JPH02275147A - 波動歯車装置 - Google Patents
波動歯車装置Info
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- JPH02275147A JPH02275147A JP1096755A JP9675589A JPH02275147A JP H02275147 A JPH02275147 A JP H02275147A JP 1096755 A JP1096755 A JP 1096755A JP 9675589 A JP9675589 A JP 9675589A JP H02275147 A JPH02275147 A JP H02275147A
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H49/00—Other gearings
- F16H49/001—Wave gearings, e.g. harmonic drive transmissions
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
歯車装置と呼ばれる2つのサーキュラスプラインとリン
グ状のフレクスプラインとフレクスプラインを楕円形等
の非円形に撓めてその形状を回転させる波動発生器とか
ら成るパンケーキ形状の波動歯車装置に関する。
に並置されて該スプラインとは異なる歯数にされた第2
のサーキュラスプラインと、両スプラインの内側に共軸
に且つ両スプラインに噛み合うように配置されたリング
形状のフレクスプラインと、該フレクスプラインを非円
形に撓ませてその外歯を両す−キニラスプラインの内歯
に部分的に噛み合わせるとともに、撓められたフレクス
プラインの非円形の形状を回転させる波動発生器とから
成り、この回転により、フレクスプラインを介して第1
サーキュラスプラインが第2サーキュラスプラインに対
して相対的に回転させられる薄い円筒形のいわゆるフラ
ット型波動歯車装置は良く知られている。この波動歯車
装置は、いわゆるカップ型波動歯車装置の持つ欠点、す
なわち占有空間が大きくなるという欠点を解決するもの
で、精密機械等に多用されている。
インは、カップ型波動歯車装置のそれと比較すると、リ
ング状のものであり強度の点でやや劣る。そして、この
強度は、減速比が小さくなるに従って(例えば、速比R
が50以下すなわち減速比Iが1150以上のような場
合)フレクスプラインの撓み量が大きくなり、フレクス
プラインの強度を低下させてしまい、その上、波動発生
器の強度を低下させてしまうこともあり、好ましくない
。
器の強度の低下を招くことなく、低い減速比の波動歯車
装置を提供することにある。
フラット型波動歯車装置が改良される。
でサーキュラスプラインに対するフレクスプラインの噛
み合い部の数がkの場合、一方のサーキュラスプライン
の歯数を〔ZF十に−m(mは正の整数)〕に設定し、
他方のサーキュラスプラインの歯数をCZF k−n
(nは正の整数)〕に設定したことを特徴とする波動歯
車装置が提供される。
発明の詳細な説明する前に、その構成及び動作について
、第1図及び第2図(a)〜(d)を参照しながら説明
する。
の原理を示している。この波動歯車装置1は、剛性材料
で成り円筒に形成され内歯が形成されたサーキュラスプ
ライン2と、このサーキュラスプライン2の内側に設け
られ、可撓性の材料で成り外歯を有するフレクスプライ
ン3と、このフレクスプラインの内側に嵌合して楕円形
等の非円形に撓ませる波動発生器4から成る。波動発生
器4は、非円形(図示の例では楕円形)形成部材として
の内側の楕円形のカム板5と、このカム板5の外周に嵌
合して楕円形に撓められたボールベアリング6とから成
り、波動発生器4のベアリングの外輪7がフレクスプラ
イン3に嵌合している。
撓められているので、サーキュラスプライン2に対して
、直径方向に対向する2点を中心とした2つの部分で噛
み合う。第1図では、矢印A及びBの2点が噛み合い点
となる。また、波動発生器4はボールベアリング6を有
するので、波動発生器4のカム板5が回転すると、フレ
クスプライン3はその楕円形状が回転させられ、カム板
によって直接回転させられることはない。なお、フレク
スプライン3は、サーキュラスプラインの歯数より2j
(jは正の整数)枚少ない歯数(第1図ではサーキュラ
スプラインより4枚少ない)にされている。
を用いて説明する。波動発生器4のカム板5が第2図(
a)の位置にあるとき、フレクスプライン3の楕円形の
長軸において、サーキュラスプライン2の歯溝8がフレ
クスプライン3の歯9に噛み合っている。カム板5を第
2図ら)に示すように90度回転させると、フレクスプ
ライン3はその楕円形が回転し、フレクスプライン3の
噛み合い点が楕円の長袖の移動に従って移動して歯溝8
が歯9から離れる。第2図(C)に図示のように、カム
板5が180度回転するとm溝8と歯9とが再び噛み合
うが、その位置は歯数差(図示の例では4枚すなわち」
=2)の半分だけすなわち]枝分(図示の例では2枚分
)だけずれる。そして第2図(d)に示すように、カム
板5が360度回転すると、歯溝8と歯9とは歯数差(
図示の例では4枚分)だけずれる。このように噛み合い
位置が順次ずれる動きを出力として取り出せば大きな減
速比を得ることができる。
し、サーキュラスプラインの歯数をZ。
比Rは50となる。
プラインが2箇所で噛み合う形式の波動歯車装置につい
て説明したが、例えば、フレクスプラインを三つ葉形状
に撓めて両スプラインの歯数差を3」枚とし3箇所で噛
み合う形式の波動歯車itにも適用することができる。
動歯車にも適用することができる。
向に且つ一方の側に延長させたカップ形状に形成したも
のがある。これがいわゆるカップ形撓み噛み合い式歯車
装置であり、簡単な構造であるという利点がある。しか
し、フレクスプラインがカップ形状に形成されるため、
装置全体がどうしても大型となり、占有空間が大きくな
るという欠点を持っている。
1のサーキュラスプライン11と、このスプラインに共
軸に並置され、異なる歯数にされた第2のサーキュラス
プライン12と、両サーキュラスプラインの内側に共軸
に且つ両スプラインに部分的に噛み合うように配室され
た第2サーキュラスプライン12と同じ歯数のリング形
状のフレクスプライン13と、このフレクスプライン1
3を撓ませて変形させ、両サーキュラスプラインの各内
歯に部分的に噛み合わせるとともに、楕円形に変形した
フレクスプライン13の楕円形を回転させる波動発生器
14とを備えた波動歯車10が知られている。この波動
歯車10は、図示のように、環状の2つのサーキュラス
プライン11及び12が並置されており、また、フレク
スプライン13もカップ形状でなく、環状に形成され、
装置全体が偏平に且つ薄く形成されることから、フラ7
)型波動歯車と呼ばれている。
うに、波動発生器14はフレクスプライン13を変形さ
せてその形状を回転させ、その回転により、第2図(a
)〜(d)に示すように、フレクスプライン13と第1
及び第2サーキュラスプライン11.12との噛み合い
点が回転する。上記のように、第2サーキュラスプライ
ン12はフレクスプライン13と同じ歯数でありフレク
スプライン13の形状が回転しても両者の間にはt口封
的な回転はないが、第1サーキュラスプライン11とフ
レクスプライン13との歯数は異なるので、第2図(a
)〜(d)において説明したように、両スプラインはト
目対的に回転する。従って、第1サーキニラスプライン
11と第2サーキュラスプライン12とがフレクスプラ
イン13を介して相対回転を生じることになる。このこ
とを利用して、波動発生器14に人力軸が設けられ、一
方のサーキュラスプラインが固定され、地方のサーキュ
ラスブラインに出力軸が設けられると、入力軸と出力軸
との間に、大きな減速比を得ることができる。
がら説明する。フレクスプライン13の歯数をZF と
する。また、第1サーキニラスプライン11の歯数をZ
sとし、第2サーキュラスプライン12の歯数をZo
とする。また、両す−キ二ラスプライン11.12に対
するフレクスプライン13の噛み合い部の数をk (k
は正の整数)とする(楕円形の場合、kは2であり、三
つ葉形の場合、kは3である)。そして、m及びnを任
意の正の整数とする。
数Z、が、次の通り設定される。
・・ (1)また、第2サーキュラスプライン12の歯
数Z。
・・・・ (2)従って、本発明では、従来のフラット
型波動歯車装置と違って、第2サーキュラスプライン1
2の歯数がフレクスプライン13の歯数とは異なってお
り、しかも、その歯数は、第1サーキュラスプライン1
1の歯数がフレクスプライン13より多く設定した場合
には、第2サーキュラスプライン12の歯数をフレクス
プライン13の歯数より少なく設定する。なお、この歯
数の設定は、第1サーキニラスプライン11の歯数をフ
レクスプライン13より少なく設定して、第2サーキュ
ラスプライン12の歯数をフレクスプライン13の歯数
より多く設定してもよい。
に変形されてkが2である場合、上記式(1)及び(2
)の設定によって波動発生器が1回転すると、減速比は
速比Rを用いて以下の式で表される。
120の場合、速比Rは29.5となり、フレクスプラ
インの歯数ZFを120と多くしても、十分に低い減速
比にできることが理解されよう。なお、式(1)及び(
2)から、第1サーキュラスプラインの歯数Z、は12
2であり、第2サーキニラスプラインの歯数Zoは11
8となる。
プラインが2箇所で噛み合う形式の波動歯車について説
明したが、このような波動歯車に限定されない。例えば
、両スプラインの歯数差を3n枚として3箇所で噛み合
う形式の波動歯車にも、本発明を適用することができる
。すなわち、噛み合い点の数kに対応して前記条件を満
足する波動歯車装置に適用することができる。
数がZFでサーキュラスプラインとフレクスプラインの
噛み合い数がkの場合、一方のサーキュラスプラインの
歯数が2. +k −m (mは正の整数)に設定され
、他方のサーキュラスプラインの歯数がZ、 −に−n
(nは正の整数)に設定されているので、速比を小さ
(しても、フレクスプラインの撓み量を大きくしなくて
もよく、このため、フレクスプラインの強度を低下させ
ることがなくなり、また、°波動発生器の強度を低下さ
せてしまうこともなくなる。
は波動歯車の動作を示す説明図、第3図はフラット型波
動歯車の断面図である。 〔符号の説明〕 1・・・・・・波動歯車 2・・・・・・サーキュラスプライン 3・・・・・・フレクスプライン 4・・・・・・波動発生器 5・・・・・・カ
ム板6・・・・・・ボールベアリング 10・・・・・・フラット型波動歯車 11・・・・・・第1サーキュラスプライン12・・・
・・・第2サーキニラスプライン3・・・・・・フレク
スプライン ■ ・・・・・波動発生器 第 図 (a) (b) 第 図 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1のサーキュラスプラインと、このスプラインに共軸
に並置されて該スプラインとは異なる歯数にされた第2
のサーキュラスプラインと、両スプラインの内側に共軸
に且つ両スプラインに噛み合うように配置されたリング
形状のフレクスプラインと、該フレクスプラインを非円
形に撓ませてその外歯を両サーキュラスプラインの内歯
に部分的に噛み合わせるとともに、撓められたフレクス
プラインの非円形の形状を回転させる波動発生器とから
成り、この回転により、フレクスプラインを介して第1
サーキュラスプラインが第2サーキュラスプラインに対
して相対的に回転させられる波動歯車装置において、 フレクスプラインの歯数がZ_Fであり、サーキュラス
プラインに対するフレクスプラインの噛み合い部分の数
がkの場合、一方のサーキュラスプラインの歯数を〔Z
_F+k・m(mは正の整数)〕に設定し、他方のサー
キュラスプラインの歯数を〔Z_F−k・n(nは正の
整数)〕に設定したことを特徴とする波動歯車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1096755A JP2718540B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 波動歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1096755A JP2718540B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 波動歯車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02275147A true JPH02275147A (ja) | 1990-11-09 |
JP2718540B2 JP2718540B2 (ja) | 1998-02-25 |
Family
ID=14173478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1096755A Expired - Lifetime JP2718540B2 (ja) | 1989-04-17 | 1989-04-17 | 波動歯車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2718540B2 (ja) |
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