JPH02288842A - 貴金属塩溶液および貴金属触媒 - Google Patents

貴金属塩溶液および貴金属触媒

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JPH02288842A
JPH02288842A JP2017649A JP1764990A JPH02288842A JP H02288842 A JPH02288842 A JP H02288842A JP 2017649 A JP2017649 A JP 2017649A JP 1764990 A JP1764990 A JP 1764990A JP H02288842 A JPH02288842 A JP H02288842A
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noble metal
salt
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Thomas E Nappier
トーマス イー.ナピア
H Burnham Tinker
エッチ.バーナム ティンカー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、有機カルボン酸の貴金属塩の溶液を調製する
方法、このようにして得られる溶液、およびこのような
溶液から調製される貴金属触媒に関する。
(従来の技術) 天然または合成の有機酸(特に、カルボン酸)の様々な
形態の金属塩および石鹸、ならびにそれらの混合物が、
ここ数十年間にわたって提案され、かつ市販されている
。これらは金属を有機溶媒(特に、種々の炭化水素油お
よび溶媒)に可溶な形態で供給し、様々な所望の特性お
よび用途を有する溶液を形成するのに用いられている。
例えば、このような金属塩の用途としては、触媒と、燃
料および潤滑剤に対する添加剤とが挙げられる。カルボ
ン酸の金属塩は、ポリ塩化ビニルタイプの可塑性樹脂を
包含する種々のポリマーの安定剤として有用であり、さ
らに、塗料およびワニスなどの塗装組成物用の乾燥触媒
の分野において有用である。
従来、当該技術分野において報告されてきたカルボン酸
の金属塩は、貴金属(例えば、銀、金、白金、パラジウ
ム、オスミウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウムな
ど)を包含する種々の金属で形成される塩を包含する。
パラジウム、その酸化物、および塩(有機塩および無機
塩を包含する)は、水素添加反応の触媒として、および
酸化反応における(例えば、炭化水素の液相触媒酸化反
応によりアルデヒドおよびケトンなどを調製する際の)
触媒として広く用いられている。さらに、炭化水素溶媒
のような溶媒中に貴金属を含有する溶液は特に望ましい
。貴金属塩の溶液は、不飽和脂肪族炭化水素(例えば、
エチレン、プロピレンなど)の均一溶液重合を行う際の
触媒として重要である。また、貴金属触媒の溶液は高純
度であり、ある種の触媒反応を阻害する恐れのある陰イ
オンを実質的に含まないことが望ましい。
米国特許第3.318.891号(Hausmanら)
には、触媒として有用な結晶性パラジウム(II)アセ
テートを調製する手順が記載されている。この米国特許
の方法に従って調製されたパラジウムジアセテートは、
高純度であり、ベンゼンに可溶であると報告されている
。ベンゼンとの結晶性錯体はベンゼン溶液から回収され
得る。この方法では、まず、水和されたパラジウム酸化
物が、可溶性のパラジウム塩の水溶液をアルカリ試薬で
処理し、水和されたパラジウム酸化物を沈澱させること
により調製される。次いで、この水和されたパラジウム
酸化物がパラジウムジアセテート結晶に変換される。
米国特許第3.700.458号(Lindholm)
には、感光性および感熱性の組成物に有用なカルボン酸
の貴金属塩を調製する化学的な方法が記載されている。
この方法は、有機カルボン酸の非水溶液と、貴金属トリ
フルオロアセテートまたは貴金属テトラフルオロボレー
トの非水溶液とを有機ペブタイザ(organic p
eptizer)の存在下で混合することを包含する。
ポリビニルアセタールおよびある種のアクリレートコポ
リマーを包含する様々な有機ペブタイザーが開示されて
いる。
米国特許第4,465.635号(Changら)には
、パラジウム(II)カルボキシレートを調製する方法
が記載されている。このパラジウム(II)カルボキシ
レートは、パラジウム金属と、炭化水素またはハロゲン
化炭化水素を含有するカルボン酸とを、硝酸および一酸
化二窒素;HN02;−酸化窒素および酸素;−酸化窒
素および二酸化窒素;二酸化窒素;そしてニトロシルア
セテートからなる群から選択された物質の存在下で反応
させることによって調製される。この反応に用いられる
カルボン酸は1〜10個の炭素原子を有する。
(発明の要旨) 本発明は、有機カルボン酸の貴金属塩の溶液を調製する
方法、このようにして得られる溶液、およびこのような
溶液から調製される貴金属触媒に関する。この方法は、
有機カルボン酸と水和された貴金扉酸化物とを、該カル
ボン酸および該貴金属塩の両方溶媒である有機液体中に
おいて、所望の有機貴金属塩を形成するのに充分な時間
および温度の条件下で反応させることを包含する。ある
実施態様では、この貴金扉酸化物は、王水に貴金属を溶
解させた後、無機塩基(好ましくは、アルカリ水溶液)
を加えて、この溶液から水和された貴金扉酸化物を沈澱
させることによって調製される。本発明の方法によれば
、一般的に高純度の溶液であるという特徴を有する望ま
しい貴金属カルボキシレートの溶液が形成される。これ
らの溶液は触媒として有用であり、また、これらの溶液
から貴金属触媒を調製し得る。
(発明の構成) 一般に、本発明の方法は、有機カルボン酸と水和された
貴金扉酸化物とを有機溶剤中において、所望の塩を形成
するのに充分な時間および温度の条件下で反応させるこ
とを包含する。この方法はパラジウム塩、その塩溶液、
およびパラジウム触媒を調製するのに特に有用である。
以下の考察において、多くの考察および実施例はパラジ
ウムに特定されている。しかし、銀、白金、イリジウム
、金、ロジウム、およびルテニウムなどの他の貴金属が
、本発明の方法、溶液、および触媒の考察におけるパラ
ジウムに代えて一般的に使用可能であることは理解され
るべきである。
本発明に従って貴金属塩の溶液を調製する方法は、ある
実施態様では、以下の工程を包含する=(a)水和され
た貴金扉酸化物と、少なくとも1種の有機カルボン酸と
、炭化水素溶媒とを含有する混合物を調製する工程、 (b)この混合物を、所望の貴金属塩が形成するのに充
分な時間にわたって約25〜約100℃の温度で保持す
る工程、および (c)所望の貴金属塩を炭化水素溶液として回収する工
程。
水和されたパラジウム酸化物は、従来、当該技術分野に
おいて報告されている種々の方法のいずれかに従って調
製され得る。ある好ましい手順は、パラジウム金属を王
水または硝酸に溶解させて溶液を形成した後、無機塩基
またはアルカリ水溶液を加えて、この溶液から水和され
たパラジウム酸化物を沈澱させることを包含する。ある
いは、無機パラジウム塩(例えば、PdCl2. Pd
(NO3)2. Na2PdC1aなど)は酸水溶液に
可溶であり、固体状もしくは水溶液状の塩基を添加する
ことにより、水和されたパラジウム酸化物を沈澱させ得
る。塩基またはアルカリ水溶液の添加量は、水和された
パラジウム酸化物を形成し沈澱させるのに充分な、かつ
溶液中に存在する未反応の王水および他の無機酸を中和
するのに充分な量である。一般的に、塩基またはアルカ
リ溶液の添加量は上記の混合物のpHを約8〜10に上
昇させるのに充分である。さらに塩基を加えることも可
能であるが、洗浄して除去することが困難となる。添加
速度は、中和熱による過度の温度上昇を防ぐように調節
されるべきである。所望の沈澱および中和を行うために
、種々の従来より用いられているアルカリ溶液が使用可
能であり、アルカリ金属水溶液が好ましい。その例とし
ては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリ
ウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウムなどを含有す
る水溶液が包含される。
上記のようにして調製され沈澱した、水和されたパラジ
ウム酸化物は、濾過され、そして塩を除去するために水
洗される。水和形態のの水を除去しないように注憲しな
ければならない。
ここに述べたように、本発明の方法による貴金属カルボ
キシレートの調製は上記の酸および塩が可溶な任意の有
機液体であり得る有機溶媒中で実施される。本発明の方
法において使用可能な有機溶媒ノ例は、パラジウムカル
ボキシレート生成物を溶媒和可能な炭化水素溶媒を包含
する。この理由より、芳香族溶媒が好ましい。有用な芳
香族溶媒はベンゼン、トルエン、キシレン、クメン、プ
ソイドクメン、およびメシチレンを包含する。脂肪族溶
媒は、n−ヘキサンおよびシクロヘキサンを包含する。
使用可能な他の溶媒は、ミネラルスピリット、セロソル
ブ、およびケトン(例えば、アセトン)を包含する。炭
化水素溶媒は特に有用あり、最も有用な炭化水素溶媒は
芳香族炭化水素溶媒であると思われる。場合によっては
、アルコールなど、他の液体が溶媒として有用である。
貴金属塩を調製し得る有機カルボン酸は、脂肪族、脂環
式、および芳香族の一塩基カルボン酸および多塩基カル
ボン酸を包含する。これらの有機カルボン酸は、天然ま
たは合成のいずれか、あるいはそれらの混合物であり得
る。天然の酸く通常、それらは精製されたものである)
は、直鎖状および分枝鎖状のカルボン酸およびその混合
物(例えば、トール油酸)ならびに環式カルボン酸く例
えば、ナフテン酸)を包含する。種々の合成カルボン酸
(特に、脂肪族カルボン酸)またはその混合物が有用で
あり、これらは通常、6個またはそれ以上の炭素原子を
有する。本発明において用いられる脂肪族カルボン酸は
2〜約30個の炭素原子を有し、脂環式カルボン酸は5
〜約30個の炭素原子を有し得る。芳香族カルボン酸は
7〜約30個の炭素原子を有する。一般に、上記の脂肪
族カルボン酸は、約6〜約30個、より好ましくは約6
〜約18個の炭素原子を有する。1種より多くのカルボ
ン酸が用いられる場合、2個程度の炭素原子を有するカ
ルボン酸を、その混合物の1醸成分として使用するのが
有利であり得る。有用な有機カルボン酸の例は、酢酸、
プロピオン酸、酪酸、インペンタン酸、ヘキサン酸、2
〜エチル酪酸、ノナン酸、デカン酸、2〜エチルヘキサ
ン酸、イソオクタン酸、イソノナン酸、ネオデカン酸、
ドデカン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸
、オレイン酸、リルイン酸、および2種またはそれ以上
のカルボン酸(例えば、ナフテン酸、トール油酸、ロジ
ン酸、安息香酸)の市販の混合物を包含する。
水和された貴金扉酸化物と有機カルボン酸との反応は、
所望の貴金属塩を形成するのに充分な時間にわたって約
25〜約100℃の温度で行われる。この反応温度は約
50℃と75℃との間である場合が多く、ここでは約6
0℃が好ましい。一般に、この反応は約0.5〜約24
時間の範囲内で完結する。また、水和された貴金扉酸化
物と所定のカルボン酸との溶液中での反応に要する時間
は当業者によって容易に決定され得る。
反応が完結した後、水相が観察される。この水相は除去
され、そして有機相は通常、濾過され、存在する望まし
くない固形分が除去される。この濾液は所望の金属塩を
含有する溶液である。この反応に用いられた溶媒の量に
よっては、濾液を減圧下で濃縮することにより、所望の
貴金属塩の高濃度溶液を与え得る。
本発明の他の実施態様では、貴金属カルボキシレートは
以下の工程により調製される:(a)ハロゲン化物、硝
酸塩、および硫酸塩からなる群から選択される貴金属塩
を水に溶解して水溶液を形成する工程、 (b)工程(a)において調製された溶液に有機カルボ
ン酸および溶媒を加えることによって、有機相および水
相の混合物を得る工程、 (c)工程(b)において得られた混合物に無機塩基ま
たは無機アルカリ水溶液を加えて攪拌する工程、 (d)工程(C)において得られた混合物を水相および
有機相に分離させる工程、そして(e)所望の貴金属塩
を含有する有機相を回収する工程。
溶媒は、好ましくは炭化水素溶媒であり、最も好ましく
は上記の芳香族炭化水素溶媒である。無機アルカリ水溶
液は、上述のように、通常、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸ナトリウム、などの水溶液である。上記
のアルカリ水溶液に用いたいずれの無機塩基も固体のま
ま加えることが可能である。
工程(a)において調製される水溶液中の貴金属塩の濃
度は重要ではなく、広範囲の濃度であり得る。一般に、
塩の濃度は約5〜約20重量%である。
同様に、工程(b)においてこの溶液に加えられる有機
カルボン酸および炭化水素溶媒の量は重要でない。典型
的には、上記の反応物は、はぼ化学量論な濃度で混合さ
れる。しかし、場合によっては、反応を完結させるため
に過剰の反応物が用いられ得る。一般に、カルボン酸の
量は貴金属塩の1当量に対して酸の約1当量である。工
程(b)において上記の混合物に加えられる溶媒の量は
、所望の貴金属カルボキシレートの溶液が満足な濃度で
得られるような量でなければならない。一般に、本発明
に従って得られる、有機カルボン酸の塩の溶液は、好ま
しくは約3〜約10または15重皿%の貴金属を含有す
る。しかし、30%程度またはそれ以上の金属濃度が得
られる。工程(c>において上記の混合物に加えられる
無機塩基または無機アルカリ水溶液の量は、一般に、上
記の無機貴金属塩を有機カルボン酸と反応し得る金属の
形態に変化させ、かつ反応中に形成され反応後も残留し
ている望ましくない無機酸を中和する量である。この混
合物のpHを約8〜10に上昇させるのに充分な無機塩
基またはアルカリ溶液が加えられる。ある実施態様では
、この混合物に充分な量のアルカリ水溶液が加えられ、
工程(d)において、この混合物が水相および有機相に
分離される際に透明な水相が得られる。水相が透明でな
ければ、さらにアルカリ溶液を加え、この2相を、例え
ば攪拌することにより混合した後、分離させる。この有
機相を回収すれば、それは所望の貴金属塩を含有してい
る。この有機相は、さらに溶媒で希釈されるか、または
減圧下で濃縮されて、所望の濃度の貴金属塩を含有する
溶液を与え得る。この溶液は、懸濁粒子を除去するため
に濾過されるか、または望ましくない不純物を除去する
ために水洗される。
(実施例) 以下の実施例は、本発明の方法、および本発明の方法に
従って調製されるパラジウム塩溶液について説明してい
る。特に示されない限り、以下の実施例、明細書、およ
び請求項に記載の全ての部および百分率は重量基準であ
り、全ての温度は摂氏であり、全ての圧力は大気圧かま
たは大気圧付近である。
灸直匠上 パラジウムスポンジ(5g)を40gの王水に溶解させ
る。この溶液に、200m1の水に溶解させた40gの
水酸化ナトリウムを加える。この混合物を1時間攪拌し
濾過する。濾過残留物を400m1の水で洗浄し、回収
する。回収された残留物を、200m1のキシレンに溶
解させた15gの2〜エチルヘキサン酸と混合し、約6
0℃に加熱する。その際、はとんどの固形物はキシレン
に溶解する。このキシレン溶液を濾過し、残留固形分を
100m lのキシレンで洗浄する。この接液が所望の
溶液であり、減圧下においてBogにまで濃縮される。
この溶液は約5.9%のパラジウムを含有する。
灸敷匹主 パラジウムスポンジ(31,1g)を100m1の王水
に溶解させた後、蒸発乾固させる。この固形物を200
m1の水に溶解させ、この溶液に50Qmlのキシレン
および110gのネオデカン酸を攪拌しながら加える。
この混合物に32gの水酸化ナトリウムを、水相が透明
になるまで攪拌しながら、1gずつ加える。この混合物
を、さらに300酎のキシレンで希釈し、そしてキシレ
ン相をデカンテーションにより回収し、巡過助剤を用い
て濾過する。この濾液は所望のパラジウム塩溶液であり
、約3.94%のパラジウムを含有する。
支は血ユ パラジウムスポンジを王水に溶解させ、この混金物を蒸
発乾固させ、そして残留物を水に溶解させることにより
、5gのパラジウムを含有する塩化パラジウム溶液が調
製される。水和されたパラジウム酸化物は、混合物を遠
心分離して水和されたパラジウム酸化物を得て、蒸留水
を用いて再びスラリー化して固形分を洗浄すること以外
は、実施例2と同様にして調製される。再び遠心分離し
た後、この水和されたパラジウム酸化物を、100m1
の水で再びスラリー化し、100m1のキシレンに溶解
した30gの蒸留ナフテン酸(酸価193.3)と混合
する。
この溶液を50℃に加諷し、激しく攪拌する。届を分離
し、少量の残留物を50m1のキシレンで抽出する。こ
れらのキシレン層を合わせてloomlの温水(50℃
)で洗浄し、濾過する。濾液はナフテン酸のパラジウム
塩の所望の溶液である。
灸鷹匠土 5gのパラジウムを含有する水和されたパラジウム酸化
物を、実施例3で述べたように調製し、50m1のアセ
トンですすいで遠心した後、100m1のアセトンに再
懸濁させる。このアセトンスラリーを、50m1のアセ
トンに溶解した15.2gの安息香酸と共に60℃で攪
拌する。3時間後、この溶液を濾過すれば、濾液が所望
の生成物である。
尖絖且盈 5gのパラジウムを含有する水和されたパラジウム酸化
物を実施例3で述べたように調製し、Loom lの水
で再びスラリー化し、100m1のキシレンに溶Hした
27gのオレイン酸と共に加熱する。このキシレン層を
50gの無水硫酸ナトリウムで乾燥して濾過し、固形分
を100n+1のキシレンで洗浄する。これらのキシレ
ン溶液を合わせれば、所望の生成物である。
本発明に従って調製された溶液の安定性は、種々の可溶
化剤および安定化剤を含有させることにより向上させる
ことができる。この可溶化剤および安定化剤の例は、ア
ンモニア、アミン、キレート化剤などである。
本発明に従って調製されるカルボン酸の貴金属塩の有機
溶液(特に、炭化水素溶液)は、当該技術分野でよく知
られているように、水素添加反応の触媒として有用であ
る。この溶液は均一相下で触媒される有機反応における
触媒として、または触媒組成物として特に有用である。
本発明に従って調製されるカルボン酸の貴金属塩は、本
発明における溶液から固形物として回収し、単離するこ
とができる。このためには、沈澱および蒸発などの当該
技術分野で良く知られている手法が用いられる。固形の
貴金属塩は、酸化条件下または還元条件下において分解
され、対応する貴金属カルボキシレートまたは貴金属触
媒を形成し得る。例えば、貴金扉酸化物は酸素の存在下
において約350℃の温度で熱分解し、貴金扉酸化物触
媒を形成し得る。これらの触媒粒子は、特に、例えば、
塩化パラジウムを、同じ温度で酸化分解させることによ
って得られる粒子の表面積に比べて大きな表面積を持つ
という特徴を有する。
上記の溶液から回収され得る本発明の貴金属塩は、還元
条件下において高温(通常300℃より低い温度)で還
元され、所望の貴金属触媒を形成する。
例えば、本発明に従って調製された溶液から単離された
パラジウムナフチネートは、170℃でパラジウム金属
に還元され得る。また、本発明に従って調製された溶液
から単離されたパラジウムネオデカネートは、還元雰囲
気下において約220℃の温度でパラジウムに分解され
得る。対照的に、塩化パラジウムは350℃程度の高い
温度においても還元されない。上述のように調製され、
単離された金属または金属酸化物触媒は、約5〜約15
人またはそれ以下のサイズ範囲であると思われる微粒子
クラスターを含有するという特徴を有する。
担持された触媒もまた本発明に従って以下の工程により
調製され得る=(1)アルミナのような担体の上に本発
明の貴金属塩溶液を置く工程、(2)このように処理さ
れた担体を乾燥させて溶媒を除去する工程、および(3
)この貴金属塩を、上述のように酸化条件下または還元
条件下において分解させ、所望の貴金扉酸化物または貴
金属を担体上に付着させる工程。
本発明に従って上記の溶液から調製され得る貴金属カル
ボキシレート塩、塩溶液、ならびに貴金属および貴金扉
酸化物は、これらの物質の触媒としての効力を減少させ
ることが知られている、塩化物、硝酸塩、および他の有
害な陰イオンを実質的に含有しないという特徴を有する
本発明は好ましい実施態様に関して説明されているが、
当業者がこの明細書を読めば、本発明の種々の変形が明
らかになることは理解されるべきである。従って、ここ
に開示された発明が添付の請求項の範囲内にある変形を
包含することを意図していることは理解されるべきであ
る。
(発明の要約) 本発明は有機カルボン酸の貴金属塩の溶液を調製する方
法に関する。この方法は、有機カルボン酸と水和された
貴金扉酸化物とを、この酸および貴金属塩の両方の有機
溶媒中において、所望の有機貴金属塩を形成するのに充
分な時間および温度の条件下で反応させることを包含す
る。ある実施態様では、水和された貴金扉酸化物は、貴
金属を王水に溶解させた後、無機塩基(好ましくは、ア
ルカリ水溶液)を加えて、この溶液から水和された貴金
扉酸化物を沈澱させることによって調製される。本発明
の方法によれば、所望の貴金属カルボキシレートの溶液
が形成される。これらの溶液は、一般に高純度の溶液で
あるという特徴を有し、非常に効果的な触媒である。こ
れらの溶液から塩を回収し、これらの塩を酸化条件下ま
たは還元条件下において比較的低温で分解することによ
り得られる貴金属および貴金扉酸化物の粉末は、大きな
表面積を持ち、微粒子クラスターを形成するという特徴
を有し、非常に効果的な触媒として使用され得る。
以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機カルボン酸の貴金属塩の溶液を調製する方法で
    あって、該カルボン酸と水和された貴金属酸化物とを、
    該カルボン酸および該貴金属塩の両方の溶媒である有機
    液体中において、該貴金属塩を形成するのに充分な時間
    および温度の条件下で反応させる工程を包含する、調製
    方法。 2、前記反応が約25〜約100℃の温度で行われる、
    請求項1に記載の方法。 3、前記有機カルボン酸が、約2〜約30個の炭素原子
    を有する少なくとも1種の脂肪族カルボン酸、5〜約3
    0個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂環式カルボ
    ン酸、または7〜約30個の炭素原子を有する少なくと
    も1種の芳香族カルボン酸である、請求項1に記載の方
    法。 4、前記有機カルボン酸が、約6〜約18個の炭素原子
    を有する脂肪族または脂環式のカルボン酸である、請求
    項1に記載の方法。 5、前記貴金属酸化物が以下の工程により調製される、
    請求項1に記載の方法: (a)貴金属を王水または硝酸に溶解させて溶液を形成
    する工程、および (b)工程(a)において得られた溶液に無機塩基また
    はアルカリ水溶液を加えることによって、水和された貴
    金属酸化物を該溶液から沈澱させる工程。 6、前記アルカリ水溶液が、工程(b)において、水和
    された貴金属酸化物を形成し沈澱させるのに充分な、か
    つ未反応の王水および存在する他の無機酸を中和するの
    に充分な量で加えられる、請求項5に記載の方法。 7、有機カルボン酸のパラジウム塩の溶液を調製する方
    法であって、該カルボン酸と水和されたパラジウム酸化
    物とを、該カルボン酸と該パラジウム塩の両方の溶媒で
    ある有機液体中において、該パラジウム塩を形成するの
    に充分な時間および温度の条件下で反応させる工程を包
    含する、調製方法。 8、前記反応が約25〜約100℃の温度で行われる、
    請求項7に記載の方法。 9、前記有機液体が炭化水素溶媒である、請求項7に記
    載の方法。 10、前記有機液体が芳香族炭化水素溶媒である、請求
    項7に記載の方法。 11、前記有機カルボン酸が、約2〜約30個の炭素原
    子を有する少なくとも1種の脂肪族カルボン酸、5〜約
    30個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂環式カル
    ボン酸、または7〜約30個の炭素原子を有する少なく
    とも1種の芳香族カルボン酸である、請求項7に記載の
    方法。 12、前記有機カルボン酸が、約6〜約18個の炭素原
    子を有する脂肪族または、脂環式のカルボン酸である、
    請求項7に記載の方法。 13、前記の水和されたパラジウム酸化物が以下の工程
    により調製される、請求項7に記載の方法: (a)パラジウムを王水または硝酸に溶解させて溶液を
    形成する工程、および (b)工程(a)において得られた溶液に無機塩基また
    はアルカリ水溶液を加えることによって、水和されたパ
    ラジウム酸化物を該溶液から沈澱させる工程。 14、工程(b)で用いられるアルカリ水溶液が水酸化
    ナトリウムまたは水酸化カリウムの水溶液である、請求
    項13に記載の方法。 15、工程(b)における、混合物のpHを約8と約1
    0との間に上昇させるために充分な塩基またはアルカリ
    水溶液が加えられる、請求項13に記載の方法。 16、前記アルカリ水溶液が、工程(b)において、水
    和されたパラジウム酸化物を形成し沈澱させるのに充分
    な、かつ未反応の王水および存在する他の無機酸を中和
    するのに充分な量で加えられる、請求項15に記載の方
    法。 17、前記の水和されたパラジウム酸化物がパラジウム
    塩からその場で形成される、請求項7に記載の方法。 18、前記パラジウム塩が、ハロゲン化パラジウム、硝
    酸パラジウム、および硫酸パラジウムからなる群から選
    択される、請求項17に記載の方法。 19、有機カルボン酸のパラジウム塩の溶液を調製する
    方法であって、以下の工程を包含する調製方法: (a)水和されたパラジウム酸化物と、少なくとも1種
    の有機カルボン酸と、炭化水素溶媒とを含有する混合物
    を調製する工程、 (b)該混合物を、所望のパラジウム塩が形成するのに
    充分な時間にわたって約25〜約100℃の温度で保持
    する工程、および (c)所望のパラジウム塩を炭化水素溶液として回収す
    る工程。 20、前記の水和されたパラジウム酸化物が以下の工程
    により調製される、請求項19に記載の方法: (a)パラジウム金属を王水または硝酸に溶解させて溶
    液を形成する工程、および (b)工程(a)において得られた溶液にアルカリ水溶
    液を加えることによって、水和されたパラジウム酸化物
    を該溶液から沈澱させる工程。 21、工程(b)において加えられるアルカリ水溶液の
    量が、工程(a)において得られた溶液中のパラジウム
    を、水和されたパラジウム酸化物に変化させるのに充分
    な、かつ該溶液中に存在する無機酸を実質的に中和させ
    るのに充分な量である、請求項20に記載の方法。 22、前記アルカリ水溶液が水酸化ナトリウムまたは水
    酸化カリウムの水溶液である、請求項20に記載の方法
    。 23、前記有機カルボン酸が、約2〜約30個の炭素原
    子を有する少なくとも1種の脂肪族カルボン酸、または
    7〜約30個の炭素原子を有する少なくとも1種の芳香
    族カルボン酸である、請求項19に記載の方法。 24、前記有機カルボン酸が、約6〜約18個の炭素原
    子を有する脂肪族カルボン酸である、請求項19に記載
    の方法。 25、前記炭化水素溶媒が芳香族炭化水素溶媒である、
    請求項19に記載の方法。 26、有機カルボン酸のパラジウム塩の溶液を調製する
    方法であって、以下の工程を包含する調製方法: (a)ハロゲン化パラジウム、硝酸パラジウム、および
    硫酸パラジウムからなる群から選択される無機パラジウ
    ム塩を水に溶解させ、水溶液を形成する工程、 (b)工程(a)において調製された溶液に有機カルボ
    ン酸および炭化水素溶媒を加えることによって、有機相
    および水相の混合物を得る工程、(c)工程(b)にお
    いて得られた混合物に無機塩基または無機アルカリ水溶
    液を加えて攪拌する工程、 (d)工程(c)において得られた混合物を有機相およ
    び水相に分離させる工程、そして (e)所望のパラジウム塩を含有する有機相を回収する
    工程。 27、工程(a)において水に溶解される前記無機パラ
    ジウム塩が、パラジウム金属を王水と反応させることに
    よって得られる、請求項26に記載の方法。 28、前記炭化水素溶媒が芳香族溶媒である、請求項2
    6に記載の方法。 29、前記カルボン酸が、約6〜約18個の炭素原子を
    有する脂肪族カルボン酸である、請求項26に記載の方
    法。 30、請求項1の方法により得られる貴金属塩溶液。 31、請求項26の方法により得られるパラジウム塩溶
    液。 32、以下の工程を包含する方法により得られる貴金属
    酸化物触媒: (A)請求項30に記載の貴金属塩溶液から貴金属塩を
    回収する工程、および (B)酸素の存在下において該貴金属塩を高温で分解し
    、所望の貴金扉酸化物を形成させる工程。 33、前記貴金属塩が工程(B)において約300〜3
    75℃の温度で分解される、請求項32に記載の貴金属
    酸化物触媒。 34、以下の工程を包含する方法により得られる貴金属
    塩触媒: (A)請求項30の貴金属塩溶液から貴金属塩を回収す
    る工程、および (B)還元条件下で該貴金属塩を分解し、所望の貴金属
    塩触媒を形成させる工程。 35、前記貴金属塩が、工程(B)の還元雰囲気下にお
    いて約300℃より低い温度で分解される、請求項34
    に記載の工程。 36、以下の工程を包含する方法により得られるパラジ
    ウム酸化物触媒: (A)請求項31のパラジウム塩溶液からパラジウム塩
    を回収する工程、および (B)酸素の存在下において該パラジウム塩を分解し、
    所望のパラジウム酸化物を形成させる工程。 37、以下の工程を包含する方法により調製されるパラ
    ジウム触媒: (A)請求項31のパラジウム塩溶液からパラジウム塩
    を回収する工程、および (B)還元雰囲気下において、該パラジウム塩を約25
    0℃より低い温度で分解する工程。
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