JPH02281116A - 歪検出装置 - Google Patents

歪検出装置

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JPH02281116A
JPH02281116A JP10282389A JP10282389A JPH02281116A JP H02281116 A JPH02281116 A JP H02281116A JP 10282389 A JP10282389 A JP 10282389A JP 10282389 A JP10282389 A JP 10282389A JP H02281116 A JPH02281116 A JP H02281116A
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JP
Japan
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magnetic
coil
detection
strain
magnetization
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Application number
JP10282389A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Utsui
良彦 宇津井
Hiroshi Sato
博 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転軸などの受動軸の軸トルク等による歪
を検出する歪検出装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は従来の歪検出装置を示し、1はトルクを受ける
受動軸、7,8は受動軸1にシェブロン形状に固着され
、受動軸1に印加されたトルクによって発生する歪量に
応じて透磁率が変化する高透磁率軟磁性材から成る磁性
層で、それぞれ+45°、456に配置されている。6
は受動軸1の中心軸、9.10は受動軸1の軸受、11
は各磁性層78の外周を囲むように軸受9,10に支持
された一体形のコイルボビン、4.5はコイルボビン1
1に磁性層7.8と対応して巻回された検出コイルであ
る。12.13は高透磁率軟磁性材から成る磁性ヨーク
で、磁性ヨーク12.13は検出コイル4.5の外周に
空隙部14.15を介して配置され、その両端はコイル
ボビン11に粘着テープなどにより固定支持される。1
6は磁性ヨーク12゜13の外周に空隙部17.18を
介して設けられたシールドで、その両端及び中央部をコ
イルボビン11により支持され、非磁性金属材料により
形成される。19は検出コイル4.5の出力側に接続さ
れた歪検出回路である。
次に、上記構成の従来装置の動作を説明する。
受動軸1に外部からトルクが印加されると各磁性層7.
8は歪を生じ、この歪に応じた透磁率変化を生じる。検
出コイル4,5は歪検出回路19に駆動されこの透磁率
変化を磁気的インピーダンスの変化として検出し、各検
出々力を入力された歪検出回路19はその差動出力を歪
検出々力■として出力する。磁性ヨーク12.13は検
出コイル4.5から発生した磁束を通流させる働きがあ
り、これらの磁束の漏れを防いで検出コイル4.5がら
見た磁気的インピーダンスを下げ、感度を高めて効率を
上げる作用がある。又、シールド16は非磁性金属によ
り形成されており、その表皮効果により磁束の浸透深さ
が小さくなり、外部磁界の浸入及び内部磁界の漏れを防
止することができる。
又、他の従来装置においては、検出コイル45への駆動
電流を大きな振幅で両方向に流すことにより、外乱磁界
の大きさに比べて動作磁界域Ha大きくして第6図(a
)に示すようにB−Hカーブのメジャーループ上で動作
させるようにしており、第6図(b)に示すように外乱
磁界Hdが印加されても動作点移動の影響を小さくする
ようにしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記した従来装置においては、磁性ヨー
ク12.13は磁性材であり、受動軸1も強度上磁性材
を用いることが多く、これらの磁性材は過大な外乱磁界
が作用すると着磁現象を生じ、その残留磁界によって動
作点が移動し、歪検出々力に誤差を生じるという課題が
あった。
この発明は上記のような課題を解決するために成された
ものであり、構成部材の着磁による検出誤差を防止する
ことができる歪検出装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の請求項1に係る歪検出装置は、シールドの外
側又は内側に設けられた消磁コイルと、消磁コイルに交
流減衰電流を供給する消磁コイル駆動回路を備えたもの
である。
又、請求項2に係る歪検出装置は、請求項1の歪検出装
置においてシールドの内側に各構成部材の着磁を検出す
る着磁検出手段を設けたものである。
又、請求項3に係る歪検出装置は、請求項1゜2の歪検
出装置において、消磁コイルの駆動を歪検出動作の開始
前、終了後、電源オンオフ時あるいは歪検出動作時以外
の着磁検出時のいずれか又はその組合せの時期に行うよ
うにしたものである。
〔作 用〕
この発明においては、消磁動作時シールドの外側又は内
側に設けられた消磁コイルに交流減衰電流が供給され、
これにより発生した磁束が着磁部材に印加され、着磁部
材の磁気状態がB−Hカーブのメジャーループ上からマ
イナーループ上に変化し、消磁される。又、着磁検出手
段は着磁部材からの磁束を受けて出力を発生する。さら
に、消磁動作は歪検出動作中は行われない。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面とともに説明する。第1
図はこの発明の第1の実施例による歪検出装置の構成を
示し、20は非磁性シールド16の外周に巻回もしくは
嵌合によって固定された高透磁率軟磁性材料からなるシ
ールドで、外部磁界の浸入を防ぐためのものである。2
1はシールド20の外周に設けられた消磁コイル、22
は消磁コイル21を駆動する消磁コイル駆動回路で、6
〇七程度の交流減衰電流を発生する。又、23はシール
ド16の内周に設けられたホールIC、ホール素子ある
いは磁気抵抗素子などの直流磁気検出素子から成る着磁
検出素子である。他の構成は従来と同様である。
上記構成において、歪検出動作は従来と同様である。一
方、受動軸1、磁性ヨーク12.13及びシールド20
は磁性材であり、大きな外乱磁界によって着磁する可能
性があり、着磁すると着磁による磁束が検出コイル4.
5による磁束と重畳し、歪検出に誤差を生じる。そこで
、第2図(a)に示すように消磁コイル駆動回路22か
ら交流減衰電流即ち消磁電流iを消磁コイル21に印加
する。
これにより発生した磁束が着磁した磁性材に印加され、
この磁性材は第2図(b)に示すようにB−Hカーブの
メジャーループ上の磁気状態からマイナーループ上の磁
気状態に変化し、最終的には残留磁束密度、残留磁界と
もに零の状態となり、消磁が達成される。
上記した消磁動作は、歪測定動作中は検出コイル4,5
の磁束も発生しているので行ってはならず、従って測定
開始前、測定終了後、あるいは装置電源のオンオフ時に
行われる。又、着磁検出素子23は着磁した部材がある
とこれを検出して出力を発生ずるので、歪測定動作中以
外のときに着磁検出素子23が出力を発生した場合には
着磁が発生したと判断し、消磁動作を行う。
第3図はこの発明の第2の実施例による歪検出装置の構
成を示し、第1の実施例との相違点は消磁コイル21が
シールド16.20の内周側に位置していることだけで
あり、作用、動作は第1の実施例と全く同様である。
第4図はこの発明の第3の実施例による歪検出装置の構
成を示し、この実施例では検出コイル4゜5に消磁コイ
ルを兼用させており、検出コイル4゜5には歪検出・消
磁切換回路24を介して歪検出回路19と消磁コイル駆
動回路22を切換可能に接続しており、他の構成は上記
実施例と同様である。この実施例では歪測定動作の際に
は検出コイル4,5に歪検出回路19を接続し、歪測定
を行う。又、消磁動作の際には検出コイル4,5に消磁
コイル駆動回路22を接続し、検出コイル45を消磁コ
イルとして駆動し、消磁動作を行う。
なお、上記各実施例においては消磁コイル駆動回路から
発生する交流減衰電流を60Hz程度と低周波にしたが
、これにより発生した磁束は受動軸1まで通流し、その
消磁が円滑に行われる。又、磁束の変化が遅いので着磁
部材の磁気状態の変化が円滑に行われて消磁が円滑に行
われる。
〔発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、大きな外乱磁界により
構成部材が着磁した際には消磁コイルを駆動して消磁す
ることができ、着磁による歪検出誤差を防止することが
できる。又、消磁動作は歪検出動作中は行われないので
、歪検出に支障を生じることがない。さらに、着磁検出
手段が設けられているので、実際に着磁が生じたときの
み消磁動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による歪検出装置の構
成図、第2 II (a) 、 (blはこの発明によ
る消磁電流及び消磁作用を示セB−Hカーブ図、!3図
及び第4図はこの発明の第2及び第3の実施例による歪
検出装置の構成図、第5図は従来装置の構成図、第6図
は他の従来装置の耐外乱特性向上の説明図である。 1・・・受動軸、4.5・・・検出コイル、7.8・・
・磁性層、12.13・・・磁性ヨーク、162o・・
・シールド、19・・・歪検出回路、21・・・消磁コ
イル、22・・・消磁コイル駆動回路、23・・・着磁
検出素子。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人    大  岩  増  雄 第 ! 図 第2図 (a) (b) (aノ ロ図 (b)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外力を印加される受動軸と、高透磁率軟磁性材か
    ら形成されるとともに受動軸上に固着され、歪に応じた
    透磁率変化を生じる磁性層と、磁性層の周囲に巻回され
    、磁性層の透磁率変化を検出する検出コイルと、検出コ
    イルの外周に設けられ、外乱磁界の浸入を防止するシー
    ルドを備えた歪検出装置において、シールドの外側また
    は内側に設けられた消磁コイルと、消磁コイルに交流減
    衰電流を供給する消磁コイル駆動回路を備えたことを特
    徴とする歪検出装置。
  2. (2)上記シールドの内側に設けられるとともにホール
    IC、ホール素子、磁気抵抗素子等の直流磁気検出素子
    により形成され、上記構成部材の着磁を検出する着磁検
    出手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の歪検出
    装置。
  3. (3)上記消磁コイルの駆動を、検出コイルによる歪検
    出動作の開始前又は終了後、電源オンオフ時、あるいは
    歪検出動作中以外の着磁検出時のいずれか又はその組合
    せの時期に行うことを特徴とする請求項1又は2記載の
    歪検出装置。
JP10282389A 1989-04-22 1989-04-22 歪検出装置 Pending JPH02281116A (ja)

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Cited By (5)

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