JPH02298849A - ローパワー湿度センサ - Google Patents
ローパワー湿度センサInfo
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- JPH02298849A JPH02298849A JP12092689A JP12092689A JPH02298849A JP H02298849 A JPH02298849 A JP H02298849A JP 12092689 A JP12092689 A JP 12092689A JP 12092689 A JP12092689 A JP 12092689A JP H02298849 A JPH02298849 A JP H02298849A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ローパワー湿度センサに関し、更に詳しくい
えば、各種の電子機器等において湿度を検出する際に利
用されるものであり、特に、湿度センサの低消費電力化
、小型化を実現し、かつ安価でリニアリティの良好なロ
ーパワー湿度センサに関する。
えば、各種の電子機器等において湿度を検出する際に利
用されるものであり、特に、湿度センサの低消費電力化
、小型化を実現し、かつ安価でリニアリティの良好なロ
ーパワー湿度センサに関する。
従来、例えば複写機、プリンタ等の紙を取り扱う装置、
あるいはその他の湿度検出が必要な装置などにおいては
、各種の湿度センサが用いられていた。
あるいはその他の湿度検出が必要な装置などにおいては
、各種の湿度センサが用いられていた。
前記4度センサにおける湿度センサ素子として、水分子
の吸着によりインピーダンスの変化することを利用した
湿度センサ素子が知られている。
の吸着によりインピーダンスの変化することを利用した
湿度センサ素子が知られている。
このようなインピーダンス変化型湿度センサ素子には、
セラミック湿度センサ素子や、高分子系センサ素子があ
る。
セラミック湿度センサ素子や、高分子系センサ素子があ
る。
また、インピーダンス変化素子を更に分けると、抵抗変
化(R変化)を利用したもの、静電容量変化(C変化)
を利用したもの、インピーダンス変化(Z変化)を利用
したもの、の3つに分けられる。
化(R変化)を利用したもの、静電容量変化(C変化)
を利用したもの、インピーダンス変化(Z変化)を利用
したもの、の3つに分けられる。
そして、静電容量変化型湿度センサ素子(高分子系セン
サ素子)は、湿度の増大にともなって静電容量がほぼ同
じ比率で減少する。
サ素子)は、湿度の増大にともなって静電容量がほぼ同
じ比率で減少する。
また、抵抗変化型湿度センサ素子は、低湿度側では高抵
抗であり、湿度の増加にともなってその抵抗値が指数関
数的に減少すると共に、温度変化にともなって非直線的
な変化をする。
抗であり、湿度の増加にともなってその抵抗値が指数関
数的に減少すると共に、温度変化にともなって非直線的
な変化をする。
更に、インピーダンス変化型湿度センサ素子は、低湿度
側では高インピーダンスで、湿度の変化によりあまり変
化しないが、高湿度側においてインピーダンスが急激に
減少する(非直線的な変化)と共に、温度変化にともな
って非直線的な変化をする特性を有する。
側では高インピーダンスで、湿度の変化によりあまり変
化しないが、高湿度側においてインピーダンスが急激に
減少する(非直線的な変化)と共に、温度変化にともな
って非直線的な変化をする特性を有する。
上記のインピーダンス変化型湿度センサ素子を用いた湿
度センサとしては、次のようなものが知られていた。
度センサとしては、次のようなものが知られていた。
第6図は、従来の電圧検出方式による湿度センサを示し
た図、第7図は、従来の位相比較方式による湿度センサ
を示した図である。
た図、第7図は、従来の位相比較方式による湿度センサ
を示した図である。
図において、O20は発振器、Roは抵抗、H゛Sはイ
ンピーダンス変化型の湿度センサ素子、Dはダイオード
、Coはコンデンサ、OUTは出力端子、PDは位相比
較器を示す。
ンピーダンス変化型の湿度センサ素子、Dはダイオード
、Coはコンデンサ、OUTは出力端子、PDは位相比
較器を示す。
第6図に示した電圧検出方式では、発振器O3Cの交流
出力電圧が抵抗Roと湿度センサ素子H3の直列回路に
印加する。
出力電圧が抵抗Roと湿度センサ素子H3の直列回路に
印加する。
これにより、湿度センサ素子H3に電流が流れる。この
時、湿度の変化に応じて湿度センサ素子H3のインピー
ダンスが変化する。
時、湿度の変化に応じて湿度センサ素子H3のインピー
ダンスが変化する。
したがって、湿度センサ素子H3に流れる電流は、湿度
の変化にともなって変化することになり、コンデンサG
oの端子電圧を出力端子OUTに取り出せば、湿度の検
出ができる。
の変化にともなって変化することになり、コンデンサG
oの端子電圧を出力端子OUTに取り出せば、湿度の検
出ができる。
また、第7図に示した位相比較方式の湿度センサにおい
ては、湿度センサ素子H3が等価的に抵抗Rとコンデン
サCとの並列回路になっており、これらR及びCが湿度
の変化にともなって変化することによる電流位相の変化
を検出して湿度の検出を行うものである。
ては、湿度センサ素子H3が等価的に抵抗Rとコンデン
サCとの並列回路になっており、これらR及びCが湿度
の変化にともなって変化することによる電流位相の変化
を検出して湿度の検出を行うものである。
すなわち、湿度センサ素子HSの湿度変化にともなうイ
ンピーダンスの変化を、位相信号に変換し、位相比較器
PDにおいて位相比較を行って湿度信号を得るものであ
る。
ンピーダンスの変化を、位相信号に変換し、位相比較器
PDにおいて位相比較を行って湿度信号を得るものであ
る。
上記従来のものにおいては、次のような欠点があった。
(1) インピーダンス変化型の湿度センサにおいて
は、インピーダンスの変化がリニアでないため、リニア
ライス回路が複雑かつ高価となる。
は、インピーダンスの変化がリニアでないため、リニア
ライス回路が複雑かつ高価となる。
(2) インピーダンス変化型湿度センサにおいては
、温度特性がリニアでないため、温度補正が複雑かつ高
価となる。
、温度特性がリニアでないため、温度補正が複雑かつ高
価となる。
(3) セラミック湿度センサ素子では、インピーダ
ンスが高いため、低湿度側で不安定になりやすい。
ンスが高いため、低湿度側で不安定になりやすい。
(4)電圧検出方式の湿度センサ(第6図参照)では、
インピーダンス変化を電圧変化に変換する際、振幅一定
の交流電圧を得るために回路が複雑かつ高価となる。
インピーダンス変化を電圧変化に変換する際、振幅一定
の交流電圧を得るために回路が複雑かつ高価となる。
(5) セラミック湿度センサ素子等は、直流電圧を
印加すると、素子劣化があるため、交流駆動をしなけれ
ばならず、そのために回路が複雑かつ高価となる。
印加すると、素子劣化があるため、交流駆動をしなけれ
ばならず、そのために回路が複雑かつ高価となる。
(6)回路が複雑になると、電力消費も増大し、発熱の
影響がある。
影響がある。
このため、温度補正が困難であり、高価で大型の湿度セ
ンサとなる。
ンサとなる。
本発明は、このような従来の欠点を解消し、インピーダ
ンス変化型の湿度センサを低消費電力化し、小型で安価
なものにすると共に、温度変化に対しても安定で、かつ
リニアな特性の湿度センサが得られるようにすることを
目的とする。
ンス変化型の湿度センサを低消費電力化し、小型で安価
なものにすると共に、温度変化に対しても安定で、かつ
リニアな特性の湿度センサが得られるようにすることを
目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は次のようにしたも
のである。
のである。
(1) 湿度の変化を周波数の変化に変換して、湿度
信号を取り出す湿度センサとするために、発振器と、湿
度センサ素子回路とから成る湿度一周波数変換回路を設
ける。
信号を取り出す湿度センサとするために、発振器と、湿
度センサ素子回路とから成る湿度一周波数変換回路を設
ける。
そして、C−MOSゲートICによって構成した同相ゲ
ートと逆相ゲートとの直列回路の両端に、ゲー ト保護
用の抵抗と、時定数回路を構成する抵抗との直列回路を
接続し、 前記同相ゲートと逆相ゲートの接続点と、前記2つの抵
抗の接続点との間にコンデンサを接続して上記発振器を
構成する。
ートと逆相ゲートとの直列回路の両端に、ゲー ト保護
用の抵抗と、時定数回路を構成する抵抗との直列回路を
接続し、 前記同相ゲートと逆相ゲートの接続点と、前記2つの抵
抗の接続点との間にコンデンサを接続して上記発振器を
構成する。
また、上記湿度センサ素子回路を、インピーダンス変化
型(抵抗変化型を含む)の湿度センサ素r(セラミック
素子、あるいは高分子系素子)と、前記素子の高湿度側
補償用の抵抗と、直流分阻止用のコンデンサとの直列回
路で構成し、前記湿度センサ素子回路を、時定数回路を
構成する上記抵抗と並列に接続する。
型(抵抗変化型を含む)の湿度センサ素r(セラミック
素子、あるいは高分子系素子)と、前記素子の高湿度側
補償用の抵抗と、直流分阻止用のコンデンサとの直列回
路で構成し、前記湿度センサ素子回路を、時定数回路を
構成する上記抵抗と並列に接続する。
このような構成により、湿度変化を周波数の変化として
出力信号を取り出し、湿度の検出を行うことにより、ロ
ーパワー(低消費電力化)の湿度センサを得る。
出力信号を取り出し、湿度の検出を行うことにより、ロ
ーパワー(低消費電力化)の湿度センサを得る。
(2) このようなローパワー湿度センサにおいて、
湿度一周波数変換回路の出力側に、周波数−電圧変換回
路を設け、電圧信号として湿度信号を取り出す。
湿度一周波数変換回路の出力側に、周波数−電圧変換回
路を設け、電圧信号として湿度信号を取り出す。
前記周波数−電圧変換回路としては、コンデンサと抵抗
から成る微分回路を用いる。
から成る微分回路を用いる。
そして、微分回路のコンデンサとして、例えばはセラミ
ックコンデンサのように、温度上昇により、容量が小さ
くなる特性のものを用いる。
ックコンデンサのように、温度上昇により、容量が小さ
くなる特性のものを用いる。
すなわち、温度変化にともなうインピーダンスの変化が
、湿度センサ素子と、微分回路のコンデンサとで逆の変
化をするように選定する。
、湿度センサ素子と、微分回路のコンデンサとで逆の変
化をするように選定する。
このようにすると、湿度センサ素子の温度変化にともな
う周波数の変化を、微分回路のコンデンサにより補償で
きる。
う周波数の変化を、微分回路のコンデンサにより補償で
きる。
(3) 上記(2)のローパワー湿度センサにおいて
、周波数−電圧変換回路の出力側に、出力電圧をリニア
ライスするための非直線素子から成るリニアライス回路
を接続する。
、周波数−電圧変換回路の出力側に、出力電圧をリニア
ライスするための非直線素子から成るリニアライス回路
を接続する。
(4)1記(3)のローパワー湿度センサにおいて、リ
ニアライス回路に、動作点を任意に設定するためのバイ
アス電源を接続し、広範囲にわたるリニアライスを容易
にできにように構成する。
ニアライス回路に、動作点を任意に設定するためのバイ
アス電源を接続し、広範囲にわたるリニアライスを容易
にできにように構成する。
上記のように構成したので、次のような作用がある。
上記(1)のように構成すると、湿度の変化により湿度
センサ素子のインピーダンスが変化するが、このインピ
ーダンスの変化は、発振回路の時定数の変化となり、発
振出力が変化する。
センサ素子のインピーダンスが変化するが、このインピ
ーダンスの変化は、発振回路の時定数の変化となり、発
振出力が変化する。
この場合、湿度が高くなると、湿度センサ素子のインピ
ーダンス(等価抵抗分)が小さくなり、発振周波数が高
くなる。
ーダンス(等価抵抗分)が小さくなり、発振周波数が高
くなる。
この周波数の変化を、例えば電圧の変化に変換すれば、
湿度の検出ができることになる。
湿度の検出ができることになる。
また、発振回路には、C−MOSゲートICで構成した
ゲートを使用しているため、消費電力が掻めて少なくな
り、ローパワーの湿度センサが得られる。
ゲートを使用しているため、消費電力が掻めて少なくな
り、ローパワーの湿度センサが得られる。
上記C)のように構成すると、周波数信号を電圧信号に
変換して湿度検出ができるだけでなく、同一の回路にお
いて、湿度センサ素子の温度補償ができるものである。
変換して湿度検出ができるだけでなく、同一の回路にお
いて、湿度センサ素子の温度補償ができるものである。
上記(3)及び(4)のように構成すると、出力電圧が
リニアライスされ、低湿度側から高湿度側にわたる広範
囲の湿度変化に対して、リニアな出力電圧特性となる。
リニアライスされ、低湿度側から高湿度側にわたる広範
囲の湿度変化に対して、リニアな出力電圧特性となる。
したがって、温度補償が十分にされ、しかもリニアな特
性で、ローパワー、かつ小型の湿度センサが得られる。
性で、ローパワー、かつ小型の湿度センサが得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図乃至第5図を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第1図は湿度センサの湿度一周波数変換回路を示した図
である。
である。
図において、lは湿度一周波数変換回路、6は発振器、
7は湿度センサ素子回路、R1−R3は抵抗、C1、C
2はコンデンサ、R3はインピーダンス変化型(抵抗変
化型を含む)湿度センサ素子(セラミック湿度センサ素
子)8及び9は、C−MOSゲー)ICで作られたゲー
トを示す。
7は湿度センサ素子回路、R1−R3は抵抗、C1、C
2はコンデンサ、R3はインピーダンス変化型(抵抗変
化型を含む)湿度センサ素子(セラミック湿度センサ素
子)8及び9は、C−MOSゲー)ICで作られたゲー
トを示す。
湿度変化を周波数の変化に変換するには、図示の発振器
6に湿度センサ素子回路7を接続し、全体として、湿度
変化に応して発振周波数Toを変化させる発振器として
動作させる。
6に湿度センサ素子回路7を接続し、全体として、湿度
変化に応して発振周波数Toを変化させる発振器として
動作させる。
そのために、発振器6として図示のものを用いる。すな
わち、同相ゲート8と逆相ゲート9との直列回路の両端
に、抵抗R1とR2との直列回路を接続し、前記ゲート
8及び9の接続点と、前記抵抗R1及びR2の接続点間
にコンデンサC1を接続して発振器6を構成する。
わち、同相ゲート8と逆相ゲート9との直列回路の両端
に、抵抗R1とR2との直列回路を接続し、前記ゲート
8及び9の接続点と、前記抵抗R1及びR2の接続点間
にコンデンサC1を接続して発振器6を構成する。
この発振器6において、抵抗R1は、同相ゲート8に高
電圧が印加するのを防止するために設けたゲート保護用
の抵抗である。
電圧が印加するのを防止するために設けたゲート保護用
の抵抗である。
抵抗RgとコンデンサC1とは、発振周波数10を決定
するCR時定数用のものである。
するCR時定数用のものである。
ゲート8及び9は上記のように、C−MOSゲートIC
で構成されており、図示しない電源に接続されている。
で構成されており、図示しない電源に接続されている。
このような構成の発振器6は次のような原理で発振をす
る。
る。
先ず、電源投入時は、コンデンサC1の電荷はないから
、a点はローレベルの「0」であり、b点はハイレベル
の「1」である。
、a点はローレベルの「0」であり、b点はハイレベル
の「1」である。
このため、0点はb点と同じrl、であるから、(−+
d→aの方向で電流が流れコンデンサC1が所定の時定
数(CtR2で決定される)で充電を開始する。したが
って、d点の電位は上昇し、所定の電圧に達すると、e
点がハイレベルの「l」となる。
d→aの方向で電流が流れコンデンサC1が所定の時定
数(CtR2で決定される)で充電を開始する。したが
って、d点の電位は上昇し、所定の電圧に達すると、e
点がハイレベルの「l」となる。
e点がrl、になると、a点もrlJとなりb点がrQ
、となる、この変化によりコンデンサC1は、上記の場
合とは逆方向に充電され、d点の電位が下がる。
、となる、この変化によりコンデンサC1は、上記の場
合とは逆方向に充電され、d点の電位が下がる。
d点が所定値まで下がると、e点が「0」となり、a点
が[0」、b点がrIJとなり、以後、同様な動作を繰
り返し発振が継続する。
が[0」、b点がrIJとなり、以後、同様な動作を繰
り返し発振が継続する。
このような発振の周波数は、時定数CtR2によって決
まり、はぼ矩形波の発振出力が取り出せる。
まり、はぼ矩形波の発振出力が取り出せる。
上記発振回路6を構成する抵抗R2と並列に接続された
湿度センサ素子回路7は、湿度センサ素子H3と抵抗R
3とコンデンサC2とを直列に接続したものである。
湿度センサ素子回路7は、湿度センサ素子H3と抵抗R
3とコンデンサC2とを直列に接続したものである。
湿度センサ素子H5をセラミック湿度センサ素子で構成
した場合、直流駆動すると素子劣化かあるため、コンデ
ンサC2により直流分が湿度センサ素子H5に印加しな
いようにしている。
した場合、直流駆動すると素子劣化かあるため、コンデ
ンサC2により直流分が湿度センサ素子H5に印加しな
いようにしている。
また、上記湿度センサ素子H3は、等価的に抵抗Rとコ
ンデンサCとの並列回路となっている。
ンデンサCとの並列回路となっている。
そして、抵抗Rは、低湿度側で極めて高く、Cは極めて
小さいが、高湿度になると、Rは指数関数的に減少し、
Cは逆に急激な増加をする。
小さいが、高湿度になると、Rは指数関数的に減少し、
Cは逆に急激な増加をする。
このような湿度センサ素子H3における等価的なR及び
Cの変化を補償するために、湿度センサ素子HSと直列
に抵抗R3を接続する。
Cの変化を補償するために、湿度センサ素子HSと直列
に抵抗R3を接続する。
今、湿度センサ素子HSの等価抵抗と、抵抗R?及びR
3を含めた全合成抵抗をRoとすると、発振器6の発振
周波数foは、時定数τ−CtROによって決定され、
「oocmとなる。
3を含めた全合成抵抗をRoとすると、発振器6の発振
周波数foは、時定数τ−CtROによって決定され、
「oocmとなる。
2πCIR。
湿度の変化によってRoが変化することになるから結局
、湿度の変化に応じた周波数の発振出力が取り出せるこ
とになり、湿度一周波数変換ができるものである。
、湿度の変化に応じた周波数の発振出力が取り出せるこ
とになり、湿度一周波数変換ができるものである。
第2図は、湿度センサの湿度一周波数一電圧変換回路を
示した図であり、第2図と同符号は同一のものを示す。
示した図であり、第2図と同符号は同一のものを示す。
図において、C3はコンデンサ、R4は抵抗、2は周波
数−電圧変換回路を示す0周波数−電圧変換回路2は、
コンデンサC3と抵抗R4から成る微分回路で構成され
、コンデンサC3としては、セラミックコンデンサ、あ
るいはセラミックコンデンサと同等の温度特性、すなわ
ち、温度の上昇にともなって容量が小さくなる特性のコ
ンデンサを用いる。
数−電圧変換回路を示す0周波数−電圧変換回路2は、
コンデンサC3と抵抗R4から成る微分回路で構成され
、コンデンサC3としては、セラミックコンデンサ、あ
るいはセラミックコンデンサと同等の温度特性、すなわ
ち、温度の上昇にともなって容量が小さくなる特性のコ
ンデンサを用いる。
湿度一周波数変換回路1については上記のとおりであり
、はぼ矩形波で、湿度変化に応じた周波数roの発振出
力を出す。
、はぼ矩形波で、湿度変化に応じた周波数roの発振出
力を出す。
この矩形波出力は、コンデンサC3と抵抗R4から成る
微分回路で微分され、出力電圧vOを得る。
微分回路で微分され、出力電圧vOを得る。
ところで、セラミック湿度センサ素子のようなインピー
ダンス変化型(抵抗変化型を含む)湿度センサ素子H3
は、温度が上昇すると、インピーダンスが小さくなる。
ダンス変化型(抵抗変化型を含む)湿度センサ素子H3
は、温度が上昇すると、インピーダンスが小さくなる。
この変化により、発振周波数[Oが大きくなるから、仮
りにコンデンサC3と抵抗R4が温度変化で変わらない
とすれば、微分回路の出力電圧VOは増大することにな
る。
りにコンデンサC3と抵抗R4が温度変化で変わらない
とすれば、微分回路の出力電圧VOは増大することにな
る。
しかし、上記のように、コンデンサC3は温度が高くな
ると、その容量が小さくなるものを使用する。
ると、その容量が小さくなるものを使用する。
このため、発振周波数toが太き(なった場合、コンデ
ンサC3の容量が小さくなり、微分される幅が狭(なる
。
ンサC3の容量が小さくなり、微分される幅が狭(なる
。
したがって、出力電圧VOは増大することな(、湿度セ
ンサ素子H3の温度変化による変化分を補正する。
ンサ素子H3の温度変化による変化分を補正する。
すなわち、微分回路のコンデンサC3を、温度上昇によ
り容量の小さくなるセラミックコンデンサ等を用いるこ
とにより、インピーダンス変化型の湿度センサ素子に対
する温度補償ができることになる。
り容量の小さくなるセラミックコンデンサ等を用いるこ
とにより、インピーダンス変化型の湿度センサ素子に対
する温度補償ができることになる。
第3図は、リニアライス回路を付加した湿度センサの1
例を示した図であり、第1図〜第2図と同符号は同一の
ものを示す。
例を示した図であり、第1図〜第2図と同符号は同一の
ものを示す。
図において、lは湿度一周波数変換回路、2は周波数−
電圧変換回路、3は波形整形回路、4はローパスフィル
タ、5はリニアライス回路を示す。
電圧変換回路、3は波形整形回路、4はローパスフィル
タ、5はリニアライス回路を示す。
また、R6は抵抗、Dはダイオ−ドを示す、リニアライ
ス回路5は、図示のように、抵抗R6とダイオードDと
の直列回路を出力側に設けたものである。
ス回路5は、図示のように、抵抗R6とダイオードDと
の直列回路を出力側に設けたものである。
このリニアライス回路5は、湿度一周波数変換回路の発
振周波数foが、上記合成抵抗Roに対化)ことにより
、湿度センサの出力電圧が非直線的な変化をするのを補
正して、リニアリティを改善するためのものである。
振周波数foが、上記合成抵抗Roに対化)ことにより
、湿度センサの出力電圧が非直線的な変化をするのを補
正して、リニアリティを改善するためのものである。
すなわち、湿度一周波数変換回路Iの出力周波数[0は
、湿度の変化にともなって非直線的に変化(湿度の増加
により指数関数的に減少)するが、この非直線的な変化
と、ダイオードの電圧に対する電流の変化が前記非直線
的な変化と逆の関係で変化することに着目して補正を行
うものである。
、湿度の変化にともなって非直線的に変化(湿度の増加
により指数関数的に減少)するが、この非直線的な変化
と、ダイオードの電圧に対する電流の変化が前記非直線
的な変化と逆の関係で変化することに着目して補正を行
うものである。
上記[0は、湿度が低湿度側から高湿度側に移ると非直
線的に大きくなりその結果、出力端子OUTの出力電圧
はfoの変化に応じて大きくなる。
線的に大きくなりその結果、出力端子OUTの出力電圧
はfoの変化に応じて大きくなる。
この時、ダイオードDに印加する電圧が小さければ電流
はあまり流れないが、電圧が増加すると、急激に電流が
増大し、この変化がrOの非直線な変化と逆の関係で非
直線的な変化をする。
はあまり流れないが、電圧が増加すると、急激に電流が
増大し、この変化がrOの非直線な変化と逆の関係で非
直線的な変化をする。
このため、ダイオ−、ドDの端子間電圧の変化が上記r
aの変化を補正し、出力端子OUTの電圧は、リニアラ
イスされ、低湿度側から高湿度側にわたる全湿度変化領
域でリニアリティの良い特性が得られる。なお、リニア
ライス回路は、ダイオードでなくとも、他の非直線素子
を用いてもよい。
aの変化を補正し、出力端子OUTの電圧は、リニアラ
イスされ、低湿度側から高湿度側にわたる全湿度変化領
域でリニアリティの良い特性が得られる。なお、リニア
ライス回路は、ダイオードでなくとも、他の非直線素子
を用いてもよい。
第4図は、第3図に示したりニアライズ回路に、バイア
ス電源を付加した湿度センサの1例を示した図であり、
第1図乃至第3図と同符号は同一のものを示す。
ス電源を付加した湿度センサの1例を示した図であり、
第1図乃至第3図と同符号は同一のものを示す。
図において、■は湿度一周波数変換回路、2は周波数−
電圧変換回路、3は波形整形回路、4はローパスフィル
タ、5はリニアライス回路、OUTは出力端子を示す。
電圧変換回路、3は波形整形回路、4はローパスフィル
タ、5はリニアライス回路、OUTは出力端子を示す。
また、H3は湿度センサ素子、R1〜R丁は抵抗、01
〜C4はコンデンサ、Dはダイオード、T、はバイアス
電源端子、8〜10はC−MOSゲート回路を示す。
〜C4はコンデンサ、Dはダイオード、T、はバイアス
電源端子、8〜10はC−MOSゲート回路を示す。
この例では、リニアライス回路5において、ダイオード
Dと抵抗R6との接続点に抵抗R7を接続し、端子T、
にバイアス電源を接続する。
Dと抵抗R6との接続点に抵抗R7を接続し、端子T、
にバイアス電源を接続する。
端子T、に印加する電圧を変化させると、ダイオードD
に印加する電圧が変化し、流れる電流が変化する。
に印加する電圧が変化し、流れる電流が変化する。
これを利用して、リニアライスすべき動作点を可変とす
るものであり、容易にリニアライスができるものである
。
るものであり、容易にリニアライスができるものである
。
したがって、湿度センサ素子H3を変えた場合に、リニ
アライスの動作点を任意に、且つ容易に設定できる。
アライスの動作点を任意に、且つ容易に設定できる。
第5図は、上記実施例における実測例を示した図である
。
。
図において、横軸は相対湿度RH%を示し、縦軸は湿度
センサの出力電圧〔m■〕、及び湿度センサ素子のイン
ピーダンス〔Ω〕を示す。なお、実測に用いた湿度セン
サは、#1、#2、#3の3つである。
センサの出力電圧〔m■〕、及び湿度センサ素子のイン
ピーダンス〔Ω〕を示す。なお、実測に用いた湿度セン
サは、#1、#2、#3の3つである。
インピーダンス変化型湿度センサ素子のインピーダンス
Zは、湿度が高くなると図示のように小さくなる。
Zは、湿度が高くなると図示のように小さくなる。
このようなインピーダンスの変化に対して、湿度センサ
の出力電圧は、極めて直線性の良好な特性が得られた。
の出力電圧は、極めて直線性の良好な特性が得られた。
また、湿度を一定の70%に維持し、温度を変化させた
実測例としては次のような第1表のデータを得た。
実測例としては次のような第1表のデータを得た。
第1表
このデータから明らかなように、広範囲の温度変化に対
して、その出力電圧はほとんど一定であり、十分良好な
温度補償ができている。
して、その出力電圧はほとんど一定であり、十分良好な
温度補償ができている。
なお、上記の実施例では、抵抗変化型を含むインピーダ
ンス変化型湿度センサ素子として、セラミック湿度セン
サ素子の例について説明したが、本発明はこのような素
子だけでなく、高分子系湿度センサ素子でも使用可能で
ある。
ンス変化型湿度センサ素子として、セラミック湿度セン
サ素子の例について説明したが、本発明はこのような素
子だけでなく、高分子系湿度センサ素子でも使用可能で
ある。
以上説明したように、本発明によれば次のような効果が
ある。
ある。
(1)湿度一周波数変換回路に、(、−MOSゲートI
Cを用い、本発明のような構成にしたので、消費電力が
極めて少なくなり、また、回路構成も簡単で安価な湿度
センサとなる。
Cを用い、本発明のような構成にしたので、消費電力が
極めて少なくなり、また、回路構成も簡単で安価な湿度
センサとなる。
(2)周波数−電圧変換回路により、特別な回路を設け
なくても、湿度センサ素子の温度補償が而単にできる。
なくても、湿度センサ素子の温度補償が而単にできる。
(3)簡単な回路により、出力電圧のりニアリテイを補
正でき、広範囲の湿度変化にわたって十分にリニアな湿
度信号が取り出せる。
正でき、広範囲の湿度変化にわたって十分にリニアな湿
度信号が取り出せる。
(4) 回路に流れる電流が極めて少なく、例えば1
00μ八以下にできるため、回路の発熱が極めて少なく
できる。
00μ八以下にできるため、回路の発熱が極めて少なく
できる。
また、回路構成が簡単で小型化できるため、湿度センサ
素子と、信号処理回路とを一体化できる。
素子と、信号処理回路とを一体化できる。
(5)上記(4)の理由により、温度特性の補正が有効
に働き、良好な特性の湿度信号が得られる。
に働き、良好な特性の湿度信号が得られる。
第1図乃至第5図は、本発明の実施例を示した図であり
、 第1図は湿度センサの湿度一周波数変換回路を示した図
、 第2図は湿度センサの湿度一周波数一電圧変換回路を示
した図、 第3図はりニアライズ回路を付加した湿度センサの回路
図、 第4図はバイアス可変のりニアライズ回路を付加した湿
度センサの回路図、 第5図は上記実施例の実測例を示した図、第6図は従来
の電圧検出方式による湿度センサを示した図、 第7図は従来の位相比較方式による湿度センサを示した
図である。 ■−湿度一周波数変換回路 2一周波数一電圧変換回路 3−波形整形回路 4−ローパスフィルタ 5− リニアライス回路 6−発振器 7−湿度センサ素子回路 8−・・正相ゲート 9−逆相ゲート HS−m−湿度センサ素子 特許出願人 ティーディーケイ株式会社代理人弁理士
今 村 辰 夫(外1名)湿度センサのン児度−8波(
隻麦捩回路第1図 温度センサの■一周波(ダー嘲プ巳災捩回路第2図 実施#II fI実辿1伊1 第5図 従来め電圧捜出方式[;よ小ンS度センサ第6図 従来め位相比較方式′1;はるテ!度センサ第7図
、 第1図は湿度センサの湿度一周波数変換回路を示した図
、 第2図は湿度センサの湿度一周波数一電圧変換回路を示
した図、 第3図はりニアライズ回路を付加した湿度センサの回路
図、 第4図はバイアス可変のりニアライズ回路を付加した湿
度センサの回路図、 第5図は上記実施例の実測例を示した図、第6図は従来
の電圧検出方式による湿度センサを示した図、 第7図は従来の位相比較方式による湿度センサを示した
図である。 ■−湿度一周波数変換回路 2一周波数一電圧変換回路 3−波形整形回路 4−ローパスフィルタ 5− リニアライス回路 6−発振器 7−湿度センサ素子回路 8−・・正相ゲート 9−逆相ゲート HS−m−湿度センサ素子 特許出願人 ティーディーケイ株式会社代理人弁理士
今 村 辰 夫(外1名)湿度センサのン児度−8波(
隻麦捩回路第1図 温度センサの■一周波(ダー嘲プ巳災捩回路第2図 実施#II fI実辿1伊1 第5図 従来め電圧捜出方式[;よ小ンS度センサ第6図 従来め位相比較方式′1;はるテ!度センサ第7図
Claims (4)
- (1)発振器(6)と、 前記発振器(6)に接続された湿度センサ素子回路(7
)とから成り、 湿度の変化を周波数の変化に変換する湿度一周波数変換
回路(1)を設け、 前記湿度一周波数変換回路(1)の出力信号を用いて湿
度の検出を行う湿度センサにおいて、同相ゲート(8)
と逆相ゲート(9)との直列回路の両端に、 ゲート保護用の抵抗(R_1)と、時定数回路を構成す
る抵抗(R_2)との直列回路を接続し、前記ゲート(
8)及び(9)の接続点と、前記抵抗(R_1)及び(
R_2)との接続点との間にコンデンサ(C_1)を接
続して上記発振器(6)を構成し、 前記湿度センサ素子回路(7)を、 インピーダンス変化型(抵抗変化型を含む)の湿度セン
サ素子(HS)と、 前記湿度センサ素子(HS)の高湿度側補正用の抵抗(
R_3)と、 直流分阻止用のコンデンサ(C_2)との直列回路で構
成し、 前記湿度センサ素子回路(7)を、前記時定数回路を構
成する抵抗(R_2)と並列に接続したことを特徴とす
るローパワー湿度センサ。 - (2)請求項(1)に記載のローパワー湿度センサにお
いて、 湿度−周波数変換回路(1)の出力側に、 コンデンサ(C_3)と抵抗(R_4)から成る微分回
路で構成した周波数−電圧変換回路(2)を設け、これ
により周波数信号を電圧信号に変換すると共に、前記微
分回路のコンデンサ(C_3)として、 温度上昇により容量の小さくなるコンデンサを用い、 湿度センサ素子(HS)の温度変化にともなう周波数の
変化を、前記コンデンサ(C_3)で補償することを特
徴とするローパワー湿度センサ。 - (3)請求項(2)に記載のローパワー湿度センサにお
いて、 周波数−電圧変換回路(2)の出力側に、 出力電圧をリニアライスするための非直線素子から成る
リニアライス回路(5)を接続したことを特徴とするロ
ーパワー湿度センサ。 - (4)請求項(3)に記載のローパワー湿度センサにお
いて、 リニアライス回路(5)に、動作点を任意に設定するた
めのバイアス電源を接続したことを特徴とするローパワ
ー湿度センサ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12092689A JPH0776761B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | ローパワー湿度センサ |
US07/517,937 US5065625A (en) | 1989-05-12 | 1990-05-02 | Humidity meter |
EP90420214A EP0397584B1 (en) | 1989-05-12 | 1990-05-03 | A humidity meter |
DE69023388T DE69023388T2 (de) | 1989-05-12 | 1990-05-03 | Feuchtigkeitsmessgerät. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12092689A JPH0776761B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | ローパワー湿度センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02298849A true JPH02298849A (ja) | 1990-12-11 |
JPH0776761B2 JPH0776761B2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=14798401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12092689A Expired - Lifetime JPH0776761B2 (ja) | 1989-05-12 | 1989-05-15 | ローパワー湿度センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0776761B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP12092689A patent/JPH0776761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0776761B2 (ja) | 1995-08-16 |
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Legal Events
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EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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