JPH02282016A - トレイを移載する方法及びその方法を用いたトレイ取り出し装置 - Google Patents

トレイを移載する方法及びその方法を用いたトレイ取り出し装置

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JPH02282016A
JPH02282016A JP9781489A JP9781489A JPH02282016A JP H02282016 A JPH02282016 A JP H02282016A JP 9781489 A JP9781489 A JP 9781489A JP 9781489 A JP9781489 A JP 9781489A JP H02282016 A JPH02282016 A JP H02282016A
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trays
eggs
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lifting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はコンテナ内に二列多段に収められた鶏卵入りの
トレイを各列一枚づつ取り出し、90度回転させて移し
変えるトレイを移載する方法及びその方法を用いたトレ
イ取り出し装置に関する。
〈従来の技術) 運搬用コンテナに二列に並べ多段に積み重ねて収められ
たトレイを取り出し、90度回転させ向きを変えて移し
変える方法として各種あるが、本発明は特に取り出され
た時の、並んだ二枚のトレイ間の幅をほぼ維持して、移
し変えることによって効率のよい移載方法を実施しよう
とするものである。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明は運搬用コンテナ内に二列に並べて積み重
ね、収められたトレイを各列一枚づつ、すなわち二列分
取り出し、この取り出されたトレイを90度回転する方
法として、トレイの持ち上げ手段の移動につれて、取り
出された二枚のトレイの向きを変えるために90度回転
させる際に、その二枚のトレイを接触させずに、かつ9
0度回転しなとき、取り出されたときのトレイ間の幅を
ほぼ維持させるトレイ移載方法を課題としたものである
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、平面上にn個x(
n+1)個の配列状態で鶏卵を整然と並べて収容すべく
成型されたトレイの向きを、90度回転させ重ねること
によって係合させ、二列に複数枚積み重ねて収められた
コンテナ内から、前記トレイに載置された鶏卵を吸引す
る吸着手段と鶏卵の収容された前記トレイを把持する把
持手段とを有した持ち上げ手段により、前記トレイに載
置された鶏卵を吸着するとともにトレイ上面に成型され
た鶏卵の収容座隔壁を把持し最上段のトレイから各列一
枚づつ取り出すトレイ取り出し装置において、前記持ち
上げ装置が、前記トレイを前記コンテナ内より取り出す
トレイ取り出し位置と、取り出された前記トレイを常に
同一方向に向けて載置するトレイ載置位置との間を移動
する際に、前記移動につれて、二列並べて取り出された
前記トレイの向きを90度変えるべく、前記持ち上げ手
段の円運動の各中心点を前記各持ち上げ手段の移動する
側にそれぞれ離すとともに前記円運動の各半径を交差さ
せて設け、前記トレイ載置位置に載置する際に、前記ト
レイ取り出し位置で二列に並んだトレイの間隔を、ほぼ
維持して移し変えるトレイ移載方法を提供するものであ
る。
また平面上にn個x (n+ 1 )個の配列状態で鶏
卵を整然と並べて収容すべく成型されたトレイの向きを
、90度回転させ重ねることによって係合させ、二列に
複数枚積み重ねて収められたコンテナ内から、前記トレ
イに載置された鶏卵を吸引する吸着手段と鶏卵の収容さ
れた前記トレイを把持する把持手段とを有した持ちEげ
手段により、前記トレイに載置された鶏卵を吸着すると
ともにトレイ上面に成型された鶏卵の収容座隔壁を把持
し最上段のトレイから各列一枚づつ取り出すトレイ取り
出し装置に対するものであって、前記トレイを前記コン
テナ内より取り出すトレイ取り出し位置と、取り出され
た前記トレイを常に同一方向に載置するトレイ載置位置
との間に架設された第一の移送手段と、該第一の移送手
段に直交して配置し、前記第一の移送手段に沿って往復
動する第二の移送手段とを有しており、前記第一の移送
手段上を搬送する搬送体が、前記第二の移送手段を前記
第一の移送手段上で往復動させる第一の搬送体、それに
前記第一の搬送体とは連結、開放の関係にあり、連結さ
れたときのみ前記第一の搬送体とともに前記第一の移送
手段上を往復動する第二の搬送体とから成っている。そ
して前記第二の移送手段には、前記第一の移送手段をは
さんで両側に前記持ち上げ手段をスライド部材を介して
往復動自在に設ける。また前記スライド部材に対しては
回動自在に設けられた前記各持ち上げ手段を一方で固定
し、他方で前記第二の搬送体に対して回動自在に各々連
結した連結手段を設ける。また前記第一の移送手段の一
端側に、前記第二の搬送体を連結、開放する第一の留め
置き手段を、前記第二の移送手段の第一の搬送体に、前
記第二の搬送体を連結、開放する第二の留め置き手段を
設ける3以上の構成により前記第一の留め置き手段と前
記第二の搬送体との連結開放、それと相反する前記第二
の留め置き手段と前記第二の搬送体との開放連結により
、前記持ち上げ手段を90度回転させ向きを変えるトレ
イ取り出し装置を提供したものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第2図において1は、運搬用コンテナ2〈以下コンテナ
という、)を矢印A方向へ搬送させる送り込みコンベア
である。コンテナ2には、鶏卵3を縦と横に6個、5個
と配列して合計30個収容したトレイ4が、互いに90
度回転した状態で二列に並べて段積みされている。トレ
イ4に形成された鶏卵の収容座5は、トレイ4表面に成
型された截頭円錐状をした凸体の隔H!6〈第4図参照
)によって囲まれている。またトレイ4の隔M16は側
面周囲に隋円状にくりぬいた複数の穴部7を有している
第3図において8は、前記送り込みコンベア1と平行に
設けられた搬送コンベアである。この搬送コンベア8は
、前記送り込みコンベア1の搬送方向A方向と同一方向
に搬送している。またこの搬送コンベア8はトレイ4を
搬送方向矢印A方向と同一方向に、トレイに整然と配列
された鶏卵3の6個の列が揃うように載置し、搬送する
。また前記送り込みコンベア1にはコンテナ2を停止さ
せ、トレイ4を取り出すためのトレイ取り出し位r!l
aがあり、このトレイ取り出し位fiaに位置付けられ
たコンテナ2内のトレイ4がすべて取り出されると、送
り込みコンベア1がコンテナ1個分間欠搬送し、トレイ
取り出し位置aに、取り出すべき新たなトレイ4の収め
られたコンテナ2が位置付けられる。また前記送り込み
コンベア1のトレイ取り出し位置aに対応した前記搬送
コンベア8上にはトレイ載置位置すが設けである。よっ
て前記トレイ取り出し位置aから取り出されたトレイ4
は移載されて搬送コンベア8のトレイ載置位置すに載置
される。
9は、前記トレイ取り出し位i&aでコンテナ2内から
トレイ4を取り出し、前記搬送コンベア8上の前記トレ
イ載置位置すに向きをそろえて載置するトレイ取り出し
装置である。
このトレイ取り出し装置9は以下の構成より成る。第1
図はトレイ取り出し装置9を図示したものであり、一部
省略及び切断することによって細部まで図解したもので
ある。第1図に図示したごとく、トレイ4をコンテナ2
内より取り出すトレイ取り出し位置aと取り出されたト
レイ4を常に同一方向に載置するトレイ載置位置す間に
第一の移送手段としての第一のレール10を架設する。
そしてこの第一のレール10に直交して配置し、この第
一のレール10に沿って往復動する第二の移送手段とし
ての第二のレール11を設ける。そして前記第一のレー
ル10を往復動する搬送体として、前記第二のレール1
1を、この第一のレール10上で往復動させる第一の搬
送体12と、この第一の搬送体12とは連結及び開放の
関係にあり、連結されたときのみ、この第一の搬送体1
2とともに、前記第一のレール10を往復動する第二の
搬送体13を設ける。そして前記第二のレール11は第
一のレール10に対して水平面で直角に、前記第一の搬
送体12に固定する。また前記第二の搬送体13は前記
第一のレール10上面に連結片14.14’を有して第
一のレール10に挿入され、またこの第一のレール10
下面には、この第一のレール10に平行に、トレイ取り
出し位it&方向に向かって伸びた突出片15を有して
いる。そして第二の搬送体13の連結片14,14゜は
前記第一の搬送体12と前記トレイ載置位2b側に位置
する第一のレール10の一端側Cとの間に位置付ける。
そして前記第一のレール10のトレイ載置位il!b側
に位置するこの一端側Cには、前記第二の搬送体13を
連結及び開放する第一の留め置き手段としての第一の電
磁石16を前記第二の搬送体13の連結片14に向けて
設ける。また第一の搬送体12にも、前記連結片14′
に向けて前記第二の搬送体13を連結及び開放する第二
の留め置き手段としての第二の電磁石17を設ける。ま
た前記第二のレール11には、前記第一のレール10を
はさんで両側の等距離に、トレイ4に載置された鶏卵3
を吸着するとともに、鶏卵3の収容されたトレイ4を把
持して持ち上げる持ち上げ手段としての持ち上げ装21
8.18’を、スライド部材としのスライドユニット1
9.19’を介して往復動自在に第二のレール11上に
設ける。
よってこのスライドユニット19.19’は、一方を第
二のレール11に往復動自在に挿入され、他部は前記持
ち上げ装置18.18’を支えるために台座20.20
’として形成されている。この台座20.20′には、
このエアーシリンダー21.21゛の作動により矢印B
方向へ、すなわち垂直方向へ上下動するブツシャ−棒に
連結された連結シャフト22.22’を、台座20.2
0′の下部から垂直下方に伸ばし、面記台座20,20
°に対しては回動自在に取り付ける。またその連結シャ
フト22.22′の下部に前記持ち上げ装?!!18.
18’を固定する。
前記第二の搬送体13の突出片15の、トレイ取り出し
位置aに面する先端部に、前記第二のレール11に対し
て平行に離して、中心軸23,23′を固定する。この
中心軸23.23’は垂直下方に向けて取り付けてあり
、一方の中心軸23は他方の中心軸23′と比較して短
くしである。この中心軸23.23°には、この中心軸
23.23゜からそれぞれ離れた前記連結シャフト22
’、22と連結させる連結手段としてのアーム24’ 
、24を設け、このアーム24°、24は前記中心軸2
3゜23′とは回動自在に取り付けられ、前記連結シャ
フト22’、22に対しては固定されている。
またこのアーム24.24’の形状は、アーム24につ
いて説明すると、アーム24の一端を連結された連結シ
ャフト22に対して、中心軸23を外からコ字状に水平
に回して通過させ、前記連結シャフト22に固定されて
いる。アーム24゛についても同様に、このアーム24
゛の一端を連結された連結シャフト22゛に対して、中
心軸23゜を外からコ字状に水平に回して通過させ前記
連結シャフト22“に固定されている。よってアーム2
4とアーム24°とは上下に平行に設けられている。こ
れによってスライドユニット19.19’が第二のレー
ル11を往復動すると、前記持ち上げ装置18は中心軸
23°を中心としてアーム24によって第一のレール1
0から離れるように第二のレール11上を移動するとと
もに矢印り方向へ回転する。また前記持ち上げ装置18
′も同様に中心軸23を中心として、アーム24′によ
って、第一のレール10から離れるように第二のし−ル
11上を移動するとともに矢印E方向へ回転する。
よって第二の電磁石17の励磁により、第二の電磁石1
7が連結片14′と連結している場合には、第二の搬送
体13と第一の搬送体12とは一体となって第一のレー
ル10上を矢印F方向に往復動する。そのため第二のレ
ール11にスライドユニット19.19’を介して回動
自在に取り付けられた持ち上げ装置18,18’も、ト
レイ取り出し位置aとトレイ載置位置すとの間を、前記
第一のレール10と前記第二のレール11に対し、持ち
上げ装!18.18’の辺縁を平行にそろえて移動する
。また前記第一の電磁石16の励磁により、第一の電磁
石16が連結片14と連結している場合には、第二の搬
送体13を第一のレール10の一端側Cに残した状態で
、第一の搬送体12に固定された第二のレール11のみ
が第一のレール10上を矢印F方向に往復動する。その
ため持ち上げ装置18,18°は、トレイ取り出し位置
aとトレイ載置位zbとの間を移動する間に、おのおの
矢印り方向及び矢印E方向へ回動する。そしてトレイ取
り出し位i!!aからトレイ載置位置すに持ち上げ装置
18.18’が位置付けられると、ちょうど90度回転
した状態で停止する。
次に、前記持ち上げ装置18.18″は以下の構成より
なる。すなわち、外形がトレイ4と同一形状をし、この
トレイ4より小型のバキュームケース25,25’と、
このバキュームケース25.25゛には、このバキュー
ムケース25.25’の下面から垂直下方へ垂下した、
トレイ4に載置された鶏卵3を吸引する吸着手段として
の吸盤26゜26、・・・を縦と横に5個と6個と合計
30個配列しである。またバキュームケース25,25
’には、吸盤26が6個並んだ方のバキュームケース2
5,25’の辺縁の両[壁両端近傍からトレイ4の辺縁
に沿って並んだ前記隔壁6を把持する把持手段としての
エアーチャック27を垂直下方に垂下して固定する。
よってこのエアーチャック27は、持ち上げ装置18.
18°それぞれに四棒あり、鶏卵3が6個並んだトレイ
4の一番外側の列の隔壁6をつかむように配置されてい
る。そして前記バキュームケース25,25°の辺縁の
前記側壁の中間、すなわちこの側壁に設けられた二体の
エアーチャック27の中間には、トレイ4の検出手段と
しての検知装置28を設ける。よって、この検知装置2
8は各持ち上げ装fit 8.18″にそれぞれ二体あ
る。
前記検知装置28は垂直下方に垂下されたトレイ当接棒
29と、このトレイ当接棒29を垂下状態に支えるコ字
型をした支え台30と、この支え台30の上面に突き出
たトレイ当接棒29の先端に平行に固定された接触片3
1と、この接触片31に常時接触しているスイッチ32
とから成る。この検知装置28の働きはトレイ当接棒2
9がトレイ4に当たると、このトレイ当接棒29が押し
上げられ、スイッチ32に接触していた接触片31がス
イッチ32から離れて、スイッチ32が解除することに
よって検知信号を出力することである。
また前記エアーチャック27はバキュームケース25.
25’の上面に設けられたスペーサ33を介して、電磁
弁34に連動している。すなわちエアーチャック27は
ジヨイント35に固定され、このジヨイント35に固定
された連動軸36はストッパー37を介しスペーサ33
を貫通して電磁弁34に固定されている。よって電磁弁
34が作動すると、この電磁弁34に固定された連動軸
36がバキュームケース25,25°側へ引っ張り込ま
れ、ジヨイント35を介して固定された各エアーチャッ
ク27が、相対するエアーチャック27の幅を縮めるよ
うに内側へ押し込まれる。押し込まれたエアーチャック
27のツメ部38はエアーチャック27が押し込まれる
ことによって、穴部7に当接し、その後エアーチャック
27の相対する。エアーチャック27のツメ部38の内
側にはゴム質の樹脂39を接着し固定してあり、これは
トレイ4の隔壁6をツメ部38がつかんで持ち上げても
滑り落ちることを防いでいる(第4図参照)。
以上の構成による本実施例のトレイ取り出し装置9は下
記のごとく動作する。第2図に図示された持ち上げ装!
18.18’は、図面に対して右側のエアーチャック2
7を省略し、検地装置28を図示しな、また図面に対し
て左側の検地装置28は省略し、エアーチャック27を
図示した。また第5図及び第6図においては、逆に図面
に対して右側の検地装置28は省略し、また図面に対し
て左側のエアーチャック28も省略した。
第2図及び第3図において、コンテナ2が送り込みコン
ベア1上を矢印A方向からンテナ2が送られてくると、
送り込みコンベア1上に設定されたトレイ取り出し位置
aにコンテナ2が位置付けられ停止する。第2図は最後
の一枚を取り出すべく各持ち上げ装ff18,18°が
下降しているところである。エアーシリンダ21.21
’の作動により持ち上げ装置18.18’が下降し、コ
ンテナ2内のトレイ4に当接した場合を第5図及び第6
図に図示しである。
第6図は持ち上げ装置18.18’の吸盤26がトレイ
4の収容座5に載置された鶏卵3の配列と合致した場合
である。これは第2図のようにコンテナ2内におさめら
れたトレイ4に対して、持ち上げ装置!18.18°が
下降した場合にあたる、この場合は検知装置28のトレ
イ当接棒29がトレイ4の底面に当接することによって
、支え台30に対して押し上げられる。トレイ当接棒2
9が押し上げられると接触片31に接触していたスイッ
チ32が解除され、この解除信号はトレイ4の検知信号
として出力され、この検知信号を受けて、持ち上げ装置
18.18’のバキュームケース2525′の空気が吸
引装置(図示せず。)の駆動により吸引され真空になる
と、吸盤26が収容座5(X″載置された鶏卵3を吸引
する。また前記検知信号を受けたエアーチャック27は
二本の対のツメ部38が隔壁6の穴部7に係合し第4図
のごとくはさみ込む、すなわち具体的には、前記検知信
号が出力されると、バキュームケース25,25’の上
面に取り付けられた電磁弁34が作動し、この電磁弁3
4にストッパー37を介して連結された連動軸36を、
バキュームケース25,25’に対して内側に引き込む
、この連動軸36はスペーサ33を貫通し、すき間を有
してもう一つのストッパー37に連結され、このストッ
パー37に固定されたジヨイント35にエアーチャフ2
7が固定されている。よって引き込まれた連動軸36は
同時にエアーチャック27を引き寄せる。引き寄せられ
たエアーチャック27のツメ部38は隔壁6をトレイ4
の内側に押し込むように動作することになる。すなわち
トレイ4を両側からエアーチャック27ではさみ込むこ
とになる。隔壁6に当接した対のツメ部38はつぎにこ
の隔壁6をはさむよう内側に動く、よって前記のごとく
ツメ部38に固定された樹脂39は隔壁6の穴部7に係
合し、この動作がトレイ4の相対する辺縁に対して実施
されるため、トレイ4の両側の列にある隔壁6を掛は止
め、確実に把持することになる。
しかし第5図のごとく、持ち上げ装置18,18°の吸
盤26がトレイ4の収容座5に載置された鶏卵3の配列
と合致しない場合には、検知装置28のトレイ当接棒2
9はトレイ4の底面には当接せず、隔壁6に当接するこ
とになる。この場合においても、検知袋!28から検知
信号が出力されるが、吸盤26は載置された鶏卵3を吸
着することはできない、また同時にエアーチャック27
も動作するが、そのときツメ部38は隔壁6には、また
達しておらず、隔壁6をはさみ込むことはできない、よ
ってその後、持ち上げ装置18.18“が上昇しても、
トレイ4はまだコンテナ2内に残ったままになる。その
ため持ち上げ装置18,18′はトレイ4を把持するこ
となく、トレイ4を把持したものとして、搬送コンベア
8のトレイ載置位2bまで動作を実行するやところがこ
の動作が実行されると、今度は持ち上げ装置18,18
°が90度回転して、前回移載されなかったトレイ4を
取り出すべく位1付けられるので、トレイ4の収容座5
に載置された鶏卵3の配列と吸盤26の配列が合致する
ことになる。
第7図、第8図、第9図、及び第10図はトレイ取り出
し位置aとトレイ載置位2bとの間を第一のレール10
によって往復動する持ち上げ装置]8.18°の動きに
ついて図解したものである。第71!I及び第8図は持
ち上げ装置18.18’が回転せず、第一のレール10
に沿って矢印F方向に平行に往復動する場合を図示した
ものである。この場合、第一の電磁石16は励磁してお
らず、第二の電磁石17が励磁している。よって連結片
14°と第二の電磁石17とが連結されており、駆動袋
r!!、(図示せず、)の駆動により第一の搬送体12
が第一のレール10上を、トレイ載置位1bからトレイ
取り出し位置a方向に移動すると第二の搬送体13もい
っしょにひきつれて移動する。また第一の搬送体12と
第二の搬送体13が連結した状態で第一のレール10を
移動すると、第二の搬送体13の突出片15に取り付け
られた中心軸23.23’と持ち上げ装Z18’、18
の連結シャフト22“、22とを、おのおのつないでい
るアーム24’、24も第8図に示すように矢印F方向
に平行移動する。すなわちトレイ取り出し位置aに位置
付けられた持ち上げ装置18.18’が、収容された鶏
卵3とともにトレイ4を持ち上げると、持ち上げ装置1
8.18’は回転することなく、そのままの状態でトレ
イ載置位置す上まで移動し、位置付けられた後、トレイ
4を搬送コンベア8に載置する。
第一の電磁石16と第二の電磁石17とは、持ち上げ装
W18,18°がトレイ取り出し位Wbとトレイ載置位
置α間を往復する毎に、交互に励磁されている。よって
トレイ4が搬送コンベア8に載置されている間、第一の
搬送体12に連結された第二の搬送体13は第一のレー
ル10の一端側Cにあり、今度は第一の電磁石16が励
磁されることによって、第一の電磁石16と連結片14
とが連結される。前記駆動装置の駆動により第一の搬送
体12が第一のレール10をトレイ取り出し位Hb方向
に移動しても、第二の搬送体13は移動せず、第二の搬
送体13をそのままトレイ載置位置り上に残した状態で
持ち上げ装置18.18’はトレイ取り出し位置aまで
移動する。そしてその際、持ち上げ装置18.18’を
支えているスライドユニット19.19’は第2のレー
ル11上を、互いは離れるように外側へスライドし、持
ち上げ装置18.18°がトレイ取り出し位置aに位置
付けられ、スライドユニット19.19’は、再び元の
位置に戻ってくる。
第9図−(イ)、及び第10図−(イ)において、トレ
イ載置位置す上にある持ち上げ装置18.18′が第一
の搬送体12の移動により、第二のレール11とともに
第一のレール10上をトレイ取り出し位置a方向へ移動
するにつれ、持ち上げ装置18はアーム24によって連
結された中心軸23′を中心として、この中心軸23°
と連結シャフト22とを結んだ直線距離を半径として、
アーム24に引っ張られながら矢印り方向へ回転する。
中心軸23′とアーム24とは回動自在に軸着しである
が、アーム24と連結シャフト22とは固定されている
ため、矢印り方向への回転によって持ち上げ装置18は
徐々に向きを変える。また持ち上げ装置18はスライド
ユニット1つの台座20に対して回動自在に取り付けら
れていることから、第一のレール10から遠ざかるよう
に外へ向かって第二のレール11上を移動する。そして
持ち上げ装置18がちょうど45度回転したとき、すな
わち中心軸23°と連結シャフト22とを結ぶ線が第二
のレール11に対して平行に成ったとき、最も離れた状
態となる。また持ち上げ装置18′も同様にアーム24
′に引っ張られながら矢印E方向へ回転する。そして持
ち上げ装置18゛がちょうど45度回転したとき、すな
わち中心軸23と連結シャフト22′とを結ぶ線が第二
のレール11に対して平行に成ったとき、持ち上げ装置
18゛は第一のレール10から最も離れた位置まで移動
している。
次に第9図−(ロ)、及び第10図−(ロ)に示すよう
に、引き続き第一の搬送体12が第二のレール11とと
もに、第一のレール10上をトレイ取り出し位yla方
向へ移動することにより、持ち上げ装置18.18’が
45度回転すると、今度は持ち上げ装置18.18’は
アーム24′、24に引っ張られて、第二のレール11
上を第一のレール10に向かって移動する。そして持ち
上げ装置18゜18′がトレイ取り出し位置a上に位置
付けられると、トレイ載置位置す上に在った持ち上げ装
置18.18’の向きから、ちょうど90度回転した状
態で、コンテナ2内に収められたトレイ4と同じ向きで
対面して向かい合う、このように持ち上げ装置18.1
8’はトレイ取り出し位iaとトレイ載置位置す間を交
互に、平行移動と90度の回転移動を実行している。
また本実施例は持ち上げ装置18.18’の矢印E方向
、及び矢印り方向への回転の中心点として、中心軸23
.23’の二点を回転方向に広げて、各回転に対する半
径を交差させて設け、持ち上げ装置18に対してはこの
持ち上げ装置18から遠い位置にある中心軸23゛を中
心として回転し、また持ち上げ装置18′に対してはこ
の持ち上げ装置18゛から遠い位置にある中心軸23を
中心として回転している。これによってコンテナ2内に
二列に並べて収められたトレイ4を取り出し、この取り
出された二枚のトレイ4を90度回転させるとともに、
取り出された位置から離れた位置へ、取り出されたとき
の各トレイ4間の幅をほぼ維持して、効率よく搬送コン
ベアのトレイ載置位置すに載置している。
本実施例のトレイ取り出し装置9は二列に並べて収めら
れたトレイ4を、同じ段の各列のトレイ4t−動じに取
り出して移し替える装置の他、前記エアーチャフ27が
トレイ4の隔壁6を掛は止め、把持したかどうかにかか
わらず、トレイ持ち上げ動作を実施する装置を含んでい
る。
よってエアーチャック27が前記隔壁6を把持できなく
ても、次は持ち上げ装置18.18′が90度回転して
、取り出し動作を実施するため、トレイ4がコンテナ2
内に段違いに(例えば四段と三段)収められていても、
トレイ取り出し装置を停止することなく、連続して動作
する。
前記第一、及び第二の留め置き手段の他の実施例として
、凹凸など形の合ったもの同士をはめ合わせる嵌合によ
る連結、開放、またカギ等掛ける機構を互いに掛は合わ
せる掛合による連結、開放を実施するものがある。
〈発明の効果) 既述のごとく、本発明のトレイ移載方法及びその方法を
用いたトレイ取り出し装置を提供したことにより、運搬
用コンテナ内に二列に並べて積み重ね、収められたトレ
イを各列一枚づつ、すなわち二列分取り出し、トレイの
持ち上げ装置の移動につれて、取り出された二枚のトレ
イの向きを変えるために90度回転させる際に、その二
枚のトレイを接触させずに、かつ90度回転したとき、
取り出されたときのトレイ間の幅をほぼ維持して移し変
えることを実現した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を図示した斜視図、第2図は
第1図を■から見た背面図、第3図は第1図を■から見
た側面図、第4図はエアーチャックを図示した斜視図、
第5図及び第6図は持ち上げ装置の側面図、第7図は搬
送体の動きを示す説明図、第8図は持ち上げ装置の動き
を示す説明図、第9図−〈イ)及び第9図−(ロ)は搬
送体の動きを示す説明図、第10図−(イ)及び第10
図−(ロ)は持ち上げ装置の動きを示す説明図。 141.送り込みコンベア 210.コンテナ4、 、
 。 6、 、 。 8、 、 。 9、 、 。 10、 。 12、 。 16、 。 18.1 19.1 26゜ 28、4 トレイ       51.、収容座 隔壁       71.、穴部 搬送コンベア トレイ取り出し装置 第一のレール  11.、第2のレール第一の搬送体 
 131.第二の搬送体第一の電磁石  171.第二
の電磁石8′、、持ち上げ装置 9°3.スライドユニット 吸盤     271.エアーチャック検知装置   
388.ツメ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)平面上にn個×(n+1)個の配列状態で鶏卵を整
    然と並べて収容すべく成型されたトレイの向きを、90
    度回転させ重ねることによって係合させ、二列に複数枚
    積み重ねて収められたコンテナ内から、前記トレイに載
    置された鶏卵を吸引する吸着手段と鶏卵の収容された前
    記トレイを把持する把持手段とを有した持ち上げ手段に
    より、前記トレイに載置された鶏卵を吸着するとともに
    トレイ上面に成型された鶏卵の収容座隔壁を把持し最上
    段のトレイから各列一枚づつ取り出すトレイ取り出し装
    置において、 前記持ち上げ装置が、前記トレイを前記コンテナ内より
    取り出すトレイ取り出し位置と、取り出された前記トレ
    イを常に同一方向に向けて載置するトレイ載置位置との
    間を移動する際に、 前記移動につれて、二列並べて取り出された前記トレイ
    の向きを90度変えるべく、前記持ち上げ手段の円運動
    の各中心点を前記各持ち上げ手段の移動する側にそれぞ
    れ離すとともに前記円運動の各半径を交差させて設け、 前記トレイ載置位置に載置する際に、前記トレイ取り出
    し位置で二列に並んだトレイの間隔を、ほぼ維持して移
    し変えることを特徴とするトレイを移載する方法。 2)平面上にn個×(n+1)個の配列状態で鶏卵を整
    然と並べて収容すべく成型されたトレイの向きを、90
    度回転させ重ねることによって係合させ、二列に複数枚
    積み重ねて収められたコンテナ内から、前記トレイに載
    置された鶏卵を吸引する吸着手段と鶏卵の収容された前
    記トレイを把持する把持手段とを有した持ち上げ手段に
    より、前記トレイに載置された鶏卵を吸着するとともに
    トレイ上面に成型された鶏卵の収容座隔壁を把持し最上
    段のトレイから各列一枚づつ取り出すトレイ取り出し装
    置において、 前記トレイを前記コンテナ内より取り出すトレイ取り出
    し位置と、取り出された前記トレイを常に同一方向に載
    置するトレイ載置位置との間に架設された第一の移送手
    段と、 該第一の移送手段に直交して配置し、前記第一の移送手
    段に沿って往復動する第二の移送手段とを有し、 前記第一の移送手段上を搬送する搬送体が、前記第二の
    移送手段を前記第一の移送手段上で往復動させる第一の
    搬送体と、 前記第一の搬送体とは連結、開放の関係にあり、連結さ
    れたときのみ前記第一の搬送体とともに前記第一の移送
    手段上を往復動する第二の搬送体とから成り、 前記第二の移送手段には、前記第一の移送手段をはさん
    で両側に前記持ち上げ手段をスライド部材を介して往復
    動自在に設け、 前記スライド部材に対しては回動自在に設けられた前記
    各持ち上げ手段を一方で固定し、他方で前記第二の搬送
    体に対して回動自在に各々連結した連結手段を設け、 前記第一の移送手段の一端側に、前記第二の搬送体を連
    結、開放する第一の留め置き手段を、前記第二の移送手
    段の第一の搬送体に、前記第二の搬送体を連結、開放す
    る第二の留め置き手段を設け、 前記第一の留め置き手段と前記第二の搬送体との連結開
    放、それと相反する前記第二の留め置き手段と前記第二
    の搬送体との開放連結により、前記持ち上げ手段を90
    度回転させ向きを変えることを特徴とするトレイ取り出
    し装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110127372A (zh) * 2019-05-29 2019-08-16 佛山市顺德乐星汽车科技有限公司 一种自动上料装置及其上料方法

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