JPH02296188A - 電子時計装置 - Google Patents

電子時計装置

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JPH02296188A
JPH02296188A JP2103222A JP10322290A JPH02296188A JP H02296188 A JPH02296188 A JP H02296188A JP 2103222 A JP2103222 A JP 2103222A JP 10322290 A JP10322290 A JP 10322290A JP H02296188 A JPH02296188 A JP H02296188A
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motor
rotor
ball
piece
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Andre Triponez
アンドレ・トリポネ
Jean-Philippe Rebeaud
ジヤン―フイリツプ・ルボウ
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Ebauchesfabrik ETA AG
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    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/008Mounting, assembling of components
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04CELECTROMECHANICAL CLOCKS OR WATCHES
    • G04C3/00Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means
    • G04C3/14Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor
    • G04C3/146Electromechanical clocks or watches independent of other time-pieces and in which the movement is maintained by electric means incorporating a stepping motor incorporating two or more stepping motors or rotors
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K16/00Machines with more than one rotor or stator

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、アナログ式の表示器を備えてなる電子時計
装置に関するものであり、特に、限定されるものではな
いが、このようなタイプの時計装置に関するものである
〔発明の背景〕
現に存在する時計装置(ウォッチ)において、アナログ
式の表示を備えてなる電子的なウォッチの大部分は、そ
の指示機能部は単一の電磁式のモータで駆動されている
。そして、このモータは双極性、単相のステップ・タイ
プのものであり、通常は、交番する極性のパルスに応答
して、180゜のステップをもって、ある一方の向きに
だけ回転するものと考えられている。
このタイプのモータで、ある楕の画期的なものは次のよ
うに構成されている;即ち、全般的に円筒形状をなし、
その直径方向に磁化された永久磁石を備えたロータ、単
一の平面内に配置されている2個の個別のピースからな
る2個のポール・パーツから形成されたステータであっ
て、該ロータを包囲するために、円筒の部分の形式をも
ってボール・フェイス(polar face )を呈
しており、狭いスロット分だけ後者の双方の側から離さ
れているもの、および、該ステータのボール・ピースが
固定されているコアを包囲している巻線をもって構成さ
れている。
更に、該ステータのボール・ピースは、それらのボール
・7エイスがロータの回転軸に関して反対方向に僅かに
オフセットするように配列されて、ロータに対する2個
の明確に安定な休止位置が角度的に180°だけ離れて
生じるようにされており、また、゛その磁化軸はこのよ
うなピース間での分離のためのスロットを結ぶ軸に対し
て約45°の角度をなすようにされている。
これらのモータは、実際には、重大な不利益をもたらす
ものである。
現に、最適な歩留まシをもつ確実な態様をもってそれら
を機能させるためには、それらのボール・ピースのボー
ル・フェイスのずれの調整を高い精度をもって行うこと
が必要であった。
これを達成させるために必要なことは、例えば、ベース
・プレートのよう々支持体上であって、ボール・ピース
がその周囲を枢軸的に回転できるスタッドが設けられて
いる前記の支持体にまずモータを搭載し、これに次いで
、それらが設けられているものの偏芯による調整を特別
な工具の助けによって行い、最後に、これらのボール・
ピースをネジによって支持体上に固定することであった
このような調整には多くの時間をとるものであった。更
に、ロータの近傍に配置されているボール・ピースのパ
ーツをみることができ、また、その偏芯やブロック用ネ
ジにアクセスすることができるような態様をもって時計
のムーブメント(mov@−msnt)を考慮すること
が必要であるが、このために、ロータを適切な位置に維
持することが許容されるブリッジが、その他の目的のた
めに作用することが実際に不可能になった。最後に、時
計を分解することが必要であったとき、または、当該時
計がショックを受けたときには、調節のための同様な操
作をせねばならないことがあった。
この理由のために、このようなモータは極めて短期間だ
け用いられたが、時計内で現に見出されるものを容易に
製造し、使用することを許容するものとなってきている
これらの現用されているモータは本質的には3個の形式
を呈するものであり、実際には、それらのステータに関
して検討されたものとは区別されている。
最も簡単であplまた、最も流布しているものに備えら
れたステータは、軟磁性材料のプレートから切り出され
た単一のピースから形成されており、また、その中央部
分には本質的に円筒形式の内壁部によって境界を規定さ
れた空洞部が含まれていて、その中にはロータが同軸的
に配置されている。これらのモータにおいて、そのボー
ル部分の間はネックによって結合されている。該ネック
は磁束によって容易かつ迅速に飽和する狭い部分であっ
て、実際には、前述のモータのボール・ピース間のスロ
ットと同様な役割を果たすものである。そして、これら
のボール・ピースの偏芯ハノツチによって置換されるか
、または、ステータの内壁部によって表される直径方向
で対向して平面状にされた部分によって置換される。
ある種の時計において極めて希に見出されるような、別
の2個の形式の双極性単相のモータは、2個の別個のボ
ール・ピースに関する概念が再び見出される。
ある一つの場合においては、これらのボール・ピースは
前述p古いモータのそれと同じようにずれ九ボール・フ
ェイスを呈するものであるが、この場合には、ロータの
いずれかの側に、非磁性材料からなる介挿要素により、
該ボール・ピース相互間での結合および溶接がなされて
いる。即ち、実際には単一ブロックのステータを形成さ
せるような態様がとられている。
別の場合においては、これらのボール・ピースはスロッ
トで切り離されるように連続しているが、円筒部分の形
式にあるそれらのボール・フェイスはずれが生じてはお
らず、また、ロータの休止位置を規定するためにノツチ
が設けられている。そして、とのモータに更に含まれて
いるものは、モータが搭載されているベース・プレート
に固定すれた、非磁性材料からなる円筒状のスリーブで
あり、これはロータを同軸的に包囲し、また、該ボール
・ピースのボール・フェイスに対する位置決めおよび支
持要素としての作用をする。
それらが得られる態様が何であっても、これらの単相の
双極性モータは、簡単であり、小型であり、そして、そ
の製造コストが低いという利点があるけれども、重大な
欠点を示すものでもある。
それらが時計内で正常に動作しているときには、即ち、
設計されている方向にそれらを回転させて、表示情報お
よびとりわけ時間設定のために、指示手段の歩道を許容
することが満たされたときには、その進み方向および遅
れ方向の双方において時間拓示の修正を可能にする機械
的な配列、または、一方向だけでの修正を確実にする′
シ子的表配列のいずれかを備えねばならない。その第2
の場合においては、修正中のモータは手動の制御要素に
よる速度操作に依存して固定周波数のパルスで駆動され
るが、これは正常の動作モードにおいて受は入れるパル
スの周波数よりも明らかに大きいものである。これと同
時に、修正パルスの各々に応答するためには、この周波
数は相当に低い状態に留まらねばならず、一般的には3
2Hzまたは64Hzを超えてはならない。そこから修
正をさせるために取られる時間は極めて長く、秒針を備
えた時計としては受は入れられないものである。
有効に実施されており、また、少なくとも部分的に解決
することが許容されている古い解決策が2個ある。
その第1のことは、同じ双極性の単相ステップ・モータ
を維持して、ある特別の態様でこれを制御することに加
えて逆方向に回転させることである。
かくして、このタイプのモータの利点から利益を得るこ
とが持続されるけれども、その逆方向での遂行機能は、
正常の順方向での遂行機能に比べて極めて平凡なもので
ある。
その第2の解決策は、米国特許第4 、371.821
号の目的を形成するような双方向性のモータであって、
この困難性を示さないものを用いることである。
180°のステップをもって回転するこのモータを構成
するものも、単相のモータと同様なロータ、3個のボー
ル・ピースが互いにネックをもって接続された単一のピ
ースからなるステータであって、該ロータを収容するた
めに本質的に円筒状の空洞部を呈するもの、このロータ
に対して互いに1800の2個の休止位置を規定するた
めに、このような空洞部を包囲する内壁部内でのノツチ
、および、該ボール・ピースの1個を他の2個にそれぞ
れに機械的および磁気的に結合させる2個のコアを包囲
する2個の巻線である。このようなモータは単相のモー
タに比べて大聖であり、製造コストが高いことは明らか
である。
これら2個の解決策によれば、時間設定を電子的に実行
することが可能にされ、また、例えば、分針および時針
だけを含む時計においては更に迅速な時間ゾーンの変化
がちるけれども、不都合なことに、秒針および/または
日(date)指示手段を備えた時計に適用するのには
不十分である。
複数個の指示機構部または複数個の指示機構部のグルー
プをそれぞれに駆動するための2個のモータを備えてな
る時計の生産が、ある程度光の時点で開始された理由の
一つはこれである。
別異の理由は、これによ#)達成されるエネルギの節約
である。特にいえば、これは2個のモータの一方で秒針
および分針を駆動するように作用され、その他方で時針
および日指示手段を駆動するように作用される時計の場
合、または、秒針2分針および時針は第1の時計にょシ
駆動され、日付ディスク(disc)は第2の時計にょ
シ駆動されるが、その一方は時間および日付の電子的な
設定がなくて済まされる時計の場合である。
その第3の理由は、このようにすることで、例えばクロ
ノグラフやアラームのような、時計で実行できる機能の
数を容易に増加できるということである。
最後に、第4の理由は、時計のホイール列におけるパー
ツの個数の減少が可能になるということである。
現状において、単一のモータが限定されないという事実
が存する全利点から更に利益を得るためには、4個のモ
ータおよび時には5個のモータを含む時計を製造するよ
うになる。
例、tば、2個のモータのときには、単一ノモータから
なる時計に対して、そのコストが倍増するとともに占有
容積が倍増するという困難性があり、または、実際的に
は、それらが完全に等価のものではないときの困難性が
あるのは明らかである。
これで説明されるのは、2個またはこれより多くのロー
タに対して共通のステータを備えたモータを考案すると
いう概念が極めて迅速に出てきたということでおる。
ここで強く言われることは、双極性の単相モータが検討
された少なくとも当初の時期においてであることから、
軟磁性材料のプレートから開始して作成される平板状の
ステータまたはボール・ピースを製造するためにこれが
一般的に使用されて、簡単なまたは連続的なブランクの
設定によりそれらに所望の形式を与え、次にそれらをホ
ルダー内に大量に配置し、このようにしてから、それら
をオーブン内で加熱してそれらに焼きなまし操作を施し
て、それらが形成される材料の結晶を再編成、内部の機
械的なストレスの抑制等ができるようにされる。これを
換言すれば、ブランクの形成操作の時点における変形に
よって多少なυとも損なわれる、この材料の良好な磁気
特性を復元させることである。
ここで、この操作の態様による問題が提起される。平板
状のステータまたはそれらのボール・ピースは、実際に
は、比較的脆弱な部分を有している。これが特に当て嵌
まるのは、ロータまたは単一ピースのステータを多少な
りとも包囲することができるように、ボール・ピースで
提示されねばならないホーン(horn)の場合である
。その結果として、これらのステータまたはボール・ピ
ースが大量にホルダー内に配置されてそこから移される
時点においては、または、簡単に言えばそれらの変移の
間にシフトされるときでさえも、常に変形したり壊れた
りして使用不能なものがある。これにより、元のままで
留まるもので形成されるモタのコストが押し上げられる
更に明白であることは、ステータおよび脆弱な部分の個
数が大きくなればなる程、その変形および破壊の危険は
増大する。ま友、それらの製造上のコストおよびそれら
の開発のために必要な投資について多く考えに入れると
、それぞれの排除されたピースについてのロスは更に大
きくなる。
かくして、なかんずく、このタイプのモータについて設
けられた時計のホィール・セットの個数をできるだけ減
少するように、ロータが互いに極めて近接した配列にさ
れているときには、2個のロータを備えたモータのステ
ータについては、その−万がこの問題を重大なものにな
り始める。
この問題を解決するためには、先に検討された2ピ一ス
式のステータを備えた単相モータの調整の困難性を排除
するために見出された解決策であって、これと同時にこ
のような問題を排除することを可能にした前記の解決策
を想起すれば十分である。
この解決策は英国特許GB 1,457,676号の目
的として形成されたものであり、また、この2〜3年の
間に採用されてきているものである。この解決策をまず
構成することは、空洞部を有するピースを軟磁性材料の
プレートから切り出して、その外側の輪郭および内側の
輪郭をその形式に対して正確に対応させ、その得ようと
するステータに対するボール・ピースの相対位置を定め
ることである。その溶接に先立って正確な位置決めを許
容するためにその外側の輪郭の大部分をそれ自体に対応
させ、これに次いで、このピースを非磁性材料の支持プ
レート上に全体的に溶接する。これは円形のホール部を
示すものであって、その周囲はその空洞部の壁部を限定
するものである。この後で、2個のボール・ピースを分
離させるため゛のスロットを得るためのブランク操作が
更になされ、該ステータの焼きなましをするために組立
体の加熱をする。言うまでもなく、この焼きなまし操作
の間およびその冷却の時点において、ボール・ピースが
ストレスおよび変形の影響を受けることがなく、それら
が互いに正確な位置決めがなされるためには、支持プレ
ートの材料として、ステータの熱拡散係数と等しいもの
または殆ど等しいものを選択することが必要である。
先になされたことに関して、この支持プレートはステー
タのボール・ピースを補強する効果をも有するものであ
シ、また、後者の完全な保護を確実にするものである。
更に、プレートが圃様な役割を果たすためには、このよ
うなプレートはどのような平板状のステータでも結び付
けることが完全に可能であシ、また、このようなステー
タの脆弱な部分が見出されるゾーンだけをカバーするた
めに、その範囲を制限することが多い。
これと同時に、このような態様での動作が充足されたと
きには、2個の別異の問題が出てくる。
その第1の問題は次の通りである。即ち、補強用プレー
トの存在に基づいて、追従の焼きなましを拒否するリス
クを実際に完全に排除することにより、また、これらの
プレートのコストおよびこのようなステータに対するこ
れらの取り付けまたはこれらに対するステータの取p付
けに拘わらず、大きいステータのコスト値の相当な減少
を有効に許容することが事実であるときには、これはス
テタの寸法が小さかったり、そのボール・ピースの脆弱
の程度が低かったり、また、その製造が高価ではない場
合のようなことではない。この場合において、ユニット
のある程度の歩留まりのロスを回避するために、補強用
プレートを用意することはもはや経済的ではない。時に
よっては完全に不経済なものであって、あらゆる関心を
失ってしまう。
その第1の問題は次の通りである。即ち、このようなプ
レートがウォッチその他の時計装置の中で見出された後
では、ウォッチ類の構成部品の個数を増大するだけの要
素になり、いかなる別の有用性をも持たせることなく、
そのスペースだけを取り込むことになる。
この発明の目的は、これら2個の問題の解決を成し遂げ
ることにある。
〔発明の概要〕
この目的は次の事実に従って達成される。即ち、この発
明に係る時計装置において、軸の周囲を回転するように
搭載されている少なくとも1個の永久磁石ロータ、該ロ
ータを部分的に包囲している少なくとも2個のポール・
パーツ(pole p瓢rt+s)を含む基本的に平板
状のステータであって、その回転軸に対して実質的に垂
直にされているもの、および、このようなステータに対
して磁気的に結合されている巻線、を備えた電磁式のモ
ータからなる時計装置であって、時間情報を表示するた
めの指示手段、このような指示手段を該モータに対して
運動的に結合させるためのホィール・セットを含み、ま
た、これには、該モータのステータに対する補強用のグ
レートが含まれていて、このようなステータの一方側か
ら前記ポール・パーツに対して装着され、前記ロータに
近接して包囲して、当該ポール・パーツを少なくとも部
分的に覆っており、前記補強用のプレートは前記時計装
置の少なくとも1個の別異の要素を構成するようにされ
ているものである。
この要素は純粋に機械的なものでもよく、または、例え
ば電気的接点部のブレードのような電気機械的なもので
もよい。
かくして、製造上の分与をして時計装置の少なくとも1
個の他のパーツを組み立てることによυ、該時計装置に
大きいステータを備えたモータが設けられたときには付
加的な経済上の効果が得られ、小さい寸法のステータに
対する補強用プレートを用いることで明らかな利点が得
られる。
この発明は、2個の可能性のある実施例の以下の説明を
ぴ照することによυ、よりよく理解することができる。
この説明は添付の図面を診照することでなされるもので
ある。
〔好適な実施例の説明〕
第1図に示されている、2個のロータを備えたモータの
ための平板状のステータ2は、例えば、トレードマーク
(VACOPERM :バコパーム)またはトレードマ
ーク(PERMIMPHY :パーミンファイ)で販売
されているような、鉄−ニッケル合金から形成された単
一のピースからなるものである。
このステータは2個のパーツP1およびP2から形成さ
れたものとして考えられている。これらはラインA−A
で分離されていて、互いに直立するように配列されてお
シ、それぞれに、先に引用された米国特許第4,371
,821号の目的を形成するような、双方向性モータの
ステータに対応している。
パーツP1で示されている3個のボール・ピース4,6
および8は、ネック10.12および14によってそれ
らの間が連結されている。空洞部16はこのようなボー
ル・ピースおよびネックで形成された実質的に円筒形状
の内壁部18で包囲されていて、双極性の永久磁石を備
えたロータを受は入れるようにされている。また、この
ようなロータに対して角度的に180°だけ離れた2個
の休止位置を作成するために、直径方向に対向した2個
のノツチ28&および20bが内壁部18内に設けられ
ている。
また、このパーツP1は図示のような形状をなしており
、4個のホール22& 、 22b 、 22e 、お
よび22dによシ貫通されている。これらは2個のコア
を例えばネジによって固定することを許容するためのも
のである。2個のコアの各々は巻線によって巻回されて
いるものであシ、これらの巻線はそれぞれにボール・ピ
ース4をボール・ピース6および8に結合させるもので
ある。そして、これらの巻線はボール・ピース4の双方
の側に配置されていて、ラインA−Aに対して実質的に
平行にされている。
同様な態様をもって、ステータ2のパーツP2には3個
のボール・ピース24,2&および28が含まれており
、これらはそれぞれにパーツP1のボール・ピース4,
6および8に対応している。
ただし、ボール・ピース24がボール・ピース4と殆ど
異なっていないことを除いて、全く同一形状でもなけれ
ば同一寸法でもない。
同様にして、パーツP2内で見出される3個のネック3
0.32および34は、ボール・ピース24.26およ
び28をツー・パイ・ツー(tw。
by two )で結合させるものである。空洞部36
は実質的に円筒形状の内壁部38で境界が付されている
。この内壁部38はパーツP1での内壁部18と同一の
直径を有しており、双極性の磁石を備えた別のロータを
収容するようにされてbる。
内壁部38内での直径方向に対向している2個のノツチ
4Oaおよび40b1および、2個の別の巻線で巻回さ
れている2個の別のコアを取り付けるためのホール42
& 、 42b 、 42cおよび42dが設けられて
いる。ここでの巻線はボール・ピース24をボール・ピ
ース26および28に対して結合させるためのものであ
って、該ボール・ピース24の双方の側に配置されてい
るが、この場合においては、ラインA−Aに対して実質
的に垂直にされている。
なお、ステータのパーツP1およびP2の構成および配
列は次のようにされている。
1、 2個のボール・ピース8および26はラインA−
Aに沿って結合されている; 2、ボール・ピース8は他のものに比べて明らかに太き
いものであって、そのために該ステータのコーナはほぼ
直角44であり、また、直線状の側部46はこれと垂直
のラインA−Aから出発するようにされていて、別の側
部4Bはその先行部に近接した突起部50を示している
; 3、空洞部16および36は互いに近接しており、それ
らの中心部はラインA−Aに対して実質的に垂直の直綜
上に配置されている;そして、4、ボール・ピース28
はボール・ピース6に近接しているが、スロット52に
よりそれから離れている。該スロットの平行なエツジ部
はラインA−Aの方向に向けられていて、空洞部54に
よりステータの内側に向けて伸長している。そして、ネ
ック14および34を形成することが許容されており、
これにより、ボール・ピース6および28がそれぞれに
ボール・ピース8および26と結合するようにされてい
る。
なお、ステータ2には他の2個の円筒形状のホール56
および58が含まれているが、その用途についてはこれ
から明らかにされる。これらのホールの中の第1のもの
56は、その軸が空洞部16および36の軸から等距離
にあるような態様をもって、空洞部54の底部の近傍に
配置されている。
また、第2のもの58は、よシ小さいものであって、突
起部50の端部にある。
第1図を参照することにより、次のことについて容易に
注意される。即ち、ボール・ピース4および6.4およ
び8.24および26、および、24および28をそれ
ぞれに分離させるための、空洞部16および36、スロ
ット52、空洞部54および4個の多少の深さがあるノ
ツチ60,62゜64および66があることから、この
ステータで通常水されている全体的なゾーンは特に脆弱
なものであって、主としてネック10,12,14゜3
0.32および34に近接して容易に曲がったり捩れた
りするものである。そして、適当な注意を払うことなく
、他のものに沿って扱われるときには、破壊点にさえな
υ得るものでおる。
このことは、2個の近接して配置されたロータを含んで
いるモータに関して先に述べたことを確認するものであ
り、また、そのために補強用プレートの存在が特に正当
化されるものである。
ここでの場合において、参照数字68が付されたこの補
強用プレートは主要部70からなるものであって、その
役割はステータ2の変形や破壊を防止することにある。
そして、この補強用プレートはこの目的のために適合さ
れていて、ステータ2に対して堅固に取シ付けられてい
る。この取り付けは、好適には溶接によりなされている
が、ときには接着によることもある。そして、2個の舌
状部T2および74がこの主要部に取り付けられている
が、これら自体はステータに接続されていない。
他方、プレート68の厚みはステータ2のそれよりも明
らかに小さく、例えば、その約3分の1程度である。そ
して、これを形成する材料は、その熱拡散係数がステー
タ材料のそれに等しいか近似している非磁性材料だけで
はなく、舌状部T2およびT4が容易に曲がるように十
分な弾性のある材料である。このステータが(VACO
P′FJRM)または(PERMIMPHY)であると
きには、この材料は、インファイ社(company 
IMPHY)によって(PHYNOX :  フイノツ
クス)なるトレードマークで販売されている、ベリリュ
ウム・コンパまたはスチールが有利である。
主要な部分70に戻って認められることは、これによυ
殆ど全てがカバーされるものは、ボール・ピース6.2
6および28、スロット52、空洞部54、および、ノ
ツチ60,62.64および66であり、また、部分的
にのみカバーされるものは、ボール・ピース4,8およ
び24であって、空洞部16および36から最も遠く離
れているゾーンは十分な重量があって、保護されること
を必要としないだけの抵抗性があること、および、これ
を貫通している7個の円筒状のホール76m 、 76
b 。
7am 、 78b 、 80 、82および84は、
それぞれに、ホール22c 、 22d 、 42cお
よび42dと園軸であって、巻線、空洞部16および3
6、および、ホール56に対するコアの固定をするため
のものであることである。
主要な部分70における全てのホールは、整列されるべ
きステータにおけるホールよりも犬であること、および
、ホー/I/76畠、 76b 、 7fJ*および7
8bからホール80および82へ、そしてホール84へ
と移るにつれて直径差が増大することも認められる。
ホール80および82と空洞部16およヒ36とについ
て関心をもって注意されることは、仁の直径差が十分に
大きくて、補強用プレート68が実際にはネック10.
12および14をカバーすることがなくネック30.3
2および34をカバーすることもないということである
。このことは、これらのネックの保護が正常に保証され
ていることの妨害にはならない。その理由は仁れらのネ
ックが接続させるボール・ピースは全体として互いに固
定されているためである。
最後に、ステータのコーナ44およびプレート68の主
要な部分70により自由にされている場所において見出
されることは、2個の舌状部T2およびT4がこのコー
ナの側部46に対して殆ど平行に伸長していることであ
る。この側部74から最も遠く離れている舌状部74は
、側部48のレベルまで殆ど達しており、また、その伸
長部分に突起部50を有している。他方の舌状部T2は
側部46に極めて近接しており、突起部50の右側まで
、側部48を超えて、端部86によシ終端している。こ
の端部86は三日月形状のものであって、2個の丸みの
ある突出部88と90、および、三日月形状の2個のノ
ツチ94と96をもつ突起点92を備えている。
明らかなことであるが、ステータのボール・ピース6と
28との間のスロット52は、当該ボール・ピースの間
で磁気抵抗の高いゾーンを構成しており、かくして、モ
ータの2個のパーツにおける磁気回路を絶縁させている
。ここに、前記2個のパーツはステータのパーツP1お
よびP2に対応するものである。別の点からみると、モ
ータのこれら2個のパーツは、開時には励起されず、交
番的に励起されたとしても、別々に正確に機能すること
はできない。このようなことは、エネルギの消費をする
ことという観点からは、2個の独立したモータの場合に
は興味のあるところである。
このスロット52について問題になることは、補強用プ
レートをステータに取り付けるときに、ボール・ピース
6および28が正確に同一平面内にはないことが時には
あり、このために、このような取シ付けが極めて良好で
はなく、この領域内では失敗することがあって、ステー
タの変形および破壊の幾らかの危険性があるということ
である。
これを回避するためには、第2図に示されているように
することができる。即ち、2個のネック98息および9
8bをステータに形成させるときに、それらの間でボー
ル・ピース6および28e1m的に結合させることがで
きる。モータの2個のパーツの動作という観点からは、
これによる変化は殆どない。
いま、第3図で表されている時計の部分を上から見たと
すると、参照数字100によるとのモータが、適当な態
様をもってプリント回路102に搭載されていること、
を簡単に識別することができる。
そして、そのステータ2は補強用プレート68で載置さ
れておυ、また、4個のコア104 、110 。
116および122は、巻線106 、112 、11
8および124によってそれぞれに包囲されている。こ
れらの巻線は、ステータの2個のパーツP1およヒP2
における異なったボール・ピースを、既に指摘したよう
な態様をもって結合させるものであシ、そレソレニ、一
対Oネジ108mと108b、114mと114b、1
20mと120b 、および126aと126bで取り
付けられている。
この一方で、この図面では認められないことは、2個の
ロータが形成される態様である。これを認識するために
は第4図を参照することが必要である。この第4図で示
されるものも、時計のための指示手段、および、該指示
手段がロータによって駆動されるときのホィール・セッ
トである。
まず、この第4図の左側部分について考えると、ステー
タ2のボール・ピース8に属するモータ100の部分の
ロータ128は小さいケーソン130の中に収められて
いる。このケーソンを構成するものは、例えばベリ17
ウム銅のような非磁性材料からなる、スカート形式のピ
ース13’2である。そして、これはステータの空洞部
16に強制的に入れられておシ、また、補強用プレート
68のホール80の壁部によって包囲された7ランジ1
34の中継で動かないようにされている。該ピース13
2の底部136には中心ホールが貫通されて、ロータに
対する第1のベアリング138を形成するようにされて
いる。更に、このピースの開口部はグレート140でブ
ロックされておシ、また、このプレートにも中心ホール
が設けられて、ロータ128に対する第2のベアリング
142を形成するようにされている。
このロータ12Bを構成するシャフト144の上には双
極性の磁石146が搭載されており、また、その端部の
一方に形成されたピボット148にはベアリング138
が係合されている。
このシャフトの他方の端部150はベアリング142を
通るより大きい経路であって、出力ビニオンの役割を果
たす2個のスタッド152畠および152bによって伸
長されている。
かくして、明白であることは、ケーソン130内にロー
タ128を組み立て、次いでこのケーソンをステータに
固定させるときに、そのムーブメントの全体的な組立て
の間に、ステータに対してこのロータをセンタリングさ
せる微妙な操作を回避するようにされる。
ここで図面の右側の部分をみて注意されることは、第2
のロータ154は第1のものと同様なものであり、全く
同じ態様で別のケーソン156に搭載されて、ステータ
の他方のパーツP2の空洞部36に向けて駆動されてい
る。ただし、反対の方向においては、スタッド158a
および158bが、補強用プレート68を支持するステ
ータの他方の側に配置されるよつになる。
同じ第4図を継続させると、2個のロータ128と15
4との間においては、ステータの円筒状のホール56が
見出される(第1図を参照)。この中には中央チューブ
160の端部の一方が駆動されており、これはステータ
2の前方に伸長し、また、補強用プレート68のホール
84内に収容されたカラー162を有している。また、
このプレート68はステータの前部表面に対向して支持
されている。
このチューブ160を通っている分軸163は、その一
方の端部およびステータの後部において分ホイール16
4を支持している。このホイール164はロータ154
のスタッド158aおよび158bと噛み合っている。
この軸163は、チューブ160内で、ホイール164
および7ランジ172を備えたストップ・リング(st
opping ring ) 170の直前面に、カラ
ー166によシ軸方向の適切な位置に保持されている。
そして、このリングははめ輪168上で駆動されるもの
であり、これには分針174が取り付けられている。
最後に、中心チューブ160の周囲に組み立てられてい
る、チューブ178を備えた時間ホイール・パイプ17
6は、チューブ160のカラー166にょシ、また、リ
ング170のフランジ172により軸方向に保持されて
おり、時針182とチューブ118に固定された時間ホ
イール180とを支持している。なお、チューブ178
はロータ128の拍車152aおよび152bと噛み合
っている。
ここで、手動のコントロール配列について説明するため
に、第3図を再び参照する。この配列が設けられている
のは、時計の電子的な時間の設定を許容するだけではな
く、日時の正常な指示以外の少なくとも1個の機能の選
択・制御も許容するためであって、モータと設けられて
いる指示針とによって容易に実施されるものである。
この配列を構成するものは、回転可能でスライド式のス
テム184、通常はこのようなステムが占有する、中立
位置または休止位置と引き出しく dr−awn−ou
t)安定位置および押し込み(pusbed−in)安
定位置との間で軸方向に配置されるように考慮されてい
る位置決めおよび戻り用の装置、および、電子的な制御
および修正信号を与えるように起動させることができる
スイッチング装置である。
コントロール・ステム184の当初に含まれているもの
は、その操作をするための竜頭186、および、ウォッ
チ・ケース190を通ることを許容するガイド部188
である。これは図面では部分的かつ概略的に不されてい
るが、ホール192を通るようにされている。そして、
このホールはその変移および回転におけるガイドを確実
にし、更に、支持表面194のためにその押し込み位置
を規定するものである。この表面は竜頭側の上にされて
おり、該竜頭がケースの内側に押し込まれるようにされ
ている。これに加えて、通常は、ガイド部188には環
状の溝部196が設けられていて、ケースとの間でバッ
キング198を受は入れるようにされている。
ステム184に更に含まれているものは、互いに並んで
固定されている2個のカム200と202、および、第
2のカム200とはめ輪206との間の溝部204であ
る。
カム200および202は、米国特許筒4,379,6
42号の目的である電子時計のためのコントロール配列
と一部を形成するものと同様なものである。即ち、それ
らは%UE的には楕円形状のものであって、ステムの軸
はそれらの中心を通っており、また、それらの主軸はそ
れらの間でおよそ45°の角度をとっている。
その一方で、ステム184の配列は、舌状部72の端部
86の対向側において、はめ輪206および溝部204
がモータ100のステータの突起部50に対して極めて
近接した1態様にされており、また、これと同時に、こ
の溝部204の底部は正接または殆ど平面にされていて
、ステータの前面および後者の背面が位置するような態
様にされている。
ステムの位11決めおよび戻り装置を構成するものは、
トリガ書ピース(trigger piece)20B
および補強用プレート6日の弾性舌状部72と14であ
る。
トリガ・ピース208を形成するものは、ステータの突
起部50におけるホール58を通過する固定軸210の
周囲を枢軸的に回転する平面部分であり、また、該ステ
ータと接触または殆ど同様な状態に留まるようにこの軸
によって保持されて、ステムの舌状部72.74と溝部
204と協同できるようにされる。
同様な理由で、このトリガ・ピースに含まれている塊状
の中央部分212は軸210を包囲しており、また、こ
れからは3個のブランチ214 、216および218
が突き出ている。これらの中の第1のブランチ214は
溝部204内で係合されており、また、ステムが常に自
由に回転できることを許容しながら、当該ステムの変移
移動をトリガ・ピースの回転移動に変形するような形状
にされている。第1のものの延長線上に大体配置された
第2のブランチ216は、およそ三角形をなして、その
丸みのある端部は舌状部T2の端部86の内部エツジと
永久的に接触してお9、また、これら2個のノツチの一
方または他方の内部に突出している。第3のブランチ2
18についてみると、これは第2のものに類似の形状を
しており、その中央部分のエツジが、補強用プレート6
8の主要部分70の側から、舌状部74の端部と接触し
たり、または接触しなかつ次りする態様をもって配列さ
れている。
コントロール・ステム184が中立位置にあるときには
、トリガ骨ピースにおけるこの第3のブランチ218は
舌状部74のそれと単に接触しているだけで休止位置に
あり、ま九、第2のブランチ216の端部は舌状部γ2
のノツチ96と係合してこれも休止位置にある。
ここで、該ステムが効果的にこの中立位置にあって整列
しているものとする。作用する引張り力が十分には大き
くなくて、ブランチ216のボイ′ントを突出部90と
交差させて舌状部T2を曲げることがない限シは、トリ
ガ・ピース208が回転することはなく、また、該ステ
ムが解放されて、僅かに離れるようにされたときには、
このようなポイントはノツチ96内に留まるか、または
、そこに戻るようにされる。他方、この牽引力がある所
定の値よりも大きいときには、トリガ拳ピースは時計方
向に回転して、そのブランチ216のポイントが舌状部
72の他方のノツチ94内にくるようにされ、ま念、ブ
ランチ218は舌状部74から離れるようにされる。
このようにその操作が達成されて、ステムがその整列位
置に移行した後で、正常な力をもってそれを引張り続け
たときには、舌状部72の突出部88は他方の突出部9
0よりも遥かに突出していて、ブランチ216のポイン
トがノツチ94から移ることを防止する。このような突
出部88はこの目的に更に適合した形状をしている。
同様な態様で、該ステムを中立位置に戻すためには、ト
リガ・ピース208を反時計方向に回転させ、ブランチ
216のポイントをノツチ96内に戻すのに十分である
ように、竜頭186に圧力をかけることか必要である。
かくして、舌状部γ2はトリガ・ピースに対するジャン
パースプリングを構成して、ステムが中立位置にあり、
また整列位置にあるときに、トリガeピースおよびステ
ムが適切な位置にラッチされることを確実にする。
ここで、ステムをその中立位置から押し込み位fK移行
させるために竜頭186が押されたとする。
トリガ・ピース208はこれに次いで反時計方向に強制
的に回転されるが、これによシそのブランチ218が舌
状部74に影響するようにされ、また、それを強制的に
曲げるようにされる。その一方では、他方のブランチ2
16のポイントが外れて、そのポイント92の側より、
舌状部T2のノツチ96から離れるようにされて、この
後者に対して僅かな曲げを課するようにされる。
次にステムの解放がなされると、舌状部T4はその緊張
が緩められてその休止位置に極めて急速に復帰する。そ
して、これによシトリガ・ピースは強制的に反対の方向
に回転されて、ステムがその中立位置に移行される。こ
の間に、舌状部72もその休止位置に戻り、トリガ・ピ
ースに対して舌状部T4と同様な作用をして、そのブラ
ンチ216のポイントが自動的にノツチ96に戻るよう
にされる。ただし、その作用の有効性は相当に低くて、
ステムがその中立位置に急速に戻ることを単独で確実に
するものではない。
そこで考えられることは、舌状部74が単独でトリガ・
ピース208に対するリターンΦスプリングを構成する
ということである。
最後に、手動のコントロール配列をまとめるために残っ
ているのは、そのスイッチング装置の検討をすることで
ある。
このスイッチング装置を構成するものは、3個の弾性的
な導電性の接触ブレード220 、222および224
である。これらのブレードは互いに実質的に平行にされ
ており、また、コントロール争ステムの軸に対して垂直
に配列されている。また、これらのブレードはベース2
26をもって1個だけのピースを形成しておplこれの
ためにプリント回路102上に固定されている。そして
、このプリント回路は、例えば、時計に対する電圧供給
源の正の端子に接続されている。
初めの2個のブレード220および222は、それぞれ
に、次のような態様をもってカム200および202の
下を通っている。即ち、カムの一方がステム184を回
転させたときに、当該カムがブレードに対して作用し、
これによってその自由端子220aおよび222aが、
交番的に、2個の対応する固定接触表面228および2
30に対して接触および分離がなされる。前記の接触表
面はプリント回路102上に設けられており、時計の集
積回路(図示されない)に対して、導電性の経路232
および234によυ接続されている。また、後者を介し
て時計の電源の負の端子に接続されている。
米国特許第4 、379 、642号に詳細に説明され
ているように、2個のカム200と202、ブレード2
20と222、および、表面228と230によって形
成されているような組立体は、ステムの回転に応じて、
互いに45°だけ相対的に位相がシフトされた2列のパ
ルス群を生成させることができる。そして、このような
位相シフトの方向は、ステムの回転の方向、および、そ
の回転速度に比例している各列のパルスの周波数に依存
するものである。
第3の接触ブレード224もステムの下を通っていて、
それの溝部204に係合している。
このステムが中立位置にあるときには、その自由端部(
図では見えない)が2個の別の接触表面(これも図では
見え々い)の間に位置している。
そして、これらの接触表面は2本の導電性の経路236
および238によって時計の集積回路に接続されている
。これに対して、ステムが引き出し位置または押し込み
位置に移っているときには、このブレード224の自由
端部は、これら2個の別の表面の一方または他方と接触
することになる。
ここで説明されたようなコントロール配列により、例え
ば、時間の設定をすることが可能であり、また、時間ゾ
ーンの変化とともにその順方向または逆方向に進行させ
ることは次のようにして可能である。即ち、ステムを引
き出し位置に移してから第1の場合のためにそれをある
一方または他方の向きにゆっくりと回転させ、また、第
2の場合のためには速く回転させることで可能である。
更に、ステムの回転とその引き出し位置および押し込み
位置を用いることによりアラーム機能の制御を行うこと
が可能でちゃ、または、押しボタン上におけるようにス
テム上に作用させてクロノグラフ機能の制御を行うこと
が可能である。
クロノグラフ機能があって、短い時間インタバルでの計
測がなされるときには、分針174を秒針に変換し、時
針182を分針に変換するような態様でモータの制御が
なされることになる。
第5図および第6図に示されている時計の一部は、この
発明の第2の可能性のある実施例を示すために必要な要
素だけに限られている。
まず、この時計の一部を構成するものは、既に説明され
たように、1個のピースであるステータ242を備えた
、単相で双極性のステップ・モニタ240である。
ステータ242はほぼ7字の形状のものであって、2個
のボール・ピース244および246が含まれている。
これらのボール・ピースは2個のネック248および2
50によって互いに接続されて、本質的には円筒形状の
空洞部252が形成されている。
この空洞部は2個の直径方向に対向されたノツチ254
aおよび254bを備えた内壁部によって包囲されてお
シ、ここでは7字の形状のものの一方のブランチに配置
されている。
また、このモータ240を構成するものは、2個の耳部
260aおよび260bを備えたコア258上に搭載さ
れた巻線256、および、空洞部252内に部分的に収
容されているロータ262である。ここで、前記の耳部
260Lおよび260bは、ネジ262畠および262
bによって、ステータのボール・ピース244および2
46の自由端部に固定されている。
第6図においてより良く認められるように、ロータ26
2に備えられた軸264は円筒状の部分を呈示している
。そして、この部分のレベルで支持されている円筒状で
双極性の永久磁石268は、空洞部252の内部で同軸
的に配列されている。また、爾付き部分270はその上
にあシ、また、後者よりは長いものであって、ロータの
ピニオンを形成するようにされており、その端部におけ
る2個のピボット272および274は、それぞれに、
ベース・プレート280のベアリング276および27
8に係合されている。なお、ペース・プレー) 280
はモータおよびブリッジ282を支持するものである。
ステータ242上に固定されているものは、好適には溶
接による補強用プレート284である。
第5図に示されているように、このプレート284はあ
る所定の形状を有している。また、空洞部252と同軸
にされた円筒状のホール286が設けられており、この
ホール286の直径は空洞部252の直径と同じである
。そして、この空洞部から最も遠く離されているボール
・ピース244および246の2個のそれぞれの部分を
除いて、ネック248および250を含むステータが、
このプレートによって完全にカバーされることが許容さ
れZ0最後に、第5図および第6図について同時に考慮
すると、問題のプレート284には、ステータを形成す
る7字部の頂上付近で、ホール288が更に貫通して設
けられていることが認められる。このホールは軸292
のピボット294の一つのためのベアリングとしての役
割を果たすものである。そして、この軸で支持されるも
のは、ロータのピニオン210と噛み合っている中間ホ
イール294および中間ピニオン296である。軸29
2の他方のピボット298は、ブリッジ282の他方の
ベアリング300と係合されている。かくして、このプ
レート284を構成するものは、中間ホイールのセラ)
 292 。
294 、296に対するブリッジである。そして、容
易に考えられることは、ピニオン296によって駆動さ
れる別のホイールの軸のピボットに対する、少なくとも
1個の別のホールが呈示されているということである。
この実施例において注意されるべきことは、それを構成
する非磁性材料は弾性的なものであることを必要としな
いということである。それは損耗に対する抵抗力があれ
ば十分である。
良く理解されるように、この発明は、ここで説明された
実施例に限定されるものではない。
例えば、非磁性材料の補強用プレートを用いるよシも、
場合によっては、透磁率が極めて低い磁性材料のプレー
トを必要に応じて用いることができる。
また、ステータにプレートを固定することが、溶接操作
や接着操作によることなく、リベット打ち操作やネジ止
め操作によることもできるが、これではコストが上がる
ことは明らかである。
別の実施例においても、このプレートを容易に構成する
ことが可能であジ、例えば、カレンダー・スプリング(
calendar spring)、または、理解のた
めに既に与えられているような、バッテリ・クランプ、
第3図における時計の一部を形成するような制御信号を
生成させるための1個または複数個の弾性ブレード、も
しくは、接地目的のための接触ブレード等がある。
これに加えて、幾つかのピースからなる平板状のステー
タを備えた、任意のタイプのモータが設けられているウ
ォッチその他の時計装置に対して、この発明を極めて好
適に適用することができる。
このような場合において、補強用プレートは、まず支持
体としての役割を果たすために、また、英国特許第1.
457.676号で検討された態様をもって、互いに相
対的に正確な位置決めがなされるように、ステータの異
なる部分をそこに固定することが許容されるために、そ
の設計がなされる。
更に、例えば大きく離されたロータを備えることができ
る大型のステータを有するモータのためには、単一の補
強用プレートではなく、好適に配列きれた幾つかの補強
用プレートを備えて、その各々が別の機能を果たすよう
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、他の構成部品を省略し、2個のロータを備え
たモータに対するステータの一例を示す頂面図、第2図
は、前記第1図におけるステータの変形したものを、上
から部分的にみ九上面図、第3図は、前述された時計の
一部を同様に上からみた上面図、第4図は、前記第3図
における破線IV−IYに清って拡大して示す部分的な
断面図、第5図は、別の時計の一部を示す上面図、第6
図は、前記第5図における破線Vl−Vlに浴った断面
図である。 図中で、 2Φ曇φ・(平板状の)ステータ、4 、6 、8゜2
4.26,28・・・−ボールeピース、10,12゜
14.30,32.34・・・拳ネック、16,36.
54・・・・空洞部、18.38−・・舎内壁部、20
m 、 20b 、 40m 、 40b ・−・−ノ
ツチ、22&〜22d、42a〜42d11e・・ホー
ル、5 Q * a * e突起部、52・・・・スロ
ット、68・・―・補強用プレート、72.74・・・
・舌状部。 特許出願人   ウーテーアー・ニス・アー・ファブリ
ック・デボ−シュ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アナログ式の表示器を備えてなる電子時計装置であつて
    、軸の周囲を回転するように搭載されている少なくとも
    1個の永久磁石ロータ、該ロータを部分的に包囲してい
    る少なくとも2個のポール・パーツ(pole par
    ts)を含む基本的に平板状のステータであつて、その
    回転軸に対して実質的に垂直にされているもの、および
    、このようなステータに対して磁気的に結合されている
    巻線、を備えた電磁式のモータからなるものであり、時
    間情報を表示するための指示手段、このような指示手段
    を該モータに対して運動的に結合させるためのホィール
    ・セット、および、このようなモータのステータに対す
    る補強用のプレートであつて、このようなステータの一
    方側から前記ポール・パーツに対して装着され、前記ロ
    ータに近接して包囲して、当該ポール・パーツを少なく
    とも部分的にカバーしており、前記補強用のプレートは
    前記時計装置の少なくとも1個の別異の要素を構成する
    ようにされている電子時計装置。
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