JPH02293170A - 印字装置のベイルローラ開閉装置 - Google Patents

印字装置のベイルローラ開閉装置

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JPH02293170A
JPH02293170A JP11441089A JP11441089A JPH02293170A JP H02293170 A JPH02293170 A JP H02293170A JP 11441089 A JP11441089 A JP 11441089A JP 11441089 A JP11441089 A JP 11441089A JP H02293170 A JPH02293170 A JP H02293170A
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Japan
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motor
bail roller
couplings
opening
bail
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JP11441089A
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Takafumi Nakayasu
中安 啓文
Masaki Kano
叶 雅樹
Takashi Maekawa
敬 前川
Yoshiaki Hosokawa
佳顕 細川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 発明の効果 〔概要〕 プラテン上で印字用紙を押さえるベイルローラを自動開
閉するための印字装置のベイルローラ開閉装置に関し、 駆動力の継断を行うカップリングの連結を、ベイルロー
ラの開閉動作終了時に確実に外すことができるようにす
ることを目的とし、 モータにより駆動されてベイルローラを開閉駆動する駆
動機構に、駆動力の継断自在な一対のカンプリングを設
けて、そのカップリングを電磁マグネットで継断させる
ようにし、駆動機構の動作終了時に、モータの回転と電
磁マグネットの励磁とを停止させた後、モータをさらに
同方向に回転させ、又は/かつ、モータをそれまでと逆
方向に回転させるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、プラテン上で印字用紙を押さえるベイルロー
ラを自動開閉するための印字装置のベイルローラ開閉装
置に関する。
プリンタやタイプライタなと印字装置においては、印字
動作を良好に行わせるために、連続帳票やカントシ一ト
(単票)などを印字ヘッド近傍でプラテンに押さえるベ
イルローラが設けられている。そして近年は、用紙の自
動ローデイングが行われるのに伴って、ベイルローラを
自動開閉する装置が設けられている。
〔従来の技術〕
この種の印字装置のベイルローラ開閉装置においては、
モータにより駆動されてベイルローラの開閉駆動を行う
駆動機構の途中に、駆動力の継断自在な例えばかさ歯車
などの一対のカップリングを設けたものがある。特に、
モータを他の用途(ラインフィード又はスペーシングな
ど)と兼用している場合には、このようなカップリング
が不可欠なものである。そして、駆動力の継断を行う方
向にカップリングを駆動するには、一般に電磁マグネッ
トが用いられている。
このようなベイルローラ開閉装置は、従来は、ベイルロ
ーラの開閉動作終了時(即ち駆動機構の動作終了時)に
は、ベイルローラが全開又は全閑の位置に達してモータ
による駆動が完全に終了した後に、電磁マグネットをオ
フにしていた。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかし、ベイルローラの開閉動作終了時に、厳密に正確
な終了位買でモータをオフさせるように制御するのは非
常に困難である。したがって、モータは、本来の終了位
置を越えたところまで回転してオフされ、あるいは、本
来の終了位置より手前でオフされることになる。
このように、モータが本来の駆動終了位置を越えたとこ
ろまで回転してオフされると、回転力が加えられた状態
でカップリングが停止するので、その後で電磁クラッチ
をオフしてもカップリングの連結が外れないことがある
また、モータが本来の駆動終了位置より手前でオフされ
ると、ベイルローラが全開又は全閉よりも手前で停止し
て、ベイルローラを全開方向又は全閉方向に付勢するト
ーションバネの付勢力などによって、カップリングに回
転力が加えられた状態で停止してしまう。その結果、そ
こで電磁クラッチをオフしても、カップリングの連結が
外れないことがある。
また異常な使用をした場合、例えばベイルローラが開閉
動作を終了する前に、ベイルローラで手などを挟んでし
まったような場合には、カップリングにモータの回転力
が加えられた状態で停止してしまい、やはり、その後で
電磁クラッチをオフしてもカップリングの連結が外れな
いことがある。
そして、カップリングが外れないと、装置に負担がかか
るだけでなく、例えばモータを他の用途と兼用している
ような場合には、モータが回転しなくなって印字不能に
なってしまう等の不具合が発生していた。
このような問題を解決するためには、モータの停止タイ
ミングを、ベイルローラの開閉動作終了位置に正確に合
致させればよいが、そのような正確な制御を行う為には
、部品精度及び組立精度等を非常に高精度にする必要が
あって、大幅なコスト高になってしまう。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、駆動力の
継断を行うカップリングの連結を、ベイルローラの開閉
動作終了時に確実に外すことができる、印字装置のベイ
ルローラ開閉装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明の印字装置のベイル
ローラ開閉装置は、第1図に示されるように、印字用紙
を巻き付けるプラテン2と、上記プラテン2に印字用紙
を押さえるベイルローラ4と、モータ6により駆動され
て上記ベイルローラ4を開閉駆動する駆動機構7と、上
記駆動機横7中に設けられて、駆動力の継断自在な一対
のカップリング64.71と、駆動力の継断を行う方向
に上記カップリング64.71を駆動する電磁マグネッ
ト80と、上記モータ6の動作と上記電磁マグネット8
0の動作とを連動して制御する制御手段9とを設け、上
記制御手段9が、上記駆動機横7の動作終了位置の直前
で、まず上記モータ6の回転と上記電磁マグネット80
の励磁とを停止した後、上記モータ6をさらに同方向に
回転させるようにし、または、上記制御手段9が、上記
駆動機構7の動作終了時に、上記モータ6の回転と上記
電磁マグネット80の励磁とを停止した後、上記モータ
6をそれまでと逆方向に回転させるようにし、あるいは
、上記制御手段9が、上記駆動機構7の動作終了位買の
直前で、まず上記モータ6の回転と上記電磁マグネット
80の励磁を停止した後、上記モータ6をさらに同方向
に回転させ、次いで逆方向に回転させるようにしたこと
を特徴とする。
〔作用〕
ベイルローラ4の開閉駆動機構7の動作終了位置の直前
で、モータ6の回転を停止させると、ベイルローラ4は
、その自重により又は別に設けられた付勢手段などによ
って、動作の終了方向に倒れる。そして、その力がカッ
プリング64:11に加わるので、そこで電磁マグネッ
ト80の励磁を停止しても、カップリング64.71の
連結が外れないことがある。
しかし、続いてモータ6を同方向に回転させれば、モー
タ6だけが同方向に回転することにより、カップリング
64.71間に力の加わらない瞬間が発生し、そのとき
にカップリング64.71の連結が外れる。
また、ベイルローラ4の開閉動作終了前にベイルローラ
4に異物を挾んでしまったような場合には、ベイルロー
ラ4が途中で停止してしまい、カップリング64.71
間には開閉動作方向に力が加わったままになる。その結
果、モータ6の回転と電磁マグネット80の励磁とを停
止しても、カップリング64.71の連結が外れない場
合がある。
しかし、そこでモータ6を逆方向に回転させることによ
り、次の瞬間にはカップリング64,71間に力の加わ
らない瞬間が生じて、カップリング84.71間の連結
が外れる。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は本発明を適用したプリンタを示しており、2は
、印字用紙1を巻き付けるプラテンであり、ラインフィ
ードモータ3により回転駆動される。2aは、プラテン
2を手動で回転させる手動ノブである。4は、プラテン
2に印字用紙lを押さえるベイルローラ。5は、プラテ
ン2に沿って移動して印字用紙lの表面に印字をするワ
イヤドット式の印字ヘッド。10は操作パネルである。
なお、印字ヘッド5は、ワイヤドット式に限らず、熱転
写式その他のヘッドでもよく、また、本発明はプリンタ
に限らず、タイブライタその他の印字装置に適用するこ
とができる。また印字ヘッド5は、文字、記号に限らず
、図形、パターンなどを印刷するものであってもよい。
第3図及び第4図は、ベイルローラ4が開いた状態及び
閉じた状態の実施例の側面図であり、第5図及び第6図
は、矢視V方向の部分断面図及び矢視■方向の部分断面
図である。また、第7図は、ベイルローラ4が閉じた状
態の斜視図である。
2はプラテンであり、例えば減速歯車を介して、ライン
フィードモータ3によって回転駆動させる。
スペースモータ6の紬60には、プーリー6laが設け
られ、プーリー61aには、第7図に示されるように、
他方のブーリー6lbとの間にタイミングベルト62が
張架されている。
タイミングベルト62には、印字ヘッド5を搭載したキ
ャリッジlOが接続され、一対のガイド10,11に沿
ってキャリッジ10及び印字ヘッド5をプラテン2に沿
ってスペーシング移動させる。
スペースモータ6の軸60は、ベアリング63によって
ブラケット70に支持されており、その先端に、かさ歯
車64が設けられている。ブラケット70には、軸71
aを回転し、かさ歯車64と係合するかさ歯車71が設
けられ、これに接続して回転アーム(クランク)72が
設けられている。このように、互いに噛み合う2つのか
さ歯車64.71によって一対のカップリングが構成さ
れている。
回転アーム72は、先端にベイルローラ4を有し、支点
40を中心に回転するペイルアーム4bとロツド73に
より接続されている。
74は、軽いばね力のトーションバネであり、ベイルロ
ーラ4を閉じたとき(第3図の状態)にはベイルローラ
4をプラテン2に押し付けるように付勢し、ベイルロー
ラ4を開いたとき(第4図の状態)には、ベイルローラ
4をストツパ75に押し付けるように付勢する。
又、ブラケット70には、支点8lbを中心に回動する
クラッチレバ−81と、クラッチレバー8lを駆動する
電磁マグネット80と、クラッチレバー8lに復帰力を
与えるコイルバネ82と、クラッチレバ−81でかさ歯
車7lをスライド移動するための押圧部材83が設けら
れている。
クラッチレバー8lの先端81aは、第6図に示される
ように、断面が斜めに形成されており、電磁マグネット
80の動作により下方へ付勢され、ブラケノト70と押
圧部材83との間に入り込んでいる。そして、押圧部材
83を第6図の右方へ移動させることによって、かさ歯
車71を同方向にシフトし、スペースモータ6に連結さ
れたかさ歯車64と係合させる。
第3図に示される9は制御部であり、マイクロプロセッ
サ(MPU)9 1及びRAM92,ROM93などに
より構成されている。そして、操作パネルIOからの入
力信号、又はホスト機器からの入力信号などにもとづい
て、ラインフィードモータ3、スペースモータ6及び電
磁マグネット80などの各駆動回路に制御信号を出力す
る。
第8図ないし第10図は、上記実施例の動作を説明する
ための斜視図。第11図は制御動作を示すタイムチャー
ト図である。
以下、各図を参照して上記実施例の動作を説明する。
l)通常の状態では、電磁マグネット80はオフであり
、第7図に示されるように、かさ歯車7lとかさ歯車6
4とは係合していない。又、スぺ一スモータ6も回転し
ておらず、ベイルローラ4は閉じた状態にある。
2)この状態で、印字用紙lのロード信号が制御部9に
入力すると、ロードに先立って、電磁マグネット80が
オンとなり、第8図に示されるように、クラッチレバ−
81により、かさ歯車7lがシフトし、かさ歯車71.
64どうしが噛み合う。
この時、クラッチレバ−81の先端81aは、第6図に
示されるように、押圧部材83を介してかさ歯車7lを
シフトするので、かさ歯車7lがクラッチレバー8lの
先端81aによって斜めになることなく、水平にシフト
される。そして、スペースモータ6が、ベイルローラ4
を開く方向に回転し始める。
その結果、第8図に示されるようにかさ歯車64,7l
を介して回転アーム72が回動し、ロツド73を介して
ペイルアーム4bが回動され、ベイルローラ4が開き方
向に移動する。
3)スペースモータ6が、ベイルローラ4を、例えば全
開までの四分の三ほど開いた時点で、スペースモータ6
が一時停止する(第11図の■)。
停止時間は例えば0.05秒であり、後述する■以降の
停止時間も同様である。これによって、やや遅れてベイ
ルローラ4の開き動作が一時停止し、その慣性力が止め
られる。
4)スペースモータ6は、一時停止後には元の速度と同
速度で回転してベイルローラ4を開き、全開位置の直前
で再び一時停止する(第11図の■)。したがって、ベ
イルローラ4は、ストツパ75にぶつかる直前で停止し
、トーションバネ74によって、全開方向に付勢される
。その結果、この状態では、停止前とは逆に、一対のか
さ歯車64.71は、回転アーム72側(即ちベイルロ
ーラ4側)のかさ歯車7lの方が進んだ状態で歯と歯が
押し合う状態で停止する。
そして、0.05秒間の停止中に電磁マグネット80が
オフされる。しかし、この状態では、かさ歯i[71,
64はトーションバネ74の付勢力によって生じる面圧
によって、噛み合いが外れない状態にある。
5)つづいて、スペースモータ6を開き方向に回転させ
ると(第11図の◎)、ベイルローラ4はストッパ75
にぶつかって停止し、回転アーム72側のかさ歯車7I
は停止する。しかし、スペースモータ6側のかさ歯車6
4はさらに回転をするので、次の瞬間にかさ歯車71.
64どうしの接触面が離れて、かさ歯車71.64の噛
み合いが解除され、ベイルローラ4は、トーションバネ
74の付勢力によって、ストッパ75に軽く押し付けら
れた状態で安定する。
6)スペースモータ6を、ベイルローラ4の全開位置よ
りさらに開く位置まで回転(空回り)させた後、閉じ方
向に逆回転させる(第11図の■)。これによって、ベ
イルローラ4とストッパ75との間に異物が挟まって、
ベイルローラ4が途中で止まってしまっているような場
合にも、かさ歯車71.64どうしの噛み合いが解除さ
れる。
即ち、異物が挟まったときには、一対のかさ歯車71.
64のうち、スペースモータ6側のかさ歯車64の方が
進んだ状態で歯と歯が押し合う状態で停止するので、ス
ペースモータ6を逆回転させることによって、かさ歯車
71.64どうしの接触面が離れて、かさ歯車71.8
4の噛み合いが解除される。
7)このようにしてベイルローラ4が全開になると、ラ
インフィードモータ3が駆動されて、印字用紙Iがロー
ディングされる。そして、印字用紙1のローディングが
終了すると、第11図のように再び電磁マグネット80
がオンとなり、クラッチレバ−81によりかさ歯車71
.64を噛み合わせる。そして、スペースモータ6が、
ベイルローラ4を閉じる方向に回転し始める。
その結果、第LO図に示されるように、がさ歯車64.
71を介して回転アーム72が回転し、ロツド73を介
してペイルアーム4bが回動され、ベイルローラ4が閉
じ方向に移動する。
8)スペースモータ6が、ベイルローラ4を、例えば全
閉までの三分の二ほど閉じた時点で、スペースモータ6
が一時停止する(第11図の■)。
これによって、やや遅れてベイルローラ4の閉じ動作が
一時停止し、その慣性力が止められる。本実施例のよう
に、ベイルローラ4を開閉駆動するロッド73が片持ち
になった構造では、スペースモータ6を停止させても、
ペイルロ一ラ4のロツド73のない側は慣性力である程
度そのまま移動してしまう。したがって、ベイルローラ
4の全閉直前で突然スペースモータ6を停止させても、
ヘイルローラ4は、ロッド73のない側でプラテン2に
ぶつかってしまう。そこで、スペースモータ6を停止さ
せてもベイルローラ4がプラテン2にぶつからない、全
閉よりかなり手前の位置でスペースモータ6を一時停止
させて、ベイルローラ4の慣性力を減殺するのである。
9)スペースモータ6は、再び元の速度で回転してベイ
ルローラ4を閉じ、途中でもう一回一時停止して(第1
1Cの■)慣性力を減らした後、全閉位置の直前で一時
停止する(第11図の■)。
したがって、ベイルローラ4は、プラテン2にぶつかる
直前で停止し、トーションバネ74によって全閉方向に
付勢される。その結果、この状態では、停止前とは逆に
、一対のかさ歯車71.64は、回転アーム72側(即
ちベイルローラ4側)のかさ歯車71の方が進んだ状態
で歯と歯が押し合う状態になる。
そして、その停止中に、電磁マグネット80がオフされ
る。しかし、この状態では、かさ歯車7l,64はトー
ションバネ74の付勢力によって生じる面圧によって、
噛み合いが外れない状態にある。
10)つづいて、スペースモータ6を閉じ方向に回転さ
せると(第11図の■)、ベイルローラ4はプラテン2
にぶつかって停止し、回転アーム72側のかさ歯車7l
は停止する。しかし、スペースモータ6側のかさ歯車6
4はさらに回転をするので、次の瞬間にがさ歯車71.
64どうしの接触面が離れて、かさ歯車71.64の噛
み合いが解除され、ベイルローラ4は、トーションバネ
74の付勢力によって、プラテン2に軽く押し付けられ
た状態で安定する。
11)スペースモータ6を、ベイルローラ4の全開位置
よりさらに閉じる位置まで回転(空回り)させた後、開
き方向に逆回転させる(第11図の■)。これによって
、ベイルローラ4とプラテン2との間に異物が挟まって
、ベイルローラ4が途中で止まってしまっているような
場合にも、かさ歯車71.64どうしの噛み合いが解除
される。即ち、異物が挟まったときには、一対のかさ歯
車71.64のうち、スペースモータ6側のかさ歯車6
4の方が進んだ状態で歯と歯が押し合う状態で停止する
ので、スペースモータ6を逆回転させることによって、
かさ歯車71.64どう(7の接触面が離れて、かさ歯
車71.64の噛み合いが解除される。
このようにしてベイルローラ4を閉じる動作が終了する
。この間、スペースモータ6によって印字ヘッド5がプ
ラテン2に沿って左右に動くが、印刷開始前なので差し
支えない。このあと、印字が開始される。
又、これ以降は、電磁マグネット80がオンとならず、
スペースモータ6の動力はベイルローラ4の駆動機構へ
伝達されないので、スペースモータ6で印字ヘッド5を
スペーシング移動しても、ベイルローラ4は開閉動作し
ない。
なお、上記実施例においては、スペースモータ6の回転
速度は一定とした。したがって、スペシング動作に用い
られる回転速度をそのまま用いるとかできる。ただし、
途中でスペースモータ6の回転速度を変化させてもよい
また、スペースモータ6の一時停止回数は、ヘイルロー
ラ4の慣性力との関係などによって決めればよく、本発
明においては全開状態から全閉状態になる動作の間に、
少なくとも1回一時停止させるものであればよい。
第12図は、本発明の第2の実施例の動作を示すタイム
チャート図である。
この実施例は、制御部9が、スペースモータ6の回転速
度を徐々に遅くするようにしたものである。スペースモ
ータ6としてステップモー夕が用いられる場合には、ベ
イルローラ4開閉用のスルーイングデータをROM93
に予め記憶しておけばよい。また、ベイルローラ4か全
開又は全閑になる際の、かさ歯車71.64の噛み合い
を解除する動作は、前述の第1の実施例の場合と同じで
ある。
なお、上記各実施例においては、スペースモータ6をベ
イルローラ4の開閉駆動源として用いたものを示したが
、本発明は、ラインフィードモータ3又はその他のモー
タをベイルローラ4の開閉駆動源としたものであっても
よい。
〔発明の効果〕
本発明の印字装置のベイルローラ開閉装置によれば、ベ
イルローラの開閉動作の終了時、及びベイルローラで異
物を挟んでしまったような場合などにも、駆動力の継断
を行うカップリングの連結を確実に外して、不具合の発
生を未然に防止することができる。しかも、駆動機構の
各部品や組立て調整などを特別に高精度なものにする必
要がなく、低コストでこのような優れた効果を得ること
ができる。
80・・・電磁マグネット。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は実施例のプリンタの斜視図、 第3図及び第4図は実施例の側面図、 第5図は矢視■方向の部分断面図、 第6図は矢視■方向の部分断面図、 第7図は実施例の斜視図、 第8図ないし第lロ図は実施例の動作説明図、第11図
は実施例のタイムチャート図、第12図は他の実施例の
タイムチャート図である。 図中、2・・・プラテン、 4・・−ベイルローラ、 6・・・モータ、 7・・・駆動機構、 9・・・制御手段、 64.71・・・カップリング、 太@月の構稈図 第1図 実yMlIn7i>夕/)SMI刀 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、印字用紙を巻き付けるプラテン(2)と、上記プラ
    テン(2)に印字用紙を押さえるベイルローラ(4)と
    、 モータ(6)により駆動されて上記ベイルローラ(4)
    を開閉駆動する駆動機構(7)と、上記駆動機構(7)
    中に設けられて、駆動力の継断自在な一対のカップリン
    グ(64、71)と、駆動力の継断を行う方向に上記カ
    ップリング(64、71)を駆動する電磁マグネット(
    80)と、 上記モータ(6)の動作と上記電磁マグネット(80)
    の動作とを連動して制御する制御手段(9)とを設け、 上記制御手段(9)が、上記駆動機構(7)の動作終了
    位置の直前で、まず上記モータ(6)の回転と上記電磁
    マグネット(80)の励磁とを停止した後、上記モータ
    (6)をさらに同方向に回転させるようにしたことを特
    徴とする印字装置のベイルローラ開閉装置。 2、印字用紙を巻き付けるプラテン(2)と、上記プラ
    テン(2)に印字用紙を押さえるベイルローラ(4)と
    、 モータ(6)により駆動されて上記ベイルローラ(4)
    を開閉駆動する駆動機構(7)と、上記駆動機構(7)
    中に設けられて、駆動力の継断自在な一対のカップリン
    グ(64、71)と、駆動力の継断を行う方向に上記カ
    ップリング(64、71)を駆動する電磁マグネット(
    80)と、 上記モータ(6)の動作と上記電磁マグネット(80)
    の動作とを連動して制御する制御手段(9)とを設け、 上記制御手段(9)が、上記駆動機構(7)の動作終了
    時に、上記モータ(6)の回転と上記電磁マグネット(
    80)の励磁とを停止した後、上記モータ(6)をそれ
    までと逆方向に回転させるようにしたことを特徴とする
    印字装置のベイルローラ開閉装置。 3、印字用紙を巻き付けるプラテン(2)と、上記プラ
    テン(2)に印字用紙を押さえるベイルローラ(4)と
    、 モータ(6)により駆動されて上記ベイルローラ(4)
    を開閉駆動する駆動機構(7)と、上記駆動機構(7)
    中に設けられて、駆動力の継断自在な一対のカップリン
    グ(64、71)と、駆動力の継断を行う方向に上記カ
    ップリング(64、71)を駆動する電磁マグネット(
    80)と、 上記モータ(6)の動作と上記電磁マグネット(80)
    の動作とを連動して制御する制御手段(9)とを設け、 上記制御手段(9)が、上記駆動機構(7)の動作終了
    位置の直前で、まず上記モータ(6)の回転と上記電磁
    マグネット(80)の励磁を停止した後、上記モータ(
    6)をさらに同方向に回転させ、次いで逆方向に回転さ
    せるようにしたことを特徴とする印字装置のベイルロー
    ラ開閉装置。
JP11441089A 1989-03-10 1989-05-08 印字装置のベイルローラ開閉装置 Pending JPH02293170A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11441089A JPH02293170A (ja) 1989-05-08 1989-05-08 印字装置のベイルローラ開閉装置
EP90104511A EP0388734B1 (en) 1989-03-10 1990-03-09 Printer having a bail roller opening and closing mechanism
DE69010723T DE69010723T2 (de) 1989-03-10 1990-03-09 Drucker mit einem Mechanismus zum Öffnen und Schliessen des Bügels.
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