JPH02297908A - コイル装置 - Google Patents

コイル装置

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JPH02297908A
JPH02297908A JP11741689A JP11741689A JPH02297908A JP H02297908 A JPH02297908 A JP H02297908A JP 11741689 A JP11741689 A JP 11741689A JP 11741689 A JP11741689 A JP 11741689A JP H02297908 A JPH02297908 A JP H02297908A
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JP
Japan
Prior art keywords
coil
conductor
insulating
metal container
magnetic metal
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Pending
Application number
JP11741689A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Itabashi
好文 板橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、コイル装置、例えば、磁気浮上式鉄道用地
上コイル装置(以下、地上コイル装置と呼ぶ)に使用し
た場合に最適であるコイル装置に関するものである。
[従来の技術] 第3図及び第4図は、例えば、特開昭56−15081
4号公報に示されている従来のコイル装置を示す断面図
である。
図において、符号(1)は導体、(2)はこの導体(1
) に巻回されているプリプレグ状の絶縁テープ、(3
)はこの絶縁テープ(2)が巻かれている導体(1)を
巻回して構成されているコイルを絶縁支持している熱硬
化性樹脂、(4)は熱硬化性樹脂(3)の表面に設けら
れている接地層である。
従来のコイル装置は、上記のように構成されており、絶
縁テープ(2)及び熱硬化性樹脂(3)により絶縁され
、かつ、接地層(4)により接地されている。
次に、上記従来のコイル装置の製造手順について説明す
る。
導体(1)に耐熱性の合成繊維に半硬化状の樹脂を含浸
させてプリプレグ状の絶縁テープ(2)を巻回し、この
絶縁テープ(2)が巻かれている導体(1)でコイルが
形成される。
このコイルを所定の温度及び圧力下で一定寸法に焼き固
めた後、所定の金型内に配置し、無機質の粉体が添加さ
れている熱硬化性樹脂(3)を金型内に注入後、加熱処
理して熱硬化性樹脂を硬化させて注型コイルであるコイ
ル装置を得る。
次いで、この注型コイルの外周に金属溶射等による接地
層(4)が設けられている。
[発明が解決しようとする課題] 従来のコイル装置は、以上のように構成されているので
、導体(1)に巻回されているブリプレズ状の絶縁テー
プ(2)自体に多数の空隙(5)を含有しているため、
該絶縁テープ(2)で処理したコイルを所定の硬化条件
で焼き固めても、蒸気発生器絶縁層内部の空隙(5)を
無くすることは困難であり、しかも、熱硬化性樹脂(3
)を注入しても空隙(5)を埋めつくすまで熱硬化性樹
脂(3)が行きわたらず、従って、熱硬化性樹脂(3)
の硬化後にボイドとして残る。その結果、このボイドが
、部分放電や絶縁破壊の原因となるという問題点があっ
た。
このような問題点を解決するために、絶縁テープ(2)
を巻回した導体(1)間に間隙を設けて、この間隙にも
熱硬化性樹脂(3)を流入させることにより、絶縁層内
の空隙(5)や空気を熱硬化性樹脂(3)中に逃げやす
(したものが提案されているか、この場合でも、絶縁テ
ープ(2)中の空隙(5)は、絶縁テープ(2)の組成
及び導体(1)間の間 の少ないこと並びに熱硬化性樹
脂(3)の流動性等のために、完全になくすることはで
きず、更に、熱硬化性樹脂(3)自体に含有し、硬化時
に排出するi。
スも完全には除去し得ず、従って、ボイドの発生を避け
ることはできず、その結果、部分放電や絶縁破壊の発生
を阻止し得ないという問題点があり、これらの問題点を
解決したいという課題を従来装置は有していた。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、導体間及び導体を接地層との間の空による部分放電
発生を無くしたコイル装置を得ることを目的とする。
゛[課題を解決するための手段] この発明に係るコイル装置は、巻回されている導体間に
所定の間隙を有するように複数個の絶縁部材を上記導体
間に介在させているコイルと、該コイルを収納する接地
層となる非磁性金属容器と、該非磁性金属容器内に上記
コイルを収納するために上記コイルと非磁性金属容器と
の間に介在して上記コイルを支持固定している絶縁支持
部材と、上記非磁性金属容器内に充填されている絶縁流
体とを備えており、上記絶縁部材は、上記導体の対向面
が所定の割合いで露出するように構成されているもので
ある。
[作用] この発明におけるコイル装置は、上記のように構成され
ているので、導体間及び導体と接地層となる非磁性金属
容器との間のすべての空隙が絶縁流体によって充填され
、従って、部分放電を発生する部分は全(無くなる。
[実施例] 以下、この発明を一実施例を示す図に基づいて説明する
第1図及び第2図において、(6)は導体(1)に接着
された絶縁部材、(7)は接地層である非磁性例えばス
テンレスw4製の非磁性金属容’A”fr、(8)は導
体(1)と絶縁部材(6)とで形成されたコイルを非磁
性金属容器(7)との間に支持固定している絶縁支持部
材、(9)は導体(1)間及び導体(1)と非磁性金属
容器(7)との間を絶縁するために非磁性金属容器(7
)内に充填されている絶縁流体である絶縁ガス例えばS
F8ガスである。
この実施例は、上記のように構成されているので、次に
述べる組立方法において明らかなように、非磁性金属容
器(7)内は完全に絶縁ガス(9)で置換されており、
従って、あらゆる空隙、空間はすべて絶縁ガスで充填さ
れ、放電は全く生しない。
次にこの実施例によるフィル装置の組立手順を説明する
導体(1)を巻回しながら、導体(1)の表面に適当な
間隔を設けて所定の大きさで所定の厚さの絶縁部材(6
)を接着す・ると共にこれをコイル巻きし、導体(1)
相互間に所定の間隔を持たせると共に導体(1)の各対
向面が所定の割合で露出するようにコイルを形成する。
このようにして形成されたコイルを、絶縁支持部材(8
)によって非磁性金属容器(7)内に支持し固定した後
、溶接等により密封構造とし、非磁性金属容器(7)内
を真空吸引した後、絶縁流体である絶縁ガス例えばSF
eガス(9)を所定の圧力になるまで封入する。この場
合、導体(1)は所定の割合で表面が露出しているので
、コイルの巻回しゃ層間、及び、導体(1)と接地層で
ある非磁性金属容器(7)との間の各部に絶縁ガス(9
)がくまなく行きわたり、放電の余地を残さない。
なお、上記実施例では、絶縁流体としてSF、ガスを用
いるものについて述べたが、これに限らず、N、ガスで
もよく、あるいは、これらSF8ガス、hガスの混合ガ
スとして使用してもよく、絶縁性液体でもよく、特に、
絶縁性能に優れたSFeガスを使用した場合には、絶縁
寸法を小さくすることのできる効果もある。
また、非磁性金属容器として、上記実施例では、ステン
レス鋼を使用したものを示したが、これに限らず、アル
ミニウム等の非磁性材料を使用してもよく、特にステン
レス鋼を使用した場合には、耐候性及び、コイル保持上
の機械的強度の点において、優れた効果を有する。
更に、導体間に設けられる絶縁部材を、上記実施例では
、導体に接着して設けたものを示したが必ずしもこれに
限るものではなく、脱落、変位を阻止し得る場合には、
接着しな(でもよい。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、巻回された導体相互
間に、上記導体の各対向面が所定の割合で露出するよう
に、複数個の絶縁部材を介挿させてコイルを形成し、該
コイルをする収納する非磁性金属容器を設けると共に該
非磁性金属容器内に絶縁支持部材を介して支持固定した
後、絶縁流体をこの非磁性金属容器内に充填して絶縁す
るように構成しているので、導体間及び導体と接地層で
ある非磁性金属容器との間の各部に絶縁流体が行きわた
り、部分放電の原因となる空隙がなく、従って、電気特
製に優れたコイル装置が得られる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による絶縁部材を備λた導
体の一部を示す斜視図、第2図は第1図の導体により構
成されたコイルを収納したフィル装置の断面図、第3図
は従来のプリプレグ状絶縁テープが巻回されている従来
の導体の平面図、第4図は第3図の導体により構成され
たコイルを備えた従来のコイル装置の断面図である。 (1)・・導体、(6)・・絶縁部材、(7)・・非磁
性金属容器(ステンレスw4製金属容器)、(8)・・
絶縁支持部材、(9)・・絶縁流体(絶縁ガス、SF、
ガス)。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 巻回されている導体間に所定の間隔を有するように複数
    個の絶縁部材を上記導体間に介在させているコイルと、
    該コイルを収納する接地層となる非磁性金属容器と、該
    非磁性金属容器内に上記コイルを収納するために上記コ
    イルと非磁性金属容器との間に介在して上記コイルを支
    持固定している絶縁支持部材と、上記非磁性金属容器内
    に充填されている絶縁流体とを備えており、上記絶縁部
    材は、上記導体の対向面が所定の割合いで露出するよう
    に構成されていることを特徴とするコイル装置。
JP11741689A 1989-05-12 1989-05-12 コイル装置 Pending JPH02297908A (ja)

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JP11741689A JPH02297908A (ja) 1989-05-12 1989-05-12 コイル装置

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JPH02297908A true JPH02297908A (ja) 1990-12-10

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