JPH02286941A - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置

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JPH02286941A
JPH02286941A JP10749289A JP10749289A JPH02286941A JP H02286941 A JPH02286941 A JP H02286941A JP 10749289 A JP10749289 A JP 10749289A JP 10749289 A JP10749289 A JP 10749289A JP H02286941 A JPH02286941 A JP H02286941A
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JP
Japan
Prior art keywords
torque
bearing
differential
output
epicyclic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10749289A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Teraoka
正夫 寺岡
Isao Hirota
功 広田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Tochigi Fuji Sangyo KK filed Critical Tochigi Fuji Sangyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、車両などに用いられるデファレンシャル装
置に関する。
(従来の技術) 特開昭63−19544・9号公報に「すべり制限差動
歯車アセンブリ」が記載され、特開昭63−61637
号公報に[4輪駆動車のトランスファ構造]が記載され
ている。第3図と第4図とにそれぞれ示されているよう
に、これらに用いられている遊星歯車組201.203
はいずれも内歯車205.207からトルクが入力し遊
星歯車209.211と太陽歯車213.215とから
出力を差動分配している。このような遊星歯車の差動装
置では内歯車からトルクを入力すると遊星歯車側と太陽
歯車側へのトルク配分割合がほぼ1:1に限定される。
従って、第4図のように4輪駆動(4WD)車のセンタ
ーデフに用いた場合に駆動力の配分割合を広く設定でき
ないから、例えば後輪側を大きくし前輪側を小さくする
ようなことができない。
(発明が解決しようとする課題) そこで、この発明は、出力の配分割合を広範囲で選択で
きるとともに、遊星歯車の支持が確実なデファレンシャ
ル装置の提供を目的とする。
[発明の構成] (:!I題を解決するための手段) この発明のデファレンシャル装置は、相対回転自在に配
置された外側と内側の各ケース及び−対の出力軸と、内
側のケースと一方の出力軸との間に設けられたTi星歯
車組と、この遊星歯車組のコントロール可能な差動制限
手段とを備え、遊星!1車組の遊星歯車は軸方向両端部
で支持されるとともに外側のケースを介してトルクが入
力され、内歯車と太陽歯車は出力軸の一方と他方からそ
れぞれトルクを出力することを特徴とする。
(作用) トルクは外側のケースを介して3I星歯車に入力し、内
歯車と太陽歯車とからそれぞれの出力軸を介して差動配
分される。
トルクを遊星歯車に入力するように構成したから出力の
配分割合が広く、その上差動制限手段によりその広い範
囲から任意のトルク配分割合を選ぶことができる。
(実施例) 第1図と第2図により−・実施例を説明する。
この実施例は第2図の4WD車のセンターデフとして用
いられている。以下、左右の方向はこれらの図面の左右
の方向とする。
先ず、構成を説明する。
第2図の車両の動力系はエンジン1、トランスミッショ
ン3、この実施例のセンターデフ5(前輪と後輪に駆動
力を分配するデファレンシャル装置)、トランスファ7
、フロントデフ9(前輪側のデフ戸しンシャル装置)、
前車軸11.13、前輪15.17、プロペラシャフト
19、リヤデフ21(後輪側のデファレンシャル装置)
、侵車軸23.25、後輪27.29などから構成され
ている。
第1図のように、センターデフ5の外側のケース31は
ベアリング33.35によりトランスミッションケース
37に回転自在に支承されている。
外側のケース31にはリングギヤ39がボルト41で固
定されており、リングギヤ39は、第2図のトランスミ
ッション3のファイナルドライブギヤ43と噛合ってい
る。こうして、ケース31はエンジン1からの駆動力に
より回転駆動される。
ケース31の径方向内側には一対の中空軸45゜47(
出力軸)が同軸配置されている。中空軸45はケース3
1の右側の軸支部49に回転自在に支承されている。又
、中空軸47はケース左側の軸支部51にスリーブ53
を介して、又中空軸45の内周に回転自在に支承されて
いる。ケース31の内部において中空軸45は内側のケ
ース55と一体になっている。
第2図において、中空軸47はフロントデフ9のデフケ
ース57に連結され、中空軸45はトランスファ7とプ
ロペラシャフト19を介してリヤデフ21に連結されて
いる。
このケース55と中空軸47との間には遊星歯車組59
が配置されている。すなわち、ケース55には内歯車6
1が形成され、中空軸47の外周には太陽歯車63が形
成されている。又、これらと噛合う遊星歯車65はキャ
リヤ67.69に支持された軸71に回転自在に支承さ
れている。左側のキャリ1767はその外周東に設けた
スプライン73をケース31の内周に設けられたスプラ
イン75に係合することにより、ケース31に連結され
支持されている。又、右側のキャリヤ69は中空軸45
との間に形成された軸支部77で回転自在に支持されて
いる。このように、遊星1!amI65は軸方向両端側
(キャリヤ67.69)で支持されている。
上記のように構成されているから、エンジン1からの駆
動力はケース31、キャリヤ67、遊星歯車65を介し
て内歯車61と太陽歯車63とに伝達され、遊星歯車6
5の自転により、出力軸47.45を介してそれぞれ前
輪15.17側と後輪27.29側とに差動分配される
。このように、後輪側には内歯車61を介して、又前輪
側には太陽歯車63を介してトルクが伝達されるからそ
の配分割合は前者が大で後者が小となる。このように、
遊星歯車65からトルクを入力するから各歯ll61.
63.65の歯数を変えることにより前後輪間のトルク
配分割合を広くとることができる。
中空軸47のリング部79の外周にはスプライン81が
設けられており、ケース31のスプライン75との間に
各別に係合したクラッチ板からなる多板クラッチ83(
差動制限手段)が配置されている。従って、この多板ク
ラッチ83により遊星歯車65と太陽歯車63との間の
差動が制限され、その制限力を制御すれば前後輪間のト
ルク配分割合を任意の値に調整することができる。多板
クラッチ83を完全に締結しロック状態にすれば前後輪
間の差動が停止し、1:1の割合でトルクが配分される
トランスミッションケース37にはリング状のシリンダ
部材85がボルト87で固定され、シリンダ部材85に
はリング状のピストン部材89がOリング91.93に
より液密に摺動自在に係合しており、油圧アクチュエー
タ95を構成している。油圧アクチュエータ95にはシ
リンダ部材85に設けられた油圧ボート97を介して油
圧1[I99と油圧の制御弁装置101から作動油圧が
供給され上記のような差動制限を行う。
ピストン部材89はベアリ・ング103を介して前記ス
リーブ53と相対回転自在に連結され、スリーブ53は
多板クラッチ83の押圧部材であるリング105と共に
中空軸47の外周に軸方向移動自在にスプライン連結し
、油圧アクチュエータ95による多板クラッチ83の押
圧系が構成されている。
スリーブ53と中空軸47との間にはOリング107が
又トランスミッションケース37との闇にはシール10
9がそれぞれ配置されている。中空軸47の内側には、
第2図のように、左側の前車軸11が配置されており、
スリーブ53とシリンダ部材85との間にそれぞれシー
ル111.113が配置されている。このようにして、
センターデフ5が構成されている。
!II m弁装置101による油圧アクチュエータ95
の上記のような制御は、運転席から手動操作可能か又は
操舵条件や路面条件に応じて自動操作可能に構成されて
いる。
次に、機能を第2図の車両の性能に即して説明する。
後輪27.29側の配分トルクが大きいから、発進時や
急加速時に後輪側の荷重移動によるグリップ力の増加に
より駆動力を有効に利用することができ加速性能が良い
センターデフ5をロック状態に1れば、その差動制限力
により前後輪間の回転拘束力が増大し、直進安定性が改
善される。
前後輪間のトルク配分割合が広く設定されているととも
に、多板クラッチ83により設定範囲内の任意のトルク
の配分割合を選択できる。従って、操舵条件や路面条件
などの諸条件に応じて最適の動力特性が得られる。
悪路などで前後輪のいずれか一方がスリップ状態になっ
たときセンターデフ5の差動制限力を増せば他方に駆動
力が送られ、走破性が向上する。
センターデフ5の差動制限力を弱めれば、例えば車庫入
れのような低速急旋回に際して前後輪間の回転差が吸収
されるからタイトコーナブレーキング現象は発生しない
遊星−車65のキャリヤ67.69をそれぞれ支持した
からこれらが構成する系の剛性が著しく増大し、従って
従来例のような振れによる振動騒音や寿命の低下などが
ない。
油圧アクチュエータ95の押圧系をベアリング33の内
側に配置したから全体として径方向に小型に構成できる
[発明の効果] 以上のように、この発明のデファレンシャルMillは
トルクの配分割合を広くとることができると共にその広
い範囲でトルク配分割合を任意に調整できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の断面図、第2図はこの実施例を用い
た車両の動力系を示すスケルトン機構図、第3図と第4
図はいずれも従来例の断面図である。 31・・・外側のケース   55・・・内側のケース
59・・・遊星歯車組    61・・・内歯車63−
・・・太陽歯車     65・・・遊星歯車83・・
・多板クラッチ (差動制限手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  相対回転自在に配置された外側と内側の各ケース及び
    一対の出力軸と、内側のケースと一方の出力軸との間に
    設けられた遊星歯車組と、この遊星歯車組のコントロー
    ル可能な差動制限手段とを備え、遊星歯車組の遊星歯車
    は軸方向両端部で支持されるとともに外側のケースを介
    してトルクが入力され、内歯車と太陽歯車は出力軸の一
    方と他方からそれぞれトルクを出力することを特徴とす
    るデファレンシャル装置。
JP10749289A 1989-04-28 1989-04-28 デファレンシャル装置 Pending JPH02286941A (ja)

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JP10749289A JPH02286941A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 デファレンシャル装置

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JP2005344778A (ja) * 2004-06-01 2005-12-15 Toyoda Mach Works Ltd 駆動力伝達装置
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