JPH02298450A - ツール保持機構及びツール交換方法 - Google Patents

ツール保持機構及びツール交換方法

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JPH02298450A
JPH02298450A JP11838489A JP11838489A JPH02298450A JP H02298450 A JPH02298450 A JP H02298450A JP 11838489 A JP11838489 A JP 11838489A JP 11838489 A JP11838489 A JP 11838489A JP H02298450 A JPH02298450 A JP H02298450A
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JP
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tool
tool holder
spindle
holder
holding
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JP11838489A
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English (en)
Inventor
Hideki Saeki
英樹 佐伯
Isao Kanematsu
勇夫 兼松
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Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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  • Gripping On Spindles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (a)、産業上の利用分野 本発明は、工作機械による加工作業中のツール交換時間
を短縮することが出来るツール保持機構及びツール交換
方法に関する。
(b)、従来の技術 従来、マシニンクセンタ等の工作機械の主軸に装着され
ているツールホルダをツール交換装置により取り外す際
には、ツールホルダの不用意な脱落を防止するために、
ツール交換装置のアームが主軸に把持されているツール
ホルダをクランプした後、主軸はツールホルダをアンク
ランプする。
逆に、主軸にツールホルダを装着する際には、主軸かア
ームに把持されているツールホルダをクランプした後、
アームはツールホルダをアンクランプする。
(C)0発明が解決しようとする問題点しかし、この方
法では、例えば主軸に装着されているツールホルダを取
り外す際に、アームが主軸に把持されているツールホル
ダをクランプしてから、主軸か該ツールホルダをアンク
ランプするまでに、多少の動作時間を要することになる
この動作時間は、工具交換の回数と共に単純に増加して
いくことから、加工効率に大きく影響する。
このことは、主軸にツールホルダを装着する場合につい
ても同様である。
本発明は、上記事情に鑑み、主軸に補助的なツール保持
手段を設けることによりツール交換時間を短縮すること
が出来るツール保持機構及びツール交換方法を提供する
ことを目的とする。
(d)1問題点を解決するための手段 即ち、本発明の内、ツール保持機構の発明は、内筒(1
2)を有し、前記内筒(12)にツール本保持手段(6
)を、ツールホルダ(5)を該ツールホルダ(5)の係
合保持部(5b)を介して着脱自在に保持し得る形で設
(づた主軸(2)において、前記主軸(2)にツール仮
保持手段(7)を設けて構成される。
また、本発明の内、ツール交換方法の発明は、ツール本
保持手段(6)及びツール仮保持手段(7)を有する主
軸(2)に装着されたツールホルダ(5のをツール交換
手段(20)により交換する際に、前記ツール仮保持手
段(7)によりツールホルダ(5A)を仮保持した状態
で前記ツール本保持手段(6)によるツールホルダ(5
A)の保持動作を解除し、前記主軸(2)に装着された
ツールホルダ(5A)を前記ツール交換手段(20)に
より引き抜き、次いで、該ツール交換手段(20)に保
持された前記主軸(2)に装着すへきツールホルダ(5
B)を前記上@ (2)に挿入して、前記ツール仮保持
手段(7)により仮保持させると共に、前記ツール交換
手段(20)による前記ツールホルダ(5B)の保持動
作を解除し、次いで、該ツールホルダ(5B)を前記ツ
ール本保持手段(6)により保持させるようにして構成
される。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr (e) 
、作用」の欄についても同様である。
(e)1作用 上記した構成により、本発明は、主軸(2)に設けられ
たツール仮保持手段(7)が、主軸(2)に対するツー
ルホルダ(5)の挿抜動作と同時にツール保持機能を発
揮又は解除するように作用する。
(f)、実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明によるツール保持機構の一実施例が設け
られたマシニングセンタの主軸及び該主軸に装着された
ツールホルダの正面図、第2図は第1図に示す主軸及び
ツールホルダの■矢視図、 第3図は本発明によるツール保持機構の一実施例が設け
られたマシニングセンタの自動ツール交換装置付近を示
す図、 第4図は第3図に示すマシニングセンタのツールマガジ
ン部分を除いた■矢視図、 第5図は第3図に示すマシニングセンタの自動ツール交
換装置部分の斜視図、 第6図は本発明によるツール交換方法の一実施例が適用
されたツールホルダの交換手順を丞す図、 第7図は本発明によるツール保持機構の別の実施例が設
けられたマシニングセンタの主軸及び該主軸に装着され
たツールホルダの正面図、第8図は第7図に示す主軸の
内筒部分の■−■線による断面図、 第9図は本発明によるツール保持機構の更に別の実施例
が設けられたマシニンクセンタの主軸及び該主軸に装着
されたツールホルダの正面図である。
工作機械であるマシニンクセンタ1は、第3図に示すよ
うに、シールマガジン13を有しており、シールマガジ
ン13には種々のツールホルダ5が、該ツールホルダ5
のアーム係合部5dを介して把持された状態で格納され
ている。ツールマカジン13の図中右方には、ツール移
送装置15が設けられており、シール移送装置15は本
体16を有している。本体16にはハンド17が、該本
体16の回りを所定のマガジン側待機位置W1と主軸側
待機位置W2との間で矢印R,S方向に所定の角度θだ
け旋回自在に設けられており、ハンド17の先端にはグ
リッパ19が、シールホルダ5を該ツールホルダ5のテ
ーパ部5aを介して把持開放自在に設けられている。
また、ツール移送装置15の第3図下方には、自動ツー
ル交換装置20が設けられており、自動ツール交換装置
20は、第5図に示すように、本体21を有している。
本体21にはアーム22が、該本体21内に設けられた
旋回用シリンダ23の駆動により、軸心CTIの回りを
矢印M及びN方向に]80°旋回自在に、かつ該本体2
1内に設けられた前進用シリンダ26の盾区動により、
所定の前進位置P1と後退位置P2の間の距離L4たけ
軸心CT1方向である矢印A、B方向に移動自在に設け
られており、ツール交換動作を行なわない待機状態では
、第4図及び第5図に示すように、該アーム22は後退
位置P2で矢印M、N方向における基準待機位置X1に
位置決めされている。
なお、本体21内には、第5図に示すように、前記旋回
用シリンダ23及び前進用シリンダ26以外に割り出し
用シリンダ27が設けられており、該割り出し用シリン
ダ27を駆動することにより、アーム22を、軸心CT
Iの回りに第4図に示す基準待機位置X1から矢印N方
向に所定の角度αだけ旋回したツール係合部iX2と該
基準待機位置X1との間で矢印M及びN方向に自在に旋
回させることが出来る。
また、アーム22の両端には、第4図及び第5図に示す
ように、それぞれツール把持部22a、22bが設けら
れており、ツール把持部22a、22bはそれぞれ、ツ
ールホルダ5のアーム係合部5dの形状に合致するU字
形に形成された切欠き部22c、22dを有している。
なお、切欠き部22c、22dの切欠き方向G1、G2
は、矢印N方向と一致している。即ち、例えばアーム2
2が、第4図に示すように、基準待機位置x1に位置決
めされているときには、図中左側の切欠き部22cの切
欠き方向G1は図中上向きである矢印E方向と一致し、
−・方図中古側の切欠き部22dの切欠き方向G2は図
中下向きである矢印F方向と一致する。更に、アーム2
2の回転軸CT 1から2箇所の切欠き部22c、22
dまでの距離は互いに等しく、該距離り上は、主軸側待
機位置W2に位置決めされた状態のハンド17のグリッ
パ1つに把持され得るツールホルダ5の軸心CT3とア
ーム22の回転軸CTIとの距離L2に一致している。
従って、待機状態の、即ち後退位置P2て基準待機位置
x土に位置決めされたアー1122を回転軸CTIの回
りに矢印N方向に角度αだけ旋回させて、ツール係合位
置X2に位置決めすると、該アーム22の切欠き部22
cは、主軸側待機位置W2に位置決めされた状態のハン
ドエフのグリッパ19に把持されたツールホルダ5のア
ーム係合部5dに係合する。
また、自動ツール交換装置20の第4図下方には、第3
図及び第4図に示すように、ヘッド4を有しており、ヘ
ッド4には鉛直方向である矢印A、B方向に軸心CT2
を有する主軸2が矢印H1J方向に回転自在しこ支持さ
れている。主軸軸心CT2と前記アーム22の回転軸C
TIとの距離L3は、前記アーム22の回転軸CTIか
ら切欠き部22c、22dまでの距離L1に等しくなる
ように設定されている。更に、アーム22の回転軸cr
i、主軸2の軸心CT2及び主軸側待機位置W2に位置
決めされたハント17のグリッパ19に把持されたシー
ルホルダ5の軸心CT3は同一直線上にあり、待機状態
の、即ち後退位置P2で基準待機位置X1に位置決めさ
れたアーム22を回転軸CTIの回りに矢印N方向に角
度αたけ旋回させて、ツール係合位置x2に位置決めす
ると、該アーム22の第4図右側の切欠き部22dは、
主軸2に装着されたツールホルダ5のアーム係合部5d
に係合するように設定されている。
ところで、主軸2の第3図下面には、第1図に示すよう
に、ツール係合穴2aが形成されており、ツール係合穴
2aには、先端に工具3が装着されたツールホルダ5が
、該ツールホルダ5のテーパ部5aを介して上下方向で
ある矢印A、B方向に着脱自在に設けられている。ツー
ルホルダ5の図中上端には、プルスタット5cが矢印入
方向に突出した形で設けられており、プルスタット5C
の先端には円板上の係合部5bが形成されている。また
、シールホルダ5のテーパ部5aの図中下側には、第1
図及び第2図に示すように、側面全周に互って円環状に
形成された■形断面のアーム係合溝5fを有する円柱状
のアーム係合部5dが設けられており、アーム係合部5
dの第2図上部及び下部には、それぞれキー溝5e、5
eが互いに対向する形て穿設形成されている。また、主
軸2には内筒12がツール係合穴2aに対して直列に同
心状に形成されており、内筒12にはツール本保持手段
としてのコレラ1へ6.6が、前記ツールホルダ5をプ
ルスタッド5Gの係合部5bを介してツール係合穴2a
に保持し得る形で設けられている。コレット6.6は、
第1図上方に設けられたドローパー(図示せず)を即動
してコレット先端6a、6aを軸心CT2に対して放射
方向である矢印C方向に開くことにより、プルスタット
5cとの係合状態を解除することが出来る。また、主軸
2の第1図下部には、第1図及び第2図に示すように、
本発明によるツール保持機構を構成するツール保持装置
7.7が設けられており、シール保持装置7.7は、前
記ツールホルダ5のキー溝5e、5eにそれぞれ嵌入係
合して、ツールホルダ5の軸心CT3の回りの矢印に、
L方向の回転位置の位置決めに寄与すると共に、該ツー
ルホルダ5の自重による抜は落ちを防止している。
即ち、第1図及び第2図に示すように、各ツール保持袋
M7はキー9、係止部材10.10及びスプリング1工
から構成されており、キー9は主軸2の端面外周部側に
装着された直方体状の本体9aを有している。本体9a
には矢印C,D方向に貫通する穴9bが穿設されており
、穴9bにはスプリング11が矢印C,D方向に伸縮自
在に縮設されている。スプリング11の両端部には弾丸
状に形成された係止部材10.10が、該スプリング1
1の矢印C方向の伸長力により半球状の係合部10a、
10aを本体9aの外部に向けて矢印C方向に突出した
形で設けられており、係止部材10.10は共にツール
ホルダ5のアーム係合部5dのアーム係合溝5fに係合
部10a、工Oaを介して当接係合している。
マシニングセンタ1等は、以上のような構成を有するの
で、主軸2に装着されたツールホルダ5Aをツールマガ
ジン13に格納されたツールホルダ51]と交換する際
には、第3図想像線で示すように、まずツールマガジン
13に格納された、これから主軸2に装着すべきツール
ホルダ5Bをツール移送装置15のクリッパ19て把持
する。
次に、ツール移送装置15のハント17を、クリッパ1
9に把持されたツールホルダ5□と共に本体16の回り
にマカシン側待機位置W1から矢印S方向に角度θだけ
旋回させる。すると、該ツールホルダ5Bは、第3図実
線で示すように、軸心CT3を矢印A、B方向に向けた
形で、即ちアーム22の回転軸CTI及び主軸2の軸心
CT2に平行に向けた形で主軸側待機位置W2に位置決
めされる。
こうして、ツールホルダ5.lが軸心CT3を矢印A、
B方向に向けた形で主軸側待機位置W2に位置決めされ
たところで、第5図に示す割り出し用シリンタ27を駆
動して、第6図(a)に示すように、待機状態の、即ち
後退位置P2で基準待機位置X土に位置決めされている
アーム22を軸心CTIの回りに矢印N方向に角度αだ
け旋回させると共1こ、コレット6.6の先端6a、6
aを矢印C方向に開放駆動してコレット6.6とプルス
タノ1−5cとの係合関係を解除する。すると、アーム
22は、第6図(b)に示すように、ツール係合位置X
2に位置決めされて、一方の切欠き部22cを介して主
軸側待機位置w2のツールホルダ5Bを、他方の切欠き
部22dを介して主軸2に装着されていたツールホルダ
5Aを同時に把持する。この際、主軸2に装着されてい
たツールホルダ5Aは、既に述へたように、コレット6
.6とプルスタッド5cとの間の係合が解除されている
ので、主軸2に対する保持力を失っているが、ツール保
持袋M7の係止部材1o、1oの係合部10a、10a
がスプリング11の弾性力により矢印C方向に押圧され
、その係合部10a、1゜aとアーム係合溝5fが当接
係合しているので、ツールホルダ5Aは、コレット6.
6のアンクランプ動作がアーム22の矢印N方向への旋
回動作より先に行なわれても、主軸2のツール係合穴2
aから自重により抜は落ちることは未然に防止される。
こうして、アーム22かツールホルダ5A及び5Bを把
持した状態のまま、第5図に示す前進用シリンダ26を
駆動して、第6図(c)に示すように、該アーム22を
後退位置P2から矢印B方向に距離L4だけ移動させる
。すると、アーム22に把持されたツールホルダ5A及
び5Bが、それぞれ主軸2及びグリッパ19から矢印B
方向に引き抜かれ、前進位置P1でアーム22に支持さ
れる形で保持される。この際、主軸2にツール保持装置
7により保持されていたツールホルダ5Δが矢印B方向
に引き抜かれると、第1図に示すように、キー9がキー
溝5e中を第1図上方に引き抜かれる形で移動し、その
結果、ツールホルダ5Aのアーム係合部5dが係止部材
10.10の係合部10a、10aを矢印B方向に押圧
するが、該係合部10a、10aは球面状に形成されて
いるので、該押圧力は係合部108.10aを介してス
プリング11を矢印り方向に収縮させるように作用する
。従って、係止部材10.10は、ツールホルダ5Aの
アーム係合部5dにより押圧されている間は、スプリン
グ11の弾性力に抗する形で矢印り方向に後退した形と
なり、ツールホルダ5Aの矢印B方向への引き抜き動作
は、支障なく行なわれる。
こうして、アーム22に把持されたツールホルダ5A及
び511が、それぞれ主軸2及びグリッパ19から矢印
B方向に引き抜かれ、前進位置P1でアーム22に支持
される形で保持されたところで、第5図に示す旋回用シ
リンダ23を駆動して、アーム22を前進位置P1でツ
ールホルダ5A及び5Bと共に軸心CT iの回りに矢
印M又はN方向に180’旋回させて、ツールホルダ5
A及び5Bかそれまで占めていた空間位置を交換する。
すると、第6図(d)に示すように、ツールホルダ5A
及び5□はそれぞれ、グリッパ19及び主軸2に対向す
る位置に位置決めされる。
こうして、ツールホルダ5A及び51]がそれぞれ、ク
リッパ19及び主軸2に対向する位置に位置決めされた
ところで、第5図に示す前進用シリンダ26を駆動して
、アーム22をツールホルダ5A及び511と共に前進
位置P1がら矢印A方向に距離L4たけ移動させる。す
ると、第6図(e)に示すように、アーム22は後退位
置P2に位置決めされ、該アーム22に把持されたツー
ルホルダ5A及び5Bは、それぞれグリッパ19及び主
軸2のツール係合穴2aに対して矢印六方向に挿入され
る。この際、ツールホルダ5.lが矢印A方向に挿入さ
れると、第1図に示すように、ツールホルダ5Bのキー
溝5e中にキー9が、第1図上方がら係止部材10.1
0をスプリング11の弾性力に抗する形で矢印り方向に
後退させつつ嵌入係合し、更に係止部材10.10とア
ーム係合溝5fが対向したところで、係止部材10.1
oがスプリング11の弾性力により矢印C方向に突出し
、係止部材10.10とアーム係合溝5fとが所定の接
触圧力で当接係合する。
こうして、ツールホルダ5A及び5Bがそれぞれグリッ
パ19及び主軸2に挿入されたところで、第5図に示す
割り出−し用シリンダ27を駆動して、それまで後退位
置P2でツール係合位置X2に位置決めされていたアー
ム22を軸心CTIの回りに矢印M方向に角度αだけ旋
回させる。すると、アーム22は、第6図(f)に示す
ように、一方の切欠き部22cを介して主軸2に装着さ
れたツールホルダ5おを、他方の切欠き部22dを介し
て主軸側待機位lff1W2のツールホルダ5Aを同時
に離した後、基準待機位置X1に位置決めされる。
また、この際、コレット6.6を矢印り方向に閉塞駆動
して主軸2のツール係合穴2aに挿入されたツールホル
ダ5□をクランプする。主軸2のツール係合穴2aに挿
入されたツールホルダ5Bは、コレット6.6によりプ
ルスタッド5cを介してクランプされるまでの間は、主
軸2に対する保持力を失っているが、主軸2とツールホ
ルダ5つとの間には、既に述べたように、ツール保持装
置7がアーム係合溝5fを介して係合しているので、ソ
ールホルダ5Eは、アーム22の矢印M方向への旋回動
作がコレット6.6のクランプ動作より先に行なわれて
も、主軸2のツール係合穴2日から自重により抜は落ち
ることは未然に防止される。
こうして、それまでアーム22に切欠き部22dを介し
て把持されていたツールホルダ57か主軸側待機位置W
2のハント17のグリッパ19に装着されたところで、
ハンド17をツールホルダ5Aと共にツール移送装置1
5の本体16の回りに主軸側待機位置W2から矢印R方
向に角度θだけ旋回させる。すると、第3図想像線で示
すように、該ツールホルダ5Aはマガジン側待機位置W
1に位置決めされる。その後、該ツールホルダ5Aをツ
ールマガジン13に格納したところで、ツール交換動作
が終了する。
なお、上述の実施例においては、ツール保持装置7とし
て、スプリング」−1に付勢された係止部材10.10
を主軸2に設けられたキー9の本19一 体9aに、該係止部材10.10の係合部10a、10
aが該本体9aの外部に突出した形で設けられたものを
用いたが、本発明は、ツールホルダ5が、主軸2への装
着と同時に仮保持され、主軸2からの引き抜きと同時に
開放される機構を有する限り、どのようなツール保持装
置7を用いてもよい。また、前記ツール保持装置7は、
第1図に示すように、主軸2の下端部に設けられている
が、本発明は、前記機構を有する限り、主軸2のどの部
位に設けてもよいことは勿論である。
例えば、第7図及び第8図に示すような、主軸2の内筒
12にコレット6.6を取り囲む形で設けられた円筒状
のスリーブ29に、スプリングエ1に付勢された係止部
材10を2組、互いに対向する形で縮設したものをツー
ル保持装置7として用いることも可能である。以下、こ
の円筒状のスリーブ29に、スプリング11に付勢され
た係止部材10が2組、互いに対向する形で縮設された
ツール保持装M7について説明する。なお、第1図及び
第2図において説明した部分と同一の部分は、同一の符
号を付してその部分の説明を省略する。
即ち、ツールホルダ5は、第7図及び第8図に示すよう
に、八ツ下4に回転自在に支持された主軸2のツール係
合穴2aに対して、上下方向である矢印A、B方向に着
脱自在に設けられており、該シールホルダ5は、主軸2
の内筒上2に第8図矢印C,D方向に開閉自在に設けら
れたコレット6.6により、プルスタット5Cの係合部
5bを介して把持されている。また、主軸2の内筒12
には、円筒状のスリーブ29がコレラl−6,6を取り
囲む形で改番づられており、スリーブ29には。
第8図に示すように、図中上下方向、即ちコレット6.
6の開閉方向と直交する方向に沿って、直径D1なる丸
穴29a、29aが互いに対向する形で穿設形成されて
おり、更にスリーブ29には、フランジ部29b、29
bがそれぞれ丸穴29a、29aの直径D1をスリーブ
29内部において小さくする形で形成されている。各丸
穴29aにはツール保持装置7がツールホルダ5の自重
による抜は落ちを防止する形で設けられており、シール
保持装置7は係止部材10及びスプリング11から構成
されている。即ち、中空の弾丸状に形成された係止部材
10がスリーブ29の丸穴29aに矢印T、U方向に移
動自在に嵌入係合しており、係止部材10はスリーブ2
9に設けられたスプリング1−1により矢印下方向に、
即ち主軸2の軸心CT2に向けて付勢されている。また
、係止部月10の先端には半球状の係合部10aが、後
端にはフランジ部10bかそれぞれ形成されており、フ
ランジ部10bがスリーブ29に形成されたフランジ部
29bに当接係合することにより、スプリング11の弾
性力による係止部材1oの矢印下方向への移動が抑止さ
れて、先端の係合部10aがプルスタット5cの係合部
5bに係合する係合位置P3に位置決めされている。
従って、第7図に示す主軸2に装着されたツールホルダ
5を交換する際には、第6図において説明したツール交
換手順と同様にツール交換動作を行なうが、ツールホル
ダ5を主軸2のツール係合穴2aから引き抜く場合には
、第8図に示すコレット6.6の先端6a、6aを矢印
C方向に開いてツールホルダ5をアンクランプすると共
に、自動ツール交換装置20によりツールホルダ5を第
7図矢印B方向に引き抜く。すると、ツールホルダ5の
プルスタッド5Cの係合部5bか、第7図上方から係止
部材]○、10をスプリングコ−1,11の弾性力に抗
する形で矢印U方向に後退させつつ(即ち、第8図に示
す係止部材10.10間の距離L5を拡大しつつ)下方
に移動し、更に係合部5bが係止部材10.10を遺り
過ごしたところで、係止部材10.10がスプリング1
1.11の弾性力により矢印下方向に突出し、ツールホ
ルダ5の引き抜き動作が終了する。この際、スリーブ2
9に設けられたツール保持袋M7.7が、第1図におい
て説明した、主軸2に設けられたツール保持装置7.7
と同様のツール仮保持機能を発渾するので、コレット6
のアンクランプ動作と自動ツール交換装置20による引
き抜き動作との間に時間的間隔が存在しても、ツールホ
ルダ5が自重により主軸2のツール係合穴2aがら抜は
落ちることは未然に防止される。このことは、ツールホ
ルダ5を主軸2のシール係合穴2aに装着する場合につ
いても同様である。
また、例えば第9図に示すように、主軸2に磁石30.
30を埋設し、それをツール保持装置7として用いるこ
とも可能である。以下、この主軸2に埋設された磁石3
0からなるツール保持装置7について説明する。なお、
第1図及び第2図において説明した部分と同一の部分は
、同一の符号を付してその部分の説明を省略する。
即ち、ヘッド4には、第9図に示すように、主軸2が回
転自在に支持されており、主軸2のツール係合穴2aを
形成するテーパ部2bには、ツール保持袋N7としての
磁石30.30が主軸軸心CT2に対して互いに対向す
る形でツール係合穴2aに面して埋設されている。主軸
2のツール係合穴2aにはツールホルダ5が、上下方向
である矢印A、B方向に着脱自在に設けられており、該
ツールホルダ5は、主軸2の内筒12に矢印C5D方向
に開閉自在に設けられたコレツ1〜6.6により、プル
スタット5Cの係合部5bを介して把持されている。ま
た、ツールホルダ5のテーパ部5aには磁性体31.3
1が、前記主軸2に埋設された磁石30.30に対向す
る部位に埋設されており、磁性体31.31と磁石30
.30との間に働く磁力により、ツールホルダ5がテー
パ部2bを介して主軸2に該ツールホルダ5の自重に抗
する形で装着されている(なお、ツールホルダ5のテー
パ部5a自体が磁性を有する材料から形成されている場
合には、磁性体31.31は不要なことは勿論である。
)。
従って、第9図に示す主軸2に装着されたツールホルダ
5を交換する際には、第6図において説明したツール交
換手順と同様にツール交換動作を行なうが、ツールホル
ダ5を主軸2のツール係合穴2aから引き抜く場合には
、コレット6.6の先端6a、6aを矢印C方向に開い
てツールホルダ5をアンクランプすると共に、自動ツー
ル交換装置20によりツールホルダ5を第9図矢印B方
向に引き抜く。すると、ツールホルダ5は磁石3o、3
0との間の磁力より大きいカで矢印B方向に引き抜かれ
るが、この際主軸2に設けられた磁石30.30が、第
1図において説明したツール保持装置7.7と同様のツ
ール仮保持機能を発揮するので、コレット6のアンクラ
ンプ動作と自動ツール交換装置20による引き抜き動作
との間に時間的間隔が存在しても、ツールホルダ5が自
重により主軸2のツール係合穴2aがら抜は落ちること
は未然に防止される。このことは、ツールホルダ5を主
軸2のツール係合穴2aに装着する場合についても同様
である。
(g)1発明の詳細 な説明したように、本発明の内、シール保持機構の発明
によれば、内筒12を有し、前記内筒12にコレット6
等のツール本保持手段を、ツールホルダ5を該ツールホ
ルダ5の係合部5b等の係合保持部を介して着脱自在に
保持し得る形で設けた主軸2において、前記主軸2にツ
ール保持装置7等のツール仮保持手段を設けて構成した
ので、ツールホルダ5が主軸2に挿入された状態では常
に、ツール本保持手段が該ツールホルダ5を保持してい
るか否かに拘らず、主軸2に設けられたツール仮保持手
段か該ツールホルダ5を支持することが出来る。従って
、工具交換装置20によるツールの交換をツール本保持
手段のクランプ・アンクランプ動作を待つことなく行う
ことか可能となり、工具交換時間を短縮することが可能
となる。
また、本発明の内、ツール交換方法の発明によれば、コ
レット6等のツール本保持手段及びツール保持装置7等
のツール仮保持手段を有する主軸2に装着されたツール
ホルダ5Aを自動ツール交換装M20等のツール交換手
段により交換する際に、前記ツール仮保持手段によりツ
ールホルダ5Aを仮保持した状態で前記ツール本保持手
段によるツールホルダ5Aの保持動作を解除し、前記主
軸2に装着されたツールホルダ5Aを前記ツール交換手
段により引き抜き、次いで、該ツール交換手段に保持さ
れた前記主軸2に装着すべきツールホルダ5Bを前記主
軸2に挿入して、前記ツール仮保持手段により仮保持さ
せると共に、前記ツール交換手段による前記ツールホル
ダ5Bの保持動作を解除し、次いで、該ツールホルダ5
Bを前記ツール本保持手段により保持させるようにして
構成したので、ツール交換手段が、主軸2に装着された
ツールホルダ5Aを把持した直後に、該ツールホルダS
Aを主軸2から引き抜くことが出来、また、主軸2に装
着すべきツールホルダ5Bをツール交換手段により主軸
2に装着した直後に、該ツールホルダ5Bがツール本保
持手段により保持されたか否かに拘らず、ツール交換手
段のツールホルダ5□の保持状態を解除することか出来
る。
従って、ツール本保持手段による保持・開放動作を待つ
ことなくツール交換手段によるツールホルダ5Δ、5B
の交換作業を行なうことが可能となり、ツール交換時間
を短縮することが出来る。特に、多くのツールホルダ5
を交換しつつ加工を行なう場合には、ツール交換毎に該
交換時間が短縮されるので、加工全体として大幅に加工
所要時間を短縮することか可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるツール保持機構の一実施例か設け
られたマシニングセンタの主軸及び該主軸に装着された
ツールホルダの正面図、第2図は第1−図に示す主軸及
びツールホルダの■矢視図。 第3図は本発明によるツール保持機構の一実施例が設け
られたマシニングセンタの自動ツール交換装置付近を示
す図、 第4図は第3図に示すマシニングセンタのツールマガジ
ン部分を除いた■矢視図、 第5図は第3図に示すマシニングセンタの自動ツール交
換装置部分の斜児図、 第6図は本発明によるツール交換方法の一実施例が適用
されたツールホルダの交換手順を示す図、 第7図は本発明によるツール保持機構の別の実施例か設
けら、hたマシニングセンタの主軸及び該主軸しこ装着
されたツールホルダの正面図、第8図は第7図に示す主
軸の内筒部分の■−■線による断面図、 第9図は本発明によるツール保持機構の更に別の実施例
か設けられたマシニングセンタの主軸及び該主軸に装着
されたツールホルダの正面図である。 2・・・主軸 5  ツールホルダ 5b・ ・係合保持部(係合部) 6・ −・シール本保持手段(コレラ1〜)7・ ・ツ
ール仮保持手段(ツール保持装置)12・ 内筒 20  ・ツール交換手段 (自動ツール交換装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、内筒を有し、 前記内筒にツール本保持手段を、ツールホルダを該ツー
    ルホルダの係合保持部を介して着脱自在に保持し得る形
    で設けた主軸において、前記主軸にツール仮保持手段を
    設けて構成したツール保持機構。
  2. (2)、ツール本保持手段及びツール仮保持手段を有す
    る主軸に装着されたツールホルダをツール交換手段によ
    り交換する際に、 前記ツール仮保持手段によりツールホルダを仮保持した
    状態で前記ツール本保持手段によるツールホルダの保持
    動作を解除し、前記主軸に装着されたツールホルダを前
    記ツール交換手段により引き抜き、 次いで、該ツール交換手段に保持された前記主軸に装着
    すべきツールホルダを前記主軸に挿入して、前記ツール
    仮保持手段により仮保持させると共に、 前記ツール交換手段による前記ツールホルダの保持動作
    を解除し、 次いで、該ツールホルダを前記ツール本保持手段により
    保持させるようにして構成したツール交換方法。
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