JPH02296576A - パワーステアリング装置におけるピストンキャップの装着方法 - Google Patents

パワーステアリング装置におけるピストンキャップの装着方法

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JPH02296576A
JPH02296576A JP11564989A JP11564989A JPH02296576A JP H02296576 A JPH02296576 A JP H02296576A JP 11564989 A JP11564989 A JP 11564989A JP 11564989 A JP11564989 A JP 11564989A JP H02296576 A JPH02296576 A JP H02296576A
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piston
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piston cap
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Ken Ujihara
氏原 謙
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、インテグラルタイプのパワーステアリング
装置のピストンの貫通孔を塞ぐピストンキャップをピス
トンに装着するためのパワーステアリング装置における
ピストンキャップの装着方法に関する。
(従来の技術) 第4図は従来の一般的なインテグラルタイプのパワース
テアリング装置を示している。このパワーステアリング
装置では、シリンダハウジングH1に内装されているピ
ストンlを作動油の油圧力で軸線方向に(矢印a、b方
向)に移動させることにより、このピストン1のラック
2部分に噛み合っているセクタギヤ3を回動させて図示
しない車輪を左右方向に転舵するようになっている。
この場合、上記ピストン1は、シリンダハウジングH1
に連設されたバルブハウジングH2に内装されている図
示しないロータリパルプの切り換えにより1図示しない
ポンプの吐出油をシリンダハウジング上1内のピストン
lで仕切られた左右の圧力室4.5の一方に供給するこ
とで図の左方(矢印a方向)または右方(矢印す方向)
に移動する。
ポンプの吐出油が左方の圧力室4に供給された場合、ピ
ストンlは右方に移動する。このとき、右方の圧力室5
内の作動油は図示しないタンク内に戻されるとともに、
セクタギヤ3は時計方向に回動する。一方、ポンプの吐
出油が右方の圧力室5に供給された場合、ピストンlは
左方に移動する。このとき、左方の圧力室4内の作動油
はタンク内に戻されるとともに、セクタギヤ3は反時計
方向に回動する。
上記ロータリバルブは図示しないハンドルの回転操作で
回転するスタブシャフト6の回転に連動して回転する。
この場合、ロータリバルブのスプールはスタブシャフト
6と一体回転し、ロータリバルブのスリーブはピストン
lの軸心に形成された貫通孔7のねじ溝8と螺合するウ
オームシャフト9と一体回転する構成にしている。そし
て、スタブシャフト6とウオームシャフト9とは、ウオ
ームシャフト9の軸心に形成の貫通孔lOに通されたト
ーションバー11により連結されている。
従って、ハンドルを右方向または左方向に回転操作する
と、これに伴ってスタブシャフト6が回転し、ロータリ
バルブのスプールが回転する。そして、このスプールの
回転によりポンプの吐出油がバルブハウジング上1内の
左方の圧力室4または右方の圧力室5のいずれかに供給
される。このように圧力室に吐出油が供給されると、ピ
ストンlがバルブハウジング上1内を左方または右方に
移動する。このピストン1の移動により、ウオームシャ
フト9が回転し、それに伴ってロータリバルブのスリー
ブがスプールと相対的な回転角を維持しながら一体的に
回転する。
ところで、このようなインテグラルタイプのステアリン
グ装置において、バルブハウジング上1内の左方の圧力
室4と右方の圧力室5とを仕切っているピストン1の軸
心には、ウオームシャフト9を嵌挿するための貫通孔7
が形成されている。
そのためにピストンlの一端には貫通孔7を塞ぐための
ピストンキャップ12が設けられている。
これは、貫通孔7を介して左右の圧力室4.5が連通ず
るとピストン1は仕切りとしての機能をもたなくなるか
らである。
この仕切としての機能を持っているピストンキャップ1
2には、左右の圧力室4.5の油圧推力に対抗できるこ
とと、高い油密性とが要求される。
そして、この第4図に示した従来のピストンキャップ1
2は、ピストン1の貫通孔7に螺着するプラグタイプの
ものである。つまり、ピストンlの貫通孔7に形成され
ためねじ13に螺合するおねじ14と、ピストンlの貫
通孔7の端部に形成されたテーパ面15に接触するテー
パ面16とを有する構造となっている。このようなピス
トンキャップ12は、そのおねじ14を貫通孔7のめね
じ13に螺合させるとともにテーパ面16を貫通孔7の
テーパ面15に所定圧で接触させることにより、ピスト
ン1に装着される。
この場合、おねじ14とめねじ13との螺合部において
左右の圧力室4.5の油圧推力に対抗する固定力(抜止
力)がもたされ、テーパ面16とテーパ面15との接触
部において左方の圧力室4と右方の圧力室5との連通を
仕切るメタルシール機能がもたらされる。ここにおいて
、テーパ面15.16は高精度に加工され、おねじ14
とめねじ13との螺合部にはねじのゆるみを防止するた
めの接着剤が塗布される。
(本発明が解決しようとする課題) 上記従来のピストンキャップは、テーパ面16とテーパ
面15との接触部において高い油密性が得られるので、
ピストン1の貫通孔7を確実に塞ぐことができると同時
に、おねじ14とめねじ13との螺合部において左右の
圧力室4.5の油圧推力に影響されることなく確実にピ
ストンlに固定される。
しかし、このような従来のピストンキャップ12はねじ
込みによってピストンlに装着するので、組立性に劣る
ばかりでなく、ピストンキャップ12とピストン1の双
方に、ねじ加工(おねじ14およめねじ13)と精度の
高いテーパ加工(テーパ面16.15)をしなければな
らず、コスト高となる問題もあった。
この発明の目的は、ピストンキャップをピストンの軸心
に形成された貫通孔に差し込んで所定の押込力を与える
だけの簡単な作業でピストンに装着することができる上
、ピストンキャップおよびピストンの双方には面倒な加
工を施す必要がなく、しかもピストンキャップには高い
油密性と固定力とが得られるパワーステアリング装置に
おけるピストンキャップの装着方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決する手段) 上記目的を達成するため、この発明のピストンキャップ
の装着方法は、ピストンキャップをピストンの軸心に形
成された貫通孔に差し込むとともに、そのときの押込力
により塑性変形して拡径された前記ピストンキャップの
先端を前記貫通孔の径方向に形成された環状溝内に嵌め
込むようにしている。
(本発明の作用) かかる構成によれば、ピストンキャップはピストンの貫
通孔に差し込んで所定の押込力を与えるだけの簡単な作
業でピストンに装着することができる。そして、この場
合、押込力により塑性変形して拡径されたピストンキャ
ップの先端が貫通孔の環状溝内に嵌め込まれるので、こ
の部分によりピストンキャップに高い油密性と油圧推力
に対抗する固定力とが得られる。
(本発明の実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて具体的かつ詳
細に説明する。
第1図はこの発明が適用されたインテグラルタイプのパ
ワーステアリング装置を示している。なお、このパワー
ステアリング装置において、上述した従来のパワーステ
アリング装置と同様な構成部分については同一符号を付
してその説明を省略する。
このパワーステアリング装置において、ピストンlの一
端に装着されたピストンキャップ17はピストンlの貫
通孔7に差し込まれるプラグタイプのものである。ピス
トンキャップ17は貫通孔7に差し込まれるとともに、
そのときの押込力により塑性変形して拡径した先端18
が貫通孔7の径方向に軸線に対して傾斜形成された環状
溝19内に嵌め込まれている。
この場合、ピストンギャップ17は、第2図(a)に示
すように、その筒状の本体部分の先端18の内周部に、
所定角度に傾斜したテーパ面20のみを形成した構造と
されている。一方、ピストン1の貫通孔7のピストンキ
ャップ17が嵌挿される部分21は他の部分よりも大径
とされ、その大径の部分21の内端に上記環状溝19が
形成されている。
ピストンキャップ17は大径の部分21に対してガタッ
キのない状態で嵌挿される。このようなピストンキャー
、プ17は、第2図(a)に示すように、その先端18
から貫通孔7の大径の部分21に差し込まれる。そして
、大径の部分21に所定量差し込んだ時点で所定の圧力
を加えて押し込むと、先端18のテーパ面20が大径の
部分21の内端にガイドされることにより、第2図(b
)に示すように先端工8が拡径する方向に塑性変形して
環状溝19内に嵌め込まれる。この先端18の塑性変形
による拡径はプレス成形による塑性変形と同じ原理であ
り、大径の部分21の内端がダイス機能を果たすことに
なる。
このように、ピストンキャップ17は貫通孔7の大径の
部分21に差し込んで所定の押込力を与えるだけで簡単
かつ容易にしてピストン1に装着することができる。そ
して、このようにしてピストンlに装着されたピストン
キャップ17は押込み力により塑性変形して拡径した先
端18が大径の部分21の内端に形成された環状溝19
内に嵌め込まれるので、この先端18と環状溝19との
嵌合部分がメタルシール機能と抜は止め機能とをもつよ
うになり、高い油密性と油圧推力に対抗する固定力とが
得られる。
上記実施例では、貫通孔7のピストンキャップ17が嵌
挿される部分21を大径として、この大径の部分21の
内端にピストンキャップ17の先端18を押し付けて先
端18が拡径する方向に塑性変形するようにしたが、第
3図に示すように、ピストンキャップ17をピストンl
の貫通孔7に装着する際、貫通孔7に拡径用治具22を
嵌挿しておき、この拡径用治具22により先端18を拡
径させるようにしてもよい。この場合、貫通孔7のピス
トンキャップ17が嵌挿される部分23は他の部分と同
径とすることができ、また、環状溝19を軸線に対して
垂直とすることができる。拡径用治具22はガタッキの
ない状態で貫通孔7に嵌挿される円柱状のものであり、
先端の外周部にガイド用のテーパ面24が形成されてい
る。このような拡径用治具22は図示のようにテーパ面
24が環状@19と対向する位置にセットしておく、こ
の状態において、ピストンキャップ17を貫通孔7に差
し込み、所定量差し込んだ時点で所定の圧力を加えて押
し込むと、先端のテーパ面20が拡径用治具22のテー
パ面24にガイドされることにより、図示のように先端
18が拡径する方向に塑性変形して環状1119内に嵌
め込まれることとなる。
(本発明の効果) 以上説明したように、この発明のピストンキャップの装
着方法によれば、ピストンキャップをピストンの軸心に
形成された貫通孔に差し込むとともに、そのときの押込
力により塑性変形して拡径された前記ピストンキャップ
の先端を前記貫通孔の径方向に形成された環状溝内に嵌
め込むようにしたので、ピストンキャップはピストンの
貫通孔に差し込んで所定の押込み力を与えるだけの簡単
な作業でピストンに装着することができる。
そして、この場合、拡径されたピストンキャップの先端
が貫通孔の環状溝に嵌め込まれるので、この先端と環状
溝との嵌合部分により高い油密性と油圧推力に対抗する
固定力とが得られる上、ピストンキャップおよびピスト
ンの双方に面倒な加工を施す必要もないからコストダウ
ンが図れる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されたインテグラルタイプのパ
ワーステアリング装置の断面図、第2図(a)、(b)
は同パワーステアリング装置におけるピストンキャップ
の装着方法を説明した拡大断面図、第3図は別の実施例
によるピストンキャップの装着方法を説明した拡大断面
図、第4図は従来のインテグラルタイプのパワーステア
リング装置の断面図である。 l・・・ピストン、7・・・貫通孔、17・・・ピスト
ンキャップ、18・・・先端、19・・・環状溝。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ピストンキャップをピストンの軸心に形成された貫通孔
    に差し込むとともに、そのときの押し込み力により塑性
    変形して拡径された前記ピストンキャップの先端を、前
    記貫通孔の径方向に形成された環状溝内に嵌め込むこと
    を特徴とするパワーステアリング装置におけるピストン
    キャップの装着方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007170566A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Aisin Aw Co Ltd 孔のシール構造
CN104048047A (zh) * 2013-03-11 2014-09-17 加特可株式会社 密封构造、差速机构的密封构造以及密封构造的制造方法

Cited By (3)

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JP2014173685A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Jatco Ltd シール構造、ディファレンシャル機構のシール構造およびシール構造の製造方法

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