JPH02289806A - 撮像光学系 - Google Patents
撮像光学系Info
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- JPH02289806A JPH02289806A JP11129089A JP11129089A JPH02289806A JP H02289806 A JPH02289806 A JP H02289806A JP 11129089 A JP11129089 A JP 11129089A JP 11129089 A JP11129089 A JP 11129089A JP H02289806 A JPH02289806 A JP H02289806A
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- Japan
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- lens
- refractive index
- diameter
- aperture
- liquid crystal
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Links
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Landscapes
- Diaphragms For Cameras (AREA)
- Lenses (AREA)
- Liquid Crystal (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は至近距離よりも更に近い距離(マクロ領域)に
ある物体を撮影(マクロ撮影)し得る照明器付きカメラ
の、撮像光学系に関する。
ある物体を撮影(マクロ撮影)し得る照明器付きカメラ
の、撮像光学系に関する。
近年、自動合焦機能を有する照明器内蔵型のカメラが普
及しつつあり、この種のカメラは比較的高精度でしかも
コンパクト且つ低価格であることが要求されている。そ
のため、照明器を使用する場合の光量調節は、照明器の
発光量を一定にして、絞りの径を調整することによって
行ない、しかもこの絞りはシャッター兼用になっている
ものが殆どである。
及しつつあり、この種のカメラは比較的高精度でしかも
コンパクト且つ低価格であることが要求されている。そ
のため、照明器を使用する場合の光量調節は、照明器の
発光量を一定にして、絞りの径を調整することによって
行ない、しかもこの絞りはシャッター兼用になっている
ものが殆どである。
このようなカメラを用いてマクロ撮影を行なう場合、持
ち運びの手軽さを保証するために照明器としてストロボ
を用い、撮影時のブレを防止する必要がある。又光量調
節のために絞り径を通常撮影の場合よりも非常に小さく
する必要がある。更にレンズの繰出し量が、通常撮影域
における繰出し量と比較して非常に大きくなるため、繰
り出し機構の設計が著しく困難であり、カメラの大型化
及び製造コストの上昇を引き起こすという欠点がある。
ち運びの手軽さを保証するために照明器としてストロボ
を用い、撮影時のブレを防止する必要がある。又光量調
節のために絞り径を通常撮影の場合よりも非常に小さく
する必要がある。更にレンズの繰出し量が、通常撮影域
における繰出し量と比較して非常に大きくなるため、繰
り出し機構の設計が著しく困難であり、カメラの大型化
及び製造コストの上昇を引き起こすという欠点がある。
又、レンズの繰出し量をある程度にとどめておき、物点
に対して絞りを絞り込んで被写界深度を深《することに
よって、疑似的に合焦させる手段もあるが、上述の場合
と比較して良いピントが得られない欠点がある。
に対して絞りを絞り込んで被写界深度を深《することに
よって、疑似的に合焦させる手段もあるが、上述の場合
と比較して良いピントが得られない欠点がある。
そこで、圧力や電圧電流等によって屈折力が変化するよ
うな光学素子を用いた屈折率可変レンズを撮影レンズと
して採用し、レンズの繰出し量を小さくして合焦を行な
い得るカメラが提案されている。圧力によって屈折率を
変えるものとして、特開昭62−124535号,特開
昭63−208817号等により、又電圧等によるもの
として、特開昭62− 153933号,特開昭62−
91914号,特開昭61− 140908号,特開昭
61160714号等が提案されている。
うな光学素子を用いた屈折率可変レンズを撮影レンズと
して採用し、レンズの繰出し量を小さくして合焦を行な
い得るカメラが提案されている。圧力によって屈折率を
変えるものとして、特開昭62−124535号,特開
昭63−208817号等により、又電圧等によるもの
として、特開昭62− 153933号,特開昭62−
91914号,特開昭61− 140908号,特開昭
61160714号等が提案されている。
しかし、このような光学素子によるレンズは、一般に大
口径のものは製造しに<<、又この屈折率可変レンズを
構成する素材の光の散乱,吸収が、光学ガラスと比較す
ると大きいという欠点があり、このために通常撮影時の
性能を損なうおそれがある。
口径のものは製造しに<<、又この屈折率可変レンズを
構成する素材の光の散乱,吸収が、光学ガラスと比較す
ると大きいという欠点があり、このために通常撮影時の
性能を損なうおそれがある。
しかも形状が変化するタイプのこの種レンズは、変形さ
せる圧力の正確な制御が困難であり、これを実現しよう
とすると駆動装置や制御回路が大型化して製造コストの
上昇を引き起こすことになる。
せる圧力の正確な制御が困難であり、これを実現しよう
とすると駆動装置や制御回路が大型化して製造コストの
上昇を引き起こすことになる。
また、電圧等によって屈折率が変化するタイプの屈折率
可変レンズのうち、特に液晶レンズで大口径のものは、
その厚みが増すために動作スピードの低下や透過率の悪
化を生じる。そのため、フレネルレンズとして用いるも
のが多いが、フレネルレンズでは通常撮影時の結像性能
が低下するという欠点がある。
可変レンズのうち、特に液晶レンズで大口径のものは、
その厚みが増すために動作スピードの低下や透過率の悪
化を生じる。そのため、フレネルレンズとして用いるも
のが多いが、フレネルレンズでは通常撮影時の結像性能
が低下するという欠点がある。
更に、液晶レンズを用いる場合、一枚の液晶レンズで構
成しようとすると、偏光板を使用しなければならず、こ
の偏光板によって透過光量が半分以下になるため、通常
撮影時における光量のロスが大きい。又、特公昭61−
45812号公報には、配向方向が直行する液晶レンズ
を二枚組合わせて、偏光板を使用しないようにしたもの
も提案されているが、この構造では通常撮影領域で非点
収差が発生する欠点がある。
成しようとすると、偏光板を使用しなければならず、こ
の偏光板によって透過光量が半分以下になるため、通常
撮影時における光量のロスが大きい。又、特公昭61−
45812号公報には、配向方向が直行する液晶レンズ
を二枚組合わせて、偏光板を使用しないようにしたもの
も提案されているが、この構造では通常撮影領域で非点
収差が発生する欠点がある。
本発明はこのような課題に鑑み、撮像レンズと屈折率可
変レンズを用いて通常撮影時とマクロ撮影時における合
焦を正確に行ない得ると共に、機構を小型に維持し得る
、撮像光学系を提供することを目的とする。
変レンズを用いて通常撮影時とマクロ撮影時における合
焦を正確に行ない得ると共に、機構を小型に維持し得る
、撮像光学系を提供することを目的とする。
本発明による撮像光学系は、撮像レンズとは別に機械式
絞りの近傍の光軸上に、機械式絞りを開放した時に通過
し得る光束の最大径より小さい径の屈折率可変レンズを
設けたものである。
絞りの近傍の光軸上に、機械式絞りを開放した時に通過
し得る光束の最大径より小さい径の屈折率可変レンズを
設けたものである。
通常撮影時には撮像レンズによって焦点調整が行なわれ
、マクロ撮影時には主に屈折率可変レンズによって焦点
調整が行なわれる。
、マクロ撮影時には主に屈折率可変レンズによって焦点
調整が行なわれる。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第4図に基づいて説
明する。
明する。
図中、第1図は撮像光学系の基本構成を示しており、1
,2は夫々光軸O上に配設されているレンズ系、3はレ
、ンズ系1,2の間に配設されている機械式絞りであり
、その開口部3aの最大径をa.,最小径をa1とする
(第2図参照)。4は機械式絞り3に近接して配設され
ている例えば液晶絞りである物性絞りであり、その遮蔽
部4aの最大径をb,開口部4bの最大径をCoo開口
部4bの最小径をC,とする(第2図参照)。また、b
≧a1≧c0 とする。5は物性絞り4の後方でしかも機械式絞り3に
近接して配設されている例えば液晶レンズである屈折率
可変レンズであり、その径をdとし、d > c o とする。尚、第1図では物性絞り4及び屈折率可変レン
ズ5は線図的に分離して示されているが、第3図に示す
ように一体に配設されていてもよく、このような両部品
の構造を第4図の断面図により更に説明すると、物性絞
り4において、6.7は偏光板、8,8′は電源S,に
接続されている一対の透明導電層、9は透明導電層8,
8′間で遮蔽部lOによって封じ込められたTN液晶、
11は遮蔽部10の外周の透明基板、又屈折率可変絞り
5において、12.13は透明基板、14,14′は電
源S,に接続されている一対の透明導電層、15は透明
導電層14.14”間でスベーサ16によって封じ込め
られたTN液晶である。
,2は夫々光軸O上に配設されているレンズ系、3はレ
、ンズ系1,2の間に配設されている機械式絞りであり
、その開口部3aの最大径をa.,最小径をa1とする
(第2図参照)。4は機械式絞り3に近接して配設され
ている例えば液晶絞りである物性絞りであり、その遮蔽
部4aの最大径をb,開口部4bの最大径をCoo開口
部4bの最小径をC,とする(第2図参照)。また、b
≧a1≧c0 とする。5は物性絞り4の後方でしかも機械式絞り3に
近接して配設されている例えば液晶レンズである屈折率
可変レンズであり、その径をdとし、d > c o とする。尚、第1図では物性絞り4及び屈折率可変レン
ズ5は線図的に分離して示されているが、第3図に示す
ように一体に配設されていてもよく、このような両部品
の構造を第4図の断面図により更に説明すると、物性絞
り4において、6.7は偏光板、8,8′は電源S,に
接続されている一対の透明導電層、9は透明導電層8,
8′間で遮蔽部lOによって封じ込められたTN液晶、
11は遮蔽部10の外周の透明基板、又屈折率可変絞り
5において、12.13は透明基板、14,14′は電
源S,に接続されている一対の透明導電層、15は透明
導電層14.14”間でスベーサ16によって封じ込め
られたTN液晶である。
尚、物性絞り4及び屈折率可変レンズ5は機械式絞り3
の前後いずれの側に配設されてもよい。
の前後いずれの側に配設されてもよい。
又、物性絞り4又は屈折率可変レンズ5の駆動機構が不
透明な部材から構成されていて、しかもそれら絞り4又
はレンズ5に近接して配置する必要がある場合は、その
駆動機構を物性絞り4の遮光部分であるbと00の間の
スペースに設ければ、撮影性能に対する影響を最小に抑
えることができる。
透明な部材から構成されていて、しかもそれら絞り4又
はレンズ5に近接して配置する必要がある場合は、その
駆動機構を物性絞り4の遮光部分であるbと00の間の
スペースに設ければ、撮影性能に対する影響を最小に抑
えることができる。
又、マクロ撮影時には、レンズ系全体の位置は、通常撮
影時の無限連合焦位置にあるより、通常撮影時の最至近
合焦位置にあった方が、マクロ領域にある物体を撮影す
るのに都合がよい。そのためマクロ撮影信号の入力によ
り、レンズ系全体が最至近撮影位置へ繰り出されるよう
になっていることが好ましい。マクロ撮影信号は、マク
ロ領域にある被写体に対し、カメラの距離測定装置によ
って直接出力させてもよく、或いは撮影者の判断でスイ
ッチを入れることにより出力させてもよい。
影時の無限連合焦位置にあるより、通常撮影時の最至近
合焦位置にあった方が、マクロ領域にある物体を撮影す
るのに都合がよい。そのためマクロ撮影信号の入力によ
り、レンズ系全体が最至近撮影位置へ繰り出されるよう
になっていることが好ましい。マクロ撮影信号は、マク
ロ領域にある被写体に対し、カメラの距離測定装置によ
って直接出力させてもよく、或いは撮影者の判断でスイ
ッチを入れることにより出力させてもよい。
又、例えばマクロ撮影信号によって或いは機械式絞り3
の開口部3aの径が所定の大きさに絞られたときに、物
性絞り4.屈折率可変レンズ5が駆動するような方法を
とっている。尚、レンズ系が最至近撮影位置へ移動する
ことによってマクロ撮影信号が出力されるようにしても
よい。
の開口部3aの径が所定の大きさに絞られたときに、物
性絞り4.屈折率可変レンズ5が駆動するような方法を
とっている。尚、レンズ系が最至近撮影位置へ移動する
ことによってマクロ撮影信号が出力されるようにしても
よい。
本実施例は上述のように構成されており、次にこの撮像
光学系の作用を説明する。
光学系の作用を説明する。
まず通常撮影時には、合焦はレンズ系1.2を機械的に
移動せしめて行ない、屈折率可変レンズ5は駆動させな
い。又、光量調節は主として機械式絞り3によって行な
い、物性絞り4は遮蔽部4a及び開口部4bを透過又は
遮蔽状態にしておく。
移動せしめて行ない、屈折率可変レンズ5は駆動させな
い。又、光量調節は主として機械式絞り3によって行な
い、物性絞り4は遮蔽部4a及び開口部4bを透過又は
遮蔽状態にしておく。
光量的には、物性絞り4を透過状態にしておいた方が有
利であるが、遮蔽状態にしておいたとしても、遮蔽状態
にある遮蔽部4aの径bが機械式絞り3の開口部3aに
対して十分小さければ実用上問題ない。物性絞り4を遮
蔽状態にしておく場合、badとして構成しておけば、
屈折率可変レンズ5の屈折率が如何なる値であっても、
撮影には影響を与えなくなる。尚、物性絞り4を透過状
態にしておく場合、屈折率可変レンズ5の屈折率を、こ
のレンズ5を支持する透明部材の屈折率と等しくする等
して、このレンズ5の屈折力が結像性能に影響を与えな
いようにしておく。
利であるが、遮蔽状態にしておいたとしても、遮蔽状態
にある遮蔽部4aの径bが機械式絞り3の開口部3aに
対して十分小さければ実用上問題ない。物性絞り4を遮
蔽状態にしておく場合、badとして構成しておけば、
屈折率可変レンズ5の屈折率が如何なる値であっても、
撮影には影響を与えなくなる。尚、物性絞り4を透過状
態にしておく場合、屈折率可変レンズ5の屈折率を、こ
のレンズ5を支持する透明部材の屈折率と等しくする等
して、このレンズ5の屈折力が結像性能に影響を与えな
いようにしておく。
又、マクロ撮影時にはマクロ撮影信号の入力によって、
レンズ系全体が最至近距離撮影位置に移動し、合焦は主
として屈折率可変レンズ5を駆動せしめて行なわれる。
レンズ系全体が最至近距離撮影位置に移動し、合焦は主
として屈折率可変レンズ5を駆動せしめて行なわれる。
又、ストロボを強制発光させるので、機械式絞り3の開
口部3aは所定の最小径a1に固定される。光量調節は
主として物性絞り4を駆動せしめて行なわれ、物性絞り
4は遮蔽部4aの径bより光軸に近い側の部分が光を遮
蔽すると同時に、開口部4bの被写体に応じて決定され
る所要の径C − (Cs >C >C+ )より光
軸に近い側の部分が光を透過せしめる。
口部3aは所定の最小径a1に固定される。光量調節は
主として物性絞り4を駆動せしめて行なわれ、物性絞り
4は遮蔽部4aの径bより光軸に近い側の部分が光を遮
蔽すると同時に、開口部4bの被写体に応じて決定され
る所要の径C − (Cs >C >C+ )より光
軸に近い側の部分が光を透過せしめる。
このようにして、通常撮影時にはレンズ系1,2及び機
械式絞り3によって合焦及び光量調節が行なわれ、マク
ロ撮影時には主として屈折率可変レンズ5及び物性絞り
4によって合焦及び光量調節が行なわれる。特にマクロ
撮影時の場合、機械式絞り3の径が最小径alであるか
ら、屈折率可変レンズ5の径dはal と同等でよいが
、少なくとも機械式絞り3の開口部3aの最大径a0よ
り小さいものでよく、これにより屈折率可変レンズ5を
小型にできる。又、マクロ撮影時における合焦を正確に
行なえると共に、通常撮影時の性能の低下を抑えること
ができる。
械式絞り3によって合焦及び光量調節が行なわれ、マク
ロ撮影時には主として屈折率可変レンズ5及び物性絞り
4によって合焦及び光量調節が行なわれる。特にマクロ
撮影時の場合、機械式絞り3の径が最小径alであるか
ら、屈折率可変レンズ5の径dはal と同等でよいが
、少なくとも機械式絞り3の開口部3aの最大径a0よ
り小さいものでよく、これにより屈折率可変レンズ5を
小型にできる。又、マクロ撮影時における合焦を正確に
行なえると共に、通常撮影時の性能の低下を抑えること
ができる。
尚、通常撮影時でも、絞り径が十分小さくなった場合、
物性絞り4及び屈折率可変レンズ5を用いて光量調節及
び合焦が可能である。
物性絞り4及び屈折率可変レンズ5を用いて光量調節及
び合焦が可能である。
又、上述の説明では、絞りとして機械式絞り3と物性絞
り4の二種のものを配設したが、機械式絞りのみであっ
てもよい。
り4の二種のものを配設したが、機械式絞りのみであっ
てもよい。
以下、数値限定を施した第一実施例について詳細に説明
する。
する。
1二夾施碧
本実施例における撮像光学系の構成は第5図の断面図に
より示されており、各絞り3.4及び屈折率可変レンズ
5は第3図に示されたものと同様に構成されている。
より示されており、各絞り3.4及び屈折率可変レンズ
5は第3図に示されたものと同様に構成されている。
図中、機械式絞り3はシャッター兼用であり、開口部3
aの最小開口径a1はFNαlO〜16の間のいずれか
の大きさに制御される。物性絞り4として偏光を利用す
る液晶絞り(偏光板、TN液晶,偏光板)を用い、その
外径はFNα10の径より大きく且つFNα9の径より
内側の光束は液晶絞り4を必ず通過する大きさに設定す
る。又液晶絞り4はFNαl6〜64の範囲で絞り値を
制御できるようになっている。
aの最小開口径a1はFNαlO〜16の間のいずれか
の大きさに制御される。物性絞り4として偏光を利用す
る液晶絞り(偏光板、TN液晶,偏光板)を用い、その
外径はFNα10の径より大きく且つFNα9の径より
内側の光束は液晶絞り4を必ず通過する大きさに設定す
る。又液晶絞り4はFNαl6〜64の範囲で絞り値を
制御できるようになっている。
屈折率可変レンズ5として液晶レンズ(偏光板は液晶絞
り4と共用で液晶レンズ層は一層とする−第4図参照)
を用い、その外径はFNαl6より大きく且つF N(
L l 5の径の光束がけられずに通過し得る大きさ(
半径1.145)とする。
り4と共用で液晶レンズ層は一層とする−第4図参照)
を用い、その外径はFNαl6より大きく且つF N(
L l 5の径の光束がけられずに通過し得る大きさ(
半径1.145)とする。
又、液晶を封入するケースの屈折率は、液晶の屈折率n
0の値と一致する1. 5とする。
0の値と一致する1. 5とする。
下記データ中、r++ri+ ・・・は各レンズ面等の
曲率半径、dl,dt・・・は各レンズ面等の間隔、n
l+n!・・・は各レンズ等の屈折率、Vl+Vt・・
・は各レンズ等のアッペ数である。
曲率半径、dl,dt・・・は各レンズ面等の間隔、n
l+n!・・・は各レンズ等の屈折率、Vl+Vt・・
・は各レンズ等のアッペ数である。
第1面
rl =10.928, d; =2.657
. n+ =j、6968.V+=55.5、 第2面 r 2 =32.438, d 2= 1.043、第
3面 r s ” 52.226, d s =1.022
. n s =1.7552.v.=27.5、 第4面 r. =24.328, d. =1.533、第5面 r,一〇〇(絞り) . d , =0.269 、
第6面 re =oo, do =0.480 , na =1
.5000, Va= 57. 5、液晶絞り、 第7面 r t =32.786, d t =0.020 ,
n t = 1.5 〜l.7,vt=30〜25、
液晶レンズ、 第8面 rs =oo, d* =0.500 , nt =1
.5000, Vl= 57. 5、 第9面 r * =21.906, d * =4.831 ,
n e =1.6237,ve=47.1、 第lO面 r +a= 29.369, d 1a=6. 17
5、第11面 r z=−7,218 , d ++=2.044 ,
nz=1.4922,V,,=57.5、 第12面 非球面 レンズ全長 20, 674、 非球面R = − 14.761, A 4 =0.2
6946 x 10−”A 6 =−0.92516
X to−’, A 8 =0.10629 xlO−
’A 10= 0. 64435 x 10次に本実施
例におけるカメラの動作を合焦と露光に限定して説明す
る。
. n+ =j、6968.V+=55.5、 第2面 r 2 =32.438, d 2= 1.043、第
3面 r s ” 52.226, d s =1.022
. n s =1.7552.v.=27.5、 第4面 r. =24.328, d. =1.533、第5面 r,一〇〇(絞り) . d , =0.269 、
第6面 re =oo, do =0.480 , na =1
.5000, Va= 57. 5、液晶絞り、 第7面 r t =32.786, d t =0.020 ,
n t = 1.5 〜l.7,vt=30〜25、
液晶レンズ、 第8面 rs =oo, d* =0.500 , nt =1
.5000, Vl= 57. 5、 第9面 r * =21.906, d * =4.831 ,
n e =1.6237,ve=47.1、 第lO面 r +a= 29.369, d 1a=6. 17
5、第11面 r z=−7,218 , d ++=2.044 ,
nz=1.4922,V,,=57.5、 第12面 非球面 レンズ全長 20, 674、 非球面R = − 14.761, A 4 =0.2
6946 x 10−”A 6 =−0.92516
X to−’, A 8 =0.10629 xlO−
’A 10= 0. 64435 x 10次に本実施
例におけるカメラの動作を合焦と露光に限定して説明す
る。
通常撮影時には、液晶絞り4は透過状態にし、又液晶レ
ンズ5の屈折率をケースの屈折率と等しい1.5にして
おくので、偏光板によって若干の光量低下が生じるが、
近軸的、収差的には両部材4,5は平行平面板が配設さ
れているのと同様の状態になる。
ンズ5の屈折率をケースの屈折率と等しい1.5にして
おくので、偏光板によって若干の光量低下が生じるが、
近軸的、収差的には両部材4,5は平行平面板が配設さ
れているのと同様の状態になる。
マクロ撮影時には、マクロ撮影信号の入力により、被写
体の位置に関係なくレンズ全体が最至近撮影位置(物像
間距離1000mm)に繰り出され、被写体がその最至
近撮影位置よりも近い位置にある場合は、液晶レンズ5
で合焦が行なわれる。又、シャッターは露光量に関係な
く、所定の最小開口径a.まで開くように設定され、露
光量は液晶絞り5で調整される。
体の位置に関係なくレンズ全体が最至近撮影位置(物像
間距離1000mm)に繰り出され、被写体がその最至
近撮影位置よりも近い位置にある場合は、液晶レンズ5
で合焦が行なわれる。又、シャッターは露光量に関係な
く、所定の最小開口径a.まで開くように設定され、露
光量は液晶絞り5で調整される。
液晶レンズ5の屈折率と、撮影レンズ1. 2の主な
近軸量と、その物像間距離における絞り径等を下記の表
に示す。尚、この液晶絞り4の透過率は30%である。
近軸量と、その物像間距離における絞り径等を下記の表
に示す。尚、この液晶絞り4の透過率は30%である。
l、SOH 35.011 −社.39B
/ ls.291 10111.1 1.
554 (lLct2り)IJOH 31.
フε5−31.Hl / +2jlfi 3534
Illコ1 (液晶絞り)1.7Hll
!9.17! −34.031 / llJ&
!!4。1 11.589 (液晶絞り)本
実施例の効果として、液晶絞り4と液晶レンズ5との組
合せは、偏光板を共用できるので構成に無駄がなく、又
各電極が透明なので通常撮影時の光束に与える影響が少
ないことが挙げられる。
/ ls.291 10111.1 1.
554 (lLct2り)IJOH 31.
フε5−31.Hl / +2jlfi 3534
Illコ1 (液晶絞り)1.7Hll
!9.17! −34.031 / llJ&
!!4。1 11.589 (液晶絞り)本
実施例の効果として、液晶絞り4と液晶レンズ5との組
合せは、偏光板を共用できるので構成に無駄がなく、又
各電極が透明なので通常撮影時の光束に与える影響が少
ないことが挙げられる。
又、光量損失は、通常撮影時、機械式絞り3の開放状態
でFNα2.8とすれば、液晶レンズ部分の透過率は3
0%であるので、 (2.8/9)2 ・0。7 = 0. 06775と
なり、約7%であり、従来技術のように偏光板を有口径
全面に用いる場合の光量損失約70%に比べて非常に少
ない。
でFNα2.8とすれば、液晶レンズ部分の透過率は3
0%であるので、 (2.8/9)2 ・0。7 = 0. 06775と
なり、約7%であり、従来技術のように偏光板を有口径
全面に用いる場合の光量損失約70%に比べて非常に少
ない。
尚、本実施例では、液晶レンズ5によって、レンズ系全
体を繰出して定めた物像間距離よりも近い側だけに合焦
させているが、例えば液晶を封入するケースの屈折率を
、液晶の屈折率n0及びロ。の間の値ncにすると、通
常撮影時には液晶の屈折率をncに保ち、マクロ撮影時
に液晶の屈折率をn.とn.の間で変化させることによ
って、液晶の屈折率がncの場合の物像間距離の前後の
領域に亘って液晶レンズ5で合焦させることが可能にな
る。
体を繰出して定めた物像間距離よりも近い側だけに合焦
させているが、例えば液晶を封入するケースの屈折率を
、液晶の屈折率n0及びロ。の間の値ncにすると、通
常撮影時には液晶の屈折率をncに保ち、マクロ撮影時
に液晶の屈折率をn.とn.の間で変化させることによ
って、液晶の屈折率がncの場合の物像間距離の前後の
領域に亘って液晶レンズ5で合焦させることが可能にな
る。
液晶レンズ5が、液晶の配向方向が互いに直行する複数
の液晶レンズで構成されているような、偏光板の要らな
い形式の物である場合は、物性絞り4も偏光板を使わな
い形式のものにすると、透過光量の増加が望める。この
場合、従来技術で説明したように非点収差が発生するの
であるが、液晶レンズ5を絞り込んだ状態だけで使うの
で、実質的に被写界深度が深くなり、非点収差の影響を
軽減することが出来る。
の液晶レンズで構成されているような、偏光板の要らな
い形式の物である場合は、物性絞り4も偏光板を使わな
い形式のものにすると、透過光量の増加が望める。この
場合、従来技術で説明したように非点収差が発生するの
であるが、液晶レンズ5を絞り込んだ状態だけで使うの
で、実質的に被写界深度が深くなり、非点収差の影響を
軽減することが出来る。
尚、絞りの前後のレンズ系1.2にも屈折率可変レンズ
を含むようにしてもよい。
を含むようにしてもよい。
上述の如く本発明に係る撮像光学系によれば、撮像レン
ズとは別に機械式絞りの近傍に、機械式絞りを開放した
時に通過し得る光束の最大径より径の小さい屈折率可変
レンズを設けるようにしたから、マクロ撮影時における
合焦を正確に行なえ、しかも通常撮影時の性能にほとん
ど悪影響を与えない。又屈折率可変レンズが小型である
から、製造が容易で製造コストを低廉に出来、しかもカ
メラの大きさをコンパクトに維持できる。
ズとは別に機械式絞りの近傍に、機械式絞りを開放した
時に通過し得る光束の最大径より径の小さい屈折率可変
レンズを設けるようにしたから、マクロ撮影時における
合焦を正確に行なえ、しかも通常撮影時の性能にほとん
ど悪影響を与えない。又屈折率可変レンズが小型である
から、製造が容易で製造コストを低廉に出来、しかもカ
メラの大きさをコンパクトに維持できる。
第1図は本発明に係る撮像光学系の基本構成図、第2図
は機械式絞り、物性絞り及び屈折率可変レンズの概略平
面図、第3図は機械式絞り,物性絞り及び屈折率可変レ
ンズの概略斜視図、第4図は物性絞り及び屈折率可変絞
りの概略断面図、第5図は数値限定した第一実施例の構
成図である。 1.2・・・レンズ系、3・・・機械式絞り、5・・・
屈折率可変レンズ。
は機械式絞り、物性絞り及び屈折率可変レンズの概略平
面図、第3図は機械式絞り,物性絞り及び屈折率可変レ
ンズの概略斜視図、第4図は物性絞り及び屈折率可変絞
りの概略断面図、第5図は数値限定した第一実施例の構
成図である。 1.2・・・レンズ系、3・・・機械式絞り、5・・・
屈折率可変レンズ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 撮像レンズと機械式絞りを備えた撮像光学系において、 上記機械式絞りの近傍に機械式絞りを開放した時に通過
し得る光束の最大径より径の小さい屈折率可変レンズを
設けたことを特徴とする撮像光学系。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129089A JPH02289806A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 撮像光学系 |
US07/515,592 US5068679A (en) | 1989-04-28 | 1990-04-27 | Imaging system for macrophotography |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11129089A JPH02289806A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 撮像光学系 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02289806A true JPH02289806A (ja) | 1990-11-29 |
Family
ID=14557473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11129089A Pending JPH02289806A (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 撮像光学系 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02289806A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006115147A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Asahi Glass Company, Limited | 撮像レンズ |
CN102736279A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 索尼公司 | 光学器件和成像装置 |
CN110967826A (zh) * | 2018-09-30 | 2020-04-07 | 成都微晶景泰科技有限公司 | 光学成像系统及设计方法 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP11129089A patent/JPH02289806A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006115147A1 (ja) * | 2005-04-25 | 2006-11-02 | Asahi Glass Company, Limited | 撮像レンズ |
US7599128B2 (en) | 2005-04-25 | 2009-10-06 | Asahi Glass Company, Limited | Imaging lens |
CN102736279A (zh) * | 2011-03-31 | 2012-10-17 | 索尼公司 | 光学器件和成像装置 |
JP2012212078A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Sony Corp | 光学装置および撮像装置 |
CN102736279B (zh) * | 2011-03-31 | 2016-08-03 | 索尼公司 | 光学器件和成像装置 |
CN110967826A (zh) * | 2018-09-30 | 2020-04-07 | 成都微晶景泰科技有限公司 | 光学成像系统及设计方法 |
CN110967826B (zh) * | 2018-09-30 | 2022-04-12 | 成都微晶景泰科技有限公司 | 光学成像系统及设计方法 |
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