JPH02281717A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JPH02281717A JPH02281717A JP10381089A JP10381089A JPH02281717A JP H02281717 A JPH02281717 A JP H02281717A JP 10381089 A JP10381089 A JP 10381089A JP 10381089 A JP10381089 A JP 10381089A JP H02281717 A JPH02281717 A JP H02281717A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- groove
- secondary winding
- wiring
- wound
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 111
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はトランスの巻線部の改良に関するものであり、
特に巻線を分割構造で巻いたものに関する。
特に巻線を分割構造で巻いたものに関する。
従来の技術
従来、この種のトランスは第5図〜第9図に示すような
構成であった。すなわち、第2図において、lは閉磁路
を構成するフェライト製のコア、2は樹脂製のボビンで
ある。ボビン2には1次巻線3と、3つに分割しである
2次巻線4および3次巻線5が巻かれている。2次巻線
4は、各分割溝6,7.8のそれぞれにおいて、線間絶
縁耐圧をもたし、スペースが少なくてすむように整列、
多層巻となっている。
構成であった。すなわち、第2図において、lは閉磁路
を構成するフェライト製のコア、2は樹脂製のボビンで
ある。ボビン2には1次巻線3と、3つに分割しである
2次巻線4および3次巻線5が巻かれている。2次巻線
4は、各分割溝6,7.8のそれぞれにおいて、線間絶
縁耐圧をもたし、スペースが少なくてすむように整列、
多層巻となっている。
1番目の分割溝6に巻かれている巻線の巻き始めは、第
6図、第7図に示すように溝の壁面9に設けられた隙間
10を通じて、溝の底面に引き込まれている。2番目の
分割溝7に巻かれている巻線の巻き始めは、第8図、第
9図に示すように溝の壁面11に設けられた隙間12を
通じて、溝の底面に引き込まれている。
6図、第7図に示すように溝の壁面9に設けられた隙間
10を通じて、溝の底面に引き込まれている。2番目の
分割溝7に巻かれている巻線の巻き始めは、第8図、第
9図に示すように溝の壁面11に設けられた隙間12を
通じて、溝の底面に引き込まれている。
発明が解決しようとする課題
しかし、このような構造のものでは、1番目の分割溝6
の巻線が整列巻きが困難であった。つまり、第7図に示
すように、巻き始めの部分で、巻線が急に曲がる構造と
なるが必要以上の強いテンシランを加えると線を劣化さ
せるため巻線を急に曲げることができないので空間I3
が生じる。このため、その上に重なって多層状に整列巻
をする際に、この隙間に巻線が落込み、巻き乱れが生じ
絶縁耐圧の信輔性が劣る課題があった。
の巻線が整列巻きが困難であった。つまり、第7図に示
すように、巻き始めの部分で、巻線が急に曲がる構造と
なるが必要以上の強いテンシランを加えると線を劣化さ
せるため巻線を急に曲げることができないので空間I3
が生じる。このため、その上に重なって多層状に整列巻
をする際に、この隙間に巻線が落込み、巻き乱れが生じ
絶縁耐圧の信輔性が劣る課題があった。
また、2次巻線4の巻き始め部14が1次巻線3と2次
巻線4の間の溝15の底部にあるため、巻線との接続作
業がやりにくい課題があった。
巻線4の間の溝15の底部にあるため、巻線との接続作
業がやりにくい課題があった。
そこで、本発明は分割された巻線の巻き始めの部分で線
を急に曲げることな(、整列・多層巻きを容易にし、信
転性の高いトランスを得ることを第1の目的としている
。
を急に曲げることな(、整列・多層巻きを容易にし、信
転性の高いトランスを得ることを第1の目的としている
。
第2の目的は巻線の端部の接続を容易にし、製造作業性
のよいトランスを得ることである。
のよいトランスを得ることである。
課題を解決するための手段
上記の第1の目的を達成するために本発明は、2次巻線
の巻き始めの分割溝に巻かれる巻線の終わりが前記2次
巻線の次の分割溝に巻かれる巻線の終わりと前記磁路の
中心から垂直にほぼ同じ高さになるように分割溝の底面
の高さを変化させた構成としたものである。
の巻き始めの分割溝に巻かれる巻線の終わりが前記2次
巻線の次の分割溝に巻かれる巻線の終わりと前記磁路の
中心から垂直にほぼ同じ高さになるように分割溝の底面
の高さを変化させた構成としたものである。
また第2の目的を達成するために本発明は、2次巻線の
巻き始めの分割溝に巻かれる巻線数は、1ターン以下と
し、前記巻き始めの分割溝の遠心上に端子を設け、前記
端子に2次巻線の巻き始めを接続し、プリント基盤に装
着された構成としたものである。
巻き始めの分割溝に巻かれる巻線数は、1ターン以下と
し、前記巻き始めの分割溝の遠心上に端子を設け、前記
端子に2次巻線の巻き始めを接続し、プリント基盤に装
着された構成としたものである。
作用
本発明のトランスは上記構成により、2次巻線の巻き始
めの分割溝から次の分割溝に巻線が渡る際に分割溝の高
い位置から底部に向かって徐々に巻線が溝に引き込まれ
るため、巻線を急に曲げる必要がなく、巻線の整列巻を
容易とするものである。
めの分割溝から次の分割溝に巻線が渡る際に分割溝の高
い位置から底部に向かって徐々に巻線が溝に引き込まれ
るため、巻線を急に曲げる必要がなく、巻線の整列巻を
容易とするものである。
また2次巻線の巻き始めの分割溝上に端子を設け、その
端子に2次巻線を接続し、プリント基盤に装着する構成
としているので、2次巻線の端部の接続作業が容易にす
ることができるものである。
端子に2次巻線を接続し、プリント基盤に装着する構成
としているので、2次巻線の端部の接続作業が容易にす
ることができるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとすいて説明す
る。
る。
第1図において、16は閉磁路を構成するフェライト製
のコア、17は樹脂製のボビンである。ボビン17には
1次巻線18が巻かれている。2次巻線19は磁路に垂
直に設けられた分割溝20.21.22.23に分割し
て巻かれ、分割溝21.22.23それぞれに整列・多
層巻きをされている。これは巻線の絶縁耐圧を確保する
と共に、線間の分布容量を少なくすることで、巻線の損
失を低減している。巻き始めの分割溝には端子24から
第2図に示すように、約2分の1タ一ン巻線がされてい
る。各分割溝の巻線はボビン17により構成された溝の
壁面に設けられた隙間25.26.27を通って直列に
接続されている0巻き始めの分割溝20の底面は各溝で
の巻き終わりの線の位置が磁路の中心から垂直にほぼ同
じ距離lとなるように、第2図に示すように、巻き終わ
りの位置で高くなっている。
のコア、17は樹脂製のボビンである。ボビン17には
1次巻線18が巻かれている。2次巻線19は磁路に垂
直に設けられた分割溝20.21.22.23に分割し
て巻かれ、分割溝21.22.23それぞれに整列・多
層巻きをされている。これは巻線の絶縁耐圧を確保する
と共に、線間の分布容量を少なくすることで、巻線の損
失を低減している。巻き始めの分割溝には端子24から
第2図に示すように、約2分の1タ一ン巻線がされてい
る。各分割溝の巻線はボビン17により構成された溝の
壁面に設けられた隙間25.26.27を通って直列に
接続されている0巻き始めの分割溝20の底面は各溝で
の巻き終わりの線の位置が磁路の中心から垂直にほぼ同
じ距離lとなるように、第2図に示すように、巻き終わ
りの位置で高くなっている。
上記の様な構成とすることで、1つの分割溝から次の分
割溝に巻線が渡る部分は第3図、第4図で示すように徐
々に次の溝に渡っていく構成となる。
割溝に巻線が渡る部分は第3図、第4図で示すように徐
々に次の溝に渡っていく構成となる。
この結果、巻線に無理な曲げ力がかからないので、巻線
の位置が安定し、整列巻の信鎖性が向上する。更には、
分割溝を渡る部分の構造がすべて同一構成となるので、
巻線作業に置ける安定性が向上する。
の位置が安定し、整列巻の信鎖性が向上する。更には、
分割溝を渡る部分の構造がすべて同一構成となるので、
巻線作業に置ける安定性が向上する。
また、第1図、第2図に示すように、始めの分割溝20
は巻線方向に約2分の1のみ溝を設け、溝のない部分に
端子24を設けである。端子24に巻線をからげ、1タ
ーン以下の巻線を施し、次の分割溝に渡って巻線をおこ
なう構成としている。このようにして端子24を溝の外
側に設けであるので、巻線との絶縁距離を確保した上、
自動機にもかかる作業性のよい構成となる。また、端子
24はプリント基盤28に装着される構成となり低コス
トで組立できる。
は巻線方向に約2分の1のみ溝を設け、溝のない部分に
端子24を設けである。端子24に巻線をからげ、1タ
ーン以下の巻線を施し、次の分割溝に渡って巻線をおこ
なう構成としている。このようにして端子24を溝の外
側に設けであるので、巻線との絶縁距離を確保した上、
自動機にもかかる作業性のよい構成となる。また、端子
24はプリント基盤28に装着される構成となり低コス
トで組立できる。
発明の効果
以上のように本発明は、トランスの分割巻線間の渡り部
分を徐々に変化するように巻線の終わりの位置を設定し
たので、整列・多層巻の確実性を高くすることができる
。そのため、絶縁耐圧の信転性が高いトランスを実現で
きる。
分を徐々に変化するように巻線の終わりの位置を設定し
たので、整列・多層巻の確実性を高くすることができる
。そのため、絶縁耐圧の信転性が高いトランスを実現で
きる。
さらに、本発明は巻線の巻き始めの端子部を最初の分割
溝上に設け、最初の分割溝を1ターン以下としたため、
巻線の端部の接続を容易にし、巻線の整列巻を2番目の
分割溝以降に行うことになるので、巻線の巻き始めに生
ずる整列巻の乱れをなくすることができる。したがって
製造作業性のよいトランスを実現でき、信幀性の向上が
はかれる。
溝上に設け、最初の分割溝を1ターン以下としたため、
巻線の端部の接続を容易にし、巻線の整列巻を2番目の
分割溝以降に行うことになるので、巻線の巻き始めに生
ずる整列巻の乱れをなくすることができる。したがって
製造作業性のよいトランスを実現でき、信幀性の向上が
はかれる。
第1図は本発明のトランスの一実施例の断面図、第2図
は第1図のC矢視図、第3図は第1図のC′矢視図、第
4図は第1図のd矢視図、第5図は従来のトランスの断
面図、第6図は第5図のA矢視図、第7図は第5図のA
′矢視図、第8図は第5図のB矢視図、第9図はB′矢
視図である。 16・・・・・・コア、17・・・・・・ボビン、18
・・・・・・1次巻線、19・・・・・・2次巻線、2
0〜23・・・・・・分割溝、24・・・・・・端子、
28・・・・・・プリント基盤。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 第 図 牛 第 ■ 図 第 図
は第1図のC矢視図、第3図は第1図のC′矢視図、第
4図は第1図のd矢視図、第5図は従来のトランスの断
面図、第6図は第5図のA矢視図、第7図は第5図のA
′矢視図、第8図は第5図のB矢視図、第9図はB′矢
視図である。 16・・・・・・コア、17・・・・・・ボビン、18
・・・・・・1次巻線、19・・・・・・2次巻線、2
0〜23・・・・・・分割溝、24・・・・・・端子、
28・・・・・・プリント基盤。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 第 図 牛 第 ■ 図 第 図
Claims (2)
- (1)閉磁路を構成するコアと、1次巻線と、2次巻線
と、前記1次巻線が巻かれているボビンを備え、前記ボ
ビンは前記コアのつくる磁路に垂直な複数の溝を構成し
、前記2次巻線は前記溝に分割して巻き、それぞれの分
割された巻線は前記溝の壁面に設けられた隙間を通じて
直列に接続し、前記2次巻線の巻き始めの分割溝に巻か
れる巻線の2番目の分割溝に渡り始める部分が前記2次
巻線の前記2番目の分割溝に巻かれる巻線の終わりと前
記磁路の中心から垂直にほぼ同じ高さになるように分割
溝の底面の高さを変化させた構成としたトランス。 - (2)閉磁路を構成するコアと、1次巻線と、2次巻線
と、前記1次巻線および2次巻線が巻かれているボビン
を備え、前記ボビンは前記コアのつくる磁路に垂直な複
数の溝を構成し、前記2次巻線は前記溝に分割して巻き
、それぞれの分割された巻線は前記溝の壁面に設けられ
た隙間を通じて直列に接続し、前記2次巻線の巻き始め
の分割溝に巻かれる巻線数は、1ターン以下とし、前記
巻き始めの分割溝の上に端子を設け、前記端子に2次巻
線の巻き始めを接続したトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103810A JP2538050B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1103810A JP2538050B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02281717A true JPH02281717A (ja) | 1990-11-19 |
JP2538050B2 JP2538050B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=14363758
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1103810A Expired - Lifetime JP2538050B2 (ja) | 1989-04-24 | 1989-04-24 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538050B2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-24 JP JP1103810A patent/JP2538050B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2538050B2 (ja) | 1996-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070708 Year of fee payment: 11 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080708 Year of fee payment: 12 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 13 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090708 Year of fee payment: 13 |