JPH02284377A - 遠赤外線放射性透明面状発熱体 - Google Patents
遠赤外線放射性透明面状発熱体Info
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- JPH02284377A JPH02284377A JP10694589A JP10694589A JPH02284377A JP H02284377 A JPH02284377 A JP H02284377A JP 10694589 A JP10694589 A JP 10694589A JP 10694589 A JP10694589 A JP 10694589A JP H02284377 A JPH02284377 A JP H02284377A
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Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Resistance Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は9遠赤外線放射性透明面状発熱体に閣し、詳し
くは効果的に加熱対象物を加熱することができる透明面
状発熱体に関するものである。
くは効果的に加熱対象物を加熱することができる透明面
状発熱体に関するものである。
(従来の技術)
従来、デフロスタ−、ウィンドーの防曇用、ヒーター等
に用いられる透明面状発熱体は、一般に発熱体となる透
明導電体と透明基板とから形成されている。
に用いられる透明面状発熱体は、一般に発熱体となる透
明導電体と透明基板とから形成されている。
(発明が解決しようとする課題)
上記のような従来の透明面状発熱体においては。
遠赤外線の放射量が僅かであって、加熱対象物を加熱す
るための熱効率が低く1発熱体としての機能を十分に発
揮しないものであった。
るための熱効率が低く1発熱体としての機能を十分に発
揮しないものであった。
本発明は、このような従来の透明面状発熱体の欠点を解
消するものであって、十分な遠赤外線を放出することが
でき、効果的に対象物を加熱することができる遠赤外線
数性透明面状発熱体を提供することを目的とするもので
ある。
消するものであって、十分な遠赤外線を放出することが
でき、効果的に対象物を加熱することができる遠赤外線
数性透明面状発熱体を提供することを目的とするもので
ある。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは上記のような課題を解決すべく鋭意研究を
重ねた結果1本発明に到達したのである。
重ねた結果1本発明に到達したのである。
すなわち5本発明は、透明基板に、透明な遠赤外線放射
膜及び透明導電膜を形成し、透明導電膜上に一対の電極
を設けたことを特徴とする遠赤外線放射性透明面状発熱
体を要旨とするものである。
膜及び透明導電膜を形成し、透明導電膜上に一対の電極
を設けたことを特徴とする遠赤外線放射性透明面状発熱
体を要旨とするものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明においては、上記のように透明基板に。
透明な遠赤外線放射膜及び透明導電膜を形成し。
透明導電膜上に一対の電極を設けたものであるが。
透明基板、透明導電膜及び遠赤外線放射膜の積層順序は
問わない。
問わない。
まず、透明基板としては、ポリエステルフィルム、ポリ
エチレンフィルム等の高分子フィルム又はガラス等の無
機系の透明な基板等が挙げられる。
エチレンフィルム等の高分子フィルム又はガラス等の無
機系の透明な基板等が挙げられる。
次に、遠赤外線放射膜は、Z r OZ、 T r 0
2゜Fe、O,、MnO,S io、、Al10z等の
1種または2種以上の無機化合物からなる遠赤外線放射
材から形成される。かかる無機化合物は高純度のものが
好ましく1例えば純度95%以上のものが望ましい。遠
赤外線放射膜の厚さは100人〜IO人程度のものが好
ましい。
2゜Fe、O,、MnO,S io、、Al10z等の
1種または2種以上の無機化合物からなる遠赤外線放射
材から形成される。かかる無機化合物は高純度のものが
好ましく1例えば純度95%以上のものが望ましい。遠
赤外線放射膜の厚さは100人〜IO人程度のものが好
ましい。
さらに1発熱体となる透明導電膜は、酸化インジウム、
酸化錫、酸化インジウムに酸化錫をドープしたもの(以
下、ITOという)等の導電性を有する金属酸化物又は
金等の金属が用いられる。かかる透明導電膜の厚みは、
得ようとする表面抵抗と密接に関係するので、得ようと
する表面抵抗を勘案して決定される。また1表面抵抗は
5発熱温度及び印加電圧と関係する。したがって、使用
条件等を勘案すれば2例えば1表面抵抗1Ω/口〜1に
Ω/口のものを得ようとする場合には、 ITOを用
いるときはIOK人〜100人、金属を用いるときは1
00人〜10人の厚みのものが好ましい。
酸化錫、酸化インジウムに酸化錫をドープしたもの(以
下、ITOという)等の導電性を有する金属酸化物又は
金等の金属が用いられる。かかる透明導電膜の厚みは、
得ようとする表面抵抗と密接に関係するので、得ようと
する表面抵抗を勘案して決定される。また1表面抵抗は
5発熱温度及び印加電圧と関係する。したがって、使用
条件等を勘案すれば2例えば1表面抵抗1Ω/口〜1に
Ω/口のものを得ようとする場合には、 ITOを用
いるときはIOK人〜100人、金属を用いるときは1
00人〜10人の厚みのものが好ましい。
さらに、電極は導電性ペースト等によって形成される。
上記の遠赤外線放射膜及び透明導電膜は9例えば公知の
真空蒸着法等によって形成される。
真空蒸着法等によって形成される。
次に1本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体を図示例
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図は2本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体の一
例を示す断面図であって、透明基板lの上に、透明な遠
赤外線放射I+! 2が積層され、その上に透明導電膜
3が積層されており、透明導電膜3上に透明導電膜の両
端に沿って1対の対向した電極4.4が設けられている
。
例を示す断面図であって、透明基板lの上に、透明な遠
赤外線放射I+! 2が積層され、その上に透明導電膜
3が積層されており、透明導電膜3上に透明導電膜の両
端に沿って1対の対向した電極4.4が設けられている
。
第2図は1本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体の他
の例を示す断面図であって、透明基板1の一方の面に遠
赤外線放射膜2が積層され、他方の面に透明導電膜3が
積層されており、第1図と同様に透明導電II!J3上
に1対の対向した電極44が設けられている。
の例を示す断面図であって、透明基板1の一方の面に遠
赤外線放射膜2が積層され、他方の面に透明導電膜3が
積層されており、第1図と同様に透明導電II!J3上
に1対の対向した電極44が設けられている。
第3図は1本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体のさ
らに他の例を示す断面図であって、透明基板1上に透明
導電膜3が積層され、透明導電膜3上に両端に沿って1
対の対向した電極4.4が設けられ、透明導電膜3上の
中央部に透明な遠赤外線放射膜2が積層されている。
らに他の例を示す断面図であって、透明基板1上に透明
導電膜3が積層され、透明導電膜3上に両端に沿って1
対の対向した電極4.4が設けられ、透明導電膜3上の
中央部に透明な遠赤外線放射膜2が積層されている。
第1図〜第3図の例においては、電極を透明導電膜3の
両端に沿って設けたものであるが、必ずしも両端に沿っ
て設ける必要はない。
両端に沿って設けたものであるが、必ずしも両端に沿っ
て設ける必要はない。
しかして、上記電極4,4間に所定の電圧を印加して電
流を流すと、透明導電膜3が発熱し、遠赤外線放射膜2
が加熱される。遠赤外線放射膜は加熱されると、遠赤外
線を放射し、遠赤外線によって加熱対象物がより効果的
に加熱される。
流を流すと、透明導電膜3が発熱し、遠赤外線放射膜2
が加熱される。遠赤外線放射膜は加熱されると、遠赤外
線を放射し、遠赤外線によって加熱対象物がより効果的
に加熱される。
本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体の使用温度は任
意に設定することができる。すなわち。
意に設定することができる。すなわち。
発熱体となる透明導電膜の表面抵抗値及び電源の電圧等
を変えることによって任意の温度が得られる。しかし9
発熱体が人体に触れるおそれがあるときは、50℃程度
に加熱することが好ましい。55℃を超える表面温度に
おいては5発熱体に人体が接触したときに、火傷を起こ
すことがある。さらに、透明面状発熱体を構成する透明
基板の耐熱性等を考慮して使用温度を決めることが好ま
しい。
を変えることによって任意の温度が得られる。しかし9
発熱体が人体に触れるおそれがあるときは、50℃程度
に加熱することが好ましい。55℃を超える表面温度に
おいては5発熱体に人体が接触したときに、火傷を起こ
すことがある。さらに、透明面状発熱体を構成する透明
基板の耐熱性等を考慮して使用温度を決めることが好ま
しい。
また、必要に応じて遠赤外線の放射量又は遠赤外線の波
長領域も調節することができる。そのためには、上記の
遠赤外線放射膜の膜厚及びその種類等を変えて、放射特
性を調整してやればよい。
長領域も調節することができる。そのためには、上記の
遠赤外線放射膜の膜厚及びその種類等を変えて、放射特
性を調整してやればよい。
ここで1本発明にいう遠赤外線は2例えばその波長が5
μmから18μmのものである。
μmから18μmのものである。
遠赤外線の放射率は、黒体の放射率を最大で1とすると
、それに近い程、加熱の効果も高くなり望ましい。先に
例示した遠赤外線放射膜を構成する遠赤外線放射材は、
いずれも放射率が1に近く本発明の目的に適うものであ
る。
、それに近い程、加熱の効果も高くなり望ましい。先に
例示した遠赤外線放射膜を構成する遠赤外線放射材は、
いずれも放射率が1に近く本発明の目的に適うものであ
る。
(実施例)
次に1本発明を実施例によって具体的に説明する。
実施例1
20c m x32c m、厚み125μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルムを透明基板1とし、純度9
9.9%のzro、の遠赤外線放射材として用いて真空
蒸着法によって透明基板1上に厚さ600人の遠赤外線
放射膜2を形成した。次いで、この遠赤外線放射膜2の
上に、5重量%の酸化錫をドープしたITOを用いて1
表面抵抗が300Ω/口になるように真空蒸着法によっ
て透明導電膜3を形成した。
レンテレフタレートフィルムを透明基板1とし、純度9
9.9%のzro、の遠赤外線放射材として用いて真空
蒸着法によって透明基板1上に厚さ600人の遠赤外線
放射膜2を形成した。次いで、この遠赤外線放射膜2の
上に、5重量%の酸化錫をドープしたITOを用いて1
表面抵抗が300Ω/口になるように真空蒸着法によっ
て透明導電膜3を形成した。
しかる後に、この透明導電膜3の相対する両端に39c
mの間隔で導電性ペースト(藤倉化成社製FA−312
)にて一対の電極4.4を設けて第1図に示すような断
面の遠赤外線放射性透明面状発熱体を得た。
mの間隔で導電性ペースト(藤倉化成社製FA−312
)にて一対の電極4.4を設けて第1図に示すような断
面の遠赤外線放射性透明面状発熱体を得た。
この遠赤外線放射性透明面状発熱体の550nmの透過
度は82%であった。
度は82%であった。
上記透明面状発熱体の一対の電極間に100Vの電圧を
印加し9表面温度を表面温度計で測定しながら50℃に
発熱させた。
印加し9表面温度を表面温度計で測定しながら50℃に
発熱させた。
比較のために、遠赤外線放射膜2かない以外は。
実施例1の透明面状発熱体と同様の構造を有しかつ実施
例1と同様の表面抵抗を有する面状発熱体(比較例1)
を、上記と同様の条件で表面温度50℃に発熱させた。
例1と同様の表面抵抗を有する面状発熱体(比較例1)
を、上記と同様の条件で表面温度50℃に発熱させた。
この2つ透明面状発熱体をそれぞれ通電開始30分間後
に、サーモビューア−(日本電子社製I B L)で波
長8μm〜13μmにおいて温度を測定したところ、実
施例1の透明面状発熱体においては比較例1のそれより
も約3℃高い温度が得られた。
に、サーモビューア−(日本電子社製I B L)で波
長8μm〜13μmにおいて温度を測定したところ、実
施例1の透明面状発熱体においては比較例1のそれより
も約3℃高い温度が得られた。
実施例2.3
透明基板1の両側にそれぞれ遠赤外線放射膜2と透明導
電膜3を形成した以外は、実施例1と同様にして実施例
1と同様の特性を有する第2図に示す透明面状発熱体を
形成した(実施例2)。また。
電膜3を形成した以外は、実施例1と同様にして実施例
1と同様の特性を有する第2図に示す透明面状発熱体を
形成した(実施例2)。また。
透明基板1上に、透明導電膜3及び透明遠赤外線膜2を
この順序で形成した以外は、実施例1と同様にして実施
例1と同様の特性を有する第3図に示す透明面状発熱体
を形成した(実施例3)。
この順序で形成した以外は、実施例1と同様にして実施
例1と同様の特性を有する第3図に示す透明面状発熱体
を形成した(実施例3)。
実施例2.3の透明面状発熱体を実施例1と同様に加熱
し、実施例1と同様にして温度を測定したところ、いず
れも比較例1のそれよりも約3℃高い温度が得られた。
し、実施例1と同様にして温度を測定したところ、いず
れも比較例1のそれよりも約3℃高い温度が得られた。
(発明の効果)
本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体は、物体を加熱
する作用のある遠赤外線の放射量が多く。
する作用のある遠赤外線の放射量が多く。
効果的に加熱対象物を加熱することができる。例えばヒ
ーターとして使用したとき1人体をより効果的に暖める
ことができ、また、医療効果をも得ることができる。ま
た、デフロスタ−、ウィンドウの防曇用等にも好適に適
用することができる。
ーターとして使用したとき1人体をより効果的に暖める
ことができ、また、医療効果をも得ることができる。ま
た、デフロスタ−、ウィンドウの防曇用等にも好適に適
用することができる。
また2本発明の遠赤外線放射性透明面状発熱体は。
透明であるので、設置する場所も制限がなく、美観等を
損なうことがないものである。
損なうことがないものである。
第1図〜第3図は9本発明の遠赤外線放射性透明面状発
熱体の例を示す断面図である。 1・−−−−−・−透明基板 2−−−−−−一透明な遠赤外線放射膜3・・−・−透
明導電膜 4−・−・−電極 第1図 化3図
熱体の例を示す断面図である。 1・−−−−−・−透明基板 2−−−−−−一透明な遠赤外線放射膜3・・−・−透
明導電膜 4−・−・−電極 第1図 化3図
Claims (1)
- (1)透明基板に、透明な遠赤外線放射膜及び透明導電
膜を形成し、透明導電膜上に一対の電極を設けたことを
特徴とする遠赤外線放射性透明面状発熱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10694589A JPH02284377A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 遠赤外線放射性透明面状発熱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10694589A JPH02284377A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 遠赤外線放射性透明面状発熱体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02284377A true JPH02284377A (ja) | 1990-11-21 |
Family
ID=14446513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10694589A Pending JPH02284377A (ja) | 1989-04-25 | 1989-04-25 | 遠赤外線放射性透明面状発熱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02284377A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506011A (ja) * | 2012-10-18 | 2016-02-25 | ティーアンドビー ナノエレック | 携帯用補助暖房装置 |
JP2018073812A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | テクノロジアン トュトュキムスケスクス ヴェーテーテー オサケユキチュア | 層状構造を有する赤外線エミッタ |
-
1989
- 1989-04-25 JP JP10694589A patent/JPH02284377A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016506011A (ja) * | 2012-10-18 | 2016-02-25 | ティーアンドビー ナノエレック | 携帯用補助暖房装置 |
JP2018073812A (ja) * | 2016-10-28 | 2018-05-10 | テクノロジアン トュトュキムスケスクス ヴェーテーテー オサケユキチュア | 層状構造を有する赤外線エミッタ |
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