JPH02289510A - 医薬品組成物 - Google Patents

医薬品組成物

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JPH02289510A
JPH02289510A JP2075800A JP7580090A JPH02289510A JP H02289510 A JPH02289510 A JP H02289510A JP 2075800 A JP2075800 A JP 2075800A JP 7580090 A JP7580090 A JP 7580090A JP H02289510 A JPH02289510 A JP H02289510A
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rectal
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JP2075800A
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Martin Hagenlocher
マルチン・ハーゲンロッヒェル
Friedrich Moell
フリードリッヒ・モエル
Peter Speiser
ペーター・シュパイザー
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Warner Lambert Co LLC
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医薬品用カプセルに封入する直腸剤又は膣剤
に特に適した新規な実質的に脂肪無含有の医薬品組成物
に関する。
大多数の薬剤は、その薬剤を全身的に吸収させる目的を
有する、もしくは直腸又は膣で局所的に作用させるため
の直腸又は膣療法に適している。
このための薬剤の公知の形態としては、坐薬、ミクロ−
又はミニ浣腸、直腸及び膣錠剤、並びにさらにいくつか
の特殊な形態がある。
脂肪のような脂肪親和性塩基性物質又はポリエチレング
リコールのような親水性塩基性物質を担体として用いる
坐薬は、直腸外用薬の最も普通の形態である。溶融塩基
性物質中に有効物質及び補助剤を分散又は溶解すること
により、あるいは有効物質及び補助剤を圧縮することに
よってそれらを製造するが、ここで、担体物質は顆粒状
又は粉末状で存在しなければならない、仕上げられた坐
薬は、患者が使用できるためには、十分な裂断強度をも
たねばならない。
しかしながら、坐薬には多くの不利な点がある。硬質脂
肪の硬化により、通常、その融点が体温以上に上昇し、
したがって医薬品処方物の効力が失われる0体温は個体
間で、また個体内でもかなり上下するために、融点が3
7℃の坐薬を用いた場合でも、生物学的利用能の変動が
予測される。坐薬は、運搬中又は適用中に溶融しないよ
う、できるだけ融点が高くなければならない一方、有効
物質の放出ができるよう、適用後に37℃未満で溶融す
るか、もしくは少量の直腸液に溶解せねばならないため
に、坐薬製造には、ごく限られた数の補助剤しか利用で
きない、一般的に、溶融された塊中に有効物質を分布さ
せることにより坐薬を製造するが、これは、特にポリペ
プチドのような温度感受性有効物質を用いた場合は、安
定性の問題と関連する。さらに、坐薬は、手中で溶融し
得るし、あるいは適用中に破損することさえある。機械
的強度でさえ、保存中に悪くなることがある。
直腸型薬剤用の担体塊としてポリエチレングリコール、
又はPEG−23−ラウレートのようなポリエチレング
リコール誘導体を用いる場合、例えばE、M、 Ho1
yhead等[Br、 J、 expPath (19
83164,456f]又はN、W、 Thomas等
[1ntern、 Journal of Pharm
aceutics、 44(1988) 261〜26
3]が報告したように、直腸粘膜にかなりの損傷が生じ
る可能性がある。
公知の組成物の共通点は、直腸又は膣内でのその医薬品
組成物の分解後にそれらが直腸粘膜上に溶融又は溶解形
態で分散することである。これにより、主として有効物
質(=活性成分)の相対的に迅速な放出が、また全身性
療法の場合には迅速な吸収が引き起こされる。しかしな
がら、多くの有効物質に関しては、一方では初期血中レ
ベル値を高くしないために、また他方では半減期が短い
物質を用いて必要とされる適用間隔を長くするために、
遅延放出が所望される。経口処方物用の有効物質の遅延
放出のためのこのような薬剤形態が長い間知られてきた
一方、直腸又は膣投与後、数時間以上有効物質の遅延放
出が可能であって、同時に上記不利益を示さない処方物
はこれまで存在しなかった。
本発明に従って直腸又は膜外用薬用の固体組成物を用い
る場合にこれらの不利益がすべて起こるわけではないこ
とが目下判明しているが、本組成物は実質的に脂肪を含
有せず、さらに有効物質とともに1つの親水コロイドを
含む組成物であって、体液を吸収して膨張し、適用した
処方物の理解を開始し、同時に制御された有効物質の放
出を保証する。
本発明は、薬剤の直腸又は膣適用のための組成物であっ
て、実質的に脂肪を含まず、有効物質とともにできれば
さらに担体物質、少なくとも1つの親水コロイドを含み
、局所体液との相互作用により適用した処方物の制御放
出を成し遂げることを特徴とする組成物に関する。本形
態は、好ましくは実質的に水を含有しない。
直腸又は膣に用いるための組成物を、本発明に従って、
それ自体公知の医薬品ハード及びソフトゼラチンカプセ
ル、好ましくはハードゼラチンカプセル、特にこのよう
なツー・パートカプセル中に充填するが、このカプセル
は、浸漬法により製造されるか、又は、例えば、デンプ
ンカプセルのような、親水性ポリマーから射出成形法で
製造されるものである。
この意味で、本発明は、本発明に従って組成物を含入す
る直腸又は膣適用カプセル、好ましくはハード・ケーシ
ングを有するカプセル、特にゼラチン又はデンプン製の
カプセルにも関する。
上記カプセルは、好ましくは角を落とした形態を有し、
滑剤皮膜で被われる。このような滑剤皮膜はそれ自体公
知である。カプセルをさらに公知の方法で密封すること
ができるが、ツー・パートハードゼラチンカプセルに関
しては、容器部分の外壁の蓋縁及び境界部分を被う帯が
提供される。普及サイズのハードゼラチンカプセルはす
べて使用できる。
本発明の組成物は、好ましくは固体であって、顆粒状又
は粉末形態で存在する。有効物質は加熱不要であって、
これは好ましくは平均粒子サイズが最大250pI、好
ましくは最大150PMである。
投与量それ自体は、達成さるべき治療目的にのみ依って
いる。
カプセルの充填物すなわち本発明の組成物は、個々の成
分を単に混合することにより製造することができる。有
効物質の放出は、体温とは無関係である。充填物それ自
体には機械的強度は必要ない。
「実質的に脂肪を含まないjとは、本発明に関しては、
脂肪を有効物質を溶解又は懸濁する担体物質として用い
る必要がない、と理解されたい。
既述の通り、慣用の坐薬では、有効物質を、硬質脂肪又
は固体ポリエチレングリコールをその一例とする担体物
質の鋳型又は圧縮マトリックス中に溶解又は懸濁する。
これはここでは必要でない。
というよりむしろ、有効物質は膨潤剤、及びさらに別の
補助剤と混合されるだけである。さらに、本発明に従っ
て、その混合物に脂肪親和性及び/又は親水性補助剤を
単独で、もしくはある有効物質を溶解又は懸濁形態で含
有するもの、あるいは好ましくは有効物質を含まないも
の、例えば顆粒状又は粉末形態の脂肪又はポリエチレン
グリコールを加えることもできる。このためには、30
重量%まで濃度が可能であるが、しかしながら、好まし
くは付加濃度は組成物の総重量の20重量%未満、特に
l−0重量%未満である。
有効物質としては、原則的にすべての安定した医薬用有
効物質を用い得るが、これは直腸又は膣適用の全身又は
局所療法に使用される。これらは、好ましくは室温で固
体、例えば粉末又は顆粒化物質であるか、あるいは適切
な方法によって、例えば室温で液体である酢酸DL−ア
ルファートコフェロール(ピクミンE)を、例えば固体
(例えば5iO21上に吸着させるかあるいはマトリッ
クス、例えばゼラチン−炭水化物マトリックス中に包埋
して固体形態に転換される。
本発明の組成物、及び本発明に従った医薬品カプセルへ
の充填物に適した有効物質は、水に可溶性であっても、
あるいは不溶性であってもよい。
これらの例としては、興奮薬、例えばベンテトラゾール
;鎮痛薬、例えば塩酸チリジン、ペンタゾシン、塩酸モ
ルヒネ、パラセタモール、メタミゾ−ルナトリウム、ア
セチルサリチル酸、プロピフェナジン二制吐薬、例えば
シメンヒドリネート、メトクロプラミド;抗てんかん薬
、例えばフェニトイン、バルプロン酸:抗ヒスタミン薬
例えば塩酸ジフェンヒドラミン;抗生物質、例えばペニ
シリン、セファロスポリン、テトラサイクリン、エリス
ロマイシン;抗感染症薬、例えばポビドンヨード:抗高
血圧症薬、例えばニフェジピン;抗凝固薬、例えばヘパ
リン;抗真菌薬、例えばアンフォテリシンB、クロトリ
マゾール、ニスタチン:抗ウィルス剤、例えばアシクロ
ヴイル;抗すウマチ薬、例えばインドメタシン、ジクロ
フェナックナトリウム、イブプロフェン:ベータ受容体
遮断薬、例えばプロプラノロール;抗気管支痙彎薬、例
えばテオフィリン、アミノフィリン:化学療法薬、例え
ばニトロフラントイン:局所直腸及び膣治療用ステロイ
ド、例えばプレドニゾロン、ヒドロコルチゾン、トリア
ムシノロン;ポリペプチド、例えばバソプレッシン、イ
ンシュリン、グルカゴン、カルシトニン、ガストリン、
ヒト成長ホルモン、インターロイキン:ホルモン、例え
ばエストロゲン、テストステロン、プロスタグランジン
;鎮咳薬、例えばリン酸コデイン;抗不整脈薬、例えば
リドカイン:神経弛緩薬、例えばプロメタシン、クロル
プロマジン;鎮痛薬、例えば臭化ブチルスコポラミン;
精神安定薬、例えばジアゼパム、テマゼパム;抗結核薬
、例えばイソニアシト;細胞増殖抑制薬、例えばメトト
レキセート、5−フルオロウラシル等が挙げられる。
全身的直腸療法に好適な物質としては、バソプレッシン
、カルシトニン、インシュリン及びインターロイキンの
ような低〜中間分子量のポリペプチド;ジクロフェナッ
クナトリウムのような抗リウマチ薬;パラセタモール、
モルヒネ、及びモルヒネ類縁体のような鎮痛薬;メトク
ロプラミドのような制吐薬が挙げられる。
局所的直腸及び膣療法に好適な物質としては、クロトリ
マゾール、アンフォテリシンーBのような抗真菌薬:ボ
ビドンヨードのような抗感染症薬、並びにエストラジオ
ール、プレドニゾロンのようなホルモンが挙げられる。
本発明に従って使用する親水コロイドは、体液の吸収、
並びにこれによるその容積拡張によって膨潤剤として作
用し、粘膜上に組成物を迅速に分布させ、同時に、選定
される膨潤剤の量及び種類に依って、有効物質の時限投
与又は遅延放出を保証する。
本発明の組成物は親水コロイドの含量が組成物の総重量
の5重量%の場合でも有効であるが、好ましくは少なく
とも10重量%、特に少なくとも15重量%を含有する
。概して、本組成物は総重量の5〜99.9重量%、好
ましくは10〜95重量%、特に40〜90重量%の親
水コロイドを含有する。
親水コロイドとして、又はこのような親水コロイドの混
合物として、水性薬を入れると、容積が増大し、迅速に
大きく且つ十分に膨潤してヒドロゲルを形成する化合物
を用いることができる。膨潤物質の2%水性調剤の粘度
は、ウベローデ毛細管粘度計又はブルックフィールド粘
度計を用いて20°Cで測定した場合、5000 cp
s未満、好ましくは1000cps未満である。
本発明の好適な膨潤剤は、以下においてさらに説明する
「膨潤特性を調べる」試験方法を実施した場合に、5分
後に、膨潤剤300mg当たり少なくともl−という正
味膨潤容積を示すものである。
本発明の膨潤物質は、遅延作用を遂行するためにカプセ
ルに入れて経口投与するために通常用いるものだけでな
く、できるだけ迅速に有効物質を放出するのに用いるも
の、即ちカプセル又は錠剤中にいわゆる「破裂剤」又は
「分解促進剤」として用いる膨潤剤、あるいは水を用い
て低粘度のゲルを形成する膨潤物質、即ち安定した拡散
バリアを構築するにはその溶液の粘度が低過ぎるために
、通常、有効物質の遅延放出に用いることができないも
のもある。第一の場合の典型的な例としては、カルボキ
シメチルデンプンナトリウム(Explotab”lの
ような変性デンプンや、あるいはコロイド状ケイ酸(A
erosilR)のような無機物質がある。第二の場合
の典型的な例としては、TyloseM H300R(
Hoechst Ag、 D−Frankfurt)又
はViscontranM HP C400R(Hen
kel KGD−Dusseldorflのような低粘
度のセルロース誘導体が挙げられる。
好適な膨潤物質は、天然、合成、あるいは一部合成であ
ってもよい。
好適な親水コロイドとしては、例えば各種デンプン、好
ましくはトウモロコシ及びジャガイモデンプン、tra
paデンプン;変性又は前処理デンプン、好ましくはカ
ルボキシメチルデンプン(ExplotabR,Pri
mojel”) 、  トウモロコシ膨潤デンプン(P
rejelR)、5ta−RX−1500”のようなカ
ルボキシル化デンプン:ペクチン誘導体、好ましくはウ
ルトラアミロペクチン(AmijelRl、ベーク−ア
ミロース:セントジョンパン用穀物扮(例、Meypr
odynR) 、グアル(Meypro−guar’、
 MeyprogateR等)、コンジャ力マンナンの
ようなガラクトマンナン;その他の膨潤性多糖類、キサ
ンチン(Keltrol FR) 、デキストラン、ヒ
アルロン酸;セルロース、セルロースエステル、及びセ
ルロースエーテル;好ましくはカルボキシメチルセルロ
ースナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒド
ロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、
エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒド
ロキシエチルメチルセルロース(ここで、これらは水を
加えると低粘度の溶液又はヒドロゲルとなるものが好ま
しい);アルギン酸又はアルギン酸ナトリウム及びアル
ギン酸カルシウムのようなアルギン酸塩、グリコールア
ルギン酸プロピレンのようなアルギン酸誘導体:コロイ
ド状二酸化ケイ素(Aerosil”、 Cab−0−
3ilR) 、ベントナイト(Veegum勺のような
無機親水コロイド;寒天、トラガカントゴム、アラビア
ゴム、5terkuliaゴム力ラゲナンホルムアルデ
ヒドカゼイン(Esma−3prengR; Ge1e
tolR)  ;ポリアクリル酸、ポリメタクリレート
、ヒドロキシエチルメタクリレートのような合成膨潤性
ポリマー及びその誘導体、あるいはこのような親水コロ
イドの混合物が挙げられる。
この実施例としては:カルボキシメチルデンプン(Ex
plotab”、 PrimojelR) 、カルボキ
シメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース、メチルセルロース、ポリアクリル酸の
塩、又はこのような組み合わせの混合物がある。
本発明の組成物は、(a)有効物質及び(b)親水コロ
イドとともに、さらに補助剤、例えば: (c)流量調節剤、例えば一般的には〈4%の濃度のタ
ルク; (d)滑剤、例えばステアリン酸マグネシウム、クルク
:グリセロールベヘネート(Compritol 28
8. Gattefosse) :(e)充填剤、例え
ば乳糖; (f)少量の担体物質(例えばポリエチレングリコール
又は脂肪); (g)湿潤剤、例えばラウリル硫酸ナトリウム、できれ
ばさらに、安定性、加工性又は生物学的利用能を改良す
る補助剤 を随意に含有し得る。
典型的組成物は、以下の成分(重量%)を有する。
(a)有効物質 (b)親水コロイ (c)流量調節剤 (d)滑剤 (e)充填剤 0.0001  % ド    20       % 0.2    % 0.5    % 0     % −80% −90% −4% −4% −70% (f)担体物質    0   %−10%(g)湿潤
剤     0.1   %−5%微細粉末有効物質(
粒子サイズ<t25pm)を200mg以下の用量で2
00μgのカルボキシメチルデンプンナトリウム(Pr
imojel、 Avebe。
NL−Foxhol)と混合した場合の実施例として簡
単な組成物が得られる。
有効物質の用量が200mg未満である場合は、乳糖を
補充することができる。この混合物をサイズOの細長カ
プセルに充填し、滑剤コートとして3層コーティング[
Moell等、5tebility of glidi
ng coats for rectal hardg
elatin capsules直腸ハードゼラチンカ
プセルに対する滑性皮膜の安定性、Acta Phar
ma、 Techn。
34、24S (198811を施すことができる。
本組成物を製造するには、個々の成分を激しく混合する
0次いで、得られた混合物を公知の方法でカプセルに充
填する。もちろん、これができるだけ有用であると考え
られる限りでは、容易に混合物を加熱できる。
得られた充填済みカプセルは、例えばA、M。
Hannula等(Evaluation of a 
1ubricant coatfor rectal 
hard gelatin capsules直腸ハー
ドゼラチンカプセルに対する滑剤皮膜の評価、Acta
pharmaceutica techn、、 32.
26.1986)に示したと同様に、滑剤皮膜で被うこ
とができる。
以下の実施例で本発明をさらに説明する。
親 コロイドの膨゛1.・S 膨潤特性 300mgの最終混合物、又は膨潤物質のみを目盛付試
験管に入れ、その容積を読み取る。試験管を水浴中に1
5分間入れて温度を均一にする。次いで、ピペットを用
いて、以下の緩衝液5mt’を注意深く加える: Na1(、PO< ・28zOlo、40gNa、I(
PO,・2H,047,48gNaCJi!     
      23.00gH,Oを加えて全量を500
0−とし、pHを7.38とする。
生成中のゲルの容積の時間依存性増加を測定し、混合物
が十分に膨張したか否かを目視判定する。
In vitroの有効物質放出 第1図は、in vitroでの有効物質の放出を測定
する装置を示す。測定システムはこのようにしてビーカ
ー(容量、例えば1500tt’)上に載せられるので
、膜は放出、溶質の表面にぴったり接触しており、ビー
カーの中央に置かれる。マグネティックスクーラーを用
いて、その放出溶質を混合する:回転数は固定領域内に
調節する(通常、1分間に100〜200回転)、全測
定システムを約60分間、均一温度化する。t=0時点
で、カプセルを膜上に置く、自動試験システムを用いて
、固定時点でサンプリングを行い、その有効物質含量に
関して分析する。親水性膜は、好ましくは細孔径が0.
45Fの膜(例えばSartoriusSMl1606
、Format 47、細孔径が0.45P)として使
用する。
実施例1:有効物質の遅延放出を示す鎮痛薬直腸カプセ
ル 物質(mgl パラセフモール  5005005005005005
00カルボキシメチル  0100200300400
500デンブンナトリウム パラセフモール及びカルボキシメチルデンプンナトリウ
ムを、実験室用ミキサー(Turbula T2(c)
で15分間混合し、その後、サイズOOOのハードゼラ
チンカプセルに充填する。
第2図は、カルボキシメチルデンプンナトリウム単独、
ならびに混合物P3(表10照)の膨潤特性を示す:第
3図は、表1の粉末混合物の有効物質のil vitr
oでの放出を示す。遅延の程度は付加される膨潤物質の
量によって制御され得るしまたin vitroでの迅
速な放出は余分の膨潤物質がなくても起こるということ
が、その結果から直接判明する。
P3から得られる処方物をイヌに関してi口vivoに
調べた( V Hollanderj種。チューリ・ン
ヒ大学動物病院。平均体重17.3kg)。迅速吸収薬
用対照として直腸に注入される溶液は、0.9%食塩水
5i中に溶解した250mgのパラセフモールを含有し
た。この溶液にヨウ素標識化カルボキシメチルデンプン
(4%)を加えた。カプセルは慣用ハードゼラチンカプ
セル(Oelサイズ、Capsugel AG、 CH
−BaseLlであって、パラセフモール250mg及
びカルボキシメチルデンプンナトリウム(Primoj
elR,Avebe、 N1〜Foxhol)を含む0
粒子サイズは125P以下であった。さらに1両処方物
は、なお、100mgの不活性充填剤(Chelex 
100. In−111を添加)を含有した。
Moel等[5tability of 1ubric
ant coats forrectal hard 
gelatin capsules直腸ハードゼラチン
カプセルに対する滑剤皮膜の安定性、Actaphar
ma、 techn、 34.24S (198811
の規定条件に従って、カプセルに滑剤皮膜を施した。5
cmの再現官能深度の施工を行うために、内部にプラン
ジャーを有する円筒管より成るプレキシガラスの特別な
アプリケータを用いて、溶液並びにカプセルを適用した
。試験日当日、ボラミベットPolamivetR、セ
ダリン5edalin又はコンベレンCombelen
R,アトロビンAtropin及びベントタールPen
tothalRの混合液を用いて、イヌを直ちに(溶液
使用)又は3時間後(カプセル適用)に麻酔した。麻酔
後、1時間毎に血液検査を実施した。血液検体は、滴下
(Braunuele”、 SCC,CI−Neuha
usenlにより採取し、Vacutainer” (
BectonDickinson、 CH−Basel
)に充填した。水浴中で凝固し、遠心分離(3000回
転/分、10分間)後、4〜7Wd!の血液から2〜3
.5y+/の血清が得られた。これを有効物質含量の分
析を行うまで、−20℃で冷凍した。
0.1〜のリン酸緩衝液pH7,4で浸漬した後、血清
検査を開始した。この混合液11n!!をExtrel
ut 1カラム(Merck、 D−Darmstad
t)に加えた。6分後、エチルアセテート(pro a
nalysi。
Merck、 D−Darmstadtl 6−で抽出
した。溶出液を弱窒素流を用いて30°Cで蒸発させた
。検体を4004のHPLCに関する移動相中に吸収し
、HPLC濾紙(細孔径0 、2 Fl、 Gelma
nL C13)  (SKan AG、 Cl−Ba5
ellでHPLCバイアル中に濾過した。検体の実際の
HPLC分析は、以下の条件下で実施した: カラム:ヌクレオシルC18,1pm球状、 25cm
長ID 4 mm (Xnauer KG、 CH−B
elmont)移動相: 溶離剤l:メタノール: 水 : リン酸85%20 
  :  80  :    0.3溶離剤2ニ ア5:25:0 以下のグラジェントを用いた: ロー10分、溶離剤1.10−20分、溶離剤2に変え
る、 20−40分、溶離剤2.40−50分、溶離剤lに変
える、 50−60分、溶離剤l。
注入容積:  50pl可変性ループ 流速:    1.Oml/min 波長:   243 nm 温度二  室温 作業は自動試験出力付HPLCシステムで実施したが、
これらはすべて、5pectra Physies、 
Cl−Ba5elの装置であった。I BM−PC/A
T及びプログラムLabnet/ Chromiumス
テーション(Fa。
5pectra−Physics、 CH−Basel
lでの粗データのオンライン検出を用いてデータ評価□
を行なった。濃度計算は、外部基準によりピーク高を介
して実行した。パラセタモールの検出限度は0.02%
g/−で、これはパラセタモールに関して選択性である
。回収率は88%であって、0.1〜10μg/−の領
域内では直線的である。5つの血清試験の再現性は、通
常、3%未満である。
第4図は、直腸カプセルを用いた(N=2)、並びに溶
液投与後(N=1)の2匹のイヌに関する結果を示す、
溶液投与後、−次動力学に従って、直ちに最大ピークに
達し、引き続いて有効物質の排除が生じるということが
明らかに見られる。他方、カプセル投与後には、パラセ
タモールの血清濃度は、3〜9時間で一定レベルに達す
る。膨潤物質を含まないカプセルからは吸収は全く認め
られなかった(示されていない)。
実施例2ニジクロフエナツク・ナトリウム含入抗リウマ
チ有効直腸カプセル 有効物質、膨潤物質、及びさらに補充剤としての補助剤
より成る充填物logを、Turbulaミキサーの5
0m1’の容量の容器中で5分間混合した0表2は典型
的処方物を示す: ナトリウム Primojel        −10030030
0Methocel A4M      −−−−30
0乳糖        300100 −100100
ジヤガイモデンプン  −−100 表3は、処方物D1〜D4の膨潤特性を示す。
しかしながら、正味膨潤値は、各々の場合の膨潤物質1
00mgに対して−で示される。正味膨潤値は、t=T
1時点で読み取られる容積−t=TO時点での、緩衝液
を加える前の開始容積の差から計算する。膨潤物質(D
2〜D4)の相対的割合いが高いほど、膨潤速度は増大
する:しかしながら、到達する最終容積は、使用した膨
潤物質の性質に依る。本発明に関しては、最終容積は高
い値が望ましい。
割合 膨潤物質      33% 1.0G        0.18 2、00       0.30 3.00       0.37 4、00       0.43 5、00       0.48 10、00       0.7? 20、00       0.95 30、口0               1.006
0、DO1,00 60% 0.53 0.70 0.83 0.95 1.05 1.13 1.18 1、18 1.18 60% 0.53 0.67 0.82 0.93 1.02 1.12 1.12 1.12 1.13 60% 0.83 0.83 0.90 0.90 0.98 1.00 1.00 1.00 これらの処方物の有効物質のin vitro放出を上
記方法を用いて測定し、第5図に示す、膨潤物質を倉入
しないカプセル(処方物Do)と比較した場合、カルボ
キシメチルデンプンナトリウムを加えると、有効物質の
遅延放出が起こる。この場合、遅延の効果は、膨潤物質
の濃度の増大に伴って上昇する(処方物Di及びD3)
。さらに膨潤物質(ジャガイモデンプン)を加えると、
遅延に付加的効力が及ぼされる(処方物D2)。しかし
ながら、同様の遅延効果は、別の特性を有する膨潤物質
を使用した場合にも認められる(処方物D4)。
実施例3:殺菌性腟カプセルPvP−ヨウ素PVP−ヨ
ウ素7/12 250250250250250クエン
酸ナトリウム  69 69 69 35 35クエン
酸       34 34 34 17 17カルボ
キシメチル   −147−−198,5デンプンナト
リウム メチルヒドロキシブ  −  −147198,50ピ
ルセルロース 乳糖        147 ヨウ素は、長きに亘って、殺菌剤として公知であった。
PvP−ヨウ素は、ポリビニルピロリドンとヨウ素との
集合体である。本試験では、B A S F  A G
 (D−Ludwigshaten)から販売されてい
る高品質PVP−ヨウ素17/12を使用した。他の品
質のもの、例えばPvP−ヨウ素17/12M又はPV
P−ヨウ素30106.30106M (BASF又は
他のメーカー)も用いることができる。
In vitroで放出される有効物質量を、第1図に
示すモデルを用いて、温度37℃、150R/分の回転
速度で測定した。以下の組成のクエン酸緩衝液pH4,
4を放出剤として用いた クエン酸(無水)          21.04 g
IN水酸化ナトリウム溶液    200.0  g蒸
留水        全量を1000−とする試験はす
べて3回実施した。各々の場合、0.1Mチオ硫酸ナト
リウム溶液31n!!を30〇−のクエン酸緩衝液pH
4,4(500−粉砕器中で)に加えた。カプセルをシ
リンダ中の膜上に置く、溶液中に含まれるチオ硫酸塩の
ために、処方物から放出されるヨウ素は直接ヨウ化物に
転換される。一定間隔で、IC1tt’の放出媒質を除
去し、残りのチオ硫酸ナトリウムを0.001.Nヨウ
素溶液で測定したが、この場合、1%デンプン溶液l−
を指示薬として用いた。
その結果を第6図に示す、膨潤物質を含まず、充填剤と
して乳糖を含入するだけのカプセル(処方物l)は、カ
プセルの分解により、短い遅延時間後に、迅速にPvP
−ヨウ素を放出する。
メチルヒドロキシプロピルセルロース(3,4形態)、
並びにカルボキシメチルデンプンナトリウム(25形態
)は、有効物質漏出のかなりの遅延を引き起こす。緩徐
膨潤性メチルヒドロキシプロピルセルロースの使用によ
り、膨潤物質が膨大してゲルとなる場合は遅延効果それ
自体のみが現われるため、最初に大量放出が起る。カル
ボキシメチルデンプンナトリウムを用いる場合は迅速に
ゲルとなるために、開始時からの放出は大いに遅延し、
いわゆる「破裂効果Jは生じない。このような破裂効果
は、ある薬を用いる場合には望ましいが、他の薬剤を用
いる場合には余り望ましくないために、放出プロフィル
は、膨潤物質の選択によって、相応的に制御される。有
効物質放出速度は、膨潤物質の割合いにより両形態薬で
制御可能であるが、その場合、この効力は、カルボキシ
メチルデンプンナトリウムを用いるとより顕著である。
実施例4:塩酸プロプラノロールを含入する直腸カプセ
ル 1kgの塩酸プロプラノロール(BP1980)をV−
ミキサーでlokgのカルボキシメチルデンプンナトリ
ウムと混合した。充填剤として10kgの乳糖をこの混
合物に加えた。各々420mgをサイズOelのハード
ゼラチンカプセルに充填するが、これは20mg塩酸プ
ロプラノロールの1回用量に相当する。 In vit
roの有効物質放出を、標準測定システム(第1図)を
用いて、以下の条件で測定する 試験媒質ニリン酸塩緩衝液pH7,4、等優性及び等水
素イオン濃度、イオン強度=0.25+容積750−1
温度37℃、回転数150回転/分、検体容積10−0 試験開始時、並びに15.30.60.90.120.
180.240.360及び540分後に、試験媒質を
適度に希釈後、分光測光法で290nmで含量を測定し
て試験を実施する。
3つの分析結果をそれぞれ、第7図に示す。カプセルの
分解により確定される約10分の遅延時間後、軽度に可
溶性の有効物質プロプラノロールの遅延漏出が、数時間
に亘って起こる。
実施例5:インシュリン含入直腸カプセルlカプセル当
たり351.E、の投与量のカプセルを製造したが、こ
こでは以下の方法を用いた(動物試験での用量に対する
量)。
100mgのアエロジルAerosil 200(De
gussa、 Ag、 D−Hamburg)を0.7
1rLlのインシュリン溶液(インシェリンアクトラビ
ッドヌーボHMペンフィルIn5ulin Actra
pid″Novo HMPensil、 1001.E
、/N1.0.9%の滅菌食塩水でl;lの比で希釈)
と混合する。湿性粉末を真空乾燥機内で、室温で2時間
乾燥する。粉砕機で粉砕した後、クエン酸、及び処方物
に依りナトリウムカルボキシメチルデンプンを加え、1
0分間混合する。この混合物をサイズOelのカプセル
に充填するか、もしくはクリーム溶融法に従って処理し
て、坐薬とする。
表5は、試験したカプセルの組成を示す;本坐薬の組成
物は、処方物Fに相当するが、この場合、カプセルに充
填する代わりに、1.8gのWitepsolH15を
坐薬賦形剤として用いた。pH調節のためにクエン酸を
加えた溶液、あるいは加えなかった溶液形態のインシュ
リンの静注(0,05〜0. 21.  E、 /kg
)並びに直腸投与は、対照として用いた。
種々の調剤の生物学的利用能は、平均体重3.5±0.
2kgの白色ニューシーラントウサギで試験した。動物
は、23℃、相対湿度40〜50%の空調室で飼育した
。12時間の明暗リズムを保持した。動物には、全試験
期間を通じて標準飼料を与えた。各試験前5日間は、動
物には固形飼料を与えず、変法リンガ−液であるブドウ
糖溶液のみを与えた。試験当日の朝、動物を特別の試験
箱に入れ、動きを制限した。右耳の静脈からランセット
を用いて血液を採取した(32μ試験容量)、以下の時
間後に血液検査を行なった二速用15分前(100%値
)、並びに適用後0.5.1.0.2.0.3.0.4
.0及び6.0時間目、これらの検体の血糖値は、グル
コ試験ストリップ及びReflotron” (Fa 
Bochringer。
Mannheim GmbH,D−Mannheim)
を用いて測定した。医薬品処方物(それぞれ溶液)の適
用前に得られた血糖値を、開始値(100%)と定義し
た。各測定時に測定された血糖値は、この開始値のパー
センテージ分画として示される。異なる処刀物に対して
再現可能状態を作るために、特別のアプリケーション管
を用いて直腸処方物を適用した。
以下の値が確定した・血糖値の最大低下に対応する最大
効力(%)  (Emax)  ;効力/時間曲線下の
面積(ALI(c):直腸形態対静注適用の商としての
絶対生物学的利用能(Fa、bs) 、並びに改編形態
対101.  E、 /kg用量溶液の直腸投与の相対
生物学的利用能(Frel)。異なる処方物の遅延効果
を査定するために、種々の処方物投与後の平均滞流時間
(MRT)を算出したが、この場合、使用した各投与量
は、投与量・効力曲線の直線領域付近にあった。
同一投与量のカプセルと溶液(IOl、E、/kg)を
比較した場合、直腸カプセルの形態で供給した方が、イ
ンシュリンは4倍以上も有用であることが、表6から分
かる。同量のクエン酸を含むが膨潤物質が含まない処方
物を含入するカプセルと、例えば溶液又は坐薬としての
慣用的直腸投与形態の場合とを比較すると、カプセルか
らのインシュリンの生物学的利用能は、通常投与処方物
の場合より約2倍高くなる。
直腸カプセルを用いた場合は、膨潤物質(Aeros1
1)の使用によって、坐薬又は溶液に比して、平均滞流
時間が明らかに延長されることが、表6から分かる。他
方、坐薬を用いた場合は、遅延は認められなかった:坐
薬及び直腸適用溶液の場合の平均時間は有意に変化しな
い(P=0.05;投与量101.E、/kg、表6参
照)。さらに膨潤物質を加えると、大幅な遅延が起こる
ことさえある(処方物中に既に含入されているAero
silに加えてカルボキシメチルデンプンナトリウムを
付加)。
第8図には、溶液静注、溶液の直腸投与、及びカプセル
の直腸適用後の血中ブドウ糖濃度を、膨潤物質を含入す
るカプセル投与後の遅延効果を説明するために示してい
る。カプセル投与後、血糖低下効力は実質的には、同一
濃度の直腸投与溶液又は静注溶液(同一最大効力Ema
xを生じる)よりも長く維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、In vitroでの有効物質放出測定用の
測定システムを示す。 第2図は、鎮痛薬直腸カプセルの経過時間に対する膨潤
特性を示すグラフである。 第3図は、バラセラモール直腸カプセル用粉末充填物中
の有効物質のIn vitroにおける放出の変化を示
すグラフである。 第4図は、溶液又はカプセル形態での直腸投与後の、時
間に対するイヌのパラセタモール血清中濃度の変化を示
すグラフである。 第5図は、直腸カプセル中のジクロフェナックの時間に
対する放出の変化を示すグラフである。 第6図は、ヨウ素−P V F 8Mカプセルの有効物
質の放出の変化を示すグラフである。 第7図は、 In vitroでの塩酸プロプラノロー
ル直腸カプセルからの有効物質の放出状況を示すグラフ
である。 第8図は、インシュリンの直腸及び静脈内適用後の血糖
値(n=5)の変化を示すグラフである。 シリンダーホルダー プランジャー 固定ねじ 第 図: in vitroでの有効物質放出測定用測定シ
ステム左側:膜用ホルダー付シリンダー 右側:膜及び密閉リングの図解 ない。 時間(分) 1〜Pi、 2−P2.3−P3.4−P4.5−P5
.8−pH(組成物は表1参!!り 第 図ニジクロフェナックナトリウム:直腸カプセル時間(
時間) 鎮痛薬直腸カプセル パラセタモールの血清濃度 時間(時間) 正確な組成にっては表4参照 v5:変性デンプン、濃度2 第7図: in vitroでの、塩酸プロプラノール
[AIカプセルからの有効物質の放出

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直腸剤又は膣剤用組成物であって、組成物が実質
    的に脂肪を含まず、有効物質とさらにできれば担体物質
    、少なくとも1つの親水コロイドをともに含有し、これ
    が局所的体液との相互作用により、有効物質の放出制御
    を行うことを特徴とする組成物。
  2. (2)実質的に水を含まない請求項1記載の組成物。
  3. (3)顆粒又は粉末として存在し、最大粒子径が250
    μm、好ましくは150μmである請求項1又は2に記
    載の組成物。
  4. (4)上記成分の単なる混合物から製造される請求項1
    〜3のいずれか一に記載の組成物。
  5. (5)全身的又は局所的療法において直腸又は膣に適用
    する薬学的に有効な物質を含有する請求項1〜4のいず
    れか一に記載の組成物。
  6. (6)有効物質が室温で固体であるか、もしくは担体物
    質上に吸着されることにより固体形態に変換されている
    請求項5記載の組成物。
  7. (7)治療上有効な物質が低〜中間分子量のポリペプチ
    ド、好ましくはバソプレッシン、カルシトニン、インシ
    ュリン、又はインターロイキン;抗リウマチ薬、好まし
    くはジクロフェナック・ナトリウム;鎮痛薬、好ましく
    はパラセタモール、モルヒネ又はモルヒネ等価物;制吐
    薬、好ましくはメトクロプラミド;抗真菌薬、好ましく
    はクロトリマゾール又はアンホテリシン−B;抗感染症
    薬、好ましくはポピドン−ヨード;ホルモン、好ましく
    はエストラジオール、プレドニゾロン、あるいはこのよ
    うな物質の混合物である請求項1〜6のいずれか一に記
    載の組成物。
  8. (8)さらに、脂肪及び/又はポリエチレングリコール
    を、粉末された又は粉末状形態で、組成物の総重量の3
    0重量%までの濃度で、好ましくは10重量%未満の濃
    度で含有する請求項1〜7のいずれか一に記載の組成物
  9. (9)親水コロイドを、少なくとも5重量%、好ましく
    は少なくとも10重量%、及び好ましくは少なくとも2
    5重量%の濃度で含有する請求項1〜8のいずれか一に
    記載の組成物。
  10. (10)親水コロイドを、組成物の総重量の5〜99.
    9重量%、好ましくは10〜95重量%、特に40〜9
    0重量%の濃度で含有する請求項1〜9のいずれか一に
    記載の組成物。
  11. (11)親水コロイドの2%水性製剤の粘度が、ウベロ
    ーデ毛細管粘度計又はブルックフィールド粘度計で20
    ℃で測定した場合に5000cps未満、好ましくは1
    000cps未満である請求項1〜10のいずれか一に
    記載の組成物。
  12. (12)有効物質及び親水コロイドとともに、流動性調
    節剤、滑剤、充填剤、担体物質又は湿潤剤、あるいはこ
    のような物質の混合物、並びにできればさらに安定性、
    加工性又は生物学的利用能を改良する補助剤を含有する
    請求項1〜11のいずれか一に記載の組成物。
  13. (13)以下の成分が以下の割合い(重量%):(a)
    有効物質0.0001%−80% (b)親水コロイド20%−90% (c)流動性調節剤0.2%−4% (d)滑剤0.5%−4% (e)充填剤0%−70% (f)担体物質0%−10% (g)湿潤剤0.1%−5% で存在する請求項1〜12のいずれか一に記載の組成物
  14. (14)個々の該成分を激しく機械的に混合することを
    特徴とする請求項1〜13のいずれか一に記載の組成物
    の製造方法。
  15. (15)直腸又は膣挿入用のカプセル、好ましくはハー
    ドケーシングを有するカプセル、特にゼラチン又はデン
    プン製のカプセルであって、本発明の請求項1〜13の
    いずれか一に記載の組成物を含入するカプセル。
  16. (16)浸漬法によって製造される請求項15記載のツ
    ー・パートハードゼラチンカプセルであって、滑剤皮膜
    でコーティングされ、できればさらに帯で密封され、及
    び/又は帯を備えていて、それが該容器部分のキャップ
    縁及び外壁の縁部分を被うカプセル。
  17. (17)射出成形される請求項15記載のカプセル。
  18. (18)上記組成物が直腸又は膣適用に用いられる請求
    項1〜13のいずれか一に記載の組成物。
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