JPH02293173A - インクシートのバックテンション付与装置 - Google Patents
インクシートのバックテンション付与装置Info
- Publication number
- JPH02293173A JPH02293173A JP11468989A JP11468989A JPH02293173A JP H02293173 A JPH02293173 A JP H02293173A JP 11468989 A JP11468989 A JP 11468989A JP 11468989 A JP11468989 A JP 11468989A JP H02293173 A JPH02293173 A JP H02293173A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink sheet
- back tension
- motor
- hall element
- roller
- Prior art date
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- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明はインクシート、特に熱転写型プリンタのイン
クシートのパックテンション付与装置に関する． 従来の技術 従来前記のようなインクシートにパックテンションを付
与する装置は，インクシートの供給側の径の違いにより
、インクシートへのパックテンションが変化し（ブレー
キドラムにブレーキシューにより与えられるトルクをＴ
、インクシート供給側のインクシートの巻き径最大のと
きをＤ、最小のときをｄとすると，パックテンまで変化
する）、ＢＴｍｉｎ時にはインクシートにしわを発生さ
せたり、また、ＢＴ．ＩＩＩａｘ時にはインクシートの
巻取り不良が発生する等のため、インクシートのパック
テンションの初期設定中を小さく管理しなければならな
いという欠点があった． 発明が解決しようとする課題 前記のような従来装置の欠点を排除するものとして、第
３図に示すようなものが提案されて公知となっている． この提案装置について概説することとすると、４ｌはサ
ーマルヘッド、４２はバックアップローラ、４３はフイ
ードローラ、４４はインクシート巻取軸、４５はインク
シート供給軸，４６はゴムローラからなるバックテンシ
ョンローラ、４７はブレーキドラム．４８はブレーキシ
ュー、４９はインクシート，５０は記録紙をそれぞれ示
し、バックテンションの付与をブレーキドラム４７とブ
レーキシュー４８との間の摩擦によって行っている． このような両部材４７．４８の摩擦は，経時的に変化す
るとともに、温湿度によっても影響を受け、長期にわた
って安定的なバックテンション付与がきわめて困難であ
るという問題がある．この発明の目的は、前記のような
従来公知のパックテンション付与装置のもつ問題を解消
し、長期にわたって安定的にバックテンションを付与す
ることのできるパックテンション付与装置を提供するに
ある． 課屈を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために，インク
シートが巻着されてこれにバックテンシミンを付与する
パックテンション口ーラを，駆動部材に連結された回動
軸に回転可能に軸支し、バックテンションローラと回動
軸とは弾性体で連結し、この弾性体の変位量を一定とす
るように前記駆動部材のトルクを制御する制御手段を設
けている． 作 用 前記のようなパックテンション付与装置において、バッ
クテンションローラと，これを回転可能に軸支する回転
軸とを弾性体で連結していて、前記両部材の回転方向に
おける相対的変位に応じて、この変位に基く弾性体の変
位量を一定とするように、制御部材にょり回動軸の駆動
部材のトルクが調節される。
クシートのパックテンション付与装置に関する． 従来の技術 従来前記のようなインクシートにパックテンションを付
与する装置は，インクシートの供給側の径の違いにより
、インクシートへのパックテンションが変化し（ブレー
キドラムにブレーキシューにより与えられるトルクをＴ
、インクシート供給側のインクシートの巻き径最大のと
きをＤ、最小のときをｄとすると，パックテンまで変化
する）、ＢＴｍｉｎ時にはインクシートにしわを発生さ
せたり、また、ＢＴ．ＩＩＩａｘ時にはインクシートの
巻取り不良が発生する等のため、インクシートのパック
テンションの初期設定中を小さく管理しなければならな
いという欠点があった． 発明が解決しようとする課題 前記のような従来装置の欠点を排除するものとして、第
３図に示すようなものが提案されて公知となっている． この提案装置について概説することとすると、４ｌはサ
ーマルヘッド、４２はバックアップローラ、４３はフイ
ードローラ、４４はインクシート巻取軸、４５はインク
シート供給軸，４６はゴムローラからなるバックテンシ
ョンローラ、４７はブレーキドラム．４８はブレーキシ
ュー、４９はインクシート，５０は記録紙をそれぞれ示
し、バックテンションの付与をブレーキドラム４７とブ
レーキシュー４８との間の摩擦によって行っている． このような両部材４７．４８の摩擦は，経時的に変化す
るとともに、温湿度によっても影響を受け、長期にわた
って安定的なバックテンション付与がきわめて困難であ
るという問題がある．この発明の目的は、前記のような
従来公知のパックテンション付与装置のもつ問題を解消
し、長期にわたって安定的にバックテンションを付与す
ることのできるパックテンション付与装置を提供するに
ある． 課屈を解決するための手段 この発明は前記のような目的を達成するために，インク
シートが巻着されてこれにバックテンシミンを付与する
パックテンション口ーラを，駆動部材に連結された回動
軸に回転可能に軸支し、バックテンションローラと回動
軸とは弾性体で連結し、この弾性体の変位量を一定とす
るように前記駆動部材のトルクを制御する制御手段を設
けている． 作 用 前記のようなパックテンション付与装置において、バッ
クテンションローラと，これを回転可能に軸支する回転
軸とを弾性体で連結していて、前記両部材の回転方向に
おける相対的変位に応じて、この変位に基く弾性体の変
位量を一定とするように、制御部材にょり回動軸の駆動
部材のトルクが調節される。
実施例
第１、２図に示すこの発明の実施例について説明する．
１はインクシートを示し、２はこのインクシート１が懸
張されるバックテンションローラで、ローラ軸３に回転
可能に支持されている．ローラ軸３には半径方向のばね
材４が取付けられ、このばね材４の先端にマグネット５
が股けられており、このローラ軸３はＤＣモータ７のモ
ータ軸６と連結されている．またローラ軸３に取付けた
円板８にはマグネット５と当接する位置にホール素子９
が設けられ、円板８の表裏にはこのホール素子９と接続
された接点１１，１２，１３．１４が設けられている．
これらの接点１１，１２，１３．１４には腐食等の影響
を受けないように金めつき等の保護層が形成されている
．接点１３．１４にはブラシ１５を通じてホール素子９
を作動させるための電圧を供給し、接点１１．１２は磁
束密度の変化に応じて発生した電圧ＶΦをブラシｌ６を
通じて外部に取出すようになっている．バックテンショ
ンローラ２のばね材４と対向する側面に、これを扶持す
る１対のピン１８が設けられ．ローラ２の外周はゴム層
ｌ９で被覆されている． 前記のようなテンション付与装置の作用を説明する． インクシート１を図示しない駆動部材により第１図矢印
Ａの方向に移動し，マグネット５とホール素子９が当接
した状態で出力電圧ＶΦが最大となり、増巾器２ｌから
ゲイン調節器２２に設定された電圧が出力される．この
電圧は電力増巾器２３で電力増巾されてモータ８に印加
され、これによりモータ８はローラ軸３を第１図の矢印
Ｂ方向に回転しようとする． この力はばね材４によってビン１Ｂに伝えられて，イン
クシート１をその移動方向Ａと反対方向へ引張り，パッ
クテンションをかけることとなる．その際それと同時に
ピン１８による反力によってばね材４が左方へ曲り、マ
グネット５とホール素子９との間の距離が増大して出力
電圧ＶΦが小さくなる．その結果，増巾器２１の出力も
減少し，モータ８によるトルクが減少して，インクシー
トｌとホール素子９との距離が所定の距離となるように
作動する． この場合インクシート１を強制的にＡ方向に引張ると、
モータ７のモータ軸６は方向Ｂと反対方向に回転しなが
ら、マグネット５とホール素子９との間の距離が一定に
なるように作動する． 前記のようにして，インクシート１にはつねに一定のテ
ンションが付与され，このテンシミンの大きさは、ばね
材４の強度を変えるか、ゲイン調節器によって増巾器２
１の出力電圧を加減することによって変更される． 発明の効果 この発明は前記のようであって、パックテンション付与
ローラが回動軸に回転可能に軸支され、これらのローラ
及び回動軸を弾性体で連結し、両者の回転方向における
相対的変位に基く弾性体の変位量を、回動軸の駆動部材
のトルクを制御部材で制御することにより一定にするよ
うになっているので、インクシートに従来のもののよう
に摩擦部材を使用してパックテンションをかけるもので
ないため、時間の経過や温湿度の変化に伴う摩擦力の変
動というようなことがなくて、長期にわたって安定した
パックテンションをきわめて容昌に付与することができ
るという効果がある．
張されるバックテンションローラで、ローラ軸３に回転
可能に支持されている．ローラ軸３には半径方向のばね
材４が取付けられ、このばね材４の先端にマグネット５
が股けられており、このローラ軸３はＤＣモータ７のモ
ータ軸６と連結されている．またローラ軸３に取付けた
円板８にはマグネット５と当接する位置にホール素子９
が設けられ、円板８の表裏にはこのホール素子９と接続
された接点１１，１２，１３．１４が設けられている．
これらの接点１１，１２，１３．１４には腐食等の影響
を受けないように金めつき等の保護層が形成されている
．接点１３．１４にはブラシ１５を通じてホール素子９
を作動させるための電圧を供給し、接点１１．１２は磁
束密度の変化に応じて発生した電圧ＶΦをブラシｌ６を
通じて外部に取出すようになっている．バックテンショ
ンローラ２のばね材４と対向する側面に、これを扶持す
る１対のピン１８が設けられ．ローラ２の外周はゴム層
ｌ９で被覆されている． 前記のようなテンション付与装置の作用を説明する． インクシート１を図示しない駆動部材により第１図矢印
Ａの方向に移動し，マグネット５とホール素子９が当接
した状態で出力電圧ＶΦが最大となり、増巾器２ｌから
ゲイン調節器２２に設定された電圧が出力される．この
電圧は電力増巾器２３で電力増巾されてモータ８に印加
され、これによりモータ８はローラ軸３を第１図の矢印
Ｂ方向に回転しようとする． この力はばね材４によってビン１Ｂに伝えられて，イン
クシート１をその移動方向Ａと反対方向へ引張り，パッ
クテンションをかけることとなる．その際それと同時に
ピン１８による反力によってばね材４が左方へ曲り、マ
グネット５とホール素子９との間の距離が増大して出力
電圧ＶΦが小さくなる．その結果，増巾器２１の出力も
減少し，モータ８によるトルクが減少して，インクシー
トｌとホール素子９との距離が所定の距離となるように
作動する． この場合インクシート１を強制的にＡ方向に引張ると、
モータ７のモータ軸６は方向Ｂと反対方向に回転しなが
ら、マグネット５とホール素子９との間の距離が一定に
なるように作動する． 前記のようにして，インクシート１にはつねに一定のテ
ンションが付与され，このテンシミンの大きさは、ばね
材４の強度を変えるか、ゲイン調節器によって増巾器２
１の出力電圧を加減することによって変更される． 発明の効果 この発明は前記のようであって、パックテンション付与
ローラが回動軸に回転可能に軸支され、これらのローラ
及び回動軸を弾性体で連結し、両者の回転方向における
相対的変位に基く弾性体の変位量を、回動軸の駆動部材
のトルクを制御部材で制御することにより一定にするよ
うになっているので、インクシートに従来のもののよう
に摩擦部材を使用してパックテンションをかけるもので
ないため、時間の経過や温湿度の変化に伴う摩擦力の変
動というようなことがなくて、長期にわたって安定した
パックテンションをきわめて容昌に付与することができ
るという効果がある．
第」図はこの発明の実施例の正面図，第２図は同上の平
面図、第３図は従来のパックテンション付与装置の典形
的な例の概略斜面図である。 １・・・インクシート、 ２・・・バックテンションローラ、 ３・・・ローラ軸、 ４・・・ばね材，５・・・
マグネット ６・・・モータ軸、７・・・モータ、
９・・・ホール素子、２１・・・増巾！
２２・・・ゲインＷ！４節器、２３・・・電力増
巾器 惰１図 第３図
面図、第３図は従来のパックテンション付与装置の典形
的な例の概略斜面図である。 １・・・インクシート、 ２・・・バックテンションローラ、 ３・・・ローラ軸、 ４・・・ばね材，５・・・
マグネット ６・・・モータ軸、７・・・モータ、
９・・・ホール素子、２１・・・増巾！
２２・・・ゲインＷ！４節器、２３・・・電力増
巾器 惰１図 第３図
Claims (1)
- １、インクシートが巻着されてこれにバックテンション
を付与するバックテンションローラを、駆動部材に連結
された回動軸に回転可能に軸支し、バックテンションロ
ーラと回動軸とは弾性体で連結し、この弾性体の変位量
を一定とするように、前記駆動部材のトルクを制御する
制御手段を設けたことを特徴とするインクシートのバッ
クテンション付与装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11468989A JPH02293173A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | インクシートのバックテンション付与装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11468989A JPH02293173A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | インクシートのバックテンション付与装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02293173A true JPH02293173A (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14644175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11468989A Pending JPH02293173A (ja) | 1989-05-08 | 1989-05-08 | インクシートのバックテンション付与装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02293173A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0789172A (ja) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Nec Corp | インクリボン搬送機構 |
-
1989
- 1989-05-08 JP JP11468989A patent/JPH02293173A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0789172A (ja) * | 1993-09-22 | 1995-04-04 | Nec Corp | インクリボン搬送機構 |
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