するようにしたので応力も分散され、合成
樹脂製の枠体でもリール全体の強度を低下させる
ことなく軽量化を図ることができる優れた特徴と
実用性を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の横断平面図、第2図は同縦断
側面図、第3図は同一部切欠平面図、第4図は同
横断平面図、第5図は同分解平面図である。 1,1……フレーム基板、2……リール固定
脚、3……支持柱、5……枠体、6,6……取付
孔、7……金属フレーム、9……リール側板、1
0……スプール軸受部、11……リール側板、1
2……取付杆、14……ハンドル軸筒、15……
主軸、16……スプール軸受部、18……金属
板、19……スプール、20……スプール軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右一対のフレーム基板とその下部に架設した
    リール固定脚を有する支持柱とを合成樹脂で一体
    の枠体に形成し、前記支持柱には軸方向に前後一
    対の取付孔を貫通穿設し、前記フレーム基板の一
    方には金属フレームと外側板とからなる駆動装置
    セツト用リール側板を、他方にはスプール軸受部
    を有するリール側板を夫々当着して前記取付孔に
    嵌挿した取付杆で緊締固着し、前記駆動装置セツ
    ト用リール側板の金属フレームにはハンドル軸筒
    を支承した主軸とフレーム基板に嵌合したスプー
    ル軸受を有する軸受板を固着し、リール側板のス
    プール軸受部と軸受板のスプール軸受にスプール
    を固定したスプール軸を支承せしめた魚釣用両軸
    受型リール。
JP10789283U 1983-07-12 1983-07-12 魚釣用両軸受型リ−ル Granted JPS6015167U (ja)

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JPS6015167U JPS6015167U (ja) 1985-02-01
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0812149B2 (ja) * 1985-08-06 1996-02-07 日本テクトロン株式会社 光学測定装置におけるランプ光源の照射光量制御法
JPH0810280Y2 (ja) * 1990-08-07 1996-03-29 島野工業株式会社 両軸受リール

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JPS6015167U (ja) 1985-02-01

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