JPH02285610A - トランス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トランクに関するものである。

従来の技術 近年、トランクは、使用される装置の小型化により、そ
の他の電子部品と共に小型化の推進がされている。

以下に従来のトランクについて説明する。

第２図は従来のトランクの断面を示すものである。第２
図において、３は銅線のコイルである。

４はコイル３を固定するだめのボビンである。５２ぺ一
７゛ はボビン４内を上下させることによりインダクタンヌを
可変させるためのコアである。６はコイル３の端子であ
る。７は銅、真鍮に半田メツキ処理を施した金属ケース
である。８はフェライトポットである。以上のように構
成されたトランクについて、以下その動作について説明
する。

まず、コイル３で発生した磁束が高磁性体でできたコア
５を通シ、さらにその外周に設けたフェライトポット８
を通過することにより、磁束の漏れを減らし、インダク
タンヌ、Ｑを向上させティる。そして、それらの外周に
設けたケース７により、ボビン４とフェライトポット８
を固定、さらにケー７７の一部をアークに落すことによ
り外部からとコイル３から発生する磁束が外部に漏れる
磁気相互妨害を防止している。

発明が解決しようきする課題 しかしながら上記の従来の構成では、小型化を推進して
いくとフェライトポット８の磁束通路断面積も／ＪＳさ
くなるため、特性上もっとも重要なＱが低下するという
問題点を有していた。

３ハ・−７ 本発明は上記従来の問題点を解決するもので。

小型化を推進した場合においても、Ｑ低下を抑制するこ
とのできるトランスを提供することを目的とする。

課題を解決するだめの手段 この目的を達成するために本発明のトランスは、コイル
の外周部のケースをフェライト等の強磁性体の微粉を樹
脂に混ぜて形成するとともに、その外表面側に金属膜を
設けた構造としだものである。

作用 この構成によって、ケースはこれ−っで従来のケースと
フェライトポットの働きをすることができるので、磁束
通路を大きくすることができ、この結果としてＱの低下
を防ぐことができる。

実施例 以下本発明の一実施例について１図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例におけるトランスの断面を示
すものである。第１図において、１は耐熱性を有する樹
脂に対して、フェライト等の強磁性体の微粉を混ぜ射出
成形等により形成した有人四角柱形状のケースである。

２はケー７１に対して磁気相当妨害を防ぎ、丑だ、トラ
ンス本体を固定のだめの金属膜であシ、とのケース外表
面に銅。

真鍮などをメツキ、真空蒸着等の処理を行って形成した
。そして表面の錆防止と、半田付性の向上を図るため、
半田メツキ処理を行った。なお、金属膜２の下端は第１
図のごとく、ケー７１の下端から内部下方丑で形成され
ている。

なお、第１図の３以後の部品については第２図の従来例
と基本的に同じ構成であるので、同一構成部分には同一
番号を付して詳細な説明を省略する。

以上のように構成されたトランスについて、以下その動
作を説明する。

まずコイル３に電流を流すことによシ磁束が発生し、こ
の磁束は、コイル３の外周に設けた、透磁率にすぐれる
強磁性体の微粉を混ぜた耐熱性を有するケー７１を通る
。この場合ケー７１は、その磁束通過面積が太きいため
、磁束の漏れが減少５べ−７ し、Ｑを向上きせることができる。

発明の効果 以上のように本発明は、ケースを強磁性体の微粉を混ぜ
た耐熱性を有する樹脂にしたことによシ、トランス本体
を小型化した場合でもＱの向上が図れる優れたトランス
を実現できるものである。またケースの外表面側に金属
膜を設けたので、磁気相互妨害を防ぐことができるもの
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるトランスの断面図、
第２図は従来のトランスの断面図である。 １・・・・・・ケース、２・・・・・・金属膜、３・・
・・・・コイル、４・・・・・ボビン、５・・・・・・
コア、６・・・・・・端子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　コアを内蔵したボビンと、このボビンの外周に巻き付
   けたコイルと、このコイルの外周に設けたケースとを備
   え、前記ケースは、フェライト等の強磁性体の微粉を樹
   脂に混ぜて形成するとともに、その外表面側に金属膜を
   設けたトランス。