JPH091489A - ロボット利用による製品積層装置 - Google Patents

ロボット利用による製品積層装置

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JPH091489A
JPH091489A JP18201395A JP18201395A JPH091489A JP H091489 A JPH091489 A JP H091489A JP 18201395 A JP18201395 A JP 18201395A JP 18201395 A JP18201395 A JP 18201395A JP H091489 A JPH091489 A JP H091489A
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JP
Japan
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product
gripping
pallet
upper side
robot
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Application number
JP18201395A
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English (en)
Inventor
Yoshikazu Ito
義和 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Yusoki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Fuji Yusoki Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH091489A publication Critical patent/JPH091489A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的とする所は、製品の大小、形
態、軽重のいかんをとわず、製品を確実に把持し、中途
で落下させることなく所望地点まで移動後、予め待機せ
るパレット上に整然下に積層可能で、しかも安心裡に操
作し得るロボット利用による製品積層装置を提供しよう
とするものである。 【構成】 ロボットのハンドに相互に近接および離隔可
能に支持・懸垂され、かつ下端内側に爪片を突出させた
一対の把持板上方の夫々に、間隔保持体を取付け、これ
ら間隔保持体の夫々に上方が接合された板ばねの内側に
把持用ゴム片を貼着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はロボットのハンドに進
退自在に装着された把持体で製品を確実に把持する一
方、製品を円滑かつ迅速に開放し所望個所に積層可能な
ロボット利用による製品積層装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロボットによる製品の積層手段に
際し、ロボットのアームに付設の把持板で製品を把持
し、ついでアームの回動で予め待機せるパレットの上方
まで製品を回動・保持後、把持板の開放でパレット上方
に当該製品を先行の製品に載置した後、アームを再び原
状位置に回動・復帰させ、再び新規の製品把持で前記同
様な所作の反復で逐次製品を所望段数に積層可能として
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した製品積層手段
の場合において、取扱う製品により大型、小型、重量
体、軽量体、セメント袋、砂袋、穀物袋のような変形し
易い袋体等、多岐に亘る製品を搬送中途で落下させるこ
となく確実に所定個所に移送する必要があるが、把持板
による製品把持が不充分で搬送中途で時として落下する
惧れがある。
【0004】前記事態を阻止する対策として、たとえば
把持板下方に之とは別個に設定された爪片を把持板に対
し出没自在に装着する等の手段を講じているが、製品把
持から落下直前に至る過程では製品落下の惧れはないも
のの、落下の段階において稍もすれば製品が爪片に掛止
され、落下不能となるか、もしくは製品の損傷を招き、
また、爪片の進退自在に際し、製品に対し確実にタイミ
ングよく進退すること自体、所期することが困難な場合
もある等、利用者にとってはロボット利用による製品積
層時での確実かつ迅速な所作に未だしの感を免れ難い。
【0005】
【目的】この発明は前述のような欠点に鑑み提案された
もので、その目的とする所は、製品の大小、形態、軽重
のいかんをとわず、製品を確実に把持し、中途で落下さ
せることなく所望地点まで移動後、予め待機せるパレッ
ト上に整然下に積層可能で、しかも安心裡に操作し得る
ロボット利用による製品積層装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的達成のため、
この発明に係るロボット利用による製品積層装置は、ロ
ボットのハンドに相互に近接および離隔可能に支持・懸
垂され、かつ下端適所の内側に爪片を突出させた一対の
把持板内側上方の夫々に間隔保持体を取付け、これら間
隔保持体の夫々に上方が接合された板ばねの内側に上方
から下端に亘り把持用ゴム片を貼着したことを特徴とす
るものである。
【0007】
【作用】この発明において、ロボットのハンドに相互に
近接および離隔可能に支持・懸垂された一対の把持板
が、製品把持に際し、相互に近接し、所定位置の製品の
両側を挟持し、この挟持した状態のまゝハンドの回動で
予め待機せるパレット上方まで製品を移動させ、ついで
把持板相互を離隔させるとき、当該製品はパレット上に
落下・載置される。
【0008】しかして製品把持に際し、上方を間隔保持
体に接合された板ばねの内側に上方から下端に亘り把持
用ゴム片が貼着され、かつ把持板下端内側に爪片が突出
されていることで、製品は把持用ゴム片による摩擦接触
で、しかも爪片で下方をよく支持されるため、製品がパ
レット直上にまで移動される中途で不測のうちに落下す
る惧れがなく、また、製品落下に際し、把持板の相互離
隔と相俟ち板ばねの平板状への復帰とで製品を円滑かつ
迅速にパレット上に落下可能となる。
【0009】
【実施例】図1ないし図7を参照しこの発明に係る一実
施例を述べるに、ロボットのアーム1下端に、取付片2
を介し固定された長方形で下側が開放されたハンドVの
端部近傍にローラr,rを回動自在に支持し、これ
らローラr,rの間に無端状のベルト3を緊張・掛
架し、該ベルト3の上・下面でかつ対称位置に固定した
駆動金具4,5の夫々に後述の機構を介し把持体H,H
を支持・懸垂し、これら把持体H,H相互の近接で製品
Wを把持し、ハンドVの回動で予め待機せるパレット
(図示しない)の上方まで移動後、把持体H,H相互の
離隔でパレット上に製品Wを落下・積載可能としてあ
る。
【0010】前記ローラrと同軸上に大径の回転子6
を並設する一方、ハンドVの天板q上方に設定の可逆的
なサーボモータMの回転子7と前記回転子6との間に無
端状のベルト8を緊張・掛架し、サーボモータMの正逆
駆動でベルト3を矢印xもしくはx方向に走行可能
としてある。
【0011】矢印xもしくはx方向に走行するベル
ト3に支持・懸垂された把持板9,9において、図2に
みるように、製品Wの搬送用の搬送体Tの構造により等
間隔下に切欠きaを適数個(こゝでは3個)設けること
で、製品Wの把持に際し、把持板9,9がチエーンコン
ベヤもしくはベルトコンベヤのような搬送体Tとの干渉
による製品Wの無秩序下に陥るのを未然に阻止可能とし
てある。
【0012】図2,3において切欠きaを下方に設けた
平坦状の把持板9の内側(図3において左側)に密接し
た間隔保持体dを介し短冊状の板ばね10を適数枚(こ
ゝでは4枚)を並列し、これら板ばね10の夫々内側に
略同一幅員の把持用ゴム片11を間隔保持体dの少許下
部から板ばね10の下端に亘り貼着する一方、把持板9
の下端に内側に向け爪片pを突出させ、図4にみるよう
に、製品Wの把持に際し、板ばね10の撓みと相俟って
把持用ゴム片11の下部を内側に折曲・保持させること
で、製品Wを確実に把持可能とすると共に、製品Wの開
放に際し、板ばね10の速やかな平板状への復帰に追随
して製品Wを円滑かつ迅速にパレット上に落下可能とし
てある。
【0013】把持板9の外側(図3において右側)に当
接した押え板fを前記把持板9、間隔保持体d、板ばね
10と共に止着具jたとえばボルト、ナットを介し一体
的に結合してある。なお、前述した把持板9、間隔保持
体d、板ばね10、把持用ゴム片11および押え板fを
含め把持体Hと称する。
【0014】把持体H,H相互の近接および離隔機構を
図5,6,7について述べるに、前記駆動金具5,4の
夫々に固定されたスライドブッシュ16,17の夫々に
一対の腕片12,13の根部を止ネジs,sで定着
し、これら腕片12,13の先端の夫々に連結片c
を介し把持体H,Hの上端を止着具j,jたとえば
ボルト、ナットを以て止着してある。
【0015】スライドブッシュ16,17の夫々を摺接
可能に中間を貫通した一対の案内桿14,15の夫々両
端(図7において左右)を、天板qに固定・懸垂された
垂下片k,kの夫々に固定し、腕片12,13の進
退時における徒らな揺動を阻止し、常時、直線状に把持
体H,Hを移動可能としてある。
【0016】
【実施例の作用】この発明において、ベルト3の走行で
把持体H,Hを相互に近接(図5において矢印x
向)させ、搬送体Tで所定位置に搬送された製品Wを内
側から挟持するとき、図4にみるように、板ばね10の
撓みに追随して把持用ゴム片11が把持板9の内側に密
着すると共に、爪片pにより板ばね10、把持用ゴム片
11の下部が共に内側に折曲されて製品Wの下端を保持
し、製品Wの落下を防止する状態となるので、ハンドV
の回動で待機せるパレット上方に移動する中途において
落下する惧れがない。
【0017】製品Wがパレット上方に位置したとき、ベ
ルト3の前記とは逆方向(図5において矢印x方向)
への走行で把持体H,H相互を離隔させると、板ばね1
0の原状への復元力と相俟って製品Wは把持体H,Hか
ら円滑かつ迅速にパレット上に落下する。
【0018】
【効果】この発明によれば、ロボットのハンドに相互に
近接および離隔可能に支持・懸垂され、かつ下端適所の
内側に爪片を突出させた一対の把持板内側上方の夫々に
間隔保持体を取付け、これら間隔保持体の夫々に、上方
が接合された板ばねの内側に上方から下端に亘り把持用
ゴム片を貼着してあるので、製品の把持に際しては、爪
片の形成で重量の製品でも確実に把持可能で所望地まで
落下することなく移動でき、また製品の開放に際して
は、板ばねの平坦状への原状復帰で円滑かつ迅速に落下
させ得る。
【0019】把持板に所定間隔下に必要に応じ切欠きを
設けるときは、搬送体で所定個所に搬送された製品を把
持体で把持するとき、搬送体との干渉により製品把持に
支障を招き、製品の無秩序下に陥るのを未然に防止でき
る。
【0020】従来、製品の脱落防止の一手段として把持
板とは別個に爪片を付設し、この爪片で製品下端を支持
していたが、製品開放の際、爪片を製品に係止しないよ
うな何らかの手段、たとえば爪片を空気シリンダーに進
退するピストン桿と一体的に結合し、爪片を製品に対し
移動可能としているが、この発明にあっては爪片を把持
板に形成することで爪片を移動させるための駆動装置を
特に設置する必要がないので、製品把持機構を妄りに複
雑化する惧れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実例の要部正面図である。
【図2】把持体の正面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】製品把持に際しての把持体作動縦断面図であ
る。
【図5】把持体駆動要部説明図である。
【図6】把持体駆動部と把持体の組付正面図である。
【図7】図6のVII−VII線矢視図である。
【符号の説明】
H 把持体 V ハンド W 製品 d 間隔保持体 p 爪片 9 把持板 10 板ばね 11 把持用ゴム片

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのハンドに相互に近接および離
    隔可能に支持・懸垂され、かつ下端適所の内側に爪片を
    突出させた一対の把持板内側上方の夫々に間隔保持体を
    取付け、これら間隔保持体の夫々に上方が接合された板
    ばねの内側に上方から下端に亘り把持用ゴム片を貼着し
    たことを特徴とするロボット利用による製品積層装置。
JP18201395A 1995-06-15 1995-06-15 ロボット利用による製品積層装置 Pending JPH091489A (ja)

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Cited By (9)

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