JPH02294760A - 電子式卓上計算機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子式卓上計算機に関し，特にオー１〜バワー
オフ機能を有する電子式卓上計算機に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の電子式卓上計算機は、一例として第２図
に示すように、キー部，制御部２Ａ，表示部３，カウン
タ部４Ａ，オートパワーオフ部５Ａ．演算部８．一時記
憶部９を有する構成となっていた。

制御部２＾は、キー部１よりデータ入力が行われる毎に
カウンタ部４Ａに信号を出してカウンタ部４Ａのカウン
ト値をリセットすると同時に、入力データの表示、及び
入力データに従った演算部８における演算結果を表示部
３にて表示させる．入力データ及び演算結果のデータは
、電源がオンのとき動作可能な一時記憶部９に記憶され
ており、この記憶内容は電源がオフとなると共に消失す
る。

キー部１より一定時間、データ入力が行われないとき、
カウンタ部４Ａはオートパワーオフ部５Ａに信号を出し
、オートパワーオフ部５Ａがら制御部２Ａに全体の各部
の電源をオフさせる信号を出力し電源をオフにする。

以上の動作のように、オートパワーオフとなる際、表示
中のデータを記憶している一時記憶部９のデータが消失
する構成となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の電子式卓上計算機は、オートパワーオフ
機能が動作すると共に表示中のデータが消失してしまう
構成となっているので、再度電源をオンとしたときにオ
ートパワーオフ前の表示を再現することができないとい
う欠点がある。

本発明の目的は、オートパワーオフ機能が動作してもオ
ートパワーオフ前の表示中のデータを保持することがで
き、再度電源をオンとした時にこのデータを表示するこ
とができる電子式卓上計算機を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の電子式卓上計算機は、キー部から所定の期間、
データが入力されないと各部の電源を切断するオートパ
ワーオフ部と、少なくとも前記キー部からの入力データ
及び演算結果を含む表示用データを一時記憶する一時記
憶部と、この一時記憶部に記憶されている表示用データ
を表示する表示部と、前記オートパワーオフ部により前
記各部の電源が切断されても記憶内容を保持する記憶部
と、前記オートパワーオフ部により前記各部の電源が切
断される前に前記一時記憶部に記憶されている表示用デ
ータを前記記憶部へ転送し記憶させると共に、前記各部
に電源が供給されたとき前記記憶部に記憶されている表
示用データを前記一時記憶部へ転送し記憶させる転送制
御部とを有している。

〔実施例〕

次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

この実施例は、キー部１．制御部２，表示部３，カウン
タ部４，オートパワーオフ部５，転送制御部６．記憶部
７．演算部８及び一時記憶部９を有する構成となってい
る。

カウンタ部４は、初期値“Ａ゜′．設定値”　Ｂ　”を
存し、初期値゛Ａ″′より設定値’　Ｂ　”までカウン
ト動作する機能を備え、キー部１よりデータ入力が行わ
ない時、カウントを続け、その内容が゛″Ｂ　”になっ
たときオートパワーオフ部５は全体の各部をバワーオフ
させる機能を有し、その直前に転送制御部６は、表示部
３で表示中の表示用データを、これを記憶している一時
記憶部９がら記憶部７に転送し記憶させる． キー部１よりデータ入力が行われると、制御部２は、カ
ウンタ部４を初期値“Ａ　＋＋にセットする信号を出力
し、カウンタ部４は初期値”Ａ″′よりカウント動作を
開始し、かつ表示部３にてこの入力データの表示を行い
、また入力データに従っな演算部８における演算結果を
表示する。

表示部３で表示される表示用データは、一時記憶部９に
記憶されており、記憶内容はバワーオフと共に消失する
。

制御部２は、キー部〕よりデータ入力が行なわれる毎に
カウンタ部４を初期値”　Ａ　”にセツ１−する信号を
出力し、カウント動作を繰返し行わせる。

カウンタ部４がカウントを続行しそのカウ〉・′１・値
が設定値゜″Ｂ　”になるまでに制御部２からの初期値
′″Ａ”へのセット信号がないとき、カウンタ部４は、
オートパワーオフ部５及び転送制御部６に信号を出力す
る。

そしてまず、転送制御部６は、表示部３で表示中の表示
用データを、記憶している一時記憶部９から記憶部７に
転送し記憶させる。

記憶部７は、各部がパワーオフとなった後も記憶内容を
保持できるように、バックアップ機能を有している。

表示部３の表示データを記憶部７に転送，記憶が完了後
、制御部２はオートパワーオフ部５に、上記の転送，記
憶動作終了を示す信号を出力し、オートパワーオフ部５
はカウンタ部４と制御部２の両方からの信号によりアク
ティブ状態となり、制御部２にバワーオフを示指する信
号を出力し、制御部２は記憶部７以外の各部をパワーオ
フさせる。

再度、パワーオンしたときは、記憶部７に記憶されてい
る表示用データを一時記憶部９に転送，記憶させた後、
表示部３においてこの表示用データを表示させ、これに
よりオートパワーオフ前の表示を再現することが可能と
なる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、オートパワーオフ機能が
動作したとき、各部をパワーオフする前に表示用データ
を一時記憶部から、パワーオフ後も記憶保持可能な記憶
部に転送し記憶させると共に、オートパワーオフ後は記
憶部に記憶されている表示用データを一時記憶部に転送
，記憶させる構成とすることにより、再度パワーオンし
たとき効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
従来例の電子式卓上計算機の一例を示すブロック図であ
る。 １・・・キー部、２，２Ａ・・・制御部、３・・・表示
部、４．４Ａ・・・カウンタ部、５，５Ａ・・・オート
パワーオフ部、６・・・転送制御部，７・・・記憶部、
８・・・演算部、９・・・一時記憶部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. キー部から所定の期間、データが入力されないと各部の
   電源を切断するオートパワーオフ部と、少なくとも前記
   キー部からの入力データ及び演算結果を含む表示用デー
   タを一時記憶する一時記憶部と、この一時記憶部に記憶
   されている表示用データを表示する表示部と、前記オー
   トパワーオフ部により前記各部の電源が切断されても記
   憶内容を保持する記憶部と、前記オートパワーオフ部に
   より前記各部の電源が切断される前に前記一時記憶部に
   記憶されている表示用データを前記記憶部へ転送し記憶
   させると共に、前記各部に電源が供給されたとき前記記
   憶部に記憶されている表示用データを前記一時記憶部へ
   転送し記憶させる転送制御部とを有することを特徴とす
   る電子式卓上計算機。