JPH02292534A - デイスクパツドの表面焼き方法 - Google Patents
デイスクパツドの表面焼き方法Info
- Publication number
- JPH02292534A JPH02292534A JP10908089A JP10908089A JPH02292534A JP H02292534 A JPH02292534 A JP H02292534A JP 10908089 A JP10908089 A JP 10908089A JP 10908089 A JP10908089 A JP 10908089A JP H02292534 A JPH02292534 A JP H02292534A
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- Japan
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- disc pad
- pad
- disc
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、ディスクパッドの表面焼き方法に関するも
のである。
のである。
ディスクパッドの表面焼きは、ディスクパッドの初期性
能の向上、具体的には初期フェード現象を防止する目的
でなされ、ディスクバフドの摩擦材の結合剤の硬化反応
の安定化のために150〜3 0 0 ’Cの温度で数
時間熱処理を行った後になされる。従来、この種のディ
スクパッドの表面焼きは、電熱又はガスバーナの炎にて
400〜800゜C程度に加熱した熱板上に、ディスク
パッドの摩擦材の表面を押し付けてなされていた。
能の向上、具体的には初期フェード現象を防止する目的
でなされ、ディスクバフドの摩擦材の結合剤の硬化反応
の安定化のために150〜3 0 0 ’Cの温度で数
時間熱処理を行った後になされる。従来、この種のディ
スクパッドの表面焼きは、電熱又はガスバーナの炎にて
400〜800゜C程度に加熱した熱板上に、ディスク
パッドの摩擦材の表面を押し付けてなされていた。
〔発明が解決しようとする課題]
しかしながら、このような従来のディスクパッドの表面
焼き方法にあっては、加熱により、ディスクパッドの摩
擦材から有機ガスが放出され、この有機ガスからタール
が生成される。そして、このタールは、燃焼されること
なく残存し、ディスクパッドを汚損するのみならず、熱
板上に蓄積されるため、表面焼き終了後のディスクパッ
ドからクールを拭き取り、清掃をしなければならず、更
に所定周期毎に熱板を清掃しなければならず、極めて作
業能率の悪いものであった。加えて、このタールについ
ては、近時、有害とされているため、作業者にとっての
作業環境も良くないものであった。
焼き方法にあっては、加熱により、ディスクパッドの摩
擦材から有機ガスが放出され、この有機ガスからタール
が生成される。そして、このタールは、燃焼されること
なく残存し、ディスクパッドを汚損するのみならず、熱
板上に蓄積されるため、表面焼き終了後のディスクパッ
ドからクールを拭き取り、清掃をしなければならず、更
に所定周期毎に熱板を清掃しなければならず、極めて作
業能率の悪いものであった。加えて、このタールについ
ては、近時、有害とされているため、作業者にとっての
作業環境も良くないものであった。
この発明は、このような従来の技術的課題に鑑みてなさ
れたものであり、その構成は、ディスクパッドの初期性
能の向上のために、ディスクパッドの摩擦材の表面を高
温に加熱するディスクパッドの表面焼き方法であって、
ディスクパッドの摩擦材の表面を、ガスバーナの炎によ
って直接焼くディスクパッドの表面焼き方法である。
れたものであり、その構成は、ディスクパッドの初期性
能の向上のために、ディスクパッドの摩擦材の表面を高
温に加熱するディスクパッドの表面焼き方法であって、
ディスクパッドの摩擦材の表面を、ガスバーナの炎によ
って直接焼くディスクパッドの表面焼き方法である。
そして、摩擦材を上側としてディスクパッドをコンベア
によって移送し、このディスクパッドをガスバーナの炎
の下方を通過させるディスクパッドの表面焼き方法とす
ることができる.〔作用〕 しかして、ディスクパッドの摩擦材の表面は、ガスバー
ナの炎によって、直接高温に加熱される.その際、摩擦
材の表面が、700〜800゜C程度に昇温するように
することが好ましい.このようなディスクパッドの表面
焼きによって、ディスクパッドの初期性能の向上、具体
的には初期フェード現象の防止が図られると同時に、デ
ィスクパッドの摩擦材に混入されている摩擦性能調整剤
、結合剤等から有機ガスが放出され、夕一ルが生成され
る.しかしながら、このタールは、ガスバーナの炎にて
直接高m(7oo〜800゜C程度)に加熱され、瞬時
に燃焼するため、ディスクパッドの表面に付着したまま
とはならない.摩擦材を上側としてディスクパッドをコ
ンベアによって手多送し、このディスクパッドをガスバ
ーナの炎の下方を通過させれば、同様の作用が得られる
他、ディスクパッドの表面焼き作業が連続的になされる
と共に、コンベア」二に流出するタールもガスバーナの
炎にて燃焼されるため、コンベア上にクールが蓄積され
ることもない。
によって移送し、このディスクパッドをガスバーナの炎
の下方を通過させるディスクパッドの表面焼き方法とす
ることができる.〔作用〕 しかして、ディスクパッドの摩擦材の表面は、ガスバー
ナの炎によって、直接高温に加熱される.その際、摩擦
材の表面が、700〜800゜C程度に昇温するように
することが好ましい.このようなディスクパッドの表面
焼きによって、ディスクパッドの初期性能の向上、具体
的には初期フェード現象の防止が図られると同時に、デ
ィスクパッドの摩擦材に混入されている摩擦性能調整剤
、結合剤等から有機ガスが放出され、夕一ルが生成され
る.しかしながら、このタールは、ガスバーナの炎にて
直接高m(7oo〜800゜C程度)に加熱され、瞬時
に燃焼するため、ディスクパッドの表面に付着したまま
とはならない.摩擦材を上側としてディスクパッドをコ
ンベアによって手多送し、このディスクパッドをガスバ
ーナの炎の下方を通過させれば、同様の作用が得られる
他、ディスクパッドの表面焼き作業が連続的になされる
と共に、コンベア」二に流出するタールもガスバーナの
炎にて燃焼されるため、コンベア上にクールが蓄積され
ることもない。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1,2図は、この発明の1実施例に係る表面焼き装置
を示す.図中において符号1は燃焼室を示し、燃焼室1
には、排気口1aが形成されている.この燃焼室1内に
は、ガスバーナ2が配設され、その炎3は、下向きに吹
き出される.ガスバーナ2の下方には、金属等の耐熱材
にて製作したコンベア4が設けられ、コンベア4上には
ディスクパツド5が載置される。ディスクパツド5は、
鋼製の裏金5aを下側とし、基材、摩擦性能調整剤、結
合剤等を混合してなる摩擦材5bを上側として、コンベ
ア4上に乗せられる. ディスクパツド5の表面焼きは、上記構造の表面焼き装
置を用いて、次のように行われる.先ず、ディスクバツ
ド5は、裏金5aを下側として、燃焼室1の外部におい
てコンベア4上に乗せられる.コンベア4上に乗せられ
たディスクパツド5は、コンベア4にて移送されて燃焼
室1内に入り、ガスバーナ2の炎3によって、ディスク
パツド5の上側すなわち摩擦材5bの表面が直接高温に
加熱される.その際、摩擦材5bの表面が、700〜8
00゜C程度に昇温するようにする.このために、ガス
バーナ2の炎3を調節し、或いはコンベア4の送り速度
を変更して炎3と接する時間を加減し、更には、ディス
クパツド5と炎3との間隔を調節し、所望温度での表面
焼きを行う.このようなディスクパツド5の表面焼きに
よって、ディスクバツド5の初期性能の向上、具体的に
は初期フェード現象の防止が図られると同時に、ディス
クパツド5の摩擦材5bに混入されている摩擦性能調整
剤、結合剤等から有機ガスが放出され、タールが生成さ
れる.しかしながら、このタールは、ガスバーナ2の炎
3に直接高温く700〜a o o ’c程度)に加熱
され、瞬時に燃焼するため、ディスクバツド5の表面に
付着したままとはならないのみならず、コンベア4上に
蓄積されることもない.なお、上記ガス焼きの終了した
ディスクパッド5は、所定温度にまで冷却した後、塗装
工程に移送される。
を示す.図中において符号1は燃焼室を示し、燃焼室1
には、排気口1aが形成されている.この燃焼室1内に
は、ガスバーナ2が配設され、その炎3は、下向きに吹
き出される.ガスバーナ2の下方には、金属等の耐熱材
にて製作したコンベア4が設けられ、コンベア4上には
ディスクパツド5が載置される。ディスクパツド5は、
鋼製の裏金5aを下側とし、基材、摩擦性能調整剤、結
合剤等を混合してなる摩擦材5bを上側として、コンベ
ア4上に乗せられる. ディスクパツド5の表面焼きは、上記構造の表面焼き装
置を用いて、次のように行われる.先ず、ディスクバツ
ド5は、裏金5aを下側として、燃焼室1の外部におい
てコンベア4上に乗せられる.コンベア4上に乗せられ
たディスクパツド5は、コンベア4にて移送されて燃焼
室1内に入り、ガスバーナ2の炎3によって、ディスク
パツド5の上側すなわち摩擦材5bの表面が直接高温に
加熱される.その際、摩擦材5bの表面が、700〜8
00゜C程度に昇温するようにする.このために、ガス
バーナ2の炎3を調節し、或いはコンベア4の送り速度
を変更して炎3と接する時間を加減し、更には、ディス
クパツド5と炎3との間隔を調節し、所望温度での表面
焼きを行う.このようなディスクパツド5の表面焼きに
よって、ディスクバツド5の初期性能の向上、具体的に
は初期フェード現象の防止が図られると同時に、ディス
クパツド5の摩擦材5bに混入されている摩擦性能調整
剤、結合剤等から有機ガスが放出され、タールが生成さ
れる.しかしながら、このタールは、ガスバーナ2の炎
3に直接高温く700〜a o o ’c程度)に加熱
され、瞬時に燃焼するため、ディスクバツド5の表面に
付着したままとはならないのみならず、コンベア4上に
蓄積されることもない.なお、上記ガス焼きの終了した
ディスクパッド5は、所定温度にまで冷却した後、塗装
工程に移送される。
以上の説明によって理解されるように、この発明によれ
ば、ディスクパッドの表面焼き工程において、ディスク
パッドの初期性能の向上が適当に得られると共に、熱板
を使用せず、クールが表面焼きと同時に燃焼されるため
、ディスクパッドの汚損が回避され、表面焼き終了後に
ディスクパッドを拭き取りによって清掃する必要がなく
、更にタールが付近に蓄積されないので、ディスクパッ
ドの付近の清掃も不要となり、表面焼きの作業能率が著
しく向上する。加えて、作業者が有害なタールに直接触
れる機会がな《なるため、作業者にとっての作業環境も
著しく改善されるという実用上の効果が得られる。
ば、ディスクパッドの表面焼き工程において、ディスク
パッドの初期性能の向上が適当に得られると共に、熱板
を使用せず、クールが表面焼きと同時に燃焼されるため
、ディスクパッドの汚損が回避され、表面焼き終了後に
ディスクパッドを拭き取りによって清掃する必要がなく
、更にタールが付近に蓄積されないので、ディスクパッ
ドの付近の清掃も不要となり、表面焼きの作業能率が著
しく向上する。加えて、作業者が有害なタールに直接触
れる機会がな《なるため、作業者にとっての作業環境も
著しく改善されるという実用上の効果が得られる。
第1,2図はこの発明の1実施例に係る装置を示し、第
1図はディスクパッドの表面焼き装置を一部切開して示
す正面図、第2図は同じく一部切開して示す側面図であ
る。 I:燃焼室,la:排気口.2:ガスバーナ,3:炎.
l4:コンベア,5:ディスクパッド.5a:裏金,5
b:摩擦材。 代理人 弁理士 前 田 宏 之
1図はディスクパッドの表面焼き装置を一部切開して示
す正面図、第2図は同じく一部切開して示す側面図であ
る。 I:燃焼室,la:排気口.2:ガスバーナ,3:炎.
l4:コンベア,5:ディスクパッド.5a:裏金,5
b:摩擦材。 代理人 弁理士 前 田 宏 之
Claims (2)
- (1)ディスクパッドの初期性能の向上のために、ディ
スクパッドの摩擦材の表面を高温に加熱するディスクパ
ッドの表面焼き方法であつて、ディスクパツドの摩擦材
の表面を、ガスバーナの炎によつて直接焼くことを特徴
とするディスクパッドの表面焼き方法。 - (2)摩擦材を上側としてディスクパッドをコンベアに
よつて移送し、このディスクパッドをガスバーナの炎の
下方を通過させる請求項(1)記載のディスクパッドの
表面焼き方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10908089A JPH02292534A (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | デイスクパツドの表面焼き方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10908089A JPH02292534A (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | デイスクパツドの表面焼き方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02292534A true JPH02292534A (ja) | 1990-12-04 |
Family
ID=14501093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10908089A Pending JPH02292534A (ja) | 1989-05-01 | 1989-05-01 | デイスクパツドの表面焼き方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02292534A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2746158A1 (fr) * | 1996-03-15 | 1997-09-19 | Akebono Brake Ind | Garniture de friction a enrobage de resine |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176834A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-21 | Toyota Motor Corp | セミメタリツクブレ−キパツド |
-
1989
- 1989-05-01 JP JP10908089A patent/JPH02292534A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63176834A (ja) * | 1987-01-12 | 1988-07-21 | Toyota Motor Corp | セミメタリツクブレ−キパツド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2746158A1 (fr) * | 1996-03-15 | 1997-09-19 | Akebono Brake Ind | Garniture de friction a enrobage de resine |
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