JPH0229052A - 折返し方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はディジタル通信装置に利用する。

本発明はディジタルデータ伝送の折返し方式ｊコ′利用
する。特に、自装置側に折返す折返し方式に関するもの
である。

〔概要〕

本発明は折返し方式において、 ループバック回路を入力信号変換回路および出力信号変
換回路と処理回路との間に挿入し自装置側折返しを装置
内の論理レベルで実現することにより、 ハードウェア量を少なくできるようにしたものである。

〔従来の技術〕

第２図は従来例の折返し装置のブロック構成図である。

従来、折返し方式は、ループバック回路が装置の最も外
側に設けられ、入出力信号ラインに直結され次に信号変
換回路に次に処理回路というように回路が構成され、自
装置側への信号の折返しはループバック回路により装置
出力信号を入力信号として装置に折返すものとなってい
た。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、このような従来の折返し方式では、ループバッ
ク回路が装置の最も外側にあり、直接外線信号ラインに
設けられた構成となっているために、自装置側に信号を
折返す場合、外線信号の電気的特性を満足するループバ
ック回路を構成する必要があり、たとえば、スイッチ、
リレー等で機械的に構成する必要があった。加えてその
外線信号ラインが数本有する場合にはその数ごとに機械
的ループバック回路を構成しなければならず多量のハー
ドウェア量を必要とする欠点があった。

また、自装置側に信号を折返した状態で相手側に対して
何らかの信号（試験信号等）を送出しようとした場合に
、新たな送信用信号変換回路がそのために必要であり、
かつ回路が容易に構成できず、増々ハードウェア量が増
大する欠点を有していた。

本発明は上記の欠点を解決するもので、ハードウェア量
の少ない折返し方式を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、折返し方式において、入力信号変換回路およ
び出力信号変換回路と処理回路との間に挿入され、論理
レベルの電子回路により構成されたループバック回路を
備えたことを特徴とする。

〔作用〕

入力信号変換回路および出力信号変換回路と処理回路と
の間に挿入され、論理レベルの電子回路にて構成された
ループバック回路で自装置側折返し状態時に送信信号を
受信信号として論理レベルで折返す。この動作によりハ
ードウェア量を少なくできる。

〔実施例〕

本発明の実施例について図面を参照して説明する。第１
図は本発明一実施例折返し装置のブロック構成図である
。第１図において、折返し装置は、対向装置から受信し
た入力信号を論理レベルの信号に変換する入力信号変換
回路１と、入力信号変換回路１の出力信号の信号処理を
行って自装置内の他回路に与える手段およびこの自装置
内の他回路の送信信号の信号処理を行って出力する手段
を含む処理回路４と、この出力する手段の出力信号のレ
ベル変換を行って上記対向装置に送信する出力信号変換
回路２とを備える。

ここで本発明の特徴とするところは、入力信号変換回路
１および出力信号変換回路２と処理回路４との間に挿入
され、論理レベルの電子回路にて構成されたループバッ
ク回路３を備えたことにある。

このような構成の折返し装置の動作について説明する。

対向装置よりの外線信号は入力信号変換回路１に入力さ
れ、その入力信号の電気的インタフェース特性を満たし
て論理レベルに信号を変換し、ループバック回路３に受
信信号として出力する。ループバック回路３に入力され
た受信信号は、通常（非折返し状態時）はそのまま処理
回路４に出力され、処理回路４にて受信信号の信号処理
（信号内の情報の検出、制御および速度変換等）が行わ
れ自装置内の他回路に出力される。

また、自装置内の他回路からの送信信号は、処理回路４
にて送信信号の信号処理（受信信号処理と対の動作）が
行われ、ループバック回路３に出力される。ループバッ
ク回路３に人力された送信信号は、通常（非折返し状態
時）そのまま出力信号変換回路２に出力信号として出力
され、論理レベルの信号からレベル変換等が行われ外線
信号に変換され、出力信号変換回路２より外線に出力さ
れる。

自装置側折返し状態時は、ループバック回路３にて送信
信号を受信信号として折返すもので論理レベルで実現す
る。また、このときに対向装置への出力信号（バ線出力
信号）に対しても論理レベルで信号を入力することがで
き、試験状態等の通知信号および試験信号等の運用保守
手段をサポートする。

本発明は、コンビニータシステムの端末装置など、一般
向けのディジタル通信装置に簡単にルーブバック回路を
設けるために優れている。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、容易にかつ小さいハー
ドウェア量で設計が可能で、また外線数の増減に簡単に
対応できると共に多重化して一つの折返し回路で構成で
きる優れた効果がある。

また、折返し時の対向装置制御等が容易に実現でき運用
保守面で優れた利点があるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例折返し装置のブロック構成図。 第２図は従来例の折返し装置のブロック構成図。 １・・・入力信号変換回路、２・・・出力信号変換回路
、３．３０・・・ループバック回路、４・・・処理回路
。 特許出願人　日本電気株式会社　４．。 代理人　　弁理士　井　出　直　孝 従来例 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、対向装置から受信した入力信号を論理レベルの信号
   に変換する入力信号変換回路と、この入力信号変換回路
   の出力信号の信号処理を行って自装置内の他回路に与え
   る手段およびこの自装置内の他回路の送信信号の信号処
   理を行って出力する手段を含む処理回路と、この出力す
   る手段の出力信号のレベル変換を行って上記対向装置に
   送信する出力信号変換回路とを備えた折返し方式におい
   て、 上記入力信号変換回路および上記出力信号変換回路と上
   記処理回路との間に挿入され、論理レベルの電子回路に
   より構成されたループバック回路を備えた ことを特徴とする折返し方式。