JPH022799B2 - - Google Patents

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JPH022799B2
JPH022799B2 JP24935286A JP24935286A JPH022799B2 JP H022799 B2 JPH022799 B2 JP H022799B2 JP 24935286 A JP24935286 A JP 24935286A JP 24935286 A JP24935286 A JP 24935286A JP H022799 B2 JPH022799 B2 JP H022799B2
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JP
Japan
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cable
slide
winch
reducer
simple winch
Prior art date
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Application number
JP24935286A
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English (en)
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JPS63106296A (ja
Inventor
Yoshitoku Hatsutori
Kozo Kawaguchi
Hiroshi Oonishi
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Tenryu Industries Co Ltd
Original Assignee
Tenryu Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tenryu Industries Co Ltd filed Critical Tenryu Industries Co Ltd
Priority to JP24935286A priority Critical patent/JPS63106296A/ja
Publication of JPS63106296A publication Critical patent/JPS63106296A/ja
Publication of JPH022799B2 publication Critical patent/JPH022799B2/ja
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  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は簡易ウインチに係り、特に主として作
業の困難な場所における被運搬材を運搬するのに
適した簡易ウインチに関するものである。
(従来の技術) 近年、いろいろな機械が開発されて殆どの作業
は機械化されつつあるが、機械での作業はこの機
械を作業上に入れることが大前提であることはい
うまでもない。ところが、機械はこれが大型化す
ればする程これを入れる場所には自ずと制限が加
わるものであり、当然大型な機械を入れることが
不可能な作業場所もある。そのような機械力を容
易には導入することができない場所としては、例
えば人が余り入ることのない林野等がある。
昭和30年代に、木材の需要に対応する目的で各
地の林野において大規模な植林がなされた。この
ときに植林されたものが現在一定の大きさに達し
たが、そのまま成長させたのでは今後良質材とし
て利用することはできず、これらを良質材とする
ためにはどうしても間伐は欠かせない作業となつ
ているだけでなく、木は日々成長するものである
から緊急を要する作業ともなつている。
ところが、植林された場所は、勿論人里離れた
林野が多く、しかも各植林地は、長年手入れを怠
つてきたから、その中に簡単に入れるような状態
にはなつていない。しかも林野から切り出した間
伐材は、間伐作業自体が相当困難な割には値段が
安いため、この緊急に必要な間伐の伐採作業をよ
り一層困難にしている。このことは、特に間伐材
の各林野における各種作業のうちの運搬・回収作
業において顕著である。
このため、従来からこの間伐材の伐採及び運
搬・回収作業に機械力を導入することが種々検討
されてきている。例えば、一本の索条を林野内の
各木々間に案内支持させ、この索条を一定個所に
固定的に設置した大型ウインチにより移動させる
ことによつて、間伐材の搬出・運搬を行なおうと
するものがある。この方式であると、一本の索条
を林野内の各木々間に案内支持させることに相当
な経費が掛り、間伐材の切り出しが完了した場合
には索条を取り外さなければならないだけでな
く、大型ウインチを移動させなければならない。
また、モノレールを林野内に設置して、このモ
ノレール上にて搬送機が自走し得るようにしたも
のも開発されている。しかしながら、このモノレ
ール方式の場合にあつても、モノレールの設置個
所は、効率を考慮すると木材の搬送が頻繁に行な
われる場所に限られるため、モノレール方式も常
に作業場所及びそこでの移動を考えなければなら
ない間伐材の伐採作業にあつては適当な方式では
ない。
以上のような林野の他に、機械力を容易には導
入することができない場所としては、峻厳な崖が
ある。このような崖の近くに道路を建設しなけれ
ばならないとき等、崖が崩れないようにする必要
がある。この場合、いかに峻厳な崖であつても、
何等かの土木作業は欠かせないのであるから、そ
の作業のためには出来るだけ機械力を導入する必
要がある。ところが、従来の機械はこのような作
業を容易に行なうものはなかつたといつてよいの
である。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は以上のような実状に鑑みてなされたも
ので、その解決しようとする問題点は、機械力を
導入することができない場所での作業の困難性で
ある。
そして、本発明の目的とするところは、被運搬
材の搬出・運搬作業等を大型機械を導入すること
ができないような場所で行なうようにあたつて、
1〜3人程度の人数で簡単に操作することがで
き、大掛りな設備を必要とせず、しかもよほどの
傾斜地でない限り、人による力をそれ程かけるこ
となく自由に林野内等に出入りできる簡易ウイン
チを簡単な構成によつて提供することにある。ま
た、本発明のさらに詳しい目的は、このような簡
易ウインチを使用する場合に、その作業速度を簡
単に変えることができて、その作業効率をより一
層向上させることのできる簡易ウインチを提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 以上の問題点を解決するために、本発明が採つ
た手段は、実施例に対応する図面を参照して説明
すると、 「ハンドル12を有して滑走を可能にする滑
動台10と、この滑動台10内に固定される原
動機20と、この原動機20に接続されてその
回転数を調整する減速機30と、この減速機3
0にクラツチ200を介して選択的に接続され
る一対の巻取ドラム50と、これら各巻取ドラ
ム50にそれぞれ巻回されて前記滑動台10の
外方に延出し得る索条60と、この索条60を
滑動台10の前部にて案内する索条案内機械7
0とを備えたことを特徴とする簡易ウインチで
あつて、 滑動台10側にそれぞれ設けた揺動案内ロー
ラ41を選択的に作動させる変速操作機構40
を設けるとともに、減速機30とクラツチ20
0とに半径の異なる溝部を有するプーリ42,
43を設け、これらのプーリ42,43にそれ
ぞれにベルト44を掛装して、変速操作機構4
0による揺動案内ローラ41の選択的作動によ
つて各ベルト44が溝部に対して選択的に締着
されるようにしたことを特徴とする簡易ウイン
チ100」 である。
(発明の作用及び使用の態様) 本発明が以上のように構成することによつて次
のような作用があるが、この作用についてその使
用の態様とも合わせて以下に説明する。なお、こ
の説明にあたつては、作業場所を林野内とし、被
運搬材としてはこの林野内で生じる間伐材を採用
した場合について説明する。
この簡易ウインチ100にあたつては、その滑
動台10上に原動機20、減速機30、クラツチ
200、巻取ドラム50及び索条案内機構70が
コンパクトにまとめた状態で設けてあるから、滑
動台10を滑動させることによつて当該簡易ウイ
ンチ100の全体がそのまま移動可能になつてい
るのである。しかも、滑動台10自体の形状を例
えば船型形状にした場合には、草木が生い茂つて
いる林床や、岩や木の株が地表に出ていたりする
林床上を滑動させるに際して、滑動台10の先端
部によつて草木などをかき分けることができるこ
とから、当該簡易ウインチ100を伐採作業の必
要な林野内に容易に侵入させ得るのである。
なお、この簡易ウインチ100の滑動台10に
取り外し可能な車輪台を設けて、この車輪台上に
滑動台10を設置するようにすれば、当該簡易ウ
インチ100の移動をより円滑に行なうことがで
きる。
この簡易ウインチ100の具体的な移動は、次
のようにしてなされる。すなわち、当該簡易ウイ
ンチ100を所定の場所に上げたい場合には、第
7図に示したように、巻取ドラム50に巻回した
索条60を解いて、その先端を立木Tに接続す
る。このようにしてから、立木Tに接続した索条
60側の巻取ドラム50を回転駆動させれば、当
該簡易ウインチ100はその原動機20の駆動力
により所定の場所に引き上げられるのである。こ
のとき、上述したように、簡易ウインチ100は
その滑動台10上に原動機20、減速機30、ク
ラツチ200、巻取ドラム50及び索条案内機構
70を一体的に載置固定して構成したから、作業
者は一人で十分に当該簡易ウインチ100の操作
を行なうことができるのである。以上のような簡
易ウインチ100自体の移動が可能であることは
勿論、当該簡易ウインチ100はその上にセメン
トや砂、あるいは工具等を積み込めば、これらも
同時に所定の場所に搬送することができることは
言うまでもない。
また、第8図に示したように、斜面の上側にあ
る当該簡易ウインチ100や他の物をその下側に
移動することもできる。この場合には、一方の索
条60を斜面の上側にある立木Tに連結するとと
もに、他方の索条60を斜面の下側にある立木T
等に連結して、上側の索条60の巻取ドラム50
にブレーキを掛けながら下りるのである。勿論、
このとき、下側の索条60の巻取ドラム50を駆
動させてもよい。さらに、当該簡易ウインチ10
0は、これを第9図に示したような急な斜面を降
りる場合には、次のようにして使用される。すな
わち、この場合には、作業者が直接ハンドル12
を持つて当該簡易ウインチ100を使用すること
には危険が伴なうことがあるが、このような場合
には、ハンドル12側に別途用意したブレーキロ
ープを連結してこのブレーキロープを利用するこ
とにより、簡易ウインチ100の操作を間接的に
行なつて危険防止をするのである。
上述のようにして所定位置にまで上げた簡易ウ
インチ100は、これを第10図〜第12図に示
したような作業を行なうように使用することによ
つて、伐採された間伐材Wを所定位置にまで運搬
するのである。すなわち、第10図に示した場合
は、適宜な立木Tに簡易ウインチ100を固定す
るとともに、両巻取ドラム50から巻き戻した各
索条60の先端に間伐材Wをそれぞれ連結してこ
れを引いている状態が示してある。また、第11
図に示した場合は、適宜な立木Tに簡易ウインチ
100を固定するとともに、各巻取ドラム50か
ら巻き戻した索条60を適宜な立木Tに連結した
滑車によつて案内支持させた後、各索条60の先
端を互いに固定する。すなわち、両索条60によ
つて一つ閉曲線を形成するのである。そして、複
数まとめられた間伐材Wの先端に間伐材用キヤツ
プCをかぶせ、この間伐材用キヤツプCを索条6
0の一部に連結した後、一方の巻取ドラム50を
回転させることによつて、各間伐材Wを所定の方
向に運搬するのである。この第11図に示した作
業は、傾斜地における間伐材Wの上げ下しに採用
される。
第12図に示した作業の場合は、各間伐材Wを
主として横方向に移動あるいは運搬する場合を示
しており、二本の適宜な立木T間において各間伐
材Wの移動を行なうものである。
以上の各作業において、該当する索条60の巻
き取り速度を換えて間伐材Wの引張り速度を変え
たい場合には、次のようにして各巻取ドラム50
の回転数を変える。すなわち、減速機30及びク
ラツチ200のそれぞれには径の異なる溝部を有
するプーリ42,43が設けてあり、これら両プ
ーリ42,43間にはベルト44が掛装してある
から、各ベルト44の締着を変速操作機構40に
て選択することによりなされる。つまり、変速操
作機構40の切り換えレバー45を操作すること
により回転板47を適宜方向へ回転させれば、第
2図に示したように、この回転板47に連結して
ある作動ワイヤ46にによりそれに対応した揺動
案内ローラ41が上動する。これにより、当該揺
動案内ローラ41に対応したベルト44がプーリ
42または43側に押圧されて、減速機30から
の回転力はクラツチ200側に伝達される。ま
た、上記とは逆の方向に切り換えレバー45に回
動操作を行なえば、上記の回転力の伝達は各プー
リ42,43の溝部に対応した回転数に変換して
なされる。
以上の基本的な使用方法を応用すれば、第13
図〜第17図に示したような具体的な使用が可能
となる。すなわち、第13図に示した場合のもの
は、一本の立木Tに簡易ウインチ100を、また
他の立木Tに充分延ばした一方の索条60を固定
して、他方の索条60を間伐材Wの運搬用に使用
している例であり、第13図に示した場合のもの
は、一本の立木Tに簡易ウインチ100を固定
し、二本の索条60をその先端で互いに連結し
て、各索条60の一方を巻き取ることによつて間
伐材Wを運搬している例である。第14図〜第1
7図はこれらの応用である。
なお、以上の間伐材Wの運搬に際して、各間伐
材Wの先端に間伐材用キヤツプCををかぶせて、
この間伐材用キヤツプCを各索条60に連結して
運搬する場合について説明したが、この間伐材用
キヤツプCは必ずしも必要なものではなく、比較
的平坦な場所であればこの間伐材用キヤツプCを
使用しないで、複数の間伐材Wをまとめたワイヤ
を直接各索条60に連結することによつて当該簡
易ウインチ100による作業を行なうことができ
るものである。また、この簡易ウインチ100の
使用方法にあつては、一本の索条60によつて運
搬作業を行なうことが基準ではあるが、前述の作
業例のように、必要に応じて両索条60の先端を
互いに連結して閉曲線を作り、この閉曲線の一部
に被運搬物を連結して行なうことが可能である。
一本の索条60によつて運搬作業を行なう例とし
ては、極めて作業が限られる場所、例えば固定物
が全くない場所とか、あるいは通常切り出した間
伐材Wが集積される山野の谷部分での作業等があ
る。
(実施例) 次に、本発明に係る簡易ウインチ100を、図
面に示した具体的な実施例に従つて詳細に説明す
る。
この簡易ウインチ100は、第1図〜第6図に
示したように、林床上の滑走を可能にする滑走台
10と、この滑走台10内に固定される原動機2
0と、この原動機20に接続されてその回転数を
調整する減速機30と、この減速機30にクラツ
チ200を介して選択的に接続される一対の巻取
ドラム50と、減速機30からの動力を切り変え
る変速操作機構40と、各巻取ドラム50にそれ
ぞれ巻回されて滑動台10の外方に延出し得る索
条60と、この索条60を滑動台10の前部にて
案内する索条案内機構70とを備えている。
滑動台10は、完成された簡易ウインチ100
を草木や岩等がある林野あるいは山野を滑らせる
ためのものであるから、枠体11に坂材を固着す
ることによつて、特にその底部において突起や断
部がないように形成してある。特に、本実施例に
あつては、その全体形状を船型形状にしてある。
つまり、先端部分がある程度尖つた状態であり、
庭面は平面的にしてあるのである。この場合、底
面に進行方向に対して互いに平行な棒材を固着し
ておくと、この棒材は滑動台10によつて簡易ウ
インチ100が地面上を滑動する場合の案内部材
としての役目を果すことができる。滑動台10の
下面に設ける棒材に代えて、あるいは同時に使用
される硬質ウレタンからなる滑動板を設けて実施
することもできる。この硬質ウレタンからなる滑
動板は、当該簡易ウインチ100の地面上におけ
る滑動を、より一層円滑に行なうことができるも
のである。さらに、この滑動台10の下側に、取
り外し可能な車輪台を設けるようにするとよい。
この車輪台は、通常の道路のような場所にあつて
は当該簡易ウインチ100をより簡単に運搬でき
るようにするものであり、林野内を移動する場合
には取り外されるものである。
また、本実施例にあつては、滑動台10の枠体
11の上部に折り畳み可能なハンドル12が設け
てある。このハンドル12は、その下端部を滑動
台10の枠体11に枢着することによつて前後方
向に傾動可能となつており、当該ハンドル12に
設けたストツパ部材を枠体11側に設けた複数の
係止穴内に選択的に係合させることにより、当該
ハンドル12は枠体11に対して所定角度で固定
できるようになつている。なお、上記ストツパ部
材は、当該ハンドル12の適宜位置に設けたレバ
ーを操作することにより、上記係止穴内に係止さ
れ、またそれを解除するものである。
さらに、当該ハンドル12の適宜位置には、第
1図に示したように、各巻取ドラム50のバンド
ブレーキ53を操作するためのレバーが設けてあ
り、これら各レバーの先端部には別途用意したブ
レーキローブを連結するための連結部が形成して
ある。この連結部に連結されるブレーキロープは
次のような場合に使用される。すなわち、地面が
第9図に示したような急な状態である場合に、作
業者が直接ハンドル12を持つて急斜面を降りる
ことには危険を伴なうことがあるので、当該作業
者は、ハンドル12の連結部に連結したブレーキ
ロープの先端を持つて当該簡易ウインチ100を
操作するのである。つまり、当該簡易ウインチ1
00の運転中に危険な状態になつた場合にはブレ
ーキロープの端部を引いて該当する巻取ドラム5
0による索条60の巻き取りを停止させるのであ
る。
また、支持台14上には後述する原動機20、
減速機30及び一対の巻取ドラム50が一対的に
組付けてあり、これにより、原動機20、減速機
30及び一対の巻取ドラム50が当該支持台14
とともに、滑動台10から同時に簡単に取り外す
ことができるようになつている。
原動機20は、本実施例の場合汎用ガソリンエ
ンジンを使用したものであり、この原動機20
は、支持台14を介して滑動台10の底面内側で
当該滑動台10の最後部に固定した。この原動機
20自体はその燃料タンクを備えてはいるが、実
際の作業現場に向う場合には、滑動台10内には
空間があるので、この空間内に別途用意した燃料
タンクを積み込んだ作業現場に向うとよい。むし
ろ、滑動台10の側方部分あるいは前方部分の空
間は、この燃料タンクの積み込みを考慮して積極
的に設けたものであり、その他にも滑動台10の
側方部分あるいは前方部分の空間は各種の資材あ
るいは材料を収納するものである。そして、この
原動機20の出力軸は、当該原動機20の下側に
位置する減速機30の出力軸に直接連結してあ
り、これにより原動機20の回動力は減速機30
に伝達される。
減速機30は通常のものであり、原動機20の
下側でこれ一体的に形成してあり、原動機20と
共に上述した支持台14によつて滑動台10の底
面内に固定してある。また、この減速機30の具
体的構成は、ウオームとこれに噛合するギアによ
つて構成されており、これにより、例えば原動機
20が停止したとき、あるいは索条60が切れた
場合に、当該減速機30自体が逆転しないように
なつている。この減速機30の出力軸にはプーリ
42が取り付けてあつて、このプーリ42には変
速操作機構40を構成しているベルト44が掛装
してあり、このベルト44はさらにクラツチ20
0の入力軸に固定したプーリ43に掛装してあ
る。
変速操作機構40は、滑動台10側のハンドル
12に設けた切り換えレバー45の操作によつて
滑動台10側に設けた二つの揺動案内ローラ41
を選択的に作動させ、これにより二本のベルト4
4の各プーリ42及び43に対する動力伝達を変
えるものである。すなわち、この変速操作機構4
0は、第2図に示すように、減速機30の出力軸
に固定したプーリ42、後述するクラツチ200
の入力軸に固定したプーリ43、これら両プーリ
42及びプーリ43に掛装した二本のベルト4
4、これら二本のベルト44に別々に当接する一
対の揺動案内ローラ41、これら一対の揺動案内
ローラ41にそれぞれ連結されている一対の作動
ワイヤ46、これら一対の作動ワイヤ46がそれ
ぞれ連結されて切り替えレバー45によつて選択
的に回動される回動板47とを有している。
各プーリ42及びプーリ43は、それぞれ径の
大きい溝部42a・43aと小さい溝部42b・
43bを有しており、一本目のベルト44は溝部
42aと溝部43a間に、また二本目のベルト4
4は溝部42bと溝部43b間にそれぞれ掛装し
てある。すなわち、一本目のベルト44は減速機
30の出力回転を減速してクラツチ200の入力
軸に伝達するものであり、また二本目のベルト4
4は減速機30の出力回転を一本目のそれに比し
て増大させた状態でクラツチ200の入力軸に伝
達するものである。この選択は上記の各揺動案内
ローラ41を各ベルト44に強制的に当接させる
ことにより行なわれる。そして、各揺動案内ロー
ラ41の作動は回動板47を回転させることによ
り行なわれる。
回動板47は、第2図の上部において示したよ
うに、滑動台10のハンドル12側に固定した支
持板47aに支持軸47bを介して回転可能に支
持されており、当該回動板47の支持軸47bを
中心とした円弧状に形成したカム面部分には三個
の凹溝47cが形成してある。また、この回動板
47には前述したように切り替えレバー45が固
着してあり、この切り替えレバー45を右または
左方向に回動操作することにより、当該回動板4
7を選択的に回動することができるようにしてあ
る。そして、支持板47aには位置決めローラ4
7eが揺動可能に支持してあり、この位置決めロ
ーラ47eは回動板47を回転させたとき三個の
凹溝47cのうちのいずれかに係合するようにな
つていいる。なお、この位置決めローラ47e
は、これと支持軸47b間に掛装したスプリング
47dによつて常に支持軸47b側に付勢される
ようになつている。
また、この回動板47の両端には作動ワイヤ4
6がそれぞれ連結してあり、上述したように当該
回動板47が回転されれば、その回転方向に応じ
た作動ワイヤ46が引かれる。各作動ワイヤ46
は、前述したように各揺動案内ローラ41に連結
してあるから、その引かれた状態によつていずれ
かの揺動案内ローラ41を作動させるのである。
以上のようにして、クラツチ200に対する減
速機30の出力回転の伝達を変更することができ
るのである。クラツチ200は後述のような構成
になつており、減速機30からの出力回転の伝達
を選択的に行なつて、いずれか一方または両方の
巻取ドラム50を回転させるか、または両方共回
転させないようにするものである。
巻取ドラム50は、第1図に示したように、左
右一対のものであり、原動機20及びクラツチ2
00の前方部分の滑動台10内に、その支持軸を
共通にして支持台14上に固定してある。そし
て、各巻取ドラム50の各一部には各索条60の
一端が固定してある。なお、各巻取ドラム50の
フランジ部には、第1図に示したように、バンド
ブレーキ53が巻回してあり、このバンドブレー
キ53は第1図に示したようなレバーによつて各
巻取ドラム50のフランジ部を締着し得るように
してある。すなわち、当該簡易ウインチ100は
このバンドブレーキ53によつて必要時(特に当
該簡易ウインチ100を斜面上を下す場合が多
い)における制動がなされるのである。これら各
巻取ドラム50に対する原動機20の動力伝達
は、各巻取ドラム50の外側面に固定したスプロ
ケツト54と、クラツチ200の外側面に固定し
たスプロケツト217間に掛装した各チエーン5
5によつてなされる。
なお、前述したバンドブレーキ53は、第1図
に示したように、各巻取ドラム50の一方のフラ
ンジ部の外周に形成した溝内に収納されるように
なつている。このバンドブレーキ53は、図示し
ない操作レバー(本実施例にあつてはハンドル1
2に設けてある)を操作することによつて、フラ
ンジ部に対する締め付けを選択的に行なうもので
あり、特に第8図に示したような斜面、あるいは
第9図に示したような急斜面を下る場合に使用さ
れる。
各巻取ドラム50には所定量の索条60がそれ
ぞれ巻回してある。これら各索条60は、第1図
に示したように、滑動台10の前方部分に設けた
一対の索条案内機構70を介して当該滑動台10
の前方にそれぞれ延出されるものであり、その先
端にはフツク63が取付けてある。このフツク6
3は、複数の間伐材Wを束ねたロープ、あるいは
第1図に示したような間伐材用キヤツプCに連結
されるものである。
そして、各索条案内機構70は第1図、第3図
及び第4図に示したように、横方向に平行3本の
ローラ71と、これらのローラ71と直交し互い
に平行に配置された一対の縦方向のローラ72と
により構成されていて、これら各ローラ71,7
2によつて索条60をその左右及び上下に規制し
ながら案内するようにしてある。従つて、以上の
各ローラ71,72によつて区画された隙間内に
索条60を挿入すれば、この索条60が縦方向に
振つた場合には縦方向ローラ72によつて規制さ
れまた索条60が縦方向に振つた場合には横方向
のローラ71によつて規制されるのである。この
ような各ローラ71,72を有する当該索条案内
機構70は、各索条60による反作用を滑動台1
0の先端中応部において掛るようにするのであ
る。
また、これら各索条案内機構70にあつては、
そのハンドル73を回動することにより、横方向
の各ローラ71間の間隔を開くことができるよう
にしてある。すなわち、上記の3本の横方向のロ
ーラ71内の中央の1本は、第4図に示したよう
に、当該索条案内機構70の基板に対して移動可
能となつており、この移動は基板側に設けられた
ハンドル73によつて行なわれるようになつてい
る。つまり、当該中央のローラ71は、他のロー
ラ71に対して近接あるいは遠ざかることができ
るようにしてあり、各ローラ71間に第4図に示
したような状態で索条60を支持することができ
るようにするものである。すなわち、このハンド
ル73は中央のローラ71を他の2本のローラ7
1に対して間隔を形成することによつて、各ロー
ラ71間に各索条60を挿通し易いようにするた
めのものである。
さらに、これら両索条案内機構70の内、一方
は滑動台10の先端部分に設けてあり、もう一方
の索条案内機構70は滑動台10の右側部分に設
けてある。先端部分に設けた索条案内機構70は
滑動台10に対して固定的に設けてあるのに対し
て、滑動台10の右側部分に設けた索条案内機構
70は滑動台10に対して折り畳み可能に設けて
ある。このようにしたのは、滑動台10の先端部
分に設けた索条案内機構70は当該簡易ウインチ
100の移動に際してそれ程邪魔にならないもの
であるのに対し、滑動台10の右側部分に設けた
索条案内機構70は当該簡易ウインチ100の移
動に際して邪魔になる場合が多いからである。な
お、第1図に示した滑動台10の右側部分に設け
た索条案内機構70は折り畳んだ状態で示してあ
る。
なお、第1図に示した間伐材用キヤツプCは、
グラスフアイバー等の材料によつて形成した弾丸
状のもので、その内部は複数の間伐材Wの先端を
収納し得るような空間になつている。この間伐材
用キヤツプCは、ロープ等で束ねた複数の間伐材
Wを林床上を抵抗無く案内するためのもので、そ
の先端部には上記の索条60のフツク63が架け
られるようなフツク等が一体的に取付けてある。
また、この間伐材用キヤツプCは、簡易ウインチ
100とともに収納する場合に便利なように滑動
台10の先端部分にかぶせられるような形状をも
している。
また、前述したハンドル12に、各巻取ドラム
50に設けたバンドブレーキ53を操作するため
のワイヤー及びそのレバーを設けるようにする
と、当該バンドブレーキ53の操作ハンドル12
に手を掛けたまま行なうことができる。同様に、
このハンドル12に原動機20や減速機30の操
作ワイヤー及びそのレバーを設けるようにする
と、これらの操作ハンドル12に手を掛けたまま
行なうことができる。勿論、このハンドル12の
角度を変えるためのストツパの操作ワイヤー及び
そのレバーを設けるようにして実施してもよいも
のである。
クラツチ200は、第5図及び第6図に示すよ
うなもので、一つの入力軸212から得た回転力
を、そのケーシング210から突出する二つの出
力軸211のいずれか一方または両方、あるいは
全く伝達しないようにするものである。すなわ
ち、このクラツチ200は、各巻取ドラム50の
いずれか一方または両方を回転作動させるか、あ
るいは全く回転作動させないように適宜選択する
ことができるものであり、その選択は当該クラツ
チ200に設けた二本の切り換えハンドル230
によつて行なわれる。
このクラツチ200のケーシング210には、
第5図に示したように、減速機30からの回転力
を受け取る一本の入力軸212と、この回転力を
出力する二本の出力軸211と、この出力方式を
選択するための二本の切り替えハンドル230が
設けてある。入力軸212の先端には、前述した
減速機30側に掛装された二本のベルト44を掛
装するためのプーリ43が固着してある。一方、
各出力軸211の先端にはスプロケツト217が
固着してあり、このスプロケツト217には各巻
取ドラム50のスプロケツト54に掛装したチエ
ーン55が掛装してある。このチエーン55を介
して、減速機30からの動力は各巻取ドラム50
に伝達されるのである。
このクラツチ200のケーシング210内には
上記の入力軸212と一体的なウオーム213
と、このウオーム213に噛合するウオームギヤ
214とが収納されている。ウオームギヤ214
はケーシング210の中央部に配置される支持軸
215上に支持されているもので、その両外周面
には多数の歯部216が形成してある。このウオ
ームギヤ214を支持している支持軸215の両
端には、軸受を介して上記の各出力軸211の内
端部が相対回転可能に嵌合されており、当該支持
軸215はいわば宙に浮いた状態となつている。
勿論、各出力軸211はベアリング219を介し
てケーシング210に対して回転自在に支持され
ている。
また、各出力軸211の内端部外周には軸方向
のスプライン218が形成してあり、これら各ス
プライン218には移動部材220が支持されて
いる。つまり、これら各移動部材220は、出力
軸211の軸方向に摺動はできるが、出力軸21
1に対して回転不能に支持されているのである。
そして、これら各移動部材220のウオームギヤ
214に形成した各歯部216に対向する歯部2
22がそれぞれ形成してある。すなわち、この移
動部材220がウオームギヤ214側に移動した
場合、この移動部材220の歯部222とウオー
ムギヤ214側の歯部216とが噛合することに
より、ウオームギヤ214の回転力が当該移動部
材220に伝達され、さらにこの移動部材220
からスプライン218を介して該当する出力軸2
11に回転力が伝達されるのである。
この移動部材220の移動はケーシング210
外に突出している各切り換えハンドル230によ
つてなされる。切り換えハンドル230はケーシ
ング210に回転可能に支持したハンドル軸23
1を所定角度回転させるもので、このハンドル軸
231の内端には揺動アーム232が連結してあ
る。すなわち、切り換えハンドル230を回転さ
せたとき、ハンドル軸231を介して揺動アーム
232の先端を左右に揺動させるものである。こ
の揺動アーム232の先端には係合部材233が
固定してあり、この係合部材233は上記の移動
部材220の外周に形成した凹溝221内に摺動
可能に係合しているものである。
以上のように構成したクラツチ200にあつて
は、各切り換えハンドル230をニユートラル状
態にしておいて、減速機30からの回転力がいず
れかのベルト44によつてプーリ43を介して伝
達するようにした場合には、ウオームギヤ214
は空転状態にあつて各出力軸211は駆動回転し
ない。そこで、いずれか一方の切り換えハンドル
230を操作(外側に回動させる)して移動部材
220をウオームギヤ214側に移動させれば、
この移動部材220の歯部222がウオームギヤ
214側の歯部216に噛合するから、ウオーム
ギヤ214の回転力は移動部材220を介してそ
の出力軸211側に伝達される。これにより、こ
の出力軸211側にスプロケツト54によつて接
続されている巻取ドラム50が回転を始め、この
巻取ドラム50に索条60が巻回されるのであ
る。
この場合、各切り換えハンドル230は互いに
独立的に設けてあるので、巻取ドラム50に対す
る索条60の巻回は何れか一方のみにおいて行な
うことができることは勿論、両巻取ドラム50に
対する各索条60の同時巻回をも行なうことがで
きるものである。
以上のように、このクラツチ200は、比較的
簡単な構成によつて二つの被作動部(本実施例で
は巻取ドラム50)の回転作動を各部別々に、ま
たは同時に行なうことができ、非常に汎用性の高
いものである。すなわち、一つの駆動源から駆動
力を二つの被作動部に伝達して、この被作動部の
選択的な作動を行なう場合に非常に適したもので
あり、本発明に掛る簡易ウインチ100のみだけ
ではなく、一つの駆動源からの駆動力を二つの被
作動部に伝達しなければならないようなその他の
装置についても適用できるものである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る簡易ウイン
チ100にあつては、 「ハンドル12滑走を可能にする滑動台10
と、この滑動台10内に固定される原動機20
と、この原動機20に接続されてその回転数を
調整する減速機30と、この減速機30にクラ
ツチ200を介して選択的に接続される一対の
巻取ドラム50と、これら各巻取ドラム50に
それぞれ巻回されて前記滑動台10の外方に延
出し得る索条60と、この索条60を滑動台1
0の前部にて案内する索条案内機構70とを備
えたことを特徴とする簡易ウインチであつて、 滑動台10側にそれぞれ設けた揺動案内ロー
ラ41を選択的に作動させる変速操作機構40
を設けるとともに、減速機30とクラツチ20
0とに半径の異なる溝部を有するプーリ42,
43を設け、これらのプーリ42,43にそれ
ぞれにベルト44を掛装して、変速操作機構4
0による揺動案内ローラ41の選択的作動によ
つて各ベルト44が溝部に対して選択的に締着
されるようにしたこと」 にその特徴があり、これにより、間伐材の搬出・
運搬作業をするにあたつて、1〜3人程度の人数
で簡単に操作することができるだけでなく、大掛
りな設備を必要とせず、しかもよほどの傾斜地で
ない限り自由に林野内に出入りできる間伐材用の
簡易ウインチを簡単な構成によつて提供すること
ができるのである。
すなわち、この簡易ウインチ100によれば、
その各巻取ドラム50による索条60の巻回力を
利用することによつて、当該簡易ウインチ100
自体の林野内への搬入を容易に行なうことができ
るだけでなく、伐採した間伐材Wを容易に運搬移
動させることができるのである。しかも、その操
作自体は、作業者が一人であつても十分可能であ
り、例えば被運搬材として間伐材Wの運搬作業の
危険性を考慮してもせいぜい作業者が三人もあれ
ば、今緊急に必要とされている間伐材Wの伐採作
業に十分利用することができるのである。勿論、
このことは、被運搬材が間伐材Wである場合に限
らず、崖の養生・修復に必要な各種資材及び材料
の場合にも適用できるものであり、その他の各種
作業にも利用することができる。しかも、この簡
易ウインチ100は従来市販されている各部材を
利用することが十分可能であるため、容易かつ安
価に製造することができるだけでなく、そのメン
テナンスをも容易に行なえるものである。
また、上記の当該簡易ウインチ100にあつて
は、滑動台10側にそれぞれ設けた揺動案内ロー
ラ41を選択的に作動させる変速操作機構40を
設けるとともに、減速機30とクラツチ200と
に半径の異なる溝部を有するプーリ42,43を
設け、これらのプーリ42,43にそれぞれにベ
ルト44を掛装して、変速操作機構40による揺
動案内ローラ41の選択的作動によつて各ベルト
44が溝部に対して選択的に締着されるようにし
たから、この簡易ウインチ100を使用する場合
に、その作業速度を簡単に変えることができて、
その作業効率をより一層向上させることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る簡易ウインチの斜視図、
第2図は変速操作機構を示す当該簡易ウインチの
背面図、第3図は索条案内機構を示す簡易ウイン
チの部分拡大平面図、第4図は第3図の―線
に沿つて見た断面図、第5図はクラツチの断面
図、第6図は第5図の―線に沿つて見た断面
図である。また第7図〜第9図のそれぞれは、本
発明に係る簡易ウインチを斜面において使用して
いる状態を示す断面図、第10図及び第11図は
他の使用状態を示す平面図である。さらに、第1
2図〜第17図のそれぞれは本発明に係る簡易ウ
インチのその他の使用状態を示す正面図である。 符号の説明、100…簡易ウインチ、10…滑
動台、20…原動機、30…減速機、40…変速
操作機構、50…巻取ドラム、60…索条、70
…索条案内機構、W…間伐材、出力軸211…間
伐材用キヤツプ、200…クラツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハンドルを有して滑走を可能にする滑動台
    と、この滑動台内に固定される原動機と、この原
    動機に接続されてその回転数を調整する減速機
    と、この減速機にクラツチを介して選択的に接続
    される一対の巻取ドラムと、これら各巻取ドラム
    にそれぞれ巻回されて前記滑動台の外方に延出し
    得る索条と、この索条を前記滑動台の前部にて案
    内する索条案内機構とを備えた簡易ウインチであ
    つて、 前記滑動台側にそれぞれ設けた揺動案内ローラ
    を選択的に作動させる変速操作機構を設けるとと
    もに、前記減速機とクラツチとに半径の異なる溝
    部を有するプーリを設け、これらのプーリにそれ
    ぞれにベルトを掛装して、前記変速操作機構によ
    る揺動案内ローラの選択的作動によつて前記各ベ
    ルトが前記溝部に対して選択的に締着されるよう
    にしたことを特徴とする簡易ウインチ。 2 前記索条案内機構を、前記滑動台の前端部と
    一側部にそれぞれ設け、これら各索条案内機構が
    前記各巻取ドラムに巻回されている各索条をそれ
    ぞれ別個に案内支持するようにするとともに、前
    記滑動台の一側部側に設けた前記索条案内機構を
    前記滑動台内側に折り畳み可能としたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の簡易ウイン
    チ。 3 前記滑動台は取り外し可能な車輪台によつて
    移動可能としたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の簡易ウインチ。
JP24935286A 1986-10-20 1986-10-20 簡易ウインチ Granted JPS63106296A (ja)

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JPS63106296A JPS63106296A (ja) 1988-05-11
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JPH04104397U (ja) * 1991-02-20 1992-09-08 矢崎総業株式会社 ガス検針システム

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