JP5179152B2 - 遊技媒体払出装置 - Google Patents

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本発明は、パチンコ玉やメダル等といった遊技媒体の払い出しを行う機能を具備した遊技媒体払出装置に関する。
遊技媒体の払い出しを行う遊技媒体払出装置としては、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機や、当該遊技機に付設されて用いられる遊技媒体貸出機が、広く知られている。このような遊技媒体払出装置については、不正な遊技媒体の払い出しを防止するための様々な技術が提案されており、その一例として大当たりでも特定遊技モードでもないのに所定の計測時間内に所定の補給回数を超す媒体補給があると異常発生を報知し、これにより不正行為により遊技媒体が多量に払い出されるのを確実に防止する、というものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−177022号公報
ところで、遊技媒体払出装置、特に遊技媒体貸出機では、通常、一定量の遊技媒体(例えば50枚のメダル)を一つの払出単位とし、その一つの払出単位となる量の遊技媒体について連続的な払い出しを行う。そして、連続的な媒体払出動作中には遊技媒体の詰まり等の異常が発生することも考えられることから、当該媒体払出動作中の異常有無を監視しており、異常発生を検知すると当該媒体払出動作を直ちに停止し、その後に遊技場店員等による異常状態の解消およびリセット操作(例えば、遊技媒体払出装置におけるリセットボタンの押下)があると、停止した媒体払出動作を再開するようになっている。
しかしながら、媒体払出動作を再開させるためのリセット操作については、従来、特に制限が設定されていないため、当該リセット操作が不正なものであると、媒体払出動作の再開によって不正な遊技媒体の払い出しを行うことになるおそれがある。例えば、不正行為によって遊技媒体が払い出されている場合に、異常発生を検知してもリセット操作が行われると、その都度、媒体払い出し、異常発生、リセット操作を繰り返すことになってしまうので、その不正行為により遊技媒体が多量に払い出されるのを防止することができない。つまり、特許文献1に開示されたような従来における不正防止技術では、リセット操作を利用した不正行為については、これを有効に防止し得るとは限らない。
そこで、本発明は、リセット操作に関する不正行為により多量の遊技媒体が不正に払い出されるのを有効に防止することのできる遊技媒体払出装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出された遊技媒体払出装置である。
請求項1に係る発明は、遊技機にて利用される遊技媒体の払い出しを行う媒体払出手段と、前記媒体払出手段が行う媒体払出動作の異常を検知する異常検知手段と、前記異常からの復帰を指示するためのリセット操作がされるリセット操作手段と、前記媒体払出手段での媒体払出動作中に前記異常検知手段が異常を検知すると当該媒体払出動作を停止させ、当該停止の後に前記リセット操作手段でのリセット操作があると当該媒体払出動作を再開させる動作制御手段と、を具備する遊技媒体払出装置において、前記動作制御手段は、前記異常検知手段による異常検知回数を計数する計数手段と、前記計数手段による計数結果を所定閾値と比較する比較手段と、前記比較手段での比較の結果、前記媒体払出手段による媒体払出動作の開始から当該媒体払出動作が終了するまでの間、若しくは当該開始から所定複数度の媒体払出動作が終了するまでの間、または当該開始から所定時間が経過するまでの間に、前記計数手段による計数結果が前記所定閾値以上となると、前記リセット操作手段でのリセット操作があっても当該リセット操作を無効とし、前記リセット操作を無効とした状態において、前記遊技媒体払出装置の電源を一旦オフとした後、電源をオンするか、あるいは、管理サーバから前記遊技媒体払出装置に対してリセット操作を有効とする旨の指示が与えられると、前記リセット操作を有効とする操作管理手段とを備えることを特徴とする遊技媒体払出装置である。
上記構成の遊技媒体払出装置では、異常検知回数の計数結果が所定閾値未満であれば、リセット操作手段でのリセット操作によって、異常検知により停止した媒体払出動作を再開させることが可能であるが、当該異常検知回数の計数結果が所定閾値以上となると、リセット操作手段でのリセット操作があっても当該リセット操作を無効とするので、媒体払出動作が再開されないことになる。つまり、一度の媒体払出動作中での異常検知回数、所定複数度に亘る媒体払出動作中での異常検知回数、または、媒体払出動作開始から所定時間が経過するまでの間の異常発生回数が、所定閾値以上となった場合には、リセット操作が不正行為によるものである可能性が非常に高いと考えられることから、これを無効とすることで、媒体払出動作の再開による遊技媒体の払い出しを行わないようにするのである。
請求項2に係る発明は、前記所定閾値を設定するための閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体払出装置である。
上記構成の遊技媒体払出装置では、閾値設定手段での所定閾値の設定により、当該所定閾値を遊技媒体払出装置の構成や稼動状況等に応じたもの、すなわちリセット操作の有効/無効の判定を適切に行い得るもの、とすることが実現可能となる。
請求項3に係る発明は、前記所定閾値が4回に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体払出装置である。
上記構成の遊技媒体払出装置では、異常検知回数が4回以上となるとリセット操作を無効とするので、不正行為ではなく通常起こり得る範囲での異常発生に応じたリセット操作を無効としてしまうのを回避しつつ、不正行為によるものである可能性が非常に高いリセット操作については確実に無効とし得るようになる。
本発明によれば、媒体払出動作中の異常発生による当該媒体払出動作の停止からの復帰を指示するためのリセット操作に回数制限を設けたので、当該リセット操作に関する不正行為により多量の遊技媒体が不正に払い出されてしまうのを有効に防止することができる。すなわち、不正行為によって遊技媒体が払い出されている場合でも、制限回数以上に異常発生があれば、媒体払出動作の再開による遊技媒体の払い出しを行わないようにするので、その不正行為により遊技媒体が多量に払い出されるのを防止できるようになる。
以下、図面に基づき本発明に係る遊技媒体払出装置について説明する。
なお、ここでは、遊技媒体払出装置として、遊技媒体の一例であるメダルの貸し出しを行うメダル貸出機を例に挙げて、以下の説明を行う。
〔装置構成例の説明〕
先ず、メダル貸出機の構成について説明する。
図1はメダル貸出機の概略構成例を示す説明図であり、図2はその外観を示す正面図である。図3は、メダル貸出機の機能構成例を示すブロック図である。
図1および図2に示すように、メダル貸出機1には、その上方部に、紙幣を投入するための紙幣投入口2aを備えた紙幣処理部2が設けられている。
紙幣処理部2では、紙幣投入口2aへの高額紙幣の投入に対応し得るようになっている。ここで、「高額紙幣」とは、後述するメダル払い出しの最小単位相当額を超える額の紙幣のことをいう。具体的には、例えば最小単位相当額が千円であれば、二千円札、五千円札および一万円札が、高額紙幣に該当する。なお、紙幣処理部2は、高額紙幣のみならず、高額紙幣に該当しない紙幣(例えば千円札)の紙幣投入口2aへの投入にも対応し得るものとする。
このような高額紙幣を含む紙幣の投入に対応するために、紙幣処理部2は、紙幣投入口2aへの投入紙幣の金種を識別する図示しない紙幣識別機(以下「ビルバリ」という。)と、投入紙幣を金種別に保管する図示しない紙幣保管庫と、を備えている。さらに、紙幣処理部2は、図2に示すように、ビルバリによる金種の識別結果を紙幣投入者(遊技者)に通知するための識別結果表示部2dを備えている。なお、ビルバリによる金種識別については、公知技術を利用して実現すればよいため、ここではその詳細の説明を省略する。
紙幣処理部2の下方には、図1および図2に示すように、取引情報を記憶する情報記憶媒体が挿入される記憶媒体挿入口3aを備えた記憶媒体処理部3が設けられている。
取引情報とは、遊技者へのメダルの貸し出し、すなわち当該遊技者との取引に必要となる情報のことをいい、具体的には、メダル貸し出しの対価となる金銭に相当する遊技価値に関する情報(例えば、遊技価値としての金額を特定する金額情報。)、当該金額情報についての入出金に関する情報(例えば、入出金履歴を特定する金額情報。)、情報記憶に関するエラー情報(例えば、発生したエラーの種類や発生日時等を特定する情報。)、その他の情報が含まれる。
記憶媒体挿入口3aに挿入される情報記憶媒体としては、代表的なものとして、磁気ストライプカード(以下、単に「磁気カード」という。)が挙げられる。ただし、情報の読み出しおよび書き込みが可能であれば、他のもの(例えば、ICカード、ICコイン)であっても構わない。以下の説明では、情報記憶媒体が磁気カードである場合を例に挙げる。
このような磁気カードに対応するために、記憶媒体処理部3は、記憶媒体挿入口3aに挿入された磁気カードからの情報読み出しおよび当該磁気カードへの情報書き込みを行う図示しないカードリーダライタ(以下「カードR/W」と略す。)を備えている。さらに、記憶媒体処理部3では、情報未記憶の磁気カードを保持するカード保管庫(ただし不図示)を備えており、そのカード保管庫から取り出した磁気カードに対してカードR/W3bが情報書き込みを行った後に、当該磁気カードを記憶媒体挿入口3aから排出し得るようになっている。また、記憶媒体処理部3は、図2に示すように、カード投入者が操作するメダル貸出スイッチ3cおよびカード返却スイッチ3dと、カードR/Wが磁気カードから読み出した金額情報をカード投入者(遊技者)に通知するための読み出し結果表示部3eと、を備えている。なお、記憶媒体処理部3のカードR/Wによる情報読み出しおよび情報書き込みについては、公知技術を利用して実現すればよいため、ここではその詳細の説明を省略する。
記憶媒体処理部3の下方には、図1および図2に示すように、パチスロ機で利用するメダルを所定単位毎(例えば、千円分に相当する50枚毎。)に払い出す、媒体払出手段としてのメダル処理部4が設けられている。
メダル処理部4は、メダルを貯留するメダル貯留箱4aと、そのメダル貯留箱4a内のメダル貯留量を検出する上段センサ4bおよび下段センサ4cと、メダル貯留箱4a内から所定単位のメダルを払い出すメダル払出機構4dと、を備えて構成されている。なお、メダル貯留箱4a内に貯留されるメダルは、装置前面に開閉可能に設けられている錠付きのメダル補給口4eから補給されたものであってもよいし、メダル貯留箱4aに連結されたシュート(ただし不図示)を介して自動補給装置から補給されたものであってもよい。また、メダル払出機構4dによるメダル払い出しについては、公知技術を利用して実現すればよいため、ここではその詳細の説明を省略する。さらに、メダル処理部4は、メダル払出機構4dからのメダルが、図2(a)に示すように、開閉可能なカバーを有したメダル受け部4fを通じて遊技者に対して払い出されるように構成されていてもよいし、図2(b)に示すように、メダルシュート4gを通じて遊技機に直接案内されるように構成されていてもよい。
メダル処理部4の下方には、図1に示すように、上述した各部2〜4への電源供給を行う電源ユニット5が設けられている。
電源ユニット5の側方、または、メダル貸出機1内におけるいずれかの箇所(上述した各部2〜5を除く空きスペース。)には、上述した各部2〜4における動作を制御して、一連のメダル払い出し動作を遂行する、動作制御手段としての制御部6が設けられている。制御部6は、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、当該所定プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の組み合わせからなるもので、具体的にはこれらを搭載する電子基板ユニットによって実現することが考えられる。
制御部6は、図3に示すように、紙幣処理部2と接続して、当該紙幣処理部2のビルバリから金種識別結果を受け取るように構成されている。また、記憶媒体処理部3と接続して、当該記憶媒体処理部3のカードR/Wから読み出し情報(例えば、カードに記憶されている金額情報。)を受け取るとともに、当該カードR/Wに対して動作指示(情報書き込み指示やカード排出指示等。)を与えるように構成されている。また、メダル処理部4と接続して、当該メダル処理部4のメダル払出機構4dに対して動作指示(駆動信号等)を与えるとともに、当該メダル払出機構4dでのメダル払出カウント数やセンサ4b,4cでの検出結果等に関する情報を受け取るように構成されている。さらには、電源ユニット5や各種スイッチ3c,3d等とも接続しているものとする。
なお、制御部6は、メダル貸出機1の上位機となる管理サーバ等が存在する場合には、当該管理サーバ等と通信可能に接続しており、当該管理サーバ等との間で各種情報(カードから読み出した金額情報やメダル貸出機1における設定を管理する情報等。)の授受を行い得るようになっている。さらに、メダル処理部4のメダル貯留箱4aに対して自動補給装置からメダル補給が行われる場合には、当該自動補給装置と通信可能に接続しており、メダル処理部4のセンサ4b,4cでの検出結果に基づき、当該自動補給装置に対してメダルの補給を要求する補給要求信号を送信するようになっている。
また、制御部6は、メダル貸出機1内におけるいずれかの箇所(例えば、電子基板ユニット上。)に設けられたリセットスイッチ6aとも接続している。リセットスイッチ6aは、後述する異常からの復帰を指示するために、メダル貸出機1が設置される遊技場の店員や当該メダル貸出機1の保守員等が操作するものである。すなわち、リセットスイッチ6aは、異常からの復帰を指示するためのリセット操作がされるリセット操作手段として機能するものである。
さらに、制御部6は、所定プログラムを実行することによって、異常検知手段6b、計数手段6c、比較手段6dおよび操作管理手段6eとして機能するようになっている。
異常検知手段6bは、メダル処理部4から受け取る情報に基づいて、当該メダル処理部4が行うメダル払出動作の異常を検知するものである。例えば、メダル処理部4のメダル払出機構4dでのメダル払出カウント結果を監視し、そのカウント数が払出指示数と一致しない場合や、カウント信号の間隔(各メダルの払出間隔)が存在しない場合等には、メダル詰まり等のメダル払出動作異常が発生したと判定し、これにより当該メダル払出動作の異常発生を検知する、といった具合である。ただし、異常検知の手法は、特に限定されるものではなく、近接センサやフォトセンサを用いる等、他の公知技術を利用したものであってもよい。
このような異常検知手段6bとしての機能を備え、かつ、リセットスイッチ6aと接続することにより、制御部6は、メダル処理部4のメダル払出機構4dでのメダルメダル払出動作中に異常検知手段6bが異常を検知すると当該メダル払出動作を停止させ、当該停止の後にリセットスイッチ6aでのリセット操作があると当該メダル払出動作を再開させるようになっている。
計数手段6cは、異常検知手段6bによる異常検知回数を計数するものである。異常検知回数の計数の手法は、特に限定されるものではないが、例えば異常検知手段6bが異常を検知する都度、所定記憶領域における計数値をインクリメントする、といった公知技術を利用して行うことが考えられる。
ただし、計数手段6cは、メダル処理部4によるメダル払出動作の開始から当該メダル払出動作が終了するまでの間、若しくは当該開始から所定複数度のメダル払出動作が終了するまでの間、または当該開始から所定時間が経過するまでの間のいずれかについて、異常検知回数の計数を行う。つまり、計数手段6cは、一度のメダル払出動作中での異常検知回数、所定複数度に亘るメダル払出動作中での異常検知回数、または、メダル払出動作開始から所定時間が経過するまでの間の異常発生回数について、その計数を行うようになっている。どの期間について計数を行うかは、予め設定されているものとする。なお、ここでいう一度のメダル払出動作とは、所定単位(例えば、千円分に相当する50枚毎。)のメダル払出の開始から当該所定単位のメダル払出の終了までのメダル払出動作のことである。また、所定複数度については、予め設定されていればよく、その度数が特に限定されることはない。
比較手段6dは、計数手段6cが異常検知回数の計数を行う都度、その計数結果と所定閾値との比較を行うものである。所定閾値は、予め設定され、所定記憶領域内に格納されているものとする。具体的には、所定閾値として、例えば「4回」という値が設定されているものとする。ただし、所定閾値は、制御部6が管理サーバ等と通信可能に接続している場合には、その管理サーバ等から任意に設定し得るようにすることも考えられる。その場合に、当該管理サーバ等またはこれと接続する制御部6は、所定閾値を設定するための閾値設定手段として機能することになる。
操作管理手段6eは、比較手段6dでの比較結果に基づき、リセットスイッチ6aでのリセット操作の有効/無効を判定するものである。具体的には、比較手段6dでの比較の結果、計数手段6cによる計数結果が所定閾値以上となると、リセットスイッチ6aでのリセット操作があっても、当該リセット操作を無効とするようになっている。
〔処理動作例の説明〕
次に、以上のように構成されたメダル貸出機1における処理動作例、特に制御部6による動作制御例について説明する。
〔メダル払出動作の説明〕
先ず、メダル貸出機1における基本的な処理動作例であるメダル払出動作について説明する。
図4は、メダル貸出機1におけるメダル払出動作の一例を示すフローチャートである。
図例のように、メダル払出動作にあたり、制御部6は、所定記憶領域内に既に内部データとして保存している残高金額があるか否かを判断する(ステップ101、以下ステップを「S」と略す。)。残高金額がない場合に、紙幣投入口2aへの紙幣投入があると(S102)、制御部6は、ビルバリから金種識別結果を受け取って、その紙幣金額を内部データとして所定記憶領域内に保存しておく(S103)。また、記憶媒体挿入口3aに残高のある磁気カードの挿入があった場合には(S104)、制御部6は、カードR/Wから読み出し情報(カードに記憶されている残高金額)を受け取って、そのカード情報(残高金額)を内部データとして所定記憶領域内に保存しておく(S105)。
そして、既に内部データとして保存している残高金額がある場合、もしくは、記憶媒体挿入口3aに挿入された磁気カードから読み取った残高金額を内部データとして保存した場合に、遊技者によりメダル貸出スイッチ3cの押下があると(S106)、または、紙幣投入口2aへの紙幣投入があり、その紙幣金額を内部データとして保存すると(S103)、その後、制御部6は、保存した状態の内部データから最小単位相当額である1回分の払出金額を減算する(S107)。さらに、制御部6は、メダル処理部4のメダル払出機構4dに対して動作指示(駆動信号等)を与えて、当該メダル払出機構4dに最小単位分のメダル払い出しを開始させる(S108)。つまり、制御部6は、紙幣投入口2aへの高額紙幣の投入があるか、または内部データとして保存された有効な金額情報が存在している状態でメダル貸出スイッチ3cの押下があると、メダル払出機構4dに最小単位分のメダルの払い出しを行わせる。
その後、制御部6は、メダル払出機構4dからメダル払い出しを正常終了した旨の情報通知を受けると、1回分のメダル払い出しが終了したと判断する(S109)。そして、制御部6は、内部データの残高があるか否か、すなわち減算後の内部データが「0」でないか否かを判断し(S110)、残高があればその残高分をそのまま内部データとして保存しておく状態を継続するが、残高がなければ挿入された状態にある磁気カードについてメダル貸出機1の装置内への回収を行う(S111)。
また、内部データとして保存している残高金額がある場合に、メダル貸出スイッチ3cではなく、カード返却スイッチ3dが遊技者によって押下されると(S112)、制御部6は、その残高、すなわち内部データとして保存されている金額情報について、記憶媒体挿入口3aから挿入された状態にある磁気カードに上書きして、当該磁気カード内における金額情報を更新するように、カードR/Wに対して動作指示(情報書き込み指示)を与える(S113)。また、記憶媒体挿入口3aに磁気カードが挿入されておらず、紙幣投入口2aへの高額紙幣の投入に応じてメダルの払い出しを行った場合であれば、制御部6は、記憶媒体処理部3のカード保管庫から磁気カードを取り出し、その取り出した磁気カードに対してカードR/Wが残高分の情報書き込みを行うように、動作指示を与える(S113)。そして、制御部6は、磁気カード内の金額情報を更新した後に、当該磁気カードを記憶媒体挿入口3aから排出するように、カードR/Wに対して動作指示(カード排出指示)を与える。これにより、記憶媒体挿入口3aからは、金額情報が更新された磁気カードが、遊技者に対して返却されることになる(S114)。
〔異常復帰動作の説明〕
続いて、メダル貸出機1における特徴的な処理動作例である異常復帰動作について説明する。なお、ここでは、計数手段6cが一度のメダル払出動作中での異常検知回数について計数を行うように設定されている場合を例に挙げる。
図5は、メダル貸出機1における異常復帰動作の一例を示すフローチャートである。
制御部6では、メダル払出動作の開始に伴って、図例の処理ルーチンを実行する。すなわち、制御部6では、メダル払出動作を開始(図4におけるS108参照)すると、そのメダル払出動作について、異常検知手段6bが異常発生の有無を監視する(S201)。そして、異常発生が無い場合に、メダル払出動作中であれば(S202)、そのまま図例の処理ルーチンを最初から繰り返すが、メダル払出動作中でなければ、異常が発生することなく正常にメダル払出動作が終了したと考えられることから、計数手段6cが異常検知回数の計数結果を記憶している所定記憶領域にアクセスして、その所定記憶領域おける計数値を「0」クリアし(S203)、次の処理ルーチン開始に備える。
一方、異常検知手段6bがメダル払出動作の異常を検知すると、制御部6は、実行中であったメダル払出動作を停止させて、当該メダル払出動作を中断するとともに、当該異常の検知に応じて遊技場の店員やメダル貸出機1の保守員等に対するアラーム出力を行う。さらに、制御部6では、計数手段6cが異常検知回数の計数結果を記憶している所定記憶領域にアクセスして、その所定記憶領域おける計数値を「+1」だけインクリメントする(S204)。これにより、計数手段6cは、一度のメダル払出動作中での異常検知手段6bによる異常検知回数を計数することになる。
異常検知手段6bがメダル払出動作の異常を検知し、これに応じて計数手段6cが異常検知回数の計数値をインクリメントすると、制御部6では、比較手段6dがそのインクリメント後の計数値と所定閾値との比較を行う(S205)。具体的には、例えば所定閾値として「4回」という値が設定されていれば、比較手段6dは、インクリメント後の計数値が「4回」以上であるか否かを判断する。
その結果、「4回」未満であり、インクリメント後の計数値が所定閾値に満たない場合には、異常検知手段6bが検知した異常は通常のメダル払出動作の中で起こり得る範疇におけるものと考えられることから、制御部6では、その後に行われるリセットスイッチ6aでのリセット操作について、操作管理手段6eがこれを無効とすることはなく、有効であると判定する。つまり、例えばアラーム出力に応じて遊技場の店員やメダル貸出機1の保守員等が異常解消作業を行い、その後に当該店員や当該保守員等がリセットスイッチ6aでのリセット操作を行うと(S206)、制御部6は、そのリセット操作が有効であるものと判定し、メダル処理部4に動作指示を与えて中断していたメダル払出動作を再開させる(S207)。
ただし、インクリメント後の計数値が「4回」以上であると、一度のメダル払出動作中に立て続けに異常発生およびリセット操作があることは不正行為によるものである可能性が非常に高いと考えられることから、制御部6では、その後に行われるリセットスイッチ6aでのリセット操作について、操作管理手段6eがこれを無効と判定する(S208)。つまり、リセット操作があっても、操作管理手段6eは、当該リセット操作を無効とする。したがって、制御部6は、リセット操作があっても、中断していたメダル払出動作の再開をさせないようにする。
リセット操作を無効とした場合における異常からの復帰については、リセットスイッチ6aでのリセット操作によらず、以下のように行うことが考えられる。
例えば、所定閾値以上の異常が発生した場合に、アラーム出力に応じて遊技場の店員等が異常発生のあったメダル貸出機1の設置箇所まで赴き、異常発生や不正行為の有無等を確認する。そして、不正行為でない場合については、リセット操作を無効にしたことによる未払出メダルについての遊技者への払い出しを、当該店員等が手渡しで行う。さらに、異常発生があったメダル貸出機1については、当該店員等が電源OFF/ONによりいわゆるパワー・オン・リセットを行い、これによりそれ以降メダル払出動作を行うことを可能にする。
また、その他にも、例えば、所定閾値以上の異常が発生した場合に、その旨をメダル貸出機1の上位機となる管理サーバ等へ通知し、その通知に応じて遊技場の管理者や責任者等が異常発生のあったメダル貸出機1についての状況確認を行う。そして、不正行為がなかった場合については、管理サーバ等を操作して、当該管理サーバ等からメダル貸出機1に対して当該メダル貸出機1でのリセット操作が有効となるように指示を与え、これにより当該メダル貸出機1でのリセット操作によりメダル払出動作を再開させることを可能にすることも考えられる。
以上に説明したように、本実施形態におけるメダル貸出機1は、例えば一度のメダル払出動作中での異常検知回数の計数結果が所定閾値未満であれば、リセットスイッチ6aでのリセット操作によって、異常検知により停止したメダル払出動作を再開させることが可能であるが、当該異常検知回数の計数結果が所定閾値以上となると、リセットスイッチ6aでのリセット操作があっても当該リセット操作を無効とするので、メダル払出動作が再開されないことになる。つまり、一度のメダル払出動作中での回数が所定閾値以上となった場合には、リセット操作が不正行為によるものである可能性が非常に高いと考えられることから、これを無効とすることで、メダル払出動作の再開によるメダルの払い出しを行わないようにするのである。
したがって、本実施形態におけるメダル貸出機1によれば、メダル払出動作中の異常発生による当該メダル払出動作の停止からの復帰を指示するためのリセット操作に回数制限を設けたことになるので、当該リセット操作に関する不正行為により多量のメダルが不正に払い出されてしまうのを有効に防止することができる。すなわち、不正行為によってメダルが払い出されている場合でも、制限回数以上に異常発生があれば、メダル払出動作の再開によるメダルの払い出しを行わないようにするので、その不正行為によりメダルが多量に払い出されるのを防止できるのである。
また、本実施形態で説明したように、比較手段6dが異常検知回数の計数結果と比較する所定閾値について、メダル貸出機1の上位機となる管理サーバ等から設定し得るようにすれば、当該所定閾値をメダル貸出機1の構成や稼動状況等に応じて適宜設定することが可能となる。つまり、所定閾値の設定により、当該所定閾値をメダル貸出機1の構成や稼動状況等に応じたもの、すなわちリセット操作の有効/無効の判定を適切に行い得るもの、とすることが実現可能となり、その結果としてリセット操作の回数制限設定を汎用性の高いものとすることができる。
また、本実施形態で説明したように、比較手段6dが異常検知回数の計数結果と比較する所定閾値について、これが「4回」に設定されていれば、「1回」または「2回」といった通常のメダル払出動作の中で起こり得る範疇における異常発生について、これに対応するリセット操作を無効としてしまうことがなく、当該範疇に「1回分」のマージンを加えた「4回」以上となった場合に初めてリセット操作が無効とされることになる。つまり、不正行為ではなく通常起こり得る範囲での異常発生に応じたリセット操作を無効としてしまうのを回避しつつ、不正行為によるものである可能性が非常に高いリセット操作については確実に無効とし得るようになる。したがって、リセット操作に回数制限を設けても、円滑なメダル払出動作および異常からの復帰処理が損なわれてしまうことがない。
なお、以上に説明した実施形態では、本発明の好適な実施具体例を例に挙げて説明したが、本発明はその内容に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、本実施形態では、特徴的な処理動作例である異常復帰動作について、計数手段6cが一度のメダル払出動作中での異常検知回数を計数する場合を例に挙げたが、計数手段6cは、所定複数度に亘るメダル払出動作中での異常検知回数、または、メダル払出動作開始から所定時間が経過するまでの間の異常発生回数を計数するものであってもよい。
具体的には、計数手段6cが所定複数度に亘るメダル払出動作中での異常検知回数を計数するものであり、所定複数度が例えば「四度」に設定されている場合であれば、あるメダル払出動作の開始から四度目のメダル払出動作が終了するまでの間に、異常検知回数の計数結果が所定閾値以上となると、リセット操作が不正行為によるものである可能性が非常に高いと考えられることから、これを無効とすることで、メダル払出動作の再開によるメダルの払い出しを行わないようにすることが考えられる。
また、計数手段6cがメダル払出動作開始から所定時間が経過するまでの間の異常発生回数を計数するものであれば、例えば、あるメダル払出動作の開始から「5分」という所定時間が経過するまでの間に「4回」という所定閾値以上の異常発生回数があったり、あるいはあるメダル払出動作の開始から「30秒」という所定時間が経過するまでの間に「2回」という所定閾値以上の異常発生回数があると、リセット操作が不正行為によるものである可能性が非常に高いと考えられることから、これを無効とすることで、メダル払出動作の再開によるメダルの払い出しを行わないようにすることが考えられる。
さらに、本実施形態では、遊技媒体払出装置として、遊技者へのメダルの貸し出しを行うメダル貸出機を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、メダル貸出機と同様の機構を利用してメダルの払い出しを行うパチスロ機や、遊技媒体の他の例であるパチンコ玉の払い出しを行うパチンコ機や玉貸出機等についても、全く同様に本発明を適用することが可能である。
メダル貸出機の概略構成例を示す説明図であり、(a)は正面から見た構成例を示す図、(b)は側面から見た構成例を示す図である。 メダル貸出機の外観を示す正面図であり、(a)はその一例を示す図、(b)は他の例を示す図である。 メダル貸出機の機能構成例を示すブロック図である。 メダル貸出機におけるメダル払出動作の一例を示すフローチャートである。 メダル貸出機における異常復帰動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…メダル貸出機、4…メダル処理部、4d…メダル払出機構、6…制御部、6a…リセットスイッチ、6b…異常検知手段、6c…計数手段、6d…比較手段、6e…操作管理手段

Claims (3)

  1. 遊技機にて利用される遊技媒体の払い出しを行う媒体払出手段と、
    前記媒体払出手段が行う媒体払出動作の異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常からの復帰を指示するためのリセット操作がされるリセット操作手段と、
    前記媒体払出手段での媒体払出動作中に前記異常検知手段が異常を検知すると当該媒体払出動作を停止させ、当該停止の後に前記リセット操作手段でのリセット操作があると当該媒体払出動作を再開させる動作制御手段と、
    を具備する遊技媒体払出装置において、
    前記動作制御手段は、
    前記異常検知手段による異常検知回数を計数する計数手段と、
    前記計数手段による計数結果を所定閾値と比較する比較手段と、
    前記比較手段での比較の結果、前記媒体払出手段による媒体払出動作の開始から当該媒体払出動作が終了するまでの間、若しくは当該開始から所定複数度の媒体払出動作が終了するまでの間、または当該開始から所定時間が経過するまでの間に、前記計数手段による計数結果が前記所定閾値以上となると、前記リセット操作手段でのリセット操作があっても当該リセット操作を無効とし、前記リセット操作を無効とした状態において、前記遊技媒体払出装置の電源を一旦オフとした後、電源をオンするか、あるいは、管理サーバから前記遊技媒体払出装置に対してリセット操作を有効とする旨の指示が与えられると、前記リセット操作を有効とする操作管理手段と
    を備えることを特徴とする遊技媒体払出装置。
  2. 前記所定閾値を設定するための閾値設定手段を備えることを特徴とする請求項1記載の遊技媒体払出装置。
  3. 前記所定閾値が4回に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の遊技媒体払出装置。
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