JPH02279315A - サイドモール - Google Patents
サイドモールInfo
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- JPH02279315A JPH02279315A JP10115589A JP10115589A JPH02279315A JP H02279315 A JPH02279315 A JP H02279315A JP 10115589 A JP10115589 A JP 10115589A JP 10115589 A JP10115589 A JP 10115589A JP H02279315 A JPH02279315 A JP H02279315A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、射出成形品等の成形後収縮率を小さくするこ
とができる。軟質塩化ビニル樹脂組成物を用いたサイド
モールに関する。
とができる。軟質塩化ビニル樹脂組成物を用いたサイド
モールに関する。
軟質塩化ビニル樹脂は、一般に難燃性、柔軟性。
耐候性等に優れているため、自動車等におけるサイドモ
ールに用いられている。
ールに用いられている。
しかしながら、上記従来のサイドモールには次の問題点
がある。
がある。
即ち、軟質塩化ビニル樹脂は、射出成形時における成形
収縮が他の樹脂に比較して大きい。これは軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物に可塑剤が含有されているためと考えられ
る。
収縮が他の樹脂に比較して大きい。これは軟質塩化ビニ
ル樹脂組成物に可塑剤が含有されているためと考えられ
る。
即ち、上記成形収縮率は、従来1例えば成形型寸法に対
してl0XIO−3〜50X10−’とかなり大きい。
してl0XIO−3〜50X10−’とかなり大きい。
そこで、かかる軟質塩化ビニル樹脂を用いて射出成形品
等を製造するに際して、射出成形時における成形収縮を
見込んで、成形型を作製することが考えられる。しかし
、その後における製品の収縮(以下、これを便宜上、゛
成形後収縮という)等の問題を解決することが困難であ
る。
等を製造するに際して、射出成形時における成形収縮を
見込んで、成形型を作製することが考えられる。しかし
、その後における製品の収縮(以下、これを便宜上、゛
成形後収縮という)等の問題を解決することが困難であ
る。
即ち、自動車の外装用のサイドモールは1通常帯状のも
のであり、その長さは例えば1m位のものが多い。かか
る長尺の成形品は、一般に射出成形品として製造されて
いる。しかして、該サイドモールの成形後収縮が2例え
ば1.0%であると、長さが1mのモールにおいては、
その成形後には約10mmの収縮が生ずる。
のであり、その長さは例えば1m位のものが多い。かか
る長尺の成形品は、一般に射出成形品として製造されて
いる。しかして、該サイドモールの成形後収縮が2例え
ば1.0%であると、長さが1mのモールにおいては、
その成形後には約10mmの収縮が生ずる。
そして、上記サイドモールを自動車に取り付けた場合に
おいては、前記のごとく収縮が10mmも生じていると
取付部との整合性が不充分となる。
おいては、前記のごとく収縮が10mmも生じていると
取付部との整合性が不充分となる。
一方、上記サイドモールを接着する前に、予め70〜8
0”Cで数時間加熱処理してアニール処理を施すことが
行われている。かかるアニール処理は、主として射出成
形時等に生じたサイドモール内の歪みを除去するために
行われるものである。
0”Cで数時間加熱処理してアニール処理を施すことが
行われている。かかるアニール処理は、主として射出成
形時等に生じたサイドモール内の歪みを除去するために
行われるものである。
そして、更に上記アニール処理後においても上記サイド
モールには一定の収縮が生ずる。この収縮を便宜上、ア
ニール収縮という、そのため。
モールには一定の収縮が生ずる。この収縮を便宜上、ア
ニール収縮という、そのため。
軟質塩化ビニル樹脂からなるサイドモールには更にアニ
ール収縮が加算されることになり、アニール後には製品
のバラツキが益々大きくなる。
ール収縮が加算されることになり、アニール後には製品
のバラツキが益々大きくなる。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので
、上記成形後収縮及びアニール後収縮(成形後収縮とア
ニール収縮とを合算したもの)を小さくすることができ
る。サイドモールを提供しようとするものである。
、上記成形後収縮及びアニール後収縮(成形後収縮とア
ニール収縮とを合算したもの)を小さくすることができ
る。サイドモールを提供しようとするものである。
本発明は、平均重合度が450〜700の塩化ビニル重
合体100重量部と、針状又は板状フィラー10〜10
0重量部と、可塑剤10〜80重量部とからなる軟質塩
化ビニル樹脂組成物を用いたこ′とを特徴とするサイド
モールにある。
合体100重量部と、針状又は板状フィラー10〜10
0重量部と、可塑剤10〜80重量部とからなる軟質塩
化ビニル樹脂組成物を用いたこ′とを特徴とするサイド
モールにある。
本発明において1上記針状フイラーとしては例えばケイ
酸カルシウム、塩基性硫酸マグネシウム等の針状結晶物
(アスペクト比が10以上)がある。また、上記板状フ
ィラーとしては、タルク。
酸カルシウム、塩基性硫酸マグネシウム等の針状結晶物
(アスペクト比が10以上)がある。また、上記板状フ
ィラーとしては、タルク。
マイカ(雲母)等がある。また、上記可塑剤としては、
ジオクチルフタレート(DOP)、 ジブチルフタレ
ート(DBP)等がある。
ジオクチルフタレート(DOP)、 ジブチルフタレ
ート(DBP)等がある。
また、上記塩化ビニル重合体の平均重合度が450未満
の場合には、成形品の機械的強度、耐候(光)性等が低
下する。また、平均重合度が700を超えると成形品の
上記成形後収縮及びアニール収縮が大きくなる。
の場合には、成形品の機械的強度、耐候(光)性等が低
下する。また、平均重合度が700を超えると成形品の
上記成形後収縮及びアニール収縮が大きくなる。
また、上記フィラーが10重量部未満の場合には、上記
成形後収縮及びアニール収縮が大きくなる。また、10
0重量部を超えると、引張り強度及び伸び等の物性が低
下することになる。
成形後収縮及びアニール収縮が大きくなる。また、10
0重量部を超えると、引張り強度及び伸び等の物性が低
下することになる。
また、上記可塑剤が80重量部を超えると、成形品の上
記成形後収縮及びアニール後収縮が大きくなる。また、
10重量部未満では軟質の塩化ビニル樹脂組成物となり
難い。
記成形後収縮及びアニール後収縮が大きくなる。また、
10重量部未満では軟質の塩化ビニル樹脂組成物となり
難い。
〔作用及び効果]
本発明にかかるサイドモールにおいては、塩化ビニル重
合体の平均重合度を450〜700としているため、射
出成形品等の成形後収縮及びアニール後収縮が、後述の
ごと〈従来品の約2分の1〜3分の1と小さくなる。こ
のように、成形後収縮及びアニール後収縮が小さくなる
理由は2次のように考えられる。
合体の平均重合度を450〜700としているため、射
出成形品等の成形後収縮及びアニール後収縮が、後述の
ごと〈従来品の約2分の1〜3分の1と小さくなる。こ
のように、成形後収縮及びアニール後収縮が小さくなる
理由は2次のように考えられる。
即ち、平均重合度を上記のごとく一定の範囲に限定する
ことにより、射出成形時等において線状の高分子構造物
の絡みが、この範囲以上の平均重合度のものより少なく
なり、ひいては成形後収縮アニール後収縮の原因となる
内部歪みが小さくなると考えられる。
ことにより、射出成形時等において線状の高分子構造物
の絡みが、この範囲以上の平均重合度のものより少なく
なり、ひいては成形後収縮アニール後収縮の原因となる
内部歪みが小さくなると考えられる。
また1本発明のサイドモールにおいては、上記針状又は
板状フィラーが10〜100重量部含有されているため
、これらのフィラーが射出成形品等の内部において、成
形後収縮、アニール後収縮等を抑制するものと考えられ
る。また、これらのフィラー充填物は、一種の繊維のご
とき役割(作用)を果たすものと考えられる。
板状フィラーが10〜100重量部含有されているため
、これらのフィラーが射出成形品等の内部において、成
形後収縮、アニール後収縮等を抑制するものと考えられ
る。また、これらのフィラー充填物は、一種の繊維のご
とき役割(作用)を果たすものと考えられる。
また7本発明のサイドモールにおいては、上記可塑剤を
10〜80重量部の範囲に限定しているため、可塑剤の
含有による成形後収縮、アニール後収縮が抑制されるも
のと考えられる。
10〜80重量部の範囲に限定しているため、可塑剤の
含有による成形後収縮、アニール後収縮が抑制されるも
のと考えられる。
しかして9本発明の後述する効果は、上記の作用の相乗
効果によって得られるものと考えられる。
効果によって得られるものと考えられる。
したがって4本発明のサイドモールは、特に小さい寸法
変化率が要求される長尺のサイドモールに好適である。
変化率が要求される長尺のサイドモールに好適である。
以上のごとく1本発明によれば、射出成形品等の成形後
収縮率、アニール後収縮率を従来品の約半分以下に小さ
くすることができる。軟質塩化ビニル樹脂組成物を用い
た。サイドモールを提供することができる。
収縮率、アニール後収縮率を従来品の約半分以下に小さ
くすることができる。軟質塩化ビニル樹脂組成物を用い
た。サイドモールを提供することができる。
以下3本発明にかかる実施例、及び比較例につき説明す
る。
る。
第1〜第11実施例
上記成形後収縮率及びアニール後収縮率は、圧縮成形に
よるテストピース(150x150x2mm)の成形後
と、アニール処理(80°Cで5時間放置)後とにおい
て2それぞれ成形時の成形型の寸法との差異を測定して
算出した。
よるテストピース(150x150x2mm)の成形後
と、アニール処理(80°Cで5時間放置)後とにおい
て2それぞれ成形時の成形型の寸法との差異を測定して
算出した。
また、各側における成分の配合割合41部)上記成形後
収縮率及びアニール後収縮率の測定結果は第1表〜第4
表に示した。
収縮率及びアニール後収縮率の測定結果は第1表〜第4
表に示した。
まず、実施例1は、塩化ビニル重合体の平均重合度が下
限に相当するものを使用し、また実施例2は、平均重合
度が略中間部分のものを使用した。
限に相当するものを使用し、また実施例2は、平均重合
度が略中間部分のものを使用した。
そして、実施例3〜11は、いずれも平均重合度が上限
に相当するものを使用した。
に相当するものを使用した。
また、フィラーに関しては、実施例1〜7及び10にお
いては、針状フィラーであるケイ酸カルシウムの針状結
晶(アスペクト比が20)のものを使用し、また実施例
8.9.11においては板状フィラーであるタルクを使
用した。
いては、針状フィラーであるケイ酸カルシウムの針状結
晶(アスペクト比が20)のものを使用し、また実施例
8.9.11においては板状フィラーであるタルクを使
用した。
一方、比較例においては、塩化ビニル重合体の平均重合
度が1450のものを比較例A2で使用した以外は、全
て平均重合度が700のものを使用した。
度が1450のものを比較例A2で使用した以外は、全
て平均重合度が700のものを使用した。
また、フィラー充填物に関しては、比較例A1は添加な
し、A2は針状フィラーを、その他はいずれも重質炭酸
カルシウムを使用した。
し、A2は針状フィラーを、その他はいずれも重質炭酸
カルシウムを使用した。
次に、上記各軟質塩化ビニル樹脂組成物を用いて圧縮成
形によるテストピースを作製し、成形後収縮及びアニー
ル後収縮について測定した。その結果を第3表及び第4
表に示す。
形によるテストピースを作製し、成形後収縮及びアニー
ル後収縮について測定した。その結果を第3表及び第4
表に示す。
以下余白
第3表及び第4表より知られるごとく、実施例1〜11
は、成形後収縮率がいずれも4゜0XIO−ff以下と
小さく1従来品(比較別品)の約半分以下となっている
。なお、比較例A2は3×103と小さいが、アニール
後収縮率が商い。
は、成形後収縮率がいずれも4゜0XIO−ff以下と
小さく1従来品(比較別品)の約半分以下となっている
。なお、比較例A2は3×103と小さいが、アニール
後収縮率が商い。
また、アニール後収縮に関しては、実施例14.5.t
o、11は、5.0×104以下と小さく、またその他
の実施例においては 6.0〜B、0X10−”となっ
ている。
o、11は、5.0×104以下と小さく、またその他
の実施例においては 6.0〜B、0X10−”となっ
ている。
これに対し、比較例A1〜A5は、いずれも1oxto
−’以上と大きく7 この点に関しても本発明の実施例
品はいずれも従来品(比較別品)に比してアニール後収
縮が小さくなっていることが知られる。
−’以上と大きく7 この点に関しても本発明の実施例
品はいずれも従来品(比較別品)に比してアニール後収
縮が小さくなっていることが知られる。
実施例12〜I3
第5表に示すごとき条件にて、成形型の内寸法が長さ1
280auiの成形型を用い、長尺のサイドモールを射
出成形した。そして、得られたサイドモールについて、
成形後及びアニールの各収縮率そのバラツキ範囲(mm
)を測定した。
280auiの成形型を用い、長尺のサイドモールを射
出成形した。そして、得られたサイドモールについて、
成形後及びアニールの各収縮率そのバラツキ範囲(mm
)を測定した。
即ち、実施例12及び13は、塩化ビニル重合体の平均
重合度が700のものを使用した。
重合度が700のものを使用した。
また、フィラーに関しては、実施例I2においては、針
状フィラーであるケイ酸カルシウムの針状結晶(アスペ
クト比が20)のものを使用し。
状フィラーであるケイ酸カルシウムの針状結晶(アスペ
クト比が20)のものを使用し。
また実施例13においては、板状フィラーであるタルク
を使用した。
を使用した。
一方、比較例においては、塩化ビニル重合体の平均重合
度が実施例12と同様に700のものを使用した。
度が実施例12と同様に700のものを使用した。
また、フィラーに関しては9重質炭酸カルシウムを使用
した。
した。
上記アニールは、80’Cで5時間行った。
測定結果を第6表に示す。
第5表
第6表
第5表及び第6表より知られるごとく、実施例12及び
13は、成形後収縮率がいずれも4〜6×10−″と小
さく、従来品(比較別品)の約半分以下となっている。
13は、成形後収縮率がいずれも4〜6×10−″と小
さく、従来品(比較別品)の約半分以下となっている。
また、成形後のバラツキ範囲については1本発明品は従
来品のそれの約3分の1となっている。
来品のそれの約3分の1となっている。
また、アニール後収縮に関しては、実施例12及び13
は、10〜12X10”3であり、比較例の約半分とな
っている。また、バラツキ範囲についても1本発明品が
従来品(比較例)の約半分と小さくなっていることが知
られている。
は、10〜12X10”3であり、比較例の約半分とな
っている。また、バラツキ範囲についても1本発明品が
従来品(比較例)の約半分と小さくなっていることが知
られている。
以上より9本発明によれば、射出成形品等の成形後収縮
率及びアニール後収縮率を小さくすることができる。サ
イドモールが得られることが分る。
率及びアニール後収縮率を小さくすることができる。サ
イドモールが得られることが分る。
Claims (1)
- 平均重合度が450〜700の塩化ビニル重合体100
重量部と、針状又は板状フィラー10〜100重量部と
、可塑剤10〜80重量部とからなる軟質塩化ビニル樹
脂組成物を用いたことを特徴とするサイドモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101155A JP2627661B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | サイドモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101155A JP2627661B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | サイドモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279315A true JPH02279315A (ja) | 1990-11-15 |
JP2627661B2 JP2627661B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14293159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1101155A Expired - Lifetime JP2627661B2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | サイドモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627661B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039644A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-02-15 | Jsp Corp | 無機質系発泡体の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285938A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用サイドモ−ル |
JPS63216011A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバコ−ド |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1101155A patent/JP2627661B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62285938A (ja) * | 1986-06-04 | 1987-12-11 | Toyoda Gosei Co Ltd | 自動車用サイドモ−ル |
JPS63216011A (ja) * | 1987-03-04 | 1988-09-08 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 光フアイバコ−ド |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007039644A (ja) * | 2005-07-07 | 2007-02-15 | Jsp Corp | 無機質系発泡体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2627661B2 (ja) | 1997-07-09 |
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