JPH0228350B2 - - Google Patents

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JPH0228350B2
JPH0228350B2 JP54147479A JP14747979A JPH0228350B2 JP H0228350 B2 JPH0228350 B2 JP H0228350B2 JP 54147479 A JP54147479 A JP 54147479A JP 14747979 A JP14747979 A JP 14747979A JP H0228350 B2 JPH0228350 B2 JP H0228350B2
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Shohachi Ugawa
Masaru Hasegawa
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Sankyo Co Ltd
Toko Inc
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Sankyo Co Ltd
Toko Inc
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遊技場における遊技媒体貸出装置の
稼動状態管理装置に関し、詳しくは、遊技場に配
設された少なくとも1台の遊技媒体貸出装置の稼
動状態を管理する装置に関する。
[従来の技術] 第1図は従来の遊技場における遊技媒体貸出装
置を含む機器の稼動状態を管理する稼動状態管理
装置の概略を表わすブロツク図である。
周知のように、パチンコ遊技場においては、複
数台のパチンコ遊技機P1〜Pnが配列されてい
るとともに、複数台の遊技媒体貸出装置の一例の
玉貸機BLと、景品交換器に内蔵されるかまたは
単独で設けられている景品玉計数器BCとが配設
されている。このようなパチンコ遊技機P1〜n
や玉貸機BLや景品玉計数器BCは、遊技場の各機
器の稼動状態および営業状態を表わす資料を作成
するために、それぞれ稼動状態を検知する検知器
が内蔵されている。
たとえば、玉貸機BLにおいては、コインの投
入またはパチンコ玉の貸出状態に応じて閉成され
る稼動状態検知手段の一例の玉貸状態検知器3a
が設けられている。また、景品玉計数器BCには、
景品玉を計数する毎に閉成される景品玉検知器4
aが設けられている。これらの各検知器1a〜1
aとして、従来ではいずれも常開接点が用いられ
ていた。これらの各検知器1a〜1aの固定接点
の一方端は共通接続されて稼動状態管理手段の一
例のデータ処理装置10に含まれる直流電源12
の正電圧側端に接続され、各検知器1a〜4aの
固定接点の他方側端がデータ処理装置のデータ入
力端子に接続される。このデータ処理装置10に
含まれる各データ入力端子のそれぞれから導出さ
れる出力は、各検知器のチヤタリングを防止する
ためのチヤタリング防止回路11を介して演算処
理装置(CPU)へ入力される。
[発明が解決しようとする課題] ところが、従来の稼動状態管理装置は、遊技媒
体貸出装置に含まれている稼動状態検知手段と稼
動状態管理手段との間を接続している接続線が切
断した場合に、稼動状態検知手段からの出力が稼
動状態管理手段に入力されなくなるために、稼動
状態管理手段ではその接続線が切断している遊技
媒体貸出装置の稼動が停止していると判断するこ
とになり、接続線の切断が検知できなかつた。そ
のため、接続線の断線を早期に発見できず、修復
作業が遅れてしまう欠点があつた。
また、遊技場の従業員等が、遊技媒体貸出装置
(玉貸機BL)の稼動状態検知手段(検出器3a)
と稼動状態管理手段(データ処理装置10)の入
力端との間の接続線を切り離した状態で遊技媒体
の貸出しを行ない、その間に貸出された遊技媒体
の数に相当する投入貨幣を不正に着服し、後に接
続線を修復するという不正が生じても、前記接続
線の断線が検知できないために稼動状態管理装置
側では何らこのような不正を検知することができ
ないという欠点があつた。つまり、このような従
業員等による不正が行なわれた場合には、稼動状
態管理手段に基づいたその遊技媒体貸出装置の稼
動状態から割出される投入された貨幣の額と、実
際にその遊技媒体貸出装置内に投入された貨幣と
の金額が一致するようにつじつまを合わせて不正
が行なわれるために、接続線の断線の証拠が残つ
ていない限りその不正が検知できないのであつ
た。
本発明は、かかる実情に鑑み、遊技媒体貸出装
置とその稼動状態を管理する稼動状態管理手段と
結ぶ接続線の断線に関する所定の情報を提示し、
遊技場経営者等が断線の発生事実を容易に知るこ
とができ、かつ、断線が通常の故障によるものか
人為的に不正に行なわれたものかを判別できると
ともに不正に働いた従業員等の或る程度の割出し
ができる情報を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、遊技場に設置された少なくとも1台
の遊技媒体貸出装置の稼動状態を管理する装置で
あつて、 前記遊技媒体貸出装置に関連して設けられ、該
遊技媒体貸出装置の稼動状態を検知して出力する
稼動状態検知手段と、 該稼動状態検知手段と接続線で接続され、該接
続線を通して前記稼動状態検知手段からの出力を
受信して稼動状態を管理する稼動状態管理手段
と、 前記接続線が断線したことを検出する断線検出
手段と、 現在時刻情報を発生する時刻情報発生手段と、 情報を記録または記憶する記録・記憶手段と、 前記断線検出手段出力と前記時刻情報発生手段
出力とに基づいて、断線発生時の時刻と断線した
前記接続線が修復されて復帰した時刻とを前記記
録・記憶手段に記録・記憶させる制御手段と、 所定の情報を提示するための情報提示手段と、 或る限られた特定の者のみの操作に応じて、前
記記録・記憶手段に記録・記憶されている前記断
線発生時の時刻と復帰時の時刻とを前記情報提示
手段に提示させる提示制御手段とを含むことを特
徴とする。
[作用] 本発明によれば、遊技媒体貸出装置を使用して
遊技媒体を貸出せば、その遊技媒体貸出装置の稼
動状態が稼動状態検知手段によつて検知される。
そして、その稼動状態検知手段からの検知出力が
接続線を介して稼動状態管理手段に入力され、稼
動状態管理手段により前記遊技媒体貸出装置の稼
動状の管理が行なわれる。また、前記接続線が断
線すれば、断線検出手段より検出される。そし
て、その断線が発生した時刻と断線した前記接続
線が修復されて復帰した時刻とが記録・記憶手段
により記録・記憶される。さらに遊技場経営者等
の或る限られた特定の者のみの操作に応じて、前
記記録・記憶手段に記録・記憶されている、前記
断線発生時の時刻と復帰時の時刻とが情報提示手
段によつて提示される。
つまり、遊技場経営者等の或る限られた特定の
者が必要に応じて操作することにより、断線が発
生しておればその断線発生時の時刻が提示され、
さらにその断線が修復されて復帰状態となつてお
ればその復帰時の時刻が提示され、遊技場経営者
等が断線の発生事実を容易に知ることができる。
しかも、故障に基づいて通常の断線が発生した遊
技媒体貸出装置の場合に、その稼動状態から割出
される投入貨幣が現実にその遊技媒体貸出装置に
投入された貨幣より少ない値となるはずである。
ゆえに、断線の発生事実があるにもかかわらず、
その遊技媒体貸出装置の稼動状態から割出された
投入貨幣とその遊技媒体貸出装置に投入されて貯
留されている現実の貨幣との両者の金額が一致す
る場合には、遊技場の係員等により人為的に不正
に断線が行なわれたことが判別できる。しかも、
その断線発生時の時刻と復帰時の時刻とが提示さ
れるため、その時間帯に働いていた従業員等を割
出すことができ、不正を働いた従業員等の或る程
度の割出しが可能となる。
[発明の実施例] 次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第2図は、この発明の一実施例のブロツク図で
ある。構成において、この実施例のパチンコ遊技
機P1〜Pnに含まれる不利益玉検出器の一例の
補給玉検出器1bおよび利益玉検出器の一例の打
込玉検知器2bは、いずれも常閉接点のスイツチ
あるいはリレー接点が用いられている。同様に、
遊技媒体貸出装置の一例の複数台の玉貸機BLお
よび景品玉計数器BCの稼動状態を検知する検知
器3b,4bはいずれも常閉接点が用いられてい
る。前記検知器3bにより、前記遊技媒体貸出装
置に関連して設けられ、該遊技媒体貸出装置の稼
動状態を検知して出力する稼動状態検知手段が構
成されている。なお、この稼動状態検知手段は、
従来から周知のいわゆる近接スイツチを用いても
よい。この近接スイツチは、玉の通過時に生じる
磁気の変化を感知して出力電圧が一定値に低下す
るものであり、断線時には、近接スイツチからの
出力電圧が0ボルトとなるために、断線も検出で
きる。前記遊技媒体貸出装置には、各遊技媒体貸
出装置毎にそれぞれを特定するための識別情報が
定められている。さらに、前記遊技媒体貸出装置
は、コインを貸出すコイン貸機でもよい。前記検
知器1b〜4bの一方端はそれぞれ共通接続され
て、この実施例のデータ処理装置20は内蔵され
る直流電源12の正電圧側端に接続される。各検
知器1b〜4bの他方端は、データ処理装置20
の各入力端子に接続される。各入力端子のそれぞ
れには、判別手段21を介して入出力制御回路2
2へ接続される。この判別手段21は、それぞれ
レベル判別回路211と波形整形回路212とを
含む。レベル判定回路211は、或る放電時定数
に選ばれたコンデンサ(図示せず)と、該コンデ
ンサを前記直流電源12の電圧で充電した状態に
おいて検知器(たとえば1b)を開成することに
より充電を停止した場合に該コンデンサの端子電
圧を検知器1bの正常な作動状態における開成時
間t1だけ放電する電位よりもさらに低い予め定め
る弁別レベルでレベル弁別するレベル弁別回路を
含む。
前記入出力制御回路22には、演算処理装置の
一例のマイクロプロセツサ(以下CPU)23が
接続されるとともに、操作盤24と印字制御回路
25とが接続される。CPU23には、日、時、
分の時刻情報を発生する時刻情報発生手段の一例
のタイマ26と、電源をオン−オフ切換えするた
めの電源スイツチ27とが接続され、必要に応じ
て不揮発性メモリ29または磁気記録装置31が
接続される。印字制御回路25には、プリンタ2
8が接続される。また、必要に応じて、表示装置
32と該表示装置32を表示制御する表示駆動制
御33が設けられる。停電時においても各機器の
異常状態を記憶したり、印字用紙に印字記憶する
ために、適宜蓄電池等の補助電源を設けてもよ
い。また、タイマ26に蓄電池等の別電源を設け
て、停電時に計時動作の停止を防止する。前記デ
ータ処理装置20により、前記稼動状態検知手段
と接続線で接続され、該接続線を通して前記稼動
状態検知手段からの出力を受信して稼動状態の管
理をする稼動状態管理手段が構成されている。
第3図は、前記判別手段21で各検出器の異常
作動状態を検出する場合における各部の波形図を
示し、特にaは稼動状態検知手段の一例の玉貸機
BLの検知器3bの出力波形を示し、bはレベル
判定回路211に含まれるコンデンサの端子電圧
波形を示し、cはレベル判定回路211に含まれ
るレベル弁別回路の出力波形を示す。
第4図は前記CPU23の動作を説明するため
のフローチヤートである。
第5図は、遊技媒体貸出装置を含む各機器の稼
動状態の異常を記録した印字フオーマツトの一実
施例を図解的に示した図である。次に、第2図〜
第5図を参照して、この発明の具体的な動作を説
明する。
前記電源スイツチ27を投入すると、CPU2
3はタイマ26から発生される日付、時、分の時
刻情報を入出力制御回路22を介して印字制御回
路25に与え、プリンタ28に印字記録させる。
その後、データ処理装置20は電源が遮断された
か否かを判定し、電源が遮断されていなければ稼
動状態に変化があるか否かを判定し、稼動状態に
変化がなければ電源の遮断状態の判定と稼動状態
の変化有無の判定動作を繰返し行なう。
前述の動作状態において、たとえば玉貸機BL
からパチンコ玉を貸出すとき、検知器3bが貸玉
の有る毎に微小時間(t1)だけ開成するため、該
検知器1bを介して、直流電源12からの正電圧
を遮断した負パルス状の出力(第3図a参照)が
データ処理装置20に含まれる検知器3bに対応
する判別手段21に入力される。これに応じて、
レベル判定回路211に含まれるコンデンサへそ
れまで充電されている充電電荷を放電開始する
が、コンデンサの充電電荷が予め定める弁別レベ
ルまで放電する毎に、検知器3bが再び閉成され
るので、該コンデンサは検知器3bを介して与え
られる直流電源12の電圧が急速充電される。こ
のため、検知器3bが正常に作動していれば、何
ら異常検出を行なわない。このとき、検知器3b
の出力が波形整形回路212に与えられ、適宜波
形整形されて入出力制御回路22に与えられる。
この波形整形回路212は検知器3bの出力波形
をデータ処理に必要な適宜の波形に整形するか、
または検知器3bから与えられる貸玉の検出パル
スが負パルスであるため、これをデータ処理に適
合する正パルスに反転して入出力制御回路22に
与える。このようにして与えられた貸玉検知パル
スはCPU23で適宜計数されてメモリ29に記
憶保持され、貸玉数に関するデータとして利用さ
れる。
次に、玉貸機BLの貸玉検知器3bとデータ処
理装置20の間の接続線が、何らかの原因により
断線した場合、または遊技場の従業員がこの接続
線を人為的に切断した状態で玉貸しを行ない、そ
の間に貸玉された玉数に相当する投入貨幣を不正
に着服するような不正行為を検出する場合を説明
する。今、玉貸機BLの貸玉検知器3bの接続線
が何らかの原因により遮断されると、レベル判定
回路212に含まれるコンデンサがそれまでに充
電されていた充電電荷を徐々に放電する。そし
て、コンデンサの端子電圧がレベル判定回路21
1に含まれるレベル弁別回路で設定されている弁
別レベル以下まで放電すると、貸玉検知器3bか
ら正パルスが導出されなくなつた後、t2時間遅れ
てレベル弁別回路211がハイレベル(以下
「H」)信号の異常検出出力を導出する。このレベ
ル判定回路211により、前記接続線が断線した
ことを検出する断線検出手段が構成されている。
この異常検出出力が入出力制御回路22に与えら
れる。このとき、CPU23は稼動状態に変化の
あつたことを判定し、連続した「H」信号を導出
しているレベル判定回路211に対応する玉貸機
BLに定められている装置番号等の識別情報とタ
イマ26の時刻情報とを、メモリ29に記憶させ
たり、磁気記録装置31に磁気記録させる。前記
メモリ29と磁気記録装置31とにより、情報を
記録または記憶する記録・記憶手段が構成されて
いる。そして、後述の印字指令がなされたとき、
前記記録・記憶手段に記録・記憶されている情報
を入出力制御回路22を介して印字制御回路25
に与え、プリンタ28で印字記録させる。なお、
印字記録する場合は、異常のあつた玉貸機BLの
装置番号と、異常の生じた時、分(すなわち時
刻)と、異常の原因が断線であることを表わす記
号「,」を印字記録することにより、記号「,」の
意味を知つている特定人のみが異常原因を知り得
るようにする。前記プリンタ28により、所定の
情報を提示するための情報提示手段が構成されて
いる。この情報提示手段は、プリンタ等による印
字に限らずCRTによる表示等、情報を提示でき
るものであれば何でもよい。
そして、玉貸機BLの貸玉検知器3bの出力端
から再び「H」信号が与えられると、レベル判定
回路211はその出力をローレベル信号に反転す
る。このときCPU23は玉貸機BLの貸玉検知器
3bの稼動状態に変化のあることを判定し、その
変化が復帰状態であるため、その装置番号と時、
分の時刻情報と復帰状態を表わす記号「/」をメ
モリ29に記憶させたり磁気記録装置31に記録
させる。そして後述する印字指令操作に基づい
て、前記記録・記憶情報を入出力制御回路22を
介して印字制御回路25に与えてプリンタ28に
印字記録させる。
このように、断線の生じた玉貸機を発見したと
き、その装置番号と時刻とその原因を表わす記号
等を印字用紙に印字記録し、かつ断線状態の復帰
したことを発見した時刻を印字用紙に印字記録し
ておくことにより、後でこの印字用紙を見れば、
不正に玉抜きされたことを容易に知ることができ
る。
一方、断線台を発見してもその断線状態が不正
行為に起因するものではなく、実際の故障に基づ
く断線状態であれば、その断線状態が断線の生じ
た時刻から断線箇所を修復するまでか、修復しな
ければ終日継続するため、断線が生じた装置番号
と時刻を記録しておくことにより、その断線の原
因が不正行為か実際の断線であるかを容易に判別
できる利点がある。つまり、断線が実際の断線で
あつた場合には、その断線の期間中を除いた実際
の稼動時に基づく玉貸機の投入貨幣を割出し(他
の玉貸機の投入貨幣から算出)、その割出された
投入貨幣よりも実際に玉貸機BLに投入されて貯
留されている貨幣の方が多くなつているはずであ
る。ところが、実際の投入貨幣と割出した投入貨
幣とが同じ金額の場合には、従業員が不正に投入
貨幣を着服したと考えられる。これにより断線が
故障によるものか従業員の不正行為によるものか
の判別が可能となる。そして、不正行為による断
線と判断された場合には、その断線発生時刻と復
帰時刻が提示されるため、その時間帯に働いてい
た従業員を或る程度割出すことが可能となる。そ
して、実際の断線状態であれば、この記録用紙を
見て、閉店後に該装置番号の玉貸機の検知器かデ
ータ処理装置間の配線を交換すればよい。これに
よつて、断線状態を極めて迅速に検出でき、線当
たりすることなく断線の生じた箇所を容易に知る
ことができ、迅速に接続線を交換すればその間に
データ収集不可能な時間を最少限にすることがで
き、したがつてデータの信頼度を向上できる利点
もある。
また、上述の説明のように、電源投入時や稼動
状態に変化のあつた場合や電源遮断時において
は、その時刻情報と装置番号、識別記号などがメ
モリ29に一旦記憶される。前記入出力制御回路
22、CPU23ならびに印字制御回路25によ
り、前記断線検出手段出力と前記時刻情報発生手
段出力とに基づいて、断線発生時の時刻と断線し
た前記接続線が修復されて復帰した時刻とを前記
記録・記憶手段に記録・記憶させる制御手段が構
成されている。そして、閉店終了後あるいは開店
中に操作盤20に含まれる印字指令キーの操作に
よつて印字指令したときに、一括して印字記録す
る。なお、メモリ29に記憶(または磁気記録装
置31に磁気記録)していた異常の種別や装置番
号や時刻情報を印字できる人を特定人のみとする
ために、操作盤22にキーシリンダスイツチを設
け、該キーシリンダスイツチに鍵を差し込んで操
作する場合のみ印字指令キーの押圧を能動化した
り、印字終了後クリアキーの操作に応じてメモリ
29に記録していた各種情報をクリアさせるよう
にする。操作盤20、入出力制御回路22、印字
制御回路25ならびにプリンタ28により、或る
限られた特定の者のみの操作に応じて、前記記
録・記憶手段に記録・記憶されている前記断線発
生時の時刻と復帰時の時刻とを前記情報提示手段
に提示させる提示制御手段が構成されている。
第6図はこの発明の他の実施例のブロツク図で
ある。前述の第2図の実施例では、パチンコ遊技
機P1〜Pnや玉貸機BLや景品玉計数器BCの稼
動状態を検出する検出器に直接直流電源12の電
圧を供給する場合を説明したが、この実施例は、
各機器毎に電源の投入に応じて閉成される電源ス
イツチ611〜61n,63,64を設けたもの
である。このように、各機器別に電源スイツチを
設けておけば、停止している機器のある場合、た
とえレベル判定回路211から「H」信号出力が
あつても電源スイツチの閉成状態に基づいて異常
でないものと判定できる。
なお、上述の実施例では、稼動状態検知手段の
一例として常閉有接点スイツチを用いた場合を説
明したが、他の例として半導体スイツチング素子
を用いてもよい。
[発明の効果] 前記構成を有する本発明は、遊技場経営者等が
断線の発生事実を容易に知ることができ、かつ、
断線が通常の故障によるものか人為的に不正に行
なわれたものかを判別できるとともに不正を働い
た従業員等の或る程度の割出しができる情報が提
供され、断線修復作業の迅速化ならびに従業員等
の不正行為の発見に有効な稼動状態管理装置を提
供し得るに至つた。しかも、この従業員の不正行
為の発見に基づいて、従業員の指導、管理、教育
を行なうことができるとともに、従業員等の不正
行為が発見可能である旨を従業員に知らせておく
ことより、従業員の不正行為を未然に抑止する効
果も生じてくる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の稼動状態管理装置の回路図であ
る。第2図はこの発明の一実施例のブロツク図で
ある。第3図は判別手段21の動作状態を説明す
るための波形図である。第4図はこの発明の動作
を説明するためのフローチヤートである。第5図
はこの発明によつて稼動状態を管理するときに異
常状態を記録した記録用紙の印字フオーマツトを
示す。第6図は、この発明の他の実施例のブロツ
ク図である。 図において、P1〜Pnはパチンコ遊技機、BL
は玉貸機、BCは景品玉計数器、1b〜4bは稼
動状態検知器、20はデータ処理装置、21は判
別手段、22は入出力制御回路、23はCPU、
24は操作盤、25は印字制御回路、26はタイ
マ(時刻情報発生手段)、27は電源スイツチ、
28はプリンタ、29はメモリを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遊技場に設置された少なくとも1台の遊技媒
    体貸出装置の稼動状態を管理する装置であつて、 前記遊技媒体貸出装置に関連して設けられ、該
    遊技媒体貸出装置の稼動状態を検知して出力する
    稼動状態検知手段と、 該稼動状態検知手段と接続線で接続され、該接
    続線を通して前記稼動状態検知手段からの出力を
    受信して稼動状態を管理する稼動状態管理手段
    と、 前記接続線が断線したことを検出する断線検出
    手段と、 現在時刻情報を発生する時刻情報発生手段と、 情報を記録または記憶する記録・記憶手段と、 前記断線検出手段出力と前記時刻情報発生手段
    出力とに基づいて、断線発生時の時刻と断線した
    前記接続線が修復されて復帰した時刻とを前記記
    録・記憶手段に記録・記憶させる制御手段と、 所定の情報を提示するための情報提示手段と、 或る限られた特定の者のみの操作に応じて、前
    記記録・記憶手段に記録・記憶されている前記断
    線発生時の時刻と復帰時の時刻とを前記情報提示
    手段に提示させる提示制御手段とを含む、遊技場
    における遊技媒体貸出装置の稼動状態管理装置。 2 前記遊技媒体貸出装置は、複数台設置されか
    つ各装置毎にそれぞれを特定するための識別情報
    が定められ、 前記稼動状態検知手段は、前記各遊技媒体貸出
    装置に対応して設けられ、 前記断線検出手段は、前記各遊技媒体貸出装置
    に対応する稼動状態検知手段の出力端側に個別に
    接続され、 前記制御手段は、前記或る遊技媒体貸出装置に
    対応する断線検出手段出力に応じて、前記現在時
    刻情報の記録・記憶に合わせて、当該遊技媒体貸
    出装置の識別情報を前記記録・記憶手段に記録・
    記憶させるように制御する、特許請求の範囲第1
    項記載の遊技場における遊技媒体貸出装置の稼動
    状態管理装置。 3 前記記録・記憶手段は、情報を印字記録する
    印字手段である、特許請求の範囲第1項または第
    2項記載の遊技場における遊技媒体貸出装置の稼
    動状態管理装置。 4 前記記録・記憶手段は、情報を磁気記録する
    磁気記録装置である、特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の遊技場における遊技媒体貸出装置
    の稼動状態管理装置。 5 前記記録・記憶手段は、情報を記憶するメモ
    リである、特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の遊技場における遊技媒体貸出装置の稼動状態
    管理装置。
JP14747979A 1979-11-13 1979-11-13 Controller for working condition of apparatus in recreation Granted JPS5670778A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14747979A JPS5670778A (en) 1979-11-13 1979-11-13 Controller for working condition of apparatus in recreation

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14747979A JPS5670778A (en) 1979-11-13 1979-11-13 Controller for working condition of apparatus in recreation

Publications (2)

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JPS5670778A JPS5670778A (en) 1981-06-12
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