JPH02279141A - 放射線画像記録装置 - Google Patents
放射線画像記録装置Info
- Publication number
- JPH02279141A JPH02279141A JP1101065A JP10106589A JPH02279141A JP H02279141 A JPH02279141 A JP H02279141A JP 1101065 A JP1101065 A JP 1101065A JP 10106589 A JP10106589 A JP 10106589A JP H02279141 A JPH02279141 A JP H02279141A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- ray
- ray source
- subject
- established rule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 title claims abstract description 31
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 10
- OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N Phosphorus Chemical compound [P] OAICVXFJPJFONN-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 28
- 238000003325 tomography Methods 0.000 abstract description 9
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 4
- 238000004020 luminiscence type Methods 0.000 description 3
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
- 238000001454 recorded image Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Radiography Using Non-Light Waves (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
- Image Input (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、放射線画像記録装置に関し、−層詳細には、
異なる条件で撮影した二つの放射線画像を光電的に読み
出してデジタル画像信号を得た後、各画像を形成する画
素間の減算処理を施して前記放射線画像中の特定の構造
物の画像を形成するための信号を得ることにより、当該
信号から前記特定構造物のみが表示された画像を再生す
る断層サブトラクション処理を行う際に用いられる放射
線画像記録装置に関する。
異なる条件で撮影した二つの放射線画像を光電的に読み
出してデジタル画像信号を得た後、各画像を形成する画
素間の減算処理を施して前記放射線画像中の特定の構造
物の画像を形成するための信号を得ることにより、当該
信号から前記特定構造物のみが表示された画像を再生す
る断層サブトラクション処理を行う際に用いられる放射
線画像記録装置に関する。
[発明の背景]
従来から、X線を透過させて被写体の所望の断層面のみ
のX線断層像を得る方法として断層撮影法が知られてい
る。この断層撮影法はX線源とX線フィルムとを被写体
を介して配置し、X線照射時にX線源とX線フィルムと
をX線被写体の所定の断層面を中心として直線定則(X
線源の焦点、断層面の一点およびX線フィルム上の一点
が直線をなすこと)と、等比定則(焦点と断層面間の距
離と、断層面とX線フィルム間の距離との比が一定であ
ること)を満足するように相対移動させることによりX
線フィルム上に所望の断層面のみを結像させ、その他の
断層面をぼかすものであり、この結果、X線被写体の所
望の断層面のみのX線画像が得られる。
のX線断層像を得る方法として断層撮影法が知られてい
る。この断層撮影法はX線源とX線フィルムとを被写体
を介して配置し、X線照射時にX線源とX線フィルムと
をX線被写体の所定の断層面を中心として直線定則(X
線源の焦点、断層面の一点およびX線フィルム上の一点
が直線をなすこと)と、等比定則(焦点と断層面間の距
離と、断層面とX線フィルム間の距離との比が一定であ
ること)を満足するように相対移動させることによりX
線フィルム上に所望の断層面のみを結像させ、その他の
断層面をぼかすものであり、この結果、X線被写体の所
望の断層面のみのX線画像が得られる。
なお、前記した断層撮影法においては、上記の直線定則
条件と等比定則条件とが成立すれば十分であり、この条
件が成立する範囲でX線源とX線フィルムの移動方式は
直線、円、楕円、渦状等、いずれの方式も使用し得る。
条件と等比定則条件とが成立すれば十分であり、この条
件が成立する範囲でX線源とX線フィルムの移動方式は
直線、円、楕円、渦状等、いずれの方式も使用し得る。
また、X線画像から被写体の特定構造物のみの画像を抽
出する方法として、例えば、エネルギサブトラクション
処理方法が知られている。
出する方法として、例えば、エネルギサブトラクション
処理方法が知られている。
このサブトラクション処理方法は同一の被写体に対して
相異なるエネルギレベルを有するX線を照射し、これに
よって特定の構造物が特有のX線エネルギ吸収特性を有
することから生じる画像を二つのX線画像間に存在させ
、この後、この二つのX線画像間で適当な重み付けをし
た上で引算(サブトラクション)処理を行い、特定の構
造物の画像のみを抽出する処理方法である。
相異なるエネルギレベルを有するX線を照射し、これに
よって特定の構造物が特有のX線エネルギ吸収特性を有
することから生じる画像を二つのX線画像間に存在させ
、この後、この二つのX線画像間で適当な重み付けをし
た上で引算(サブトラクション)処理を行い、特定の構
造物の画像のみを抽出する処理方法である。
ところで、上記した断層撮影法にエネルギサブトラクシ
ョン処理方法を組み合わせた断層エネルギサブトラクシ
ョン処理を行うことが考えられる。ここで、第1図を用
いてX線源とX線フィルムの移動方式として水平直線運
動方式を採用した技術の断層撮影装置によりエネルギサ
ブトラクション処理を行うための方法について説明する
。
ョン処理方法を組み合わせた断層エネルギサブトラクシ
ョン処理を行うことが考えられる。ここで、第1図を用
いてX線源とX線フィルムの移動方式として水平直線運
動方式を採用した技術の断層撮影装置によりエネルギサ
ブトラクション処理を行うための方法について説明する
。
図において、X線源2とX線フィルム4を収納したカセ
ツテ6とが被写体8を介して配置されている。撮影の際
には、X線源2およびカセツテ6を夫々矢印10.12
方向に移送しつつ、X線源2から所定のエネルギレベル
のX線14を被写体8に照射する。この場合、X線フィ
ルム4に結像される被写体8の断層面はX線源2から照
射された扇状のX線14がX線源2の移送に伴って形成
される交差部分16である。
ツテ6とが被写体8を介して配置されている。撮影の際
には、X線源2およびカセツテ6を夫々矢印10.12
方向に移送しつつ、X線源2から所定のエネルギレベル
のX線14を被写体8に照射する。この場合、X線フィ
ルム4に結像される被写体8の断層面はX線源2から照
射された扇状のX線14がX線源2の移送に伴って形成
される交差部分16である。
次に、カセツテ6を新たなX線フィルム4′の収納され
た新たなカセツテ6′に交換し、且つX線源2のエネル
ギレベルを変更して再びX線源2を矢印10方向に移動
すると共に、カセツテ6′を矢印12方向に移動させて
前記交差部分16にかかる画像を得る。そして、このよ
うに異なったエネルギレベルで撮影した二つの放射線画
像を光電的に読み出してデジタル画像信号を得た後、こ
れらのデジタル画像信号に各画像の対応する画素間にお
ける演算処理を施し、放射線画像中の特定の構造物の画
像を形成するための信号を得る。
た新たなカセツテ6′に交換し、且つX線源2のエネル
ギレベルを変更して再びX線源2を矢印10方向に移動
すると共に、カセツテ6′を矢印12方向に移動させて
前記交差部分16にかかる画像を得る。そして、このよ
うに異なったエネルギレベルで撮影した二つの放射線画
像を光電的に読み出してデジタル画像信号を得た後、こ
れらのデジタル画像信号に各画像の対応する画素間にお
ける演算処理を施し、放射線画像中の特定の構造物の画
像を形成するための信号を得る。
然しなから、従来の断層撮影装置を用いて断層エネルギ
サブトラクション処理を行おうとするとX線源2の異な
るエネルギレベル毎にカセツテを交換してX線撮影を実
施する方法であるために、フィルムの交換処理に手間が
かかり、結局、撮影間隔が長くなる不都合が存在する。
サブトラクション処理を行おうとするとX線源2の異な
るエネルギレベル毎にカセツテを交換してX線撮影を実
施する方法であるために、フィルムの交換処理に手間が
かかり、結局、撮影間隔が長くなる不都合が存在する。
この場合、撮影間隔が長くなると被写体が撮影時間内に
移動することととなり、最終的に得られる断層サブトラ
クション像のコントラストあるいは空間分解能等が低下
しく所謂、モーションアーチファクト)、これによって
、診断適性の優れた断層像を得ることが出来ないという
不都合が露呈している。
移動することととなり、最終的に得られる断層サブトラ
クション像のコントラストあるいは空間分解能等が低下
しく所謂、モーションアーチファクト)、これによって
、診断適性の優れた断層像を得ることが出来ないという
不都合が露呈している。
[発明の目的]
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、予め複数の位置に画像記録媒体の支持体を配置
しておくことにより、撮影の途中に画像記録媒体を交換
することなく、撮影時間が短縮化されることから、診断
適性の優れた断層サブトラクション像を得ることを可能
とする放射線画像記録装置を提供することを目的とする
。
あって、予め複数の位置に画像記録媒体の支持体を配置
しておくことにより、撮影の途中に画像記録媒体を交換
することなく、撮影時間が短縮化されることから、診断
適性の優れた断層サブトラクション像を得ることを可能
とする放射線画像記録装置を提供することを目的とする
。
[目的を達成するための手段]
前記の目的を達成するために、本発明は一以上の放射線
源と、当該放射線源から発せられた放射線が被写体を通
して入射してくる撮影位置に配設した二以上の画像記録
媒体の支持体と、前記放射線源と支持体とを被写体の所
定の断層面を中心として直線定則および等比定則条件を
満足させながら相対移動する移動手段とを具備し、前記
被写体の放射線透過像を記録するように構成することを
特徴とする。
源と、当該放射線源から発せられた放射線が被写体を通
して入射してくる撮影位置に配設した二以上の画像記録
媒体の支持体と、前記放射線源と支持体とを被写体の所
定の断層面を中心として直線定則および等比定則条件を
満足させながら相対移動する移動手段とを具備し、前記
被写体の放射線透過像を記録するように構成することを
特徴とする。
[実施態様]
次に、本発明に係る放射線画像記録装置について好適な
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
実施態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第2図において、参照符号30は本実施態様に係る放射
線画像記録装置を示す。当該記録装置30は、移動手段
を構成する図示しない駆動源によって矢印32の方向に
回転し、且つ鉛直方向に配置された駆動軸34を含む。
線画像記録装置を示す。当該記録装置30は、移動手段
を構成する図示しない駆動源によって矢印32の方向に
回転し、且つ鉛直方向に配置された駆動軸34を含む。
当該駆動軸34の一端部には第1のプーリ36が軸着し
、この第1プーリ36は第1のベルト38を介して第2
のプーリ40と連結されている。この場合、第2プーリ
40の軸線方向下方部にはコ字状のロッド44の縦面中
央部が一体的に固着されている。当該ロッド44の両端
部にはエネルギレベルの異なる放射線源である第1のX
線源46および第2のX線源48が取着されている。
、この第1プーリ36は第1のベルト38を介して第2
のプーリ40と連結されている。この場合、第2プーリ
40の軸線方向下方部にはコ字状のロッド44の縦面中
央部が一体的に固着されている。当該ロッド44の両端
部にはエネルギレベルの異なる放射線源である第1のX
線源46および第2のX線源48が取着されている。
一方、前記駆動軸34の他端側には第3のプーリ50が
軸着され、この第3プーリ50は第2のベルト52を介
して第4のプーリ56と連結されている。この場合、第
4プーリ56の軸線方向上方部にはコ字状のロフト60
が固着され、このロッド60の両端部には画像記録媒体
、例えば、蓄積性蛍光体シートSt 、Saを収納する
支持体としての・カセツテ62.64が配設されている
。なお、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、α線、β線、
T線、電子線および紫外線等)を照射するとこの放射線
エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射
することにより蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光
を生じる蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光体シートとは
、前記蓄積性蛍光体からなる層を有するシートをいう。
軸着され、この第3プーリ50は第2のベルト52を介
して第4のプーリ56と連結されている。この場合、第
4プーリ56の軸線方向上方部にはコ字状のロフト60
が固着され、このロッド60の両端部には画像記録媒体
、例えば、蓄積性蛍光体シートSt 、Saを収納する
支持体としての・カセツテ62.64が配設されている
。なお、蓄積性蛍光体とは放射線(X線、α線、β線、
T線、電子線および紫外線等)を照射するとこの放射線
エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光を照射
することにより蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光光
を生じる蛍光体をいい、また、蓄積性蛍光体シートとは
、前記蓄積性蛍光体からなる層を有するシートをいう。
放射線画像が記録された蓄積性蛍光体シートS+ 、S
aから画像を読み取る画像読取装置を第3図に示す。当
該読取装置100は光ビームLを走査するレーザ走査部
102と、前記光ビームLによって得られた画像情報を
光電変換する画像読取部104とから基本的に構成され
る。
aから画像を読み取る画像読取装置を第3図に示す。当
該読取装置100は光ビームLを走査するレーザ走査部
102と、前記光ビームLによって得られた画像情報を
光電変換する画像読取部104とから基本的に構成され
る。
ここで、前記レーザ走査部102はレーザ光である光ビ
ームLを出力するレーザ光源106と、前記光ビームL
を矢印108方向に往復偏向させるガルバノメータミラ
ー110と、当該ガルバノメータミラー110によって
偏向された光ビーム■、の蓄積性蛍光体シー1’s+
、Saを走査する速度を一定とするrθレンズ等の走査
レンズ112と、前記走査レンズ112を通過した光ビ
ームLを反射するミラー114とを含む。一方、前記画
像読取部104は光ビームLによって蓄積性蛍光体シー
)S、 、Saから発せられる輝尽発光光り、を集光す
る光ガイド116と、前記輝尽発光光L+を光電変換し
て電気信号に変換するフォトマルチプライヤ118およ
び当該フォトマルチプライヤl18から出力される電気
信号をA/D変換するA/D変換器120とから構成さ
れる。
ームLを出力するレーザ光源106と、前記光ビームL
を矢印108方向に往復偏向させるガルバノメータミラ
ー110と、当該ガルバノメータミラー110によって
偏向された光ビーム■、の蓄積性蛍光体シー1’s+
、Saを走査する速度を一定とするrθレンズ等の走査
レンズ112と、前記走査レンズ112を通過した光ビ
ームLを反射するミラー114とを含む。一方、前記画
像読取部104は光ビームLによって蓄積性蛍光体シー
)S、 、Saから発せられる輝尽発光光り、を集光す
る光ガイド116と、前記輝尽発光光L+を光電変換し
て電気信号に変換するフォトマルチプライヤ118およ
び当該フォトマルチプライヤl18から出力される電気
信号をA/D変換するA/D変換器120とから構成さ
れる。
なお、A/D変換器120によってデジタル画像信号と
された画1象情報はサブトラクション処理等を実施する
信号処理部122によって所定の信号処理が施された後
、CRT等の表示手段124を用いて画像として表示さ
れ、あるいは磁気テープ等の記録担体に記録されること
になる。
された画1象情報はサブトラクション処理等を実施する
信号処理部122によって所定の信号処理が施された後
、CRT等の表示手段124を用いて画像として表示さ
れ、あるいは磁気テープ等の記録担体に記録されること
になる。
本実施態様に係る放射線画像記録装置および画像読取装
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
置は基本的には以上のように構成されるものであり、次
にその作用並びに効果について説明する。
先ず、被検体である被写体Mを前記放射線画像記録装置
30を構成する診察台(図示せず)上に載置する(第2
図参照)。この場合、被写体Mの所定の断層面Rを中心
として第1X線源46と蓄積性蛍光体シートS、の収納
されたカセツテ62とを直線定則条件を満足するように
配置すると共に、第2のX線源48とカセツテ64に収
納された蓄積性蛍光体S2を同じく直線定則条件を満足
するように配置する。なお、第1X線源46と第2X線
源48の管電圧を調節してその放射エネルギレベルを異
なるものとしておく。例えば、第1X線源46の放射エ
ネルギレベルを第2X線m4Bの放射エネルギレベルに
比較して大きいものとしておく。
30を構成する診察台(図示せず)上に載置する(第2
図参照)。この場合、被写体Mの所定の断層面Rを中心
として第1X線源46と蓄積性蛍光体シートS、の収納
されたカセツテ62とを直線定則条件を満足するように
配置すると共に、第2のX線源48とカセツテ64に収
納された蓄積性蛍光体S2を同じく直線定則条件を満足
するように配置する。なお、第1X線源46と第2X線
源48の管電圧を調節してその放射エネルギレベルを異
なるものとしておく。例えば、第1X線源46の放射エ
ネルギレベルを第2X線m4Bの放射エネルギレベルに
比較して大きいものとしておく。
次いで、撮影に際しては図示しない駆動源によって駆動
軸34が矢印32方向に回転されると、第1プーリ36
、第1ベルト38、第2プーリ40が駆動されることに
よってこの第2プーリ40に軸着したロッド44が矢印
130方向に回転する。
軸34が矢印32方向に回転されると、第1プーリ36
、第1ベルト38、第2プーリ40が駆動されることに
よってこの第2プーリ40に軸着したロッド44が矢印
130方向に回転する。
方、前記駆動軸34の他端部に軸着した第3プーリ50
を介して第2ベルト52の作用下に第4プーリ56が回
転し、これによって第4プーリ56に軸着したロッド6
0が矢印132方向に回転する。この場合、第1X線源
46と断層面R間の距離A1に対する断層面Rと蓄積性
蛍光体シー)St間の距離A2との比および第2X線源
48と断層面R間の距離B、に対する断層面Rと蓄積性
蛍光体シー)32間の距離B2との比を一定に維持しつ
つ、すなわち、前記した直線定則条件と等比定則条件と
を同時に満足するように第1および第2X線源46.4
8並びに蓄積性蛍光体シートS、 、S、とを相対移動
することによってカセツテ62.64内に収納された蓄
積性蛍光体シートS1、S2に断層面Rに対する放射線
像が形成される。このように相対移動することによって
、従来技術に比較して短時間の間に被写体Mに対シテ透
過X線のエネルギレベルの異なるX線画像が蓄積性蛍光
体シートS3、S2に蓄積記録される。
を介して第2ベルト52の作用下に第4プーリ56が回
転し、これによって第4プーリ56に軸着したロッド6
0が矢印132方向に回転する。この場合、第1X線源
46と断層面R間の距離A1に対する断層面Rと蓄積性
蛍光体シー)St間の距離A2との比および第2X線源
48と断層面R間の距離B、に対する断層面Rと蓄積性
蛍光体シー)32間の距離B2との比を一定に維持しつ
つ、すなわち、前記した直線定則条件と等比定則条件と
を同時に満足するように第1および第2X線源46.4
8並びに蓄積性蛍光体シートS、 、S、とを相対移動
することによってカセツテ62.64内に収納された蓄
積性蛍光体シートS1、S2に断層面Rに対する放射線
像が形成される。このように相対移動することによって
、従来技術に比較して短時間の間に被写体Mに対シテ透
過X線のエネルギレベルの異なるX線画像が蓄積性蛍光
体シートS3、S2に蓄積記録される。
このようにして得られた2枚の蓄積性蛍光体シー)St
、S2の中、先ず、蓄積性蛍光体シートS、から第3
図に示す読取装置100によってX線画像を表すデジタ
ル画像信号が得られる。
、S2の中、先ず、蓄積性蛍光体シートS、から第3
図に示す読取装置100によってX線画像を表すデジタ
ル画像信号が得られる。
すなわち、蓄積性蛍光体、シー)Stを矢印B方向に副
走査移動させながらレーザ光源106からの光ビームL
をガルバノメータミラー110の揺動動作によって矢印
六方向に主走査させることにより蓄積性蛍光体シー)S
tから輝尽発光光L1を発散させる。このように発散さ
せられた輝尽発光光L+ は透明なアクリル板を成形し
て作製された光ガイド116の一端面から内部に入射し
、その中を全反射を繰り返しながらフォトマルチプライ
ヤ118に至り、輝尽発光光り、に対応する発光量が光
電変換され、画像信号としてA/D変換器120に導入
される。そして、A/D変換器120によってデジタル
画像信号に変換され、このデジタル画像信号が信号処理
部122に記憶される。同様にして、他の1枚の蓄積性
蛍光体シー)S2の記録画像が読み出され、そのデジタ
ル画像信号も信号処理部122に記憶される。
走査移動させながらレーザ光源106からの光ビームL
をガルバノメータミラー110の揺動動作によって矢印
六方向に主走査させることにより蓄積性蛍光体シー)S
tから輝尽発光光L1を発散させる。このように発散さ
せられた輝尽発光光L+ は透明なアクリル板を成形し
て作製された光ガイド116の一端面から内部に入射し
、その中を全反射を繰り返しながらフォトマルチプライ
ヤ118に至り、輝尽発光光り、に対応する発光量が光
電変換され、画像信号としてA/D変換器120に導入
される。そして、A/D変換器120によってデジタル
画像信号に変換され、このデジタル画像信号が信号処理
部122に記憶される。同様にして、他の1枚の蓄積性
蛍光体シー)S2の記録画像が読み出され、そのデジタ
ル画像信号も信号処理部122に記憶される。
次に、信号処理部122はこれら二つのデジタル画像信
号の差を、対応する画素毎に演算処理し、前記したサブ
トラクション処理を行う。この場合、所定の特定構造物
の画像を得るためには得られたデジタル画像信号の一方
、あるいは両方に適当な重み係数を乗じてからサブトラ
クション処理を行うことにより所定の特定構造物を消去
し、所望の特定構造物からなる断層面Rに対応するデジ
タル信号を得ることが出来る。
号の差を、対応する画素毎に演算処理し、前記したサブ
トラクション処理を行う。この場合、所定の特定構造物
の画像を得るためには得られたデジタル画像信号の一方
、あるいは両方に適当な重み係数を乗じてからサブトラ
クション処理を行うことにより所定の特定構造物を消去
し、所望の特定構造物からなる断層面Rに対応するデジ
タル信号を得ることが出来る。
サブトラクション処理が行われることによって得られた
デジタル信号は表示手段124に再生され診断に供され
る。
デジタル信号は表示手段124に再生され診断に供され
る。
この場合、本実施態様によれば、エネルギレベルの異な
る2個のX線源46.48と、それに対応する2個のカ
セツテ62.64を直線定則条件および等比定則条件を
満足するように相対移動しているので、エネルギサブト
ラクション用の原画像を極めて短時間に得ることが出来
、従って、撮影中に被写体Mの動きが少なくなることか
らモーションアーチファクトが生じることがな(診断適
性の優れた断層画像を得ることが出来る。
る2個のX線源46.48と、それに対応する2個のカ
セツテ62.64を直線定則条件および等比定則条件を
満足するように相対移動しているので、エネルギサブト
ラクション用の原画像を極めて短時間に得ることが出来
、従って、撮影中に被写体Mの動きが少なくなることか
らモーションアーチファクトが生じることがな(診断適
性の優れた断層画像を得ることが出来る。
なお、以上の実施態様においては、エネルギレベルの異
なる二つのX線源46.48を使用したがこれに限らず
、例えば、エネルギレベルの同一のX線源46.46′
を用い、第4図に示すように、一方のX線源46′と被
写体Mとの間にX線フィルタ140、例えば、L字状の
係止部材142a、142bによりロッド44と固着し
た銅からなるフィルタ板を挿入してX線のエネルギレベ
ルを低下させて被写体Mに照射するように構成してもよ
いことは勿論である。
なる二つのX線源46.48を使用したがこれに限らず
、例えば、エネルギレベルの同一のX線源46.46′
を用い、第4図に示すように、一方のX線源46′と被
写体Mとの間にX線フィルタ140、例えば、L字状の
係止部材142a、142bによりロッド44と固着し
た銅からなるフィルタ板を挿入してX線のエネルギレベ
ルを低下させて被写体Mに照射するように構成してもよ
いことは勿論である。
さらに、他の実施態様として、X線源を1個のみとしプ
ーリ36とプーリ50を共通の駆動軸によらず別々に駆
動出来るようにしく駆動源は図示せず)、(第5図参照
)、このX線源46と蓄積性蛍光体シー)St とが相
対移動して、先ず、高エネルギレベルで被写体Mを照射
して蓄積性蛍光体シートS1 に画像を記録し、次に、
X線源46のみを180°回転した後に、X線源のエネ
ルギレベル自体を下げるか当該X線R46と被写体Mと
の間に前記した銅からなるX線フィルタ(図示せず)を
挿入することにより低エネルギレベルで被写体Mを照射
しX線源46と蓄積性蛍光体シートS2 とを相対移動
して蓄積性蛍光体シートS2に画像を記録するように構
成することも出来る。
ーリ36とプーリ50を共通の駆動軸によらず別々に駆
動出来るようにしく駆動源は図示せず)、(第5図参照
)、このX線源46と蓄積性蛍光体シー)St とが相
対移動して、先ず、高エネルギレベルで被写体Mを照射
して蓄積性蛍光体シートS1 に画像を記録し、次に、
X線源46のみを180°回転した後に、X線源のエネ
ルギレベル自体を下げるか当該X線R46と被写体Mと
の間に前記した銅からなるX線フィルタ(図示せず)を
挿入することにより低エネルギレベルで被写体Mを照射
しX線源46と蓄積性蛍光体シートS2 とを相対移動
して蓄積性蛍光体シートS2に画像を記録するように構
成することも出来る。
さらにまた、他の実施態様として、第5図と同様な構成
において、X線源46のエネルギレベルを、先ず、高エ
ネルギレベルとして蓄積性蛍光体シー)StにX線画像
を蓄積記録し、次に、Xm146のエネルギレベルを低
レベルとして蓄積性蛍光体シートS、にX線画像を蓄積
記録するような構成にしてもよいことは謂うまでもない
。
において、X線源46のエネルギレベルを、先ず、高エ
ネルギレベルとして蓄積性蛍光体シー)StにX線画像
を蓄積記録し、次に、Xm146のエネルギレベルを低
レベルとして蓄積性蛍光体シートS、にX線画像を蓄積
記録するような構成にしてもよいことは謂うまでもない
。
また、上記の実施態様においては、2枚の蓄慎性蛍光体
シー)S、 、S、を撮影するように構成しているが、
例えば、異なるエネルギレベルのX線源と蓄積性蛍光体
シートとを三組用意して3枚のシートに撮影を行うよう
に構成してもよい。
シー)S、 、S、を撮影するように構成しているが、
例えば、異なるエネルギレベルのX線源と蓄積性蛍光体
シートとを三組用意して3枚のシートに撮影を行うよう
に構成してもよい。
[発明の効果コ
以上のように、本発明によれば、異なるエネルギレベル
に対応する画像を記録する画像記録媒体を予め2個用意
し、これらをX線源と被写体の所定の断層面を中心とし
て直線定則条件と等比定則条件とを満足するように相対
移動させている。このため、異なるX線のエネルギレベ
ルで撮影する際に画像記録媒体を交換する必要がなくな
り、全体としての撮影時間を極めて短くすることが出来
る。これによって、撮影中に被写体の動きが少なく、従
って、被撮影対象についてコントラストおよび空間分解
能の向上したモーションアーチファクトのない断層サブ
トラクション像を得ることが出来、診断適性の優れた画
像が得られるという効果が生ずる。
に対応する画像を記録する画像記録媒体を予め2個用意
し、これらをX線源と被写体の所定の断層面を中心とし
て直線定則条件と等比定則条件とを満足するように相対
移動させている。このため、異なるX線のエネルギレベ
ルで撮影する際に画像記録媒体を交換する必要がなくな
り、全体としての撮影時間を極めて短くすることが出来
る。これによって、撮影中に被写体の動きが少なく、従
って、被撮影対象についてコントラストおよび空間分解
能の向上したモーションアーチファクトのない断層サブ
トラクション像を得ることが出来、診断適性の優れた画
像が得られるという効果が生ずる。
また、X線源として異なるエネルギレベルを有するX線
源を同時に使用することにより、さらに撮影時間を短縮
化してエネルギサブトラクション処理用の断層像を得る
ことが出来る。
源を同時に使用することにより、さらに撮影時間を短縮
化してエネルギサブトラクション処理用の断層像を得る
ことが出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並び
に設計の変更が可能なことは勿論である。
第1図は従来技術に係る断層撮影装置を用いて実施され
るエネルギサブトラクションの動作を説明する図、 第2図は本実施態様に係る放射線画像記録装置を表す概
略構成図、 第3図は本実施態様に係る画像読取装置の概略構成図、 第4図および第5図は本発明に係る放射線画像記録装置
の他の実施態様の概略構成図である。 30・・・放射線画像記録装置 34・・・駆動軸36
・・・7’−リ38・・・ベルト 40・・・プーリ 44・・・ロッド50
・・・プーリ 56・・・プーリ 62.64・・・カセツテ 102・・・レーザ走査部 46.48・・・X線源 52・・・ベルト 60・・・υラド 100・・・読取装置 104・・・画像読取部 S、 、S、・・・蓄積性蛍光体シートFIG、2
るエネルギサブトラクションの動作を説明する図、 第2図は本実施態様に係る放射線画像記録装置を表す概
略構成図、 第3図は本実施態様に係る画像読取装置の概略構成図、 第4図および第5図は本発明に係る放射線画像記録装置
の他の実施態様の概略構成図である。 30・・・放射線画像記録装置 34・・・駆動軸36
・・・7’−リ38・・・ベルト 40・・・プーリ 44・・・ロッド50
・・・プーリ 56・・・プーリ 62.64・・・カセツテ 102・・・レーザ走査部 46.48・・・X線源 52・・・ベルト 60・・・υラド 100・・・読取装置 104・・・画像読取部 S、 、S、・・・蓄積性蛍光体シートFIG、2
Claims (1)
- (1)一以上の放射線源と、当該放射線源から発せられ
た放射線が被写体を通して入射してくる撮影位置に配設
した二以上の画像記録媒体の支持体と、前記放射線源と
支持体とを被写体の所定の断層面を中心として直線定則
および等比定則条件を満足させながら相対移動する移動
手段とを具備し、前記被写体の放射線透過像を記録する
ように構成することを特徴とする放射線画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101065A JPH02279141A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 放射線画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1101065A JPH02279141A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 放射線画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02279141A true JPH02279141A (ja) | 1990-11-15 |
Family
ID=14290706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1101065A Pending JPH02279141A (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 放射線画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02279141A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006187453A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ct装置 |
US7110807B2 (en) | 1998-03-05 | 2006-09-19 | Wake Forest University Health Sciences | Method and system for creating three-dimensional images using tomosynthetic computed tomography |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP1101065A patent/JPH02279141A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7110807B2 (en) | 1998-03-05 | 2006-09-19 | Wake Forest University Health Sciences | Method and system for creating three-dimensional images using tomosynthetic computed tomography |
JP2006187453A (ja) * | 2005-01-06 | 2006-07-20 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線ct装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0526138B2 (ja) | ||
JPS58163340A (ja) | 放射線画像のサブトラクシヨン処理方法 | |
JP2627097B2 (ja) | エネルギーサブトラクション画像生成方法および装置 | |
GB2096440A (en) | Radiography apparatus including a photographic film memory | |
JPH0824673B2 (ja) | 放射線画像情報記録装置 | |
JPH0823664B2 (ja) | 放射線画像読取装置 | |
JPH07159910A (ja) | 放射線画像の重ね合わせ処理方法および装置 | |
JPH02279141A (ja) | 放射線画像記録装置 | |
JPH02280099A (ja) | エネルギーサブトラクション方法 | |
JP2689176B2 (ja) | 断層撮影画像処理装置 | |
JPH0786921B2 (ja) | 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置 | |
JP2707369B2 (ja) | 画像表示方法 | |
US4992664A (en) | Radiation image read-out, processing and reproducing methods | |
JP2952428B2 (ja) | 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置 | |
JP3432917B2 (ja) | 画像重ね合せ方法およびエネルギーサブトラクション方法 | |
JP2961471B2 (ja) | 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法およびその方法に用いられる蓄積性蛍光体シート | |
US7366358B2 (en) | Method of and system for generating image signal | |
JP2707346B2 (ja) | 放射線画像情報読取装置 | |
JPS5910840A (ja) | 診断用画像の再生方法、装置および出力シ−ト | |
JPH02273873A (ja) | 放射線画像のエネルギーサブトラクション方法および装置 | |
JP3454319B2 (ja) | 画像重ね合せ方法およびエネルギーサブトラクション方法 | |
JP3137192B2 (ja) | エネルギーサブトラクション画像表示装置 | |
JPH0466429B2 (ja) | ||
JPH0533379B2 (ja) | ||
JPH05260382A (ja) | エネルギーサブトラクション用放射線画像撮影装置 |