JPH02276916A - 薬液定量注入装置 - Google Patents

薬液定量注入装置

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JPH02276916A
JPH02276916A JP9744689A JP9744689A JPH02276916A JP H02276916 A JPH02276916 A JP H02276916A JP 9744689 A JP9744689 A JP 9744689A JP 9744689 A JP9744689 A JP 9744689A JP H02276916 A JPH02276916 A JP H02276916A
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JP
Japan
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chemical liquid
tank
chemicals
chemical
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP9744689A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kimura
健 木村
Fujio Numajiri
沼尻 不二雄
Noboru Kagami
登 加々美
Hayashi Yamatani
山谷 林
Hiroshi Kakizaki
柿崎 宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AKUASU KK
Original Assignee
AKUASU KK
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Publication date
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  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明はたとえば循環水系などの用水系に薬液を定量的
に注入するための薬液定量注入装置に関し、特に既存設
備に対しても簡単に付加することができる簡易な定量注
入装置に関する。
〔従来の技術] 従来、冷却水や冷温水などを循環して使用する場合、系
内にスライム防止剤やスケール防止剤あるいは防食剤等
の薬剤を添加することが行われている。かかる薬剤は、
系内を流れる水量に応じて定量的に添加することが望ま
しく、特殊な定量ポンプ装置を用いて液状の薬剤を水系
に注入する方法を採用することが一般的であった。
しかしながら、かかる定量ポンプ装置は高価であるうえ
に構造も複雑であり、保守管理には特別な知識や技術が
要求されるという問題があった。
従って、小型の冷却塔などを備えた比較的小規模の循環
水系などにおいては、設置費用が高くて保守管理の煩雑
な定量ポンプ装置は用いにくく、管理者が人手によって
薬剤を計量し、投入するなどの方法が取られていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のような事情の下においても、人手にたよる保守管
理を一層効率化することが求められており、特に水処理
装置を設けていなかった循環水系に対しても簡単に取り
付けることができる簡易な薬液定量注入装置が望まれて
いた。ところが、設置費用を抑制するために定量ポンプ
装置の代わりに通常の小型ポンプ装置を用いようとする
と、電圧の変動や負荷の変動などの為に定量性が著しく
劣るという問題があった。
そこで本発明は、どのような用水系にも簡単に取り付け
ることができ、しかも保守管理の容易な簡易型の薬液定
量注入装置を提供することを目的としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
かかる本発明の目的は、薬液槽と、該薬液槽より高い位
置に配置された薬液計量槽と、該薬液槽から該薬液計量
槽へ薬液を給送する薬液移送手段と、該薬液計量槽から
薬液を排出するサイホン管と、該サイホン管の最高位置
より高い位置で該薬液計量槽に連絡して該薬液計量槽内
の薬液を該薬液槽へ溢流させることができかつ該薬液移
送手段の容量よりも大きい容量を有する戻り流路と、該
薬液移送手段を間欠的に作動させる制御手段とを備えて
なる薬液定量注入装置によって達成することができる。
本発明における薬液移送手段はたとえばポンプ手段を含
み、かかるポンプ手段は遠心式ポンプやダイヤフラム式
ポンプであってよい。またこうしたポンプは小型で小容
量のものでよく、駆動用動力源として電池を用いる安価
な小型モータを利用すれば配線コストを省くこともでき
る。
本発明におけるサイホン管は、薬液計量槽内の薬液を排
出するのに充分な時間が掛かるような細いものであるこ
とが望ましく、たとえば薬液移送用ポンプの運転時間の
少なくとも2倍更には3倍以上の排出時間を要するもの
であることが好ましい。
本発明における戻り流路は、ポンプ手段により移送され
る薬液の全流量を支障な(薬液槽へ戻すことができる容
量を存するものであればよく、管状や樋状なとであって
も構わない。
また本発明の薬液定量注入装置は、たとえば1日に1〜
2回というように長時間の間隔をおいてたとえば数秒間
運転するというように使用するので、制御手段を手動ス
イッチやタイマー装置の少なくとも一方を備えたものと
することによって極めて容易に運転でき、自動的に所定
量の薬液を注入することができるものである。
〔作 用〕
本発明の薬液定量注入装置は、たとえば循環水系などに
付加して設けられたとき、制御手段からの信号により薬
液移送手段が始動し薬液を薬液槽から薬液計量槽へ所定
時間移送して停止するが、薬液計量槽に送入された薬液
のレベルがサイホン管の作動位置に達すると同時に薬液
計量槽内の薬液がサイホン管を通じて循環水系へ注入さ
れはじめる。しかし薬液計量槽へ送入された過剰の薬液
は戻り流路を通じて薬液槽に戻るから、薬液計量槽内の
薬液量は薬液移送手段の作動中は殆ど一定に維持され、
薬液計量槽内の薬液がサイホン管を通じて流出するに要
する時間に比べて薬液移送手段の作動時間がみじかけれ
ば、薬液計量槽への薬液送入量が大幅に変化しても′#
環水系に注入される薬液量はほとんど変わらない。
〔実施例〕
本発明の薬液定量注入装置は第1図に示すように構成さ
れている。
図において、1は薬液槽であり、ポンプ6と移送管7と
によって薬液槽1より高い位置に設けられた薬液計量槽
2へ薬液3を給送できるようになっている。薬液計量槽
2には過剰の薬液を薬液槽lへ溢流させることができる
戻り流路4が付設してあり、またサイホン管5が戻り流
路4の連絡位置よりも低い高さにその最高位置がくるよ
うに設けである。
一方、10は循環水系内に設けられた冷却塔であり、そ
の下の受水槽If内の水はポンプ12によって循環し、
冷却塔10の上部に戻って受水槽11内に落下するよう
になっている。
かかる循環水にたいして薬液を注入するにあたっては、
サイホン管5を通じて受水槽11へ薬剤が注入される頻
度がたとえば12時間毎に1回であるならば、ポンプ6
をタイマーを設けた制御手段8によって12時間毎にた
とえば5秒程度の所定時間作動させ、この間だけ薬液3
を薬液槽1から薬液計量槽2に給送する。ポンプ6は、
たとえば電池などを電源とするマイクロモータなどで駆
動されて、短い所定作動時間内に薬液計量槽2の容量以
上の薬液を移送できる容量を有するものであるから、過
剰の薬液が溢流して薬液槽1へ戻り始めると殆ど同時に
サイホン管5を通じて薬液計量44!2内の薬液が受水
槽Ifへ排出され始める。
従って、薬液がサイホン管5を通じて少しずつ排出され
ている間に更に多量の薬液が薬液計量槽2に移送されて
も、その大部分は戻り流路4を経て薬液槽lへ戻るから
、サイホン管5を通じて排出される薬液の量の増加は僅
かである。また、若し電池の電圧が下がってポンプ6の
回転数が低下するなどのために薬液計量槽2への薬液移
送量が減少しても、受水槽11への薬液注入量は殆ど変
化しない。
本発明の薬液定量注入装置の具体例を第2図に示すが、
その各部に付けられた記号は第1図におけるものと同様
である。
この具体例においては、ポンプ6として、6ポルトの乾
電池を電源9とするマイクロモータで駆動する小型の遠
心式のポンプを用いているが、その容量は6ボルト駆動
のとき毎分約32である。
また、薬液計量槽2の容量は30m1、すなわち薬液計
量槽2内の薬液の量が約29m1を越えたときにサイホ
ン管5が働くようになっており、また30 m1以上の
薬液は溢れ出して戻り流路4を経て薬液槽1へ戻るよう
になっている。従って30m1の薬液を移送するために
は、ポンプ6の運転はごく短時間で充分であり、起動時
には直ちに流量が増大するものでないことを考慮しても
2秒程度の運転でよく、電池の電圧が低下した場合でも
3秒間の運転で充分であった。
この例におけるサイホン管5は、径が約3 mmと細く
形成されたもので30戚の薬液を排出するのに約12秒
を必要とするものであった。
このような薬液定量注入装置の具体例について、ポンプ
の運転時間を3.5および7秒としたときに電源電圧を
変化させ、薬液注入量がどのように変わるかを調べた。
その結果を第3図に示すが、ポンプの薬液移送量が大幅
に変わってもサイホン管を通しての薬液注入量は極めて
安定していることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の薬液定量注入装置は、高価な定量注入ポンプを
用いることなく、安価で単純な構造の小型ポンプを用い
て定量的に薬剤を注入することを可能にしたもので、簡
易な構成としたうえ保守管理も殆ど不要に近(、経済的
である。更に電池作動とすれば電源配線も不要となるほ
か、特別な設置工事を必要とせずに任意の場所に簡単に
設置できるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の薬液定量注入装置の構成の説明図であ
り、 第2図は本発明の薬液定量注入装置の具体例の構造図で
ある。 第3図は前記具体例の運転特性を示すグラフである。 1・・・薬液槽、2・・・薬液計量槽、3・・・薬液、
4・・・戻り流路、5・・・サイホン管、6・・・ポン
プ、7・・・移送管、8・・・制御手段、9・・・電源
、10・・・冷却塔、11・・・受水槽、12・・・ポ
ンプ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)薬液槽と、該薬液槽より高い位置に配置された薬
    液計量槽と、該薬液槽から該薬液計量槽へ薬液を給送す
    る薬液移送手段と、該薬液計量槽から薬液を排出するサ
    イホン管と、該サイホン管の最高位置より高い位置で該
    薬液計量槽に連絡して該薬液計量槽内の薬液を該薬液槽
    へ溢流させることができかつ該薬液移送手段の容量より
    も大きい容量を有する戻り流路と、該薬液移送手段を間
    欠的に作動させる制御手段とを備えてなる薬液定量注入
    装置。
  2. (2)薬液移送手段が電池作動のポンプ手段と薬液移送
    管とから構成されている請求項(1)記載の薬液定量注
    入装置。
  3. (3)ポンプ手段が遠心式ポンプまたはダイヤフラム式
    ポンプから選ばれたものである請求項(2)記載の薬液
    定量注入装置。
  4. (4)制御手段が手動スイッチまたはタイマー装置の少
    なくともいずれか一方を備えたものである請求項(1)
    ないし(3)記載の薬液定量注入装置。
JP9744689A 1989-04-19 1989-04-19 薬液定量注入装置 Pending JPH02276916A (ja)

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JP9744689A JPH02276916A (ja) 1989-04-19 1989-04-19 薬液定量注入装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536253B1 (ja) * 1970-04-18 1978-03-06
JPS5846118B2 (ja) * 1978-05-12 1983-10-14 ウエスタ−ン/エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド ノ−ド状スイツチング・システム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536253B1 (ja) * 1970-04-18 1978-03-06
JPS5846118B2 (ja) * 1978-05-12 1983-10-14 ウエスタ−ン/エレクトリツク カムパニ− インコ−ポレ−テツド ノ−ド状スイツチング・システム

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