JPH02292293A - フェロセン誘導体の製造方法 - Google Patents

フェロセン誘導体の製造方法

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JPH02292293A
JPH02292293A JP1112085A JP11208589A JPH02292293A JP H02292293 A JPH02292293 A JP H02292293A JP 1112085 A JP1112085 A JP 1112085A JP 11208589 A JP11208589 A JP 11208589A JP H02292293 A JPH02292293 A JP H02292293A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフエ口セン誘導体の製造方法に関し、詳しくは
特定の構造のフェロセン誘導体中のカルボニル基を効率
よ《メチレン基に還元することにより、所望のフエ口セ
ン誘導体を工業的に有利に製造する方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕今まで
に、本発明者らのグループは特定の構造を有するフエ口
セン誘導体が、界面活性剤としてまた有機薄膜の製造に
極めて有用であることを見出し、提案している(国際公
開W08B/7538号公報,同WO89/1939号
公報はか)。
このようなフエ口セン誘導体を製造するにあたって、フ
エロセン誘導体中のカルボニル基ヲ還元してメチレン基
に変換する場合、従来一般に知られているクレメンゼン
還元法により行っていた。
この方法は触媒として亜鉛などの水銀アマルガムを使用
するものである。しかし、水銀が有害であり、さらに反
応条件として強酸性が要求されるため、工業化が困難で
あり、その改善が求められていた。
また、フエ口セン誘導体について水素添加法を利用する
還元方法は、白金系の触媒を用いて炭素鎖が1〜4の側
鎖を持つ{)のについてのみ実施された例が知られてい
るにすぎない(J.A.C.S.,79−,−3420
 (1957) )。しかし、それ以外のフエ口セン誘
導体については、白金系の触媒を用いた水素添加反応は
殆ど知られておらず、工業的に実施された例は皆無であ
った。
そこで、本発明者らは、特定の構造を持ったフエ口セン
誘導体のカルボニル基を、水銀等の有害な金属を用いる
ことなく、効率良く還元してメチレン基に変換し、所望
のフェロセン誘導体を工業的に有利に製造する方法を開
発すべく鋭意研究を重ねた。
その結果、触媒として特定の元素を含有する触媒を用い
ることにより、公害等を発生するおそれがなく、工業化
が可能であり効率の良い還元を行うことができることを
見出した。本発明はかかる知見に基いて完成したもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は、一般式 O (式中、Xはハロゲン原子又は一COR”  (ここで
R3は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である。
)を示し、R’及びR2はそれぞれ水素原子,メチル基
,メトキシ基,水酸基.アミノ基,ジメチルアミノ基,
カルボキシル法.メトキシ力ルボニル基あるいはハロゲ
ン原子のいずれかを示す。また、aは1〜4の整数を示
し、bは1〜5の整数を示し、nは1〜20の実数を示
す。〕で表わされるフエ口セン誘導体を、周期律表第H
a族,rVa族,■族,Ib族(Ptを除く)及び第I
I b族( H gを除く)から選ばれた一種又は二種
以上の元素を含有する触媒の存在下、水素添加すること
を特徴とする一般式 〔式中、X,R’,R”,a,b,nは前記と同じであ
る。〕 で表わされるフエ口セン誘導体の製造方法を提供すると
ともに、一般式 1I 〔式中、Yはハロゲン原子又は一COR’  (ここで
R6は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基である。
)を示し、R4及びR5はそれぞれ水素原子,メチル基
,メトキシ基,水酸基,アミノ基ジメチルアミノ基,カ
ルボキシル基,メトキシ力ルボニル基あるいはハロゲン
原子のいずれがを示ず。また、Cは1〜4の整数を示し
、dは1〜5の整数を示し、mは5〜20の実数を示す
。]で表わされるフエ口セン誘導体を、白金を含有する
触媒の存在下、水素添加することを特徴とする一般式 (式中、R’,R’,Y,c,d,及びmは前記と同じ
である。〕で表わされるフエ口セン誘導体の製造方法を
提供するものである。
本発明において、原料となるフエロセン誘導体は一殻式
(I)で示される如く、フエ口セン骨格と炭素鎖の間に
カルボニル基が存在する構造の化金物である。一般式(
1)において、Xは塩素,臭素,フッ素,沃素などのハ
ロゲン原子あるいは一般弐  O II −COR3で表わされる置換力ルボキシル基を示してい
る。ここで、R3は水素原子または炭素数1〜3のアル
キル基である。アルキル基としては、好ましくはメチル
基,エチル基などが挙げられる。
また、R’及びR2は水素原子(H),メチル基(  
CH:l),メトキシ基(−0CH3),水酸基(−O
H),アミノ基(−NH.)  ジメチルアミン基(−
N(CH3)2),カルポキシル基(−COOH)メト
キシ力ルボニル基(  COOC){z) あるいは塩
素,臭素,フッ素,沃素などのハロゲン原子であり、R
+及びR2は各々同じものであっても、あるいは異なる
ものであっても良い。さらに、R’及びR!は各々複数
存在する場合も、それぞれ同じものであっても、あるい
は異なるものであっても良い。
一a式(1)において、Rl及びR2の置換数、即ちa
及びbについては、aは1〜4の整数を示し、bは1〜
5の整数を示す。また、nはメチレン基の繰返し数であ
って、1〜20の整数のみならず、これらを含む実数を
意味し、繰返し数の平均値を示すものである。
本発明の方法では、上記の如き構造を有するフエ口セン
誘導体を、触媒の存在下で水素添加する。
この触媒は周期律表第IHa族,IVa族,■族,■b
族(Ptを除く)及び第nb族( H gを除く)から
選ばれた一種又は二種以上の元素を含有する触媒である
。ここで、上述の元素としては、具体的にはF e, 
Co+ N t+ Cu, Zn+ R u, Rh.
 P d+ Os+ I rlAf,Sn,Pb,Bi
,Crなどを挙げることができる。
本発明の方法に用いる触媒は、これらの元素を一種又は
二種以上含むものであれば、特に制限なく種々のものが
使用できる。例えば該元素の単体(金属単体),酸化物
.塩化物,錯体あるいは複合体などである。具体的には
金属単体としては、Pdブラック,Ruブラソク,ラネ
ーニッケルなどがあり、酸化物として、RuOz,Rl
’lzOi.PdOz,NiO,SnO,SnOz,P
bO,ZnO,B i z O xなどを挙げることが
できる。また、塩化物としては、ZnC fz ,  
NiC ffz ,  S n C i!zなどがある
。クレメンゼン還元では、HgCe./Znの混合物が
用いられているが、このような混合物よりなる触媒では
、有害な水銀を使用し、かつ強酸性条件を必要とするた
め安全性に欠けることや袋置が腐食するという問題があ
り、本発明の目的を達成することができない。
さらに、錯体としては次のような遷移金属ij}体を好
適なものとして挙げることができる。
旦裏(址木 RuC l z(P Pt+3)3,  RuC e 
g(C O)2(P P h3)z(ここで、Phはフ
エニル基を示す。)且L(朋生 RhC Q (P Ph:+)+−WilkinsoJ
ii体,(RhCI!(COD))z  (ここでCO
Dは1,5一シクロオクタジエンを示す。), trans − RhH (C O)(P Phz)a
,(Rh(diene)(P Ph:+)z) ” Z
−  (ここで、ZはPF&,BF4,Clo4.BP
h4を示し、dieneはCOD  NBD(ノルボル
ナジエン), (C O rE)2(シクロオクテン)
2を示す。), (RhCICS(CH3)S))2 .Rh6(Co)
+a』工川生 trans − 1 rC l (C O)(P Ph
+)z,I rC 1 z}−{ (P P h)s(
 Ir(COD)(Cyr’)(Py))”P F.(
.ここで、Cyはシクロヘキシノレ,Pyはビリジルを
示す。) .Pd及址体− PdC fz{P Ph:+)z Q−i沼荀体− OS3(C OLZ −q−f寺址化 (C6H ,) Cr(C O)s,  Cr(C O
)6{冫9ラ?ミJiイ4F Coz(CO)aなどを挙げることができる。
また、複合体として、C u O ・C u C r 
z O 4 ,Ni○−AetO.z.  CuO−C
rzO,・Z,Oなどがある。
本発明の方法における触媒としては、このような物質を
単独であるいは組み合わせて使用することができる。こ
こでこれらの物質はこのまま使用してもよいが、さらに
活性を高めるために通常用いられる担体上に担持させて
使用することもできる。このような担体としては、カー
ボン.グラファイト シリカ,チタニア,ジルコニア2
アルミナーシリカ複合体あるいはぜオライトなどが挙げ
られる。このような担体に担持させる場合は、」二記の
元素を含む物質を担体に対して0.1〜20重量%程度
の割合で担持することが好ましい。
本発明の方法は、上記の如き触媒の存在下で、前記の一
般式(1)のフェロセン誘導体を水素還元する。その際
、触媒の使用量は通常原料のフ工ロセン誘導体に対して
0.01〜1 (重量比)、好ましくは0.1〜0.5
(重量比)である。
また、この水素還元反応は、通常は溶媒中で行う。溶媒
としては酢酸,塩酸−エチルアルコール混合液,エチル
アルコール,酢酸エチル,メタノール.ジメチルホルム
アミド(DMF),テトラヒド口フラン(Ti{F),
水などを使用することができる。
また、水素添加(還元)反応を行うにあたっては、水素
の添加量は、触媒の種類,原料の構造などにより異なる
が、通常は1〜1 3 0atm,好ましくは1〜50
atmである。
反応条件としては触媒の種類,水素圧の大きさなどによ
り、適宜選択すればよいが、一般には反応温度20〜2
00゜C、好ましくは25〜100゛Cであり、反応時
間0.5〜100時間、好ましくは1〜10時間である
このように、本発明の方法に従えば、一般式(1)で表
わされるフエ口セン誘導体を水素添加により還元して、
一般式(If)で表わされるフエロセン誘導体を製造す
ることができる。
また、本発明の別の態様では、一般式(III)で表わ
されるフエ口セン誘導体を還元して、一般式(IV)で
表わされるフエロセン誘導体を製造することができる。
ここで一般式(III)は、上記一般式(1)とはメチ
レン基の繰返し数mが異なるだけで、ほぼ同様の構造の
ものである。即ち、Yは上記Xと同様の基を示し、R4
及びR5はそれぞれRl及びR2と同様の基を示す。ま
た、Cは1〜4の整数を示し、dは1〜5の整数を示す
。mはメチレン基の繰返し数を示し、5〜2oの整数の
みならず、これらを含む実数を意味し、繰返し数の平均
値を示すものである。
このようなフエ口セン骨格とメチレン基の間にカルボニ
ル基を有する構造(即ち、一般式(III)で表わされ
る構造)のフエロセン誘導体を原料として、白金を含有
する触媒の存在下に水素添加反応を行うことにより、カ
ルボニル基を還元する。
ここで、白金を含有する触媒としては、特に制限はなく
、白金を含有するものであれば、種々のものを使用する
ことができる。例えば、白金の単体(金属単体).酸化
物,塩化物,錯体あるいは複合体などをあげることがで
きる。具体的には、金属としてptブラック、酸化物と
してpto,,塩化物としてHzP tC l.b 、
錯体としてHzPtClb  SuClx ・2HzO
あるいはcis−PtCj2z(PPhz)z  Su
Cfz、複合体としてPt−Pd合金ブランクを挙げる
ことができる。
これらの白金を含有する物質はこのまま触媒として使用
しても良いが、活性を高めるために担体に担持させて使
用することができる。このような担体としては、カーボ
ン.グラファイト シリヵ,チタニア,ジルコニア,ア
ルミナーシリヵ複合体あるいはゼオライトなどが挙げら
れる。上記の白金を含有する物質を担体に担持させる場
合は、上記の白金を含有する物質を担体に対して0.1
〜20重量%程度の割合で担持させることが好ましい。
このような触媒を使用して、また溶媒,反応条件等につ
いては前述と同様にして水素添加を行い、還元すること
により、一般式(IV)で表わされるフエ口セン誘導体
を製造することができる。
〔実施例] 次に本発明を実施例及び比較例により、さらに詳しく説
明する。
実施例1〜12 下記式(A)に示す構造のフェロセノイルアルカン酸エ
チル(kは第1表に示す値)を原料として、第1表に示
す触媒,溶媒,反応温度.反応時間,水素圧及び原料一
触媒量にて、オートクレープ中にて水素添加反応を行い
、下記式(B)に示す構造のフェロセニルアルカン酸エ
チルを得た。
構造はプロトン核磁気共鳴( ’ H − N M R
 )スペクトルにて確認した。収量及び収率を第1表に
示す。
比較例1 亜鉛13.0gと塩化第二水恨5.4gから調製した亜
鉛アマルガムの存在下、フエロセノイルノナン酸エチル
(上記一般式(A) でk=8)12.0gを、濃塩酸
90−とエタノール150ml!の混合溶媒中80’C
で3時間反応させた。反応終了後、酢酸エチルで抽出し
、シリカゲル力ラムにて精製し、9−フェロセニルノナ
ン酸エチル(上記一般式(B)でk=8)を収量4.1
1g,収率71%で得た。
実施例13〜22 下記式(C)に示す構造のフエロセノイルアルカン酸(
pは第2表に示す値)を原料として、第2表に示す触媒
,溶媒,反応温度,反応時間.水素圧及び原料一触媒量
にて、オートクレープ中にて水素添加反応を行い、下記
式(D)に示す構造のフェロセニルアルカン酸を得た。
構造はプロトン核磁気共鳴(IH−NMR)スペクトル
にて確認した。収量及び収率を第2表に示す。
比較例2 亜鉛と塩化第二水恨から調製した亜鉛アマルガムの存在
下、フェロセノイルノナン酸(上記一般式(C)でp=
8)11.1gを、濃塩酸90mlとエタノール150
dの混合溶媒中80゜Cで3時間反応させた。反応終了
後、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラムにて精製し
、9−フェロセニルノナン酸(上記一般式(D)でp=
8)を収量8.30g,収率78%で得た。
実施例23〜28 下記式(E)に示す構造のフヱロセノイルアルキレンハ
ライド(mは第3表に示す値)を原料として、第3表に
示す触媒,溶媒,反応温度,反応時間.水素圧及び原料
一触媒量にて、オートクレープ中にて水素添加反応を行
い、下記式(F)に示す構造のフエロセニルアルキレン
ハライドを得た。構造はプロトン核磁気共鳴(’H−N
MR)スペクトルにてf+″l!認した。収量及び収率
を第3表2に示す。
エロセニルアルキレンハライド(上記一般式( F )
でm=lO)を収,ffl42.1g,収率77%で得
た。
(以下余白) 比較例3 亜鉛と塩化第二水恨から調製した亜鉛アマルガムの存在
下、フェロセノイルアルキレンハライド(上記一般式(
E)でm−10)56.9gを、濃塩酸400dとエタ
ノール500dの混合溶媒中80℃で6時間反応させた
。反応終了後、酢酸エチルで抽出し、シリカゲルカラム
にて精製し、フ〔発明の効果〕 以上述べた如《、本発明の方法によればフエ口セン骨格
とメチレン基の間に存在するカルボニル基を、水銀など
の有害な元素を使用することなく、比較的穏やかな反応
条件下に水素添加して、カルボニル基を還元した構造の
フェロセン誘導体を効率良く製造することができる。し
たがって、本発明の方法によれば、界面活性剤等として
極めて有用なフエ口セン誘導体を、工業的に高い選択率
,収率にて製造することができる。
それ故、本発明の方法はフエ口セン誘導体の工業的に有
利な製造方法として、利用価値の高いものであり、その
存効な利用が期待される。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) 〔式中、Xはハロゲン原子又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼(ここでR^3は水素原子又は炭素数1〜3
    のアルキル基である。)を示し、R^1及びR^2はそ
    れぞれ水素原子、メチル基、メトキシ基、水酸基、アミ
    ノ基、ジメチルアミノ基、カルボキシル基、メトキシカ
    ルボニル基あるいはハロゲン原子のいずれかを示す。ま
    た、aは1〜4の整数を示し、bは1〜5の整数を示し
    、nは1〜20の実数を示す。〕で表わされるフェロセ
    ン誘導体を、周期律表第IIIa族、IVa族、VIII族、 I
    b族(Ptを除く)及び第IIb族(Hgを除く)から
    選ばれた一種又は二種以上の元素を含有する触媒の存在
    下、水素添加することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) 〔式中、X、R^1、R^2、a、b、nは前記と同じ
    である。〕 で表わされるフェロセン誘導体の製造方法。
  2. (2)元素がFe、Co、Ni、Cu、Zn、Ru、R
    h、Pd、Os、Ir、Al、Sn、Pb、Crあるい
    はBiである請求項1記載のフェロセン誘導体の製造方
    法。
  3. (3)触媒が金属、酸化物、塩化物、錯体あるいは複合
    体である請求項1記載のフェロセン誘導体の製造方法。
  4. (4)触媒が、カーボン、グラファイト、シリカ、チタ
    ニア、ジルコニア、アルミナ−シリカ複合体あるいはゼ
    オライトを担体として用いたものである請求項1記載の
    フェロセン誘導体の製造方法。
  5. (5)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) 〔式中、Yはハロゲン原子又は▲数式、化学式、表等が
    あります▼(ここでR^6は水素原子又は炭素数1〜3
    のアルキル基である。)を示し、R^4及びR^5はそ
    れぞれ水素原子、メチル基、メトキシ基、水酸基、アミ
    ノ基、ジメチルアミノ基、カルボキシル基、メトキシカ
    ルボニル基あるいはハロゲン原子のいずれかを示す。ま
    た、cは1〜4の整数を示し、dは1〜5の整数を示し
    、mは5〜20の実数を示す。〕で表わされるフェロセ
    ン誘導体を、白金を含有する触媒の存在下、水素添加す
    ることを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) 〔式中、R^4、R^5、Y、c、d及びmは前記と同
    じである。〕で表わされるフェロセン誘導体の製造方法
  6. (6)触媒が金属、酸化物、塩化物、錯体あるいは複合
    体である請求項5記載のフェロセン誘導体の製造方法。
  7. (7)触媒が、カーボン、グラファイト、シリカ、チタ
    ニア、ジルコニア、アルミナ−シリカ複合体あるいはゼ
    オライトを担体として用いたものである請求項5記載の
    フェロセン誘導体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2667318A1 (fr) * 1990-09-27 1992-04-03 Poudres & Explosifs Ste Nale Procede de synthese de monohalogenoalkylferrocenes et nouveaux monohalogenoalkylferrocenes.
WO2001042261A1 (fr) * 1999-12-07 2001-06-14 Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. Procede de preparation de composes organoluthenium utiles pour la formation de couches minces par cvd

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US6476247B1 (en) 1999-12-07 2002-11-05 Tanaka Kikinzoku Kogyo K.K. Processes for the preparation of organoluthenium compounds useful for thin film formation by CVD

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