JPH0228546B2 - - Google Patents
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- JPH0228546B2 JPH0228546B2 JP62103438A JP10343887A JPH0228546B2 JP H0228546 B2 JPH0228546 B2 JP H0228546B2 JP 62103438 A JP62103438 A JP 62103438A JP 10343887 A JP10343887 A JP 10343887A JP H0228546 B2 JPH0228546 B2 JP H0228546B2
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B30/00—Compositions for artificial stone, not containing binders
- C04B30/02—Compositions for artificial stone, not containing binders containing fibrous materials
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T442/00—Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
- Y10T442/60—Nonwoven fabric [i.e., nonwoven strand or fiber material]
- Y10T442/69—Autogenously bonded nonwoven fabric
- Y10T442/691—Inorganic strand or fiber material only
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
- Inorganic Fibers (AREA)
Description
産業上の利用分野
本発明は、加熱により結合された或いは結着さ
れた(以下、熱結合と云う)アルミノシリカ物品
に関するものであり、特にはデイーゼル煤フイル
タ、キルン備品、焼結器ライナ、バーナチユー
ブ、その他の高温用途に用いられるに適した新規
にして有益な組成の熱結合アルミノシリケート繊
維質物品に関する。 従来技術 セラミツク繊維は、非常に高い温度からの断熱
を提供するために多く使用されている。多くの用
途に対して、繊維をボード或いは特殊形態品のよ
うな剛性の成形体に形成するのが好都合でありま
たしばしば必要とされる。これら成形体を得るべ
くセラミツク繊維の結合を達成するのに2つの方
策が使用されている。化学的結合がもつとも一般
的である。熱或いは空気硬化性バインダ(通常は
液体の形)が繊維に添加されそして乾燥、低〜中
位の熱の適用或いは化学反応を通してバインダは
剛性となりそして繊維を剛性構造に実質上接着す
る。こうしたバインダとしては、コロイド状酸化
物懸濁体、ケイ酸塩溶液及び熱可塑性懸濁体が挙
げられる。これら系の強度は比較的低く、代表的
に20〜50psiの撓み強度を有する。添加バインダ
量が多い程、強度は増大する。しかし、バインダ
の添加は断熱性質に悪影響を与える。 繊維を剛性構造に焼結若しくは融着する為もつ
と高価につく焼成手順を使用する第2の剛性セラ
ミツク成形体型式のものが開発された。この撓み
強度は同じ強度における化学結合品のそれの10〜
20倍であり、断熱性も犠性にしない。しかしなが
ら、熱膨脹を整合しそして繊維において破壊の原
因となる結晶成長を防止することの困難さと直面
した。シリカ繊維及びアルミノボロシリケート
(ホウケイ酸アルミニウム)繊維の使用を通して
或る程度の成功が納められることが報告された。
この技術はいまだ、非常に高価な、高純度繊維の
使用に依存し、もつと低等級の繊維或いは粒状物
の使用を可能としていない。 発明の概要 本発明に従えば、熱結合繊維質物品は、アルミ
ノシリケート繊維、シリカ粉末(シリカ繊維でな
く)及びチツ化ホウ素粉末の焼結混合物から成る
組成物から提供される。 本発明の熱結合繊維質物品は、比較的低い密度
において改善された強度を有する、高断熱性の廉
価な構造体を好適に提供する。 本発明製品において、製品成分は、少くとも
2350〓(1288℃)の温度で焼成することにより焼
結された、重量%に基いて、50〜98%(例えば、
75%)アルミノシリケート繊維、3〜30%(例え
ば20%)シリカ粉末(−325メツシユ)及び0.5〜
10%(例えば5%)チツ化ホウ素粉末(−325メ
ツシユ)から実質成る。シリカ繊維でなく、結合
形成剤としてのシリカ粉末の使用は、従来からの
熱結合理論が結合剤としてシリカ繊維の使用を教
示する点できわめて特色のあるものである。 実施例の説明 本発明は、主としてアルミノシリケート繊維、
シリカ粉末及びチツ化ホウ素粉末の焼結混合物か
ら成る熱結合繊維質物品を提供し、これは低コス
トであり、高強度―低密度でありそして高い断熱
性を有ししかも改善された機械加工性を具備す
る。特に、本発明物品は、デイーゼル煤フイル
タ、キルン備品、焼結器ライナ、及びバーナチユ
ーブとして使用するに適する。 本発明の実施の為に適当な繊維は、本件出願人
により市販されている「カオウール(商品名)」
セラミツク繊維のようなほぼ等量部のアルミナ及
びシリカから実質成る。アルミノシリケート繊維
は約3μの平均直径を有する。 本発明製品の作製に使用される粉末粒は、−325
メツシユのシリカ粉末ともつと少ない量の−325
メツシユチツ化ホウ素粉末を含む。適当なシリカ
粉末例としては、アトランテイツクエクイツプメ
ントエンジニアズ社から販売されるもののような
高純度石英シリカ粉末(−325メツシユ)やデガ
ツサ社より商品名「AEROSIL200」の下で市販
される高純度アモルフアスヒユームドシリカ(12
ミリミクロン)がある。ユニオンカーバイト社に
より「UCAR HCV」の商品名で市販されるチツ
化ホウ素粉末が適当なチツ化ホウ素を提供するこ
とが見出された。 これら成分は製品の使途に応じて様々の比率を
とりうる。一般的範囲及び好ましい範囲は次の通
りである(重量%):
れた(以下、熱結合と云う)アルミノシリカ物品
に関するものであり、特にはデイーゼル煤フイル
タ、キルン備品、焼結器ライナ、バーナチユー
ブ、その他の高温用途に用いられるに適した新規
にして有益な組成の熱結合アルミノシリケート繊
維質物品に関する。 従来技術 セラミツク繊維は、非常に高い温度からの断熱
を提供するために多く使用されている。多くの用
途に対して、繊維をボード或いは特殊形態品のよ
うな剛性の成形体に形成するのが好都合でありま
たしばしば必要とされる。これら成形体を得るべ
くセラミツク繊維の結合を達成するのに2つの方
策が使用されている。化学的結合がもつとも一般
的である。熱或いは空気硬化性バインダ(通常は
液体の形)が繊維に添加されそして乾燥、低〜中
位の熱の適用或いは化学反応を通してバインダは
剛性となりそして繊維を剛性構造に実質上接着す
る。こうしたバインダとしては、コロイド状酸化
物懸濁体、ケイ酸塩溶液及び熱可塑性懸濁体が挙
げられる。これら系の強度は比較的低く、代表的
に20〜50psiの撓み強度を有する。添加バインダ
量が多い程、強度は増大する。しかし、バインダ
の添加は断熱性質に悪影響を与える。 繊維を剛性構造に焼結若しくは融着する為もつ
と高価につく焼成手順を使用する第2の剛性セラ
ミツク成形体型式のものが開発された。この撓み
強度は同じ強度における化学結合品のそれの10〜
20倍であり、断熱性も犠性にしない。しかしなが
ら、熱膨脹を整合しそして繊維において破壊の原
因となる結晶成長を防止することの困難さと直面
した。シリカ繊維及びアルミノボロシリケート
(ホウケイ酸アルミニウム)繊維の使用を通して
或る程度の成功が納められることが報告された。
この技術はいまだ、非常に高価な、高純度繊維の
使用に依存し、もつと低等級の繊維或いは粒状物
の使用を可能としていない。 発明の概要 本発明に従えば、熱結合繊維質物品は、アルミ
ノシリケート繊維、シリカ粉末(シリカ繊維でな
く)及びチツ化ホウ素粉末の焼結混合物から成る
組成物から提供される。 本発明の熱結合繊維質物品は、比較的低い密度
において改善された強度を有する、高断熱性の廉
価な構造体を好適に提供する。 本発明製品において、製品成分は、少くとも
2350〓(1288℃)の温度で焼成することにより焼
結された、重量%に基いて、50〜98%(例えば、
75%)アルミノシリケート繊維、3〜30%(例え
ば20%)シリカ粉末(−325メツシユ)及び0.5〜
10%(例えば5%)チツ化ホウ素粉末(−325メ
ツシユ)から実質成る。シリカ繊維でなく、結合
形成剤としてのシリカ粉末の使用は、従来からの
熱結合理論が結合剤としてシリカ繊維の使用を教
示する点できわめて特色のあるものである。 実施例の説明 本発明は、主としてアルミノシリケート繊維、
シリカ粉末及びチツ化ホウ素粉末の焼結混合物か
ら成る熱結合繊維質物品を提供し、これは低コス
トであり、高強度―低密度でありそして高い断熱
性を有ししかも改善された機械加工性を具備す
る。特に、本発明物品は、デイーゼル煤フイル
タ、キルン備品、焼結器ライナ、及びバーナチユ
ーブとして使用するに適する。 本発明の実施の為に適当な繊維は、本件出願人
により市販されている「カオウール(商品名)」
セラミツク繊維のようなほぼ等量部のアルミナ及
びシリカから実質成る。アルミノシリケート繊維
は約3μの平均直径を有する。 本発明製品の作製に使用される粉末粒は、−325
メツシユのシリカ粉末ともつと少ない量の−325
メツシユチツ化ホウ素粉末を含む。適当なシリカ
粉末例としては、アトランテイツクエクイツプメ
ントエンジニアズ社から販売されるもののような
高純度石英シリカ粉末(−325メツシユ)やデガ
ツサ社より商品名「AEROSIL200」の下で市販
される高純度アモルフアスヒユームドシリカ(12
ミリミクロン)がある。ユニオンカーバイト社に
より「UCAR HCV」の商品名で市販されるチツ
化ホウ素粉末が適当なチツ化ホウ素を提供するこ
とが見出された。 これら成分は製品の使途に応じて様々の比率を
とりうる。一般的範囲及び好ましい範囲は次の通
りである(重量%):
【表】
実施例を例示目的で示す。
8.5インチ(25.4cm)平方×1.5インチ(3.8cm)
厚寸法の多数のビレツトをアルミノシリケート繊
維、シリカ粉末及び窒化ホウ素粉末から作製し
た。これら粉末が先ず脱イオン水に添加された。 出発材料としては、重量で表わして、76.2%ア
ルミノシリケート繊維、19%シリカ粉末及び4.8
%チツ化ホウ素粉末から成る第1の系と、89.5%
アルミノシリケート繊維、7.2%アモルフアスヒ
ユームドシリカ粉末及び3.3%チツ化ホウ素粉末
から成る第2の系を使用した。溶液を固形分を分
散せしめるに充分の時間高剪断アーデバリンコ
(Arde Barinco)CJ―4実験室用ミキサ内で混
合した。その後、アルミノシリケート繊維が添加
されそして繊維成分を分散せしめるに充分の時間
更に混合が為された。分散後、凝集促進の為に少
量のベツツ(Betz)1260ポリマを添加した。 流し込み/プレスタワーにおいて凝集繊維/粉
末スラリからビレツトが作製された。このタワー
は上下プラテンを装備し、各プラテンは真空が適
用できそしてプラテンを通して液体が除去できる
よう構成されていた。スラリー添加後、それを放
置して排水せしめた。その後、生成パツドを下方
プラテンの移動により所望厚さまでプレスした。
プレス操作中、上下プラテンに真空を適用した。 パツドを約250〓(121℃)において完全に乾燥
するまでオーブン乾燥した。その後、乾燥部品を
電気炉内で約400〓/hr(205℃/hr)の昇温速度
で焼成しそして焼結温度に90分間保持した。アル
ミノシリケート繊維―シリカ粉末―チツ化ホウ素
第1系は2350〓(1287℃)で焼成しそしてアルミ
ノシリケート繊維―ヒユームドシリカ粉末―チツ
化ホウ素粉末第2系は2500〓(1371℃)で焼成し
た。 焼成したままの状態と、1800〓(982℃)、2100
〓(1148℃)及び2400〓(1316℃)に再加熱後、
室温破壊係数及び密度を測定した。表は第1系
の組成物から成形されたビレツトサンプルに対す
るこれら性質の値を示し、他方表は第2系に対
する値を示す。 ビレツトは、1800〓(982℃)及び2100〓
(1149℃)の再加熱温度で収縮を示さなかつた。
2400〓(1316℃)の再加熱温度において、第1系
のビレツトサンプルは7容積%未満の収縮を生じ
そして第2系のビレツトサンプルは2容積%未満
の収縮を生じた。 分析の結果、チツ化ホウ素は焼成に際して1200
〓(649.5℃)の温度を越えると解離しそしてシ
リカ粉末を濡らして繊維交差部において融着結合
を形相し、それによりきわめて強度の大きな成形
体を生成する。加えて、チツ化ホウ素は融着結合
部が結晶化しないようその安定化を助成する。約
75重量%アルミノシリケート繊維といつた所望比
率での混合物が形成されそして焼成される時、非
常に丈夫な、軽量の断熱材が得られる。
厚寸法の多数のビレツトをアルミノシリケート繊
維、シリカ粉末及び窒化ホウ素粉末から作製し
た。これら粉末が先ず脱イオン水に添加された。 出発材料としては、重量で表わして、76.2%ア
ルミノシリケート繊維、19%シリカ粉末及び4.8
%チツ化ホウ素粉末から成る第1の系と、89.5%
アルミノシリケート繊維、7.2%アモルフアスヒ
ユームドシリカ粉末及び3.3%チツ化ホウ素粉末
から成る第2の系を使用した。溶液を固形分を分
散せしめるに充分の時間高剪断アーデバリンコ
(Arde Barinco)CJ―4実験室用ミキサ内で混
合した。その後、アルミノシリケート繊維が添加
されそして繊維成分を分散せしめるに充分の時間
更に混合が為された。分散後、凝集促進の為に少
量のベツツ(Betz)1260ポリマを添加した。 流し込み/プレスタワーにおいて凝集繊維/粉
末スラリからビレツトが作製された。このタワー
は上下プラテンを装備し、各プラテンは真空が適
用できそしてプラテンを通して液体が除去できる
よう構成されていた。スラリー添加後、それを放
置して排水せしめた。その後、生成パツドを下方
プラテンの移動により所望厚さまでプレスした。
プレス操作中、上下プラテンに真空を適用した。 パツドを約250〓(121℃)において完全に乾燥
するまでオーブン乾燥した。その後、乾燥部品を
電気炉内で約400〓/hr(205℃/hr)の昇温速度
で焼成しそして焼結温度に90分間保持した。アル
ミノシリケート繊維―シリカ粉末―チツ化ホウ素
第1系は2350〓(1287℃)で焼成しそしてアルミ
ノシリケート繊維―ヒユームドシリカ粉末―チツ
化ホウ素粉末第2系は2500〓(1371℃)で焼成し
た。 焼成したままの状態と、1800〓(982℃)、2100
〓(1148℃)及び2400〓(1316℃)に再加熱後、
室温破壊係数及び密度を測定した。表は第1系
の組成物から成形されたビレツトサンプルに対す
るこれら性質の値を示し、他方表は第2系に対
する値を示す。 ビレツトは、1800〓(982℃)及び2100〓
(1149℃)の再加熱温度で収縮を示さなかつた。
2400〓(1316℃)の再加熱温度において、第1系
のビレツトサンプルは7容積%未満の収縮を生じ
そして第2系のビレツトサンプルは2容積%未満
の収縮を生じた。 分析の結果、チツ化ホウ素は焼成に際して1200
〓(649.5℃)の温度を越えると解離しそしてシ
リカ粉末を濡らして繊維交差部において融着結合
を形相し、それによりきわめて強度の大きな成形
体を生成する。加えて、チツ化ホウ素は融着結合
部が結晶化しないようその安定化を助成する。約
75重量%アルミノシリケート繊維といつた所望比
率での混合物が形成されそして焼成される時、非
常に丈夫な、軽量の断熱材が得られる。
【表】
【表】
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 少くとも2350〓(1287℃)の温度で焼結する
ことにより形成された、アルミノシリケート繊
維、シリカ粉末及びチツ化ホウ素粉末の混合物か
ら成る、高い断熱性、高い破壊係数及び低密度を
有する熱結合繊維質物品。 2 混合物が75重量%アルミノシリケート繊維、
20重量%シリカ粉末及び5重量%チツ化ホウ素粉
末から実質成る特許請求の範囲第1項記載の物
品。 3 シリカ粉末が−325メツシユでありそしてチ
ツ化ホウ素粉末が−325メツシユである特許請求
の範囲第2項記載の物品。 4 混合物が76.2重量%アルミノシリケート繊
維、19重量%シリカ粉末及び4.8重量%チツ化ホ
ウ素粉末から実質成る特許請求の範囲第3項記載
の物品。 5 シリカ粉末が実質上12ミリミクロンのアモル
フアスヒユームドシリカから成る特許請求の範囲
第2項記載の物品。 6 混合物が実質上89.5重量%アルミノシリケー
ト繊維、7.2重量%アモルフアスヒユームドシリ
カ及び3.3重量%チツ化ホウ素粉末から成る特許
請求の範囲第5項記載の物品。 7 焼結温度が2500〓(1371℃)である特許請求
の範囲第6項記載の物品。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US857699 | 1986-04-29 | ||
US06/857,699 US4650775A (en) | 1986-04-29 | 1986-04-29 | Thermally bonded fibrous product |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62260782A JPS62260782A (ja) | 1987-11-13 |
JPH0228546B2 true JPH0228546B2 (ja) | 1990-06-25 |
Family
ID=25326553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62103438A Granted JPS62260782A (ja) | 1986-04-29 | 1987-04-28 | 熱結合繊維質物品 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4650775A (ja) |
EP (1) | EP0244109B1 (ja) |
JP (1) | JPS62260782A (ja) |
AU (1) | AU582958B2 (ja) |
BR (1) | BR8702411A (ja) |
CA (1) | CA1296877C (ja) |
DE (1) | DE3764997D1 (ja) |
ES (1) | ES2018264B3 (ja) |
IN (1) | IN168027B (ja) |
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