JPH0229132Y2 - - Google Patents
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- JPH0229132Y2 JPH0229132Y2 JP3385784U JP3385784U JPH0229132Y2 JP H0229132 Y2 JPH0229132 Y2 JP H0229132Y2 JP 3385784 U JP3385784 U JP 3385784U JP 3385784 U JP3385784 U JP 3385784U JP H0229132 Y2 JPH0229132 Y2 JP H0229132Y2
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- Japan
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- substrate
- hollow
- surface material
- panel
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- Expired
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- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 38
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 7
- 238000009408 flooring Methods 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Floor Finish (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(考案の技術分野)
本考案は、床材等に用いられるクツシヨン機能
を備えたパネルに関する。
を備えたパネルに関する。
(従来技術)
クツシヨン機能を備えた床材として、実開昭54
−32917号がある。この床材は、長尺の基板の上
面に軟質表面材を設け、表面材には基板の長手方
向に延びる中空膨出部を設けている。しかしなが
ら、この構成では、中空膨出部が表面材の長手方
向に延びていてその両端部で開口しているため、
床材に人が乗つたときに中空膨出部内の空気が上
記両端開口から逃げ、中空膨出部が完全に潰れて
しまう。このため、中空膨出部内の空気は全くク
ツシヨン機能に寄与せず、クツシヨン機能は軟質
層自体の弾性によつて得られるだけであるから充
分ではなかつた。
−32917号がある。この床材は、長尺の基板の上
面に軟質表面材を設け、表面材には基板の長手方
向に延びる中空膨出部を設けている。しかしなが
ら、この構成では、中空膨出部が表面材の長手方
向に延びていてその両端部で開口しているため、
床材に人が乗つたときに中空膨出部内の空気が上
記両端開口から逃げ、中空膨出部が完全に潰れて
しまう。このため、中空膨出部内の空気は全くク
ツシヨン機能に寄与せず、クツシヨン機能は軟質
層自体の弾性によつて得られるだけであるから充
分ではなかつた。
(考案の目的)
本考案は上記事情に基づきなされたもので、そ
の目的は、クツシヨン機能を大幅に向上できるパ
ネルを提供することにある。
の目的は、クツシヨン機能を大幅に向上できるパ
ネルを提供することにある。
(考案の要旨)
本考案の要旨は、硬質の長尺基板上に軟質表面
材が設けられ、前記表面材には互いに独立する多
数の中空膨出部が前記基板の長手方向およびこれ
と直交する方向に設けられ、前記中空膨出部間に
形成される平坦部は前記基板の長手方向およびこ
れと直交する方向において直線上に配列されてい
ることを特徴とするパネルにある。
材が設けられ、前記表面材には互いに独立する多
数の中空膨出部が前記基板の長手方向およびこれ
と直交する方向に設けられ、前記中空膨出部間に
形成される平坦部は前記基板の長手方向およびこ
れと直交する方向において直線上に配列されてい
ることを特徴とするパネルにある。
(考案の構成)
以下、本考案のパネルについて図面を参照して
説明する。第1図は本考案の一実施例をなすパネ
ルを示す。パネルは互いに平行に配置された長尺
の基板10を多数有している。基板10は硬質合
成樹脂により形成されており、両側縁部の下側に
断面L字形の脚部11を有している。
説明する。第1図は本考案の一実施例をなすパネ
ルを示す。パネルは互いに平行に配置された長尺
の基板10を多数有している。基板10は硬質合
成樹脂により形成されており、両側縁部の下側に
断面L字形の脚部11を有している。
各基板10の上面には表面材20が後述の方法
により取り付けられている。表面材20は、軟質
合成樹脂たとえばEVAや軟質PVCからなり、縦
断面円弧形状の多数の中空膨出部21と、この中
空膨出部21を囲む平坦部22,23とを有して
いる。多数の中空膨出部21は、基板10の長手
方向およびこれと直交する方向に沿つて並列され
ており、互いに独立している。平坦部22は基板
10の長手方向に一直線に延び、平坦部23は基
板10の長手方向と直交する方向に一直線に延び
ており、これら平坦部22,23が基板10の上
面に密着しているため、中空膨出部21の内部空
気は閉じ込められた状態になつている。
により取り付けられている。表面材20は、軟質
合成樹脂たとえばEVAや軟質PVCからなり、縦
断面円弧形状の多数の中空膨出部21と、この中
空膨出部21を囲む平坦部22,23とを有して
いる。多数の中空膨出部21は、基板10の長手
方向およびこれと直交する方向に沿つて並列され
ており、互いに独立している。平坦部22は基板
10の長手方向に一直線に延び、平坦部23は基
板10の長手方向と直交する方向に一直線に延び
ており、これら平坦部22,23が基板10の上
面に密着しているため、中空膨出部21の内部空
気は閉じ込められた状態になつている。
隣接する基板10の互いに対向する側縁には軟
質合成樹脂からなるシート状の連結材30が後述
の方法により取り付けられており、これにより基
板10相互の連結がなされている。この連結状態
において、各基板10に取り付けた表面材20の
平坦部23は、互いに一直線上に配列されてい
る。基板10の脚部11の下面には、軟質樹脂か
らなる滑り止め材40が取り付けられている。
質合成樹脂からなるシート状の連結材30が後述
の方法により取り付けられており、これにより基
板10相互の連結がなされている。この連結状態
において、各基板10に取り付けた表面材20の
平坦部23は、互いに一直線上に配列されてい
る。基板10の脚部11の下面には、軟質樹脂か
らなる滑り止め材40が取り付けられている。
上記構成のパネルを、たとえば床材として使用
する場合について説明する。人が乗つた時に、中
空膨出部21内に閉じ込められた空気が何処へも
逃げずに圧縮され、この圧縮空気の反発力と、軟
質の表面材20の弾性力で人の体重を支持でき、
強いクツシヨン機能を発揮することができる。な
お、中空膨出部21は、互いに独立して多数形成
されており、一つの中空膨出部21が破損して
も、他の中空膨出部21は全く影響を受けずに上
記の強いクツシヨン機能を発揮することができ
る。また、パネル表面は、中空膨出部21と平坦
部22,23により凹凸形状となつているので、
滑り止めの機能も発揮することができる。
する場合について説明する。人が乗つた時に、中
空膨出部21内に閉じ込められた空気が何処へも
逃げずに圧縮され、この圧縮空気の反発力と、軟
質の表面材20の弾性力で人の体重を支持でき、
強いクツシヨン機能を発揮することができる。な
お、中空膨出部21は、互いに独立して多数形成
されており、一つの中空膨出部21が破損して
も、他の中空膨出部21は全く影響を受けずに上
記の強いクツシヨン機能を発揮することができ
る。また、パネル表面は、中空膨出部21と平坦
部22,23により凹凸形状となつているので、
滑り止めの機能も発揮することができる。
また、上記パネルを設置場所に応じて切断する
場合、長手方向と直交する平坦部23に沿つて切
断すればよく、切断時に中空膨出部21を破壊し
なくて済む。
場合、長手方向と直交する平坦部23に沿つて切
断すればよく、切断時に中空膨出部21を破壊し
なくて済む。
なお、本考案のパネルは、上記の床材以外に衝
撃の吸収機能やクツシヨンの機能を要求される場
所に用いてもよい。たとえばスポーツ競技室等の
壁材として用いたり、車の内側に取り付けて荷物
の破損等を防ぐプロテクター材として用いたり、
ベンチ材や、ベランダ、バルコニー、浴室等のス
ノコ材として用いてもよい。スノコ材とした用い
る場合には、基板10が柔軟な連結材30によつ
て連結されているため、パネルを巻き取ることが
でき便利である。
撃の吸収機能やクツシヨンの機能を要求される場
所に用いてもよい。たとえばスポーツ競技室等の
壁材として用いたり、車の内側に取り付けて荷物
の破損等を防ぐプロテクター材として用いたり、
ベンチ材や、ベランダ、バルコニー、浴室等のス
ノコ材として用いてもよい。スノコ材とした用い
る場合には、基板10が柔軟な連結材30によつ
て連結されているため、パネルを巻き取ることが
でき便利である。
上記構成のパネルはたとえば次のようにして製
造される。まず、複合押出技術により、第2図に
示すように基板10、表面材20、滑り止め材4
0を一体に押出成形する。この際、表面材20に
は、押出方向に延びる2本の長尺の中空膨出部2
1′が形成され、これら中空膨出部21′間および
その外側に平坦部22が形成される。そして、上
記表面材20がまだ硬化しない間に長手方向に沿
つて適当なピツチで中空膨出部21′の上から押
型(図示しない)を基板10側へ押し付けること
により、中空膨出部21′の一部を基板10へ圧
着して第1図に示す平坦部23を形成する。この
結果、互いに独立した多数の中空膨出部21が得
られる。上記のようにして中空膨出部21を形成
した後、連結材30を高周波加熱により互いに隣
接する基板10の側縁に溶着する。
造される。まず、複合押出技術により、第2図に
示すように基板10、表面材20、滑り止め材4
0を一体に押出成形する。この際、表面材20に
は、押出方向に延びる2本の長尺の中空膨出部2
1′が形成され、これら中空膨出部21′間および
その外側に平坦部22が形成される。そして、上
記表面材20がまだ硬化しない間に長手方向に沿
つて適当なピツチで中空膨出部21′の上から押
型(図示しない)を基板10側へ押し付けること
により、中空膨出部21′の一部を基板10へ圧
着して第1図に示す平坦部23を形成する。この
結果、互いに独立した多数の中空膨出部21が得
られる。上記のようにして中空膨出部21を形成
した後、連結材30を高周波加熱により互いに隣
接する基板10の側縁に溶着する。
なお、上記押出成形後において、基板10、表
面材20を完全硬化させ、この後、高周波加熱に
より表面材の中空膨出部21′の一部を基板10
側に押し付けて溶着することにより、平坦部23
および中空膨出部21を形成してもよい。
面材20を完全硬化させ、この後、高周波加熱に
より表面材の中空膨出部21′の一部を基板10
側に押し付けて溶着することにより、平坦部23
および中空膨出部21を形成してもよい。
また、基板10と表面材20とを別の工程で成
形してもよい。この場合、基板10は押出成形、
射出成形、圧縮成形等によつて造られる。また、
表面材20はプレス成形、真空成形によつて中空
膨出部21、平坦部22,23を有する形状に造
られる。そして、上記の表面材20の平坦部2
2,23を溶着、接着等の手段により、基板20
に取り付ける。
形してもよい。この場合、基板10は押出成形、
射出成形、圧縮成形等によつて造られる。また、
表面材20はプレス成形、真空成形によつて中空
膨出部21、平坦部22,23を有する形状に造
られる。そして、上記の表面材20の平坦部2
2,23を溶着、接着等の手段により、基板20
に取り付ける。
第3図は、本考案の他の実施例を示す。この例
では、基板10の両側縁に係合部15,16が形
成されており、隣接する基板10の係合部15,
16を係合することにより、基板10同士の連結
がなされる。また、表面材20には平面形状が円
形の中空膨出部25が多数形成されている。中空
膨出部25は基板10の長手方向およびこれと直
交する方向に沿つて並列されており、中空膨出部
25の周囲に平坦部26が形成されている。
では、基板10の両側縁に係合部15,16が形
成されており、隣接する基板10の係合部15,
16を係合することにより、基板10同士の連結
がなされる。また、表面材20には平面形状が円
形の中空膨出部25が多数形成されている。中空
膨出部25は基板10の長手方向およびこれと直
交する方向に沿つて並列されており、中空膨出部
25の周囲に平坦部26が形成されている。
第3図のパネルについても、第1図のパネルと
同様に種々の方法によつて製造できる。たとえ
ば、複合押出技術により、予め第4図に示すよう
に基板10、表面材20、滑り止め材40を一体
に押出成形する。この際、表面材20には、押出
方向に延びる2本の長尺の中空膨出部25′が形
成され、また中空膨出部25′間およびその外側
に、押出方向に延びる平坦部26′が形成される。
上記押出成形後において、基板10、表面材20
を完全硬化させた後、高周波加熱により表面材の
中空膨出部25′の一部を基板10側に押し付け
て溶着することによつて、第3図に示す中空膨出
部25と平坦部26とを形成する。
同様に種々の方法によつて製造できる。たとえ
ば、複合押出技術により、予め第4図に示すよう
に基板10、表面材20、滑り止め材40を一体
に押出成形する。この際、表面材20には、押出
方向に延びる2本の長尺の中空膨出部25′が形
成され、また中空膨出部25′間およびその外側
に、押出方向に延びる平坦部26′が形成される。
上記押出成形後において、基板10、表面材20
を完全硬化させた後、高周波加熱により表面材の
中空膨出部25′の一部を基板10側に押し付け
て溶着することによつて、第3図に示す中空膨出
部25と平坦部26とを形成する。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案は軟質の表面材に
互いに独立した多数の中空膨出部を設けたもので
ある。したがつて、この中空膨出部内に閉じ込め
られた空気の圧縮時の反発力と表面材自体の弾性
力により、強力なクツシヨン機能を発揮すること
ができる。また、中空膨出部間に形成される平坦
部を基板の長手方向およびこれと直交する方向に
おいて直線上に配列したので、パネルを設置場所
に応じて切断する際、中空膨出部を破壊すること
なく、平坦部に沿つて切断することができる。
互いに独立した多数の中空膨出部を設けたもので
ある。したがつて、この中空膨出部内に閉じ込め
られた空気の圧縮時の反発力と表面材自体の弾性
力により、強力なクツシヨン機能を発揮すること
ができる。また、中空膨出部間に形成される平坦
部を基板の長手方向およびこれと直交する方向に
おいて直線上に配列したので、パネルを設置場所
に応じて切断する際、中空膨出部を破壊すること
なく、平坦部に沿つて切断することができる。
第1図は本考案の一実施例をなすパネルを一部
破断して示す斜視図、第2図は第1図のパネルの
製造途中の状態を示す斜視図、第3図は他の実施
例をなすパネルを一部破断して示す斜視図、第4
図は第3図のパネルの製造途中の状態を示す斜視
図である。 10……基板、20……表面材、21,25…
…中空膨出部。
破断して示す斜視図、第2図は第1図のパネルの
製造途中の状態を示す斜視図、第3図は他の実施
例をなすパネルを一部破断して示す斜視図、第4
図は第3図のパネルの製造途中の状態を示す斜視
図である。 10……基板、20……表面材、21,25…
…中空膨出部。
Claims (1)
- 硬質の長尺基板上に軟質表面材が設けられ、前
記表面材には互いに独立する多数の中空膨出部が
前記基板の長手方向およびこれと直交する方向に
設けられ、前記中空膨出部間に形成される平坦部
は前記基板の長手方向およびこれと直交する方向
において直線上に配列されていることを特徴とす
るパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3385784U JPS60146126U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3385784U JPS60146126U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60146126U JPS60146126U (ja) | 1985-09-28 |
JPH0229132Y2 true JPH0229132Y2 (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=30536691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3385784U Granted JPS60146126U (ja) | 1984-03-08 | 1984-03-08 | パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60146126U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101183261B1 (ko) | 2012-04-16 | 2012-09-14 | (주) 건축사사무소아라그룹 | 경고 기능이 구비된 건축물의 층간 바닥 구조 |
-
1984
- 1984-03-08 JP JP3385784U patent/JPS60146126U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60146126U (ja) | 1985-09-28 |
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