JPH0227927Y2 - - Google Patents

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JPH0227927Y2
JPH0227927Y2 JP1986202425U JP20242586U JPH0227927Y2 JP H0227927 Y2 JPH0227927 Y2 JP H0227927Y2 JP 1986202425 U JP1986202425 U JP 1986202425U JP 20242586 U JP20242586 U JP 20242586U JP H0227927 Y2 JPH0227927 Y2 JP H0227927Y2
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JP
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steel strip
shaft
seaming
tip
mainspring spring
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JP1986202425U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ぜんまいばね巻締め装置、詳しくは
切断された鋼帯を自動的に巻締軸まで搬送して係
止できるぜんまいばね巻締め装置の改良に関す
る。
〈従来の技術〉 従来から切断された鋼帯を自動的に巻締軸まで
搬送して係止させ、ぜんまいばねを形成する方法
として例えば、特開昭50−64154号公報に提案さ
れている。
この方法は、一つのぜんまいばねを形成するに
必要な長さに切断した鋼帯の長手方向中間部を搬
送機構で把持し、この搬送機構を巻締軸に対し、
左右、上下方向に移動可能として鋼帯を巻締軸ま
で搬送し、鋼帯の先端部に設けた係止用透孔と巻
締軸に設けた突起とを押圧杆で鋼帯上面を押圧す
ることにより、巻締軸上方から係合させ、そして
巻締軸を回転させることでぜんまいばねを形成す
るようにしたものである。
しかし、この方法は切断した鋼帯の先端部に係
止用透孔を設けたものでなければならず、一般的
に広く使用されている先端曲げ加工したものには
使用することができない。
また、所定長さに切断された鋼帯は長尺薄板材
からなるため、表面あるいは裏面方向から力がか
かると容易に撓んで湾曲する。従つて上記方法の
ように鋼板の長手方向中央よりを把持したのでは
把持部と鋼帯先端部との間で撓んでしまい、鋼帯
先端部を所定位置まで搬送して配位させることが
できない場合が発生するという課題がある。
さらに、巻締軸の突起に鋼帯をその上方から押
圧して係合させるようにしたものであるため、鋼
帯が湾曲して、係合しない場合が起こる。
一方、例えば特開昭55−64937号公報や、特公
昭56−25338号公報に提案されているようにレー
ルとシリンダー等によつて部材を3次元的に搬送
するようにした装置が知られている。
しかし、上述のようにぜんまいばね形成に使用
される鋼帯は長尺薄板材からなるため、鋼帯を巻
締軸まで搬送する際、湾曲して、鋼帯先端を所定
位置に搬送できず、巻締軸に係合できない場合が
発生し、ぜんまいばねを製造する装置には利用し
難いものであつた。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、上述の実情に鑑み提案されたもの
で、その目的とするところは鋼帯を湾曲させるこ
となく、巻締軸まで搬送して確実に係合できるぜ
んまいばね巻締め装置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は以下の特徴を有するぜんまいばね巻締
め装置を提供することにより上記課題を解決す
る。
本考案は鋼帯4を巻締める巻締軸31と、一つ
のぜんまいばねを形成するに必要な長さに切断さ
れ、巻締軸31に係止される先端曲げ部42を先
端部に有する鋼帯4を巻締軸31まで搬送して係
合する搬送手段を備え、 巻締軸31が鋼帯4の先端曲げ部41を巻締軸
31の前方側から挿入されて係合する溝32を有
し、 搬送手段が、鋼帯4の先端部41を挾持する挾
持手段と、巻締軸31に対し、上下、左右、前後
方向に移動可能な搬送機2とを有してなり、この
搬送手段により、鋼帯4の先端曲げ部42を巻締
軸31まで搬送して、鋼帯4の側方を押圧して巻
締軸31前方側から溝32に挿入可能としたぜん
まいばね巻締め装置。
〈作用〉 本考案においては挾持手段が鋼帯の先端部を挾
持するため搬送に際し、挾持部と鋼帯先端部との
間で鋼帯の撓みの発生を防ぐことができる。
これにより、鋼帯の先端部を常時、所定位置ま
で搬送して配位させることができる。
また、搬送機が巻締軸に対し、上下、左右前後
方向に可動するため、巻締軸の溝に、巻締軸の前
方側から鋼帯側方を押圧して挿入し、係合うさせ
ることができる。
これにより、鋼帯が撓むことなく確実に係合す
ることができる。
以下にこの図面を参照して、好適な実施例を例
示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記
載されている構成部品の寸法、形状、材質、その
相対配置などは、特に特定的な記載がないかぎり
は、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨
のものではなく、単なる説明例に過ぎない。
本考案のぜんまいばね巻締め装置は、チヤツク
1と、搬送機2と、巻締め機3より構成されてい
る。
チヤツク1は、上下の二つの爪11,11を有
し、該爪11,11の開閉にて鋼帯4を挾持・開
放するものである。
該爪11,11の開閉手段は、従来より有る手
段、例えば空圧・油圧・ソレノイド等を使用すれ
ばよい。
そしてチヤツク1は、左右x方向・上下y方
向・前後z方向の三方向に搬送機2により動かさ
れるようになつている。
搬送機2の左右x方向への移動は、二本のレー
ル21,21上を摺動する移動板A22で行わ
れ、移動板A22はパルスモーター(図示せず)
にて駆動されるベルト23に係止されて動かされ
る。
搬送機2の上下y方向への移動は、エアーシリ
ンダA24にて行われ、そしてエアーシリンダA
24は移動板A22に係止されている。
搬送機2の前後z方向への移動は、エアーシリ
ンダB25にて行われ、エアーシリンダB25は
エアーシリンダA24にて動かされる移動板B2
6に係止されている。
そして、エアーシリンダB25のシリンダロツ
ド27の先端にチヤツク1が係止されている。
巻締め機3は、巻締め軸31が回転する従前の
構造を有するものである。(矢印は回転方向を示
す。) 次に本装置の作動について説明する。
鋼帯4が本装置にセツトされる。
エアーシリンダB25のシリンダロツド27
が延び、チヤツク1を鋼帯4の所へ運ぶ。
チヤツク1が鋼帯4の先端部41を爪11,
11にて挾持する。
パルスモーターにより、移動板A22が右
へ、エアーシリンダA24にて移動板B26が
上へ移動し、巻締め機3の巻締め軸31へとチ
ヤツク1を移動する。
エアーシリンダB25のシリンダロツド27
が更に延び、鋼帯4の先端曲げ部42を巻締め
軸31の溝32に挿入する。
チヤツク1の爪11,11が開き、鋼帯4を
開放する。
巻締め機3のアーム33が延びて鋼帯4を押
さえると共に、巻締め軸31が回転(図示矢印
方向)し、鋼帯4を巻締めて、ぜんまいばねを
完成さす。
チヤツク1は、最初の位置に戻る。
以上の動作〜を繰り返す。
本考案は、搬送機2の駆動を空圧とパルスモー
ターとしたが、勿論従来よりある他の移動手段に
変えてもよいことは言うまでもない。
又、巻締め機3の巻締め軸31が1ケの例を示
したが、勿論複数とし、搬送機2により順次搬送
させ巻締め軸31にセツトさせても良いし、エア
ーシリンダB25及びチヤツク1を複数とし、複
数の巻締め軸31を持つ巻締め機3に一度にセツ
ト出来るようにしても良い。
〈考案の効果〉 以上実施例で述べたように本考案は巻締軸に対
し三次元的に搬送する搬送手段により、鋼帯を、
その先端部を挾持して巻締軸まで搬送するととも
に、鋼帯の先端曲げ部をその側方から押圧して巻
締軸の溝に、その巻締軸前方側から挿入する。
これにより、鋼帯の先端曲げ部を、湾曲させる
ことなく、所定位置に確実に配位させることがで
き、しかも確実に巻締軸の溝に係合させることが
できるものである。
以上本考案は、安全かつ能率的にぜんまいばね
を巻締めすることのできるぜんまいばね巻締め装
置を提供し得たものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。 1……チヤツク、2……搬送機、3……巻締め
機、4……鋼帯、11……爪、31……巻締め
軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 鋼帯4を巻締める巻締軸31と、一つのぜん
    まいばねを形成するに必要な長さに切断され、
    巻締軸31に係止される先端曲げ部42を先端
    部に有する鋼帯4を巻締軸31まで搬送して係
    合する搬送手段とを備え、 巻締軸31が鋼帯4の先端曲げ部41を巻締
    軸31の前方側から挿入されて係合する溝32
    を有し、 搬送手段が、鋼帯4の先端部41を挾持する
    挾持手段と、巻締軸31に対し、上下、左右、
    前後方向に移動可能な搬送機2とを有してな
    り、この搬送手段により、鋼帯4の先端曲げ部
    42を巻締軸31まで搬送して、鋼帯4の側方
    を押圧して巻締軸31前方側から溝32に挿入
    可能としたものであることを特徴とするぜんま
    いばね巻締め装置。 2 移送手段の挾持手段が鋼帯4の表面と裏面と
    を挾持するための対向する一対の爪11,11
    とこれ等の爪11,11を開閉する駆動手段と
    を有するチヤツクであることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のぜんまいば
    ね巻締め装置。
JP1986202425U 1986-12-26 1986-12-26 Expired JPH0227927Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986202425U JPH0227927Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986202425U JPH0227927Y2 (ja) 1986-12-26 1986-12-26

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Publication Number Publication Date
JPS63106539U JPS63106539U (ja) 1988-07-09
JPH0227927Y2 true JPH0227927Y2 (ja) 1990-07-27

Family

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064154A (ja) * 1973-10-11 1975-05-31
JPS5564937A (en) * 1978-11-02 1980-05-16 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Multiple axis pipe expanding device
JPS5625338A (en) * 1979-08-03 1981-03-11 Hitachi Ltd Accdc converter control device

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5064154A (ja) * 1973-10-11 1975-05-31
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JPS5625338A (en) * 1979-08-03 1981-03-11 Hitachi Ltd Accdc converter control device

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Publication number Publication date
JPS63106539U (ja) 1988-07-09

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