JPH02298725A - ガス燃焼器具の操作機構 - Google Patents

ガス燃焼器具の操作機構

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JPH02298725A
JPH02298725A JP12007489A JP12007489A JPH02298725A JP H02298725 A JPH02298725 A JP H02298725A JP 12007489 A JP12007489 A JP 12007489A JP 12007489 A JP12007489 A JP 12007489A JP H02298725 A JPH02298725 A JP H02298725A
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Shiro Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ガス湯沸器等のガス燃焼器具における操作
機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術としては、たとえば、実開昭60−1134
44号公報、実開昭60−123544号公報等に示さ
れているように、ガス湯沸器において、水圧応動装置の
水圧自動ガス弁の上流側のガス供給路に装備した電磁安
全弁と器具栓及び水圧応動装置のダイヤフラム室の一次
室より上流側の給水路に装備したダイヤフラム式給水弁
を単一のプッシュ式操作釦とレバー及び/又はリンク等
からなる連動機構を介して連設し、単一のプッシュ式操
作釦で前記3つの弁を各々の弁の復帰用発条の縮圧力及
び各々の弁の連動機構における滑り摩擦抵抗等に抗、し
て同時に作動する構造となっている。
〔発明が解決しようとする課題] 上記従来の技術では、単一のプッシュ式操作釦で3つの
弁を同時に作動する構造となっているから、その操作力
、特に、弁開放時における操作力が電磁安全弁と器具栓
とが同一軸線上に配備されており、しかも、各々の弁の
復帰用発条の縮圧力等と相まって第7図に示した実験例
による実測グラフからも明らかなように、操作釦の押し
切り時、たとえば、点火操作時(ストローク 7.3m
a+)における押力(荷重)が1.65kgで、最終ス
トローク8゜5IIII11時ではその押力(荷重)が
2.1kgと大きくなるためその操作性、使用域に問題
があった。更に又バルブを閉じるストロークの時戻りの
力が小さく、閉止時の操作感に確実さがないため、不安
感を持たせるという欠点があった。そこで、実開昭59
−18152号公報、実開昭60−43849号公報等
に見られるように、その操作をソレノイドを用いて行う
ものは従来より公知であるが、ソレノイドは高価であり
、電力の消費も著しく、また、構造的にも複雑となるた
めにコスト高であった。更に、操作機構にマグネットに
よるガス安全弁を組合わせた場合、ガスが閉止しても水
バルブは開のままである。
この発明は、上記従来の技術の有するかかる間脛点に鑑
み、3つの作動点が三角形の頂点にあるトグル機構を用
いることにより、操作力の軽減は勿論のこと、操作感覚
の向上等をも実現せしめて操作性を高め、マグネット安
全弁と組合わせた場合、若し炎が消えた時電磁安全弁の
開放により操作軸が押し戻されてガスのみでなく水バル
ブまでも同時に閉止することのできるガス燃焼器具の操
作機構を提供しようとするものである。
〔!!l!題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明のガス燃焼器具の
操作機構における請求項1の発明は、単一のプッシュ式
操作釦をプッシュ操作してガスの点滅等を行うガス燃焼
器具において、該プッシュ式操作釦と閉止方向に付勢さ
れた複数の開閉弁を作動点が三角形の頂点に位置するト
グル機構で連設せしめたものであり、請求項2の発明は
、単一のプッシュ式操作釦をトグル機構の操作側作動点
に連結するとともに、複数の開閉弁は被抛作側作動点に
連結された揺動杆を介して連設し、かつ、操作釦にはガ
ス燃焼器の電磁安全弁を一定の遊びを存して連設したも
のである。また、請求項3の発明は、トグル機構の操作
側作動点にプツトポイントを設けたものである。
〔作   用〕
上記のように清成されたこの発明によるガス燃焼器具の
操作機構の請求項1記載の発明にあっては、作動点が三
角形の頂点に位置するトグル機構は、たとえば、操作側
作動点の前後運動を被操作側作動点に左右方向への運動
に変えて伝達するから、単一の操作釦に前後運動を賦与
すれば、2つの開閉弁が同時に左右方向へ動いて開閉動
作するものである。
請求項2記載の発明では、前記トグル機構の被操作側作
動点に揺動杆を連設して、単一の操作釦に前後運動を賦
与すれば、2つの開閉弁が揺動杆を介して同時に左右方
向へ動いて開閉動作するとともに、点火操作時(弁開放
時)には電磁安全弁が前記開閉弁より一定の遊びだけ遅
れて開放吸着保持されるものである。
さらに、請求項3記載の発明にあっては、操作側作動点
がプツトポイントに至るとトグル機構がロックされるた
め、このプツトポイントを利用することで開閉弁の開放
保持が可能となる。
〔実 施 例〕
以下この発明によるガス燃焼器具の操作機構の実施例に
ついて図面を参照して説明する。
第1図ないし第3図は請求項1記載の発明の実施例で、
ミキシング型ガス湯沸器に適用したもので、1は単一の
プッシュ式操作釦で、該操作釦1は所定のストロークだ
け直線的に進退移動するようになっている。■+は後述
する水圧応動装置Aの水圧自動ガス弁v4と電磁安全弁
MV間のガス供給路4に装備した器具栓で、発条5によ
り閉止方向に付勢され、後述のトグル411構Eの被操
作側作動点すと弁軸6を介して連設されている。Vtは
水圧応動装置Aのダイヤフラム室7の一次圧室7aより
上流側の給水路8に装備したダイヤフラム式給水弁で、
該ダイヤフラム式給水弁V8の水栓パイロット弁14は
トグル機構Eの被操作側作動点Cと弁軸16を介して連
設されている。Eはトグル機構で、作動点a、b、cが
三角形の頂点に位置して構成され、たとえば、第1図及
び第2図に示した実施例は、2つのリンクL、、L、を
組合わせ、その基@枢支部を操作側作動点aとなして、
前記プッシュ式操作!01と一体の操作軸17の先端軸
受け18に支軸19をもって枢支し、かつ、一方のリン
クL1の先端を被操作側作動点すとなして前記器具栓V
1の弁軸6の先端に支軸20で枢支するとともに、他方
のリンクL2の先端を被操作側作動点Cとなして前記ダ
イヤフラム式給水弁V、における水栓パイロット弁14
の弁軸16の先端に支軸21で枢支することで、トグル
機構Eの操作側作動点aをプッシュ式操作釦1に、被操
作側作動点す。
Cは器具栓vlとダイヤフラム式給水弁v2に連結せし
めている。なお、実施例では被操作側作動点b、cの支
軸20.21にコロ22.23を設け、該コロ22.2
3がガイドレール24.25に沿って転動することで摩
擦抵抗等の除去を図っている。また、第3図に示した実
施例は、帯状板ばね等の復元力をもった逆へ字状の一連
の連結杆り、で作動点a。
b、cが三角形の頂点に位置するトグル機構Eを構成し
、該連結杆り、の略中央部を操作側作動点aとなして前
記プッシュ式操作釦lと一体の操作軸17の先端に止め
ねじ26をもって取付け、かつ、連結杆L3の一方の端
部を被操作側作動点すとなして前記器具栓■1の弁軸6
の先端に支軸20で枢支するとともに、他方の端部は被
操作側作動点Cとなして前記ダイヤフラム式給水弁V!
における水栓パイロット弁14の弁軸16の先端に支軸
21で枢支することで、トグル機構Eの操作側作動点a
をブッシェ式操作釦1に、被操作側作動点b、cは器具
栓V、とダイヤフラム式給水弁vtに連結せしめている
第1図において、Aは水圧応動装置で、メインバーナ2
7へのガスの給、断と熱交換器Cへの給水とを自動的に
行うためのものである。MVは電磁安全弁で、点火不良
、立消えその他の異常時に電磁石Mへの電流が断たれて
ガスの供給を直ちに遮断して安全を期するためのもので
ある。このtm安全弁MVの押圧開放はプッシュ式ソレ
ノイドSLで行うようになっているeV?は調温弁で、
熱交換器Cへの給水量とミキシング部46へ給水管47
aを介して供給される給水量とを調節して給湯温度の調
節ができるようになっている。Vgはガス供給路4に設
けたガスガバナ弁、■、は能力切替え弁で、メインバー
ナ27への供給ガス量を増減変化して能力変換ができる
ようになっている。58゜59はメインガスノズル、6
1はパイロットガスノズル、63は水抜栓、64は内胴
である。
上記構成において、次にその作用を説明すると、消火及
び出湯停止時は水圧自動ガス弁v4、器具栓■1、安全
弁■6及びダイヤフラム式給水弁V□は第1図の実線で
示しているようにともに閉止状態にある。そこで、点火
及び出湯に際し、操作釦1を一定のストロークだけ図示
上方へ押動前進させると、トグル機11Bの提作側作動
点aの図示上方への直線運動が被操作側の一方の作動点
すに図示左方向、また、他方の作動点Cには図示右方へ
の直線運動に変えて伝達されるため、器具栓V、は弁軸
6を介して図示左動し復帰用発条5を圧縮して開放され
ると同時にダイヤフラム式給水弁Vアの水栓パイロット
弁14は弁軸16を介して図示右動し復帰用発条13を
圧縮してダイヤフラム弁1゜の弁孔12から離れて開放
されるから、ダイヤフラム弁室9内の水圧が急に低下し
その外周部に作用する給水圧によりダイヤフラム弁10
はその弁シート11から離れて給水路8を開放するため
に水入口65から流入した水はストレーナ62−ダイヤ
フラム式給水弁v2−水ガバナ弁V、−水圧応動装置A
におけるダイヤフラム室7の一次圧室7aの経路を通り
、調温弁V、から一方は給水管42のベンチュリ部41
を経て熱交換器Cへ、他方は熱交換器Cからの出湯管4
5のミキシング部46へ給水管47aから供給される。
ダイヤフラム室7の二次圧室7bとベンチュリ部41は
連943で連通されているから熱交換器Cへの給水がベ
ンチエリ部41を通ることにより水圧応動装置Aのダイ
ヤフラム室7の二次圧室7bの圧力を下げ一次圧室7a
との差圧によりダイヤフラム28を給水圧により二次圧
室7b側に押動し、該ダ・イヤフラム28と一体の水圧
自動ガス弁■、を発条30に抗して図示左動せしめて開
放しガス入口66からのガスをパイロットバーナP及び
メインバーナ27へ供給可能状態となす(このとき、電
磁安全弁MVは未だ開放されていない)と同時に水圧自
動ガス弁v4の弁軸31に設けたカム38でマイクロス
イッチS1をオン作動し、該マイクロスイッチSIと関
連されているプッシュ式ソレノイドSLを起動し、該ソ
レノイドSLのプランジャ35で安全弁V6を連動軸3
6を介して図示左方へ発条32に抗して押動し開放する
と同時に弁軸33を介して一体に設けられている吸着片
34を電磁石Mの吸着面に押し当て、更に、操作軸I7
のカム39で切替えスイッチS2を作動してクイックス
タート装置のコンデンサ回路を放電回路に切替えて吸着
片34を電磁石Mに吸着し安全弁V6を開放保持すると
同時にソレノイドSLへの通電が解かれるとプランジャ
35は発条37で元位置へ戻り、ソレノイドSLによる
プッシュ動作は解かれる。しかして、ガス供給路4は連
通されるため、ガス入口66からのガスは安全弁■、−
器臭栓■よ一ガスガバナ弁v8−水圧自動ガス弁v4の
経路を通り、パイロットガス通路60からパイロットバ
ーナPへ、また、メインガス通路55からメインバーナ
27ヘガスが供給され、イグナイタの起動による点火プ
ラグ40からの連続スパークでパイロットバーナP−メ
インバーナ27と点火し、パイロット炎で熱電対TCを
加熱し熱起電流が生ずるとコンデンサ回路を充電回路に
切替えると同時に該熱起電流で安全弁V6を引続き開放
保持してメインバーナ27の燃焼炎fにより熱交換器C
を加熱することによって熱交換器C内を流過する水を加
熱昇温して出湯管45から流出しミキシング部46で水
と混合して所望温度の出湯を行うものである。
次に、消火及び出湯停止に際しては、操作釦1を一定の
ストローク、すなわち、プントポイントを越えるまで図
示下方へ引き戻すと、以後は器具栓v1とダイヤフラム
式給・水弁■2の復帰用発条5.13の復元力(第3図
の実施例では連結杆り。
の復元力も加味される)で図示下方の元位置まで自動的
に移動し、トグル機構Eを介して器具栓V、は図示右動
して閉止され、また、ダイヤフラム式給水弁v2もその
水栓パイロット弁14が図示左動してダイヤフラム弁1
0の弁孔12を閉止するため、ガス及び水の供給を同時
に停止してバーナの消火及び出湯を停止する。しかして
、水圧応動装置への水圧自動ガス弁■4は給水圧を失っ
て閉止さ汰電磁安全弁MVの安全弁■、も熱起電流を失
って閉止される。
第4図ないし第6図は請求項2記載の発明の実施例であ
って、基端枢支部2a、 3aを支点として揺動する揺
動杆2.3の先端にトグル機構Eの被操作側作動点b、
cを連結し、器具栓V、とダイヤフラム式給水弁Vtを
揺動杆2,3を介して開閉動作でき、かつ、操作釦1で
電磁安全弁MVを直接作動できるようにしたもので、第
4図及び第5図に示した実施例は、2つのリンクL、、
L、を組合わせ、その基端枢支部を操作側作動点aとな
して操作釦1と一体の操作軸17に支軸19をもって枢
支し、かつ、一方のリンクL1の先端を被操作側作動点
すとなして一方の揺動杆2の先端に支軸20で枢支し、
器具栓v1の弁軸6の先端を該揺動杆2に当接関連させ
るとともに、他方のリンクL、の先端を被操作側作動点
Cとなして他方の揺動杆3の先端に支軸21で枢支し、
ダイヤフラム式給水弁■8における水栓パイロット弁1
4の弁軸16の先端を連結することで、トグルll構E
の操作側作動点aは操作釦1に、被操作側作動点b、c
は器具栓V、とダイヤフラム式給水弁vtに揺動杆2゜
3を介して連結せしめ、かつ、操作!01と一体の操作
軸17を延長し、該延長軸17aと同一軸線上に電磁安
全弁MVを設け、その安全弁V、と延長軸17aとの間
に遊び間隔eを存して操作釦1と安全弁v6が連動する
ように構成している。
また、第6図に示した実施例は、帯状仮ばね等の復元力
をもった逆へ字状の一連の連結杆り、で作動点a、b、
cが三角形の頂点に位置するトグル機構Eを構成し、該
連結杆り、の略中央部を操作側作動点aとなして前記操
作軸17に取付け、かつ、連結杆り、の一方の端部を被
操作側作動点すとなして器具栓V、と連設せる一方の揺
動杆2の先端に支軸20により枢支するとともに、他方
の端部は被操作側作動点Cとなしてダイヤフラム式給水
弁■、と連設せる他方の揺動杆3の先端に支軸21によ
り枢支することで、トグル機構Eの操作側作動点aは操
作s[]1に、被操作側作動点b、cは器具栓■1とダ
イヤフラム式給水弁vtに揺動杆2.3を介して連結せ
しめている。
上記実施例に右いて、を磁安全弁MVの復帰用発条32
の弾発力を器具栓■1の復帰用発条5の弾発力とダイヤ
フラム式給水弁vzの復帰用発条13の弾発力を加えた
弾発力より大きくして点火不良その他の失火時にtm石
Mの吸着力が解かれると該復帰用発条32の弾発力でプ
ツトポイントを解除して操作軸17を図示下方の元位置
まで押し戻し安全弁V、の閉止と器具栓V、及びダイヤ
フラム式給水弁v2の閉止とが同時に行いうるようにな
っている。
そこで、点火及び出湯に際し操作釦1を一定のストロー
クlたけ図示上方へ押動前進させるにあたり、一定の遊
び間隔eだけ押動する間にトグル機構E及び揺動杆2.
3を介して器具栓■1は図示左方へ、また、ダイヤプラ
ム式給水弁Vtの水栓バイロフト弁14は図示右方へ移
動してこれらの弁V、、V、を開放し、その後のストロ
ークdで操作軸17の延長軸17aで安全弁V、を押動
開放すると同時に吸着片34を′rr1磁石M磁石層面
に押し当て、点火初動時に器具栓V、とダイヤフラム式
給水弁V、の開放を電磁安全弁MVの開放より先行させ
る。上記動作において、IIt磁安全弁MVの開′放を
トグル機構Eのプツトポイントを越えた後のストローク
dで行うが、プツトポイントを越えた後は器具栓v1と
ダイヤフラム式給水弁■□の検圧された復帰用発条5,
13の弾発力が逆方向に慟いて操作釦1の押圧力に加味
されるため、弾発力の大きい電磁安全弁MVの復帰用発
条32の検圧をともなうも操作釦1の操作力は無視する
ほど小さくなる。この実施例において、その他の構造及
び作用は第1図ないし第3図の請求項1記載の発明の実
施例と同一につき同一部分に同一符号を付してその説明
は省略する。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明にお
いて、トグル機IIEの操作側作動点aに被操作側作動
点b、cを結ぶ線を図示上方へ越えたデットポイントa
fを設け、操作側作動点aがデットポイントa゛に達す
ると、請求項1記載の発明はトグル機構Eが器具栓V、
とダイヤフラム式給水弁V、の復帰用発条5,13によ
る復元力で強固、確実にロックされるため操作釦1をプ
ッシ二操作するだけで器具栓v1とダイヤフラム式給水
弁V2は開放保持され、特別のロック4機構を設けなく
ても出湯状態が持続でき、また、請求項2記載の発明に
あっては、デットポイントを越えた後は器具栓V1とダ
イヤフラム式給水弁V2の復帰用発条5,13の弾発力
が操作釦1の押圧力に加味されてその操作力を軽減し、
かつ、安全弁■6が電磁石Mに吸着開放保持されると、
操作釦1は該押し切り位置で器具栓■、とダイヤフラム
式給水弁Vtの復帰用発条5.13の弾発力により保持
され出湯状態を持続するものである。
前記請求項1又は2記載の発明の実施例において、点火
及び出湯時の操作t01の操作力がトグル機構Eによる
操作力の軽減により軽くなる。すなわち、第4図ないし
第6図の請求項2記載の発明における実施例の操作機構
を用いた実験例による実測グラフを第7図に示した。こ
の実測グラフからも明らかなように、操作釦1が押動前
進するに従い器具栓V、とダイヤフラム式給水弁V2の
復帰用発条5.13の検圧力は次第に増大するが、これ
をトグル機構Eの作動点aの上方への動き対し作動点b
、cは横方向へ動くことによって操作力を徐々に減少さ
せ、その後電磁安全弁MVの開放動作がその操作力が加
わるも、この時点ではトグル機構Eの作動点aがプツト
ポイントを越え器具栓■1とダイヤフラム式給水弁v3
の復帰用発条5.13の弾発力が逆方向に働いて操作力
に加味するため電磁安全弁MVに要する操作力は無視す
るほど小さくなって、以後のt磁安全弁MVの開放に要
する操作力は安全弁V、の復帰用発条32を槽圧しなが
ら軽く行いうるために、操作釦1の点火操作時のストロ
ーク(13mm)間における操作釦1の押力(荷重)の
最大値が0.8kgと極めて小さくなる。また、消火操
作時は前記点火操作時とは逆の働きをその押力が略0.
3kg小さい位置で行い元位置に戻るものである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記構成としたから、次に記載する効果を
奏する。
請求項1記載の発明は、単一のプッシュ式操作釦と閉止
方向に付勢された複数の開閉弁を作動点が三角形の頂点
に位置するトグル機構で連設せしめたから、トグル機構
は操作側作動点の前後方向の運動を被操作側作動点に横
方向に変えて伝達するため操作釦の操作力が押動前進す
るに従い小さくなり、特に、点火操作時の操作力が軽減
し、また、点火操作時と消火操作時は略同−の動きをす
るため操作感覚がよくなり、従来の閉止時の不安感が解
消できる。
請求項2記載の発明にあっては、トグル機構の被操作側
作動点に揺動杆を連設し、該揺動杆を介して複数の開閉
弁を作動し、かつ、操作釦に一定の遊びを存して電磁安
全弁を連設せしめたから、たとえば、ガス湯沸器におけ
る器具栓と給水弁及び電磁安全弁の3つの弁が単一の操
作釦で開閉作動でき、しかも、点火時における器具栓と
給水弁の開放を電磁安全弁の開放より先行させてガス洩
れなどの危険をなくし安全性を向上せしめ、併せて、ト
グル機構による操作力の軽減と操作感覚の向上等をも有
するものである。
請求項3記載の発明では、lグルR構の操作側作動点に
デットポイントを設けてトグル機構のロックを可能とし
またので、このデットポイントを利用することで開閉弁
の開放保持が強固、確実に行えるから、特別のロック機
構を設ける必要はない。
更に又、若し炎が消えた時、Ti磁石の開放により、操
作軸が押し戻されることからデッドポイン1−を越え「
止め」の位置まで復帰し、ガスのみでな(水バルブも閉
じて、全て停止の状態に戻るので、従来のガスが閉止す
るのみで水バルブは間のままのものに較べより使用上の
利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は請求項1記載の発明の実施例を示
したもので、第1図はこの発明の操作機構をミキシング
型ガス湯沸器に通用した全体の展開断面図、第2図は要
部だけの同断面図、第3図は異なる実施例の同断面図で
ある。また、第4図ないし第6図は請求項2記載の発明
の実施例を示したもので、第4図はこの発明の操作機構
をミキシング型ガス湯沸器に適用した全体の展開断面A
第5図は要部だけの同断面図、第6図はトグル機構の異
なる実施例の断面図である。さらに、第7図は請求項2
記載の発明の実験による実測グラフを従来例と対比して
示した図である。 1・・・プッシュ式操作釦、V、、V、・・・開閉弁、
E・・・トグル機構、2.3・・・揺動杆。 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一のプッシュ式操作釦(1)をプッシュ操作し
    てガスの点滅等を行うガス燃焼器具において、該プッシ
    ュ式操作釦(1)と閉止方向に付勢された複数の開閉弁
    (V_1)、(V_2)を作動点a、b、cが三角形の
    頂点に位置するトグル機構(E)で連設せしめたことを
    特徴とするガス燃焼器具の操作機構。
  2. (2)単一のプッシュ式操作釦(1)をトグル機構(E
    )の操作側作動点aに連結するとともに、複数の開閉弁
    (V_1)、(V_2)は被操作側作動点b、cに連結
    された揺動杆(2)、(3)を介して連設し、かつ、操
    作釦(1)にはガス燃焼器具の電磁安全弁(MV)を一
    定の遊び(e)を存して連設したことを特徴とするガス
    燃焼器具の操作機構。
  3. (3)トグル機構(E)の操作側作動点aにデットポイ
    ントa^1を設けた請求項1又は2記載のガス燃焼器具
    の操作機構。
JP12007489A 1989-05-12 1989-05-12 ガス燃焼器具の操作機構 Expired - Lifetime JPH0748005B2 (ja)

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