JPH02296951A - 軽量モルタルパネル - Google Patents

軽量モルタルパネル

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Publication number
JPH02296951A
JPH02296951A JP11454989A JP11454989A JPH02296951A JP H02296951 A JPH02296951 A JP H02296951A JP 11454989 A JP11454989 A JP 11454989A JP 11454989 A JP11454989 A JP 11454989A JP H02296951 A JPH02296951 A JP H02296951A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lightweight
mortar
floor
steel plate
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP11454989A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryonosuke Takagi
高木 良之介
Masahiko Tanaka
政彦 田中
Hidekazu Kayukawa
粥川 英和
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takagi Industrial Co Ltd
Original Assignee
Takagi Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Takagi Industrial Co Ltd filed Critical Takagi Industrial Co Ltd
Priority to JP11454989A priority Critical patent/JPH02296951A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)技術分野 本発明は1発泡ガラスビーズを骨材として使用した軽量
モルタル板の裏面に補強のために鋼板を接合せしめて一
体とした軽量で断熱性に優れた軽量モルタルパネルに関
するものである。
(ロ)背景技術 近年、建築物の高層化が指向され、使用される建築材料
の軽量化が求められるようになって来た。特にALC建
材がその軽量さのためと、加えて簡略化された工法、建
設工法の短縮化、優れた断熱性ゆえに需要を伸ばしてい
る。
一方、エレクトロニクスおよびその応用技術の急速な進
歩により、マイクロコンピュータ−を利用した電子機器
の普及が著しく、企業内のオフィスには多くの電子機器
が設置されるようになった。
それに伴って、電線ケーブルの本数が増えて配線工事の
頻度が増加して来ているが、従来の電気配線は、天井上
や床下にパイプやラックを設置し、その中にケーブルを
収納する方法であったため、取り出し口の位置が限定さ
れ、そこから機器までは床上や壁面をはわせる場合が多
く、これではオフィス内の美感も損なわれ配線の変更工
事も大変であった。
この問題には、床を二重にすることによって対処される
。即ち、本来の床の上に取付け・取り外しの容易なタ、
イル大のフロアを敷設し、これらの二層の床の間にケー
ブルを配線し、どの地点からでも室内に引き出せるよう
にしたのである。
一般に、このフロアはセメントモルタル板と補強用鋼板
とを貼り合わせてコンポジットパネルにしたものであっ
て、高さの調節できる脚を取り付けて、床として敷き詰
められる。しかし、セメントモルタルでは建築材料の軽
量化という時代の要請に応えているとは言い難い。
また、上述したALCは発泡と硬化をオートクレーブ内
で行なわれる製造方法であるため、正確な寸法のフロア
パネルを製造するには、材料流し込み用の型枠の材質や
形状を考えると、どうしてもコスト高とな、ってしまう
(ハ)発明の開示 本発明者は、特に上記したフロアパネルの軽量化を意図
して、軽量骨材をセメントに混合してその硬化物につい
、ての比重と圧縮強度との関係を調べた結果1人工発泡
ガラスビーズを使用したセメント硬化物が天然原料から
製造された軽量骨材を使用したものよりも優れているこ
とを見出し、その応用結果として本発明を完成するに至
ったのである。
本発明で使用される発泡ガラスビーズは、公知の方法で
製造されたものを使用することができ、例えば特公昭4
B−14342号公報や米国特許第4430107号明
細書記載の方法で製造されたものが考えられる。
その成分についても特定されるものではなく、アルカリ
珪酸ガラス、硼珪酸ガラス、廃棄ガラス等の珪酸塩を使
用することができ、耐熱性向上のために非アルカリ金属
塩を更に添加して製造することもできる。
使用する発泡ガラスビーズの粒径は、原則的には製造せ
んとする軽量モルタル板の厚み以下であればよいが、好
ましくはLots層以下である。また、発泡ガラスビー
ズの使用量は固形原料のうちの20重量%以上、50重
量%以下が好適である。
なお、比重の調整用に砂を、また補強の目的で無機又は
有機の繊維を添加混合してモルタルにすることも可能で
ある。
さらに、マトリックス相であるセメントペーストの容積
比を大きくするために、起泡剤を添加することができ、
これによってより軽量化が図れると共にペーストの混線
作業や型枠への流し込み作業を容易にすることができる
本発明において、軽量モルタル板に接合せしめる補強用
鋼板の厚みは0.41■以上、1.0層m以下が好まし
い* 0.4 s■に満たない場合には補強機能が不足
し、一方1.01■を越える場合には必要以上の補強に
なるだけで、コストや軽量化の面からはマイナス要素に
しか過ぎない。
軽量モルタル板と補強用鋼板との接合は、接着剤によっ
て貼り付けてもよいし、鋼板プレス加工して小さいフッ
ク(爪)を鋼板全面に作り、それらを生モルタル内に埋
め込んだ後に硬化させてもよい。
以下1本発明を実施例により具体的に説明する。
(ニ)実施例 実施例1 早強セメント、発泡ガラスビーズrPORAVERJ 
 (西独図デナート社製の商品名)、水および起泡剤[
ファインフオーム606J  (商品名)を第1表に示
す配合量で混合し、得られた生モルタルを5cm直径で
10cm深さの円筒形型枠に注型した。これを1条件に
つき3個づつ作製した。また、ここでの具体的な混合方
法は、先ず水と起泡剤とを市販の餅つき器に入れて適当
時間混合し。
次にセメントを投入して5分間混合し、最後に発泡ガラ
スビーズを投入して3分間混合して生モルタルとした。
そして、1日経過後、型から硬化物を取り出して7日間
水中養成した。その後、105℃で1日間乾燥し、絶乾
状態で比重と圧縮強度を測定した。硬化中に収縮して高
さが10cmに満たないものもあったが、絶乾比重を求
めるときにはその分の補正を行った。圧縮強度の測定に
はオートグラフ(商品名)を用い、クロスヘツドスピー
ドは1層m/分で行7なった。
測定結果を第1表に示す。
(以下余白) 比較例1 発泡ガラスビーズの代わりに市販のパーライト(粒径:
 0.41111以下が94.1重量%)を用いたこと
と、各添加成分の配合量が異なることを除いて、実施例
1と全く同様の方法により試験体を作製し、比重と圧縮
強度を測定した。
これらの配合量および測定結果を第2表に示す。
(以下余白) 比較例2 水260g 、起泡剤「ファインフオーム606J0.
3gを餅つき器に投入して適当時間混合し。
続いて早強セメン)480gを加えて8分間混合し、得
られたセメントペーストの注型以後については実施例1
と同様の方法で行なった。
絶乾比重は1.408であり、圧縮強度は224Kg5
 f /cta2テあツタ。
上記実施例1.比較例1.比較例2の結果をまとめて第
1図に示す。
第1図からも分るように、軽量骨材を使用しなければ軽
量化に限界があり、かつ圧縮強度も比重が大きい割には
それほど大きくない(比較例2)が、発泡ガラスビーズ
を使用すれば軽量で圧縮強度の大きなモルタルが得られ
、例えば絶乾比重1.0近辺で200Ky、* f /
cm2ノ圧縮強度があり(実施例1)、パーライトを使
用したモルタルが絶乾比重1.0近辺で150Kg番f
/C112以下の圧縮強度である(比較例1)のと比較
し、その差は明らかである。
実施例2 早強セメント5Kgと水2.8文を公称容量54文の傾
胴型コンクリートミキサーに投入して5分間混合し、続
いて実施例1で使用した粒径0.25〜0.5++mの
発泡ガラスビーズ2.7 Kgと6mmの長さに切断し
たガラスファイバーrR3T240F−925ASJ 
 (商品名)15gを添加して更に4分間混合してモル
タルペーストとし、−辺50cmの型枠に厚さ2cmに
流し込んだ。
1日経過後、離型して2週間水中養成し、水から取り出
して23℃の室内にて更に2週間気中養成した1合計4
週間の養成後のモルタル板の気乾比重は1.1713で
あった。
同じモルタルペーストを実施例1の型枠に別に3(p!
注型し、・同一条件の養成後に105℃で1日乾燥した
ものの平均の絶乾比重は1.041であった。
得られたモルタル板にエポキシ系接着剤300gを塗布
し、その丑に厚み0.6蓋lで50c−平方の鋼板を貼
り合わせ静置した。1日経って、鋼板面の門閥のそれぞ
れに外径10a+mのボルトの脚が取り伺けられるよう
にナツトが溶接された厚みが3mmで75mm平方の鉄
板をエポキシ系接着剤で貼り付けて一日硬化させた。ボ
ルトの脚の地材位置は、その中心が鋼板の隅の隣り合う
辺からそれぞれ3ca+内側とした。
ボルトの脚を調整し、得られたパネルの下面から床面ま
でを8cmとした。
そこで、パネル上面1mの高さから30Kgの砂袋を落
下させたが、パネルには全く異常がなかった。
実施例3 水2.81 、発泡ガラスビーズを2.1 Kgとし、
ガラスファイバーに代えて砂IKgを使用することを除
いて、実施例2と同様の方法によりモルタルペーストを
作製した。
プレスによって一辺10脂麟の「コ」の字型に打ち抜き
、これを折り曲げて作られた326個のフック(爪)を
全面に分布させた厚みがQ、5msで50cm平方に加
工された鋼板を上記実施例2で使用した型枠にフックを
上にして置き、その上からモルタルペーストを合計厚み
2cm+となるように流し込んだ。
1日経過後に離型し、水中で2週間、また23℃で2週
間の養成後、更に40℃で4日間の加温養成を行った。
加温養成後の合計重量は7.544gであり、鋼板の比
重を7.780としてモルタルの気乾比重を求めると1
.348であった。
別に作製した5cm直径でLoCm高さの円筒形試験体
3個から求めた平均の絶乾比重は1.183であった。
そこで、上記実施例2と同様の方法で4木の脚を取付け
、1mの高さから30Kgの砂袋を落下させたが、パネ
ル面には全く異常がなかった。
(ホ)発明の効果 本発明による人工発泡ガラスビーズを使用して得られる
軽量モルタル板と鋼板とを合体させた複合パネルは、オ
フィスフロア用等として使用し得る薄さと実用強度を有
し、特にその軽量性は今日の建築材料に要請される特性
に合致しているものである。
また、本発明パネルの特徴の一つに優れた断熱性が挙げ
られ、節エネルギー建築材料としても当然有用である。
なお、比重が小さくなれば熱伝導率も小さくなるのは周
知の事実であるため、今回は測定しなかったが、人工発
泡ガラスビーズを使用して得られる軽量モルタルの熱伝
導率については、本出願人が先に提案した特願昭63−
11.5349号に示されている通りである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の前記実施例ならびに前記比較例におけ
る絶乾比重と圧縮強度との関係を示したグラフである。 第1図 特 許 出 願 人 高木工業株式会社絶乾比重 −′r−糸走 有口 11冊 7番−2(自発)1.1
11件の表示 特願平1−114549号 2、発明の名称 軽量モルタルパネル 3、補正をする者 事件との関係  特1杵出願人 名称高木T業株式会社 4、代理人 (3)明細書5頁3行目に「補強用鋼板の」の金属板例
えば鋼板の」と補正する。 (0明細書13頁18行目に「鋼板とを」の金属板とを
」と補正する。 とあるを「補強用 とあるを rft4板等 (2)明細書1頁11行目に「補強のために鋼板を」と
あるを、特許請求の範囲 発泡ガラスビーズを骨材とするモルタル板の裏面に補強
用金属板を接合してなることを特徴とする軽量モルタル
パネル。 手続補正 1、事件の表示 特願平1−114549号 2、発明の名称 軽量モルタルパネル 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 名称高木工業株式会社 4、代理人 書(自発) 平成元年 6月20日 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 6、補正の内容 明細書3頁4行目に「発泡と硬化をJとあるを「硬化を
」と補正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発泡ガラスビーズを骨材とするモルタル板の裏面に補強
    用鋼板を接合してなることを特徴とする軽量モルタルパ
    ネル。
JP11454989A 1989-05-08 1989-05-08 軽量モルタルパネル Pending JPH02296951A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11454989A JPH02296951A (ja) 1989-05-08 1989-05-08 軽量モルタルパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11454989A JPH02296951A (ja) 1989-05-08 1989-05-08 軽量モルタルパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02296951A true JPH02296951A (ja) 1990-12-07

Family

ID=14640570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11454989A Pending JPH02296951A (ja) 1989-05-08 1989-05-08 軽量モルタルパネル

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JP (1) JPH02296951A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005110940A1 (en) * 2004-05-19 2005-11-24 Sang-Woon Kwak Cement mortar composition and concrete composition
JP2014503722A (ja) * 2010-12-22 2014-02-13 ユーエスジー・インテリアズ・エルエルシー キャスト天井タイル
JP2014506965A (ja) * 2010-12-22 2014-03-20 ユーエスジー・インテリアズ・エルエルシー 天井タイルのベースマット

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