JPH02295201A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH02295201A
JPH02295201A JP11649989A JP11649989A JPH02295201A JP H02295201 A JPH02295201 A JP H02295201A JP 11649989 A JP11649989 A JP 11649989A JP 11649989 A JP11649989 A JP 11649989A JP H02295201 A JPH02295201 A JP H02295201A
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JP
Japan
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conductive film
case
filter
dielectric
conductive
Prior art date
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Pending
Application number
JP11649989A
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English (en)
Inventor
Shinichi Kenzaki
真一 剱崎
Takashi Maruyama
貴司 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上■■■丑朋分立 本発明は、複数の誘電体共振器が電磁的に結合された誘
電体フィルタに関し、殊に減衰域に極をもつバンドパス
タイブの誘電体フィルタの提案に従球Jυ支丘 バンドパスフィルタにおいて、ユーザーサイドからは、
中心周波数から所定周波数離れたところの周波数での減
衰量が所定以上あるといった条件でフィルタの注文を受
けることがある。この場合、複数の誘電体共振器を隣合
うもの同士結合した構成の誘電体フィルタにおいて、リ
アクタンスを含む伝送回路にて一部の共振器同士を接続
すること、つまり回路的には元々のフィルタ回路に一部
並列回路を加えることにより対処していた。
これによれば、元々のフィルタ回路を通過する信号の位
相と、並列接続された伝送回路を通る信号の位相とが1
80゜ずれる周波数成分が共振する結果、フィルタ特性
の減衰域に極が発生(有極化)して、ユーザーの要求す
るフィルタ特性を容易に得ることができる。
ところで、上記有極化を実現するための誘電体フィルタ
として、従来は第9図に示すように複数の誘電体共振器
21からなるフィルタ本体20に添設した基板22の上
面に2つの有極化用導電膜23.24が形成され、これ
ら有極化用導電膜23.24に、共振器21に設けた結
合端子25〜28が接続されたものが知られている。こ
の場合、両端の結合端子25.28は入出力端子も兼ね
ている。
が  しよ゜と る しかしながら、上記構成のフィルタにおいては、周波数
が高《なると有極化用導電膜23.24間で電磁波の飛
びBが生じ、このため第10図に示すフィルタの周波数
特性における有極化した極部分Cの減衰量が小さくなる
という問題点があった。
また、第11図に示すように、入・出力端子25,28
を下にしてフィルタを立てるべく、フィルタを覆うケー
ス29の一部を、第12図に示すように切り起こして支
持部30を形成し、この支持部30で基板22を支持す
る場合があるが、この場合にはフィルタがケース29に
固定されていないため、支持部30を支点としてフィル
タが揺動し、電気的に不安定となるという第2の問題点
があった。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであり、第1
.2の問題を共に解決したフィルタを提供することを目
的とする。
i   ″1  るための 本発明は、複数の誘電体共振器が電磁的に結合された誘
電体フィルタにおいて、フィルタ本体の入出力端子が設
けられる側の端面に基板が添設され、該基板に2以上の
共振器を接続する有極化用導電膜が1又は2以上形成さ
れ、この有極化用導電膜の間又は有極化用導電膜と入出
力端子との間の電磁波の飛びが発生する基板上にアース
用導電膜が形成され、このアース用導電膜が導電性ケー
ス又はこのケースと導通している導電性部材の一部と接
着させてあることを特徴とする。
作一一一里 本発明にあっては、電磁波の飛びが発生する基板部分に
アース用導電膜が設けてあるので、電磁波の飛びが発生
してもこれがアース用導電膜等を経て導電性ケースに逃
げ相手側の有極化用導電膜や入出力端子に伝わらない。
また、このアース用導電膜にしっかりとケースを固定し
た構造とすることができるが、この構造とした場合には
ケースとフィルタ本体との位置ずれかない。
1一施一貫 第1図は本発明の一実施例として、誘電体共振器ブロッ
クで構成した誘電体フィルタを示す。■は酸化チタン系
セラミック誘電体等からなる誘電体ブロックで、該ブロ
ック1の4側面には金属膜からなる外導体2が形成され
、誘電体ブロックlの中には適当間隔おきに貫通孔3・
・・が形成されている。この貫通孔3・・・の内面には
金属膜からなる内導体4が形成され、誘電体ブロック1
底面に形成した導電膜(図示せず)によって前記外導体
2と短絡されている。(以下、この誘電体ブロック底面
を短絡端面という。)。一方、誘電体ブロック1の上面
1aは導電膜が形成されない開放端面とされている。な
お、17は、基板15を間に挟んで、この開放端面をま
たぐようにして設けられるケースである。
前記各内導体4・・・、外導体2及びその間に存する誘
電体ブロック1によって誘電体共振器Al,A2・・・
(以下、単に共振器という。)が構成されており、共振
器AI,A2・・・はフィルタ本体を構成する。共振器
AI,A2・・・の間には共振器に添えて設けた孔の一
例として、共振器間で所定の結合を得るための結合孔6
・・・が形成され、隣合う共振器AI,A2・・・が電
磁的に結合されている。
誘電体共振器のうち初段のものAlは入力端子7と、最
終段のものA4は出力端子8を介して外部回路(図示せ
ず)と結合されている。入力端子7及び出力端子8(以
下、両者を外部接続端子という。)は、夫々第3図に示
すように初段又は最終段の共振器Al,A4の中心孔3
に圧入される誘電体ブッシング(以下樹脂ビンという。
)9とこの樹脂ピン9の略々中夫に挿入された金属ピン
10とで構成されている。
前記誘電体共振器A1〜A4のうち、例えばA2とA3
の中心孔3には外部接続端子7.8と同様な構成の樹脂
ピン1lと金属ビン12とからなる接続端子13.14
が設けられている。接続端子13の金属ビン12と外部
接続端子7の金属ピン10及び、接続端子I4の金属ピ
ン12と外部接続端子8の金属ピン10は、第2図に示
すようにテフロングラス等の誘電体基板15に貫通し、
この貫通部分と、基板15の上面に形成した2つの有極
化用導電膜16の両端とを半田付けすることにより、互
いに電気的に接続されている。これら2つの金属ピン1
2及び基仮15の上の2つの有極化用導電膜l6によっ
て、フィルタ回路の有極化が行われている。
第4図は上記構成の等価回路を示しており、4つの共振
器同士を結合してなる回路に2つの有極化回路Lが並列
に接続されている。図中、Kは結合手段、上記実施例の
場合は結合孔、C,は有極化回路Lに含まれるリアクタ
ンスである。上記実施例の場合、このリアクタンスC,
は容量性であり、誘電体共振器A2〜A3の内導体4と
金属ピン12の間で形成される。
前記基板15は第1.2.3図に示すように、誘電体ブ
ロックの全長と略々同じ長さをもったものを使用するこ
とにより、この基板15に外部接続端子7.8の金属ピ
ン10を固定している。図中、hl,h2は外部接続端
子7,8の金属ピン10を挿入する孔(スルーホール)
、h3,h4は接続端子13.14の金属ビン12を挿
入する孔(スルーホール)である。
前記ケース17は導電性金属板からなり、第1.5図に
示すように基板l5の上面に形成したアース用導電膜1
8と当接するように加工されており、この当接部17a
がアース用導電膜18に半田付け(図示せず)により固
定されている。なお、この固定は導電性接着剤を用いた
接着により行ってもよい。
従って、外部接続端子7,8を下にして立てると、上記
当接部17aが誘電体ブロック1を支え、しかもアース
用導電膜18にしっかりと固定されているので、誘電体
ブロック1が揺動することがない。また、第6図に示す
ように、アース用導電膜18を間に挟む2つの有極化用
導電膜16間に電磁波の飛びが発生しても、これがアー
ス用導電膜18を経て導電性のケース17に逃げるので
、相手側の有極化用導電膜16に達することがない.こ
のため、かかるフィルタの周波数特性は、周波数が高く
なっても第7図に示すように減衰域に設計どおりの極を
生じる。
なお、上記実施例では当接部17aとして、2つの小片
をアース用導電膜18と当接するように形成しているが
、これに限らず他の構成としてもよく、例えば第8図(
a).(b)に示すように2つの小片を繋げてその一部
をアース用導電膜18側に突出させると共に、この突出
部17bにアース用導電膜18との接着用の丸孔17c
を設ける等してもよい。
また、上記実施例では有極化用導電膜が2つあり、その
間にアース用導電膜が1つ設けられた構成としてあるが
、本発明はこれに限らず、有極化用導電膜が3つ以上あ
る場合にも適用でき、この場合には有極化用導電膜同士
で挟まれた2箇所以上にアース用導電膜を設けるとよい
。なお、ケ−スの固定は、少なくともアース用導電膜の
1箇所とすればよい。
更に、本発明は、4つある共振器の中央部の2つの共振
器を有極化用導電膜にて結合し、両端の共振器には入出
力用の外部接続端子が設けられており、外部接続端子と
有極化用導電膜との間に電磁波の飛びが発生する虞れが
ある場合にも適用できる。この場合には、外部接続端子
と有極化用導電膜との間にアース用導電膜を設けるよう
にすればよい。
また、基板に設けたアース用導電膜に接着させる部分に
ついては、ケース17に限るものではなく、ケース17
と導通している導電性部材の一部としてもよい。
そして、上記実施例ではバンドパスフィルタを例に挙げ
て説明したが、本発明はこれに限らず、例えばアンテナ
共用器等のフィルタ全般に対して適用できることは勿論
である。
主玉q皿来 以上詳述した如く本発明による場合には、電磁4. 波の飛びが発生する基板部分にアース用導電膜が設けて
あり、また、このアース用導電膜にしっかりとケースを
固定した構造とすることができるので、以下のような効
果がある。
■第6図に示すように電磁波の飛びの成分をアース用導
電膜を経てケースに逃がすことが可能となり、本来の有
極の効果を引き出すことができ、高い周波数域において
も減衰量を改善できる。
■基板がケースにしっかりと固定された状態にできるた
め、機構的に強度が増すばかりでなく、電気的にも安定
化でき、フィルタの寸法安定性,信頼性も高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例として、誘電体共振器ブロッ
クで構成した誘電体フィルタ、第2図は第1図の構成に
用いられる基板上面の有極化用導電膜を示す図、第3図
は第1図の一部分の断面を示す図、第4図は第1図の誘
電体フィルタの等価回路図、第5図はケースの取付け状
態を示す斜視図、第6図は電磁波の飛びが発生した状態
を示す図、第7図は第1図の誘電体フィルタの周波数特
性を示すグラフ、第8図はケースに設ける当接部の他の
形状例を示す図、第9図は従来の誘電体フィルタの構成
を示す斜視図、第10図はそのフィルタの周波数特性を
示すグラフ、第11図はそのフィルタにケースを取付け
た状態を示す図、第12図はケースに設けた支持部を示
す断面図である。 A1〜A4・・・共振器、15・・・基板、16・・・
有極化用導電膜、17・・・ケース、18・・・アース
用導電膜。 特許出願人 株式会社村田製作所 第2図 第3 図 ハ11A4ノ A2(A3) 第 図 ぐ=直電礁及唯蛸全) 第8 図 第4 図 第5 図 第9図 2宮 第11図 第12図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の誘電体共振器が電磁的に結合された誘電体
    フィルタにおいて、 フィルタ本体の入出力端子が設けられる側の端面に基板
    が添設され、該基板に2以上の共振器を接続する有極化
    用導電膜が1又は2以上形成され、この有極化用導電膜
    の間又は有極化用導電膜と入出力端子との間の電磁波の
    飛びが発生する基板上にアース用導電膜が形成され、こ
    のアース用導電膜が導電性ケース又はこのケースと導通
    している導電性部材の一部と接着させてあることを特徴
    とする誘電体フィルタ。
JP11649989A 1989-05-09 1989-05-09 誘電体フィルタ Pending JPH02295201A (ja)

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JP11649989A JPH02295201A (ja) 1989-05-09 1989-05-09 誘電体フィルタ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0722814A (ja) * 1993-07-06 1995-01-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd フィルタ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6364404A (ja) * 1986-09-04 1988-03-22 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フイルタ

Patent Citations (1)

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