JPH0233882A - ヒータ及びその製造方法 - Google Patents

ヒータ及びその製造方法

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JPH0233882A
JPH0233882A JP18272588A JP18272588A JPH0233882A JP H0233882 A JPH0233882 A JP H0233882A JP 18272588 A JP18272588 A JP 18272588A JP 18272588 A JP18272588 A JP 18272588A JP H0233882 A JPH0233882 A JP H0233882A
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JP
Japan
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transparent
heater
film
conductor
generating conductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP18272588A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Ito
伊東 進
Keiichi Orita
折田 桂一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tohoku Chemical Industries Ltd
NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
Tohoku Chemical Industries Ltd
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0233882A publication Critical patent/JPH0233882A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、通電することによって発熱させる透明なヒー
タとそのヒータの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
熱を発生する装置であるヒータには、例えば発熱導体に
電気を通して発熱させるもの、熱媒体を燃焼熱によて加
熱するもの、赤外線を発生させるもの等、多くの種類が
ある。この中で、発熱導体を用いた、いわゆる電気ヒー
タは、タングステンなどの高抵抗率の金属を線状にして
発熱体として使用しており、構造が簡単で保守も容易で
あり、装置を小型にできるところから、工場ばかりでな
く、広く一般家庭にも利用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、電気ヒータは、光を通さない金属を使用するた
め、窓などの透明度が要求されるものには、普通の状態
で使用することがです、金属発熱体を極めて細い線にし
てガラス板に挟み込む形をとっており、高価であった。
しかも、発熱体の密麿を高くすると、透明度が低下した
り、視線を遮ることになり、用途や発熱量も権めて限ら
れていた。そして、透明なヒータを得ようとすれば、透
明なガラス板で形成した空隙に、加熱空気を通すなどの
方法を取らなければならず、大型で高価なものとなる。
本発明は、前記従来技術の欠点を解消するためになされ
たもので、安価な透明ヒータを提供することを目的とし
ており、またその製造方法を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明に係るヒータは、透
明基体面上に透明発熱導体を設けたものである。
透明基体は、透明なガラスやプラスチックが用いられる
。また、透明発熱導体は、酸化スズ、酸化インジウム、
酸化スズ・インジウムなどの、透明な導電性を有する金
属酸化物の微粉末を薄い膜状にしたものが適している。
この透明発熱導体は、透明な粘着性絶縁膜で覆うことが
望ましい。
そして、上記のヒータの製造方法としては、透明基体面
上に透明発熱導体の膜を形成する工程と、この透明発熱
導体膜を所定の形状に成形する工程と、前記成形した透
明発熱導体に電極とリード線とを接続する工程とを有す
るヒータの製造方法がある。
透明発熱導体の膜は、前記した金属酸化物の微粉末を有
機溶媒中に分散させて透明基体に塗布したり、スパッタ
リングや蒸着によって形成することができる。また、透
明発熱導体膜を所定の形状に成形する工程は、通常のエ
ツチングを使用することができる。
また、透明発熱導体を透明粘着性絶縁膜で覆ったヒータ
の製造方法としては、透明基体面上に透明発熱導体の膜
を形成する工程・と、この透明発熱導体膜を所定の形状
に成形する工程と、この成形した透明発熱導体に電極を
接続する工程と、前記透明発熱導体上に透明粘着膜を形
成する工程と、前記電極にリード線を接続する工程とを
有する製造方法を用いることができる。
〔作用〕
上記の如く構成した本発明においては、透明基体の面上
に透明発熱導体を設けたものであるため、視線を遮るこ
とのない、透明度の高い、安価な透明ヒータを得ること
ができる。透明発熱導体を透明粘着性絶縁膜で覆った場
合、透明基体と透明発熱導体とからなるヒータを、窓ガ
ラスなどの他の透明体にそのまま貼着することができ、
既存の窓を容易に透明なヒータとすることができる。そ
して、透明発熱導体を微粉末をもって構成すると、粘結
材を用いなくとも活性化された微粉末が相互にくっつき
合い、薄膜状の透明発熱導体が得られるばかりでなく、
透明発熱導体の抵抗率を適正なものにすることができる
〔実施例〕
本発明に係るヒータ及びその製造方法の好ましい実施例
を、添付図面に従って詳説する。
第1図は、本発明の実施例に係るヒータの斜視図である 第1図において、ヒータ10は、基体12が透明なガラ
スやプラスチックからなっており、上面に浅い溝14が
形成されている(第2図参照)。
この溝14は蛇行しており、この溝14上に透明発熱導
体16が設けである。透明発熱導体16は、酸化スズ、
酸化インジウムまたは酸化スズ・インジウムなどの透明
な金属酸化物の微粉末によって薄膜状に形成されている
。そして、透明発熱導体16の両端部には、導電性接着
剤からなる電極18.20が形成されており、この電極
18.20に、基体12を貫通させた、プラグ22を有
するリード線(電源コード)24が接続しである。また
、基体12の上面には、透明発熱導体16を覆って透明
な粘着性絶縁膜26が設けである。なお、電極18.2
0は、基体12を貫通させた金属によって構成し、この
電極を導電性接着剤で透明発熱導体16に接着するとと
もに、電極にリード線24をはんだ付は等により接続し
てもよい。
上記のヒータ10は、第3図の如くして得られる。
まず、所定の形状、大きさに切断した基体12を洗浄剤
を用いて洗浄した後、水洗いして乾燥させる。次に、基
体12の表面に透明発熱導体16のパターンに合わせた
溝14を形成する。この溝14は、一般に行われている
エンチングによって形成することができる。ただし、溝
14は、必要に応じて形成すればよく、設けなくともよ
い。また、基体12がプラスチックの場合、溝14は基
体12の成形時に形成してもよい。
一方、透明発熱導体16の原料である酸化スズ、酸化イ
ンジウムまたは酸化スズ・インジウムなどの透明な金属
酸化物は、粉砕機によって粒径が1000Å以下、望ま
しくは100人程度に微粉化して溶媒に分散させ、溝1
4を形成した基体12の表面に塗布する。この微粉末の
塗布は、スピンナやグラビアコータ(食刻ロール)によ
るコーティング、吹き付けなどによって行われる。そし
て、微粉末を分散させる溶媒としては、アルコール、ア
セトン、キシレン等の有機溶媒や水を使用することがで
きる。
次に、微粉末を塗布した基体12を、例えば100″C
程度の温度で乾燥し、溶媒を除去して透明発熱導体膜を
作る。その後、エツチングによって透明発熱導体16の
パターンを形成する。また、基体12が連続したフィル
ムまたはシートである場合には、所定の大きさに切断す
る。そして、基体12上に形成した透明発熱導体16の
端部に、電極18.20を導電性接着剤で固着した後、
感圧性接着剤(粘着剤)である透明な粘着性絶縁膜26
で透明発熱導体16を覆う。その後、リード線24を電
極18.20に導電性接着剤で接着して接続する。なお
、透明な粘着性絶縁膜26の形成は、リード線24の接
続後に行ってもよい。
このようにして得たヒータ10は、透明な粘着性絶縁膜
26によって窓ガラス等に容易に張り付けることができ
る。そして、リード線24を介して透明発熱導体16に
電気を供給すると、透明発熱導体16が発熱し、例えば
窓ガラスに結露した水滴を蒸発させることができる。
実施例のヒータ10は、透明な基体12、透明発熱導体
16、透明な粘着性絶縁膜26をもって構成したことに
り、ヒータlOを窓などに装着しても視線を遮ることが
なく、透明なヒータを安価に得ることができる。しかも
、実施例の製造方法によれば、基体12としてフィルム
、シートを用いると、連続的な生産が可能となり、コス
トの低減が図れる。そして、実施例のヒータlOを車両
の窓ガラスに装着した場合には、乗員の視線を遮ること
なく結露を防止でき、安全性の向上が図れる。また、カ
メラのレンズに取り付けると、冬などに温かい部屋から
寒い戸外に出た時に、レンズの曇りを防止して即座に撮
影することができる。
第4図は、透明な粘着性絶縁膜26を有しないヒータの
実施例を示したものである。本実施例のヒータ30は、
透明発熱導体16を他の透明なガラスやプラスチックと
基体12とで挟み込むように張り合わせて使用する。
第5図は、ヒータ10の他の製造方法の実施例の工程図
である。
本実施例の製造方法は、透明発熱導体の膜を形成する場
合、溶媒に分散させた透明な金属酸化物の微粉末を基体
12に塗布するのでなく、金属酸化物を基体12にスパ
ッタリングまたは蒸着によって行っている。このように
、スパッタリングまたは蒸着によって透明発熱導体膜を
形成すると、膜の基体12への密着性が向上する。
なお、前記各実施例においては、透明発熱導体16を蛇
行させたパターンに成形した場合について説明したが、
基体12の片側全面を透明発熱導体としてもよい。また
、基体12に114を形成した場合、基体12の全面を
エツチングして溝14に入っている透明発熱導体16だ
けを発熱体としてもよい。
〔発明の効果〕
以上に説明した如(、本発明によれば、発熱体として透
明発熱導体を用いたことにより、透明なヒータを安価に
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るヒータの斜視図、第2図は実施例
に係るヒータの断面図、第3図は実施例に係るヒータの
製造方法の工程図、第4図はヒータの他の実施例の断面
図、第5図はヒータの製造方法の他の実施例の工程図で
ある。 10 ・9.・−ヒータ、12 ・−透明基体、16−
・透明発熱導体、26 −  透明粘着性絶縁膜、18
.20−・−電極、24−一−リード線。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明基体面上に透明発熱導体を設けたことを特徴
    とするヒータ。
  2. (2)前記透明発熱導体を透明粘着性絶縁膜で覆ったこ
    とを特徴とする請求項1記載のヒータ。
  3. (3)透明基体面上に透明発熱導体の膜を形成する工程
    と、この透明発熱導体膜を所定の形状に成形する工程と
    、前記成形した透明発熱導体に電極とリード線とを接続
    する工程とを有することを特徴とするヒータの製造方法
  4. (4)透明基体面上に透明発熱導体の膜を形成する工程
    と、この透明発熱導体膜を所定の形状に成形する工程と
    、この成形した透明発熱導体に電極を接続する工程と、
    前記透明発熱導体上に透明粘着膜を形成する工程と、前
    記電極にリード線を接続する工程とを有することを特徴
    とするヒータの製造方法。
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