JPH02297863A - アルカリ電池 - Google Patents

アルカリ電池

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JPH02297863A
JPH02297863A JP11891689A JP11891689A JPH02297863A JP H02297863 A JPH02297863 A JP H02297863A JP 11891689 A JP11891689 A JP 11891689A JP 11891689 A JP11891689 A JP 11891689A JP H02297863 A JPH02297863 A JP H02297863A
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JP
Japan
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negative electrode
gelled
zinc
amount
zinc alloy
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JP11891689A
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English (en)
Inventor
Koji Yoshizawa
浩司 芳澤
Akira Miura
三浦 晃
Yoshiaki Nitta
芳明 新田
Sachiko Suetsugu
末次 佐知子
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M6/00Primary cells; Manufacture thereof
    • H01M6/22Immobilising of electrolyte
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M4/00Electrodes
    • H01M4/02Electrodes composed of, or comprising, active material
    • H01M4/62Selection of inactive substances as ingredients for active masses, e.g. binders, fillers

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  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は亜鉛を負極の主活物質とし、アルカリ水溶液を
電解液とする電池の電池内で発生する水素ガスによる電
池内圧の上昇を抑制し、保存性。
貯蔵性に優れた電池を提供するものである。
従来の技術 従来よりこの種のアルカリ電池は、電池の保存中あるい
は部分放電後において亜鉛の自己消耗や腐食による水素
ガスの発生が見られる為、亜鉛にインジウムアルミニウ
ム、鉛を含む合金に1.5重量%の水銀を添加してアマ
ルガム化し、電池内圧の上昇を抑止していた。これによ
り、保存中の電池内圧の上昇を防ぎ、貯蔵性を確保して
電池の性能劣化の少ない実用電池として普及している。
しかしながら、近年の低公害化の社会的ニーズが高まる
中で、使用する水銀量をより低下させ、さらに水銀を使
用せずに上記の実用性能を確保しなければならず、その
ための研究開発が従来から行われてきている。しかし、
水銀量の低減はある程度可能であっても、本質的な解決
を可能とする手段は見当たらないのが現状であり、水銀
をほとんど使用せずに負極亜鉛の十分な耐食性を確保す
るのは至難と考えられている。
発明が解決しようとする課題 このような亜鉛にインジウム、アルミニウム。
鉛を含む亜鉛合金に添加する水銀量を1.5重量%より
低減し、無汞化亜鉛あるいは0.05重量%(500p
pm)氷化の極低汞化亜鉛を用いて電池を構成すると、
電池保存中あるいは部分的に電池を放電させた後に亜鉛
から腐食反応に伴う水素ガスの発生を助長し、電池内圧
の著しい増加がみられる。
水素ガス発生を助長させる原因は、もともと水銀には亜
鉛に対し水素過電圧を高め腐食反応を抑mlする作用が
あるが、その水銀の絶対量を極限にまで減少させたこと
に起因すると考えられる。
このような電池内での著しい内圧の上昇が生じるという
問題があった。
本発明はこのような問題点を解決するもので、無汞化あ
るいは極低汞化亜鉛を用いた電池の電池保存中、あるい
は部分放電後に発生する水素ガスをゲル状アルカリ電解
液中にフッ素系界面活性剤及び亜鉛合金腐食抑制剤を混
入することにより抑制し、電池内圧の上昇を抑え、良好
な保存性や貯蔵性を有した電池を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 この問題を解決するため本発明は、負極の主活物質とし
て無汞化あるいは、水銀量500ppmまでの低永化亜
鉛合金扮を用い、これをゲル状アルカリ電解液に混合し
てなるゲル状亜鉛負極を備えたアルカリ電池において、
前記ゲル状アルカリ電解液中に、フッ素系界面活性剤及
び亜鉛合金腐食抑制剤を含有させたものである。ここで
のフッ素系界面活性剤の含有量は、ゲル状亜鉛負極に対
して0.01〜1重量部とし、また、前記亜鉛合金腐食
抑制剤は0.01〜10重員部であることが好ましい。
作用 この構成により、ゲル状アルカリ電解液中に混入したフ
ッ素系界面活性剤及び亜鉛合金腐食防止剤により、発生
する水素ガスを減少させることが可能となり、結果とし
て電池の耐漏液性が向上する。
本発明で用いるフッ素系界面活性剤及び亜鉛合金腐食防
止剤の作用1fi 416は不明確であるが、下記のよ
うに推察される。
亜鉛のアルカリ電解液中での腐食反応は次式で示される
が、フッ素系界面活性剤が負極表面に吸着し被膜を形成
すると、 アノード反応 Zn+408−→Zn (OH)4”−+2e−カソー
ド反応 2H20+2e−−20H−+H2 アノ一ド反応の原因となる水酸化イオンの亜鉛負極への
接近が妨害されまたカソード反応に必要な水分子が亜鉛
負極表面近傍に存在できなくなり、亜鉛の腐食が抑えら
れる。一方、亜鉛の腐食反応は、酸化亜鉛もしくは水酸
化亜鉛などの亜鉛の放電生成物の゛共存により助長され
ることが知られている。ここで用いる亜鉛合金腐食抑制
剤の作用機構は明確ではないが、この抑制剤はこれら亜
鉛の放電生成物に作用し、亜鉛の腐食を抑えると考えら
れる。また、亜鉛合金腐食抑制剤のこのような効果は、
フッ素系界面活性剤の共存下で相乗効果を発揮する。
上記の如く、本発明の構成を用いれば、フッ素系界面活
性剤と亜鉛合金腐食防止剤との組合せによる防食作用の
相乗効果により、保存後や部分放電後の電池内圧の上昇
を軽減した、良好な貯蔵性を有したアルカリ電池を提供
できることとなる。
実施例 フッ素系界面活性剤及び亜鉛合金腐食抑制剤を含むゲル
状亜鉛負極を、アルカリマンガン乾電池に適用した例に
ついて説明する。
第1図は、本実施例で用いたアルカリマンガン電池、L
R6の構造断面図である。第1図において1は正極合剤
、2はフッ素系界面活性剤及び下記の実施例1,2.3
.4で説明する腐食抑制剤をゲル電解液中に含む無水銀
亜鉛合金を用いたゲル負極、3はセパレータ、4はゲル
負極の集電子である。5は正極キャップ、6は金属ケー
ス、7は電池の外装缶、8は樹脂封口体、9は底板であ
る。
実施例1 フッ素系界面活性剤及び周期表IB族の元素を含む亜鉛
合金腐食抑制剤(以下1[[B族抑制剤と略す)を含む
ゲル状亜鉛負極の場合について説明する。
ゲル状亜鉛負極は以下のようにして調製した。
まず、40重量%の水酸化カリウム溶液(ZnOを含む
)に3重量%のポリアクリル酸リーダと1重量%のカル
ボキシメチルセルロースを加えてゲル化する。この後に
ゲル状電解に対して重量比で2倍の亜鉛合金を加えるが
、亜鉛合金を加える前に、フッ素系界面活性剤とIII
B族抑制剤を加えて十分に混合する。これらの量は、亜
鉛合金粉を入°れた後に指定された割合になるよう調製
する。
フッ素系界面活性剤、IB族抑制剤の添加割合は、ゲル
状亜鉛負極全体に対する割合である。また、前記亜鉛合
金には、インジウム、鉛、アルミニウムを各々0.05
重量%含むものを用いた。
フッ素界面活性剤には、パーフルオロアルキル基とポリ
オキシエチレン基を両方持つものを用゛いた。IB族抑
制剤は、I n20s・xH2O(75%1 ntos
) G a203. Te 20 、ホウ酸カリウムを
用いた。以下都合上、Inは In2O3・XH2O(75%In20g)を示し、同
様にGaはGate3.TeはTe20.Bはホウ酸カ
リウムを表わす。
まず、本発明の亜鉛合金に対する腐食抑制効果を調べた
。実験方法は、第1図で示したアルカリマンガン電池を
試作し、1Ωの定抵抗放電を22分間行う。その後に電
池を分解してゲル状亜鉛負極を2g採取し、10日間、
60℃の温度下で発生した水素ガス量を測定した。ゲル
状亜鉛負極中に投入するIIIB族抑制剤の添加量を1
重量%。
フッ素系界面活性剤の添加量を0.1重量%もしくは無
添加として得られた結果を表1に示した。
比較のために、フッ素系界面活性剤のみ添加したものと
、どちらも添加していないものの測定も行った。表1に
示したガス発生量は、IIIB族抑制剤もフッ素系界面
活性剤も無添加である場合を100とした時の指数で示
した。
(以  下  余  白  ) 表1 しかし、表1から明白なように、フッ素系界面活性剤と
IIIB族抑制剤が共存する場合に限り、ガス発生量の
指数が60以下になる。つまり、どちらか一方だけでは
指数が81〜95程度であったものが共存することによ
り相乗効果を発揮し、指数を60以下にするこ七が可能
である。
次にフッ素系界面活性剤の添加量について検討した。実
験方法は、フッ素系界面活性剤の濃度を変化させ、その
時のガス発生量と放電性能を検討した。第1図で示した
アルカリマンガン電池を試作する。ガス発生測定は1Ω
、22分放電後の電池のゲル負極を2g採取し、10日
間、60℃の温度下で発生した水素ガス量を測定する。
また、電池の放電性能に関しては10Ωの連続放電を行
った。ゲル状亜鉛負極中には、mB族抑制剤(In20
z・xH2O(75%I nto3))が1.0重量%
と、フッ素系界面活性剤が指定量混入されている。得ら
れた結果を第2図に示した。第2図において実線がガス
発生量を示し、破線が10Ω連続放電時の平均電圧を示
した。ガス発生量は、界面活性剤、抑制剤ともに無添加
の場合を100とした指数で示した。第2図より明白な
ように、フッ素系界面活性剤の添加量が増せば(添加量
0.05wt%付近まで)ガス発生量は抑えられ、それ
を越えるとあまり変化しなくなる。一方、平均電圧は添
加量の゛増加に伴って徐々に低下し、1重量%を越えた
あたりから急激に低下することがわかる。したがって、
これら両者の関係を考え合わせると、フッ素系界面活性
剤の添加量は0.01〜1.0重量%であることが好ま
しい。なお、I[lB族抑制剤としてGa、Te 、B
を用いた場合もほぼ同様の濃度領域が好ましいことが実
験より得られた。
次に、I[IB族抑制剤の添加量の変化に伴うガス発生
量及び放電性能について検討した。実験方法は、第1図
で示したアルカリマンガン電池を試作し、1Ωの定抵抗
放電を22分間行う。その後に電池を電解しゲル状亜鉛
負極を2g採取し、10日間、60℃の温度化で発生し
た水素ガス量を測定する。また、電池の放電性能に関し
ては、10Ωの連続放電を行った。ゲル状亜鉛負極中に
はフッ素系界面活性剤が0.1!i量%とIIIB族抑
制剤(InzOs・xH2O(75%I n20x) 
)が指定量混入されている。得られた結果を第3図に示
した。第3図において実線がガス発生量を示し、破線が
10Ω連続放電時の平均電圧を示した。ガス発生量は界
面活性剤、抑制剤ともに無添加の場合を100とした指
数である。第3図より明白なように、0.1重量%まで
IIIB族抑制剤の添加量が増せばガス発生量は抑えら
れ、その後はほぼ一定となる。一方、平均電圧は抑制剤
の添加量が増すにつれて徐々に低下し、101i量%を
越えると急激に低下する。これら2つの現象を考え合せ
ると、IIIB族抑制剤の添加量は0.01〜10重1
%が好ましい。なお、Ga、Te 、Bについてもほぼ
同様の添加量領域が好ましいことがわかった。
最後にI n、Ga、Tf! 、B (I[IB族抑制
剤)の組合せ+”=よる腐食抑制効果について検討した
実験方法は、第1図に示したアルカリ電池を試作し、1
Ωの定抵抗放電を22分間行う。その後に電池を分解し
、ゲル状亜鉛負極を2g採取して10日間60℃の温度
下で発生した水素ガス量を測定する。得られた結果を表
2に示した。添加したIIIB族抑制剤の種類と添加量
及びフッ素系界面活性剤の添加量も表中に示した。また
、ガス発生量は、界面活性剤、IIIB族抑制剤ともに
無添加の場合を100とした時の指数で示した。表より
明らかなように抑制剤を組合せることによってもガス発
生は抑制され、また組合せ、添加量を微妙に変化させる
ことによって、より抑制される可能性がある。表2にお
いて、漏液個数については、それぞれの種類の電池を各
20個試作し、1Ω定抵抗放電を22分間行なう。放電
後60℃の温度下で2ヶ月間保存した後、電池の漏液状
態を観察した。
フッ素系界面活性剤、■B族抑制剤両者を含まない場合
においては、相当数漏液しているが、本発明による両者
を含んだものは漏液しないことがわかる。
このように、フッ素系界面活性剤とmB族の元素を含む
亜鉛合金腐食抑制剤を含有したゲル状亜鉛負極を用いる
ことにより、無水銀あるいは極低汞化亜鉛の電池は、ガ
ス発生による電池内圧の上昇を抑制し、耐漏液性を向上
されることが可能である。
(以  下  余  白  ) 実施例2 フッ素系界面活性剤及び周期表IVB族の元素を含む亜
鉛合金腐食抑制剤(以下IVB族抑制剤と略す)を含む
ゲル状亜鉛負極の場合について説明する。
ゲル状亜鉛負極は以下のようにして調製した。
まず、40重量%の水酸化カリウム溶液(ZnOを含む
)に3重量%のポリアクリル酸リーグと1重量%のカル
ボキシメチルセルロースを加えてゲル化する。この後に
ゲル状電解液に対して重量比で2倍の亜鉛合金を加える
が、亜鉛合金を加える前に、フッ素系界面活性剤とIV
B族抑制剤を加えて十分に混合する。これらの量は、亜
鉛合金粉を入れた後に指定された割合になるよう調製す
る。
フッ素系界面活性剤、IVB族抑制剤の添加割合は、ゲ
ル状亜鉛負極全体に対する割合である。また、前記亜鉛
合金には、インジウム、鉛、アルミニウムを各々0.0
5重量%含むものを用いた。
フッ素系界面活性剤には、パーフルオロアルキル基とポ
リオキシエチレン基を両方持つものを用いた。IVB族
抑制剤は、Pb (OH)21 GeO2゜5n02を
用いた。以下都合上、PbはPb (OH)2を示し、
同様にGeはG e O2eSnは5napを表わす。
まず、本発明の亜鉛合金に対する腐食抑制効果を調べた
。実験方法は、第1図で示したアルカリマンガン電池を
試作し、1Ωの定抵抗放電を22分間行う。その後に電
池を分解してゲル状亜鉛負極を2g採取し、10日間、
60℃の温度下で発生した水素ガス量を測定した。ゲル
状亜鉛負極中に投入するIVB族抑制剤の添加量を1重
量%。
フッ素系界面活性剤の添加量を0.1重量%もしくは無
添加として得られた結果を表3に示した。
比較のために、フッ素系界面活性剤のみ添加したものと
、どちらも添加していないものの測定も行った。表3に
示したガス発生量は、IVB族抑制剤もフッ素系界面剤
も無添加である場合を100とした時の指数で示した。
(以  下  余  白  ) 表3 PbをIVB族抑制剤として使用した場合、フッ素系界
面活性剤で混入しない時でもガス発生量が抑えられる。
しかし、表3から明白なように、フッ素系界面活性剤と
IVB族抑制剤が共存する場合に限り、ガス発生量の指
数が60以下になる。
つまり、どちらか一方だけでは指数が80〜96程度で
あったものが共存することにより相乗効果を発揮し、指
数を60以下にすることが可能である。
次にフッ素系界面活性剤の添加量について検討した。実
験方法は、フッ素系界面活性剤の濃度を変化させ、その
時のガス発生量と放電性能を検討した。実施例1で示し
たものと同様に、第1図で示したアルカリマンガン電池
を試作する。ガス発生測定は1Ω、22分放電後の電池
のゲル負極を2g採取し、10日間、60℃の温度下で
発生し   −た水素ガス量を測定する。また、電池の
放電性能に関しては10Ωの連続放電を行った。ゲル状
亜鉛負極中には、IVB族抑制剤(Pb(OH)2)が
1.0!![量%と、フッ素系界面活性剤が指定量混入
されている。得られた結果を第4図に示した。
第4図において実線がガス発生量を示し、破線が10Ω
連続放電時の平均電圧を示した。ガス発生量に関しては
、界面活性剤、抑制剤ともに無添加の場合を100とし
た指数で示した。第4図より明白なように、フッ素系界
面活性剤の添加量が増せば(添加量0 、1 w t%
付近まで)ガス発生量は抑えられ、それを越えるとあま
り変化しなくなる。一方、平均電圧は添加量の増加に伴
って徐々に低下し、1重量%を越えたあたりから急激に
低下することがわかる。したかって、これら両者の関係
を考え合わせると、フッ素系界面活性剤の添加量は0.
01〜1.0ffi量%であることが好ましい。なお、
IVB族抑制剤としてGe、Snを用いた場合もほぼ同
様の濃度領域が好ましいことが実験より得られた。
次に、IVB族抑制剤の添加量の変化に伴うガス発生量
及び放電性能について検討した。実験方法は、第1図で
示したアルカリマンガン電池を試作し、1Ωの定抵抗放
電を22分間行う。その後に電池を分解しゲル状亜鉛負
極を2g採取し、10千 日間、60℃の温度毎で発生した水素ガス量を測定する
。また、電池の放電性能に関しては、10Ωの連続放電
を行った。ゲル状亜鉛負極中にはフッ系素界面活性剤が
0.1重量%とIVB族抑制剤(Pb (OH2)’)
が指定量混入されている。
得られた結果を第5図に示した。第5図において実線が
ガス発生量を示し、破線が10Ω連続放電時の平均電圧
を示した。ガス発生量に関しては界面活性剤、抑制剤と
もに無添加の場合を100とした指数である。第5図よ
り明白なように、0.1重量%までIVB族抑制剤の添
加量が増せばガス発生量は抑えられ、その後はほぼ一定
となる。一方、平均電圧は抑制剤の添加量が増すにつれ
て徐々に低下し、10重量%を越えると急激に低下する
。これら2つの現象を考え合せると■B族抑制剤の添加
量は0.01〜10重量%が好ましい。
なお、Ge、Snについてもほぼ同様の添加量領域が好
ましいことがわかった。
最後に、Pb、Ge、Sn (■B族抑制剤)の組合せ
による腐食抑制効果について検討した。実験方法は、第
1図に示したアルカリ電池を試作し、1Ωの定抵抗放電
を22分間行う。その後に電池を分解しゲル状亜鉛負極
を2g採取して10日間60℃の温度下で発生した水素
ガス量を測定する。得られた結果を表4に示した。添加
したIVB族抑制剤の種類と添加量及びフッ素系界面活
性剤の添加量も表中に示した。また、ガス発生量に関し
ては、界面活性剤、IVB族抑制剤ともに無添加の場合
を100とした時の指数で示した。
(以  下  余  白  ) 表より明らかなように抑制剤を組合せることによっても
ガス発生は抑ルリされ、ま′た組合せ、添加量を微妙に
変化させることによって、より抑制される可能性がある
。表4において%漏液個数については、それぞれの種類
の電池を各20個試作し、1Ω定抵抗放電を22分間行
なう。放電後60℃の温度下で2ケ月間保存した後、電
池の漏液状態を観察した。フッ素系界面活性剤、IVB
族抑側抑制両者まない場合においては、相当数漏液して
いるが、本発明による両者を含んだものは漏液しないこ
とがわかる。
このよう°に、フッ素系界面活性剤とIVB族の元素を
含む亜鉛合金腐食抑制剤を含有したゲル状亜鉛負極を用
いることにより、無水銀あるいは極状低汞化亜鉛の電池
は、ガス発生による電池内圧の上昇を抑i1し、耐漏液
性を向上させることが可能である。
実施例3 フッ素系界面活性剤及d周期表■A族の元素を含む亜鉛
合金腐食抑制剤(以下mA族抑制剤と略す)を含むゲル
状亜鉛負極の場合について説明する。
ゲル状亜鉛負極は以下のようにして調整した。
まず、40重量%の水酸化カリウム溶液(ZnOを含む
)に3重量%のポリアクリル酸リーグと1重量%のカル
ボキシメチルセルロースを加えてゲル化する。この後に
ゲル状電解液に対して重量比で2倍の亜鉛合金を加える
が、亜鉛合金を加える前に、フッ素系界面活性剤とII
IA族抑制側抑制剤て十分に混合する。これらの量は、
亜鉛合金粉を入れた後に指定された割合になるよう調整
する。
フッ素界面活性剤、IIIA族抑制側抑制剤割合は、ゲ
ル状亜鉛負極全体に対する割合である。また、前記亜鉛
合金には、インジウム、鉛、アルミニウムを各々0.0
5i1t%含むものを用いた。フッ素系界面活性剤には
、パーフルオロアルキル基とポリオキシエチレン基を両
方持つものを用いた。
■A族抑制剤はS c2031 YtOse Lat0
3゜CeO2,Nd20z、Sm20sを用いた。以下
都合上Scは5c20s、YはY20 s * Ceは
Ce 02゜NdはNd2O3,SmはSmxOsを表
わす。
まず、本発明の亜鉛合金に対する腐食抑制効果を調べた
。実験方法は第1図で示したアルカリマンガン電池を試
作し、1Ωの定抵抗放電を22分間行う。その後に電池
を分解しゲル状亜鉛負極を2g採取し、10日間、60
℃の温度下で発生した水素ガス量を測定した。ゲル状亜
鉛負極中に投入するIIIA族抑制側抑制剤量を1重量
%、フッ素系界面活性剤の添加量を0.1重量%もしく
は無添加として得られた結果を表5に示した。比較のた
めに、フッ素系界面活性剤のみ添加したものと、どちら
も添加していないものの測定も行った。表5に示したガ
ス発生量は、IIA族抑制剤もフッ素系界面活性剤も無
添加である場合を100とした時の指数で示した。Y、
NdをIIIA族抑制側抑制剤使用した場合、フッ素系
界面活性剤が混入しない時でもガス発生量が抑えられる
(以  下  余  白  ) 表5 しかし、表5から明白なように、フッ素系界面活性剤と
ランタノイド系を含むI[[A族抑制剤が共存する場合
に限り、ガス発生量の指数が60以下になる。つまり、
どちらか一方だけでは指数が80〜95程度であったも
のが共存することにより相乗効果を発揮し、指数を60
以下にすることが可能である。
次にフッ素系界面活性剤の添加量について検討した。実
験方法は、フッ素系界面活性剤の濃度を変化させ、その
時のガス発生量と放電性能を検討−した。実施例1で示
したものと同様に、第1図で示したアルカリマンガン電
池を試作する。ガス発生測定は1Ω、22分放電後の電
池のゲル負極を2g採取し、10日間、60℃の温度下
で発生した水素ガス量を測定する。また、電池の放電性
能に関しては10Ωの連続放電を行った。ゲル状亜鉛負
極中には、mA族抑制剤(Y2O2)が1.0重量%と
、フッ素系界面活性剤が指定量混入されている。得られ
た結果を第6図に示した。第6図において実線がガス発
生量を示し、破線が10Ω連続放電時の平均電圧を示し
た。ガス発生量に関しては、界面活性剤、抑制剤ともに
無添加の場合を100とした指数で示した。第6図より
明白なように、フッ素系界面活性剤の添加量が増せば(
添加量0.05wt%付近まで)ガス発生量は抑えられ
、それを越えるとあまり変化しなくなる。一方、平均電
圧は添加量の増加に伴って徐々に低下し、1重量%を越
えたあたりから急激に低下することがわかる。したがっ
て、これら両者の関係を考え合わせると、フッ素系界面
活性剤の添加量は0.01〜1.0ffiffi%であ
ることが好ましい。なお、I[mA族抑制剤としてY、
La、Ce。
N d r S mを用いた場合もほぼ同様の濃度領域
が好ましいことが実験より得られた。
次に、mA族抑制剤の添加量の変化に伴うガス発生量及
び放電性能について検討した。実験方法は、第1図で示
したアルカリマンガン電池を試作し、1Ωの定抵抗放電
を22分間行う。その後に電池を分解してゲル状亜鉛負
極を2g採取し、10壬 日間、60℃の温度化で発生した水素ガス量を測定する
。また、電池の放電性能に関しては、10Ωの連続放電
を行った。ゲル状亜鉛負極中にはフッ素系界面活性剤が
0.1ffi量%とmA族抑制剤(Y 20 s )が
指定量混入されている。得られた結果を第7図に示した
。第7図において実線がガス発生量を示し、破線が10
Ω連続放電時の平均電圧を示した。ガス発生量に関して
は界面活性剤、抑制剤ともに無添加の場合を100とし
た指数である。第7図より明白なように、0.05ii
量%までI[[A族抑制剤の添加量が増せばガス発生量
は抑えられ、その後はほぼ一定となる。一方、平均電圧
は抑制剤の添加量が増すにつれて徐々に低下し、10重
量%を越えると急激に低下する。
これら2つの現象を考え合せるとIIIA族抑制剤の添
加量は0.01’〜10重量%が好ましい。なおSc、
La、Ce、Nd、Smについてもほぼ同様の添加量領
域が好ましいことがわかった。
最後にmA族抑制剤であるSc、La、Nd。
Sm、Y’、Ceの一部の組合せによる腐食抑制効果に
ついて検討した。実験方法は、第1図に示したアルカリ
電池を試作し、1Ωの定抵抗放電を22分間行う。その
後に電池を分解しゲル状亜鉛負極を2g採取して10日
間60℃の温度下で発生した水素ガス量を測定する。得
られた結果を表6に示した。添加したI[[A族抑制剤
の種類と添加量及びフッ素系界面活性剤の添加量も表中
に示した。
また、ガス発生量に関しては、界面活性剤、IA抑制剤
ともに無添加の場合を100とした時の指数で示した。
(以  下  余  白  ) 表より明らかなように抑制剤を組合せることによっても
ガス発生は抑制され、また組合せ、添加量を微妙に変化
させることによって、より抑制される可能性がある。表
6において、漏液個数については、それぞれの種類の電
池を各20個試作し、1Ω定抵抗放電を22分間行なう
。放電後60℃の温度下で2ケ月間保存した後、電池の
漏液状態を観察した。フッ素系界面活性剤、IIIA族
抑制剤両者を含まない場合においては、相当数漏液して
いるが、本発明による両者を含んだものは漏液しないこ
とがわかる。
このように、フッ素系界面活性剤とI[[A族の元素を
含む亜鉛合金腐食抑制剤を含有したゲル状亜鉛負極を用
いることにより、無水銀あるいは極低水銀亜鉛の電池は
、ガス発生による電池内圧の上昇を抑制し、耐漏液性を
向上さることが可能である。
実施例4 フッ素系界面活性剤及び、亜鉛合金腐食抑制剤として水
酸化°リチウムを含有させたゲル状亜鉛負極の場合につ
いて説明する。
ゲル状亜鉛負極は以下のようにして調整した。
まず、40重量%の水酸化カリウム溶液(ZnOを含む
)に3重量%のポリアクリル酸ソーダと1重量%のカル
ボキシメチルセルロースを加えてゲル化する。この後に
ゲル状電解液に対して重量比で2倍の亜鉛合金を加える
が、亜鉛合金を加える前に、フッ素系界面活性剤と水酸
化リチウムを加えて十分に混合する。これらの量は、亜
鉛合金粉を入れた後に指定された割合になるよう調整す
る。フッ素系界面活性剤、水酸化リチウムの添加割合は
、ゲル状亜鉛負極全体に対する割合である。また、前記
亜鉛合金には、インジウム、鉛。
アルミニウムを各々0.05重量%含むものを用いた。
フッ素系界面活性剤には、パーフルオロアルキル基とポ
リオキシエチレン基の両方持つものを用いた。
まず、本発明の亜鉛合金に対する腐食抑制効果を調べた
。実験方法は、第1図で示したアルカリマンガン電池を
試作し、1Ωの定抵抗放電を22分間行う。その後に電
池を分解してゲル状亜鉛負極を2g採取し、10日間、
60℃の温度下で発生した水素ガス量を測定した。ゲル
状亜鉛負極中に投入する水酸化リチウムの添加量を0.
5重量%、フッ素界面活性剤の添加量を0.1重量%も
しくは無添加として得られた結果を表7に示した。
表7 比較のために、フッ素系界面活性剤のみ添加、したもの
と、どちらかも添加していないものの測定も行った。表
7に示したガス発生量は、水酸化リチウム、フッ素系界
面活性剤9両者とも無添加である場合を100とした時
の指数で示した。表7より明白なように、フッ素系界面
活性剤と水酸化すチウムが共存する場合に限りガス発生
量の指数が51と大幅に減少する。つまり、どちらか一
方だけでは指数が78〜81程度であったものが共、存
することにより相乗効果を発揮し、ガス発生量を大幅に
抑制することができる。
次にフッ素系界面活性剤の添加量について検討した。実
験方法は、フッ素系界面活性剤の濃度を変化させ、その
時のガス発生量と放電性能を検討した。実験例1で示し
たものと同様に、第1図で示したアルカリマンガン電池
を試作する。ガス発生測定は1Ω、22分放電後の電池
のゲル負極を2g採取し;10日間、60℃の温度下で
発生した水素ガス量を測定する。また、電池の放電性能
に関しては10Ωの連続放電を行った。ゲル状亜鉛負極
中には、水酸化リチウムが゛0.5重量%と、フッ素系
界面活性剤が指定量混入されている。得られた結果を第
8図に示した。第8図において実線がガス発生量を示し
、破線が10Ω連続放電時の平均電圧を示した。ガス発
生量に関しては、界面活性剤、水酸化リチウムともに無
添加の場合を100とした指数で示した。第8図より明
白なように、フッ素系界面活性剤の添加量が増せば(添
加量0.05wt%付近まで)ガス発生量は抑えられ、
それを越えるとあまり変化しなくなる。一方、平均電圧
は添加量の増加に伴って徐々に低下し、1ffi量%を
越えたあたりから急激に低下することがわかる。したが
って、これら両者の関係を考え合せると、フッ素系界面
活性剤の添加量は0.01〜1.0重量%であることが
好ましい。
次に、水酸化リチウムの添加量の変化に伴うガス発生量
及び放電性能について検討した。実験方法は、第1図で
示したアルカリマンガン電池を試作し、1Ωの定抵抗放
電を22分間行う。その後に電池を分解してゲル状亜鉛
負極を2g採用し、下 10日間、60℃の温度化で発生した水素ガス発生量を
測定する。また、電池の放電性能に関しては、10Ωの
連続放電を行った。ゲル状亜鉛負極中には、フッ素系界
面活性剤が0.1重量%と水酸化リチウムが指定量混入
されている。得られた結果を第9図に示した。第9図に
おいて、実線がガス発生量を示し、破線が10Ω連続放
電時の平均電圧を示した。ガス発生量に関しては界面活
性剤、水酸化リチウムともに無添加の場合を100とし
た指数である。第9図より明らかなように、0.05重
量%まで水酸化リウチムの添加量が増せばガス発生量は
抑えられ、その後は一定となる。一方、平均電圧は水酸
化リチウムの添加量が増すにつれて徐々に低下し、10
重量%を越えると急激に低下する。これら2つの現象を
考え合せると水酸化リチウムの添加量は0.01〜10
重量%が好ましい。
このように、フッ素系界面活性剤と亜鉛合金腐食抑制剤
として水酸化リチウムを含有したゲル状亜鉛負極を用い
ることにより、無水銀あるいは極低汞化亜鉛の電池は、
ガス発生による電池内圧の上昇を抑制して耐漏液性を向
上させることが可能である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、アルカリ電池においてゲ
ル状亜鉛負極中に、フッ素系界面活性剤及び亜鉛合金腐
食抑制剤を含有することで、無汞化亜鉛あるいは、極低
汞化亜鉛を使用しても、電池内圧の上昇を抑制して耐漏
液性が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における電池の断面図であり、
第2図から第9図は腐食抑制剤の添加量とガス発生指数
及び放電時の平均電圧との関係を示す図である。 1・・・・・・正極合剤、2・・・・・・フッ素系界面
活性剤、及び亜鉛合金腐食抑制剤をゲル電解液中に含む
無水銀亜鉛合金を用いたゲル状負極、3・・・・・・セ
パレータ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名1−1a輪
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Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負極の主活物質として無汞化あるいは、水銀量5
    00ppmまでの低汞化亜鉛金粉を用い、これをゲル状
    アルカリ電解液に混合してなるゲル状亜鉛負極を備えた
    アルカリ電池であって、前記ゲル状アルカリ電解液中に
    、フッ素系界面活性剤及び、周期表IIIB族の元素を含
    む亜鉛合金腐食抑制剤を含有させたことを特徴とするア
    ルカリ電池。
  2. (2)亜鉛合金腐食抑制剤は、インジウム、ガリウム、
    タリウム、ホウ素の群の中の少なくとも1ケの酸化物が
    水酸化物、またはそのアルカリ金属塩であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のアルカリ電池。
  3. (3)フッ素系界面活性剤は、ゲル状亜鉛負極に対して
    含有量が0.01〜1重量%であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のアルカリ電池。
  4. (4)亜鉛合金腐食抑制剤は、総量でゲル状亜鉛負極に
    対して0.01〜10重量%であることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項記載のアルカリ電池。
  5. (5)負極の主活物質として無汞化あるいは、水銀量5
    00ppmまでの低汞化亜鉛合金粉を用い、これをゲル
    状アルカリ電解液に混合してなるゲル状亜鉛負極を備え
    たアルカリ電池であって、前記ゲル状アルカリ電解液中
    にフッ素系界面活性剤及び周期表IVB族の元素を含む亜
    鉛合金腐食抑制剤を含有させたことを特徴とするアルカ
    リ電池。
  6. (6)亜鉛合金腐食抑制剤は、鉛、スズ、ゲルマニウム
    の群の中の少なくとも1つの酸化物か水酸化物、または
    そのアルカリ金属塩であることを特徴とする特許請求の
    範囲第5項記載のアルカリ電池。
  7. (7)フッ素系界面活性剤は、ゲル状亜鉛負極に対して
    含有量が0.01〜1重量%であることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項記載のアルカリ電池。
  8. (8)亜鉛合金腐食抑制剤は、総量でゲル状亜鉛負極に
    対して0.01〜10重量%であることを特徴とする特
    許請求の範囲第5項または第6項記載のアルカリ電池。
  9. (9)負極の主活物質として無汞化あるいは、水銀量5
    00ppmまでの低汞化亜鉛合金粉を用い、これをゲル
    状アルカリ電解液に混合してなるゲル状亜鉛負極を備え
    たアルカリ電池であって、前記ゲル状アルカリ電解液中
    にフッ素系界面活性剤及びランタノイド系を含む周期表
    IIIA族の元素を含む亜鉛合金腐食抑制剤を含有させた
    ことを特徴とするアルカリ電池。
  10. (10)亜鉛合金腐食抑制剤は、スカンジウム、イット
    リウム、ランタン、セリウム、ネオジウム、サマリウム
    の群の中の少なくとも1つの酸化物か水酸化物、または
    そのアルカリ金属塩であることを特徴とする特許請求の
    範囲第9項記載のアルカリ電池。
  11. (11)フッ素系界面活性剤は、ゲル状亜鉛負極に対し
    て含有量が0.01〜1重量%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項記載のアルカリ電池。
  12. (12)亜鉛合金腐食抑制剤は、総量でゲル状亜鉛負極
    に対して0.01〜10重量%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第9項または第10項記載のアルカリ電
    池。
  13. (13)負極の主活物質として無汞化あるいは、水銀量
    500ppmまでの低汞化亜鉛合金粉を用い、これをゲ
    ル状アルカリ電解液を混合してなるゲル状亜鉛負極を備
    えたアルカリ電池であって、前記ゲル状アルカリ電解液
    中に、フッ素系界面活性剤及び、亜鉛合金腐食抑制剤と
    して水酸化リチウムを含有させたことを特徴とするアル
    カリ電池。
  14. (14)フッ素系界面活性剤は、ゲル状亜鉛負極に対し
    て含有量が0.01〜1重量%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第13項記載のアルカリ電池。
  15. (15)水酸化リチウムは、その総量がゲル状亜鉛負極
    に対して0.01〜10重量%であることを特徴とする
    特許請求の範囲第13項記載のアルカリ電池。
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