JPH0227612B2 - - Google Patents

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JPH0227612B2
JPH0227612B2 JP56174004A JP17400481A JPH0227612B2 JP H0227612 B2 JPH0227612 B2 JP H0227612B2 JP 56174004 A JP56174004 A JP 56174004A JP 17400481 A JP17400481 A JP 17400481A JP H0227612 B2 JPH0227612 B2 JP H0227612B2
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weight
malfunction
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voltage
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Kazuro Hirakawa
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Teraoka Seiko Co Ltd
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Publication of JPS5875034A publication Critical patent/JPS5875034A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G23/00Auxiliary devices for weighing apparatus
    • G01G23/18Indicating devices, e.g. for remote indication; Recording devices; Scales, e.g. graduated
    • G01G23/36Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells
    • G01G23/37Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells involving digital counting
    • G01G23/3707Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells involving digital counting using a microprocessor
    • G01G23/3714Indicating the weight by electrical means, e.g. using photoelectric cells involving digital counting using a microprocessor with feedback means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、計数秤、重量秤、料金秤等の電子
秤に係り、特に誤動作が発生した時にこれを自動
的に検出し、警報し得るようにした自動誤動作検
出機能を持つ電子秤に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の電子秤で発生した誤動作を検出
するようにした技術としては、 特開昭50−2970号公報 特開昭53−41263号公報 特開昭53−81260号公報 に記載されたものが知られている。
上記の公報には、スケールアウト、金額計算
のオーバーフロー等、計量動作中に生じた秤の異
常状態を検出して、異常表示を行うようにした技
術が記載されている。また、の公報には、独立
した信号処理系統が複数ある場合に、各表示装置
の対応エレメントに供給される信号を比較、照合
して障害を検出するようにした装置において、各
系統の表示装置の駆動タイミングをずらすことに
より、アノード制御用トランジスタとカソード制
御用トランジスタの故障を同時に検出できるよう
にした技術が記載されている。さらに、の公報
には、検算用価格レジスタの記憶値を検算用重量
レジスタの記憶値や検算用単価レジスタの記憶値
などで除して、価格の検算を行う技術が記載され
ている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、電子秤は、一般に重量検出部、演算
制御部、記憶部、表示部等を有しており、これら
の構成部分のいずれにおいても誤動作が発生する
可能性がある。従つて、単に障害の発生を知るだ
けでなく、どの部分で障害が発生したかを知るこ
とは、障害修理の上からきわめて重要である。
しかしながら、上述した〜の公報記載の従
来技術では、どの部分で障害が発生したかを知る
ことは不可能である。
この発明は、このような背景の下ににされたも
ので、誤つた計数、計量、料金精算等がなされる
のを未然に防止し得るようにすると共に、障害が
発生した場合に、その発生箇所を表示して知らせ
得るようにした、自動誤動作検出機能を持つ電子
秤を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、重量
検出部、演算制御部、記憶部、および表示部を有
する電子秤において、前記各構成部分にそれぞれ
独立に設けられた誤動作検出部と、これらの誤動
作検出部の出力により誤動作が発生した構成部分
を判定する判定手段と、この判定結果に基づいて
誤動作が発生した構成部分を表示する警報表示手
段とを具備してなり、前記重量検出部は、計量さ
れた商品の重量に対応する重量信号を発生する重
量検出部と前記重量信号をデジタル量に変換する
A/D変換部とを備えると共に、この重量検出器
に設けられた誤動作検出部は、基準電圧を発生す
る基準電圧発生手段と、前記演算制御部からの指
令に基づいて前記基準電圧および前記重量信号を
択一的に前記A/D変換部に入力する切換手段と
を備え、この切換手段により前記基準電圧を入力
した時の前記A/D変換部の出力データと前記記
憶部に予め記憶された誤動作検出用のデータとに
基づいて前記A/D変換部に誤動作が発生したか
否かを判断することを特徴としている。
[作用] 上記構成によれば、警報表示に基づいて、誤動
作箇所を即座に知ることができる。これにより、
障害修理時の診断が容易になる。また、計量動作
を数回試行してみれば、誤動作が一時的なものか
否かも的確に判断することができる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は、この発明を料金秤に適用した場合の
一実施例の構成を示すブロツク図である。この図
において、1は商品の重量を対応するデジタル量
として出力する重量検出部である。この重量検出
部1は、計量された商品の重量に対応する電圧
(重量信号)を発生する重量検出部(例えばロー
ドセル等)2、重量検出部2の出力電圧が第1の
入力端3aに供給され、この出力電圧を後述する
中央処理装置(以下、CPUと呼ぶ)9の指令に
基づいて選択的に通過させるマルチプレクサ3、
このマルチプレクサ3の出力電圧を増幅する増幅
器4、増幅器4の出力電圧を対応するデジタル量
に変換するアナログデジタル変換器(以下、A/
D変換器と呼ぶ)5からなつている。6は、主と
してプログラムを記憶するためのリードオンリメ
モリ(以下、ROMと呼ぶ)7と、主としてデー
タを記憶するためのランダムアクセスメモリ(以
下、RAMと呼ぶ)8とからなる記憶部である。
この記憶部6には、各種演算およびこの料金秤に
おける各種の制御を行なうためのプログラム、あ
るいはこの料金秤において扱われる各種データ等
が記憶される。CPU9は、この料金秤の演算制
御部であり、記憶部6に記憶されているプログラ
ムに従がい各種の演算およびこの料金秤における
各種の制御を行なうマイクロプロセツサ等からな
つている。10は、置数キー、フアンクシヨンキ
ーあるいはその他のスイツチ類等からなり、操作
者が各種データの設定(例えば単価の設定等)あ
るいは各種の動作指令(例えば集計指令等)を行
なうための操作部である。また11は、CPU9
が出力する各種のデータ(例えば、重量、単価、
値段等)を数値等として表示させる表示部であ
る。この表示部11は、CPU9が出力する2進
データを例えば7セグメント表示器用の表示信号
に変換するデコーダ12、このデコーダ12の出
力を電流増幅する表示ドライバ13、後述する電
流検出器22を介し、この表示ドライバ13によ
つて駆動される所定桁数の表示器(例えば7セグ
メント表示器)14からなつている。15は、こ
の料金秤と、この料金秤に接続される外部機器
(例えば、上位計算機等)16との間の情報交換
を行なうための通信制御部である。また17は、
この料金秤の電源部であり、入力される交流電源
(AC)を、所定電圧の直流電圧(DC)に変換す
る電源回路18からなつている。そしてこの電源
回路18が出力する直流電圧は、この料金秤にお
ける上述した各部に供給されている。
以上の構成において、この料金秤は、例えば操
作部10を介して設定されたデータ(例えば単価
等)と重量検出部1が出力する商品の重量データ
とに基づいて同商品の値段等を算出し、重量、単
価、値段等を表示器14に表示させることがで
き、また、例えば集計結果を通信制御部15を介
して外部機器16へ送信することもできる。
次に、19はこの料金秤において誤動作が検出
された場合に、この誤動作を使用者(操作者)に
対して警報するための警報表示装置(警報手段)
である。この警報表示装置19は、ランプ、ブザ
ー、音声出力装置、前記表示部11あるいは前記
外部機器16等を用いてなるもので、後述する各
誤動作検出部のいずれかによつて誤動作が検出さ
れた場合、CPU9によつてこの誤動作に対応す
る警報を発するように構成されている。例えばラ
ンプを用いる場合は、誤動作の種類が各々割り当
てられた複数のランプを設けると共に、これらの
ランプのうちの、発生した誤動作の種類に対応す
るランプを点灯させるようにする(この時ブザー
を併設してブザーを駆動してもよい。またランプ
を1個だけ設け、これを点灯して単に誤動作が発
生したことを表示させるだけでもよい)。また音
声出力装置を用いる場合は、誤動作が発生したこ
と、この誤動作の種類等を、例えば「重量検出部
に異常が発生しました」のように音声によつて警
報させる。また表示部11を用いる場合は、発生
した誤動作を、例えば誤動作の種類に対応させた
エラー番号(例えばER1、ER2、……)等として
表示させる(この時ブザーを併設してこのブザー
を駆動してもよい)。また外部機器16を用いて
警報を行なう場合は、通信制御部15を介して、
誤動作が発生したこと、この誤動作の種類等を送
出すればよい。
1aは、前述した重量検出部1の誤動作を自動
的に検出するための第1の誤動作検出部である。
この誤動作検出部1aにおいて、20は基準電圧
発生部であり、この基準電圧発生器20の一方の
出力端20aからは、重量検出器2の上限出力電
圧と下限出力電圧との間の所定の一定電圧Vr1
出力されるようになつている。この電圧Vr1は、
増幅器4とA/D変換器5等が正常に動作してい
ることを確認するためのもので、前記マルチプレ
クサ3の他方の入力端3bに供給されている。こ
の場合、マルチプレクサ3は、CPU9の指令に
基づいて前述した重量検出器2の出力電圧とこの
電圧Vr1とを択一的に増幅器4へ供給することが
できる。またレベルチエツク回路21は、主とし
て増幅器4の動作が正常であるか否かをチエツク
するために設けられているので、増幅器4の出力
電圧がその上限電圧と下限電圧との範囲内にある
場合は、2値論理信号の“0”信号を出力し、同
出力電圧がこの範囲外になると“1”信号を出力
する回路から構成されている。またROM7には
ここの誤動作検出部1aを用いて重量検出部1が
誤動作しているか否かを判断するプログラムが設
けられている。
この誤動作検出部1aの動作は次のようにな
る。すなわちCPU9は、設定される時点毎ある
いは一定周期毎あるいはこれらの組合わせによる
誤動作検出タイミングにおいて以下の事を行な
う。CPU9は電圧Vr1が増幅器4に入力されるよ
うにマルチプレクサ3を制御し、この時のA/D
変換器の出力値を読み込む。そしてCPU9は、
この読み込まれた値が、電圧Vr1に対応する値
(この値は予め記憶されている)からの所定の許
容範囲内にあるか否かを判断し、この許容範囲外
にある場合は警報表示装置19を駆動して重量検
出部1(この場合は主として増幅器4またはA/
D変換器5)が誤動作した旨警報する。また
CPU9は、前記誤動作検出タイミングあるいは
常時レベルチエツク回路21の出力信号を監視
し、もしこの信号が“1”信号になつたら、同様
にして重量検出部1(この場合は主として増幅器
4)が誤動作した旨警報する。
次に、ROM7には、記憶部6の誤動作を検出
するための第2の誤動作検出部6aがプログラム
として記憶されている。
この誤動作検出部6aであるプログラムは、次
のように構成されている。すなわちROM7の誤
動作を検出する部分は、前記誤動作検出タイミン
グにおいて、ROM7の各番地の内容を、最下位
番地から最上位番地まで全番地にわたつて読み出
すと共に加算し、この加算結果と、ROM7が正
常である時に予め同様にして求められた正しい加
算結果とを比較し、もし両者が一致しない場合
は、警報表示装置19を駆動してROM7が誤動
作した旨警報する。なおこの場合、上述した両加
算結果の比較を、下位の任意のビツト数だけを用
いて行なうように構成してもかまわない。また
ROM7の最下位番地から最上位番地までを複数
のブロツクに分割し、これらの各ブロツク毎に上
述した方法と同様の方法によつて誤動作を検出す
るように構成してもよい。次に、RAM8の誤動
作を検出する部分は、前記誤動作検出タイミング
において、次のような動作を行なう。すなわち、
CPU9の所定のレジスタにテストパターンとな
る任意のデータを用意した後、このレジスタと
RAM8における1つの番地との間で連続した2
回のデータ入替えを行なうようにし(すなわち一
度相互のデータを入替えた後、また相互のデータ
を入替えて元に戻すようにし)、この動作を前記
レジスタと、RAM8の最下位番地から最上位番
地までの間の全ての番地との間で行なうようにす
る。そして前記レジスタのデータ(テストパター
ン)が、同レジスタとRAM8の全番地との間で
行なつたデータ入替えの前と後において相違して
いるか否かをチエツクし、もし相違していたら
RAM8が誤動作したとして警報表示装置19を
駆動する。なお、この場合、上述したRAM8の
誤動作検出は、RAM8の全番地を複数のブロツ
クに分割し、これらの各ブロツク単位で行なうよ
うにしてもよい。また前記テストパターンとなる
データを変化させて、複数の異なるテストパター
ンを用いて誤動作検出を行なうようにしてもよ
い。またRAM8の誤動作を検出する他方の方法
として、RAM8にデータを書き込む場合、この
データを書き込む番地以外の任意の番地にも同一
データを書き込むようにし、しかるに後に両者を
読み出して比較することによりRAM8に常に正
しくデータが書き込まれていることを確認するよ
うにしてもよい。
次にROM7には、CPU9(演算制御部)の四
則演算機能の誤動作を検出するための第3の誤動
作検出部9aがプログラムとして記憶されてい
る。
この誤動作検出部9aであるプログラムは、
CPU9が行なう各種の四則演算に対して常に検
算を行なうように構成されている。例えばこの料
金秤において、重量および単価から値段を算出す
る場合には、 (重量)×(単価)→(値段) なる計算が行なわれるが、誤動作検出部9aは、 (値段)÷(単価) を計算し、この答が前記重量と一致しているか否
かをチエツクし、もし一致していない場合は、警
報表示装置19を駆動して、CPU9(演算制御
部)が誤動作した旨警報する。
次に、11aは表示部11の誤動作を検出する
ための第4の誤動作検出部である。この誤動作検
出部11aにおいて、22は電流検出器であり、
この電流検出器は、例えば表示器14に使用され
ている7セグメント表示器の各セグメントに対応
する表示素子の電流を各々検出するようになつて
いる。23はエンコーダであり、このエンコーダ
23は、電流検出器22の検出出力を、前記デコ
ーダ12によるデコード方法と逆関係にある方法
によりコード化するよう構成されている。そして
このエンコーダ23の出力はCPU9へ供給され
る。またROM7には、この誤動作検出部11a
を制御するプログラムが設けられている。
この誤動作検出部1aの動作は次のようにな
る。すなわちCPU9は、前記誤動作検出タイミ
ングにおいてデコーダ12に対し、表示器14に
表示すべき値を出力し、しかる後にエンコーダ2
3の出力をその都度あるいは常時読み込む。そし
て、この読み込んだ値と、デコーダ12へ出力し
た値とを比較し、両者が一致しない場合は、表示
器14が誤動作したとして、警報表示装置19を
駆動する。この動作を更に具体的に述べると、
今、CPU9が表示器14における所定の桁に値
“8”を表示させるものとする。この場合、CPU
9はデコーダ12へ値“8”を出力する。ここで
前記所定の桁の7セグメント表示器が正常であれ
ば、同7セグメント表示器においては、第2図の
イに斜線で示すようにセグメント24〜30に対
応する表示素子が全て点灯して値“8”が表示さ
れ、またエンコーダ23からは値“8”が出力さ
れる。一方この場合、例えばセグメント30に対
応する表示素子、あるいは表示ドライバ13内の
対応する回路あるいは配線等が不良(例えばオー
プン状態)となり、このセグメント30に対応す
る表示素子に電流が流れなくなると、この7セグ
メント表示器においては、第2図のロに示すよう
に値“0”が表示されるようになり、エンコーダ
23からも値“0”が出力されるようになる。し
たがつてこの場合デコーダ12への出力値と、エ
ンコーダ23からの入力値が異なることになるか
ら、CPU9は表示器14が誤動作したものと判
断することができる。また、デコーダ12、表示
ドライバ13、表示器14などにおいて異なる回
路間あるいは異なる表示素子間が短絡し、これに
より余分な表示素子が点灯して表示器14におけ
る表示が化けたとしても、デコーダ12に入力さ
れる値と、エンコーダ23が出力する値とが一致
しなくなるので、CPU9はこの誤動作を検出す
ることができる。
次にに通信制御部15に対しては、この通信制
御部15内に設けられる回路およびROM7に設
けられるプログラムにより、次に述べるような機
能を有する第5の誤動作検出部が設けられる。す
なわち、外部機器16に対して交信の要求ある
いはデータの送信を行なつてから、所定時間内に
同外部機器16から応答がなかつた時、外部機
器16から受信したデータにパリテイーエラーが
生じた時、外部機器16からエラーメツセージ
を受信した時、外部機器16と交信を行なつて
いる時に、同外部機器16の電源が遮断された
時、または同外部機器16との間の信号線がオー
プン状態になつた時、外部機器16から所定の
様式以外のデータが受信された時、などに警報表
示装置19を駆動して通信制御部15において誤
動作が発生したことを警報する。
次に、17aは電源部17の誤動作を検出する
第6の誤動作検出部である。この誤動作検出部1
7aにおいて、基準電圧発生器20の出力端20
bからは、電源部17の動作を確認するために用
いる基準電圧Vr2が出力されている。電圧チエツ
ク回路31は、この電圧Vr2から作り出される各
種の基準電圧と、電源回路18のAC入力の整流
電圧AC′および同電源回路18のDC出力におけ
る各種直流電圧DC1〜iとを各々比較して電源部
17が正しく動作していることを確認する。例え
ば第3図は、電圧チエツク回路31を、電圧DCi
のチエツク部分についてのみ示す回路図である。
この図において、端子32には電圧DCiが印加さ
れ、端子33には電圧DCiの上限電圧に等しい電
圧Vnaxが前記電圧Vr1から作り出されて(分圧等
により作り出される)印加され、端子34には電
圧DCiの下限電圧に等しい電圧Vnioが同じく電圧
Vr2から作り出されて印加されている。端子3
2,33間の電圧および端子32,34間の電圧
は比較器35,36によつて各々比較され、これ
らの比較器35,36の出力はオアゲート37に
つてオアされた後、端子38から出力されるよう
になつている。この第3図に示す回路によれば、
電圧DCiがその上限電圧Vnaxと下限電圧Vnioとの
間の範囲から外れた時のみ端子38から“1”信
号が出力されることになるから、これにより電源
回路18の電圧DCiが異常になつたことを検出す
ることができる。
そして、CPU9はこの電圧チエツク回路31
から電源部17が異常であることを示す信号(例
えば端子38の信号)が供給された時点で警報表
示装置19を駆動して電源部17が異常であるこ
とを警報する。
尚、上記構成要素1a,6a,9a,11a,
17aが誤動作検出部を構成し、9が判定手段を
構成する。
ところで、以上の構成において、前述した誤動
作検出タイミングとしては、電子秤の性質から例
えば電源投入時、物品の計量時における計量開始
時点または計量途中における重量信号の安定した
時点または計量終了時点またはこれらの各時点の
組合わせ、操作部10においてキー操作あるいは
スイツチ操作が行なわれた時点、あるいはCPU
9が重量データに基づく演算(例えば物品の重量
と単価とから値段を求める演算)を開始する時点
またはこの演算が終了した時点またはこれらの各
時点の組合わせ等を利用することが考えられる。
しかして、この実施例によれば、この料金秤に
おける各部の誤動作を確実に検出して使用者に警
報することができる。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、この発明によ
る自動誤動作検出機能を持つ電子秤によれば、重
量検出部、演算制御部、記憶部、表示部、通信制
御部、電源部等のうちの一つ以上に各々対応して
設けられこれらの対応する各部の誤動作を自動的
に検出する誤動作検出部と、これらの誤動作検出
部の検出結果に基づいて警報を発する警報手段と
を設けたから、誤動作が発生した場合に響報が
発生されるから、使用者は誤動作が発生したこと
を確実に知ることができ、これにより誤動作を気
付かずに使用した場合に発生し得る数々の損害
(物的損害および信用の低下による損害等)を未
然に防止することができ、警報に基づいて誤動
作発生個所を即座に知ることができるから、デー
タの修正あるいは故障個所の診断が容易となり、
外乱等により、まれに誤動作が発生することが
あつても、永久故障と区別することができるの
で、安心して使用することができる等の優れた作
用効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を料金秤に適用した場合の一
実施例の構成を示すブロツク図、第2図は同実施
例における誤動作検出部11aの動作を説明する
ための図、第3図は同実施例における誤動作検出
部17aの具体例を示す回路図である。 1……重量検出部、1a,6a,9a,11
a,17a……誤動作検出部、6……記憶部、9
……演算制御部(中央処理装置)、11……表示
部、15……通信制御部、17……電源部、19
……警報手段(警報表示装置)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 重量検出部、演算制御部、記憶部、および表
    示部を有する電子秤において、前記各構成部分に
    それぞれ独立に設けられた誤動作検出部と、これ
    らの誤動作検出部の出力により誤動作が発生した
    構成部分を判定する判定手段と、この判定結果に
    基づいて誤動作が発生した構成部分を表示する警
    報表示手段とを具備してなり、前記重量検出部
    は、計量された商品の重量に対応する重量信号を
    発生する重量検出部と前記重量信号をデジタル量
    に変換するA/D変換部とを備えると共に、この
    重量検出器に設けられた誤動作検出部は、基準電
    圧を発生する基準電圧発生手段と、前記演算制御
    部からの指令に基づいて前記基準電圧および前記
    重量信号を択一的に前記A/D変換部に入力する
    切換手段とを備え、この切換手段により前記基準
    電圧を入力した時の前記A/D変換部の出力デー
    タと前記記憶部に予め記憶された誤動作検出用の
    データとに基づいて前記A/D変換部に誤動作が
    発生したか否かを判断することを特徴とする自動
    誤動作検出機能を持つ電子秤。 2 前記誤動作検出部は、物品の計量開始時点、
    または計量途中における前記重量信号の安定時
    点、または計量終了時点、またはこれらの各時点
    の組合わせにおいて動作することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の自動誤動作検出機能を
    持つ電子秤。 3 前記誤動作検出部は、計量された物品の重量
    データに基づいて行われる演算の開始時点または
    終了時点またはこれらの組合わせにおいて動作す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または
    第2項記載の自動誤動作検出機能を持つ電子秤。
JP56174004A 1981-10-30 1981-10-30 自動誤動作検出機能を持つ電子秤 Granted JPS5875034A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56174004A JPS5875034A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動誤動作検出機能を持つ電子秤

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56174004A JPS5875034A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動誤動作検出機能を持つ電子秤

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Publication Number Publication Date
JPS5875034A JPS5875034A (ja) 1983-05-06
JPH0227612B2 true JPH0227612B2 (ja) 1990-06-19

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ID=15970959

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JP56174004A Granted JPS5875034A (ja) 1981-10-30 1981-10-30 自動誤動作検出機能を持つ電子秤

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JPS60113527U (ja) * 1984-01-07 1985-08-01 鎌長製衡株式会社 計量機における表示装置

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JPS502970A (ja) * 1973-05-08 1975-01-13
JPS5572896A (en) * 1978-11-27 1980-06-02 Tokyo Shibaura Electric Co Failure indicating device of atomic power plant

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