JPH02292955A - 網点領域分離方法 - Google Patents

網点領域分離方法

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JPH02292955A
JPH02292955A JP1113240A JP11324089A JPH02292955A JP H02292955 A JPH02292955 A JP H02292955A JP 1113240 A JP1113240 A JP 1113240A JP 11324089 A JP11324089 A JP 11324089A JP H02292955 A JPH02292955 A JP H02292955A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
matrix
peak
halftone
dot
Prior art date
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Pending
Application number
JP1113240A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Watanabe
英行 渡辺
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデジタル多階調画像信号によって表現される画
像の網点領域の分離方法に関する.〔従来の技術〕 網点て表現された絵と文字等の線画の混在した画像を再
生する場合、画質向上のためには網点部にモアレ除去の
処理を、線画に鮮鋭化処理を施すことが好ましい。また
、画像を伝送する場合、圧縮率向上のためには網点部を
ある値に置き換える処理を施すことが好ましい。
このような処理を行うためには、その前処理として画像
の網点領域を非網点領域から分離する必要がある. この網点領域の分離方法としては、沖電気研究開発,第
132号, Vol. 5 3 , Nu4 (昭和6
1年10月)のpp.71−76に所載の″網点写真の
ドットプリンタによる再現゛′に述べられている方法が
知られている。この方法においては、次元の画像信号の
差分の符号を求め、差分の符号が変化する画素位置を調
べ、次の条件を満たす場所をそれぞれ極点とする。
(a)  差分の符号が変わったとき。
(b)  差分が零の前後で差分値の符号が変わったと
き。
(c)  前の極点との間隔が予め定めた閾値となった
とき。
そして、次の条件を満たす極点間を網点領域とする. (イ)極点間の区間長L (i) ,予め定めた閾値T
HI,TH2に THl<L (i)<TH2 の関係が成立する。
(口)現区間長L (i) ,その前の区間長L(i−
1),予め定めた閾値TH3に IL (i) −L (i−1)l≦THの関係が成立
する. [発明が解決しようとする課題] しかし、この従来方法のアルゴリズムによれば、文字部
や写真部にも多くの極点が検出されるため、高分離率を
望めない。特に、一次元で処理を行うため、網点率の低
い網点部、網点率の高い網点部、または.原稿が回転す
るなどして水平方向からスクリーン角が少しずれた網点
部は、極点間の区間長が長くなるので,文字部との分離
が不可能である。
よって本発明の目的は、上記のような問題を解消できる
新いし網点領域分離方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の網点領域分離方法は、デジタル多階調画像信号
から網点の山または谷ピーク(極点)を検出することに
よって網点領域を分離する方法であり、その特徴は網点
のビータ画素の検出方法にある。
すなわち本発明にあっては、デジタル多階調画像信号に
よって表現されるM×Mマトリックス内の二次元の濃淡
パターンにおいて、 (a)中心画素がマトリックス内の最大濃度で、マトリ
ックス内の平均濃度が一定値を越え、かつ中心画素の最
大濃度差が平均濃度に応じて変化する閾値より大きいと
きに、この中心画素を網点の山ピーク画素として抽出し
、また (b)中心画素がマI−リックス内の最小濃度で、かつ
マトリックス内の平均濃度が一定値を越えるときは、こ
の中心画素を網点の谷ピーク画素として抽出する。
〔作 用〕
本発明によれば、局所的な二次元パターンを調べること
によって網点の山または谷のピーク画素を抽出するため
、従来のような一次元のパターンを調べる方法に比べ、
網点率の低い、あるいは高い網点領域、スクリーン角の
傾いた網点領域等でも網点のピーク画素の抽出精度が上
がる.また、中心画素の最大濃度差(中心画素の濃淡と
マトリックス内の他の画素の最小濃度との差)およびマ
トリックス内の平均濃度を考慮し、さらに山ピーク画素
の判定閾値を平均濃度に応じて変化させるため、スキャ
ナで読み取った場合に黒画素が多くなる線の交差部分や
、濃度の小さい網点部でも高い抽出精度が得られる。
[実施例〕 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である.第
1図において,1は網点のピーク画素を抽出する部分、
2は抽出されたピーク画素より網点領域の分離判定を行
う部分である. ピーク画素抽出部1において、3は外部より入カするデ
ジタル多階調画像信号を一時的に蓄積するメモリ、4は
3X3(一般的にはM×M)のマトリックス内の画素の
平均濃度を演算する平均濃度演算部,5は3×3のマト
リックス内の中心画素(注目画素)と他の画素との最大
濃度差を演算する最大濃度差演算部、6は第4図に示す
判定アルゴリズムによって3X3のマトリックス内の中
心1画素が網点の山または谷のピーク画素であるか否か
を判定する判定部である。
3X3のマトリックス内の各画素の濃度レベルを第2図
のように表し、ピーク画素の判定について説明する。
まず、判定部6は,マトリックス内の中心画素の濃度レ
ベルLcがマトリックス内で最大であるとき、すなわち
L c > L LかつL c ) L 2かツLc 
> L 3かつLC>L4かつL c > L 5かつ
Lc>L6かつLc>L7かつL c > L 8のと
きに、中心画素を山ピークであると判定し、また濃度レ
ベルLcがマトリックス内で最小のとき、すなわちL 
c ( L LかつL c < L 2かつL c (
 L 3かつL c < L 4かつLO<L5かつL
 c < L 6かつLc < L 7かつL c (
 L 8のときに、中心画素を谷ピークであると判定す
る. 中心画素が山ピークの場合、マトリックス内の平均濃度
(平均濃度演算部4の演算値)と閾値th1およびth
2 (第3図)を比較する.そして、平均濃度≦thl
のときは中心画素を網点のピーク画素でないと判定する
. thl(平均濃度(th2のときは,最大濃度差演算部
5によって演算された最大濃度差lLc−マトリックス
内最小濃度レベル1を平均濃度に比例した閾値Kx(平
均濃度)と比較し,最大濃度差)KX (平均濃度)の
ときは、中心画素を網点の山ピーク画素であると判定し
、そうであれば網点の山ピーク画素でないとする。
ただし、K=th3/th2である(第3図).また,
平均濃度≧th2のときは,最大濃度差と閾値th3を
比較し、最大濃度差)th3であれば中心画素を網点の
山ピーク画素であると判定し、そうでなければ網点の山
ピーク画素でないとする. すなわち、第3図の斜線の範囲にはいる山ビークの中心
画素が、網点の山ピーク画素として抽出される。
中心画素が谷ピークの場合、マトリックス内の平均濃度
が閾値th4より大きいときに、中心画素を網点の谷ピ
ーク画素であると判定し、そうでなければ網点のピーク
画素でないとする.なお,山ピークでも谷ピークでもな
い中心画素は網点のピーク画素の判定から除去されるこ
とは当然である. 同様のピーク画素抽出が、注目画素を1画素ずつ移動し
ながら実行される. 次に網点領域分離判定部2について説明する.7はピー
ク画素抽出の結果を一時的に記憶するメモリ、8はNX
N (ただしN)M)の大きさのブロックを単位として
,網点の山ピーク画素と谷ピーク画素の個数を別々に計
数し、大きいほうの計数値を出力する計数部である。9
は網点領域の分離判定を行う判定部であり、第5図はそ
の判定アルゴリズムのフローチャート、第6図はその説
明図である. 判定部9においては、計数部8による計数値が閾値th
5より大きければ、注目ブロックの中心画素を仮網点画
素とする. 次に注目する仮網点画素(第6図の0印)の1ライン前
の画素(第6図のΔ印)とその直前の画素(第6図の口
印)が共に網点部の画素であると判定されている場合、
注目の仮網点画素から9画素離れた同一ライン上の左右
の画素(第6図のX印)の一方でも仮網点画素であれば
、注目の仮網点画素を網点部の画素であると判定する.
Δ印画素と口印画素の一方でも網点部の画素でない場合
,左右のX印画素が両方とも仮網点画素ならば注目の仮
網点画素(0印)を網点部の画素であると判定する。
注目の仮網点画素が以上のいずれの条件も満たさないと
きは、それを非網点部の画素であると判定する. 第7図に本発明を適用した複写機の画像信号処理系を示
す、12は第1図に示したような網点領域分離回路であ
り、外部より入力するデジタル多階調画像信号から網点
領域と非網点領域の分離判定を行い、領域の区別信号を
出力する.なお,このデジタル多階調画像信号は、モノ
クロ再生の場合は輝度信号、カラー再生であれば色分解
後の各色信号である. デジタル多階調画像信号は、文字領域処理用の鮮鋭化処
理回路13およびディザ処理回路14によって順次処理
され、また網点領域処理用の平滑処理回路15およびデ
ィザ処理回路16によって順次処理され、それぞれの処
理出力信号は画像信号選択回略17に入力する。ディザ
処理回路14では解像度を重視したべイヤー(Baye
r)型のディザマトリックスが用いられ、他方のディザ
処理回路16では階調性を重視した渦巻き型のディザマ
トリックスが用いられている。
画像信号選択回路17は、網点領域分離回路12の出力
が網点領域を示している時にディザ処理回路16からの
入力画像信号を外部へ出力し、非網点領域を示している
時にディザ処理回路14からの入力画像信号を外部へ出
力する。
なお、処理対象の画像に連続写真で表現された絵が混在
する場合は、エッジ密度を利用する方法(例えば特開昭
58−115975号明細書に述べられている方法)で
写真部を除去したのち、本発明を適用することにより、
網点領域、写真領域、文字(線画)領域の分離が可能で
ある.〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、従来
よりも網点のピーク画素の抽出精度が向上し、網点領域
を高精度に分離することができるため、網点領域と文字
領域等が混在した画像の高画質再生や効率的伝送等が可
能となる.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図,第2図は
3X3のマトリックス内の濃度配列を示す図、第3図は
網点の山ピーク画素の抽出範囲を示す図、第4図は網点
のピーク画素の抽出アルゴリズムを示すフローチャート
、第5図は網点領域の分離判定のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、第6図は網点領域の分離判定の説明図、
第7図は本発明を適用した複写機の画像信号処理系のブ
ロック図である. 1・・・ピーク画素抽出部、 2・・・網点領域分離判定部, 3・・・メモリ、4・
・・平均濃度演算部、 5・・・最大濃度差演算部、6
・・・判定部、 7・・・メモリ、 8・・・計数部、
9・・・判定部. 第3 図 図 副 元−−X−−−−−−−−一口Q−−−−−−−−−X
−一−第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)デジタル多階調画像信号によって表現されるM×
    Mマトリックス内の二次元の濃淡パターンにおいて、中
    心画素がマトリックス内の最大濃度で、マトリックス内
    の平均濃度が一定値を越えかつ中心画素の最大濃度差が
    平均濃度に応じて変化する閾値より大きいとき、および
    中心画素がマトリックス内の最小濃度でかつマトリック
    ス内の平均濃度が一定閾値を越えるときに、それぞれ中
    心画素を網点のピーク画素として抽出することを特徴と
    する網点領域分離方法。
JP1113240A 1989-05-02 1989-05-02 網点領域分離方法 Pending JPH02292955A (ja)

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