JPH02292217A - 糖尿病治療薬 - Google Patents

糖尿病治療薬

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JPH02292217A
JPH02292217A JP11467489A JP11467489A JPH02292217A JP H02292217 A JPH02292217 A JP H02292217A JP 11467489 A JP11467489 A JP 11467489A JP 11467489 A JP11467489 A JP 11467489A JP H02292217 A JPH02292217 A JP H02292217A
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JP
Japan
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formula
compound
acid
spectrum
formulas
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Pending
Application number
JP11467489A
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English (en)
Inventor
Makoto Komatsu
真 小松
Shintaro Ishikawa
石川 伸太郎
Hidehiro Yoshida
吉田 英浩
Hiroshi Sakurai
弘 櫻井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、糖尿病治療薬に関する。
発明の開示 本発明のi!!.!i尿病治療薬は、下記式(1)・〜
〈7〉[式中R1は一CH(01CH(OH)CM(O
H)CH2 0H基又はメチル基を示す。コ E式中R2は水素原子又はメトキシカルボニル基を示す
。] 本発明の糖尿病治療薬は、優れた血糖降下作用を有し、
しかもその作用持続時間も長く、低毒性であり、加えて
吸収性も良好であるという特徴を有している。
上記式(1》〜(7)で表わされるバプジウム錯体は、
新規化合物を包含しており、例えば下記に示す方法に従
い製造される。
式(5》のバナジウム錯体は、例えば酢酸、プロピオン
酸等の脂肪酸等の溶媒中でバナジン酸アンモニウム(N
84 VO3 >をヒドラジンー水和物(82 NNH
2 ・H20)で処理し、次いでこれにL− (十)一
酒石酸を作用させることにより製造される。この反応は
、通常室温〜150゜C程度、好ましくは65〜90℃
程度で行なわれ、般に1〜5時間程度で該反応は完結す
る。
式(7)のバナジウム錯体は、L一(十)一酒石酸の代
りにマロン酸を用いる以外は上記式(5)のバナジウム
錯体を製造するための反応条件を採用することにより製
造される。
一般式(4)のバナジウム錯体は、例えばメタノール、
エタノール等のアルコール類等の溶媒中、ナトリウムメ
トキシド、ナ1〜リウムエトキシド、カリウムメトキシ
ド、カリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコラート
の存在下、一般式[式中R2は前記に同じ。] で表わざれる化合物と硫酸バナジル(VOSOa )と
を反応させることにより製造される。この反応は、通常
O〜70℃程度、好ましくは室温付近にて進行し、一般
に1〜5時間程度で終了する。
式(2)のバナジウム錯体は、例えばメタノール、エタ
ノール等のアルコール類、水等の溶媒又はこれらの混合
溶媒中、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム等の脂肪酸塩の
存在下、サリチルアルデヒドと硫酸バナジルとを反応さ
せることにより製造ざれる。この反応は、通常O〜70
℃程度、好ましくはO〜10℃付近にて進行し、一般に
10〜50時間程度で終了する。尚、原料として用いら
れる硫酸バナジルも血糖降下作用を有している。
一般式(3)の化合物は、例えば硫酸バナジルに通常O
〜70’C程度、好ましくは室温付近にて0.5〜5時
間程度炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属
炭酸塩を水中で作用させ、次いでこれにδ−グルコノラ
クトン又はL一乳酸を通常O〜70℃程度、好ましくは
室温付近で1〜5時間程度反応させることにより製造さ
れる。
式(6)の化合物は、例えば硫酸バナジルに蓚酸を水中
で、通常0〜70゜C程度、好ましくは室温付近で10
分〜5時間程度反応させることにより製造ざれる。
上記で得られる本発明のバナジウム錯体は、慣用の分離
手段により反応混合物から容易に単離、精製される。
本発明のバナジウム錯体は、通常一般的な医薬製剤の形
態で用いられる。製剤は通常使用ざれる充填剤、増量剤
、結合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希
釈剤或は賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤とし
ては各種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表
的なものとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤
、顆粒剤、カプセル剤、坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等
)、軟膏剤等が挙げられる。錠剤の形態に成形するに際
しては、担体として例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム
、ブドウ糖、尿素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリ
ン、結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノー
ル、プロパノール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプン
液、ゼラチン溶液、カノレボキシメチノレセノレロース
、セラツク、メチノレセノレロース、リン酸カリウム、
ポリビニノレピロリドン等の結合剤、乾燥デンプン、ア
ルギン酸ナトリウム、カンテン末、ラミナラン末、炭酸
水素ナトリウム、炭酸カルシウム、ポリオキシエチレン
ソルビタン脂肪酸エステル類、ラウリルUA酸ナトリウ
ム、ステアリン酸モノグリセリド、デンプン、乳糖等の
崩壊剤、白糖、ステアリン、カカオバタ、水素添加油等
の崩壊抑制剤、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸
ナトリウム等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の
保湿剤、デンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コ
ロイド状ケイ酸等の吸着剤、精製タルク、ステアリン酸
塩、ホウ酸末、ポリエチレングリコール等の滑沢剤等を
使用できる。更に錠剤は必要に応じ通常の剤皮を施した
錠剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フイ
ルムコーティング錠或は二重錠、多層錠とすることがで
きる。丸剤の形態に成形するに際しては、担体として例
えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化植物油
、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム末、トラ
ガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、ラミナラ
ン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。坐剤の形態に
成形するに際しては、担体として例えばポリエチレング
リコール、カカオ脂、高級アルコール、高級アルコール
のエステル類、ゼラチン、半合成グリセライド等を使用
できる。カプセル剤は常法に従い通常本発明化合物を上
記で例示した各種の担体と混合して硬質ゼラチンカプセ
ル、軟質カプセル等に充填して調製ざれる。注射剤とし
て調製される場合、液剤、乳剤及び懸濁剤は殺菌ざれ、
且つ血液と等張であるのが好ましく、これらの形態に成
形するに際しては、希釈剤として例えば水、乳酸水溶液
、エチルアルコール、プロピレングリコール、エトキシ
化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソステア
リルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸
エステル類等を使用できる。尚、この場合等張性の溶液
を調製するに充分な量の食塩、ブドウ糖或はグリセリン
を医薬製剤中に含有せしめてもよく、また通常の溶解補
助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加してもよい。
更に必要に応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、月味
剤等や他の医薬品を医薬製剤中に含有せしめてもよい。
ペースト、クリーム及びゲルの形態に製剤するに際して
は、希釈剤として例えば白色ワセリン、パラフィン、グ
リセリン、セルロース誘導体、ポリエチレングリコール
、シリコン、ベントナイト等を使用できる。
本発明医薬製剤中に含有ざれるべき本発明化合物の量と
しては、特に限定されず広範囲に適宜選択されるが、通
常医薬製剤中に1〜70重但%とするのがよい。
上記医薬製剤の投与方法は特に制限がなく、各種製剤形
態、患者の年齢、性別その他の条件、疾患の程度等に応
じて決定ざれる。例えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳
剤、顆粒剤及びカプセル剤は経口投与される。注射剤は
単独で又はブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合し
て静脈内投与され、更に必要に応じて単独で筋肉内、皮
内、皮下もしくは腹腔内投与される。坐剤は直腸内投与
される。
上記医薬製剤の投与量は、用法、患者の年齢、性別その
伯の条件、疾患の程度等により,適宜選択されるが、通
常有効成分である本発明化合物の用が1日当り体重1k
CI当り約1〜60mo程度とするのがよく、該製剤は
1日に1〜4回に分けて投与することができる。
実   施   例 以下に実施例を掲げて本発明をより一層明らかにする。
製造例1 酢酸3 6 0 mQ、蒸留水64011112及びヒ
ドラジンー水和物20ml2の混合液を65℃にて撹拌
下、バナジン酸アンモニウム117gを徐々に加えた。
窒素ガスの発生停止後の深青色溶液に、L− (十)一
酒石rti150qを加えた。同温度にて25%アンモ
ニア水溶液430mf2を徐々に加え(内温65〜90
’C)、得られる赤紫色の溶液を減圧下半分に濃縮した
。25%アンモニア水40mQを加え、冷ul後、析出
品を濾取、エタノール洗浄した。粗結晶を蒸留水より再
結晶し、枦取、50%エタノール、エタノールの順に乾
燥し、減圧下、五酸化二リンを用いて乾燥した。赤紫板
状晶として上記目的化合物を1 70CI得た。
元素分析値( (C4 HIO N2 0y V) 2
として)HCN 実測値(%)   4.13  19.01  11.
28理論値(%)   4.05  19.29  1
1.25IRスペクトル(KBr) νmax ;31
50 (S,NH4 ),1625 (S,C=0),
1450 (m>,1400 (s),1370 (s
).1 100 (m),1065(m>,  105
0(m),940(s,V=O),   885 (m
>.850 (m),810 (w>,750 (m>
,650 (m>,610 (m>,590 (m),
555 (m>,500(W)  Clll−’ UV−VIS  λmax  (+」2 0) :(8
60),580,530,392nm上記で1qられる
化合物のIRスペクトルを第1図に、UVスペクトルを
第2図に、ESRスペクトルを第3図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定ざれる。
製造例2 蓚酸・2水和物2.5q及び硫酸バナジル・3水和物4
.2gを蒸留水30ml2に溶解し、25%アンモニア
水にて中和(pH=8)L,、減圧下1/3まで濃縮し
、冷却後、析出する無機塩を枦去し、枦液を濃縮乾固し
た。残渣にエタノールを加え、不溶物を枦取し、ソック
スレー抽出器を用い、メタノールにて連続抽出した。メ
タノール溶液を濃縮後、析出晶を枦取し、メタノール、
エーテルで洗浄後、減圧下乾燥し、淡緑色粉末として上
記目的化合物を1.0g得た。
元素分析値(C4 H8 N2 09 Vとして)HC
N 実測値(%)   3.18  17.51   9.
72理論値(%)   2.89  1γ.21  1
0.04IRスペクトル(KBr) νmax ;34
50 (m),3200 (m>,1 670(s,C
=O),1400 (s),1310(w>,1270
(w),1255 (w),985 (m,V=O).
975 (m,V=O).810 (m>,550 (
m>,490 (m)cm= UV−VIS  71max  (H2 0) :79
2,600nm 上記で得られる化合物のIRスペクトルを第4図に、U
vスペクトルを第5図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定される。
製造例3 酢酸9mi2、蒸留水50ml2及びヒドラジンー水和
物0. 511112の混合液を65℃にて撹拌下、バ
ナジ”/flj7ンモニウム(N H4 VO3 ) 
2 . 9 Q@徐々に加えた。窒素ガスの発生停止後
、マロン酸5.20を加えた。25%アンモニア水を加
え、弱アルカリ性とした後、減圧下大部分の溶媒を留去
した。エタノールを加えて結晶化し、粗結晶を温エタノ
ールで充分に洗浄し、酢酸アンモニウムを除去した。結
晶を枦取、エタノール、エーテルの順に洗浄し、減圧下
に乾燥し、淡赤色粉末として上記目的化合物を3,2Q
得た。
元素分析値《C6H12N2o9v−H2oとして》 HCN 実測値(%)   4.05  22.46   8.
80理論値(%’)   4.34  22.17  
 8.62IRスペクトル(KBr)νmax ;34
50 (m),31 70 (s),1640(s,C
=O),1400 (s>,1 290(w>,1 1
50 (w>,960 (m>,920 (s,V=O
),740 (m>,570(w> . 470 (w
> , 4 10 (m)  cm−1UV−VIS 
   λmax   (  ト120):796.58
0nm 上記で1qられる化合物のIRスペクトルを第6図に、
Uvスペクトルを第7図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定される。
製造例4 し−システインメチノレエステノレーバナジウムgM{
本の製造 窒素気流下、L−システインメチルエステル塩酸塩21
0qを脱気したメタノール5Qに溶解し、ナトリウムメ
トキシド67Clを加え、室温にて15分間撹拌後、更
にナトリウムメトキシド67Qを加えて15分撹拌した
。UA酸バナジル(VOSOa )−3水和物108.
50を蒸留水180mG及び鋭気したメタノール1.6
Qに溶解した溶液を45分間要して滴下した。30分撹
拌後、析出品を枦取、メタノール洗浄した。粗結晶は蒸
留水にあけ、懸濁撹拌後、枦過、蒸留水、メタノール、
エーテルの順に洗浄し、減圧下に乾燥し、紫色粉末とし
て上記目的化合物を’+15q{=だ。
元素分析値(Co H1e N2 05 32 Vとし
て)HCN 実測{a (%)   4.49  28.27   
8.28理論値(%)   4.81  28.66 
  8.35IRスペクトル(KB r ) νmax
 :3450 (m>,3250 (m>,31 60
(W),3070 (m>,2950 (w>,1 7
30 (s,C=0),1 580 (m).1430
 (m),1380 (w),1310(m>,1 2
80 (w),1 225 (m),1200(s>,
1170(m>,1110(w),1060 (m>,
1010 (w),955 (s,V=O),940 
(m>,910(w>,850 (w),800 (w
>,730(w>,690 (w),660 (w),
510(w) ,  4 20 (m)  cm−’上
記で1qられる化合物のIRスペクトルを第8図に、E
SRスペクトルを第9図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定ざれる。
製造例5 システアミンーバナジ ム錯イ水の製造窒素気流下、シ
ステアミン3.5qを脱気したメタノール2001nl
l?に溶解し、ナトリウムメトキシド2.49を加え、
15分間撹拌した。硫酸バナジル(VOSO4)・3水
和物3.5gを蒸留水8m2及び鋭気したメタノール6
0mQに溶解した溶液を滴下した。15分撹拌後、析出
品を枦取、メタノール洗浄した。窒素気流下、ソックス
レー抽出器を用い、脱気メタノールにて連続抽出した。
メタノール抽出液を濃縮し、析出晶を枦取、メタノール
洗浄し、減圧下に乾燥し、紫色粉末として上記目的化合
物を2.5g得た。
元素分析値(C4 Ht 2 N2 OS2 VとLT
)HCN 実測値(%)   5.07  21.09  11;
86理論値(%)   5.52  21.91  1
2.78IRスペクトル(KB r ) νmax ;
3450 (m),3200 (s),3100(m)
,2950 (m>,2920 (m),2860 (
m),2840 (w>.1 590(w),1570
(w>,1460(w),1440(w),’1300
(m),1270(m),1230(w>,1180(
w>,  1120(m>.1100(m>.1045
(m>,985 (m),960 (s,V=O).8
JO(w),700 (w>,655 (w>,620
(w).500 (w>.480 (w).460(W
> ,  4 1 0 (m)  cm−1上記で得ら
れる化合物のIRスペクトルを第10図に、ESRスペ
クトルを第11図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定される。
製造例6 サリチルアルデヒドーバナジウム錯休の製造窒素気流下
サリチルアルデヒド122qを脱気したエタノール1Q
に溶解し、硫酸バナジル(vOS04》・3水和物10
8.5qを蒸留水5 0 0 mQ及び鋭気したエタノ
ール5 0 0 mOに溶解した溶液を加えた。無水酢
酸ナトリウム200CIを加え、5℃にて2日間撹拌し
た。析出品を枦取、蒸留水、エーテルの順で洗浄し、減
圧下に乾燥し、黄緑色粉末として上記目的化合物を12
00得た。
元素分析値(C14H1oo5V・2H20として) HC 実測値(%)   3.27  47.13理論値(%
)   3.70  48.71IRスペクトル(KB
 r ) νmax :3400 (m,H−OH),
2880 (w,Co−H),1 620 (s,C=
0),1 61 0 (s,C=O),1 530 (
m),1460 (m>,1435 (m).1400
(m>,1315(w).1205(w>.   11
90(w),1160(w>,1150(w>,113
0 (w>,970 (m,V=O).900(w),
780 (w).770 (w>,760(w),73
5 (w>,660 (w>,61 5(W>,530
 (w)   cm−1上記で得られる化合物のIRス
ペクトルを第12図に、ESRスペクトルを第13図に
それぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定される。
製造例7 グルコン酸−バナジウム錯体の製造 硫酸バナジル(vOS04)・3水和物5.50を蒸留
水60m(2に溶解し、炭酸ナトリウムを加え、ll=
6.0とし、析出晶を枦取、水洗した。
この粗結晶をδ−グルコノラクトン9gを含む100m
(2の蒸留水に徐々に加えた。室温にて2時間撹拌後、
{qられる深青色溶液を淵縮し、残渣にエタノールを加
えて結晶化した。結晶を枦取、エタノール洗浄し、深青
色粉末として上記目的化合物を3.40得た。
元素分析値(C12H22015v・2H20として) HC 実測値(%)   4.76  29.37理論値(%
)   5.31  29.22IRスペクトル(KB
r) νmaX :3400 (s),1 640 (
s,C=O),1 630 (s,C=O).1 57
5 (s).1360(m),1215 (m>,11
30(m),1080(m>,1040(m>,   
980 (m,V=O),870 (w),820 (
w>730 (w),610 (m),500 (w)
cm= UV−VIS  λmax  (+−12 0)  :
770.576nm 上記で得られる化合物のIRスペクトルを第14図に、
UVスペクトルを第15図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定ざれる。
製造例8 L一乳酸−バナジウム錯休の製造 硫酸バナジル(VOSOa)・3水和物4.3qを蒸留
水50ml2に溶解し、炭酸ナトリウム2.10を加え
、析出品を枦取、水洗した。この粗結晶をし−乳酸3.
8gを含む60ml2の蒸留水に徐々に加えた。得られ
る深青色溶液を濃縮し、セフ7デックスG−10を用い
てゲル枦過し、深青色分画を濃縮後、2−プロパノール
にて結晶化し、枦取し、減圧下に乾燥し、濃青色粉末と
して上記目的化合物を2.5g得た。
元素分析値(Cs H+ o 07 Vとして)HC 実測値(%)   4.37  29.41理論値(%
)   4.11  29.41IRスペクトル(KB
 r ) νmax ;3400 (s>,1580 
(s>,1420(w),1375 (m>.1310
 (w),1280(w>,1120(m>,1050
(w).980 (m,V=O).870 (m>,7
70 (w)’.600 (w),450 (w>cm
−1 tJV−VIS  λmax  (H2 0) :77
6,600nm 上記で得られる化合物のIRスペクトルを第16図に、
UVスペクトルを第17図にそれぞれ示す。
これらのデータから、該化合物は下記に示す化学構造を
有しているものと推定ざれる。
薬理試験1〈血糖低下作用〉 ストレプトゾトシン糖尿病ラット(STZ−DMラット
》は、7週令S.D.ラットへストレプトゾトシンを4
0m(1/k(I静脈内投与して作成した。
本発明のバナジウム錯体の血糖低下作用は、STZ−D
Mラットへ各バナジウム錯体を強制的に経口投与し、2
4時間後の血糖値を測定することにより調べた。グルコ
ースの測定は、グルコースオキシダーゼ法に基づき行な
った。結果を下記に示す。
供試化合物No. 1:サリチルアルデヒドーバナジウム錯体2:L−乳酸
一バナジウム錯体 L− (十)一酒石酸一バナジウム錯体システアミンー
バナジウム錯体 蓚酸一バナジウム錯体 マロン酸一バナジウム鉗体 グルコン酸一バナジウム錯体 し−システインメチルエステルーバナジウム鏡体 9:アセトニルアセトンーバナジウム錯体供試化合物 コントロール 濃度(mg/kg)  血糖値(ng/旧)コントロー
ル 供試化合物  濃度(mg/kc+) コントロール 血糖値(mg/旧) 薬理試験2〈血糖低下作用持続性試験〉絶食した正常ラ
ットへ本発明のバナジウム錯体を1 0mMkg強制的
に経口投与し、投与後24時間までの血中バナジウム錯
体の濃度を、ICPを用いて経時的に測定した。その結
果を第18図に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は製造例1で得られる化合物のIRスペクトル図
、第2図は該化合物のUvスペクトル図、第3図は該化
合物のESRスペクトル図である。 第4図は製造例2で得られる化合物のIRスペクトル図
、第5図は該化合物のUvスペクトル図である。第6図
は製造例3で得られる化合物のIRスペクトル図、第7
図は該化合物のUvスペクトル図である。第8図は製造
例4で得られる化合物のIRスペクトル図、第9図は該
化合物のESRスペクトル図である。第10図は製造例
5で得られる化合物のIRスペクトル図、第11図は該
化合物のESRスペクトル図である。第12図は製造例
6で得られる化合物のIRスペクトル図、第13図は該
化合物のESRスペクトル図である。 第14図は製造例7で得られる化合物のIRスペクトル
図、第15図は該化合物のUvスペクトル図である。第
16図は製造例8で得られる化合物のIRスペクトル図
、第17図は該化合物のUvスペクトル図である。第1
8図は血中のバナジウ.ム錯休の濃度と時間との関係を
示すグラフである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるバナジウム錯体、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるバナジウム錯体、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R^1は−CH(OH)CH(OH)CH(OH
    )CH_2OH基又はメチル基を示す。] で表わされるバナジウム錯体、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中R^2は水素原子又はメトキシカルボニル基を示
    す。] で表わされるバナジウム錯体、 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるバナジウム錯体、 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるバナジウム錯体及び 式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされるバナジウム錯体 からなる群から選ばれた少なくとも1種の化合物を有効
    成分として含有することを特徴とする糖尿病治療薬。
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