JPH02276466A - 昇圧回路 - Google Patents

昇圧回路

Info

Publication number
JPH02276466A
JPH02276466A JP1323342A JP32334289A JPH02276466A JP H02276466 A JPH02276466 A JP H02276466A JP 1323342 A JP1323342 A JP 1323342A JP 32334289 A JP32334289 A JP 32334289A JP H02276466 A JPH02276466 A JP H02276466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
node
voltage
output
transistor
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1323342A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirozumi Omae
御前 博澄
Yasuyuki Okada
康幸 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1323342A priority Critical patent/JPH02276466A/ja
Publication of JPH02276466A publication Critical patent/JPH02276466A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dram (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体メモリデバイスの高圧パルス発生回路等
に用いる昇圧回路に関するものである。
従来の技術 MNO8型トランジスタを用いたE E P ROM等
においては、各MNO3型トランジスタへデータの書込
みおよび消去を行うために、ゲート電極に15V程度の
高電圧を印加する必要がある。通常、半導体集積回路デ
バイスには、動作電源として5v程度の電源が用いられ
る。このため、集積回路化されたEEPROMの中に高
電圧パルス発生回路を組込み、この高電圧パルス発生回
路により5V程度の入力電源電圧を15〜20Vの高電
圧に昇圧している。
この高電圧パルス発生回路は、たとえば特願昭62−1
22931号あるいは米国特許第4.839,787号
に示されたような、ダイオード素子とキャパシタからな
るポンプを多段接続した昇圧用のチャージポンプと、こ
のチャージポンプから供給される高電圧を、EEPRO
Mの各MNO8型トランジスタのゲート電極に印加する
ための昇圧回路等で構成される。
第3図は、EEPROMの各MNO8型トランジスタの
ゲート電極に高電圧を印加するために用いられる従来の
昇圧回路の1段分(単位回路)を示している。
第3図において、第1の電源入力端子4には、たとえば
5v程度の第1の電源電圧が印加される。第2の電源入
力端子5には、たとえば前述の特願昭62−12293
1号あるいは米国特許第4.839,787号に示され
たようなチャージポンプで昇圧された15V程度の第2
の電源電圧Vpが印加される。第1の電源電圧は、ダイ
オード接続された第1のMOS型トランジスタ(以下、
第1のトランジスタと呼ぶ)1を介してノードAに供給
される。第2の電源電圧VPは、ノードCおよび第3の
MOS型トランジスタ(以下、第3のトランジスタと呼
ぶ)3を介して第1の電源電圧の入力ノードであるノー
ドAに供給される。一方、ノードAには、数MHz前後
の高い周波数をもち、かつ第1の電源電圧とほぼ等しい
振幅Voo(この場合5V)をもつクロックパルスが、
クロックパルス源6から結合容量としての第1のキャパ
シタ7を介して供給される。ノードAの電圧は、ダイオ
ード接続された第2のMOS型トランジスタ2を介して
出力ノードであるノードBに供給される。ノードBと基
準電位点との間には負荷容量としての第2のキャパシタ
8が接続されており、この第2のキャパシタ8の両端の
電圧が、昇圧後の出力電圧として出力端子9から取り出
される。なお、第3のトランジスタ3のゲート電極はノ
ードBに接続されている。
次に第3図の昇圧回路の動作を説明する。
まず、MOS型トランジスタの基本的な動作原理として
、次のことが知られている。いま、MOS型トランジス
タのゲート、ドレイン、ソース電極の各電圧をそれぞれ
VG+ v、、、vsとすると、Vo≧VGのとき Vs−Vo−(VT+△VT)     −−(1)但
し、vTはMOS型トランジスタの閾値電圧Δv丁はバ
ックバイアス効果 となる。
ここではvT+△vTを2vと仮定して説明する。
第1の電源入力端子4に印加された第1の電源電圧(5
v)が第1のトランジスタ1を介してノードAに供給さ
れるため、ノードAの電位V^は、(1)式から VA=V(]   (Vt+△vT) =5V−2V =3V                 ・・・・・
・(2)となる。ところが、ノードAにはクロックパル
ス源6から振幅Voo(5V)のクロックパルスが印加
されるため、クロックパルスが立上がった瞬間に、ノー
ドAの電位V^は約8Vまで高まる。この8Vの電位V
Aが第2のトランジスタ2を介してノードBに供給され
るため、ノードBの電位vBは、同じ<(1)式から、 VB=Va’  (Vt+△Vr) =8V−2V =6V             ・・・・・・(3)
となる。
クロックパルスが立上がった瞬間、第3のトランジスタ
3はオフであるが、上述のようにクロックパルスの立上
りとともに第2のトランジスタ2がオンし、かつクロッ
クパルスの立下りに伴って第2のトランジスタ2がオフ
すると、第2のキャパシタ8に蓄えられた電荷によって
ノードBの電位vBが6v程度まで高くなっているため
、第3のトランジスタ3がオンする。その結果、第2の
電源入力端子5に印加された第2の電源電圧Vp(1b
v)が、第3のトランジスタ3を介してノードAに供給
される。このとき、ノードAの電位V^は、(1)式か
ら、 VA=VG  (vt+△Vr> =6V−2V =4V             ・・・・・・(4)
となる。
(1)式と(4)式を比較すれば明らかなように、ノー
ドAの電位vAは、クロックパルスの立上り前には3v
であったのに、クロックパルスが一旦立上、った後に立
下ると、4Vに昇圧される。その間にノードBの電位V
aは6vまで昇圧され、この電圧が出力電圧として出力
端子9から取り出される。
このように、第3図の昇圧回路においては、クロックパ
ルスに同期して第2.第3のトランジスタ2,3が交互
にスイッチング動作を繰り返すことにより、ノードAの
電位V^が順次ステップ状に昇圧され、それに応じてノ
ードBの電位VBも順次ステップ状に昇圧される。その
結果、出力端子9からもステップ状に昇圧された出力電
圧が取り出される。出力端子9からの出力電圧は、最終
的には第2の電源電圧Vp(15V)と同等の電位迄昇
圧され、この電圧が、EEPROMを構成する各MNO
8型トランジスタのゲート電極に印加される。
なお、以上の説明からも明らかなように、第3図におい
て、第1.第2.第3のトランジスタ1.2.3と第2
のキャパシタ8とでチャージポンプを構成しており、第
1のキャパシタ7を介して加えられるクロックパルスに
同期してノードB(出力ノード)の電位を第1の電源電
圧(5v)から第2の電源電圧Vp(15V)へ順次ス
テップ状に昇圧する。
発明が解決しようとする課題 ところで、第3図の第2の電源入力端子5に、十分大き
な電流シンク能力をもつ電源が接続された場合には、ノ
ードCの電位Vcはほぼ第2の電源電圧Vpの値に固定
される。ところが、第2の電源入力端子5に、特願昭6
2−122931号あるいは米国特許第4.839,7
87号に示されたようなチャージポンプを接続した場合
には次のような問題が起こる。
上述のチャージポンプの各段を構成するキャパシタは、
通常、数pF程度であり、数マイクロアンペアの電流し
か流せないため、電流シンク能力が小さい。またEEF
ROMのビット数が多くなるとリーク電流も増え、これ
も電流シンク能力の低下要因となる。第2の電源入力端
子5にこのような電流シンク能力の小さい電源が接続さ
れると、ノードCの電位Vcが、第1のキャパシタ7を
介して供給されるクロックパルスによって振られてしま
う。
ここで、クロックパルス源6のパルス振幅をVOO,ノ
ードCの電位Vcの変動振幅を△V、第1のキャパシタ
7の容量をCI、ノードCの浮遊容量をCsとすると、
第3図の等価回路は第4図のようになる。第4図におい
て、第1のキャパシタ7で生じる電荷Qがすべてノード
Cに転送されるとすると、 Q=C1(VDD−△v)=C5・△v・・・・・・(
5) となる。(5)式から、 となる。
前述のように、第3図に示す昇圧回路においては、ノー
ドCの電位Vcの振幅のピーク値が、第2、第3のトラ
ンジスタ2,3のスイッチング作用によって第2のキャ
パシタ8にホールドされ、ノードB(出力ノード)の電
位となる。そしてこのノードBの電位が出力電圧として
出力端子9から取り出される。この過程で、ノードCの
電位Vcにクロックパルスのパルス振幅波形が重畳され
、△Vの電位変動が起こる。このため、出力端子9から
取り出される出力電圧は、本来第2の電源電圧Vpによ
って決まる一定の電圧でなければならないのに、実際に
得られる出力電圧は、第2の電源電圧Vpより△V高い
(Vp+ΔV)によって決まる電圧になってしまう。
この問題は、第3図に示す昇圧回路を第5図のように複
数個接続した場合、更に次のような問題を引き起こす。
第5図において、昇圧ブロック1〜nは、それぞれ第3
図に示した昇圧回路に相当する。ここで、ノードCの電
位Vcの変動の振幅を△vn(△Vnはn個の昇圧ブロ
ックを接続したときの変動振幅を表わす)、各昇圧ブロ
ックの第1のキャパシタ71〜7nの容量値をCII 
m CI2 + ・・”・・+ CIn lノードCの
浮遊容量をCs11(Csoは0段接続したときの浮遊
容量)とすると、(5)式より、M石CIM(VDD−
ΔVn)=Csn・△v1m・・・・・・(7) となる。(7)式から となる。
(8)式から、CIMが太き(なれば左辺の値は小さく
なり、したがって右辺の値も小さ(なる。いいかえれば
、ΔvnがvDDに近づく。つまり、ノードCの電位v
cの変動振幅△vnがクロックパルスの振幅vDDに近
い値になる。
このように、第3図に示す昇圧ブロックを第5図のよう
に複数個接続すると、共通のクロックパルス源6に接続
される第1のキャパシタ71〜7oの数が増加し、それ
によってノードCの変動振幅△voも大きくなり、その
結果、各昇圧ブロック1〜nの出力端子91〜9□から
取り出される出力電圧がvp+・△v1に変動してしま
う。前述のようにΔvnは昇圧ブロックの段数によって
決まる値であるから、昇圧ブロックが1段のときくすな
わち第3図の構成)では出力端子9から取り出される出
力電圧が第6図(a)に示すようにVp+△V1で決ま
る電圧となり、昇圧ブロックが2段のときは、2段の昇
圧ブロックの出力電圧が共に第6図(b)に示すように
V、十△V2で決まる電圧となり、昇圧ブロックがn段
のときは、全段の昇圧ブロックの出力電圧がすべて第6
図(C)に示すようにvp+△vnで決まる電圧となる
。そして、前述の通り△vnの最大値は、クロックパル
スの振幅VOOに近い値になる。
第5図のような昇圧回路を実際にEEFROMの高圧パ
ルス発生回路として用いる場合には、ビット数に応じて
段数の異なる複数の昇圧回路を組込む必要がある。とこ
ろが、前述の通り複数の昇圧回路の出力電圧が、昇圧ブ
ロックの段数に応じて変動してしまうため、図示しない
チャージポンプから供給される第2の電源電圧vpを、
正しく各MNO3型トランジスタのゲート電極に伝える
ことができないという問題がある。
本発明の第1の目的は、クロックパルスによる電圧変動
の影響を除去することのできる昇圧回路を提供すること
にある。
本発明の第2の目的は、そのような昇圧ブロックを複数
個接続し、共通のクロックパルス源から複数の昇圧ブロ
ックにそれぞれキャパシタを介してクロックパルスを加
えても、各昇圧ブロックの出力電圧にクロックパスルに
よる電圧変動が現われないようにした昇圧回路を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本発明の昇圧回路は、要約すると、キャパシタを介して
加えられるクロックパルスに同期して出力ノードの電位
を第1の電源電圧の値から第2の電源電圧の値へ順次ス
テップ状に昇圧するチャージポンプを備え、このチャー
ジポンプの出力ノードと出力端子との間に接続した出力
MOS型トランジスタのゲート電極に第2の電源電圧を
加えるようにしたものである。
作用 このようにすれば、出力MOS型トランジスタのゲート
電位が第2の電源電圧に固定される。このため、仮に第
2の電源の電流シンク能力が小さ(、そのために出力ノ
ードにクロックパルスによる電位変動が発生したとして
も、出力端子から取り出される出力電圧はクロックパル
スによる電位変動の影響を受けなくなる。その結果、本
発明の昇圧回路を半導体装置内に組込んだ場合、半導体
装置の内部回路に対して極めて安定な動作電圧を供給す
ることができる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図とともに説明する
第1図は昇圧回路の1段分(単位回路〉を示している。
第1図において、第1の電源入力端子4−には、たとえ
ば5v程度の第1の電源電圧が印加される。第2の電源
入力端子5には、特願昭62122931号あるいは米
国特許第4,839,787号に示されたようなチャー
ジポンプで昇圧された15V程度の第2の電源電圧Vp
が印加される。
第1の電源電圧は、ダイオード接続された第1のMOS
型トランジスタ(以下、第1のトランジスタと呼ぶ)1
を介して第1の電源電圧の入力ノードであるノードAに
供給される。第2の電源電圧Vpは、ダイオード接続さ
れた第4のMOS型トランジスタ(以下、第4のトラン
ジスタと呼ぶ)10、第2の電源電圧の入力ノードであ
るノードCおよび第3のトランジスタ3を介してノード
Aに供給される。
一方、ノードAには、IMHz前後の高い周波数をもち
、かつ第1の電源電圧とほぼ等しい振幅VOO(この場
合5V)をもつクロックパルスがクロックパルス源6か
ら結合容量としての第1のキャパシタ7を介して供給さ
れる。ノードAの電圧は、ダイオード接続された第2の
MOS型トランジスタ2を介してチャージポンプの出力
ノードであるノードBに供給される。ノードBと基準電
位点との間には負荷容量としての第2のキャパシタ8が
接続されており、この第2のキャパシタ8の両端の電圧
が出力MOS型トランジスタである第5のMOS型トラ
ンジスタ(以下、第5のトランジスタと呼ぶ)11を介
して、昇圧後の出力端子9から出力される。なお、第3
のトランジスタ3のゲ−上電極はノードBに接続されて
おり、第5のトランジスタ1rのゲート電極は第4のト
ランジスタ10のゲート電極に接続されている。
第1図と第3図を比較すれば明らかなように、第1図の
実施例は、第3図の従来の昇圧回路に対して第4.第5
のトランジスタ10.11を付加したものである。
次に第1図の実施例の動作を説明する。
第1の電源電圧が第1のトランジスタ1を介してノード
Aに供給されるため、ノードAの電圧V^は、c2)式
と同様であり VA=VG −(VT+△VT) =5V−2V =3V             ・・・・・・(9)
となる。一方、ノードAにはクロックパルス源6から振
幅Voo(5V)のクロックパルスが印加されるため、
クロックパルスが立上った瞬間に、ノードAの電位V^
は約8vまで高まる。この8Vの電位V^が第2のトラ
ンジスタ2を介してノードBに供給されるため、ノード
Bの電位VBは、(3)式と同じく、 VB=VG  (VT+△Vt) =8V−2V 6v           ・・・・・・Goとなる。
クロックパルスが立上がった瞬間、第3のトランジスタ
3はオフであるが、上述のようにクロックパルスの立上
りとともに第2のトランジスタ2がオンし、かつクロッ
クパルスの立下りに伴って第2のトランジスタ2がオフ
すると、第2のキャパシタ8に蓄えられた電荷によって
ノードBの電位VBが6V程度まで高くなっているため
、第3のトランジスタ3がオンする。その結果、第2の
電源入力端子5に印加された第2の電源電圧vp(15
V)が第4のトランジスタ10.第3のトランジスタ3
を介してノードAに供給される。このときノードCの電
位Vcは、 VC=VG−(VT+△VT) =15V−2V =13v          ・・・・・・(11)と
なり、ノードAの電位V^は、 VA=VG−(VT+△VT) =6V−2V =4V            ・・・・・・(12)
となる。
(9)式と(12)式を比較すれば明らかなように、ノ
ードAの電位V^は、クロックパルスの立上り前には3
Vであったのに、クロックパルスが一旦立上った後に立
下ると、4vに昇圧される。その間にノードBの電位V
Bは6vまで昇圧され、この電圧が出力電圧として出力
端子9から取り出される。
このように第1図の実施例においても、クロックパルス
に同期して第2.第3のトランジスタ2.3が交互にス
イッチング動作を繰り返すことにより、ノードAの電位
V^が順次ステップ状に昇圧され、それに応じてノード
Bの電位VBも順次ステップ状に昇圧される。その結果
、出力端子9からもステップ状に昇圧された出力電圧が
取り出される。出力端子9からの出力電圧は、最終的に
は第2の電源電圧Vp(15V)とほぼ同等の電位迄昇
圧され、この電圧が、EEFROMを構成する各MNO
8型トランジスタのゲート電極に印加される。
ところで、第1図の実施例においても、第2の電源入力
端子5に電流シンク能力の小さい電源が接続されると、
ノードCの電位Vcが、第1のキャパシタ7を介して供
給されるクロックパルスによって変動する。しかし、第
1図の実施例のように、第4.第5のトランジスタ10
.11を付加した場合には、この変動による影響を除去
することができる。
その理由を以下に説明する。
クロックパルスに同期して第2.第3のトランジスタ2
,3が交互にスイッチング動作を繰り返し、第1の電源
入力端子4からの第1の電源電圧を順次昇圧して、ノー
ドBの電位Vnが、第2の電源電圧Vpとほぼ等しくな
った状態を考える。
このときノードCの電位Vcのクロックパルスによる変
動振幅を△Vとすると、ノードCの電位Vcは Vc=Va   (VT+△VT)+△V=VP−(V
T+△VT)+△V ・・・・・・(13) となる。以下、前述と同様の動作によって、ノードBの
電位Vaは VB=vp+△v        ・・・・・・(14
)となり、第5のトランジスタ11のドレイン電極(入
力側)に変動振幅△Vの影響が現われる。
ところが、第5のトランジスタ11のゲート電極には、
第2の電源入力端子5に供給される第2の電源電圧V、
が直接加えられている。しかも(14)式からドレイン
電極の電位VDはV、+ΔVである。したがって、第5
のトランジスタ11は、常に VD≧v。
の条件を満足している。その結果、第5のトランジスタ
11においては、常に(1)式が成立し、Vs=Va 
 (v丁+ΔVr) =VP−(VT+△Vr)     ・・・・・(15
)となる。(I5)式から明らかなように、出力端子9
から取り出される出力電圧はvp、 VT+△vTのみ
で決まり、クロックパルスによる振幅変動ΔVには影響
されない。
このように、第1図の実施例によれば、クロックパルス
による振幅変動△Vの影響を受けることなく、常に安定
した出力電圧を得ることができる。
第2図は、第1図に示す昇圧ブロックをn段接続した昇
圧回路を示している。第2図において、昇圧ブロック1
〜nはそれぞれ第1図に示した昇圧回路に相当している
。各昇圧ブロック1〜nの出力ライン91〜9oは、E
EPROMを構成するMNO3型トランジスタ12〜1
4のゲート電極に接続される。
第2図のように、複数の昇圧ブロック1〜nを継続接続
し、共通のクロックパルス源6からそれぞれ第1のキャ
パシタ71〜7oを介して各昇圧ブロック1〜nにクロ
ックパルスを供給した場合にも、第1図の動作原理から
明らかなように、各昇圧ブロック1−nの出力ライン9
1〜9nの出力電圧は、常に、第2の電源電圧vPと、
第5のトランジスタ11の閾値電圧7丁と、バックバイ
アス効果△vTとで決まる。
VP  (VT+△VT) に固定され、クロックパルスによる変動の影響は現われ
ない。したがって、E E P ROMに、ビット数に
応じて段数の異なる複数の昇圧回路を組込んだ場合でも
、昇圧ブロックの数に応じて、昇圧回路毎に出力電圧が
変動するという間圧は発生しない。
発明の効果 本発明は、キャパシタを介して加えられるクロックパル
スに同期して出力ノードの電位を第1の電源電圧の値か
ら第2の電源電圧の値へ順次ステップ状に昇圧するチャ
ージポンプを備え、このチャージポンプの出力ノードと
出力端子の間に接続した出力MOS型トランジスタのゲ
ート電極に第2の電源電圧を供給するようにしたもので
ある。このようにすれば、出力MOS型トランジスタの
ゲート電位が第2の電源電圧の値に固定されるため、出
力端子から取り出される出力電圧にクロックパルスによ
る電位変動が現われない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における昇圧回路の回路
図、第2図は本発明の第2の実施例における昇圧回路の
回路図、第3図は従来の昇圧回路を示す回路図、第4図
は第3図の等価回路図、第5図は従来の他の昇圧回路を
示す回路図、第6図は第5図の動作を説明するための電
圧波形図である。 1.2.3・・・・・・第1.第2.第3のトランジス
タ、4,5・・・・・・第1.第2の電源入力端子、6
・・・・・・クロックパルス源、7・・・・・・第1の
キャパシタ、8・・・・・・第2のキャパシタ、9・・
・・・・出力端子、10゜11・・・・・・第4.第5
のトランジスタ、12〜14・・・・・・MNO8型ト
ランジスタ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名1.2J 
 葛!、茗2葛3のトランジスり4,5  篤1.1j
2n電!、xo4多6・ り09り、IFルス5I!A 7″・ 葛1#IJ4−や+1’5/りδ・・・ H2
n キ、−でし51り 9−力京島多 に、11・葛4.纂Sのトラゾジスタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)キャパシタを介して加えられるクロックパルスに
    同期して、出力ノードの電位を第1の電源電圧の値から
    第2の電源電圧の値まで順次ステップ状に昇圧するチャ
    ージポンプと、 上記出力ノードと出力端子の間に接続された出力MOS
    型トランジスタと、 上記出力MOS型トランジスタのゲート電極に上記第2
    の電源電圧を供給するゲート電圧供給手段と、 を備えた昇圧回路。
  2. (2)ゲート電圧供給手段を、 第2の電源電圧入力端子とチャージポンプの入力ノード
    との間に接続された、ダイオード接続された入力MOS
    型トランジスタと、 上記入力MOS型トランジスタのゲート電極と出力MO
    S型トランジスタのゲート電極とを接続する手段と、 で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の昇圧回路。
  3. (3)第1の電源電圧入力端子と第1のノードの間に接
    続された、ダイオード接続された第1のMOS型トラン
    ジスタと、 上記第1のノードと第2のノードの間に接続された、ダ
    イオード接続された第2のMOS型トランジスタと、 クロックパルス源と、 上記クロックパルス源と上記第1のノードの間に接続さ
    れた第1のキャパシタと、 上記第2のノードと基準電位点の間に接続された第2の
    キャパシタと、 上記第1のノードと第3のノードの間に接続された第3
    のMOS型トランジスタと、 上記第3のノードと第2の電源入力端子の間に接続され
    た、ダイオード接続された第4のトランジスタと、 上記第2のノードと出力端子の間に接続された第5のM
    OS型トランジスタと、 上記第3のMOS型トランジスタのゲート電極と上記第
    2のノードを接続する手段と、 上記第2の電源電圧入力端子と上記第5のMOS型トラ
    ンジスタのゲート電極とを接続する手段と、 を備えた昇圧回路。
  4. (4)共通のクロックパルス源と 上記クロックパルス源に接続された複数の キャパシタと、 上記クロックパルス源から上記各キャパシタを介して供
    給されるクロックパルスに同期して、出力ノードの電位
    を第1の電源電圧の値から第2の電源電圧の値まで順次
    ステップ状に昇圧する複数のチャージポンプと、 上記各チャージポンプにおける上記出力ノードと出力端
    子との間に接続された出力MOS型トランジスタと、 上記各チャージポンプにおける上記出力MOS型トラン
    ジスタのゲート電極に上記第2の電源電圧を供給するゲ
    ート電圧供給手段と、 を備えた昇圧回路。
  5. (5)ゲート電圧供給手段を、 第2の電源電圧入力端子と各チャージポンプの入力ノー
    ドとの間に接続された、ダイオード接続された入力MO
    S型トランジスタと、 上記入力MOS型トランジスタのゲート電極と上記各チ
    ャージポンプの出力MOS型トランジスタのゲート電極
    とを接続する手段と、 で構成したことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載
    の昇圧回路。
JP1323342A 1988-12-26 1989-12-13 昇圧回路 Pending JPH02276466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1323342A JPH02276466A (ja) 1988-12-26 1989-12-13 昇圧回路

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-328257 1988-12-26
JP32825788 1988-12-26
JP1323342A JPH02276466A (ja) 1988-12-26 1989-12-13 昇圧回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02276466A true JPH02276466A (ja) 1990-11-13

Family

ID=26571144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1323342A Pending JPH02276466A (ja) 1988-12-26 1989-12-13 昇圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02276466A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016122009A (ja) * 2010-06-30 2016-07-07 ライフ テクノロジーズ コーポレーション 化学反応および化合物の検出および測定のためのトランジスタ回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138060A (ja) * 1985-12-12 1987-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧回路
JPS63290158A (ja) * 1987-05-20 1988-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138060A (ja) * 1985-12-12 1987-06-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧回路
JPS63290158A (ja) * 1987-05-20 1988-11-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 昇圧回路

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016122009A (ja) * 2010-06-30 2016-07-07 ライフ テクノロジーズ コーポレーション 化学反応および化合物の検出および測定のためのトランジスタ回路

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4935644A (en) Charge pump circuit having a boosted output signal
JP2528196B2 (ja) 電圧逓倍回路
US5406523A (en) High voltage boosted word line supply charge pump and regulator for DRAM
US8120412B2 (en) Voltage boosting system with slew rate control and method thereof
KR940005691B1 (ko) 기판전압 발생 장치의 차아지 펌프회로
US20060028899A1 (en) DRAM boosted voltage supply
KR19980069266A (ko) 부트스트랩 챠지 펌프회로
JPH07303369A (ja) 半導体デバイス用内部電圧発生器
KR0167692B1 (ko) 반도체 메모리장치의 차아지 펌프회로
US6867657B2 (en) Relaxation oscillator
JPH0775330A (ja) 半導体装置
US10038372B2 (en) Method and device for controlling a charge pump circuit
JPH08287687A (ja) 半導体メモリ用オンチップ電圧倍増器回路
JPH07271322A (ja) 電圧変換回路
US5952865A (en) Voltage translator circuit
US5627739A (en) Regulated charge pump with low noise on the well of the substrate
JPH03205683A (ja) 半導体集積回路装置
US5986935A (en) Semiconductor memory device with high voltage generation circuit
JPS6224499A (ja) 半導体装置
JPH02276466A (ja) 昇圧回路
US4979088A (en) Integrated high voltage generating system
US10157645B2 (en) Booster circuit and non-volatile memory including the same
US20020153939A1 (en) Boosting circuit with high voltage generated at high speed
KR20070000999A (ko) 과승압 방지 회로
KR100913527B1 (ko) 출력전압을 조절할 수 있는 반전전하펌프