JPH022755Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH022755Y2 JPH022755Y2 JP1982070557U JP7055782U JPH022755Y2 JP H022755 Y2 JPH022755 Y2 JP H022755Y2 JP 1982070557 U JP1982070557 U JP 1982070557U JP 7055782 U JP7055782 U JP 7055782U JP H022755 Y2 JPH022755 Y2 JP H022755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soundproof cover
- rope
- hanging
- hydraulic hammer
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、油圧ハンマの打撃時の騒音を防ぐた
めに油圧ハンマの外周部に取付けられる防音カバ
ーの取付装置に関する。
めに油圧ハンマの外周部に取付けられる防音カバ
ーの取付装置に関する。
油圧ハンマの打撃部およびキヤツプ部をカバー
して騒音を防ぐ防音カバーの取付けは、従来、防
音カバーを地上に置き、くい打機のリーダのガイ
ドレールに取付けた油圧ハンマを昇降させ、くい
打機を旋回させたり走行させたりして防音カバー
と油圧ハンマとの位置合わせを行うことにより行
つている。また、リーダのガイドレールに沿つて
昇降自在に装着する抱持具を有する防音カバーの
場合には、リーダのガイドレールに該抱持具を介
して防音カバーを取付けた後、防音カバーをロー
プで吊上げて位置合わせを行なつている（実開昭
54−133604号）。しかし前者によれば、くい打機
を旋回したり、油圧ハンマを昇降させたりしなけ
ればならないため、位置合わせが面倒である。ま
た後者によれば、リーダのガイドレールに、抱持
具を利用して防音カバーを組付けるため、取付け
に時間がかかる。
して騒音を防ぐ防音カバーの取付けは、従来、防
音カバーを地上に置き、くい打機のリーダのガイ
ドレールに取付けた油圧ハンマを昇降させ、くい
打機を旋回させたり走行させたりして防音カバー
と油圧ハンマとの位置合わせを行うことにより行
つている。また、リーダのガイドレールに沿つて
昇降自在に装着する抱持具を有する防音カバーの
場合には、リーダのガイドレールに該抱持具を介
して防音カバーを取付けた後、防音カバーをロー
プで吊上げて位置合わせを行なつている（実開昭
54−133604号）。しかし前者によれば、くい打機
を旋回したり、油圧ハンマを昇降させたりしなけ
ればならないため、位置合わせが面倒である。ま
た後者によれば、リーダのガイドレールに、抱持
具を利用して防音カバーを組付けるため、取付け
に時間がかかる。
本考案は、上述した事情に鑑み、容易に防音カ
バーを着脱しうる油圧ハンマ用防音カバーの取付
装置を提供することを目的とする。
バーを着脱しうる油圧ハンマ用防音カバーの取付
装置を提供することを目的とする。
本考案の装置は、筒状をなす防音カバーが油圧
ハンマのケーシング下部に着脱可能に連結される
構造を有し、前記防音カバーの両側重心の真上位
置に吊りロープとの接続部を有する吊具を設け、
油圧ハンマのケーシング下部外周の両側にロープ
受材を突設し、防音カバー着脱時には前記吊りロ
ープの両端を前記各吊具に接続すると共に、前記
ロープ受材に吊りロープの左右を摺接させ、かつ
該吊りロープのほぼ中心にくい打機の補助ロープ
のフツクをケーシングの前面にて掛けて防音カバ
ーを吊上げるように構成したことを特徴とする。
ハンマのケーシング下部に着脱可能に連結される
構造を有し、前記防音カバーの両側重心の真上位
置に吊りロープとの接続部を有する吊具を設け、
油圧ハンマのケーシング下部外周の両側にロープ
受材を突設し、防音カバー着脱時には前記吊りロ
ープの両端を前記各吊具に接続すると共に、前記
ロープ受材に吊りロープの左右を摺接させ、かつ
該吊りロープのほぼ中心にくい打機の補助ロープ
のフツクをケーシングの前面にて掛けて防音カバ
ーを吊上げるように構成したことを特徴とする。
以下本考案を図面に示す実施例により説明す
る。第１図は本考案の装置を有するくい打機を示
しており、くい打機本体１の前部にはリーダ２を
設置し、リーダ２は左右のバツクステー３を介し
て本体１に支持されている。リーダ２には上下方
向にガイドレール４が取付けられており、油圧ハ
ンマ５に取付けられた抱持具６でガイドレール４
を上下動自在に抱持し、本体１に搭載されたウイ
ンチ７からリーダ２のトツプシーブブロツク８の
シーブ９に掛けられた主ロープ１０により、該油
圧ハンマ５を昇降自在に吊下げている。本実施例
の油圧ハンマ５は、上部ケーシング５１と下部ケ
ーシング５２とを有する分割型となつており、上
部ケーシング５１には油圧シリンダ（図示せず）
等が収容され、下部ケーシング５２には油圧シリ
ンダによつて持ち上げられる重錘が摺動可能に収
容されている。下部ケーシング５２の下端部には
くい（図示せず）の上端に被せるキヤツプ１３が
装着されており、また、筒状をなす防音カバー１
１と結合するフランジ１２が設けてあり、下部両
側には防音カバー吊りロープ１４を摺接させるロ
ープ受材１５が設けてある。
る。第１図は本考案の装置を有するくい打機を示
しており、くい打機本体１の前部にはリーダ２を
設置し、リーダ２は左右のバツクステー３を介し
て本体１に支持されている。リーダ２には上下方
向にガイドレール４が取付けられており、油圧ハ
ンマ５に取付けられた抱持具６でガイドレール４
を上下動自在に抱持し、本体１に搭載されたウイ
ンチ７からリーダ２のトツプシーブブロツク８の
シーブ９に掛けられた主ロープ１０により、該油
圧ハンマ５を昇降自在に吊下げている。本実施例
の油圧ハンマ５は、上部ケーシング５１と下部ケ
ーシング５２とを有する分割型となつており、上
部ケーシング５１には油圧シリンダ（図示せず）
等が収容され、下部ケーシング５２には油圧シリ
ンダによつて持ち上げられる重錘が摺動可能に収
容されている。下部ケーシング５２の下端部には
くい（図示せず）の上端に被せるキヤツプ１３が
装着されており、また、筒状をなす防音カバー１
１と結合するフランジ１２が設けてあり、下部両
側には防音カバー吊りロープ１４を摺接させるロ
ープ受材１５が設けてある。
防音カバー１１は、第２図、第３図に示すよう
に、上端のフランジ１６を前記フランジ１２の合
わせて両者のボルト穴にボルト２０を挿通して結
合することにより、下部ケーシング５２に取付け
られるものであり、前記キヤツプ１３、くい頭お
よび打撃点付近を覆うものである。防音カバー１
１の外周の両側には、防音カバー１１を吊つた時
に防音カバー１１が傾かない位置、即ち重心の真
上位置に吊りロープ１４との接続部を有する吊具
１７が固着されている。前記ロープ受材１５は、
防音カバー１１を吊りロープ１４で吊つた時に、
該吊りロープ１４がリーダ２と平行となるよう
に、吊具１７に対して周方向にＬだけずらして突
設してある。また、防音カバー１１のフランジ１
６と下部ケーシング５２のフランジのボルト穴の
位置は、防音カバー１１を吊上げた時に両方の位
置が一致するようになつている。
に、上端のフランジ１６を前記フランジ１２の合
わせて両者のボルト穴にボルト２０を挿通して結
合することにより、下部ケーシング５２に取付け
られるものであり、前記キヤツプ１３、くい頭お
よび打撃点付近を覆うものである。防音カバー１
１の外周の両側には、防音カバー１１を吊つた時
に防音カバー１１が傾かない位置、即ち重心の真
上位置に吊りロープ１４との接続部を有する吊具
１７が固着されている。前記ロープ受材１５は、
防音カバー１１を吊りロープ１４で吊つた時に、
該吊りロープ１４がリーダ２と平行となるよう
に、吊具１７に対して周方向にＬだけずらして突
設してある。また、防音カバー１１のフランジ１
６と下部ケーシング５２のフランジのボルト穴の
位置は、防音カバー１１を吊上げた時に両方の位
置が一致するようになつている。
この構成において、油圧ハンマ５および防音カ
バー１１の取付けは次のようになされる。まず、
リーダ２のガイドレール４を油圧ハンマ５の抱持
具６で抱持させるようにして油圧ハンマ５をリー
ダ２に昇降自在に取付ける。防音カバー１１は地
上に置き、くい打機をその近辺まで自走させ、防
音カバー１１の両側に付いている吊具１７に吊り
ロープ１４の両端をシツクル１８などを使用して
接続する。次にくい打機に備えられている補助ロ
ープ１９のフツクを吊りロープ１４のほぼ中心に
ケーシングの前面にて掛けて防音カバー１１を吊
上げるが、この時、吊りロープ１４は下部ケーシ
ング５２のロープ受材１５に当接させる。この状
態で補助ロープ１９を吊上げると、補助ロープ１
９のフツクはケーシング５２，５１に摺接し、か
つ吊りロープ１４はロープ受材１５に摺接し案内
されながら巻上げられ、防音カバー１１も上昇す
る。この時、防音カバー１１は吊具１７の位置、
即ち防音カバー１１が傾かない位置にて吊上げら
れるため、フランジ１６は下部ケーシング５２の
フランジ１２とほぼ平行になり、両フランジ１
２，１６が接する時には、両者のボルト穴の位置
が一致するので、ボルト２０により両者は容易に
結合できる。
バー１１の取付けは次のようになされる。まず、
リーダ２のガイドレール４を油圧ハンマ５の抱持
具６で抱持させるようにして油圧ハンマ５をリー
ダ２に昇降自在に取付ける。防音カバー１１は地
上に置き、くい打機をその近辺まで自走させ、防
音カバー１１の両側に付いている吊具１７に吊り
ロープ１４の両端をシツクル１８などを使用して
接続する。次にくい打機に備えられている補助ロ
ープ１９のフツクを吊りロープ１４のほぼ中心に
ケーシングの前面にて掛けて防音カバー１１を吊
上げるが、この時、吊りロープ１４は下部ケーシ
ング５２のロープ受材１５に当接させる。この状
態で補助ロープ１９を吊上げると、補助ロープ１
９のフツクはケーシング５２，５１に摺接し、か
つ吊りロープ１４はロープ受材１５に摺接し案内
されながら巻上げられ、防音カバー１１も上昇す
る。この時、防音カバー１１は吊具１７の位置、
即ち防音カバー１１が傾かない位置にて吊上げら
れるため、フランジ１６は下部ケーシング５２の
フランジ１２とほぼ平行になり、両フランジ１
２，１６が接する時には、両者のボルト穴の位置
が一致するので、ボルト２０により両者は容易に
結合できる。
以上述べたように、本考案によれば、防音カバ
ーの両側の重心の真上位置に吊りロープとの接続
部を有する吊具を設け、油圧ハンマのケーシング
の外周下部にロープ受材を設け、吊りロープの中
心を補助ロープのフツクにケーシング前面にて掛
けて防音カバーを吊上げるようにしたので、前記
フツクのケーシングに対する摺接と、吊りロープ
のロープ受材に対する摺接とによつて防音カバー
がケーシングの真下に位置決めされ、防音カバー
の取付けの際に、油圧ハンマと防音カバーとの正
確な位置合わせを行なう必要がなくなり、かつリ
ーダのガイドレールに防音カバーを取付ける必要
もなくなるので、防音カバーの取付け取外しが容
易となる。また、防音カバーを設けた吊具と油圧
ハンマに設けたロープ受材と吊りロープの働きに
より、くい打機の補助ロープの使用を可能にした
ので、防音カバー取付け用の別クレーンが不必要
である。また防音カバーの取付け取外しが容易で
あることから、例えばキヤツプ内のクツシヨン材
交換等のメンテナンスが容易となる。
ーの両側の重心の真上位置に吊りロープとの接続
部を有する吊具を設け、油圧ハンマのケーシング
の外周下部にロープ受材を設け、吊りロープの中
心を補助ロープのフツクにケーシング前面にて掛
けて防音カバーを吊上げるようにしたので、前記
フツクのケーシングに対する摺接と、吊りロープ
のロープ受材に対する摺接とによつて防音カバー
がケーシングの真下に位置決めされ、防音カバー
の取付けの際に、油圧ハンマと防音カバーとの正
確な位置合わせを行なう必要がなくなり、かつリ
ーダのガイドレールに防音カバーを取付ける必要
もなくなるので、防音カバーの取付け取外しが容
易となる。また、防音カバーを設けた吊具と油圧
ハンマに設けたロープ受材と吊りロープの働きに
より、くい打機の補助ロープの使用を可能にした
ので、防音カバー取付け用の別クレーンが不必要
である。また防音カバーの取付け取外しが容易で
あることから、例えばキヤツプ内のクツシヨン材
交換等のメンテナンスが容易となる。
第１図は本考案の一実施例を防音カバー取付状
態にて示すくい打機の側面図、第２図は該実施例
の要部拡大側面図、第３図は第２図の正面図であ
る。 ５……油圧ハンマ、１１……防音カバー、１４
……吊りロープ、１５……ロープ受材、１７……
吊具、１８……シツクル、１９……補助ロープ。
態にて示すくい打機の側面図、第２図は該実施例
の要部拡大側面図、第３図は第２図の正面図であ
る。 ５……油圧ハンマ、１１……防音カバー、１４
……吊りロープ、１５……ロープ受材、１７……
吊具、１８……シツクル、１９……補助ロープ。
Claims (1)
- 筒状をなす防音カバーが油圧ハンマのケーシン
グ下部に着脱可能に連結される構造を有し、前記
防音カバーの両側重心の真上位置に吊りロープと
の接続部を有する吊具を設け、油圧ハンマのケー
シング下部外周の両側にロープ受材を突設し、防
音カバー着脱時には前記吊りロープの両端を前記
各吊具に接続すると共に、前記ロープ受材に吊り
ロープの左右を摺接させ、かつ該吊りロープのほ
ぼ中心にくい打機の補助ロープのフツクをケーシ
ングの前面にて掛けて防音カバーを吊上げるよう
に構成したことを特徴とする油圧ハンマ用防音カ
バーの取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055782U JPS58176131U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 油圧ハンマ用防音カバ−の取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7055782U JPS58176131U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 油圧ハンマ用防音カバ−の取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58176131U JPS58176131U (ja) | 1983-11-25 |
| JPH022755Y2 true JPH022755Y2 (ja) | 1990-01-23 |
Family
ID=30080218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7055782U Granted JPS58176131U (ja) | 1982-05-17 | 1982-05-17 | 油圧ハンマ用防音カバ−の取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58176131U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565889A (en) * | 1979-06-21 | 1981-01-21 | Mobil Oil | Cracking method |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712040Y2 (ja) * | 1978-03-08 | 1982-03-10 |
-
1982
- 1982-05-17 JP JP7055782U patent/JPS58176131U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS565889A (en) * | 1979-06-21 | 1981-01-21 | Mobil Oil | Cracking method |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58176131U (ja) | 1983-11-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN213537032U (zh) | 一种炭素预焙烧阳极车间专用夹钳天车 | |
| JPH022755Y2 (ja) | ||
| CN213417832U (zh) | 一种围檩安装结构 | |
| CN109879177B (zh) | 一种用于公路建设施工的高效起吊装置 | |
| CN211498813U (zh) | 强夯机脱钩器 | |
| JPS5833873Y2 (ja) | 防霜用フアン取付装置 | |
| JP4584862B2 (ja) | 電車線自動張力調整装置の設置方法 | |
| CN207483168U (zh) | 一种轿底架吊装专用工具 | |
| CN218491306U (zh) | 一种起重机的防晃梁装置 | |
| CN218345043U (zh) | 单轨吊轨道安装装置 | |
| CN211898362U (zh) | 一种井桩笼安装装置 | |
| CN218860194U (zh) | 一种混凝土悬挑女儿墙吊装工具 | |
| CN220745114U (zh) | 一种混凝土管桩的起吊装置 | |
| JP3232447U (ja) | アンテナ取付台棒 | |
| CN210663120U (zh) | 一种智能空调安装座 | |
| CN213202165U (zh) | 一种全液压汽车塔式起重机 | |
| CN213231328U (zh) | 一种可移动便携式高空作业配件吊装机构 | |
| JPS6122407Y2 (ja) | ||
| JPS5844156Y2 (ja) | カウンタウエイト脱着装置 | |
| JP2562475Y2 (ja) | 建設機械のカウンターウエイト着脱装置 | |
| SU753779A1 (ru) | Самоходный кран с навесным оборудованием | |
| JP3174454B2 (ja) | 杭打機のリーダ取付け取外し方法とその装置 | |
| JP2591690B2 (ja) | 補強リング用巻上ウィンチ | |
| JPH0249416Y2 (ja) | ||
| SU1098996A1 (ru) | Устройство дл вытрамбовывани котлованов |