JPH02284375A - スパーク発生装置 - Google Patents

スパーク発生装置

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JPH02284375A
JPH02284375A JP2062452A JP6245290A JPH02284375A JP H02284375 A JPH02284375 A JP H02284375A JP 2062452 A JP2062452 A JP 2062452A JP 6245290 A JP6245290 A JP 6245290A JP H02284375 A JPH02284375 A JP H02284375A
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spark
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ジョン・ビー・サヴェージ
James Alva Boyer
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はエンジン(内燃機関)のシリンダに供給された
可燃混合物を点火するためのスパーク発生装置に関し、
特に、点火コイルの二次巻線を形成する巻線を有する点
火プラグを備えたスパーク発生装置に関する。
[従来の技術] 点火プラグと点火コイルとを1つのユニットとして組合
わせた、スパーク点火式のエンジン内の可燃混合物を点
火するためのスパーク(火花)を発生させるための点火
装置は、従来から提案されている。米国特許第1,16
4,113号、同第1.302,308号、同第2,4
41,047号、同第2,459,856号、同第2,
467゜531号及び同第2,467.534号各明細
書は、組合わせた点火コイル及び点火プラグを開示して
いる。
[発明の目的] 本発明の目的は、点火プラグ、二次巻線及びこの二次巻
線のための磁性コアを単一のユニットとして組合わせた
スパーク発生装置を提供することである。
本発明の別の目的は、エンジンに装着された点火プラグ
及び二次巻線の組立体と、二次ユニットとは別個の一次
ユニットとを備え、一次ユニットが二次ユニットの二次
巻線に磁気的に結合される一次巻線を有する、スパーク
を発生させスパークをエンジンのシリンダへ供給するた
めの装置を提供することである。
[発明の構成コ 本発明に係るスパーク発生装置の特徴とするところは、
電圧誘起手段が、環状孔を有し二次スパーク発生ユニッ
トとは別個の一次ユニットと、第2絶縁体、二次巻線及
び磁性コアを環状孔内に位置させるように二次スパーク
発生ユニットに関して一次ユニットを支持するための手
段とを備え;一次ユニットが環状孔のまわりに位置した
一次巻線を有し、一次巻線は、付勢されたときに、二次
巻線内に電圧を誘起させるように磁性コアを通る磁束を
発生させるようになっており、一次ユニットが二次スパ
ーク発生ユニットから完全に分離できることである。
本発明に係るスパーク発生装置のための二次ユニットの
特徴とするところは、円筒状の孔を有し第1絶縁体の軸
方向に延びる第2絶縁体と、円筒状孔内に位置し磁性材
料でできた磁性コアと、第2絶縁体の外表面に担持され
磁性コアのまわりに位置する二次巻線と、二次巻線の両
端を電極にそれぞれ電気的に接続するための手段とを備
えていることである。
本発明のスパーク発生装置が上述の従来の装置と異なる
点は、一次(巻線)ユニットとは別個の二次ユニットを
形成する二次巻線と点火プラグとを組合わせた組立体を
使用した点にある。二次巻線は、別個の一次ユニットの
一次巻線に磁気的に結合することにより、内部に電圧を
誘起させる。
更に、点火プラグと二次巻線とを組合わせた組立体は別
個の一次ユニットにより発生された磁束のための磁束経
路を形成する磁性コアを有する。
本発明はまた、絶縁材料で被覆されて互いに電気的に絶
縁された鉄粉の如き小粒子寸法の磁性粉体により磁性コ
アを形成した、上述の型式のスパーク発生装置を提供す
る。
更に、本発明は、コンデンサ放電点火回路により一次ユ
ニットを付勢する、上述の型式のスパーク発生装置を提
供できる。
[実施例] 添付図面、特に第1図を参照すると、図示のスパーク発
生装置は2つの別個のユニッ1−10.12を有する。
二次ユニット10は点火プラグ、二次巻線及び磁性コア
を有する。一次ユニットlOは一次巻線を有する。
二次ユニットlOは適当な電気絶縁セラミック材料でで
きた絶縁体14を具備する。このセラミック材料は従来
の点火プラグの絶縁体のために使用するのと同じ型式の
ものでよい。従って、限定されるものでなないが、例え
ば、85%までの酸化アルミニウムを含む高アルミナを
基礎とする材料からなるセラミック材料を使用するとよ
い。絶縁体14は中央の(金属製)電極16及び外側の
(管状金属製)シェル18を担持する第1絶縁体を構成
し、外側シェルは中央電極16の端部との間にアークギ
ャップを残した状態で電極20を担持する。外側シェル
18はエンジンのヘッド22の点火プラグネジ開口に螺
入されるネジ部21(第1図)を有する。アークギャッ
プ即ちスパークギャップはエンジンの燃焼室即ちシリン
ダ23内に位置する。
絶縁体14は円筒状の孔26を有する軸方向に延びた環
状の管状部分24を具備する。この場合、絶縁体の管状
部分24は外表面28を有し、この外表面に螺旋状の二
次巻線30が接着しである。
二次巻線30の一端は帯状導体31,32により外側シ
ェル18従って電極20に電気的に接続されている。帯
状導体32は外側シェル18に溶接付は又ははんだ付け
される。二次巻線30の他端は帯状導体34.36.3
8により中央電極16の部分16Aに電気的に接続され
る。帯状導体34は部分16Aの1興に溶接付は又はは
んだ付けされる。
帯状導体31−38及び二次巻線30は絶縁体14のセ
ラミック材料に接着された銅の如き金属材料でできてい
る。例えば、二次巻線30は、導体を伴った金属材料の
約500個の巻回部分(ターン)でできており、各巻回
部分は0.0254mm(0,001インチ)の幅を有
し、隣接する巻回部分間の間隔は約0.0254mm(
0,001インチ)である。材料の厚さは約0.025
4mm (0,001インチ)でよい。
二次巻線42は単層の巻線である。
二次巻線30は、絶縁体の管状部分24の外表面28を
、この外表面28に接着された螺旋状パターンの金属導
体材料で金属化することにより形成できる。金属材料(
銅でよい)は外表面28上にめっき又は蒸着される。金
属化は種々の方法で達成できる。例えば、外表面28を
金属材料で被覆又はめっきし、金属材料の一部を除去し
て螺旋状コイル巻線を形成する。二次巻線の隣接する巻
回部分間に間隙を最終的に形成すべく螺旋状パターンを
残すように、エツチングにより材料を除去してもよい。
また、レーザーを使用し、金属材料の薄い螺旋状パター
ンを蒸発させて材料を除去してもよい。一般に、使用す
る方法が金属化した螺旋状コイルを外表面28上に接着
できる限り、二次巻線30を形成するために任意の既知
の方法を使用できる。
二次巻線30は銅以外の材料、例えばタングステンや銀
で形成してもよい。
代わりのものとして、二次巻線30は、外表面28に細
い銅磁性ワイヤを密に巻き付け、次いで高温包囲材料で
巻線を包囲するこ七により形成できる。例えば、ワイヤ
は約0.0508mm(0,002インチ)の直径を有
するAwg。
No、44直径磁性ワイヤでよい。
絶縁体の管状部分24に設けた円筒状孔26はこの孔の
全長に互って延びる(円柱状の)磁性コア40を収容す
る。この磁性コア40は磁性材料と電気絶縁材料との合
成材料でつくる。例えば、磁性コア40は熱可塑性樹脂
の如き電気絶縁材料でそれぞれ被覆された粉末鉄の微粒
子で構成するとよい。
粒子はガラスに類似の外側被覆又はフィルムを形成する
他の電気絶縁材料で被覆してもよい。
磁性コア40は、適当なプレス機で、被覆された鉄微粒
子をフンバクティング加工して円柱形の磁性材料固体物
に形成することによって形成できる。電気絶縁材料は鉄
微粒子を相互に電気絶縁する。粒子を相互に絶縁すると
、磁性コア40内の渦電流損失を減少させる効果がある
二次巻線30及び関連する帯状導体31−38を形成し
た後、円筒状孔26内に磁性コア40を挿入することに
より、磁性コアを組立てる。磁性コア40はセラミック
セメントの如き適当な接着剤(図示せず)で絶縁体14
に取り付けられる。
磁性コア40を組立てた後、二次ユニット10の上端の
まわりに成形用プラスチック材料をモールド成形し、管
状部分42と端壁44と柱46とを有する外側ハウジン
グを形成する。外側ハウジングは電気絶縁体であり、二
次巻線30及び関連する帯状導体を収納する領域を湿気
その他の汚染源からシールする機能を果たす。管状部分
42の下端外側は、外側シェル18の上端に係合するよ
うに外側シェル18の上端の環状全周面上にモールド成
形される。
一次ユニット12は、付勢されたときに二次巻線30内
にスパーク点火電圧を誘起させる一次巻線を有する。
一次ユニット12は電気絶縁プラスチック材料で形成し
たコイルスプール50を有する。コイルスプール50は
ワイヤの約7つの巻回部分でできた一次巻線52を担持
する。一次巻線52を形成するワイヤはコイルスプール
50の外側に形成した溝内に収納される。一次巻線52
の一端は端部リード即ち導体54を有し、一次巻線52
の他端は端部リード即ち導体56を有する。
一次ユニット12は、磁性材料で形成されコイルスプー
ル50に係合する管状の一次磁束経路部材58を有する
。磁束経路部材58は、付勢されたときの一次巻線52
により発生された磁束のための低磁気抵抗経路を形成す
る。磁束経路部材58は、冷間圧延したスチール又はコ
ンパクテイング加工した鉄粉により形成できる。磁束経
路部材58はコイルスプール50に圧入できる。磁束経
路部材58を冷間圧延したスチールで形成した場合、こ
の部材にスリットを設け、この部材をコイルスプール5
0に組立てるときに、この部材の僅かな膨張を許容する
一次ユニッ1−12は、磁束経路部材58及びコイルス
プール50に対してモールド成形された絶縁プラスチッ
ク材料でできたカバー即ちハウジングを有する。このハ
ウジングは軸方向に延びた管状部分60と、環状孔64
を有する下壁62と、環状孔68を有する土壁66とを
具備する。
使用においては、二次ユニット10をエンジンに組立て
る。この組立ては、点火プラグをエンジンに組立てる従
来の方法と同じである。すなわち、ネジ部21をエンジ
ンの適当な点火プラグネジ開口に螺入する。二次ユニッ
ト10をエンジンに組立てたとき、一次ユニット12が
二次ユニット10の上端に滑入されるが、この場合、柱
46は環状孔68を貫通する。下壁62の下面は外側シ
ェル18の上方部分に係合する。金属保持クリップ70
を柱46に取り付ける。この保持クリップ70は一次ユ
ニット12の土壁66の外表面に係合し、二次ユニット
10に関して一次ユニット12を適所に保持する機能を
果たす。二次及び一次ユニット1O112の入れ子犬係
合部分間に十分な間隙が存在し、一次ユニット12が二
次ユニット10の上方部分上に滑入するのを許容する。
一次巻線52は第5図に示すコンデンサ放電点火回路に
より付勢される。一次巻線52が付勢されたときには、
この一次巻線は二次巻線30に磁気的に結合される磁場
を発生させる。一次巻線52により発生された磁束のた
めの磁束経路は磁性材料を通る内側及び外側経路を有す
る。内側磁束経路は磁性コア40の磁性材料を通り、外
側磁束経路は一次ユニッ)12の磁束経路部材58を通
る。
一次巻線52と二次巻線30との間には電気的な接続は
存在しない。二次巻線30が一次巻線52に磁気的に結
合するため、二次巻線30内に電圧が誘起される。更に
、二次及び一次ユニット1O112は別個の部品として
構成される。
第1図に示す本発明の実施例を使用した場合、多汽筒(
シリンダ)エンジンに対しては複数個の同様な一次ユニ
ッ1−12が必要である。従って、4汽筒エンジンでは
、4つの同様な一次ユニット12が必要となる。各一次
ユニットは適当なケーブルによりコンデンサ放電点火回
路に接続される。
これは本発明を実施するする唯一の方法であり、第4図
に関連して後述するように、一次ユニット12の如き複
数個の二次ユニットがエンジンに固定される単一のモジ
ュール内へ組込まれる。更に、一次ユニット12の如き
別個の複数個の一次ユニットを二次ユニット10に対し
て各1つずつ使用する場合、二次ユニット10は一次ユ
ニット12を適所に固定するための(柱46の如き)手
段を必要としない。従って、一次ユニット12の如き別
個の複数個のユニットは適当な装着ブラケットの如き構
造物によりエンジンに取り付けることができる。
第2図には、修正したスパーク発生装置を示す。
第2図に示す二次ユニットは、一次ユニットをこの二次
ユニットに固定する手段を有さす、エンジンに取り付け
られるモジュール(第4図)トー緒に使用するのに適す
る。第2図に示す二次ユニットは、柱46の如き柱を有
さない点を除いて、第1図に示した二次ユニットlOと
同じである。第2図の二次ユニットは管状部分72及び
一体の端壁74を具備した外側のプラスチックハウジン
グを有する。第2図に示す他の部品は、対応する部品を
明確にするため、第1図に使用したものと同じ参照番号
を付して示す。
第3vjAは更に別の修正したスパーク発生装置を示す
。第2図に示した二次ユニットと同様の第3図の二次ユ
ニットは、第4図に示すモジュールと一緒に使用するの
に適する。
第3図において、二次ユニットの絶R体14は孔78を
有する軸方向に延びた環状の管状部分76を有する。孔
78内には、絶縁体14に使用するものと同じ型式の絶
縁セラミック材料でできた第2絶縁体80が位置する。
第2絶縁体80は管状部分80Aと閉じた端部30Bと
を有し、円筒状孔を画定する。円筒状孔は第1図の磁性
コア40を形成する磁性材料と同じ型式の材料でつくる
ことのできる磁性コア82を収容する。管状部分80A
の外表面には、二次巻線84を接着する。
二次巻線84の一端は帯状導体86により中央電極16
に接続される。二次巻線84の他端は帯状導体88.9
0により外側シェル18従って電極20に接続される。
二次巻線84は第1図に関連して説明した二次巻線30
を形成するのと同じ方法で形成できる。
第3図の実施例の組立てにおいて、部分80、磁性コア
82及び二次巻線84を有するユニットを製造する。次
いで、このユニットを部分76の孔78内に挿入し、適
当なセラミックセメントにより適所に固定する。二次巻
線84への接続を行うため、帯状導体86−90は例え
ば金属化により提供される。帯状導体86から中央電極
16への接続は、接触部分を銀はんだで被覆し、はんだ
を結合温度に加熱することにより、行う。
第3図において、二次ユニットは、プラスチック材料を
モールド成形することにより形成され管状部分92と一
体の端壁94とを有する外側ハウジングを具備する。二
次巻線84は絶縁体14の部分76により既に覆われて
いるので、外側ハウジングは必要でない。従って、帯状
導体88.90は露出したままであるか、または絶縁材
料の薄いフィルムで被覆してもよく、または外側保護体
を提供し帯状導体88.90に接着される他の任意の被
覆材料で被覆してもよい。
上述のように、第2.3図に示す二次ユニットは第4図
に示すモジュールと一緒に使用できる。
第4図に示す構造を説明するために、第4図において使
用する二次ユニットは第2図に示す二次ユニットと同じ
ものであると仮定する。
第4図において、4汽簡のスパーク点火式エンジン98
に関連する4つの二次ユニット96を示す。各二次ユニ
ットのネジ部21はエンジン98のシリンダに連通した
点火プラグネジ開口に螺入される。
第4図において、参照番号100は4つの一次ユニット
を1つの組立体として組合わせたモジュールを示す。モ
ジュール100は絶縁プラスチック材料で形成され4つ
の一体の管状部分104を担持する細長いハウジング即
ち支持部102を有する。各管状部分104は一次巻線
及び管状の金属製磁束経路部材を収納する。詳細には、
各管状部分104は、一次巻線52の如き一次巻線と磁
束経路部材58の如き磁束経路部材とを担持するコイル
スプール50の如きコイルスプールを有する。各管状部
分104の外側プラスチックハウジングは管状部分60
(第1図)と類似のもので、上述のように、支持体即ち
ハウジング102と一体化している。管状部分104の
それぞれの一次巻線は、ハウジング102内に位置した
導体により、モジュール100の部分106内に収納さ
れたコンデンサ放電点火回路に接続されている。
第4図のモジュールの使用においては、二次ユニット9
6をエンジン98の適当な点火プラグ開口に螺入しであ
るものと仮定する。ここで、一次及び二次ユニットの関
係が第1図に示したものと同じ関係になるように、管状
部分104内の一次巻線を二次ユニット96の上端に滑
入することにより、モジュール100をエンジンに組立
てる。
部分104と二次ユニットとの間には十分な間隙が存在
し、モジュール100をエンジン98に組立てたときに
、一次巻線を担持する管状部分104内に位置するコイ
ルスプール内への二次ユニット96の上端の滑入を許容
する。モジュール100は開口108を貫通する適当な
ボルト又はネジ(図示せず)によりエンジン98に固定
される。ボルト又はネジは、エンジンに固定担持された
装着ブラケットの如きエンジン98の適当な部分に取り
付けられる。二次ユニット96は、米国特許第4,70
6,639号明細書に開示された方法で、エンジンのヘ
ッドに設けた点火プラグ穴内に配置することができる。
第5図には、コンデンサ放電点火回路を示す。
第5図において、参照番号110は4汽簡のスパーク点
火式エンジンを示す。エンジンの各シリンダに関連する
各二次ユニットのスパークギャップ電極は112にて示
す。これらの電極は第1図の電極16.20に相当する
。スパークギャップ電極112は二次巻線114の両端
にそれぞれ接続される。各二次巻線114は、例えば、
第1図の二次巻線30に相当する。各二次巻線114は
一次巻線116に関連する。各一次巻線116は第1図
の一次巻線52に相当する。
一次巻線116は導体118とそれぞれの半導体スイッ
チ120とに接続され、半導体スイッチは後述する所定
の順序で付勢される。半導体スイッチ120は制御され
た整流器でよい。
第5図の回路はコンデンサ122を有し、このコンデン
サは、半導体スイッチ120の1つが付勢されたときに
、一次巻線116内へ放電される。
コンデンサ122は直流/直流コンバータの形をした直
流電圧供給源124により充電される。直流電圧供給源
94は自動車の12ボルトの番電池126から入力電圧
を受ける。直流電圧供給源124は、コンデンサ122
を放電させるために、12ポルトの入力を約400ボル
ト又は500ボルトの出力に変圧する。
エンジン110は、エンジンのクランクシャフト角度位
置を表す電気信号を発生させるクランクシャフト位置セ
ンサ12Bを駆動する。クランクシャフト位置センサ1
28の出力は半導体スイッチ120にそれぞれ接続した
4つの出力を有するシリンダセレクタ回路130に接続
されている。
この回路は、エンジン110のクランクシャフトの回転
に同期して半導体スイッチ120を順次付勢するように
、作動する。半導体スイッチ120が付勢されると、コ
ンデンサ122は一次巻線116の1つを通して放電し
、この一次巻線は、一対のスパークギャップ電極112
間にスパーク即ちアークを発生させるに十分な大きさの
電圧を、関連する二次巻線114内に誘起させる。
第5図に示す回路は、別個の一次巻線が第1図に示すよ
うな二次ユニットにそれぞれ関連するような装置、また
は、すべての一次巻線が第4図に示すモジュール100
のようなモジュールの一部となるような装置に使用でき
る。第4図の構成においては、コンデンサ放電点火回路
を一次巻線に接続する導体は細長いハウジング102内
に位置する。
磁束経路部材58は必ずしも使用する必要はないが、使
用しない場合は、点火装置の効率は低下する。磁束経路
部材58を使用しない場合は、管状部分60の如きハウ
ジング部分はコイルスプール50及び一次巻線52の外
表面に対してモールド成形する。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジンに装着したスパーク発生装置の断面図
、 第2図及び第3図は、本発明に係るスパーク発生装置の
修正例の断面図、 第4図は4汽筒エンジンに使用する本発明のスパーク発
生装置の斜視図、 第5図は本発明のスパーク発生装置を使用する点火装置
のコンデンサ放電点火回路の概略回路線図である。 符号の説明 lO二二次ユニット  12ニ一次ユニット14:絶縁
体   16.20:電極 18:外側シェル   23ニジリンダ24:絶縁体の
管状部分  26二円筒状孔28:外表面   30,
84:二次巻線31−38:帯状導体 40.82:磁性コア   42:管状部分44:端壁
  46:柱  52ニ一次巻線58:磁束経路部材 
 72:管状部分74:端壁  76:管状部分  7
8:孔80:第2絶縁体  86−90:帯状導体92
:管状部分   94:端壁 108:開口

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、エンジンのシリンダ(23)内の可燃混合物を点火
    するためのスパーク発生装置であって、シリンダに関連
    する一対の電極(16、20)を有し該エンジンにより
    支持されるようになされた点火プラグを具備した二次ス
    パーク発生ユニット(10)と、電圧誘起手段(12)
    とを備え;前記点火プラグが、前記電極を支持し同電極
    を相互に電気的に絶縁するための第1絶縁体(14)と
    、円筒状の孔(26)を有し第1絶縁体の軸方向に延び
    た第2絶縁体(24、80)と、該円筒状孔内に位置し
    磁性材料でできた磁性コア(40、82)と、前記電極
    にそれぞれ電気的に接続された両端を有し、前記第2絶
    縁体に担持され該磁性コアのまわりに位置した二次巻線
    (30、84)とを備え;前記電圧誘起手段が一次巻線
    (52)を有していて、前記電極間にアークを発生させ
    るに十分な大きさの電圧を前記二次巻線内に誘起させる
    ようになっている、スパーク発生装置において、 前記電圧誘起手段が、環状孔(64、68)を有し前記
    二次スパーク発生ユニット(10)とは別個の一次ユニ
    ット(12)と、前記第2絶縁体(24、80)、二次
    巻線(30、84)及び磁性コア(40、82)を前記
    環状孔内に位置させるように二次スパーク発生ユニット
    (10)に関して一次ユニットを支持するための手段(
    46、108)とを備え;一次ユニットが前記環状孔の
    まわりに位置した前記一次巻線(52)を有し、一次巻
    線は、付勢されたときに、前記二次巻線内に前記電圧を
    誘起させるように前記磁性コアを通る磁束を発生させる
    ようになっており、一次ユニットが前記二次スパーク発
    生ユニットから完全に分離できる、ことを特徴とするス
    パーク発生装置。 2、請求項1に記載のスパーク発生装置において、前記
    第1及び第2絶縁体が一体の絶縁体として構成されてい
    るスパーク発生装置。 3、請求項1に記載のスパーク発生装置において、前記
    第2絶縁体(80)が前記第1絶縁体(14)の一体の
    延長部としての軸方向延在部分(76)に設けた孔(7
    8)内に位置しているスパーク発生装置。 4、請求項1ないし3のいずれかに記載のスパーク発生
    装置において、前記一次巻線(52)がコンデンサ放電
    点火回路により付勢されるスパーク発生装置。 5、請求項1ないし4のいずれかに記載のスパーク発生
    装置において、前記一次ユニット(12)が前記一次巻
    線(52)により発生される磁束のための磁束経路を形
    成し磁性材料でできた管状部材(58)を有するスパー
    ク発生装置。 6、請求項1ないし5のいずれかに記載のスパーク発生
    装置において、前記一次ユニット(12)がエンジンに
    装着可能であるスパーク発生装置。 7、スパーク点火式のエンジン内の可燃混合物を点火す
    るための二次ユニットであって、スパークギャップを画
    定する一対の電極(16、20)を支持する第1絶縁体
    (14)を備え、完全に別個の一次巻線(52)に磁気
    的に結合される二次ユニットにおいて、 円筒状の孔(26)を有し前記第1絶縁体の軸方向に延
    びる第2絶縁体(24、80)と、該円筒状孔内に位置
    し磁性材料でできた磁性コア(40、82)と、該第2
    絶縁体の外表面(28)に担持され該磁性コアのまわり
    に位置する二次巻線(30、84)と、該二次巻線の両
    端を前記電極にそれぞれ電気的に接続するための手段 (31−38、86−90)とを備えたことを特徴とす
    る二次ユニット。 8、請求項7に記載の二次ユニットにおいて、前記二次
    巻線(30、84)が前記第2絶縁体(24、80)の
    前記外表面(28)に接着された金属材料の巻回部分で
    できている二次ユニット。 9、請求項7又は8に記載の二次ユニットにおいて、前
    記電極のうちの一方(20)が前記第1絶縁体(14)
    に支持された外側金属シェル(18)に接続されており
    、該外側金属シェルが前記エンジンの点火プラグネジ開
    口内に螺合するようになった外ネジ部(21)を有する
    二次ユニット。 10、請求項7ないし9のいずれかに記載の二次ユニッ
    トにおいて、前記磁性コア(40、82)が磁性粉体と
    電気絶縁材料との合成材料でできている二次ユニット。 11、請求項7ないし10のいずれかに記載の二次ユニ
    ットにおいて、前記二次巻線(30、84)が絶縁材料
    でできた外側ハウジング(42、44;72、74;9
    2、94)により覆われている二次ユニット。 12、請求項7ないし11のいずれかに記載の二次ユニ
    ットにおいて、前記第1及び第2絶縁体(14、24)
    が1部品として一体的に形成されている二次ユニット。 13、請求項7ないし11のいずれかに記載の二次ユニ
    ットにおいて、前記第2絶縁体(80)が前記第1絶縁
    体(14)の一体の延長部としての軸方向延在部分(7
    6)に設けた孔(78)内に位置している二次ユニット
    。 14、請求項7ないし13のいずれかに記載の二次ユニ
    ットにおいて、前記第1及び第2絶縁体がセラミック材
    料でできている二次ユニット。 15、一次巻線に磁気的に結合されるようになつた、ス
    パーク点火式のエンジン内の可燃混合物を点火するため
    のスパーク発生ユニットにおいて、スパークギャップを
    画定する一対の電極を支持する第1部分と、孔を画定す
    る管状形状を呈し該第1部分の軸方向に延びる第2部分
    とを一体的に有する1部品の第1絶縁体、 前記第2部分の前記孔内に位置した管状の第2絶縁体、 該管状の第2絶縁体内に位置した磁性コア、前記第2絶
    縁体の外表面に担持され前記磁性コアのまわりに位置し
    たコイル巻線、および 該コイル巻線の両端を前記電極にそれぞれ接続するため
    の手段、 を備えたスパーク発生ユニット。
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