JPH02275901A - 高屈折率プラスチックレンズ - Google Patents

高屈折率プラスチックレンズ

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JPH02275901A
JPH02275901A JP2020014A JP2001490A JPH02275901A JP H02275901 A JPH02275901 A JP H02275901A JP 2020014 A JP2020014 A JP 2020014A JP 2001490 A JP2001490 A JP 2001490A JP H02275901 A JPH02275901 A JP H02275901A
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公男 中村
Masahisa Kamisaka
昌久 上坂
Tetsuo Ozora
大空 哲夫
Koji Sato
弘次 佐藤
Tokio Suzuki
鈴木 時夫
Hajime Kamiya
神谷 肇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、眼鏡用レンズ、カメラ用レンズ等の各種光学
用レンズなどに用いられる耐熱性に優れた高屈折率プラ
スチックレンスに関する。
[従来の技術] 近年国内外において、例えば眼鏡用レンズとしてプラス
チック製レンズの需要が高まっている。
近年用いられているプラスチックレンズとしては、ジエ
チレングリコールビスアリルカーボネ−1・(以下DA
Cと略称する)を注型重合したDAC樹脂からなるもの
が一般に使用されている。DAC樹脂の特徴として、ガ
ラスに比べ軽く、割れにくく、染色性が優れているとい
ったメリットがあり、現在の大型フレームにカラーレン
ズを組み合せるというファツション性の豊かなニーズに
対応できるものである。しかしながら、DAC樹脂は屈
折率(以下N、と略称する)が1.500であり、ガラ
ス製眼鏡レンズのNDl、523に比べ低い為、特にレ
ンズ度数が強い場合、レンズを厚くせざる得ずユーザー
からあまり好まれていない。
一方、DAC樹脂レンズよりもNDが1.56〜1.6
4と比較的屈折率が高いプラスチックレンズとしてポリ
ウレタンレンズが知られている。
このポリウレタンレンズとして、例えは特開昭63−4
6213号公報においては、キシリレンジイソシアネ−
1・化合物とメルカプトプロピオネート基を有するポリ
チオールとの重合物からなるポリウレタンレンズが提案
されており、このポリウレタンレンズは、眼鏡用レンズ
などの光学用レンズに広く普及している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、特開昭63−46213号公報において
提案されているポリウレタンレンズは、一般にオレフィ
ン基のラジカル重合型の樹脂、例えばDAC樹脂に比べ
て耐熱性が劣るため、通常60〜90℃程度の熱加工を
必要とするレンズの染色や表面コートなどの後加工の際
に、レンズの変形が起りやすく、熱加工温度を低く保た
なければならない欠点がある。
従って本発明の目的は、キシリレンジイソシアネート化
合物とメルカプトプロピオネート基を有するポリチオー
ルとの重合物からなる、耐熱性の劣るポリウレタンレン
ズの染色や表面コートなどの後加工における熱的条件選
択の自由度を高めるため、耐熱性を向上させた高屈折率
プラスチックレンズを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、上述の課題を解決するためになされたもので
あり、 (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、Xは、塩
素、臭素原子、メチル基およびエチル基から選ばれる少
なくとも1種であり、aは0〜4の整数を示し、bは2
〜4の整数を示す)で表されるポリイソシアネートの少
なくとも1種以上と、 (ロ)一般式(II) (R)m−C−(CH20CCH2CH2SH)n(I
I) (式中、Rはメチル、エチル、クロロメチルまたはブロ
モメチル基を示し、mは0〜2の整数を示し、nは(4
−m)の整数を示す)で表されるポリチオールの少なく
とも1種以上と、 (ハ)p個(p−0又は1以」二の整数)の水酸基とq
個(q=1以上の整数)のメルカプト基とを有し、水酸
基とメルカプト基の合計数(p十q)が3個以上であり
、最も離れた水酸基またはメルカプト基と水酸基または
メルカプト基との間に介在する炭素数が6個以内である
脂肪族チオール化合物(III)の少なくとも1種と、
を含む単量体混合物を重合して得られる高屈折率プラス
チックレンズ である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明における一般式(I)で表される化合物は、具体
的には0−キシリレンジイソシアネート、m−キシリレ
ンジイソシアネート、p−キシリレンジイソシアネート
、テトラメチル−p−キシリレンジイソシアネート、テ
トラメチル−m−キシリレンジイソシアネート、および
これらの核塩素化物、臭素化物、メチル化物またはエチ
ル化物等、例えば、4−クロル−m−キシリレンジイソ
シアート、4,5−ジクロル−m−キシリレンジイソシ
アネート、2. 3. 5.6−チトラブロムーpキシ
リレンジイソシアネート、4−メチル−mキシリレンジ
イソシアネート、4−エチル−m−キシリレンジイソシ
アネート等が挙げられる。
また一般式(11)で表される化合物は、具体的には、
ペンタエリスリトールテトラキス(メルカプトプロピオ
ネート)、トリメチロールプロパントリス(メルカプト
プロピオネ−))、l−リメチロールエタントリス(メ
ルカプトプロピオネート)、ジクロロネオペンチルグリ
コールビス(メルカプトプロピオネート)、ジブロモネ
オペンチルグリコールビス(メルカプトプロピオネート
)等の化合物である。
またp個(p−0又は1以上の整数)の水酸基とq個(
q=1以」二の整数)のメルカプト基とを有し、水酸基
とメルカプト基の合計数(p+q)が3個以上であり、
最も離れた水酸基またはメルカプト基と水酸基またはメ
ルカプト基との間に介在する炭素数が6個以内である脂
肪族チオール化合物(I[[)として、例えば、モノチ
オグリセロール、ジメルカプトプロパノール、1−メル
カプトメチル1,1−ジヒドロキジメチルプロパン、1
゜4−ジメルカプト−2,3−ヒドロキシブタン、ペン
タエリスリトールのメルカプト置換体、ソルビトールの
メルカプト置換体が挙げられる。これらの化合物は、単
独であるいは混合して用いてもよい。またこの化合物(
m)は、一般式(11)で表されるポリチオールに対し
て10〜90当量パーセントの範囲で用いる。その理由
は、この化合物(III)が一般式(II)で表される
ポリチオールに対して10当量パーセント未満では充分
な耐熱性の向上が得られず、また90当量パーセントを
超えると重合反応が暴走し、得られたレンズに光学歪や
脈裡が生じるからである。
前記した化合物(III)以外の化合物、例えば、ジメ
ルカプトプロパン、メルカプトヒドロキシエタン、ジメ
ルカプトエタン、ジメルカプトプロパンなどの2価のチ
オール、メルカプトプロパン、メルカプトエタンなどの
1価チオール、トリヒドロキシブタン、トリヒドロキシ
ペンクン、テトラヒドロキシヘキサンなどのメルカプト
基を含まない3価以上のアルコールを用いることは好ま
しくない。その理由は、一般式(I)の化合物と一般式
(II)の化合物との単量体混合物に化合物(m)以外
の化合物を用いてレンズを作製しても、耐熱性が向上せ
ず、また屈折率が低下したり、重合時において反応が暴
走し、得られたレンズに光学歪や脈裡が生じるからであ
る。
一般式(I)で表されるポリイソシアネ−1・の少なく
とも1種以上と、一般式(II)で表されるポリチオー
ルの少なくとも1種以上と、脂肪族チオール化合物(m
)の少なくとも1種以」二との使用割合は、−NGO/
 (−3H+−0H)の比率が0.5〜3.0の範囲、
好ましくは0.5〜1.5の範囲である。
また本発明において、重合反応の促進のため重合触媒、
また耐候性改良のため紫外線吸収剤、酸化防止剤、着色
防止剤、螢光染料、光安定剤、油溶染料などの添加剤を
必要に応じて適宜加えてもよい。さらに、本発明の樹脂
は、通常の分散染料を用い、水または溶媒中で容易に染
色が可能である。染色の際、さらに染色を容易にするた
め、染色浴に染色助剤であるキャリヤーを加えてもよい
本発明のレンズの作製は、一般式(I)で表されるポリ
イソシアネートの少なくとも1種以上と、一般式(II
)で表されるポリチオールの少なくとも1種以上と、脂
肪族チオール化合物(I[)の少なくとも1種以上とを
含む単量体混合物に必要に応じて添加剤を加えて、公知
の注型重合法、すなわちガラス製または金属製のモール
ドと樹脂製ガスケットを組み合せたモールド型の中に混
合液を注入し、加熱して硬化させることにより行なわれ
る。この時、成型後の樹脂の取り出しを容易にするため
に、モールドを離型剤で処理したり、モノマー中に離型
剤を加えてもよい。
注型重合における重合温度としては、初期温度は5〜4
0°Cの範囲が好ましく10〜70時間をかけ100〜
130°Cに昇温すると良い。初期温度が5°Cより低
いと不必要に重合時間が長くなり、又初期温度が40℃
より高いと得られたレンズは光学的に不均一になりやす
い。さらに最終温度が100°C未満であると未反応物
か残りやすく重合度も低くなり、屈折率、表面硬度など
の諸物性が低下し、最終温度が130°Cを超えると得
られたレンズが黄変する。
本発明のプラスチックレンズは必要に応じハードコート
膜および/または多層反射防止膜をレンズ基板上に設け
ることができる。
レンズ基板上に形成される、ハードコート膜は、有機ケ
イ素重合体からなるものが好ましく、この有機ケイ素重
合体系ハードコート膜は、下記の一般式を有する化合物
群および/またはこれらの加水分解物からなる群より選
ばれた化合物からなる層を、デイツプ法、塗布法等によ
りレンズ基板」二に形成したのち硬化させることにより
得ることできる。
一般式 %式% (ここで、R1、R2は、炭素数1〜10のアルキル基
、アリール基、ハロゲン化アルキル、ハロゲン化アリー
ル、アルケニル、またはエポキシ基、(メタ)アクリル
オキシ基、メルカプト基、もしくはシアノ基を有する有
機基で5i−C結合によりケイ素と結合されるものであ
り、R3は、炭素数1〜6のアルキル基、アルコキシア
ルキル基またはアシル基であり、aおよびbは0.1ま
たは2であり、a+bが1または2である。)これらの
化合物の例としては、メチル)・リメトキシシラン、メ
チルトリエ)・キシシラン、メチルトリメトキシエトキ
シシラン、メチルトリアセトキシシラン ルトリブトキシシラン、エチルI・リメトキシシラン、
エチルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン
、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリアセトキシシ
ラン、ビニルトリメトキシエトキシシラン、フェニルト
リメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、フェ
ニルトリアセトキジシラン、γークロロプロピルトリメ
トキシシラン、γークロロプロピルトリエトキシシラン
、γりロロプロピルトリプロポキシシラン、3,3。
3−トリフロロプロピルトリメトキシシラン、γグリシ
ドキシプロピルトリメトキシシラン、γグリシドキシプ
ロピルトリエトキシシラン、γ(β−グリシドキシエト
キシ)プロピルトリメトキシシラン、β−(3,4−エ
ポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β
−(3。
4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラ
ン、γーメタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン
、γーアミノプロピルトリメトキシシラン、γーアミノ
プロピルトリエトキシシランγ−メルカプトプロピルト
リメトキシシラン、γーメルカプトプロピルトリエトキ
シシラン、Nβ(アミノエチル)−γーアミノプロピル
トリメトキシシラン、β−シアノエチルトリエトキシシ
ラン等のトリアルコキシまたはトリアジルオキシシラン
類、およびジメチルジメトキシシラン、フェニルメチル
ジメトキシシラン、ジメチルシェドキシシラン、フェニ
ルメチルジェトキシシラン、γーグリシドキシプロビル
メチルジメトキシシラン、γーグリシドキシプロピルメ
チルジェトキシシラン、γーグリシドキシプロピルフエ
ニルジメトキシシラン、γーグリシドキシプロピルフエ
ニルジエトキシシラン、γークロロプロピルメチルジメ
I・キシシラン、γークロロプロピルメチルジェトキシ
シラン、ジメチルジアセトキシシラン、γーメタクリル
オキシプロピルメチルジメトキシシラン、γーメタクリ
ルオキシプロピルメチルジエ)・キシシラン、γーメル
カプトプロピルメチルジメトキシシラン、γーメルカプ
トプロピルメチルジェトキシシラン、γーアミノプロピ
ルメチルジメトキシシラン、γーアミノプロピルメチル
ジェトキシシラン、メチルビニルジメトキシシランメチ
ルビニルジエI・キシシラン等のジアルコキシシランま
たはジアシルオキシシラン類が挙げられる。
これらの有機ケイ素化合物は、単独または2種以上組合
わせることも可能である。
さらに、単独では用いられないが、上記の有機ケイ素化
合物と併用できるものとして、各種のテトラアルコキシ
シラン類もしくはその加水分解物がある。
このようなテトラアルコキシシラン類の例としては、メ
チルシリケート、エチルシリケート、n−プロピルシリ
ケート、イソプロピルシリケートn−ブチルシリケート
、5ec−ブチルシリケートおよびt−ブチルシリケー
ト等が挙げられる。
またこれらの有機ケイ素化合物は、触媒が存在しな(で
も硬化が可能であるが、さらに硬化を促進するために、
各種の触媒を用いることが可能である。
このような触媒としては、ルイス酸、ルイス酸塩を含む
各種別もしくは塩基、あるいは有機カルボン酸、クロム
酸、次亜塩素酸、ホウ酸、臭素酸亜セレン酸、チオ硫酸
、オルトケイ酸、チオシアン酸、亜硝酸、アルミン酸、
炭酸等の金属塩とくにアルカリ金属塩またはアンモニウ
ム塩、さらにはアルミニウム、ジルコニウムあるいはチ
タニウムのアルコキシドまたはこれらの錯化合物等を使
用することができる。
さらに、前述した有機ケイ素重合体と他の有機物との併
用も可能であり、併用する他の有機物としては、エポキ
シ樹脂、アクリル系共重合体、あるいはポリビニルアル
コール等の水酸基含有重合体等が挙げられる。
また、その他の賦形成分として、オンティカアクタ(1
962年7月発行、251頁)に開示されているような
、Si、AI、Ti、Sb等の無機酸化物のコロイドゾ
ルを使用することができるさらに、コーティング作業を
容易にするために保存状態を良好に保つ溶剤類、および
各種添加剤を使用することも可能である。
レンズ基板上に設けられる多層反射防止膜は、低屈折率
膜と高屈折率膜とを交互に積層してなり、このときの高
屈折率膜として、タンタル、ジルコニウムおよびイツト
リウムを含む金属酸化物の混合蒸着膜を用いたものが好
ましい。なお、低屈折率膜としては、耐熱性の面から特
に二酸化硅素(S i O2)膜を用いることが好まし
い。
タンタル、ジルコニウムおよびイツトリウムを含む金属
酸化物の混合蒸着膜は、酸化ジルコニウム(ZrO2)
粉末、酸化タンタル(Ta205粉末および酸化イツト
リウム(Y2O3)粉末を混合し、加圧プレス、焼結に
よりペレット状にしたものを電子ビーム加熱法にて蒸着
させたものが好適である。各粉末を混合してなる混合原
料の組成比は、モル比において、ZrO2が1.0に対
し、Ta2O,が0.8〜1.8、Y2O3が005〜
0.3であることが好ましい。
このようにして得られる混合蒸着膜は、Ta205と同
様に、ZrO2に比べ化学的に極めて安定であり、かつ
ZrO2に匹敵する透明性を有している。さらに屈折率
において、例えば2.05の高い数値を示し、膜設計」
二からも有効である。
なお、1モルのZrO2に対して、Ta、、05が0.
8モル未満の場合や1.8モルを超える場合には、得ら
れる混合蒸着膜に吸収が生じ易く、Y2O3が0.3モ
ルを超えると、蒸着速度が早くなり、得られる混合蒸着
膜に吸収が生じ易くなるとともに、蒸着原料の飛散が生
じ易くその制御が困難となる。
多層反射防止膜の膜構成は、λ/2−λ/4の2層膜、
λ/4−λ/4−λ/4あるいはλ/4−λ/2−λ/
4の3層膜とすることが実用的には良いが、反射特性の
用途から4層膜以上の多層膜でも可能である。ここで、
3層膜の基板側から数えて第1層のλ/4膜は、上記の
混合蒸着膜と5i02膜を使用した3層対称等価膜、あ
るいは2層のコンポジットの等価膜であってもよい。
また、多層反射防止膜を成膜するにあたっては上述した
真空蒸着法に代えて、同様の焼結体をターゲット材料と
するスパッタリング法や、イオンブレーティング法等の
方法を用いることもできる。
以上のようにして、レンズ基板にハードコート膜および
/または多層反射防止膜を設けることにより耐熱性を有
し、薄型軽量の反射防止性高屈折率プラスチックレンズ
であって、レンズの耐衝撃性の低下をまねくことなく耐
擦傷性および光学的特性の向上が図られた反射防止性高
屈折率プラスチックレンズを得ることができる。
さらに本発明の高屈折率プラスチックレンズにおいては
、表面研磨処理、帯電防止処理、調光処理等を施すこと
もできる。
[実施例] 以下、本発明を実施例により具体的に説明する。
実施例1 m−キシリレンジイソシアネー1− (以下m−XD■
と略す)          484重量部ペンタエリ
スリトールテトラキス(メルカプトプロピオネート)(
以下PETMPと略す)305重量部 ジメルカプトプロパノール(以下DMPと略す)103
重量部 重合触媒としてのジブチルチンジラウレート(以下DB
TLと略す)      領 5重量部上記4成分から
なる混合物を室温で30分撹拌しlmmHg下で60分
間脱気したものをポリエチレン系ガスケットとガラス型
よりなる成形型中に注入し、25°Cにて5時間、40
°Cにて5時間、60℃にて7時間、80°Cにて3時
間、120°Cにて2時間重合した後、成形型からレン
ズを取り出した。得られたレンズの屈折率ND、アツベ
数ν0、比重、光学歪、耐衝撃性、加工性および耐熱性
を測定した結果、表1に示すように屈折率N が1.6
1、アツベ数νDが36、比重が1.35であり、光学
歪がなく透明であった。また得られたレンズは中心厚1
. 6mmで、米国FDA規格に合格する耐衝撃性を有
し、加工性も良好で、耐熱性を示す熱変形開始温度は1
07°Cであった。
実施例2 m−XDI484重量部 PETMP           427重量部DMP
              62重量部DBTL  
          0.5重量部を用いて実施例1と
同様の方法でレンズを作製した。その結果、表1に示す
ようにN、が1.60、νDが36、比重が1.35で
ある、光学歪がない透明なレンズを得た。また得られた
レンズは中心厚1. 6mmで、米国FDA規格に合格
する耐衝撃性を有し、加工性も良好で、耐熱性を示す熱
変形開始温度は97℃であった。
実施例3 テトラメチルキシリレンジイソシアネート(以下TMX
DIと略す)      1257重量部PETMP 
          610重量部モノチオグリセロー
ル(以下TGと略す)180重量部 フォーメートTK−1(武田薬品工業■製重合触媒)0
.5重量部 を用いて実施例1と同様の方法でレンズを作製した。そ
の結果、表1に示すようにNDが1,57、νDが39
、比重が1.35である、光学歪がない透明なレンズを
得た。また得られたレンズは中心厚1. 6mmで、米
国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性も良好
で、耐熱性を示す熱変形開始温度は107°Cであった
実施例4 TMXDl         1257重量部PETM
P          732重量部TG      
       144重量部フォーメートTK−10,
5重量部 を用い実施例1と同様の方法でレンズを作製した。
その結果、表1に示すようにNDが1.57、ν。が3
9、比重が1.35である、光学歪がない透明なレンズ
を得た。また得られたレンズは中心厚1. 6mmで、
米国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性も良
好で、耐熱性を示す熱変形開始温度は104°Cであっ
た。
実施例5 TMXDI         1257重量部PETM
P          854重量部TG      
       108重量部フォーメートTK−10,
5重量部 を用いて実施例1と同様の方法でレンズを作製した。そ
の結果、表1に示すようにN、が1.57、しDが39
、比重が1.35である、光学歪がない透明なレンズを
得た。また得られたレンズは中心厚さ1.6mmで、米
国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性にも良
好で、耐熱性を示す熱変形開始温度は98°Cであった
実施例6 m−XDI          484重量部PETM
P          305重量部TG      
        90重量部DBTL        
   0.3重量部を用いて実施例1と同様の方法でレ
ンズを作製した。その結果、表1に示すようにN、が1
.59、ν、が36、比重が1.35である、光学歪が
ない透明なレンズを得た。また得られたレンズは中心厚
1,6闘で、米国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し
、加工性も良好で、耐熱性を示す熱変形開始温度は10
2°Cであった。
実施例7 m−XDI484重量部 PETMP          366重量部TG  
            72重量部DBTL    
       0.3重量部を用いて実施例1と同様の
方法でレンズを作製した。その結果、表1に示すように
NDが1.59、νDが36、比重が1.35である、
光学歪がない透明なレンズを得た。また得られたレンズ
は中心厚1. 6mmで、米国FDA規格に合格する耐
衝撃性を有し、加工性も良好で、耐熱性を示す熱変形開
始温度は100°Cであった。
実施例8 m−XDI484重量部 PETMP          427重量部TG  
            54重景部DBTL    
       0.3重量部を用いて実施例1と同様の
方法でレンズを作製した。その結果、表1に示すように
NDが1,5つ、νDが36、比重が1.35である、
光学歪がない透明なレンズを得た。また得られたレンズ
は中心厚1. 6mmで、米国FDA規格に合格する耐
衝撃性を有し、加工性も良好で、耐熱性を示す熱変形開
始温度は97°Cであった。
比較例1 単量体として、DMPを用いず、m−XDIとPETM
Pのみを用いてレンズを作製した。すなわち、 m−MDI          484重量部PETM
P          610重量部DBTL    
       0.5重量部を用いて実施例1と同様の
方法でレンズを作製した。その結果、表1に示すように
NDが1.59、νDが36、比重が1.35である、
光学歪がない透明なレンズを得た。また得られたレンズ
は中心厚1. 6mmで、米国FDA規格に合格する耐
衝撃性を有し、加工性も良好であったが、耐熱性を示す
熱変形開始温度は89°Cと実施例1で得たレンズより
も耐熱性が劣るものであった。
比較例2 単量体としてTGを用いず、TMXDIとPETMPの
みを用いてレンズを作製した。すなわち、TMXDI 
        1257重量部PETMP     
    1220重量部フォーメートTK−10,5重
量部 を用いて実施例3と同様の方法でレンズを作製した。そ
の結果、表1に示すようにNDが1.56、νD・が4
0、比重が1.35である、光学歪がない透明なレンズ
を得た。また得られたレンズは中心厚1. 6mmで、
米国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性も良
好であったが、耐熱性を示す熱変形開始温度は86°C
と実施例3で得たレンズよりも耐熱性が劣るものであっ
た。
比較例3 実施例1で用いた3価のチオールの代りに2価のチオー
ルであるジメルカプトプロパン(以下MPと略す)を用
いてレンズを作製した。すなわち、m−XDI    
      484重量部PETMP        
  305重量部MP             13
5重量部DBTL           0.5重量部
を用いて実施例1と同様の方法でレンズを作製した。そ
の結果、表1に示すようにNDが1.59、νDが36
、比重が1.35である、光学歪がない透明なレンズを
得た。また得られたレンズは中心厚さ1.6mmで、米
国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性も良好
であったが、耐熱性を示す熱変形開始温度は79°Cと
実施例1で得たレンズよりも耐熱性が劣るものであった
比較例4 実施例1で用いた3価のチオールの代りに2価のチオー
ルであるメルカプトエタノール(以下MEと略す)を用
いてレンズを作製した。すなわち、m−XDI    
      484重量部PETMP        
  305重量部ME              9
8重量部DBTL           0.5重量部
を用いて実施例1と同様の方法でレンズを作製した。そ
の結果、表1に示すようにNDが1.59、νDが36
、比重が1.35である、光学歪のない透明なレンズを
得た。また得られたレンズは中心厚1. 6mmで、米
国FDA規格に合格する耐衝撃性を有し、加工性も良好
であったが、耐熱性を示す熱変形開始温度は76℃と実
施例1で得たレンズよりも耐熱性が劣るものであった。
表1におけるレンズの屈折率、アツベ数、光学歪、耐熱
性、耐衝撃性、加工性の評価は次の方法によって行なっ
た。
(1)屈折率(ND)、アツベ数(νD):エルマ光学
株製アツベ屈折計により測定した。
(2)光学歪:光学歪計を用い、目視て光学歪の無いも
のを○、光学歪の有るものを×とした。
(3)耐熱性:理学電気■TMA8140を用いて厚さ
3. 0mmに切削加工した試験片を押し込み法(ピン
径0. 5mm、荷重10g)にて、毎分10℃で昇温
し、熱変形開始温度を測定した。
(4)耐衝撃性:中心厚が1. 6mmの平板を用いて
この平板の中心に127cmの高さから16gの鋼球を
落下させる、FDA規格に基づく鋼球落下試験を行ない
、割れないものを○、割れたものを×とした。
(5)加工性:眼鏡レンズ加工用の玉摺り機で研削し、
研削面が良好なものを○、やや良好なものを△、不良の
ものを×とした。
実施例9 実施例]で得られた高屈折率ポリウレタンレンズに以下
のようにしてハードコート膜および多層反射防止膜を形
成した。
(])]バートコー1膜の形成 γ−グリシドキシプロピルトリメ)・キシシラン212
重量部に、0.06規定塩酸水溶液54重量部を撹拌し
ながら滴下した。滴下終了後、24時間撹拌を行ない加
水分解物を得た。
次いで、五酸化アンチモンゾル(メタノール分散状ゾル
、平均粒子径101m、固形分30%)424重量部と
、エポキシ化合物としてブナコールEX−521(ナガ
セ化成株式会社製、ポリグリセロールポリグリシジルエ
ーテル)34重量部とを添加し、5時間撹拌した後、硬
化触媒としてジブチルスズラウレートを6.8重量部添
加して、更に100時間熟成することによりコーテイン
グ液を得た。
次に実施例1で得られた高屈折率ポリウレタンレンズを
50°Cの10%NaOH水溶液に5分間浸漬し、十分
に洗浄を行なった後、上記の方法で2つ 調製されたコーテイング液を用いて、デイツプ法(引き
上げ速度12cm/分)でコーティングを行ない、12
0°Cで1時間加熱して硬化させたのち徐冷してハード
コート膜を得た。
(2)多層反射防止膜の形成 下地層および低屈折率膜の蒸着原料として、5i02の
焼結体を、また高屈折率膜である混合蒸着膜の蒸着原料
として、Zr09粉末、Ta205粉末およびY2O3
粉末をモル比で1=1゜3:0.2の割合で混合し、プ
レス成形したのち1200°Cで焼結してペレット状に
したものを用い、前述の方法でハードコート膜を設けた
ポリウレタンレンズを蒸着槽に入れ、排気しなから85
°Cに加熱し、2 X 10 ’Torrまて排気した
後、電子ビーム加熱法にて上記蒸着原料を蒸着させて、
表−2に示すように、硅素酸化物膜からなる下地層、混
合蒸着膜と硅素酸化物膜とのコンポジ・ソト等価膜から
なる第1層の低屈折率膜、混合蒸着膜からなる第2層の
高屈折率膜および硅素酸化物からなる第3層の低屈折率
膜を順次成膜してなる膜構成の多層反射防止膜を得た。
なお下地層は、基板との密着性を向上させるものとして
好ましい。
(以下余白) 表−2 *:第1層の低屈折率膜は、コンポジット等価膜である
このようにして得たハードコート膜および多層反射防止
膜付き高屈折率プラスチックレンズの可視光線の波長域
における吸収率の測定結果を表−3に示す。なお表−3
における吸収率(%)は、上記ハードコート膜および多
層反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズの380
〜780nm波長域における反射率(R)および透過率
(T)を、日立製作新製340型自記分光光度計を用い
て測定し、100−(R+T)で換算して求めた。
表−3から明らかなように、本実施例って得られたバー
トコ−1・膜および多層反射防止膜付き高屈折率プラス
チックレンズは、可視光線の全波長域に亘って低い吸収
率を示し、優れた光学的特性を有していることが確認さ
れた。
また、本実施例って得られたハードコート膜および多層
反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズの外観、視
感反射率、耐擦傷性、耐衝撃性、密着性、耐熱性、耐ア
ルカリ性および耐酸性を測定した結果を表4に示す。
表4より、本実施例9のハードコート膜および多層反射
防止膜付き高屈折率プラスチックレンズにおいては、い
ずれの項目についても良好な結果が得られ、機械的特性
および化学的特性についても優れていることが確認され
た。
さらに、本実施例9のハードコート膜および多層反射防
止膜付き高屈折率プラスチックレンズを1箇月屋外暴露
した後、同一項目、すなわち外観、視感反射率、耐擦傷
性、耐衝撃性、密着性、耐熱性、耐アルカリ性および耐
酸性について評価した結果を表5に示す。
表5より、本実施例9のハードコート膜および多層反射
防止膜付き高屈折率プラスチックレンズは、1箇月屋外
暴露後も、表4に示した暴露前の結果と同様の結果が得
られ、耐候性に優れていることが確認された。
実施例10〜16 実施例2〜8で得られた高屈折率ポリウレタンレンズを
レンズ基板として用い、これらのレンズ基板上に実施例
9で述べた方法により、ノ1−ドコート膜および多層反
射防止膜を順次形成して実施例10〜16のハードコー
ト膜および多層反射防止膜付き高屈折率プラスチックレ
ンズを得た。
得られた実施例10〜16のハードコート膜および多層
反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズの外観、視
感反射率、耐擦傷性、耐衝撃性、密着性、耐熱性、耐ア
ルカリ性および耐酸性の評価結果を表4に、また1箇月
屋外暴露後の同一項目についての評価結果を表5に示す
表4より、本実施例10〜16のハードコート膜および
多層反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズにおい
ては、いずれの項目についても良好な結果が得られ、機
械的特性および化学的特性についても優れていることが
確認された。
また表5より、本実施例10〜16のハードコート膜お
よび多層反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズは
、1箇月屋外暴露後も、表4に示した暴露前の結果と同
様の結果が得られ、耐候性に優れていることが確認され
た。
*原料組成比は、多層反射防止膜を構成する高屈折率膜
として用いた混合蒸着膜の原料組成比を表す。
表4および表5における外観、視感反射率、耐擦傷性、
耐衝撃性、密着性、耐熱性、耐アルカリ性および耐酸性
の評価は次の方法によって行なった。
(1)外観 螢光灯を光源とする照明装置を用い、目視にて下記1)
〜4)を満足するか否か観察し、これらの全てを満足す
るものを良、いずれかを満足しないものを不良とした。
1)透明であること。
2)表面に不規則性がないこと。
3)脈理がないこと。
4)表面に異物、傷がないこと。
(2)視感反射率 日立製作新製340型自記分光光度計を用い、380〜
780nm波長域の反射率を測定し、この反射率と視感
度曲線とから視感反射率を換算した。
(3)擦傷性 スチールウール#0000で多層反射防止膜表面を擦っ
て、傷のつきにくさを目視で判断した。判断基準は以下
のようにした。
A・・・強く擦ってもほとんど傷がつかない。
B・・・強く擦るとかなり傷がつく。
C・・・レンズ基板と同等の傷がつく。
(4)衝撃性 中心厚が1.6mmの平板を用いて、この平板の中心に
127cmの高さから16gの鋼球を落下させる、FD
A規格に基づく鋼球落下試験を行ない、レンズの破損の
有無を調べ、破損しないものものを○、破損したものを
×とした。
(5)密着性 ハードコート膜および多層反射防止膜付き高屈折率プラ
スチックレンズ表面を1mm間隔で100目クロスカツ
トし、セロファンテープを強く貼り付けた後、急速に剥
がして、多層反射防止膜、下地層およびハードコート膜
の剥離の有無を調べ、剥離しないものを○、剥離したも
のを×とした。
(6)耐熱性 バートコ−1・膜および多層反射防止膜付き高屈折率プ
ラスチックレンズをオーブンに1時間入れて加熱し、ク
ラックの発生の有無を調べた。
加熱温度は、70℃より始め、5℃づつ上げて、クラッ
クが発生する温度により優劣を判定した。
なお、表1においても耐熱性の測定結果を示しているが
、表4および表5における耐熱性の評価方法は、表1に
おける耐熱性の評価方法と異なる点に留意されたい。
(7)耐アルカリ性 10wt%NaOH水溶液に、ハードコート膜および多
層反射防止膜付き高屈折率プラスチックレンズを24時
間浸漬し、多層反射防止膜表面の侵食状態を観察し、侵
食変化なしのものを○、侵食変化ありのものを×とした
(8)耐酸性 10wt%HCI水溶液および10wt%H2SO4水
溶液に、ハードコート膜および多層反射防止膜付き高屈
折率プラスチックレンズを24時間浸漬し、多層反射防
止膜表面の侵食状態を観察し、侵食変化なしのものを○
、侵食変化ありのものを×とした。
[発明の効果] 一般式(I)で表されるポリイソシアネート及び一般式
(II)で表されているポリチオールに、特定の脂肪族
チオール化合物(In)を加えた単量体混合物を重合し
て得られた本発明の高屈折率プラスチックレンズは、一
般式(I)のポリイソシアネートと一般式(II)のポ
リチオールとを重合して得られた従来の高屈折率プラス
チックレンズの諸物性を損なわずに、その欠点である耐
熱性を著しく改善することができた。従って染色や表面
コートなどの後加工における熱的条件選択の自由度を高
めることが可能になった。
さらに必要に応じてハードコート膜および/または反射
防止膜を設けることにより、耐擦傷性、耐アルカリ性、
耐酸性、耐候性などを高めることが可能になった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは水素原子またはメチル基を示し、Xは、塩
    素、臭素原子、メチル基およびエチル基から選ばれる少
    なくとも1種であり、aは0〜4の整数を示し、bは2
    〜4の整数を示す)で表されるポリイソシアネートの少
    なくとも1種以上と、 (ロ)一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Rはメチル、エチル、クロロメチルまたはブロ
    モメチル基を示し、mは0〜2の整数を示し、nは(4
    −m)の整数を示す) で表されるポリチオールの少なくとも1種以上と、 (ハ)p個(p=0又は1以上の整数)の水酸基とq個
    (q=1以上の整数)のメルカプト基とを有し、水酸基
    とメルカプト基の合計数(p+q)が3個以上であり、
    最も離れた水酸基またはメルカプト基と水酸基またはメ
    ルカプト基との間に介在する炭素数が6個以内である脂
    肪族チオール化合物(III)の少なくとも1種以上と、 を含む単量体混合物を重合して得られる高屈折率プラス
    チックレンズ。
  2. (2)レンズ基板上に更にハードコート膜および/また
    は多層反射防止膜を有する、請求項(1)に記載の高屈
    折率プラスチックレンズ。
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