JPH0227513Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0227513Y2 JPH0227513Y2 JP13344084U JP13344084U JPH0227513Y2 JP H0227513 Y2 JPH0227513 Y2 JP H0227513Y2 JP 13344084 U JP13344084 U JP 13344084U JP 13344084 U JP13344084 U JP 13344084U JP H0227513 Y2 JPH0227513 Y2 JP H0227513Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heaters
- insulating layer
- cross
- temperature
- reinforcing insulating
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Processing Of Terminals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は接続部の補強絶縁層をモールドにより
形成した架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル（以
下CVケーブルと呼ぶ）の接続用架橋装置に関す
るものである。
形成した架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブル（以
下CVケーブルと呼ぶ）の接続用架橋装置に関す
るものである。
（従来の技術）
近時CVケーブルの使用電圧の高圧化に伴い、
接続部の補強絶縁層の絶縁性能の向上と接続作業
の効率化を図るため、上記補強絶縁層を架橋剤を
配合したポリエチレン、エチレン、プロピレンゴ
ム等の混和物を射出成形機等を用いてモールドに
より形成する方法が広く採用されるようになつ
た。このようにして形成された補強絶縁層はケー
ブルの架橋ポリエチレン絶縁層と融着させ、又補
強絶縁層を架橋させるため、接続部に架橋装置を
取付け窒素ガス、空気、SF6等の加圧不活性ガス
雰囲気中でヒータによりケーブルの絶縁層と補強
絶縁層の表面を加熱する必要がある。
接続部の補強絶縁層の絶縁性能の向上と接続作業
の効率化を図るため、上記補強絶縁層を架橋剤を
配合したポリエチレン、エチレン、プロピレンゴ
ム等の混和物を射出成形機等を用いてモールドに
より形成する方法が広く採用されるようになつ
た。このようにして形成された補強絶縁層はケー
ブルの架橋ポリエチレン絶縁層と融着させ、又補
強絶縁層を架橋させるため、接続部に架橋装置を
取付け窒素ガス、空気、SF6等の加圧不活性ガス
雰囲気中でヒータによりケーブルの絶縁層と補強
絶縁層の表面を加熱する必要がある。
第２図は従来の架橋装置の一例の縦断面図であ
る。図面において１はステンレス等の耐熱金属で
構成された架橋管、２，３，４は長さ方向に分割
して配置された円筒状のヒータで、架橋管１内に
収納されたCVケーブルの接続部の補強絶縁層７
の周囲に位置するヒータ３と、その両側のケーブ
ル絶縁層６と補強絶縁層７のテーパ部分の周囲に
位置するヒータ２，４により構成されている。又
架橋管１内の空間部５には加圧された不活性ガ
ス、例えば窒素ガス、空気、SF6等が封入されて
おり、この加圧ガス雰囲気中でヒータ２，３，４
によりケーブル絶縁層６及び補強絶縁層７が加熱
され、これら両層６，７の界面が加熱融着される
と共に補強絶縁層７が架橋され絶縁接続部が形成
される。なお図面において８は導体接続部を示し
ている。
る。図面において１はステンレス等の耐熱金属で
構成された架橋管、２，３，４は長さ方向に分割
して配置された円筒状のヒータで、架橋管１内に
収納されたCVケーブルの接続部の補強絶縁層７
の周囲に位置するヒータ３と、その両側のケーブ
ル絶縁層６と補強絶縁層７のテーパ部分の周囲に
位置するヒータ２，４により構成されている。又
架橋管１内の空間部５には加圧された不活性ガ
ス、例えば窒素ガス、空気、SF6等が封入されて
おり、この加圧ガス雰囲気中でヒータ２，３，４
によりケーブル絶縁層６及び補強絶縁層７が加熱
され、これら両層６，７の界面が加熱融着される
と共に補強絶縁層７が架橋され絶縁接続部が形成
される。なお図面において８は導体接続部を示し
ている。
（解消すべき問題点）
上述した従来の架橋装置によれば加圧媒体とし
てガスを使用しているが、このガスの対流作用の
ため、架橋管１上部の各ヒータは下部ヒータで温
つたガスのため昇温し制御が出来なくなり、例え
ば第３図に示すように補強絶縁層７の中央部の上
面Ａ点と下面Ｂ点の温度に温度差が生じ一様に加
熱されない。又長さ方向の温度は接続部の構成上
中央部を高く左右をそれよりも低くすることが望
ましいが、例えば左＝200℃、中＝300℃、右＝
200℃等の温度分布を持たせることも現状のガス
対流の起る架橋装置では達成できないという問題
点がある。
てガスを使用しているが、このガスの対流作用の
ため、架橋管１上部の各ヒータは下部ヒータで温
つたガスのため昇温し制御が出来なくなり、例え
ば第３図に示すように補強絶縁層７の中央部の上
面Ａ点と下面Ｂ点の温度に温度差が生じ一様に加
熱されない。又長さ方向の温度は接続部の構成上
中央部を高く左右をそれよりも低くすることが望
ましいが、例えば左＝200℃、中＝300℃、右＝
200℃等の温度分布を持たせることも現状のガス
対流の起る架橋装置では達成できないという問題
点がある。
（考案の目的及び構成）
本考案は上述の問題点を解消し、温度分布の制
御を可能にしたCVケーブルの接続用架橋装置を
提供するもので、前記分割配置された複数のヒー
タ間に隔壁を設け他ヒータによる輻射及び対流の
影響を受けないよう構成したことを特徴とするも
のである。
御を可能にしたCVケーブルの接続用架橋装置を
提供するもので、前記分割配置された複数のヒー
タ間に隔壁を設け他ヒータによる輻射及び対流の
影響を受けないよう構成したことを特徴とするも
のである。
第１図は本考案の架橋装置の実施例の縦断面図
（同図イ）及び横断面図（同図ロ）で、第２図と
同一記号は同一部位をあらわしている。
（同図イ）及び横断面図（同図ロ）で、第２図と
同一記号は同一部位をあらわしている。
本実施例において第２図の架橋装置と相違する
ところは架橋管１内の不活性ガスの対流を少なく
し、又中央部の高温ヒータ３による両側の低温ヒ
ータ２，４への熱輻射を遮蔽するため、ヒータ３
から補強絶縁層７の表面に隔壁９を設けたことで
ある。隔壁９としては補強絶縁層７が熱膨張して
もこれに追随し、管内の温度分布に影響が少ない
ような例えば耐熱ゴム等の弾性体で構成される。
ところは架橋管１内の不活性ガスの対流を少なく
し、又中央部の高温ヒータ３による両側の低温ヒ
ータ２，４への熱輻射を遮蔽するため、ヒータ３
から補強絶縁層７の表面に隔壁９を設けたことで
ある。隔壁９としては補強絶縁層７が熱膨張して
もこれに追随し、管内の温度分布に影響が少ない
ような例えば耐熱ゴム等の弾性体で構成される。
このように中央部の高温ヒータ３に隔壁９を設
けることにより、高温ヒータ３から低温ヒータ
２，４への熱輻射は遮蔽されるので長さ方向の温
度制御が可能となり、又隔壁９により加熱室が小
さくなるためガス対流による影響が少なく架橋管
１内の上下温度の正確な調整が可能となり例えば
第３図に示すように補強絶縁層７の中央部の上面
のＡ点及び下面のＢ点の温度を同一に保つことが
できる。
けることにより、高温ヒータ３から低温ヒータ
２，４への熱輻射は遮蔽されるので長さ方向の温
度制御が可能となり、又隔壁９により加熱室が小
さくなるためガス対流による影響が少なく架橋管
１内の上下温度の正確な調整が可能となり例えば
第３図に示すように補強絶縁層７の中央部の上面
のＡ点及び下面のＢ点の温度を同一に保つことが
できる。
（考案の効果）
上述した本考案の架橋装置によれば次の効果を
期待することができる。
期待することができる。
架橋管の中央ゾーン（第１図Ａ，Ｂ）の温度
をその左右のゾーン（第１図Ｃ，Ｄ及びＥ，
Ｆ）に比べ高温にすることができるので補強絶
縁層の架橋反応を速く達成できるので架橋時間
を短縮することができる。
をその左右のゾーン（第１図Ｃ，Ｄ及びＥ，
Ｆ）に比べ高温にすることができるので補強絶
縁層の架橋反応を速く達成できるので架橋時間
を短縮することができる。
上記のように左右ゾーンの温度を中央ゾーン
に比べ低く抑制できるので、既に架橋したケー
ブル絶縁層に対する温度の影響が少なくケーブ
ル絶縁層の劣化を防止することができる。
に比べ低く抑制できるので、既に架橋したケー
ブル絶縁層に対する温度の影響が少なくケーブ
ル絶縁層の劣化を防止することができる。
架橋管内の加熱室が小さくなるのでガス対流
の影響が少なく上下温度（ＡとＢ、ＣとＤ、Ｅ
とＦ）の正確な温度調整が可能で、均一な架橋
が得られる。
の影響が少なく上下温度（ＡとＢ、ＣとＤ、Ｅ
とＦ）の正確な温度調整が可能で、均一な架橋
が得られる。
第１図は本考案に係る架橋装置の縦断面図（同
図イ）及び横断面図（同図ロ）、第２図は従来の
架橋装置の縦断面図、第３図は補強絶縁層の中央
部表面温度の比較図である。 １……架橋管、２，３，４……分割配置された
ヒータ、５……架橋管内空間部、６……ケーブル
絶縁層、７……補強絶縁層、９……隔壁。
図イ）及び横断面図（同図ロ）、第２図は従来の
架橋装置の縦断面図、第３図は補強絶縁層の中央
部表面温度の比較図である。 １……架橋管、２，３，４……分割配置された
ヒータ、５……架橋管内空間部、６……ケーブル
絶縁層、７……補強絶縁層、９……隔壁。
Claims (1)
- 架橋管内部に、接続部の補強絶縁層をモールド
により形成した架橋ポリエチレン絶縁電力ケーブ
ルの接続部を収納し、上記接続部の周囲に長さ方
向に分割した複数のヒータを備え、該ヒータ間に
隔壁を設け他ヒータによる輻射及び対流の影響を
受けないよう構成したことを特徴とする架橋ポリ
エチレン絶縁電力ケーブルの接続用架橋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13344084U JPH0227513Y2 (ja) | 1984-09-01 | 1984-09-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13344084U JPH0227513Y2 (ja) | 1984-09-01 | 1984-09-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6148680U JPS6148680U (ja) | 1986-04-01 |
| JPH0227513Y2 true JPH0227513Y2 (ja) | 1990-07-25 |
Family
ID=30691984
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13344084U Expired JPH0227513Y2 (ja) | 1984-09-01 | 1984-09-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0227513Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0621980Y2 (ja) * | 1986-12-16 | 1994-06-08 | 株式会社イナックス | 水栓装置 |
-
1984
- 1984-09-01 JP JP13344084U patent/JPH0227513Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6148680U (ja) | 1986-04-01 |
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